JP2003515447A - 限られた範囲で流動性の又は非流動性の集合材料を分離する円錐型分離機及び方法 - Google Patents

限られた範囲で流動性の又は非流動性の集合材料を分離する円錐型分離機及び方法

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JP2003515447A
JP2003515447A JP2001541624A JP2001541624A JP2003515447A JP 2003515447 A JP2003515447 A JP 2003515447A JP 2001541624 A JP2001541624 A JP 2001541624A JP 2001541624 A JP2001541624 A JP 2001541624A JP 2003515447 A JP2003515447 A JP 2003515447A
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シュトラートマンス,クラウス
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ビュークマン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B4/00Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents
    • B07B4/02Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents while the mixtures fall

Abstract

(57)【要約】 本発明は軽い材料部分と重い材料部分とからなる限られた範囲で流動性の又は非流動性の集合材料を分離する円錐型分離機と、分離を行う方法とに関する。その目的は供給チューブの詰まりと円錐体の表面上の固まりの形成とを阻止することである。本発明によれば、一方において少なくとも1つの供給空気入口28が供給チューブ4に連結され下方に向けられた空気流を供給チューブ4の少なくとも一部の内部に導入する。他方において少なくとも1つの移動円錐体空気入口46が移動円錐体40の内部空間44に連結され環状間隙48が円筒形連結片42と二重円錐体6との間に設けられる。本発明はまた軽い材料部分と重い材料部分とからなる限られた範囲で流動性の又は非流動性の集合材料を分離する方法に関し、上記した円錐型分離機が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は軽い材料の部分と重い材料の部分とを含む限られた範囲で流動可能な
又は流動不可能な集合材料を分離する円錐型分離機と分離を行う方法とに関する
【0002】 ドイツ実用新案第297 09 918号から円錐型分離機は公知であり、こ
の分離機はハウジングと、上方からハウジング上方部分に突入する集合材料を充
填するための供給チューブと、供給チューブの出口開口の下側に配設された二重
円錐体と、ハウジング下方部分に連結された主空気入口と、ハウジング上方部分
に連結された空気出口とからなり、流れ通路が一方において供給チューブと二重
円錐体との間にまた他方においてハウジングに設けられている。
【0003】 このような円錐型分離機により、集合材料又は混合生産物が上方の中央から供
給チューブを介し内側に位置する二重円錐体の上に案内される。このようにして
集合材料は全体の分離断面を横切って均一に分配されまたこのようにして二重円
錐体とハウジングとの間の主分離領域に到着する。主分離領域では、流れ通路内
部で、下側から導入された空気の流れが二重円錐体の上方円錐体を形成する分配
円錐体の下側リムから流れ通路の中に落下する集合材料にぶつかる。したがって
流れ通路の中の主空気流は集合材料の運動方向を横切って延び、それにより分離
方法が交差流分離となるようにする。主分離領域では、軽い材料の大部分が重い
材料から分離されるが、この主分離領域は上昇する軽い材料と落下する重い材料
とが相互に邪魔しないように構成されている。このようにして大量の充填であっ
ても、軽い材料は確実に分離されそしてハウジング上方部分に配設された空気出
口、すなわち分離機頭部を介して円錐型分離機から取除かれる。これに対し、重
い材料は下方ハウジング部分、すなわち分離機基部に配設された出口を介して放
出される。
【0004】 上記の構造の円錐型分離機はまたドイツ、フライベルグにおける第50回採鉱
及び冶金学会議の間の会議“無価値と鉱物の原材料の選別”において提案された
“ジグザグ型分離機と円錐型分離機による乾燥分離”なる文書から公知である。
さらにまた、移動円錐体が二重円錐体の下側に配設されまたこの二重円錐体に円
筒形の連結片を介して連結されている。この移動円錐体は二重円錐体の下方円錐
体の方向の導入された主空気流を案内しそれにより特に流れ通路に沿う流量に対
して空気流を均一に流出させることができるようにするのに用いられる。
【0005】 主分離領域とは別に第2の分離領域が主空気入口の領域の重い材料のために設
けられている。ここでもまた、交差流分離が生じ、主分離では分離できなかった
軽い材料が分離され主分離領域の方向に搬送され空気出口の方向に進むようにす
る。この流れの状態により、重い材料の第2の分離領域で分離された軽い材料が
二重円錐体の下方円錐体の表面に向って搬送される。
