JP2003513869A - 両面プリントシステム - Google Patents

両面プリントシステム

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JP2003513869A
JP2003513869A JP2001536369A JP2001536369A JP2003513869A JP 2003513869 A JP2003513869 A JP 2003513869A JP 2001536369 A JP2001536369 A JP 2001536369A JP 2001536369 A JP2001536369 A JP 2001536369A JP 2003513869 A JP2003513869 A JP 2003513869A
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shaft
bearing
print roller
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ランダ、ベンジオン
ローゼン、ヨセフ
シュマイザー、アロン
レウィンツ、リアー
コロル、イェフゲニー
フェイゲルマン、アレックス
ガジット、アロン
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インデイゴ ナムローゼ フェンノートシャップ
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    • F16L39/06Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies of the multiline swivel type, e.g. comprising a plurality of axially mounted modules

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  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】その上で、先端エッジと後端エッジを有しているシート(22)の第1面を、前記先端エッジを基準としてプリントする、第1印字ローラ(24)と、その上で、シートの第2面をプリントする、第2印字ローラ(26)と、シートを裏返し、シートを、前記後端エッジを最初にして、前記第2印字ローラに搬送する、シートを受け取り、シートの前記先端エッジ及び前記後端エッジの両方に沿って、シートをつかまえる、両面刷用プリント装置(32)を有している、前記第1印字ローラ(24)から、プリントされたシートを除去し、前記第2印字ローラ(26)に搬送する、搬送システム(20)とを具備している、両面プリントのための装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリントシステム、特に、シートの1つ又は2つの面に、イメージ
をプリントするための両面プリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートの両面をプリントし、シートの各々の面をプリントするのに、シ
ートの同じエッジを基準とする、両面プリンター及び両面プリンターのためのシ
ート搬送システムが、知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
参照として組み入れられたPCT出願PCT/IL98/00553が、同じ
印字ローラでシートの両面をプリントする、両面プリンターのための、シート搬
送システムを開示している。この公報は、異なった印字ローラでシートの各々の
面をプリントする、タンデム両面プリンターのためのシート搬送システムも示し
ている。
【0004】 1つの同じ印字ローラでシートの両面をプリントする、前記プリンターのため
の前記搬送システムは、ここで今後は「再給紙搬送システム」として述べられ、
シートの第1面がプリントされた後に、シートを印字ローラから受け取る。この
シートの第2面がプリントされる場合には、前記搬送システムは、シートを裏返
し、第2面をプリントするために、前記印字ローラにシートを再び給紙する。シ
ートの第2面がプリントされる時の、前記印字ローラ上のシートの位置は、シー
トの先端エッジの位置に対して見当合せされる。シートの第2面がプリントされ
ない場合には、前記搬送システムは、シートを出力トレイに送る。
【0005】 前記搬送システムは、シート搬送装置と、コンベアベルトとを有している。こ
のシート搬送装置は、ここで今後は「両面刷用プリント装置」として述べられ、
シートを裏返し、前記印字ローラ上のシートの位置を、シートの先端エッジに対
して見当合せするように、動作する。前記両面刷用プリント装置は、第1及び第
2のセットの真空ピックアップアームを有している。前記第1セットのアームの
各々のアームは、1つの同じシャフトに設けられており、前記シャフトと共に回
転する。前記第2セットのアームの各々のアームは、前記第1セットのアームの
アームが装着されている前記シャフトを中心として回転する、環帯に設けられて
いる。前記環帯の各々は、それ自身の伝達ベルトによって、前記第2セットのア
ームの全てのアームを共に回転させる駆動シャフトに連結されている。前記第1
、第2セットの真空アームは、前記印字ローラからシートを素早く除去するため
に、交互に順次的に動作する。前記印字ローラからシートを除去する時、前記真
空アームのセットの1つは、前記印字ローラの回転方向と反対の方向へと、前記
両面刷用プリント装置と前記印字ローラの間の渡し位置まで回転する。この渡し
位置において、前記真空アームのセットは、シートのエッジによって、シートを
つかまえ、前記印字ローラからシートを巻き去る。シートが第1面をプリントさ
れる場合に、つかまえられるエッジは、シートの先端エッジであり、このエッジ
が、第1面のプリントで基準とされている。前記印字ローラから除去されたシー
トが、第2面をプリントされる場合には、前記セットの真空アームは、プリント
される面を上側にして、前記コンベアにシートを設置し、その回転の方向を反転
する。前記コンベアベルトの動きと、前記セットの真空アームの反転した回転と
は、後端エッジを最初にして、シートを前記印字ローラに再び給紙する。前記印
字ローラのグリッパーが前記後端エッジをつかまえるまでは、前記セットの真空
アームは、シートの前記先端エッジをつかまえており、そして、シートが前記印
字ローラに巻き取られ始める。この結果、前記印字ローラ上のシートの位置は、
シートの前記先端エッジに対して見当合せされ、そして、シートの第2面のプリ
ントは、シートの第1面のプリントが見当合せされたのと同じ先端エッジで、見
当合せされる。
【0006】 1999年10月7日に出願された、「Tandem Printing S
ystem with Fine Paper−Position Corre
ction」の名称の、PCT出願PCT/IL99/00600は、異なった
印字ローラでシートの各々の面をプリントするタンデムプリンターのためのシー
ト適正位置制御システムと、シート搬送システムとを開示している。前記出願の
開示は、参照として組み入れられる。ここで示されているシート「タンデム」搬
送システムは、PCT出願PCT/IL98/00553に開示されている、前
記タンデムシート搬送システムと同様である。
【0007】 この出願の前記搬送システムは、第1印字ローラ上でシートの第1面が、シー
トの先端エッジを基準としてプリントされ、第2印字ローラ上でシートの第2面
がプリントされ、前記プリンターの前記第1印字ローラから、前記プリンターの
第2印字ローラへ、シートを搬送している。前記搬送システムは、シートの前記
後端エッジを、シートの前記先端エッジに対して見当合せしており、このため、
前記第2印字ローラ上のシートの位置は、前記先端エッジに関して見当合せされ
る。シートの第2面のプリントは、従って、シートの第1面のプリントで基準と
されたのと、同じ先端エッジに対して基準とされている。
【0008】 前記シート搬送システムは、複数の回転シート搬送装置を具備している。前記
搬送システムに具備されている各々の搬送装置は、回転可能なシャフトと、シー
トをつかまえるために前記シャフトに設けられた、望ましくは少なくとも1つ以
上の、吸引カップ配列を具備している。前記搬送装置は、また、前記搬送装置の
吸引カップに捕まえられ保持されるシートを支持するための、少なくとも1つの
表面を、ここで今後は「支持表面」として述べられ、望ましくは具備している。
【0009】 複数の前記搬送装置は、前記搬送システムによって、第1印字ローラから第2
印字ローラへ搬送されている、シートを、一方から他方へと、連続して受け渡し
ている。第1の搬送装置が、ここで今後は「ピッカー」として述べられ、第1印
字ローラからシートを除去するための機構である。前記ピッカーは、前記印字ロ
ーラから除去される、シートの先端エッジをつかまえて、隣合う搬送装置に、こ
こで今後は「両面刷用プリント装置」として述べられ、前記先端エッジを渡して
いる。前記両面刷用プリント装置は、受け取ったシートを裏返し、シートの後端
エッジを、次の搬送装置に、ここで今後は「転写搬送装置」として述べられ、渡
す。前記転写搬送装置は、次に、シートの前記後端エッジを、シートを第2印字
ローラに給紙する、給紙ローラに渡し、この給紙ローラは、前記後端エッジでシ
ートをつかまえる。
【0010】 シートを裏返して、前記両面刷用プリント装置は、時計周りから反時計周りへ
と、その回転方向を反転し、そして、シートの前記後端エッジは、前記転写搬送
装置に渡される時、前記後端エッジは、前記先端エッジに対して見当合せされる
ために、回転のスピードを調節する。この結果、シートは、前記第2印字ローラ
に渡された時、前記第2印字ローラは、シートの前記後端エッジによってシート
をつかまえているにもかかわらず、前記第2印字ローラ上のシートの位置は、シ
ートの前記先端エッジに対して見当合せされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の望ましいある実施形態の一態様が、シートの1つの同じエッジを基準
とすることを基礎として、シートの両面をプリントする、タンデムプリンターの
ための、改良されたシート搬送システムを備えることに関し、ここでシートの各
々の面は、異なった印字ローラでプリントされる。
【0012】 本発明の望ましいある実施形態の一態様が、改良された両面刷用プリント装置
を具備する、「タンデム」シート搬送システムを備えることに関する。 本発明の望ましい一実施形態に従っている、タンデムシート搬送システムが、
