JP2003512234A - 保持エレメントと板ガラス用ワイパ装置とから成る構成ユニット - Google Patents

保持エレメントと板ガラス用ワイパ装置とから成る構成ユニット

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JP2003512234A JP2001531633A JP2001531633A JP2003512234A JP 2003512234 A JP2003512234 A JP 2003512234A JP 2001531633 A JP2001531633 A JP 2001531633A JP 2001531633 A JP2001531633 A JP 2001531633A JP 2003512234 A JP2003512234 A JP 2003512234A
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Abstract

(57)【要約】 構成ユニット(12)は、保持エレメント(11)と板ガラス用ワイパ装置(10)とから成っており、しかも前記保持エレメント(11)に前記板ガラス用ワイパ装置(10)が着脱可能に固定されている。本発明では着脱可能な固定手段が噛合い継手として構成されている。噛合いエレメント(14)が前記保持エレメント(11)に形成されており、かつ、板ガラス用ワイパ装置(10)のワイパ軸受(15)に形成された噛合い座(13)に弾性的に噛合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野: 本発明は、請求項1に発明の上位概念として規定したように、保持エレメント
に板ガラス用ワイパ装置を着脱可能に固定した形式の、保持エレメントと板ガラ
ス用ワイパ装置とから成る構成ユニットに関する。
【0002】 背景技術: 保持エレメントと車両の板ガラス用ワイパ装置とから成る公知の構成ユニット
は、その構造の点でもその操作可能性の点でも複雑で操作がままならない。その
結果、車両の保持エレメントにおける板ガラス用ワイパ装置の組付けもしくは固
定に時間がかかり、場合によっては組付け補助手段もしくは固定補助手段を付加
的に使用することが必要になる。
【0003】 発明の開示: 請求項1に発明の上位概念として規定した形式の本発明の構成ユニットは、着
脱可能な固定部が噛合い継手として構成されていることを特徴としている。この
ように構成された構成ユニットは特に操作がし易い。それというのは、板ガラス
用ワイパ装置が保持エレメントに対して正しく位置決めされると、自動的に生じ
る噛合い継手が得られ、該噛合い継手によって板ガラス用ワイパ装置が保持エレ
メント内に保持されるからである。噛合い継手が自動的に生じるので、板ガラス
用ワイパ装置を保持エレメントに固定するために、費用のかかる組付け補助手段
もしくは固定補助手段を用いる必要もなくなる。また1つの噛合い継手によって
、構成ユニットの構造エレメントの個数も最小限に抑えられるので、構成ユニッ
トは、設計上の点でも比較的単純に構成することができる。
【0004】 本発明では保持エレメントに噛合いエレメントが形成されており、かつ、板ガ
ラス用ワイパ装置のワイパ軸受に形成された噛合い座に弾性的に噛合わされてい
るのが有利である。ワイパ軸受は通常1つのピン状部分を有しかつ保持エレメン
トが通常、比較的肉薄の板金として形成されているので、設計技術上及び操作技
術上の理由から、保持エレメントに噛合いエレメントを設け、かつワイパ軸受に
、適当に形成された噛合い座を装備するのが有利である。
【0005】 有利な実施形態によれば前記噛合い座は、長手方向で閉じられた1つの円を描
く周溝として形成されている。噛合い座として円形に延びる周溝は、噛合い継手
のために特に有利である。それというのは保持エレメントの噛合いエレメントが
、任意の部位で周溝内へ係合できるからである。これによって保持エレメントに
おける板ガラス用ワイパ装置の組付けは特に単純になる。それというのはワイパ
軸受の噛合い座を、特別の仕方で噛合いエレメントに対して整合させる必要はな
く、むしろ自動的な噛合い動作をリリースするためには、周溝を噛合いエレメン
トの平面内に位置決めするだけで充分だからである。この場合噛合いエレメント
による噛合い動作は、周溝の任意の部位で行うことができる。
【0006】 噛合いエレメントは、弾性的に運動可能な少なくとも1つのばねエレメントを
有し、該ばねエレメントは、周溝に幾何学的に適合された噛合いエッジを有して
いるのが有利である。従ってばねエレメントは、噛合い継手の形成後には、周溝
の円周の少なくとも一部分に沿って延びている。周溝に幾何学的に適合された、
噛合いエレメントとしての弾性的に運動可能なばねエレメントは、噛合いエレメ