【0006】 従来の技術から公知の上記した円錐型分離機は流動可能な集合材料の場合に好
結果で用いられている。しかし、集合材料が限られた範囲で流動可能であるにす
ぎず又は全く流動可能でない場合は、閉塞(詰まり)が特に二重円錐体の直上の
供給チューブの出口開口にまた二重円錐体の下方円錐体の表面の領域に、生じる
。限られた範囲で流動可能な又は流動可能でない集合材料はたいてい大きな表面
積で低い重量の構造からなっている。これは特に個々のシートが低い容量で大き
な表面を有している紙やボール紙の場合である。したがって相互に重なり相互に
からまることにより個々のシートは集団となりまた摩擦力と接着力とにより表面
上に固まりを形成するようになる。公知の円錐型分離機においては、集合材料は
上記の場所で著しく動きが遅くなりそのため相当量の集合材料が固まりそれによ
り円錐型分離機が機能しなくなる詰まりが生じるようになる。
【0007】 詰まりの発生に関し、集合材料が供給チューブを介して対称的に充填されず、
その代わりに好ましくは二重円錐体の一方の側に充填されるというもう1つの理
由がある。これは材料の流れに一方の側の余分の負荷をもたらしそれにより上記
の位置の一側に詰まりがさらに頻繁に生じるようになる。しかし集合材料は供給
チューブを通って分離機に重力によるのみで充填されるため、詰まりが供給チュ
ーブに配設される案内要素においても頻繁に生じる。
【0008】 円錐型分離機の内部で詰まりが生じる他の場所は二重円錐体を担持しまた適用
可能であれば移動円錐体と円筒形連結片とを担持する取付け支柱である。これら
の取付け支柱は重い材料の流れの中に配設されているので、この重い材料が取付
け支柱にぶつかる。この結果、重い材料と重い材料から分離されなかった軽い材
料は取付け支柱の頂部に頻繁にとどまる。これらの堆積物もまた流れ通路の断面
の少なくとも一部を詰まらせるようになる。
【0009】 したがって本発明の目的は従来技術から公知の円錐型分離機と関連する分離方
法との技術上の問題を集合材料の流れの内部の詰まりが大きく回避されるように
円錐型分離機を改良することにより解決することである。
【0010】 本発明の第1の教示によれば、上記の技術上の問題は、少なくとも1つの供給
空気入口が供給チューブに連結され供給チューブの少なくとも一部の内部に下方
に向けられた空気流を導入する請求項1に記載の円錐型分離機によって解決され
る。頂部から底部に流れる空気は、集合材料の粒子の重量とは別に下方に向けら
れた空気流が重力の方向に追加の力の成分として作用するため、集合材料を二重
円錐体の方向に搬送する。したがって分離機の集合材料の安全な充填が詰まりを
生じることなく可能となる。これはまた集合材料が均一に充填されない場合でも
保証される。二重円錐体の先端の領域の出口開口における詰まりはしたがって初
めから完全に防止される。
【0011】 好ましくは少なくとも1つは設けられている供給空気入口が供給チューブの上
端に配設され、供給チューブに、分配リングと、供給漏斗と供給チューブとの間
に形成された環状間隙とを介して連結される。このようにして集合材料は全落下
距離に沿って空気流により下方に向って投下される。このようにして、詰まりは
チューブ全体に沿って最初から完全に防止される。
【0012】 他の実施態様においては、供給チューブの壁に配設された複数の供給空気入口
を設けることができ供給チューブの内部に下方に向けられた空気流を導入し、こ
れら供給空気入口は特にノズルとなっている。このようにして、例えば供給チュ
ーブの全長にわたる空気流に加えて詰まりが生じる特定区域に余分の空気流を導
入することができる。こうして、目標とされた詰まりの防止が達成される。
【0013】 他の好ましい方式では、連結パイプが供給空気入口を空気供給源と共に主空気
入口に連結する。このようにして第2の空気流が空気流発生器に余分の費用をか
けずに供給チューブを通って導入される。特に円錐型分離機が循環空気システム
方法、すなわち閉じられた装置の中で作動した場合は、供給空気入口のためのパ
イプは好ましくはファン(送風機)に近い循環空気装置の高圧側に連結される。
さらに好ましい方法では、連結パイプは流量制御弁を具備し供給チューブを通過
する空気の量の調節ができるようにする。
【0014】 同様に空気流は開放装置の中で発生されるが、空気出口は主空気入口には連結
されていない。この場合には、供給空気入口はもう1つの圧縮空気発生装置に連
結され供給チューブの中に強い空気流を発生させるようにする。この実施態様は
ノズルが供給空気入口として用いられる場合に特に適している。
【0015】 供給空気入口を介して主空気流に付加された大量の空気が分配器円錐体に付与
されるため、これは、供給チューブと上方ハウジング部分との間の流れ通路の横
断面が二重円錐体と中央ハウジング部分との間の流れ通路の横断面よりも少なく
ともある部分で大きく設定された場合に有利である。より大量の空気がより大き
な横断面を通って流れることにより、ほぼ同じ流速が順次通路すべき流れ通路の
部分に得られる。このようにして、流路横断面の変化を目標とする方法に用い種
々の分離領域における空気の速度を調節することができる。
【0016】 好ましくは供給チューブの出口開口と二重円錐体の先端との間の距離は調節可
能とする。このようにして、これら2つの間の出口間隙の大きさは変えられ充填
された集合材料の量に合致させることができる。供給チューブ内部の下方に向け
られた第2の空気流によって清掃される早期の詰まりが頻繁に生じたならば、供