上で参照されたPCT出願PCT/IL99/00600に開示されている、前
記シート搬送システムと同様である。しかしながら、PCT/IL99/006
00に開示されている前記両面刷用プリント装置は、シートの先端エッジに沿っ
て搬送する、シートをつかまえるのに対して、本発明の望ましい一実施形態の従
っている両面刷用プリント装置が、その先端エッジ及び後端エッジの両方に沿っ
て搬送する、シートをつかまえる。前記両面刷用プリント装置は、2つの吸引カ
ップ配列を、望ましくは具備している。前記配列の1つは、前記両面刷用プリン
ト装置の搬送する、シートの先端エッジをつかまえ、もう一方は、シートの前記
後端エッジをつかまえる。このため、シートの前記後端エッジは、シートの前記
先端エッジに対して見当合せされる精度は、改良される。
【0013】 本発明の望ましいある実施形態の一態様に係われば、前記吸引カップ配列の少
なくとも1つの位置は、調整される。この結果、前記両面刷用プリント装置及び
前記搬送システムは、異なったサイズのシートを容易に適応させる。本発明の望
ましいある実施形態では、前記吸引カップ配列の少なくとも1つの位置は、手動
で調節可能である。本発明の望ましいある実施形態では、コントローラが、前記
吸引カップ配列の少なくとも1つの位置を調節するために、適切な駆動部又はモ
ーターを制御している。
【0014】 本発明の望ましいある実施形態の一態様に係われば、シート搬送システムは、
前記両面刷用プリント装置を覆って、少なくとも1つのファンを具備している。
前記ファンは、前記シート搬送システムによって搬送されているシートの、シー
トの先端エッジに対する、後端エッジの見当あわせの精度を改良する、送風を生
成する。
【0015】 本発明の望ましいある実施形態に従っている、シート搬送システムの前記ピッ
カーは、前記搬送システムによって搬送されているシートを、前記両面刷用プリ
ント装置に渡す時、シートの先端エッジは、前記両面刷用プリント装置の第1吸
引カップ配列に、最初につかまえられる。そして、シートは、前記両面刷用プリ
ント装置の少なくとも1つの前記シート支持表面に巻き取られ、さらに、シート
の前記後端エッジは、少なくとも1つの前記シート支持表面に巻き取られた時、
前記後端エッジは、前記両面刷用プリント装置の第2吸引カップ配列につかまえ
られる。シートの前記後端エッジは、前記先端エッジに対して、適当に、整列さ
れ、見当づけられるために、少なくとも1つの前記シート支持表面上に平らに横
たわらなければならない。本発明の望ましい一実施形態に従って、シートは、前
記両面刷用プリント装置の少なくとも1つの前記シート支持表面に巻き取られた
時、前記ファンは、少なくとも1つの前記シート支持表面上に、シートを平らに
圧するための、送風を生成する。この結果、前記支持平面上の前記先端エッジの
位置に対する、少なくとも1つの前記シート支持表面上の前記後端エッジの前記
整列は、改良される。
【0016】 本発明の望ましいある実施形態の一態様が、同じ1つの印字ローラでシートの
両面をプリントする、両面プリンターのための、改良された再給紙搬送システム
を備えることに関する。
【0017】 本発明の望ましいある実施形態の一態様が、改良された両面刷用プリント装置
を具備している、再給紙シート搬送システムを備えることに関する。 本発明の望ましい一実施形態に従っている、再給紙シート搬送システムは、上
で参照されたPCT出願PCT/IL98/00553に開示されている、前記
再給紙シート搬送システムと同様である。前記搬送システムは、前記プリンター
の印字ローラからシートを除去し、シートは第2面をプリントされる場合には、
シートを前記印字ローラに戻すように誘導する、コンベアにシートを設置する、
両面刷用プリント装置を具備している。前記両面刷用プリント装置は、シートの
第2面はプリントされている時に、前記印字ローラ上のシートの位置は、シート
の先端エッジに対して見当合せするために、シートの後端エッジを、その先端エ
ッジに対して見当合せしている。しかしながら、本出願の前記搬送システムは、
改良された構成を有する両面刷用プリント装置を具備している。
【0018】 本発明の望ましい一実施形態に従っている両面刷用プリント装置が、共通の回
転軸を中心にして回転する、交互に重なった第1及び第2の回転アームを具備し
ている。各々の前記回転アームは、ここで今後「取り上げ設置アーム」として述
べられ、吸引カップの縦配列と、少なくとも1つの支持表面とを、望ましくは具
備している。前記第1及び第2の取り上げ設置アームは、複数のシートが、PC
T出願PCT/IL98/00553に開示されている、前記両面刷用プリント
装置の複数の前記真空ピックアップアームの第1及び第2のセットは、動作する
のと同様な方法で、シートはプリントされた後に、前記印字ローラからそれらシ
ートを除去するために動作する。
【0019】 各々の前記取り上げ設置アームは、前記両面刷用プリント装置及び前記印字ロ
ーラの間の取り去り位置まで回転し、その場所で、プリントされているシートの
エッジをつかまえる。前記取り上げ設置アームに除去されたシートが、第2面の
プリントを必要としない時は、前記取り上げ設置アームは、シートを出力トレイ
に送る、隣合う搬送装置に、シートを渡す。シートが、第2面のプリントを必要
とする時は、前記取り上げ設置アームは、取り去り位置でつかまえるシートのエ
ッジは、シートの先端エッジであり、そして、前記取り上げ設置アームは、動い
ている前記コンベアベルトに、プリントされた面を上側にして、シートを設置す
る。前記取り上げ設置アームは、その後、回転方向を反転させ、前記コンベアベ
ルトと共に、第2面をプリントするため、前記後端エッジを最初にして、前記印
字ローラにシートを戻すように誘導する。前記取り上げ設置アームは、前記印字
ローラは前記先端エッジをつかまえるまで、前記先端エッジを離さない。よって
、前記取り上げ設置アームは、シートの前記先端エッジに対する、シートの前記
後端エッジの見当合わせを維持する。複数の前記取り上げ設置アームは、前記印
字ローラから、プリントされたシートを取り去り、前記コンベアベルトにシート
を設置する、又は、前記出力トレイに向かって渡す、ために、互いに順次的に動
作する。
【0020】 前記取り上げ設置アームは、前記印字ローラからシートを除去する時、本発明
の望ましい一実施形態に従っているように、シートは、前記印字ローラから巻き
去られ、前記取り上げ設置アームの前記少なくとも1つの支持表面に巻き取られ
る。前記少なくとも1つの支持表面は、前記印字ローラからのシートの滑らかな
巻き去り、及び、前記取り上げ設置アームは、前記印字ローラからシートを引き
去る際の、力のゆらぎを減少させるのに寄与する。前記少なくとも1つの支持表
面は、前記取り上げ設置アームの前記吸引カップの周辺領域での、シートのねじ
れやしわからの、シートへのダメージを、ほぼ減少する。
【0021】 本発明の望ましいある実施形態の一態様に係われば、再給紙シート搬送システ
ムは、前記コンベアベルトの表面に、シートを平らに圧する送風を生成するため
に位置づけられた、少なくとも1つのファンを具備している。前記コンベアベル
トの表面にシートを平らに圧する事によって、シートの前記後端エッジは、シー
トの前記先端エッジに対して見当合わせされる精度は、改良される。
【0022】 本発明の望ましい一実施形態に従っている、搬送システムの適切な動作が、複
数の前記吸引カップは、適当な時に空気を吸い、解放するために、様々な前記搬
送装置の複数の前記吸引カップの制御を要求する。複数の前記吸引カップは、素
早く回転するシャフトに設けられており、したがって、適切な複数の真空ポンプ
、複数のバルブに接続されなければならない。
【0023】 回転するシャフトに設けられている複数の装置に圧力又は真空を伝達する方法
は、当業者に知られている。前記装置は、前記シャフト内の適当なチャンネルに
接続されており、前記チャンネルは、次に、望まれる真空ポンプ、圧力ポンプ、
バルブに、ここで今後は、まとめて又はそれぞれについて「圧力装置」として述
べられ、接続される。
【0024】 1つ又は2つのチャンネルが必要である場合には、チャンネルが、前記シャフ
トの1端又は両端に形成されており、前記シャフトの1端又は両端は、回転ジョ
イントによって、望まれる圧力装置に接続されている。2より多数のチャンネル
が必要となる、又は、前記シャフトの同じ端で、1より多数のチャンネルが必要
となる場合には、本発明の望ましい一実施形態に従っているように、密閉された
キャビティが、必要な各々のチャンネルのために、前記シャフトについて形成さ
れている。前記シャフトは、前記キャビティを形成している、壁を通っており、
このキャビティは、ダイナミックシールによって、前記シャフトに対して密閉さ
れている。前記ダイナミックシールは、前記シャフトは、前記シャフトの通って
いる前記キャビティ壁の各々の、1つの側面と他の側面との間の圧力差を支持し
ながら、回転するのを可能にする。前記チャンネルは、前記チャンネルから導か
れ孔であって、前記キャビティの内側にある前記シャフトの表面領域で、前記シ
ャフトに存在する、孔を介して、前記キャビティに接続される。前記キャビティ
に発生する圧力及び真空は、前記孔を通じて前記チャンネルに、前記チャンネル
から前記チャンネルに接続している前記装置に伝達される。当業者に従来知られ
ているようなダイナミックシールは、一般的に、それらが接続されているシャフ
トに、大きなトルクを及ぼし、しばしば、前記シャフトの摩損率を、ほぼ増大さ
せる。これは、それらを、プリントシステムに用いるには不適切にしている。
【0025】 本発明の望ましいある実施形態の一態様は、前記ダイナミックシールと接続し
ているシャフトに、比較的小さなトルクを及ぼしており、前記シャフトの摩損を
、ほぼ促進しない、前記ダイナミックシールを備えている事に関している。
【0026】 本発明の望ましい一実施形態に従っているように、ダイナミックシールが、回
転可能なシャフトが、前記シャフトと密閉されたキャビティの壁を接続している
回転ベアリングによって通されている前記壁と、前記シャフトとの間に形成され
ている。前記ベアリングの内側レースが、前記シャフトに設けられたシール、望
ましくはO−リングシール、にプレスされており、前記ベアリングの外側レース
が、前記壁に設けられた同様なシールにプレスされている。前記ベアリングの内
側及び外側レースの間の前記シールは、ベアリングローラを汚れから守っており
、前記ベアリングレース及び前記壁の間の前記O−リングシールは、前記壁の一
方の側面及び他方の側面の間の、圧力差を支持している。望ましくは、前記ベア
リングは、接触密閉ベアリングである。複数の前記接触密閉ベアリングは、複数
