JP2003514813A - マグネシウム・オメプラゾール(omeprazole) - Google Patents

マグネシウム・オメプラゾール(omeprazole)

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Abstract

(57)【要約】 医薬として許容しうる低レベルのメタノールをもつ実質的に非晶質のマグネシウム・オメプラゾールを製造するための改良された方法、及びその固形医薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の分野 本発明は、マグネシウム・オメプラゾールの改良された形態、その製法、及び
その医薬組成物に関する。
【0002】 本発明の背景 オメプラゾールの一般名で知られる化合物は欧州特許第0005129号に記
載されている。
【0003】 オメプラゾールは胃酸分泌抑制に有効であるため、哺乳動物及びヒトにおいて
胃粘膜保護活性を有する。オメプラゾールは、例えば胃炎、胃潰瘍、及び十二指
腸潰瘍を含む、哺乳動物及びヒトにおける胃酸関連疾患及び胃腸の炎症性疾患の
予防及び治療のために使用されうる。
【0004】 用語「オメプラゾール」は、塩形成陽イオンを提供しない形態であるところの
上記化合物の中性状態を示す語として本明細書において使用した。
【0005】 オメプラゾールの特有の塩は欧州特許第0124495号に記載されている。
【0006】 EP0124495において、実施例5は、特にマグネシウム・オメプラゾー
ル二水和物の合成を、そして実施例6は特にマグネシウム・オメプラゾール無水
和物の合成を開示している。前記の記載されたマグネシウム・オメプラゾール塩
の製造は、著しい困難をもたらす。
【0007】 実施例5による前記二水和物の製造及び単離方法は、比較的に複雑である。そ
れは、ナトリウム塩を作り、塩化マグネシウムの溶液を得られた沈殿物に加え、
その沈殿物を遠心分離することにより水を除き、その沈殿物をCl- が検出され
なくなるまで脱イオン水により洗浄し、大気中で乾かし、すりつぶし、そして減
圧状態、40℃で24時間乾かすことを必要とする。その上、得られたマグネシ
ウム・オメプラゾール二水和物は結晶性であるため、それが比較的微細な粒子サ
イズまで粉砕されていない限り腸液中への溶解速度は比較的遅い。
【0008】 実施例6による前記無水和物の製法はより単純である。マグネシウムをメタノ
ールと反応させメタノールによるマグネシウム・メトキシドの溶液を得る。前記
溶液をメタノールによるオメプラゾールの溶液に、マグネシウム1モル毎に2モ
ルとなるオメプラゾール量で加える。次にメタノールを蒸発させてマグネシウム
・オメプラゾール無水和物を得る。しかしながら、この方法により作られる無水
和物にも問題がある。溶液からのマグネシウム・オメプラゾール沈殿のメタンー
ル蒸発の時、残留メタノールを固体粒子の中に閉じ込めているため蒸発により容
易に除去することができない。メタノールは毒性であり、そして高濃度では医薬
品として許容できないと一般的に考えられる。
【0009】 カナダ特許第2166794号は、EP0124495の実施例5のものより
も高い結晶化度をもつマグネシウム・オメプラゾール二水和物の改良された形態
であると言われるものを記載している。この形態は0.1%未満のメタノール含
量をもつ。しかしながら、EP0124495の実施例6の産物の様に、これは
結晶性の二水和物であり、そしてその生産方法は比較的複雑である。
【0010】 カナダ特許第2166794号によると、EP0124495の実施例6によ
り作製されたサンプルの結晶化度が67%であったのに対して、その改良された
形態の結晶化度は少なくとも70%である。
【0011】 カナダ特許出願第2254572号は、マグネシウム・オメプラゾール結晶性
二水和物の製造のための改良された方法を開示している。前記開示は、従来技術
、そして特にEP0124495の実施例6の無水和物に関する下記の:「この
手順は、乾燥するまで蒸発する必要があるため大規模に実施できない。それを医
薬として許容できなくさせる許容しえない、そして潜在的に危険な量のメタノー
ルがこの固体内に閉じ込められていることを発見した。」といった状況を再検討
する。カナダ特許第2254572号の方法もまた比較的複雑である。
【0012】 マグネシウム・オメプラゾール結晶性二水和物製造のための改良された方法は
PCT公開番号第WO97/4114号にも記載される。実施例1の産物の結晶