給チューブの出口開口と分配器円錐体との間の間隙が増加され集合材料の通過の
ためより大きな空間が得られるようにすることができる。
【0017】 集合材料の非対称充填の問題は集合材料が二重円錐体の先端に対して中心が合
わされる供給チューブに少なくとも1つの案内要素を置くことにより解決される
。また少なくとも1つが設けられるこの案内要素が供給チューブ内部の横断面を
減少させた場合は、案内要素の通過開口に生じる早期の詰まりは下方に向けられ
た空気流によって取除かれる。
【0018】 上記の技術的問題はまた請求項19に記載の限られた範囲で流動可能な又は流
動不可能な集合材料を分離する方法によって解決される。個々の方法に関する特
徴は本発明の円錐型分離機の作用の記載において説明されている。
【0019】 本発明の第2の教示によれば、上記の技術的問題は請求項11に記載の円錐型
分離機によって解決され、この分離機は少なくとも1つの移動円錐体空気入口が
移動円錐体の内部空間に連結され、環状間隙が円筒形連結片と二重円錐体との間
に設けられている。このようにして、追加の方向性のある空気噴流が二重円錐体
の頂端に向って広くなっている下側円錐体に沿って導入され、それにより重い材
料の第2の分離領域で分離された軽い材料の移送が加速されるようにする。さら
に、空気の膜が表面に沿って発生され、この空気膜が表面に沿う分離材料の摺動
摩擦係数を減少させる。
【0020】 このようにして下方円錐体の表面上の固まりの形成は、特に下方円錐体の表面
に沿って流れ通路に得られる流速に比べて増大した流速が生じるため、最初から
完全に防止される。この増大した空気速度は軽い材料と下方円錐体の表面から移
動させる。このようにして、この方法によっても二重円錐体の下方円錐体の表面
の領域における詰まりを最初から完全になくすことができる。
【0021】 好ましくは、環状間隙の幅は上方に向けられた空気の噴流が調整されるように
調節することができる。
【0022】 また少なくとも1つが設けられる移動円錐体空気入口が移動円錐体のための取
付け支柱として構成されていることが好ましい。このようにして、それ自体が公
知の取付け支柱は付加的な作用を生じる。したがって余分の要素を材料の流れの
内部に設ける必要がなくなる。
【0023】 さらに、出口開口は好ましくは移動円錐体の下端に設けられ、この出口開口を
通って移動円錐体に導入された空気が出ることができる。下側出口開口は全く必
要でないがその理由は環状間隙を介して入ってくる粒子が環状間隙が出口開口の
ために設けられていないときに移動円錐体の内部に蓄積し移動円錐体に詰まりを
生じることになるからである。出口開口の大きさは調整本体により調整すること
ができる。このようにして調整のための自由度がさらにつくり出される。調整本
体はまた移動円錐体から出る空気の流れを横方向に偏向させまた空気流を主空気
流の中に案内する作用をする。
【0024】 上記の技術的問題はまた限られた範囲で流動可能な又は流動不可能な集合材料
を分離するための請求項21の特徴による方法によって解決される。これらの特
徴は本発明の第2の教示による円錐型分離機の作用に関する記載において上記の
ように説明されている。
【0025】 最後に、本発明の第3の教示によれば、上記の技術的問題は二重円錐体をハウ
ジングの内部で担持するための上記の型の円錐型分離機の取付け支柱によって解
決され、この取付け支柱は空気供給中空チューブとして構成されまた複数の開口
が中空チューブの壁に配設されている。開口を通って出てくる空気流は重い材料
の粒子又は軽い材料の粒子が取付け支柱の表面に固まりを形成するのを阻止する
。粒子が取付け支柱の表面に固まりを形成したならば、粒子は開口から出る空気
流により取除かれ、粒子を重力によりさらに下方に向って摺動させるようにする
。これは取付け支柱の領域における流れ通路の部分的な詰まりを効果的に阻止す
る。
【0026】 このため、開口は好ましくは、中空チューブに上方から落下する粒子が固まり
を形成するため中空チューブの上面に本質的に配設される。
【0027】 さらにまた、好ましい実施態様は、中空チューブの周面の周りに配設された織
成材料の層によって分配される開口から噴出する空気流からなっている。このよ
うにして開口の数は減少させることができるがその理由はこの織成材料の層が、
外側に向けられた空気流が均一に分配されそれにより集合材料の流れからの粒子
が固まりを形成することがないようにするのを保証するからである。
【0028】 上記の円錐型分離機と分離方法は特に限られた範囲で流動可能な又は流動不可
能な集合材料の場合に確実な効果を有する。集合材料は本質的に固まったり凝固
したり又は凝結したりすることなく個々の粒子が恒久的に自由に流れることがで
きる時流動可能である。粒状物はしたがって流動可能である流動性はとりわけ集
合材料の粒子が低重量でしかも大きな表面を有している場合に妨げられる。この
ため、相互に固着しまた相互に結合する結果として集合材料の粒子の間に表面の
接着が生じ、また大きな摩擦及び接着力が発生し個々の粒子の相互に対する独立
した運動が困難となり又は不可能となる。
【0029】 例えば紙とボール紙との混合物は分離される前に粉末化された限られた範囲で
流動可能な又は流動不可能な集合材料である。このような粉末化された紙とボー
ル紙の混合物からなる用意された集合材料は本発明の円錐型分離機により分離さ
れそれにより軽い材料である紙が重い材料であるボール紙から分離されるように