の前記ベアリングの複数の前記レースの少なくとも1つに固定されたシールを有
しており、前記ベアリングの他のレースとの滑らかな接触を可能にしている。こ
のようなベアリングは、例えば、SKF Ltd及びNSK Ltdによって製
作されている。複数の発明者が、SKFによって売られている密閉ベアリング「
2RS」及びNSKによって売られている密閉ベアリング「DDU」が、比較的
良い低圧ガスシールを備えていることを見出している。複数の発明者が、ダイナ
ミックシールは、前記タンデム搬送システムの前記吸引カップの吸引の制御に用
いられている時、本発明の望ましい一実施形態に従っているように、前記シール
の一方の側面から他方の側面への空気の漏れを比較的低く保ち、0.8気圧の圧
力差を満足に支持していることを見出している。このような低い漏れは、このシ
ステムの動作にとって決定的なものではない。
【0027】 したがって、先端エッジ及び後端エッジを有するシートの第1面を、先端エッ
ジを基準として、その上でプリントする、第1印字ローラと、シートの第2面を
、その上でプリントする、第2印字ローラと、第1印字ローラから、プリントさ
れたシートを除去し、第2プリント装置に搬送する、搬送システムとを具備する
、本発明の望ましい一実施形態に従っている、両面プリンターのための装置が、
備えられており、前記搬送システムは、シートを受け取り、シートの前記先端エ
ッジ及び前記後端エッジの両方に沿って、シートをつかまえる、両面刷用プリン
ト装置を具備しており、前記両面刷用プリント装置は、シートを裏返し、前記第
2印字ローラへ、シートの前記後端エッジを最初にして、搬送する。
【0028】 望ましくは、前記両面刷用プリント装置は、前記先端エッジに対して、前記後
端エッジを見当合わせして、シートを搬送する。 加えて、又は、択一的に、前記両面刷用プリント装置は、隣合う前記先端エッ
ジで、シートをつかまえる、吸引カップの第1配列と、隣合う前記後端エッジで
、シートをつかまえる、吸引カップの第2配列とを具備している。望ましくは、
第1及び第2の吸引カップ配列の間は、異なったサイズのシートに適合するため
に、調節される。
【0029】 加えて、又は、択一的に、前記両面刷用プリント装置は、前記吸引カップ配列
は、設けられている、シャフトを具備している。望ましくは、前記吸引カップの
第1及び第2の配列は、それぞれ、前記配列の吸引カップの吸引を制御している
、少なくとも1つの真空システムに、前記シャフト内の第1及び第2の内部チャ
ンネルを介して、接続されている。望ましくは、前記第1及び第2のチャンネル
は、それぞれ、前記シャフトの表面上の、第1及び第2の孔を有しており、ここ
で、前記第1孔は、前記シャフトの軸に沿って、前記第2孔から離れている。望
ましくは、前記一連の装置は、前記シャフトに設けられた、第1、第2、第3環
状ベアリングを具備しており、ここで、各々の前記ベアリングは、内側及び外側
レースの間に、複数のローラ及び少なくとも1つのシールを、挟み込んでいる、
前記内側及び前記外側レースを有している。望ましくは、前記第1孔は、前記第
1及び第2のベアリングの間にあり、前記第2孔は、前記第2及び第3ベアリン
グの間にある。
【0030】 前記装置は、前記シャフト及び前記ベアリングの各々の内側レースの間に、シ
ールを、望ましくは具備している。 望ましくは、前記装置は、前記ベアリングに設けられている、収容容器を具備
しており、前記収容容器は、第1及び第2の貫通孔を形成されている収容容器壁
と、キャビティ壁によって規定されているキャビティとを有している。ここで、
前記第1貫通孔は、前記第1及び前記第2のベアリングの間にあり、前記第2貫
通孔は、前記第2及び前記第3ベアリングの間にある。望ましくは、前記装置は
、各々の前記ベアリングの外側レース及びキャビティ壁の間に、シールを具備し
ている。
【0031】 望ましくは、前記第1及び前記第2の貫通孔は、第1及び第2の圧力ホースを
それぞれ介して、少なくとも1つの真空システムと接続しており、ここで、前記
第1及び第2の吸引カップ配列の前記吸引カップは、少なくとも1つの真空シス
テムは、それぞれ、前記第1及び第2の圧力ホースを通して空気を抜いた時に、
吸引する。 本発明の望ましいある実施形態では、前記環状ベアリングは、接触密閉ベアリ
ングである。
【0032】 本発明の望ましいある実施形態では、前記両面刷用プリント装置は、シートは
、前記両面刷用プリント装置に保持されている時に、その上で横たわる、少なく
とも1つの前記シート支持表面を具備している。望ましくは、前記装置は、シー
トを、少なくとも1つの前記シート支持表面に平らに圧する、送風を生成するフ
ァンを具備している。
【0033】 本発明の望ましい一実施形態に従っているように、さらに、シャフト及び表面
の間のガスシールを備えるための、ダイナミックシールが備えられており、前記
ダイナミックシールは、前記表面に関して、前記シャフトの回転を可能にしてお
り、そして、前記ダイナミックシールは、内側レース及び外側レースの間に挟み
込まれている複数のローラ、及び、前記ローラを汚れから守っている、前記内側
レースと前記外側レースの間のシールを有する、接触密閉ベアリングと、前記内
側レース及び前記シャフトの間のガスシールと、前記外側レース及び前記表面の
間のガスシールとを具備している。
【0034】 本発明の望ましい一実施形態に従っているように、さらに、プリンターのため
のシート搬送システムが備えられており、前記シート搬送システムは、前記プリ
ンターの印字ローラからシートを受け取っており、前記ローラ上で、シートの第
1面は、シートの先端エッジを基準としてプリントされており、前記システムは
、シートは、第2面をプリントされる場合には、シートを裏返して、前記印字ロ
ーラにシートを戻しており、そして、前記システムは、シートを前記印字ローラ
上に設置する、コンベアベルトと、シートの第1面がプリントされた後に、前記
印字ローラからシートを除去し、シートの第2面がプリントされる場合には、シ
ートを前記コンベアベルト上に設置し、シートの第2面がプリントされない場合
には、シートをプリンターの出力トレイに移動する、両面刷用プリント装置とを
具備しており、前記両面刷用プリント装置は、 同じ軸に対して独立に回転可能な、第1及び第2のブラケットと、 前記第1及び前記第2のブラケットの各々に設けられている、複数の吸引カップ
と、 各々のブラケットに設けられている、少なくとも1つのシート支持表面と、 前記ブラケットを、順次的に回転させ、交互に、前記印字ローラから、プリント
されたシートを除去し、前記コンベアにシートを設置し、又は、シートを出力ト
レイに送る、システムとを 具備している。
【0035】 望ましくは、ブラケットに具備されている前記少なくとも1つの支持表面は、
曲面によって規定されている、比較的長く狭い表面であり、この曲面は、前記第
1及び前記第2のブラケットは、回転する中心軸に対して垂直であり、ここで、
前記軸から、前記曲面状の点までの半径方向の距離は、前記ブラケットから前記
点までの距離が増大するにつれて、減少している。望ましくは、前記第1ブラケ
ットの前記少なくとも1つの支持表面は、前記第2ブラケットの前記少なくとも
1つの支持表面から、軸方向に離れている。
【0036】 本発明の望ましいある実施形態が、前記コンベアベルトに設置されたシートを
、前記コンベアベルトの表面に圧している、送風を生成している、ファンを具備
している。
【0037】 本発明の望ましい一実施形態に従っているように、さらに、回転シャフトに設
けられた装置に、真空を伝達するための、装置が備えられており、前記装置は、
第1及び第2のの複数の環状ベアリングの間に空間が存在するために、前記シャ
フトに設けられた、前記第1及び第2のの複数の環状ベアリングと、ここで、各
々のベアリングは、内側レースと外側レースの間に、複数のローラ及び少なくと
も1つのシールを挟み込んでいる、前記内側レースと前記外側レースを有してお
り、各々の前記ベアリングの前記内側レース及び前記シャフトの間のシールと、
貫通孔を形成されている、収容容器壁を有している、収容容器と、ここで、前記
収容容器壁は、前記ベアリングと共に、前記シャフトの周囲を囲んでいて、前記
貫通孔と連通している、キャビティを形成しており、前記収容容器壁及び各々の
前記ベアリングの間のシール、とを具備しており、ここで、前記シャフトは、前
記キャビティと連通している第1開口部、及び、前記装置と連通している第2開
口部を有している、内側チャンネルを形成されている。
【0038】 望ましくは、前記装置は、前記キャビティに真空を生成し、その結果、前記機
器に真空を伝達するための、前記貫通孔と連通している、真空源を具備している
【0039】 望ましくは、前記装置は、前記第2ベアリング及び前記収容容器壁と共に、前
記シャフトの周囲を囲んでいる、追加キャビティを形成している、第3環状ベア
リングを具備しており、ここで、前記ベアリングは、内側レース及び外側レース
の間に、複数のローラ及び少なくとも1つのシールを挟み込んでいる、前記内側
レース及び前記外側レースを有している。望ましくは、前記装置は、前記第3ベ
アリングの前記内側シール及び前記シャフトの間に、シールを具備している。望
ましくは、前記装置は、前記第3ベアリングの前記外側シール及び前記収容容器
壁の間に、シールを具備している。
【0040】 本発明の望ましいある実施形態では、前記収容容器壁は、前記追加キャビティ
と連通している、追加貫通孔を形成されている。望ましくは、前記シャフトは、
追加キャビティ及び前記シャフトに設けられた追加装置と連通している、追加内
部チャンネルを形成されている。
【0041】 望ましくは、前記真空システムは、前記貫通孔及び前記追加貫通孔の真空を、
各々独立に制御するために、その結果として、前記装置と前記追加装置に伝達さ
れる真空を、独立に制御するために、前記貫通孔及び前記追加貫通孔と連通され
ている。
【0042】 本発明の望ましいある実施形態では、前記シールの少なくとも1つは、O−リ
ングである。 本発明の望ましいある実施形態では、前記装置及び前記追加装置に、伝達され
る真空によって達成される圧力は、0.03気圧より小さい。 本発明の望ましいある実施形態では、前記ベアリングは、接触密閉ベアリング
である。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明は、添付された図面を参照にして読まれる、次に示される望ましい実施
形態によって、より明確に理解される。図面において、1以上の図面に現れる同
一の構造、部材、部分が、それらが現れる全ての図において、全体を通じて同じ
数字で参照されている。図面に示されている、構成要素及び構成部分のディメン
ジョンが、表現の便利さ及び明確さのために選択されており、必ずしもスケール