化度は80%であると言われている。さらにまた、開示された方法は比較的複雑
である。
【0013】 要するに、許容しうる低レベルのメタノールを有する従来技術による唯一のマ
グネシウム・オメプラゾールは、67%より高い結晶化度をもち、そして比較的
複雑な方法によってのみ製造されるマグネシウム・オメプラゾール結晶性二水和
物である。
【0014】 前述の事項の観点において、本発明の目的は、許容しうる低レベルのメタノー
ルをもつが、実質的には非晶質(非結晶性)であり、そして単純な方法により製
造されうるマグネシウム・オメプラゾールを製造することである。
【0015】 本発明の簡単な概要 本発明のマグネシウム・オメプラゾールはマグネシウムを低級アルコール中で
反応させてマグネシウム・アルコキシドを形成し、オメプラゾールをマグネシウ
ム1モル当たり約2モルの量で加え、そして許容できないレベルでアルコールを
閉じ込める結晶又は粒子の成長を許すことなく固体沈殿を形成するために、上記
アルコールをフラッシュ蒸発させる。得られる物質は実質的に非晶質(非結晶性
)である。
【0016】 本発明の詳細な説明 本発明によるマグネシウム・オメプラゾールの製法において、マグネシウムを
低級アルコール、好ましくはメタノール中で反応させてアルコールによるマグネ
シウム・アルコキシド溶液を形成する。
【0017】 マグネシウムの原子量は24.3であり、そしてオメプラゾールの分子量は3
45.4である。マグネシウムが2価であるため、345.4gのオメプラゾー
ルをマグネシウム・オメプラゾールに変換するために必要とされるマグネシウム
の量は12.15gである。
【0018】 したがって、1kgのオメプラゾールをマグネシウム・オメプラゾールに変換す
るために35.2gのマグネシウムが必要とされる。前述のように、1kgのオメ
プラゾールをマグネシウム・オメプラゾールに変換する工程は低級アルコール、
好ましくはメタノール中、35.2gのマグネシウムとの反応により始まる。完
全な反応と35.2gのマグネシウムの溶解に必要とされる最小限のメタノール
量は約1000gである。
【0019】 マグネシウムをアルコール中に浸すとき、前記反応は酸素気泡の産生から明ら
かであり、そして全てのマグネシウムを消費し、そして発泡が終わるとき、その
反応は完了する。その時、全てのマグネシウムは、マグネシウム・アルコキシド
としてアルコール中に存在する(すなわち、メタノールを上記アルコールとして
使用した場合、メタノールによるマグネシウム・メトキシド)。
【0020】 次にオメプラゾールが前記マグネシウム・アルコキシド溶液に直接加えられう
る。あるいは、オメプラゾールを、アルコール又は前記マグネシウム・アルコキ
シドを作るために用いたアルコールと混合できる他の有機溶媒に初めに溶解し、
そして次に得られた溶液を前記マグネシウム・アルコキシド溶液に加える。
【0021】 メタノールを単独の溶媒として使用する場合、総量約1.5kgだけが1kgのオ
メプラゾールをメタノールによる溶液状態のマグネシウム・オメプラゾールに変
換するために必要とされる。
【0022】 したがって、1kgのオメプラゾールに基づく量を用いる、最も単純で、そして
最良の手順は、35.2gのマグネシウムを約1.5kgのメタノール中で反応さ
せ、マグネシウムが完全に反応するまで待ち、そして次に1kgのオメプラゾール
を加え、そして撹拌して溶かす。得られる溶液はメタノールによる、1kgのオメ
プラゾールに相当するマグネシウム・オメプラゾールの溶液である。
【0023】 実質的に有機溶媒を含まない(すなわち、メタノールを用いる場合、実質的に
メタノールを含まない)固体マグネシウム・オメプラゾールを得るために、次に
その溶媒を除くことが必要である。
【0024】 これは溶媒の「フラッシュ蒸発(flash-evaporating)」により行われうる。フ
ラッシュ蒸発は、アルコールを閉じ込める結晶又は大きな粒子の沈殿を避けるよ
うな方法での蒸発を意味すると理解される。
【0025】 溶媒のフラッシュ蒸発の1の方法は、その溶液を添加剤、例えば湿気の塊を形
成するための微細結晶性セルロースに混ぜることである。次にその塊を慣例のオ
ーブン、流動床ドライヤー又は減圧下で溶媒を除くことにより乾かす。溶媒の蒸
発につれて、前記溶液は固体添加剤全体に分散されるため、マグネシウム・オメ
プラゾールは、固体添加剤粒子の表面上に薄い層として堆積し、そして結晶又は
大きな顆粒として沈殿しないため、わずかにしか又は全く溶媒を閉じ込めない。
【0026】 溶媒のフラッシュ蒸発の好ましい方法は、溶液のスプレー・ドライによる。