することができる。
【0030】 したがって本発明の円錐型分離機と分離方法の主な用途は廃棄紙の処理である
。従来の通常の収集容器の中に集められた廃棄紙は70%から80%の紙と20
%から30%のボール紙とからなり、この混合物には金属、鉱物、プラスチック
などのような少量の望ましくない材料が含まれている。
【0031】 粉砕された廃棄紙の特性は次のように特徴づけることができ、すなわちこの混
合物は非常に軽く大きな表面の特性からなり、そのため材料の流れの狹い通路と
表面上につなぎを形成し固まりを作るようになり、詰まりを生じることになる。
しかし、本発明の手段はこのような詰まりの形成をなくしそれにより限定された
範囲で流動性の又は非流動性の集合材料の場合においても紙とボール紙を分離す
る分離方法が適用できるようにする。
【0032】 限られた範囲で流動性の又は非流動性の集合材料の他の例は、合成材料と箔そ
の他の混合物、粉砕されたプラスチック包装材料又は切裂かれた軽い破片である
【0033】 以下に、本発明は添付図面を参照する実施態様によりさらに詳細に説明される
。以下は図面に示されている。
【0034】 図1と2は本発明の円錐型分離機の第1の実施態様を示し、図3から5はそれ
ぞれ断面を示している。
【0035】 全体が100で示される円錐型分離機は上方ハウジング部分2a、中央ハウジ
ング部分2b及び下方ハウジング部分2cを有するハウジング2を具備している
。集合材料を充填するための供給チューブ4が上方から上方ハウジング部2aに
突入している。供給チューブ4の出口開口4aの下側に二重円錐体6が配設され
、該二重円錐体6は上方分配円錐体8と下方円錐体10とを具備している。さら
にまた、主空気入口12が下方ハウジング部分2cに連結されまた空気出口14
が上方ハウジング部分2aに連結されている。主空気入口12を通って流入する
空気は分配リング13を介して半径方向に分配され下方ハウジング部分2cに送
られ、分配リング13は図3,4及び5に示されるように円形状となっている。
流れ通路が一方において、供給チューブ4と二重円錐体6との間に設けられまた
他方においてハウジング2に設けられる。
【0036】 この円錐型分離機の作用は特に図1に明らかである。軽い材料の部分と重い材
料の部分とからなる集合材料は区画式ホイール流し樋18により供給チューブ4
に上方から充填される。この作用のため供給漏斗20が区画式ホイール流し樋の
下端に設けられる。図1の表示において、軽い材料の粒子は点で示されまた重い
材料の粒子は円で示されこれら粒子を相互に図解式に区別できるようにしている
【0037】 供給チューブ4を通過した後集合材料は分配円錐体8に到着し下方に向って分
配円錐体8の円錐表面に沿って半径方向外側に摺動する。分配円錐体8の下方外
縁で、すなわち下方円錐体10への接触縁で、集合材料は下方に摺動し流れ通路
16の中に落下する。大きな矢印で示され主空気入口12を介してハウジング2
に入り最初に円錐形状の案内表面22に沿って下方に摺動する空気流が下方から
流れ通路16に流入する。分配円錐体8の下縁の領域で、空気流は集合材料に打
ち当たる。この空気速度により軽い材料の粒子は上方に吹き上げられこれに対し
重い材料の粒子は本質的に下方に落下する。したがって分配円錐体8の下端の近
くの流れ通路16の空間領域は主分離区域を表わす。集合材料の運動の方向と流
れ通路16の中の空気流の流れ方向との交差流により、集合材料の分離が主分離
領域24に生じる。
【0038】 分離された軽い材料は供給チューブ4と上方ハウジング部分2aとの間に設け
られた空気流空間16の中を空気と共に上昇する。この領域で軽い材料の第2の
分離が生じるがその理由は空気流の流量が調節されそれにより重い材料の粒子が
分離された部分から離れ下方に落下するからである。したがって軽い材料の部分
の純度のさらなる改善が軽い材料のこの第2の分離において生じ、これはまた逆
流分離として知られている。
【0039】 主分離領域24から下方に落下する重い材料は案内表面22に沿って下方に摺
動する前に中央ハウジング部分2bの内壁に衝突する。案内表面22の下端は投
げ捨て縁26を表わし、この投げ捨て縁26から分離された重い材料の部分の粒
子が再び、投げ捨て縁26の周りの主空気入口から上方に向って流れ通路16に
流入する空気流の中に入る。したがって、重い材料の部分の第2の分離が投げ捨
て縁26の近くの流れ通路16の領域に生じ、もう1つの交差流分離をもたらす
。主分離後に重い材料の部分に依然として残る軽い材料の粒子は第2の分離の間
空気流によって取除かれ、そして下方円錐体10の表面の方向に案内され下方円
錐体10から主分離領域24の方向に上方に向って運ばれる。
【0040】 第2の分離の後、重い材料はテーパーつき下方ハウジング部分2cに到達しこ
こから区画式ホイール流れ樋19によりさらに処理するため放出される。
【0041】 すでに詳細に記載されたように、集合材料が限られた範囲のみで流動性であり
又は全く流動性でないため、詰まりが分配円錐体8の近くの供給チューブ4の出
口開口4aに下方円錐体10の表面に沿って生じる。
【0042】 本発明によれば、供給空気入口28が供給チューブ4に連結され、それにより
下方に向う空気流が供給チューブ4の中に導入されるようにする。供給空気の入
口28が供給チューブ4の上端に連結される。供給空気入口28は分配リング2
9と、供給漏斗20と供給チューブ4との間に形成された環状間隙31とを介し