を示すものではない。
【0044】 図1及び図4ないし図9が、タンデムプリンターに具備されている、タンデム
シート搬送システムの側面図を概略的に示しており、前記搬送システムは、望ま
しい本発明の実施の形態と一致しており、前記プリンターの第1印字ローラ24
からシート22を除去し、シートを裏返し、前記プリンターの第2印字ローラに
シートを給紙する。前記搬送システム20を説明するのに必要となる、前記プリ
ンターの部材のみが、図1及び図4ないし図9に示されている。複数のローラ2
8が、前記印字ローラ24、26に保持されるシートに、イメージをプリントす
るための、前記プリンターのあらゆる適当な装置を表している。例えば、ローラ
28が、電子写真プリント装置の感光ローラ又は中間転写構成物を表すことが可
能である。議論を明確にするために、前記ローラ28は、中間転写構成物を示し
ていると仮定する。前記印字ローラ24,26及び前記中間転写構成物28の回
転方向が、矢印で示されている。
【0045】 図1を参照すると、前記シート搬送システム20が、ピッカー搬送装置30と
、両面刷用プリント装置32と、転写搬送装置34と、給紙搬送装置36と、第
2ピッカー搬送装置38とを、望ましくは具備している。望ましくは、前記シー
ト搬送システム20は、前記両面刷用プリント装置32を覆う位置に、少なくと
も1つのファン33を具備しており、前記ファンは、前記両面刷用プリント装置
の方向に空気を送っている。望ましくは、前記搬送システム20は、シートが前
記両面刷用プリント装置上にある時に、前記搬送システムによって搬送される、
シートの先端エッジ及び後端エッジの位置を感知する、エッジセンサー35を具
備している。望ましくは、搬送システム20は、バイパス搬送装置40も具備し
ている。前記バイパス搬送装置40は、前記搬送シート22を裏返さずに、前記
第2印字ローラ26にシート22を搬送する事が望まれる時に使用される。前記
バイパス搬送装置40は、図1ないし7に示されるように、前記第2印字ローラ
26に、シート22を搬送する機構ではない。前記バイパス搬送装置40の動作
は、以下で説明されており、図10ないし12に概略的に示されている。前記ピ
ッカー30及び前記両面刷用プリント装置は、図1及び図4ないし7の前記搬送
システム20の側面図に示されており、図2及び図3に、それぞれ、斜視図で示
されている。
【0046】 図1及びそれに続く複数の図において、図上で混乱が生じるのを防ぐために、
明確さが要求されない限り、同じ数字で示される複数の構成要素のうちの1つの
構成要素のみが、全体を通じて、その数字で参照される。
【0047】 前記ピッカー30は、望ましくは、吸引カップ44の2つの直線状配列42と
、望ましくは、2つのシート支持表面48を形成している2つの外輪構造体46
とを具備している。図1ないし7で示される前記搬送システム20の側面図にお
いて、1つの前記吸引カップ配列42の1つの前記吸引カップ44と、前記外輪
構造体46の1つのみが示されている。1つの前記配列42の前記吸引カップ4
4は、マニ孔ド50に設けられている。前記外輪構造体46は、望ましくは、ス
ポーク54を介してシャフト52と接続されており、前記スポークの1つのみが
、数字で参照されている。前記マニ孔ド50は、望ましくは前記外輪構造体46
に設けられる事によって、シャフト52と、機械的に連結されている。
【0048】 前記吸引カップ配列42の各々の、前記マニ孔ド50は、前記シャフト52中
の望ましくは別々の「真空」チャンネル(図示されていない)と、圧力ホース5
6を介して望ましくは接続されている。前記真空チャンネルは、コントローラ(
図示されていない)によって制御されている、適切な真空システムに連結されて
いる。前記コントローラは、前記吸引カップ配列42の各々の前記吸引カップ4
4は、空気を吸い込み、解放して、前記搬送システム20に搬送されているシー
トを適当な時間にとらえ、放すために、前記真空システムを制御している。
【0049】 本発明の望ましいある実施形態では、前記マニ孔ド50に連結された前記シャ
フト52中の前記「真空」チャンネルは、回転ジョイント及び従来の運動用シー
ルのような従来の装置、従来の技術を用いている前記真空システムに接続されて
いる。望ましくは、前記チャンネルは、前記運動用シールを用いている真空シス
テムと接続されており、これは、以下で述べられ、図14に概略的に示される、
本発明の望ましい一実施形態に従っている。
【0050】 図2に示されている前記ピッカー30の斜視図は、真空配給装置62を示して
おり、前記真空配給装置62は、前記シャフト52の端63の近くに設けられて
おり、前記シャフト52(前記シャフト52内には、2つの前記真空チャンネル
がある)内の真空チャンネルの各々のための密閉されたキャビティ(図示されて
いない)を具備している。各々の前記キャビティは、圧力ホース64、66の異
なった1つを介して、前記真空チャンネルの異なった1つと真空システムを連結
している。前記真空配給装置収容容器62の前記キャビティは、望ましくは、前
記ダイナミックシール(図示されていない)を用いて密閉されており、これは、
本発明の望ましい一実施形態に従っている。前記真空収容容器62の内部構成要
素の詳細が、図14で示され、図14に関する議論で説明されている。
【0051】 図1に戻り、前記転写搬送装置34と、前記給紙搬送装置36と、前記第2ピ
ッカー38は、望ましくは、前記ピッカー30の構成と同様な構成を有している
。これらの搬送装置の各々が、前記搬送装置中の矢印の示す方向に、一定の回転
速度で、望ましくは回転している。前記給紙装置36及び前記第2ピッカー38
は、望ましくは、前記ピッカー30と同一である。前記転写搬送装置は、前記ピ
ッカー30よりも望ましくは大きく、前記吸引カップ44の3つの直線状配列4
3及び2つの外輪構造体47を望ましくは有している。
【0052】 本発明の望ましい一実施形態では、前記転写搬送装置34と、前記ピッカー3
0(と、前記第2ピッカー38と、前記給紙装置36)と、前記印字ローラ24
(と、前記26)の相対的な直径は、約3:2:1となっている。望ましくは、
前記3つの搬送装置及び前記印字ローラの各々は、ほぼ一定の角速度で回転する
【0053】 これらの相対的な角速度は、望ましくは、これらの直径に逆比例している。前
記両面刷用プリント装置32は、図3の斜視図にも示されているが、シャフト6
8と、前記マニ孔ド50と接続している前記吸引カップ44の配列70、72と
、シート支持表面76を形成している「扇型外輪構造体」74とを、望ましくは
具備している。前記マニ孔ド50は、望ましくは前記扇型外輪構造体74に設け
られる。望ましくは、前記マニ孔ド50の少なくとも1つの位置は、調節可能で
あり、このため、前記吸引カップ配列70及び72の間の距離は、異なったサイ
ズのシートに適応するように調整が可能である。本発明の望ましいある実施形態
において、マニ孔ド50が、手動で調節が可能である。本発明の望ましいある実
施形態において、マニ孔ド50の位置は、小さな駆動部又はモーターを用いて、
調整が可能である。図3は、前記扇型外輪構造体74に設けられている、前記マ
ニ孔ド50の1つの位置を調節するための、2つの前記駆動部51を概略的に示
している。前記マニ孔ド50の各々は、前記シャフト68内の別々の真空チャン
ネル(図示されていない)と、前記圧力ホース56を介して接続されている。前
記搬送システム20の他の搬送装置と同様に、前記真空チャンネルは、望ましく
は前記真空収容容器62を介して、真空システムに適切に接続されている。
【0054】 前記両面刷用プリント装置32の前記外輪構造体74は、前記搬送システム2
0の他の搬送装置の外輪構造体と、ほぼ異なった構成をしている。前記両面刷用
プリント装置32によって搬送される複数のシートが、前記吸引カップ70及び
72の間に常に位置している。その結果、完全な外輪構造体は、前記両面刷用プ
リント装置32には、要求されていない。加えて、ほぼ同じ回転速度で動く、前
記搬送システム20の他の前記搬送装置と異なり、前記両面刷用プリント装置3
2は、比較的素早く加速及び減速し、さらに、前記搬送システム20が前記印字
ローラ24及び26の間を搬送するシートを裏返す時に、回転の方向を変える。
前記扇型外輪構造体74の「扇型構造」は、「完全な」外輪構造体よりも、ほぼ
軽量な構造という結果になっている。前記扇型外輪構造体74のより軽い重量は
、前記両面刷用プリント装置32を素早く加速することを容易にしている。前記
両面刷用プリント装置32は、望ましくは、複数のプーリ80及び伝達ベルト8
2によって前記シャフト68に接続された、モーター78によって、望ましくは
駆動される。望ましくは、前記伝達ベルト82は、タイミングベルトであり、前
記プーリ80は、溝付きプーリである。前記コントローラは、前記両面刷用プリ
ント装置32が望んだ動きを有するように、前記モーター78を制御している。
望ましくは、前記コントローラは、前記エッジセンサー35と、前記第2印字ロ
ーラ26の位置をモニターする符号器(図示されていない)とから受ける信号に
応答して、前記モーター78を制御する。前記信号は、前記搬送システム20に
よって搬送されるシートの寸法の変化と、前記両面刷用プリント装置32に保持
されるシートの位置の誤りとに関して、前記システムを調整するために、前記両
面刷用プリント装置32の回転速度を調節することに、望ましくは用いられる。
本出願で示されているのと同様な、シート搬送システムに搬送される、シートの
位置の誤りに適応するために、前記両面刷用プリント装置32の回転速度を調節
することは、上で参照したPCT出願PCT/IL99/00600で説明され
ている。PCT/IL99/00600は、前記第2印字ローラ26に給紙する
前に、瞬時にシートの位置を的確に裏返すのに使用可能なシステムも開示してい
る。本発明の望ましいある実施形態では、前記シート搬送システム20は、PC
T/IL99/00600で開示されているのと同様な、シートの位置を的確に
裏返すシステムを具備している。図1及び図4ないし7の前記両面刷用プリント
装置32の回転方向は、前記両面刷用プリント装置中の矢印の方向で示されてい
る。図1において、前記両面刷用プリント装置32は時計周りに回転する。
【0055】 図1では、シート22の第1面が、前記印字ローラ24でプリントされている
ところを示している。図1及びそれに続く図における矢印90が、シート22の
プリント面を示している。シート22は、先端エッジ92及び後端エッジを有し
ている。シート22の第1面のプリントでは、前記先端エッジ92が基準とされ
る。前記印字ローラ24は、前記先端エッジ92は、前記印字ローラ24と前記
ピッカー30の間の渡し位置にある、位置まで回転する。前記ピッカー30は、