【0027】 前述の方法により、減圧下で溶液から溶媒を単純に蒸発させることにより達成
されうるよりも実質的に低い残留溶媒含量をもつマグネシウム・オメプラゾール
を作製しうる。
【0028】 本発明により作製されるマグネシウム・オメプラゾールの重量に対する残留有
機溶媒含量は7%未満、好ましくは5%未満、より好ましくは2%未満、そして
最も好ましくは1%未満である。
【0029】 得られた産物の結晶化度は、以下の、WO97/4114に記載の粉末X線回
折(XRD)により計測されうる:粉末にしたサンプルの薄層を、計測の間回転
する切断された単結晶ケイ素のゼロ・バックグラウンドのホルダー上に塗りつけ
る。Cu Kα放射、及び不変又は自動抗散乱(constant or automatic antisc
atter)、及び発散スリットを1又は2°〜少なくとも35°の2θにより回折
図を得るために用いる。
【0030】 結晶化度を以下の式: 結晶化度=100+C/(A+C) C=回折図におけるピークの面積(「結晶体面積」) A=ピークの間及びバックグラウンドの面積(「非晶質面積」) により計算される。
【0031】 面積計算を4〜33°の間の2θについて実施する。この区間で見られる最も
低い強度値を不変のバックグラウンドに選び、そして面積Aから引く。不変スリ
ットを用いた場合、初期ビームの影響により低角度で上昇したバックグラウンド
をも面積Aから引く。
【0032】 本発明によるマグネシウム・オメプラゾールの結晶化度は、従来技術によるマ
グネシウム・オメプラゾール結晶性二水和物に関しては67%以上であるのに比
べ、67%未満である。
【0033】 結晶化度は好ましくは60%未満、より好ましくは50%未満、そして最も好
ましくは25%未満である。
【0034】 本発明によるマグネシウム・オメプラゾールが大気中で、そして(スプレー・
ドライ法における乾燥のために使われる空気又は他のガスを含む)全く水を含ま
ない添加剤を用いて作られる場合、そのマグネシウム・オメプラゾールは無水物
である。しかしながら、純粋な無水マグネシウム・オメプラゾールは吸湿性であ
り、そしてそれは約5%〜8%の平衡水分含量に達するまで空気からすぐに水分
を吸収するであろう。それは安定性に不利に影響しないので、これは問題がない
【0035】 本発明のマグネシウム・オメプラゾールは、医薬組成物、例えば経口投与のた
めの錠剤にさらに加工される。前記錠剤は、胃酸の影響からマグネシウム・オメ
プラゾールを保護するために好ましくは溶腸性コートされる。
【0036】 本発明は以下の実施例によってさらに理解される。上述の実施例は本発明を説
明するものであって制限するものではない。
【0037】 実施例1 1.76gの純粋なマグネシウムを1000mL容ガラス・フラスコ中の800
gのメタノールに加えた。そのフラスコを緩く取り付けた栓により閉じ(水素ガ
スの流出を許す緩さ)、そしてそのフラスコを一晩放置した。
【0038】 次の朝、マグネシウムが全て消費されていること、及び発泡が終わっているこ
とを確認し、わずかに濁った、メタノールによるマグネシウム・メトキシドの溶
液を得た。次に50gのオメプラゾールを前記フラスコの内容物に加え、そして
その内容物をオメプラゾールが溶解するまで数分間撹拌し、メタノールによるマ
グネシウム・オメプラゾールの溶液を形成した。
【0039】 実施例2 従来技術(すなわちEP0124495の実施例6)によるマグネシウム・オ
メプラゾール無水和物の基準サンプルを製造するために、ステップ2から約20
%の前記溶液を1000mL容ビーカーに移した。次にそのビーカーを、減圧下、
50℃で4時間乾かすために減圧オーブン内に置いた。この期間終了時、残留メ
タノールのはっきりとした臭いのない固形物質が残った。この固形物質を試験し
、残留メタノールのレベルを決定すると、そのレベルは7.2重量%であること
がわかった。
【0040】 実施例3 本発明のマグネシウム・オメプラゾールを作製するために、実施例1の溶液の
残りを、約140℃の噴射口空気温度、及び約70℃の出口空気温度を用いて、
Yamato(商標)スプレー・ドライヤーによりスプレー・ドライした。
【0041】 得られる乾燥物は、結晶性でなく、そして残留メタノールのはっきりとした臭
いもない微細粉末であった。その粉末を試験し、残留メタノールのレベルを決定
すると、そのレベルは0.7重量%であることがわかった。
【0042】 この粉末を粉末X線回折により結晶化度について調べ、そしてその粉末が25