て、供給チューブ4に連結される。このようにして導入された空気流は環状間隙
31から下方と供給チューブ4の内部空間に導入される。
【0043】 さらに、接続配管30が設けられ供給空気入口28を空気供給源と共に主空気
入口12に連結する。流れ制御弁32が接続配管30に配設され供給空気入口2
8を通る空気流の強さを調整する。
【0044】 接続パイプ30と供給空気入口28を通って、第2の空気流が主空気流から流
れ通路16を通って導入され、該第2の空気流は供給チューブ4と上方ハウジン
グ部分2aとの間の流れ通路16の上方部分を介して空気出口14の方向に流れ
る前に分配円錐体8の領域で主空気流と合流する。この領域に取除かれた軽い材
料の部分のための上記した第2の分離領域がある。第2の分離を可能にするため
、この領域の空気流は、主分離領域の部分で重い材料の粒子が分離できないよう
な大きさを超えてはならない。したがって供給チューブ4と上方ハウジング部分
2aとの間に形成された流れ通路16の上方部分の流れの断面は二重円錐体6と
中央ハウジング部分2bとの間に形成された流れ通路16の下方部分の流れの断
面よりも大きな断面とする。この作用のため、上方ハウジング部分2aは2つの
円錐形状のハウジング部分34と36を具備している。ハウジング部分34と3
6の領域で上昇空気の流量は流れの断面を増大させることにより減少されそれに
よりこの領域で軽い材料の部分の第2の分離が生じるようにする。ハウジング部
分34の上方で再び減少される流れの断面はしたがって空気出口14の方へと偏
向される空気を加速する作用をする。
【0045】 その下端に供給チューブ4は出口開口4aの垂直位置が調節される摺動可能な
チューブ部分4bを具備している。このようにして供給チューブ4の出口開口4
aと二重円錐体6の先端6aとの間の距離は材料の流れの量と空気流の量とに依
存して調節することができる。これは図1に二重矢印によって示されている。
【0046】 さらに、案内要素38が供給チューブ4の内部に配設され、集合材料を二重円
錐体6の先端6aに対して中心を合わせるようにする。これは集合材料を供給チ
ューブ4に充填するために設けられた区画式ホイール流し樋18が集合材料の対
称的な充填を保証しないため必要である。これに対し、区画式ホイール流し樋1
8の運動はしばしば集合材料が二重円錐体6の先端6aの一側に充填されるよう
にする。案内要素38はこれに対抗して作用し集合材料が前記二重円錐体6の上
方のほんの短い距離で二重円錐体の先端6aに中心が合わされるようにする。
【0047】 円錐型分離機の上記の構造は供給チューブ4の出口開口4aの領域に、限られ
た範囲で流動性の又は非流動性の集合材料の詰まりが生じるのを確実に阻止する
。以下に、下方円錐体10の表面の領域における固まりの形成と詰まりが効果的
に阻止できる円錐型分離機の他の構造が記載される。
【0048】 二重円錐体6の下側に上方円錐体40aと下方円錐体40bとを具備する移動
円錐体40が設けられている。さらにまた、円筒形連結片42が設けられ上方円
錐体40aを下方円錐体10に連結する。移動円錐体40は主として主空気入口
12を介して流入し案内表面22によって上方に案内され流れ通路16に入るよ
うにされる空気流を偏向させるのに用いられる。この移動円錐体なしでは、分配
リング13からの全ての側から流入する空気流の部分が二重円錐体6の下側で相
互にぶつかり、そのため乱流を生じ、それにより均一の流れが流れ通路16に沿
って得られないようになる。
【0049】 移動円錐体40の内部空間44は主空気流から得られた第2の空気流が導入さ
れる移動円錐体空気入口46に連結されている。導入された第2の空気流が円筒
形連結片42と二重円錐体6の下方円錐体10との間に形成された環状間隙48
を介して移動円錐体40の内部空間44から出て行き、それにより下方円錐体1
0の表面に沿って上方に向けられた空気流を形成する。これは図1に小さな矢印
によって示されている。付加的な上方に向けられた空気流が重い材料の第2の分
離の間に取除かれた軽い材料の粒子が下方円錐体10の表面に固まりを形成しそ
れにより詰まりを形成するのを確実に阻止する。
【0050】 図1と2に示されるように、二重円錐体6は取付け部50を介して移動円錐体
40の円筒形連結片42に連結される。このようにして二重円錐体6がハウジン
グ2の内部にそれ自体で取付けられそれにより余分の取付け支柱が二重円錐体6
のために必要でないようにする。取付け部50は二重円錐体6と円筒形連結片4
2との間の距離がねじによる連結によって変えることができるようになっている
。このようにして空気量を調節するための環状間隙48の大きさが変更できるよ
うになる。
【0051】 図1と2にさらに示されるように、移動円錐体空気入口46は円筒形連結片4
2と二重円錐体6とが保持される移動円錐体40のための取付け支柱として構成
される。したがって現に存在する取付け支柱のほかに空気流を供給するための余
分の供給配管を設ける必要がなくなる。図5に示されるように、4つの取付け支
柱の全てが移動円錐体空気入口46として構成されている。しかし移動円錐体空
気入口46の直径が通常の取付け支柱の直径よりも大きいため、1つの取付け支
柱だけを、又は全ての取付け支柱の少なくとも一部だけを移動円錐体空気入口4
6として構成することがまた可能となる。この目的は取付け支柱の領域の流れ通
路16の断面を必要以上に狹くしないためである。
【0052】 さらにまた図1と2は移動円錐体40の下端に、すなわち下方円錐体40bの