前記吸引カップ配列42の1つは、取去り位置にあるように、回転する。前記吸
引カップ配列42は接続されている前記真空システムは、前記配列の吸引カップ
は、空気を吸い込み、前記先端エッジ92に沿ってシート22をつかまえるため
に、制御される。前記ピッカー30及び前記印字ローラ24は回転を続けると、
シート22は、前記印字ローラ24から巻き去られ、前記ピッカー30の前記支
持表面48に巻き取られる。シート22が第2印字ローラ26に動く段階では、
前記両面刷用プリント装置32は、時計周りに回転する。
【0056】 図4において、前記両面刷用プリント装置32及び前記ピッカー30は、前記
両面刷用プリント装置32と前記ピッカーの間のシートの渡し位置まで回転して
いる。前記両面刷用プリント装置32の前記吸引カップ配列70は、シート22
の先端エッジ92に向かい合っており、前記吸引カップ配列70は、前記ピッカ
ー30の前記吸引カップ配列42は、前記先端エッジを放した時に、空気を吸引
して、前記先端エッジをつかまえる。加えて、前記両面刷用プリント装置32は
、時計周りに回転していたが、前記ピッカー30に同期するように、方向を反転
して、反時計周りに回転するよう、前記モーター78によって制御される。
【0057】 前記ピッカー30及び前記両面刷用プリント装置32が回転を続けると、シー
ト22が前記ピッカー30から巻き去られ、前記両面刷用プリント装置32に巻
き取られる。前記ファン33から前記両面刷用プリント装置32の方向に吹いて
いる空気が、シート22を、前記両面刷用プリント装置32の前記シート支持表
面76に強く圧している。
【0058】 図5は、前記両面刷用プリント装置32は、まだ時計周りに回転していて、シ
ート22は前記両面刷用プリント装置32に完全に搬送される位置まで、回転す
るのが示されている。前記両面刷用プリント装置32の前記吸引カップ配列72
は、今、シート22の前記後端エッジ94の反対にあり、吸引して、前記後端エ
ッジ94をつかまえるために制御される。シート22は、今、その先端エッジ9
2及び後端エッジ94の両方で、前記両面刷用プリント装置32に強く保持され
、前記両面刷用プリント装置上の前記後端エッジ94の位置は、前記両面刷用プ
リント装置上の先端エッジ92の位置に対して正確に見当合せされる。シート2
2のプリント面は、前記矢印90で示されるように、前記両面刷用プリント装置
32上で上側を向いている。
【0059】 その先端エッジ及びその後端エッジによってシート22を確実に保持した後、
前記両面刷用プリント装置32は、前記後端エッジ94は、前記両面刷用プリン
ト装置32と前記転写搬送装置34の間の渡し位置にくるまで、時計周りに回転
し続ける。
【0060】 図6は、その渡し位置での、前記両面刷用プリント装置32と前記転写搬送装
置の位置を示している。前記渡し位置で、前記両面刷用プリント装置32は、前
記転写搬送装置34の反時計周りの回転に調和するよう、回転の方向を反転し、
時計周りの回転を始め、前記転写搬送装置34の1つの前記吸引カップ配列43
は、前記後端エッジ94をつかまえる。前記両面刷用プリント装置32の前記吸
引カップ配列72は、前記後端エッジ94を放し、前記転写搬送装置34及び前
記両面刷用プリント装置32が回転を続けると、シート22は、前記転写搬送装
置34に巻き取られ、前記両面刷用プリント装置の前記吸引カップ配列70は、
シート22の前記後端エッジ94を放す。その後、シート22は、前記転写搬送
装置34上に完全にあり、前記後端エッジ94によって前記転写搬送装置34に
保持され、シート22のプリント面は、前記矢印90で示されるように、下側を
向いている。
【0061】 前記転写搬送装置34は、前記後端エッジ94によってシート22を保持して
はいるが、前記両面刷用プリント装置32は、前記後端エッジ94を、前記転写
搬送装置34に、前記先端エッジ92の位置に対して正確に見当合せされた、前
記後端エッジ94の位置で渡すために、前記搬送装置上のシート22の位置は、
前記先端エッジ94に対して見当合せされる。この結果、前記搬送システム20
は、シート22を前記印字ローラ26に移動する、前記搬送装置間のさらなる複
数の渡しにおいて、これはシート22の前記後端エッジ94の渡しによって達成
され、シート22の位置は、先端エッジ92に対する見当合せを維持する。
【0062】 図7は、前記転写搬送装置34は、シート22の前記後端エッジ94(この時
点では先端エッジ)を前記給紙装置36に渡しているところを示し、そして、図
8は、前記給紙装置36は、シート22を、そのプリント面が前記第2印字ロー
ラ26上で下側を向くようにシート22を合せ、第2印字ローラ26に給紙する
ところを示している。望ましくは、前記シート搬送システム20は、シート22
を前記給紙装置36から前記第2印字ローラ26に搬送するタイミングを調節す
る、シート位置調節システムを具備しており、これはPCT出願PCT/IL9
9/00600に開示されている。図9は、シート22の第2面はプリントされ
た後に、前記第2ピッカー38は、前記第2印字ローラ26からシート22を除
去し始めた時に、前記ピッカーは、前記後端エッジ94をつかまえているところ
を示している。
【0063】 図10ないし13は、シート22を裏返さずに、シート22は、前記印字ロー
ラ24から前記印字ローラ26に搬送される時の、前記搬送システム20の動作
を概略的に示している。図10は、図1と同一であり、シートの第1面がプリン
トされた後に、前記ピッカー30は、シート22を前記印字ローラ24から除去
するところを示している。シート22のプリント面の向きは、前記矢印90で示
されている。前記両面刷用プリント装置32は、時計周りに回転する。
【0064】 しかしながら、図1及び4ないし9で示される前記搬送システムと異なり、図
10ないし13で示される前記搬送システムでは、前記ピッカー30は、シート
22を前記両面刷用プリント装置32に渡さない。その代わり、図11で示され
るように、前記ピッカー30は、シート22を前記バイパス搬送装置40に渡す
。その後、前記バイパス搬送装置40は、図12で示されるように、シート22
を前記両面刷用プリント装置32に渡す。シート22を受け取った後、前記両面
刷用プリント装置32は、図13で示されるように、回転の方向を反転せず、シ
ート22を前記転写搬送装置34に渡すために、時計周りに回転を続ける。この
結果、前記両面刷用プリント装置32は、シート22を裏返さない。前記転写搬
送装置34から、図7ないし9に示されるように、シート22は、前記印字ロー
ラ26に渡される。しかしながら、シート22は、前記印字ローラ26に給紙さ
れる時に、シート22は、図1及び4ないし9に示されるシート搬送プロセスの
ように下側を向くのではなく、プリント面が上側を向くように、前記印字ローラ
26に巻き取られる。図10ないし13に示されるシート搬送プロセスにおいて
、シート22は、前記先端エッジ92によって常に保持され、そして、1つの搬
送装置から他への、シート22の搬送は、常に前記先端エッジ92を渡す事によ
ってなされる。前記第2印字ローラ26上でのシート22の位置は、従って、前
記先端エッジ92に対して自動的に見当合せされる。
【0065】 前記搬送システム20は、前記バイパス搬送装置40を用いるように配置され
ている時、前記搬送システムは、前記印字ローラ24と前記印字ローラ26の間
を、前記搬送システムは、ページを裏返すように配置されている場合に、シート
を前記ローラ間で搬送する時に比べて、ほぼ、より速く複数のシートを搬送する
。従って、前記搬送システム20を具備する前記プリンターは、シートの唯1つ
の面をプリントする時、前記搬送システム20は、前記バイパス搬送装置40を
用いるように配置された時、前記プリンターとしてより高い効率が達成される事
が可能である。
【0066】 加えて、前記プリンターは、シートの両面をプリントするために用いられる時
、前記搬送装置40は、シートの両面の色濃度を、1つのインライン濃度計でチ
ェックするために、有利に用いられる。例えば、前記濃度計は、シートが、前記
第2印字ローラ26上にある間に、シートの色濃度をチェックするために、設置
されていると仮定できる。従って、通常の両面動作下では、前記濃度計は、シー
トの第2面(すなわち、第2印字ローラ26でプリントされる面)の色濃度をチ
ェックする。シートの前記第1面の色濃度をチェックするために、前記搬送シス
テム20は、キャリブレーションモードに切り替わり、前記モードにおいては、
前記システムは、前記バイパス搬送装置40を用いるように配置されており、前
記プリンターは、シートの第1面(すなわち、前記第1印字ローラ24でプリン
トされる面)のみをプリントするようにセットされている。これらの状況下でプ
リントされるシートが、シートは、第2印字ローラ26に巻き取られる時、前記
印字ローラ上で第1面を上側に向け、前記濃度計は、第1面の色濃度をチェック
する。
【0067】 図14は、前記ピッカー搬送装置30の前記シャフト52の1部分の、概略的
な断面図を示しおり、前記シャフトは、図2で示されるように、前記真空配給装
置62を設けられており、本発明の望ましい一実施形態に従っている。前記断面
図は、図2に示されるラインA−Aに沿って取られており、前記ダイナミックシ
ールを用いて、前記ピッカー30に具備されている、前記吸引カップ配列42に
、真空を伝達する方法を示してあり、本発明の望ましい一実施形態に従っている
【0068】 前記真空配給装置62は、収容容器100を具備しており、前記収容容器10
0は、前記収容容器100の内側のキャビティ壁104によって円状に規定され
ている、円筒キャビティ102を有している。3つの、望ましくは同一の環状回
転ベアリング105、106,107が、前記キャビティ102の内側に設けら
れている。望ましくは、前記環状回転ベアリング105、106,107は、接
触密閉ベアリングである。前記ベアリング105、106,107の各々は、複
数の適切な円筒状又は球状ローラ108と、内側レース110と、外側レース1
12とを具備している。前記ローラ108の両側のグリースシール114が、前
記ローラを汚れから守っている。望ましくは混乱を避けるため、前記ベアリング
105、106,107の構成要素を示す数字は、前記ベアリング105に対し
てのみ示している。
【0069】 前記ベアリング105、106,107の外径は、前記円筒キャビティ102
の直径にほぼ等しく、前記ベアリングの内径は、前記シャフト68の直径にほぼ
等しい。環状スペーサ115が、隣合った前記ベアリング105、106の間に
、前記ベアリング間の望まれる距離を維持するために、望ましくは設置されてい