%未満の結晶化度を有し、実質的に非晶質(非結晶性)であることがわかった。
【0043】 実施例4 次の材料を、以下に示す割合で一緒に混合した: マグネシウム・オメプラゾール 21 無水ラクトース 131 クロスカルメロース・ナトリウム 6.4 マグネシウム・ステアレート 1.6 160 前記混合物を、約20mgのオメプラゾールに相当する21mgのマグネシウム・
オメプラゾールを各錠剤に含むように1錠当り160mgの重さの錠剤に圧縮した
【0044】 次にヒドロキシプロピル・メチルセルロースを水に溶かした下地コーティング
を側面換気型コーティング・パン(side-vented coating pan)によるスプレー塗
布によりその錠剤に加えた。
【0045】 次に腸溶性コーティングを、可塑剤としてその中に溶解したトリエチル・サイ
トレートをともなうメタクリル酸コポリマー水性分散液のスプレー塗布により下
地コーティングの上に加えた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 1/18 B01D 1/18 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB08 CC26 DD12 EE01 4C076 AA45 BB01 BB05 CC04 CC16 CC45 DD41 DD67 DD68 FF25 FF33 GG05 4C086 AA01 AA03 AA04 BC39 GA07 GA08 GA13 GA15 MA35 MA52 NA02 NA05 NA11 NA12 NA13 ZA66 ZA68 ZB11 4D076 AA12 AA22 BA37 FA12 FA22 HA11 JA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシウム・オメプラゾールの製法であって、以下の: i)マグネシウムを低級アルコールと反応させて、溶媒としての低級アルコー
    ル中に溶液中にマグネシウム・アルコキシドを製造し、 ii)オメプラゾールを、マグネシウム1モル当たり約2モルとなる量で上記溶
    液に加え、そして iii)その溶媒をフラッシュ蒸発する、 ステップを含む上記製法。
  2. 【請求項2】 前記低級アルコールがメタノールである、請求項1に記載の
    製法。
  3. 【請求項3】 前記フラッシュ蒸発が溶液のスプレー・ドライにより行われ
    る、請求項1に記載の製法。
  4. 【請求項4】 7重量%未満の残留有機溶媒含量をもち実質的に非晶質であ
    るマグネシウム・オメプラゾール。
  5. 【請求項5】 67%未満の結晶化度、及び7重量%未満の残留有機溶媒含
    量をもつマグネシウム・オメプラゾール。
  6. 【請求項6】 5重量%未満の残留有機溶媒含量をもつ、請求項4又は5に
    記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  7. 【請求項7】 2重量%未満の残留有機溶媒含量をもつ、請求項4又は5に
    記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  8. 【請求項8】 1重量%未満の残留有機溶媒含量をもつ、請求項4又は5に
    記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  9. 【請求項9】 60%未満の結晶化度をもつ、請求項4〜8のいずれか1項
    に記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  10. 【請求項10】 50%未満の結晶化度をもつ、請求項4〜8のいずれか1
    項に記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  11. 【請求項11】 25%未満の結晶化度をもつ、請求項4〜8のいずれか1
    項に記載のマグネシウム・オメプラゾール。
  12. 【請求項12】 請求項4〜11のいずれか1項に記載のマグネシウム・オ
    メプラゾールを含む経口投与のための固形医薬組成物。
  13. 【請求項13】 錠剤の形態をなす、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記錠剤が腸溶性コートされている、請求項13に記載の
    組成物。
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