下方先端に出口開口52が設けられ、調整本体54が前記出口開口52に配設さ
れているところを示している。調整本体54は下方円錐体40bの領域の内部空
間44に設けられた取付け支柱56によって保持され、調整本体54と出口開口
52との間の距離がねじ連結により調節できるようにする。このようにして、出
口開口52を通って出る空気の量が環状空間48を通って出る空気の量に対して
調節できる。調整本体54はさらに円錐形表面を具備し出てくる空気流を横方向
に偏向させるようにする。調整本体54の垂直調節範囲が図1に小さな二重矢印
によって示されている。
【0053】 図1,2と特に図5に示されるように、取付け支柱46はその壁に複数の開口
58を具備する空気−供給中空チューブである。空気流がこれら開口から噴出し
それにより取付け支柱46の表面に固まりを形成する粒子が開口58から噴出す
る空気によって取除かれるようにする。これは取付け支柱46に過剰の固まりが
形成されるのを効果的に阻止する。空気流の粒子が本質的に上方から取付け支柱
46に落下するため、開口58は好ましくは取付け支柱46の頂部に形成される
【0054】 図6は本質的な部分が前に記載された実施態様と一致している本発明の円錐型
分離機100′の第2の実施態様を示す。したがって、同一の参照符号は上記図
1から5と同じの装置の要素を記載している。
【0055】 第1の実施態様との相違はもう1つの二重円錐体60が二重円錐体6と移動円
錐体40との間に設けられ、この他の二重円錐体60が上方円錐体60aと下方
円錐体60bとを具備していることである。円筒形連結片62が上方円錐体60
aを下方円錐体10に連結する。追加の二重円錐体60を配設した結果としてさ
らに2つの分離領域64と66が形成され、そのため軽い材料の部分を重い材料
の部分から分離する度合を向上させる。これはしたがって多段階円錐型分離機で
ある。
【0056】 図6に示されるように、流れ技術の観点から二重円錐体60の内部空間64は
移動円錐体40の内部空間44と円筒形連結片42とに接続される。さらにまた
、円筒形連結片62と下方円錐体10との間に環状間隙66があり、空気がこの
環状間隙66を通って下方円錐体10の表面に沿って導入される。同じようにし
て、空気流が下方円錐体60bと円筒形連結片42との間に形成された環状間隙
48により下方円錐体60bの表面に沿って発生される。このようにして詰まり
を生じることになる両方の円錐体10と60bの表面上の軽い材料の固まりの形
成が効果的に阻止される。
【0057】 上記の取付け部50により、二重円錐体60は移動円錐体40に対して垂直方
向に調節可能に保持される。もう1つの取付け部68が円筒形連結片62に連結
される。この他の取付け部68は二重円錐体6を担持しそれにより二重円錐体6
が二重円錐体60に対して垂直方向に調節できるようにする。
【0058】 最後に、図7は本発明の円錐型分離機を循環閉鎖回路の空気流を発生させる装
置と共に示している。この循環サイクルはファン70により開始するように記載
されている。
【0059】 吸入空気パイプ72を介してファン70は空気を吸引しこれをその出口で圧力
を増して分離機円錐体100の主空気入口12に導入パイプ74を介して分配す
る。導入パイプ74に沿って、2つの第2パイプ76と78が分岐し、これら第
2パイプは一方において連結パイプ30を介して供給空気入口28に供給し他方
において移動円錐体空気入口46に供給するのに用いられる。2つの流れ制御弁
80と82が導入パイプ74に配設され全体の空気量だけでなく主空気入口12
への主空気流と第2のパイプ76と78を通る第2空気流の比率をも調節できる
ようにする。さらにまた、パイプ30のすでに述べた流れ制御弁32は第2のパ
イプ76と78の空気の量の比率を調節するのに用いられる。
【0060】 空気出口14から、取除かれた軽い材料は流出空気と共に流出空気パイプ84
に入り、この流出空気パイプ84はサイクロン分離機の入口86に連結されてい
る。サイクロン分離機88の円筒形部分90の内部に、流出空気が接線方向に供
給されそれにより回転流がサイクロン分離機88の内部に発生されるようにする
。これは軽い材料を空気流から投げ出す遠心力をもたらす。空気流により、軽い
材料は容器の壁に沿ってらせん状に動き下方に向って安定化漏斗92に入る。そ
こから軽い材料は区画式ホイール流れ樋94を介してこれがさらに処理される外
部に向って運ばれる。サイクロン分離機88の内部で、軽い材料から分離された
空気流はファン10の流入空気パイプ12に連結された出口96に連結された浸
漬パイプ(図示しない)に入る。
【0061】 これは全てが閉鎖された再循環空気装置の作動をもたらす。区画式ホイール流
し樋18,19及び94により、外部から混合された集合材料と軽い材料部分と
重い材料部分とが運び込まれそして取出される。
【0062】 本発明の円錐型分離機の使用が再循環空気装置と関連して上記のように示され
ていたとしても、これはこの円錐型分離機がこのような方法で作動できるのみで
あることを意味するものではない。図7に示される実施態様は単に1つの好まし
い実施態様であるにすぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の円錐型分離機の第1の実施態様の断面図であり、材料の流れが粒子の
形式で示され空気の流れが矢印で示されている。