る。同様に、環状スペーサ117が、前記ベアリング106、107の間に位置
している。前記環状スペーサ115、117は、前記円筒キャビティ102の直
径にほぼ等しい外径を、望ましくは有しており、いったん位置づけられたら、前
記キャビティ内で回転できないように、前記キャビティ102内に、望ましくは
プレス固定される。前記環状スペーサ115、117は、望ましくは十分な厚さ
の、直径方向の壁厚を有しており、このため、前記環状スペーサは、前記ベアリ
ングの外側レースのみに沿って、前記ベアリング間に、設置されており、接触し
ている。前記収容容器100のへり118及びカバープレート120が、前記キ
ャビティ102内の、複数の前記ベアリング106及び複数の前記スペーサ11
6を、望ましくは守っている。
【0070】 前記ベアリング105、106、107の各々のために、O−リング又はその
他の適切なシール、122が、前記収容容器100の前記内側壁104の適切な
溝に敷かれ、前記ベアリングの前記外側レース112に対して接触しており、プ
レスされている。前記O−リング122は、前記ベアリングの前記外側レース1
12と前記キャビティ壁104の間に、ガスシールを備えている。同様に、前記
ベアリング105、106、107の各々のために、O−リング又はその他の適
切なシール、123が、前記ベアリングの前記内側レース110に向かい合って
、前記シャフト68の適切な溝に敷かれている。前記O−リング123は、前記
ベアリングの前記レース112と前記シャフト68の表面の間に、ガスシールを
備えている。前記ベアリング105、106、107の各々のために、複数の前
記ベアリングの複数の前記グリースシート、及び、複数の前記O−リング122
、123が備えている前記ガスシールは、前記ベアリングの2つの側面間の圧力
差を支持するために、前記シャフト68と前記キャビティ壁104の間に、ガス
シールを備えている。加えて、複数の前記ベアリング及び複数の前記ガスシール
は、前記シャフト68は、前記真空配給装置62の内で、自由な回転を可能にし
ている。従って、前記ベアリング105、106、107及びそれらに関する前
記O−リングシールは、低トルクダイナミックシールとして機能しており、さら
に、前記シャフト68と、前記真空配給装置62の前記キャビティ壁104との
間に、2つの分離されている密閉されている環状キャビティ125、127を生
成している。 前記キャビティ125への入口孔128が、前記収容容器100及び前記スペー
サ115を通っており、さらに、前記キャビティ127への入口孔129が、同
様に、前記収容容器100及び前記スペーサ117を通っている。前記 入口孔128、129は、前記ピッカー30の前記吸引配列42のために真空を
生じている、前記真空システム(図示されていない)に、それぞれ、前記圧力ホ
ース64、66を介して接続されている。
【0071】 前記シャフト68は、望ましくは前記シャフト68の軸に平行な、2つのチャ
ンネル130、132とで形成されている。前記チャンネル130、132は、
お互いに接続されていない。前記チャンネル130は、入口孔134と出口孔1
36を有しており、これらの各々は、前記チャンネル130を前記シャフトの表
面68に接続している。前記入口孔134は、密閉された環状キャビティ127
と連通するために置かれている。前記出口孔136は、前記圧力ホース56を介
して、前記ピッカー30の前記吸引配列42の1つと接続されている(図2)。
前記チャンネル132は、同様に、入口孔138と出口孔140を有している。
前記入口孔138は、環状密閉キャビティ125と連通するために置かれている
。前記出口孔140は、前記圧力ホース57を介して、前記ピッカー30の他の
前記吸引配列42と接続されている。前記チャンネル130、132は、例えば
、前記シャフト68の端69まで通じる適切な複数の穴を穿孔し、それらの穴を
複数の栓141で詰めることで、形成される事が可能である。
【0072】 前記真空配給装置62は、前記ピッカー30の前記吸引配列42の各々は、互
いに独立に制御されることを可能にする。前記真空システムは、前記圧力ホース
64を通じて空気を抜く時に、空気は、前記チャンネル132を通じて、前記チ
ャンネル132は協力される、前記吸引カップ配列42の前記吸引カップから抜
かれる。空気は、前記圧力ホース64を通じて抜かれる時、前記チャンネル13
2及び前記環状キャビティ125を通じている、空気の流れる方向は、実線の矢
印で示されている。前記真空システムは、前記圧力ホース66を通じて、空気を
抜く時、空気は、前記チャンネル130を通じて、前記チャンネル130は協力
される、前記吸引カップ配列42の前記吸引カップから抜かれる。空気は、前記
圧力ホース66を通じて抜かれる時、前記チャンネル130及び前記環状キャビ
ティ127を通じて流れている空気の方向は、破線の矢印で示されている。
【0073】 前記真空配給装置62は、前記シャフト68内の2つの前記チャンネルに真空
を伝達するように示されているのに対して、3より多い低トルク真空シールを具
備している同様の真空配給装置が、回転シャフトの2より多いチャンネルに、真
空を伝達するために用いられる事が可能であり、これは本発明の望ましい一実施
形態に従っており、以上の事を記しておくべきである。更に、前記真空配給装置
62は、真空を伝達するように示されているのに対して、前記真空配給装置62
は、もちろん、回転シャフト内の複数のチャンネルに、低圧を伝達するために用
いる事も可能である。
【0074】 前記入口ホース64、66は、前記シャフト68と共に回転せず、従って、静
止した真空源に自由に接続している事が可能である事を記しておくべきである。
前記出口ホース56、57の真空は、回転し、従って、前記シャフトと共に回転
する、あらゆる構造を取付けられている事が可能である。従って、前記ホース5
6、57の真空は、前記ホース64、66の真空を制御する事により制御される
事が可能である。
【0075】 更に、図14は、2チャンネル配給装置を示しいるけれど、同じタイプ(各々
の入口/出口のために回転シール及びチャンネルを用いる)の拡張された構造が
、幾らかのチャンネルの配給装置のためであっても用いる事ができる。更に、前
記シャフトの両側には、前記真空配給装置が設置されている。
【0076】 図15は、同じ印字ローラでシートの両面をプリントする、両面プリント装置
で用いられる、両面刷用プリント装置200の斜視図を、概略的に示している。 前記両面刷用プリント装置200は、ブラケットアーム202、204をそれ
ぞれ望ましくは有している、2つの取り上げ設置アーム201、203を望まし
くは具備している。前記ブラケットアーム202、204は、望ましくは2つの
ピンシャフト206,208に、回転可能に設けられており、このため、各々の
前記ブラケットアームは、同じ軸210に関して独立に回転可能である。前記ブ
ラケットアーム202は、望ましくは、前記ピンシャフト208に固定され、前
記ピンシャフト206にを中心にして可能である。同様に、前記ブラケットアー
ム204は、望ましくは、前記ピンシャフト206に固定され、前記ピンシャフ
ト208にを中心にして可能である。
【0077】 前記ピンシャフト206は、望ましくは複数のプーリ214及び伝達ベルト2
16を介して、モーター212に連結される。望ましくは、前記伝達ベルト21
6はタイミングベルトであり、複数の前記プーリ214は、溝付きプーリである
。前記ブラケットアーム204は、前記モーター212は、前記ピンシャフト2
06を回転する時に、軸210にを中心にしてする。同様に、前記ピンシャフト
208は、前記ピンシャフト208の回転を制御し、それによって、前記軸21
0に対する前記ブラケットアーム202の回転を制御している、モーター218
に連結されている。
【0078】 前記ブラケットアーム204は、シート支持表面224を有する、望ましくは
少なくとも2つの三日月形構造体222と、複数の吸引カップ220の1つとを
、設けられている。実施形態では、前記ブラケットアーム204は、4つの吸引
カップ220と2つの三日月形構造体222とを設けられている。望ましくは、
前記三日月形構造体222は、前記吸引カップ220の外側の組の各々の間に、
設けられている。前記軸210から全ての前記吸引カップ220までの半径方向
の距離は、望ましくは等しくなっている。望ましくは、前記軸210から、前記
支持表面224の領域までの半径方向の距離は、前記ブラケットアーム204か
らの、前記領域の距離が増大するのにつれて、微少に減少している。
【0079】 前記ブラケットアーム204内のチャンネルが、前記吸引カップ220と連通
しており、本発明の属する技術分野の従来の方法を用いて、適切な真空システム
と連結されており、前記真空システムは、前記吸引カップ220の吸引を制御す
る。前記ブラケットアーム202は、シート支持表面234を有する三日月形構
造体232と、吸引カップ230とを、望ましくは同様に設けられている。前記
吸引カップ230及び前記シート支持表面234は、前記吸引カップ220及び
前記シート支持表面224は横たわっているのと同じ、円筒表面の側面に横たわ
っている。前記三日月形構造体222、232は、前記軸210に平行な方向に
、互いに離されており、このため、前記ブラケットアーム204、202は、互
いに密接して回転する事が可能である。前記ブラケットアーム204、202は
、密接している時、前記三日月形構造体222は、前記三日月形構造体232と
交互に重なっている。前記シート支持表面224、234の領域の半径方向の距
離の減少は、2つの前記取り上げ設置アームが共に密接している時に、1つの前
記取り上げ設置アームによって保持されているシートは、他の前記取り上げ設置
アームの前記シート支持表面によってこすられるのを防いでいる。
【0080】 図16ないし21が、シート搬送システム250の断面図を概略的に示してお
り、その動作を示しており、これは本発明の望ましい一実施形態に従っている。
図16ないし21は、前記シート搬送システムは、シートの第1面がプリントさ
れた後に、プリンター(図示されていない)の印字ローラ252からシートを除
去し、シートを裏返し、シートの第2面をプリントするために、前記印字ローラ
252にシートを返すところを、示している。ローラ254が、前記印字ローラ
252に保持されているシートに、イメージをプリントするための、あらゆる適
切な装置を表している。シートの2つの面のイメージは、一般に異なっているた
めに、前記プリント装置は、望ましくは、電子写真装置のような、デジタルプリ
ント装置である。前記ローラ254は、例えば、プリンターの中間転写構成物で
ある事が可能である。
【0081】 図16を参照すると、前記シート搬送システム250は、図15の斜視図に示