【図2】 材料の流れと空気の流れのない図1に示される円錐型分離機の断面図である。
【図3】 図2の III−III 線に沿った円錐型分離機の断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線に沿った円錐型分離機の断面図である。
【図5】 図2のV−V線に沿った円錐型分離機の断面図である。
【図6】 円錐型分離機の第2の実施態様の断面図で、空気流が矢印で示されている。
【図7】 図1と2に示される本発明の円錐型分離機を循環空気機構と共に示す側面図で
ある。
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Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽い材料部分と重い材料部分とを含む限られた範囲で流動性
    の又は非流動性の集合材料を分離するための円錐型分離機であって、 − ハウジング(2)と、 − 上方から上方ハウジング部分(2a)に突入し集合材料を充填する供給チ
    ューブ(4)と、 − 供給チューブ(4)の出口開口(4a)の下側に配設された二重円錐体(
    6)と、 − 下方ハウジング部分(2c)に連結された主空気入口(12)と、 − 上方ハウジング部分(2a)に連結された空気出口(14)と、 − 一方において供給チューブ(4)と二重円錐体(6)との間に設けられ他
    方においてハウジング(2)に設けられた流れ通路(16)、 とを具備する円錐型分離機において、 − 少なくとも1つの供給空気入口(28)が供給チューブ(4)に連結され
    下方に向けられた空気流を供給チューブ(4)の少なくとも一部の内部に導入す
    るようにしている ことを特徴とする円錐型分離機。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つが設けられている供給空気入口(28)が供
    給チューブ(4)の上端に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の円
    錐型分離機。
  3. 【請求項3】 供給空気入口(28)が分配リング(29)を介して供給チ
    ューブ(4)に連結され、環状間隙(31)が供給漏斗(20)と供給チューブ
    (4)との間に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の円錐型分離機
  4. 【請求項4】 供給チューブ(4)の壁に配列された複数の供給空気入口が
    設けられ下方に向けられた空気流を供給チューブ(4)の内部に導入し、前記供
    給空気入口が特にノズルとなっていることを特徴とする請求項1に記載の円錐型
    分離機。
  5. 【請求項5】 連結パイプ(30)が供給空気入口(28)を主空気入口(
    12)への空気供給源に連結していることを特徴とする請求項1から4のうちの
    1項に記載の円錐型分離機。
  6. 【請求項6】 供給空気入口(28)が別体の空気供給源に連結されている
    ことを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の円錐型分離機。
  7. 【請求項7】 空気流を調節する流れ制御弁(32)が連結パイプ(30)
    に配設されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の円錐型分離機。
  8. 【請求項8】 供給チューブ(4)と上方ハウジング部分(2a)との間に
    形成された流れ通路(16)の上方部分の流れの断面が少なくともある部分で二
    重円錐体(6)と中央ハウジング部分(2b)との間に形成された流れ通路(1
    6)の下方部分の流れの断面よりも大きいことを特徴とする請求項1から7のう
    ちの1項に記載の円錐型分離機。
  9. 【請求項9】 供給チューブ(4)の出口開口(4a)と二重円錐体(6)
    の先端(6a)との間の距離が調節可能であることを特徴とする請求項1から8
    のうちの1項に記載の円錐型分離機。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの案内要素(38)が供給チューブ(4)
    に配設され集合材料を二重円錐体(6)の先端(6a)に対し中心を合わせるよ
    うにすることを特徴とする請求項1から9のうちの1項に記載の円錐型分離機。
  11. 【請求項11】 軽い材料部分と重い材料部分とを含む限られた範囲で流動
    性の又は非流動性の集合材料を分離するための円錐型分離機であって、 − ハウジング(2)と、 − 上方から上方ハウジング部分(2a)に突入し集合材料を充填する供給チ
    ューブ(4)と、 − 供給チューブ(4)の出口開口(4a)の下側に配設された二重円錐体(
    6)と、 − 二重円錐体(6)の下側にかつ円筒形連結片(42)を介して連結される
    よう配設された移動円錐体(40)と、 − 下方ハウジング部分(2c)に連結された主空気入口(12)と、 − 上方ハウジング部分(2a)に連結された空気出口(14)と、 − 一方において供給チューブ(4)と二重円錐体(6)との間に設けられ他
    方においてハウジング(2)に設けられた流れ通路(16)、 とを具備する円錐型分離機において、 −少なくとも1つの供給空気入口(46)が移動円錐体(40)の内部空間(