されている前記両面刷用プリント装置200と、表面257を有しているコンベ
アベルト256と、少なくとも1つのファン258を具備している。前記コンベ
アベルト256内の矢印が、前記表面257の動く方向を示している。シート2
2の第1面は、シートは、給紙トレイ253から前記印字ローラ252に巻き取
られている時に、前記印字ローラ252上でプリントされている。前記印字ロー
ラ252のグリッパー251が、シート22の先端エッジ92をつかまえている
。矢印90が、シート22のプリント面を示している。前記取り上げ設置アーム
201、203、ここで今後は「アーム201、203」、上の複数の肉太の曲
った矢印が、前記アームの回転方向を示しており、それらは、共に時計周りに動
く。 前記取り上げ設置アーム203の前記吸引カップ220は、前記印字ローラ25
2及び前記両面刷用プリント装置200の間の渡し位置に、近づいている。
【0082】 前記渡し位置で、前記アームの前記吸引カップ220は、吸引し、前記先端エ
ッジ92をつかまえるために、制御される。前記アーム203及び前記印字ロー
ラ252は、前記吸引カップ220は、前記先端エッジ92をつかまえた後に、
回転を続け、シート22は、前記印字ローラ252から巻き去られ、前記アーム
203の前記シート支持表面に巻き取られる。
【0083】 図17は、シート22のおおよその部分は、前記シート支持表面224に巻き
取られており、次のシート23は、前記印字ローラ252に給紙されている、そ
の後の前記搬送システム250を示している。前記シート支持表面224は、前
記印字ローラ252からのシート22の滑らかな巻き取りに寄与しており、前記
アーム203は、シート22を前記印字ローラ252から引去る際の力の揺らぎ
を減少させることに寄与している。前記シート支持表面224は、また、シート
22への、前記吸引カップ220の周辺領域での、シートのねじれやしわからの
ダメージを、ほぼ減少させる。前記アーム201及び前記印字ローラ252は、
回転を続けており、シート22は、前記印字ローラ252から離れ、前記ファン
258によって生成される送風によって、前記コンベア表面257に吸着されて
いる。
【0084】 図18は、シート22は、前記印字ローラ252から完全に巻き去られ、前記
コンベア表面257上に平らに横たわった、ちょうどその時の、前記アーム20
1、203の位置と、シート22とを示している。この時、前記アーム201は
、回転の方向を反転して、反時計周りに回転しており、シート22を、前記コン
ベア表面257の動く方向に送っており、このため、シート22の前記先端エッ
ジ94は、前記コンベア257及び前記印字ローラ252の間の渡し位置に近づ
いている。前記ファン258からの送風と、前記コンベア表面257の動きとは
、前記コンベア表面257上のシート22の「うねり」を、ほぼ防いでおり、前
記先端エッジ92の位置に対する、前記後端エッジ94の位置の正確な見当合せ
を、比較的維持している。
【0085】 前記グリッパー251は、前記印字ローラ252でプリントされている、シー
ト23の先端エッジを保持し、前記アーム201は、前記印字ローラ252及び
前記両面刷用プリント装置200の間の渡し位置で、前記先端エッジを取り上げ
るために、時計周りの回転をしている。
【0086】 図19で、前記アーム201は、前記印字ローラ252からシート23を除去
し始めており、前記アーム201の前記吸引カップ230は、前記グリッパー2
51によって離されている、シート23の前記先端エッジをつかまえている。前
記アーム203は、依然として、反時計周りに動いており、前記コンベア表面2
57と共に、シート22の前記先端エッジ94を、前記グリッパー251に会す
るように送っている。
【0087】 図20で、前記先端エッジ94は、前記コンベア表面257及び前記印字ロー
ラ252の間の、渡し位置に到達している。前記グリッパー251は、シート2
2の前記先端エッジ94をつかまえており、シート22は、前記印字ローラ25
2上で第1プリント面を下側にして、前記ローラに巻き取られ始めている。前記
吸引カップ230は、シート22の前記先端エッジ94を離しており、前記アー
ム203は、時計周りに回転して、前記印字ローラ252から次のシートを取り
上げるために、前記印字ローラ225まで戻るために、回転の方向を反転してい
る。シート22は、前記印字ローラ252に巻き取られ、その第2面がプリント
される。
【0088】 前記アーム203は、前記印字ローラ252から巻き去る次のシートが、再び
シート22であるが、この時、シート22の第2面がプリントされた後である。
前記アーム203は、シート22の第2面がプリントされた後には、もちろん、
シート22を前記印字ローラ252に戻さない。シート22を前記コンベア表面
257に配置し、回転方向を時計周りから反時計周りに反転する代わりに、前記
アーム203は、時計周りの回転を続け、シート22を外部トレイに送るための
シート搬送装置に、シート22渡している。図21では、前記アーム203は、
シートの第2面をプリントした後に、シートを前記外部トレイに送る搬送装置2
60に、シート22を渡しているところを示している。
【0089】
【発明の効果】
本発明の望ましい一実施形態に従っている、タンデムシート搬送システムが、
シートの第1面が、第1印字ローラの全ての回転において、プリントされるよう
に、シートがプリントされるのと同じ速さで、タンデムプリンターの前記第1印
字ローラでプリントされたシートを除去し、前記プリンターの第2印字ローラに
シートを給紙する事を記すべきである。同様に、1つの同じ印字ローラで、シー
トの両面をプリントするプリントを具備している、本発明の望ましい一実施形態
に従っている、再給紙搬送システムが、シートの1つの面が、前記プリンターの
前記印字ローラの全ての回転において、プリントされるような速さで、シートを
搬送している。
【0090】 本発明の詳細な説明及び特許請求の範囲において、「具備する」、「備える」
、「有する」、配置する、という語の各々が、その語の客体又はその語の複数の
客体が、その語の主体又はその語の複数の主体の、構成物、構成要素、部材、部
分を必ずしも完全に挙げるものではないことを示すために、用いられている。
【0091】 本発明は、実施形態によって与えられ、本発明の範囲を規定するよう意図され
ていない、詳細な本発明の実施形態を用いて示されている。ここに示された本発
明の望ましい実施形態は、異なった構成部分を具備しているが、あらゆる本発明
の実施形態で要求される、すべての異なった構成部分を具備しているわけではな
い。本発明のある実施形態は、単に、幾つかの構成部分、又は、幾つかの構成部
分の可能な組み合わせを役立たせているにすぎない。これまでに示されている本
発明の実施形態の変化と、これまでに示されている本発明の実施形態に記された
構成部分の、異なった組み合せを具備している本発明の実施形態とが、当業者に
見出されるだろう。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、プリンターの第1印字ローラからシートを除去し、シートを裏返し、
プリンターの第2印字ローラにシートを搬送するタンデム両面刷装置搬送システ
ムの断面図を、概略的に示している。
【図2】 図2は、図1及び4ないし9の断面図で示されている、前記搬送システムに具
備されている、、ピッカーの斜視図を、概略的に示している。
【図3】 図2は、図1及び4ないし9の断面図で示されている、前記搬送システムに具
備されている、、両面刷用プリント装置の斜視図を、概略的に示している。
【図4】 図4は、図1と同様の図である。
【図5】 図5は、図1と同様の図である。
【図6】 図6は、図1と同様の図である。
【図7】 図7は、図1と同様の図である。
【図8】 図8は、図1と同様の図である。
【図9】 図9は、図1と同様の図である。
【図10】 図10は、図1に示されている前記搬送システムが、前記第1印字ローラから
前記第2印字ローラへ、シートを裏返さずに、シートを搬送するところを、概略
的に示している。
【図11】 図11は、図10と同様の図である。
【図12】 図12は、図10と同様の図である。
【図13】 図13は、図10と同様の図である。
【図14】 図14は、真空ポンプを、搬送装置の複数の吸引カップに連結するために用い
られる、複数のダイナミックシールを、概略的に示している。
【図15】 図15は、2つの取り上げ設置アームを具備している、両面刷プリント搬送装
置の斜視図を、概略的に示している。
【図16】 図16は、図15に示されているのと同様な、両面刷プリント搬送装置を具備
している、再給紙両面刷プリント搬送システムの動作を示している。
【図17】 図17は、図16と同様の図である。
【図18】 図18は、図16と同様の図である。
【図19】 図19は、図16と同様の図である。
【図20】 図20は、図16と同様の図である。
【図21】 図21は、図16と同様の図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月4日(2002.3.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項32】 前記ベアリングは、接触密閉ベアリングである、請求項2
2ないし31のいずれか1つの装置。
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月21日(2002.5.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シュマイザー、アロン イスラエル国 75734 リション・レジオ ン、ハメショレレット・ラチェル・ストリ ート 60 (72)発明者 レウィンツ、リアー イスラエル国、69359 テル−アビブ、シ ョハム・ストリート 32/2 (72)発明者 コロル、イェフゲニー イスラエル国、76217 レホボット、レー イ・ストリート 53 (72)発明者 フェイゲルマン、アレックス イスラエル国、49408 ペタク・ティクバ、 アーロゾロフ・ストリート 29/7 (72)発明者 ガジット、アロン イスラエル国、76875 クファー・ハナジ ッド、ハシクマ・ストリート 264 Fターム(参考) 2H028 BA05 BA09 BB04 3F101 CA14 CB08 CC08 CC09 LA06 LB03 3F102 AB01 BA11 DA11 EB01

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端エッジ及び後端エッジを有するシートの第1面が、前記
    先端エッジを基準として、上でプリントされる第1印字ローラと、 シートの第2面が、上でプリントされる第2印字ローラと、 前記第1印字ローラから、プリントされたシートを除去し、前記第2印字ロー
    ラに搬送する搬送システムとを具備し、 この搬送システムは、シートを受け取り、シートの前記先端エッジ及び前記後
    端エッジの両方に沿ってシートをつかまえる両面刷用プリント装置を有し、この
    両面刷用プリント装置は、シートを裏返し、前記第2印字ローラへ、シートの前
    記後端エッジを最初にして、シートを搬送している、 両面プリントのための装置。
  2. 【請求項2】 前記両面刷用プリント装置は、前記先端エッジに対して、前
    記後端エッジを見当合わせして、シートを搬送する、請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記両面刷用プリント装置は、前記先端エッジの近くで、シ
    ートをつかまえる第1配列の吸引カップと、前記後端エッジの近くで、シートを
    つかまえる第2配列の吸引カップとを具備している、請求項1又は2の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び前記第2の吸引カップ配列の間の距離は、異な
    ったサイズのシートに適合するように調節され得る、請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記両面刷用プリント装置は、前記吸引カップ配列が、設け
    られているシャフトを具備している、請求項3又は4の装置。
  6. 【請求項6】 前記吸引カップの前記第1及び前記第2の配列は、前記配列
    の前記吸引カップの吸引を制御し、少なくとも1つの真空システムに、前記シャ
    フト内の第1及び第2の内部チャンネルを介して、それぞれ、接続されている、
    請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び前記第2のチャンネルは、それぞれ、前記シャ
    フトの表面上に第1及び第2のオリフィスを有しており、この前記第1オリフィ
    スは、前記シャフトの軸に沿って、前記第2オリフィスから離れている、請求項
    6の装置。
  8. 【請求項8】 前記シャフトに設けられた、第1、第2、第3環状ベアリン
    グを具備し、また、各々の前記ベアリングは、複数のローラ及び少なくとも1つ
    のシールを間に挟み込んでいる、内側及び外側レースを有している、請求項7の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1オリフィスは、前記第1及び前記第2のベアリング
    の間に位置し、前記第2オリフィスは、前記第2及び前記第3ベアリングの間に
    位置する、請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 前記シャフト及び前記ベアリングの各々の内側レースの間
    に、シールを具備している、請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 前記ベアリングに設けられている、収容容器を具備し、前
    記収容容器は、第1及び第2の貫通孔を形成されており、キャビティ表面によっ
    て規定されているキャビティを有している、収容容器壁を有しており、また、前
    記第1貫通孔は、前記第1と前記第2のベアリングとの間にあり、前記第2貫通
    孔は、前記第2と前記第3ベアリングとの間にある、請求項10の装置。
  12. 【請求項12】 前記ベアリングの各々の外側レースと前記キャビティ壁と
    の間に、シールを具備している、請求項11の装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び前記第2の貫通孔が、第1及び第2の圧力ホ
    ースをそれぞれ介して、少なくとも1つの前記真空システムと接続しており、ま
    た、前記第1及び前記第2の吸引カップ配列の前記吸引カップが、少なくとも1
    つの真空システムが、それぞれ、前記第1及び第2の圧力ホースを通して空気を
    抜いた時に、吸引する、請求項12の装置。
  14. 【請求項14】 前記環状ベアリングが、接触密閉ベアリングである、請求
    項8ないし13のいずれか1の装置。
  15. 【請求項15】 前記両面刷用プリント装置は、シートが、前記両面刷用プ
    リント装置に保持されている時に上で横たわる、少なくとも1つのシート支持表
    面を具備している、請求項1ないし14のいずれか1の装置。
  16. 【請求項16】 シートを、少なくとも1つの前記シート支持表面に平らに
    押圧する送風を生成するファンを具備している、請求項15の装置。
  17. 【請求項17】 表面に関して前記シャフトの回転を可能にしている、シャ
    フトと表面との間のガスシールを与えるための、ダイナミックシールであって、
    内側レースと外側レースとの間に挟み込まれている複数のローラ、及び、前記ロ
    ーラを汚れから守る、前記内側レースと前記外側レースの間のシールを有する、 接触密閉ベアリングと、 前記内側レースと前記シャフトとの間のガスシールと、 前記外側レースと前記表面との間のガスシールとを、 具備しているダイナミックシール。
  18. 【請求項18】 シートの第1面が、上で、シートの先端エッジを基準とし
    てプリントされる、前記プリンターの印字ローラから、シートを受け取って、前
    記シートが第2面をプリントされる場合には、シートを裏返して前記印字ローラ
    にシートを戻すプリンターのための、シート搬送システムで、このシート搬送シ
    ステムは、 上にあるシートを前記印字ローラ上に送る、コンベアベルトと、 シートの第1面がプリントされた後に、前記印字ローラからシートを除去し、
    シートの第2面がプリントされる場合には、シートを前記コンベアベルト上に設
    置し、シートの第2面がプリントされない場合には、シートを前記プリンターの
    出力トレイに移動する、両面刷用プリント装置とを、 具備し、この両面刷用プリント装置は、 同じ軸を中心として独立に回転可能な、第1及び第2のブラケットと、 前記第1及び前記第2のブラケットの各々に設けられている複数の吸引カップ
    と、 各ブラケットに設けられている、少なくとも1つのシート支持表面と、 前記ブラケットを、連続的に回転させ、順次に、前記印字ローラから、プリン
    トされたシートを除去し、そして、前記コンベアに除去されたシートを位置させ
    るか、又は、シートを出力トレイに送る、システムとを、 備えている、 シート搬送システム。
  19. 【請求項19】 ブラケットに設けられている前記少なくとも1つの支持表
    面は、前記第1及び前記第2のブラケットが回転している中心軸に対して、垂直
    な曲面によって規定されている、比較的長く狭い表面であり、また、前記軸から
    、前記曲面の点までの半径方向の距離は、前記ブラケットから前記点までの距離
    が増大するにつれて、減少している、請求項18のシート搬送システム。
  20. 【請求項20】 前記第1ブラケットの前記少なくとも1つの支持表面は、
    前記第2ブラケットの前記少なくとも1つの支持表面から、軸方向に離れている
    、請求項19のシート搬送システム。
  21. 【請求項21】 前記コンベアベルト上に位置されたシートを、このコンベ
    アベルトの表面に押圧する送風を生成するファンを具備している、請求項18な
    いし20のいずれか一つのシート搬送システム。
  22. 【請求項22】 間に空間が存在するように前記シャフトに装着される、複
    数のローラ及び少なくとも1つのシールを間に挟み込んでいる内側レースと外側
    レースを有している、第1及び第2の複数の環状ベアリングと、 各ベアリングの前記内側レースと前記シャフトとの間のシールと、 貫通孔を形成されている収容容器壁を有し、この収容容器壁は、前記ベアリン
    グと共に、前記シャフトを囲んでおり、前記貫通孔と連通しているキャビティを
    形成している、収容容器と、 前記収容容器壁と各前記ベアリングとの間のシールとを、 具備し、 また、前記シャフトには、前記キャビティと連通している第1開口部、及び、前
    記装置と連通している第2開口部を有している内側チャンネルを形成されている
    、 回転シャフトに装着される装置を、真空にするための装置。
  23. 【請求項23】 前記キャビティを真空にし、この結果、前記機器を真空に
    するための、前記貫通孔と連通している真空源を具備している、請求項22の装
    置。
  24. 【請求項24】 前記第2ベアリング及び前記収容容器壁と共に、前記シャ
    フトを囲んでいる、追加キャビティを形成している第3環状ベアリングを具備し
    、また、前記ベアリングは、複数のローラ及び少なくとも1つのシールを間に挟
    み込んでいる、内側レース及び外側レースを有している、請求項23の装置。
  25. 【請求項25】 前記第3ベアリングの前記内側レースと前記シャフトとの
    間に、シールを具備している、請求項24の装置。
  26. 【請求項26】 前記第3ベアリングの外側レースと前記収容容器壁との間
    にシールを具備している、請求項24又は25の装置。
  27. 【請求項27】 前記収容容器壁が、前記追加キャビティと連通している追
    加貫通孔を形成されている、請求項24ないし26のいずれか1のの装置。
  28. 【請求項28】 前記シャフトには、追加キャビティと前記シャフトに設け
    られた追加装置とに連通している追加内部チャンネルを形成されている、請求項
    27の装置。
  29. 【請求項29】 前記真空源が、前記キャビティ及び追加キャビティの真空
    を独立に制御するために、そして、前記装置と前記追加装置の真空を独立に制御
    するために、前記貫通孔及び前記追加貫通孔と連通されている、請求項28の装
    置。
  30. 【請求項30】 前記シールの少なくとも1つは、O−リングである、請求
    項22ないし29のいずれか1の装置。
  31. 【請求項31】 前記装置及び前記追加装置に、伝達される真空によって達
    成される圧力は、0.03より小さい、請求項22ないし30のいずれか1の装
    置。
  32. 【請求項32】 前記ベアリングは、接触密閉ベアリングである、請求項2
    2ないし31のいずれか1の装置。
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