    44)に連結され、 − 環状間隙(48)が円筒形連結片(42)と二重円錐体(6)との間に設
    けられている ことを特徴とする円錐型分離機。
  12. 【請求項12】 環状間隙(48)の幅が調節可能であることを特徴とする
    請求項11に記載の円錐型分離機。
  13. 【請求項13】 移動円錐体の空気入口(46)が移動円錐体(40)のた
    めの取付け支柱として構成されていることを特徴とする請求項11又は12に記
    載の円錐型分離機。
  14. 【請求項14】 出口開口(52)が移動円錐体(40)の下端に設けられ
    ていることを特徴とする請求項11から13のうちの1項に記載の円錐型分離機
  15. 【請求項15】 調整本体(54)が出口開口(52)に配設されているこ
    とを特徴とする請求項14に記載の円錐型分離機。
  16. 【請求項16】 二重円錐体(6)をハウジング内部に担持するための請求
    項1から15のうちの1項に記載の円錐型分離機の取付け支柱であって、 − 該取付け支柱が空気供給用中空チューブ(46)として構成され、 − 複数の開口(58)が中空チューブ(46)の壁に配設されている ことを特徴とする取付け支柱。
  17. 【請求項17】 開口(58)が本質的に中空チューブ(46)の頂端に配
    設されていることを特徴とする請求項16に記載の取付け支柱。
  18. 【請求項18】 開口(58)から放出する空気流を分配する織成材料の層
    が中空チューブ(46)の周りの周面に配設されていることを特徴とする請求項
    16又は17に記載の取付け支柱。
  19. 【請求項19】 軽い材料部分と重い材料部分とを含む限られた範囲で流動
    性の又は非流動性の集合材料を分離する方法であって、 − 供給チューブ(4)により集合材料が円錐型分離機(100)に充填され
    、 − 二重円錐体(6)により集合材料が半径方向に分配され、 − 主空気入口(12)と空気出口(14)とにより主空気流が二重円錐体(
    6)と中央ハウジング部分(2b)の間と供給チューブ(4)と上方ハウジング
    部分(2a)の間とに配設された流れ通路(16)に発生される、 集合材料の分離方法において、 − 供給チューブ(4)の上端に連結された供給空気入口(28)により下方
    に向けられた空気流が供給チューブ(4)の少なくとも一部の内部に導入される ことを特徴とする集合材料を分離する方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの案内要素(38)により供給チューブ(
    4)の内部の集合材料が二重円錐体(6)の先端(6a)に対して中心が合わさ
    れる請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 軽い材料部分と重い材料部分とを含み限られた範囲で流動
    性の又は非流動性の集合材料を分離する方法であって、 − 供給チューブ(4)により集合材料が円錐型分離機(100)に充填され
    、 − 二重円錐体(6)により集合材料が半径方向に分配され、 − 主空気入口(12)と空気出口(14)とにより主空気流が二重円錐体(
    6)と中央ハウジング部分(2b)の間と供給チューブ(4)を上方ハウジング
    部分(2a)の間とに配設された流れ通路(16)に発生され、 − 二重円錐体(6)と円筒形連結片(42)の下側に配設された移動円錐体
    (40)により主空気入口を通って流入する主空気流が二重円錐体(6)の方向
    に案内される、 集合材料の分離方法において、 − 空気流が移動円錐体を空気入口(46)により移動円錐体(40)の内部
    空間に導入され、 − 空気流が二重円錐体(6)と円筒形連結片(42)との間に配設された環
    状間隙(48)を通って二重円錐体(6)の下方円錐体(10)の表面に沿って
    導入される、 ことを特徴とする集合材料を分離する方法。
  22. 【請求項22】 環状間隙(48)を通る空気流の強さが環状間隙(48)
    の幅を変えることにより調整される請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 環状間隙(48)を通る空気流の強さが移動円錐体(40
    )の下端に配設された出口開口(52)の断面を変えることにより調整される請
    求項20又は21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 粉砕された紙と粉砕されたボール紙との混合物からなる集
    合材料が分離される請求項19から23のうちの1項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 合成材料と箔その他との混合物からなる集合材料が分離さ
    れる請求項19から23のうちの1項に記載の方法。
  26. 【請求項26】 粉砕されたプラスチック包装材料からなる集合材料が分離
    される請求項19から23のうちの1項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 切り裂かれた軽い部分からなる集合材料が分離される請求
    項19から23のうちの1項に記載の方法。
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