ントと噛合い座との適当な相互位置決め時に自動的に生じる確実な噛合い継手を
保証するために特に適している。しかも、このように構成された噛合いエレメン
トは、製作技術の面から見ても比較的簡便に製作することができる。
【0007】 有利な実施形態によれば保持エレメントは保持板金として形成されており、か
つばねエレメントは、前記保持板金内に互いに対向配置された弾性的に運動可能
な2つの板金部分から成っている。保持板金として形成された保持エレメントは
、噛合い座を有するワイパ軸受との噛合い継手を形成するのに特に適している。
保持エレメントと板ガラス用ワイパ装置との間に確実な、殊に力対称的な噛合い
継手を得るために、保持板金内に互いに対向配置された弾性的に運動可能な2つ
の板金部分が設けられているが、両板金部分は、板ガラス用ワイパ装置のワイパ
軸受を適当に位置決めする際に同時に周溝内に噛み入り、かつワイパ軸受もしく
は板ガラス用ワイパ装置を特定の不作用位置に保持する。
【0008】 両板金部分はその噛合い位置において保持板金の平面から離間しているのが有
利である。両板金部分は、ばねエレメントに対して周溝を位置決めする際に自動
的に、保持板金により部分的にシフトすべきワイパ軸受によって、所望の噛合い
位置へもたらされる。従って確実かつ安全な噛合い継手を得るために保持板金の
特定の噛合い位置を予め調整する必要はなく、両板金部分の正しい噛合い位置が
ワイパ軸受によって自動的に生じ、該ワイパ軸受は、保持エレメントにおける板
ガラス用ワイパ装置の組付け中に構成ユニットの領域で保持板金を貫通し、つま
り、相互に対向する弾性的に運動可能な両板金部分間を貫通する訳である。従っ
て特別の組付け補助手段もしくは特別の固定補助手段の必要はなく、或いは両板
金部分に特別な組付け前調整を行う必要もない。
【0009】 板金部分の噛合いエッジは、その噛合い位置において実質的に互いに面整合さ
れているのが有利である。このように構成すれば、ワイパ軸受の周溝内への噛合
いエッジによる両板金部分の正確な、規定通りの確実な噛合いが保証される。こ
の場合「噛合いエッジ」とは、噛合い位置において弾性的な戻し力の作用に基づ
いて自動的に前記周溝内へ侵入するような領域を意味している。この領域では両
板金部分は、殊に有利には一定の壁厚を有し、かつ、前記周溝と相俟って形状嵌
合式の継手を形成する。その場合、両板金部分の噛合いエッジと周溝との間の形
状嵌合式継手は、噛合い継手の形成後に、かつ、両板金部分がその噛合い位置か
ら弾性的な旋回を発生する際に、両板金部分の噛合いエッジもしくは周溝の囲壁
に弾性変形及び/又は塑性変形を生ぜしめるように構成されている。
【0010】 有利な実施形態によれば噛合いエッジの各端面は、両板金部分の噛合い位置に
おいて周溝の溝底面に接触している。噛合い位置において両板金部分の各端面が
周溝の溝底面に接触することによって、少なくとも周溝の深さ方向では遊びなく
、或いは周溝円周の少なくとも一部分では遊びなく両板金部分をワイパ軸受と噛
合い結合させることが保証されることになる。両板金部分が相互に対向配置され
ておりかつ弾性的に運動可能であることによって、このように遊びのない状態は
、両板金部分が、噛合い位置を占める前にワイパ軸受によって弾性的な戻し力に
抗して運動するようにして、比較的単純な形式で得られる。前記の弾性的な戻し
力は両板金部分を自動的に噛合い位置へ案内し、かつこの噛合い位置では両板金
部分の噛合いエッジの各端面を少なくとも部分的に周溝の溝底面に接触させる。
【0011】 板金部分は、保持エレメントの共通の平面内に位置する旋回軸線を中心として
、互いに逆向きの方向へ弾性的に運動可能であるのが有利である。各板金部分が
互いに逆向きの方向へ弾性的に可動であることに基づいて、各板金部分と周溝と
の間に自動的に生じる噛合い結合を弾性的な戻し力の発生によって得ることが可
能になる一方、噛合い継手の形成後には、或る特定度合まで各板金部分の弾性的
な旋回を逆方向に、つまり保持板金平面に接近する方に向かってか、もしくは前
記保持板金平面から離間する方に向かって行うことが可能である。噛合い継手を
形成した後の保持エレメントの、このような弾性的な可撓性は、保持板金におけ
る板ガラス用ワイパ装置の組付け/保持板金からの板ガラス用ワイパ装置の組外
しの点で有利である一方、組付け時にワイパ軸受との噛合い継手を形成するため
に両板金部分に加える押込み力と、保持板金からのワイパ軸受の組外し時に噛合
い継手を解消するために加えるべき押し外し力とを、適当な構造手段もしくは構
造部品の特殊な材料特性の利用によって正確に確定することが可能である。噛合
い継手を解消するために発生すべき押し外し力をこのように設定できることに基
づいて、しかも該押し外し力を介して、場合によっては板金部分及び/又は周溝
を塑性変形させて板金部分を周溝から滑り出させることに基づいて、例えば衝突
時、特に人体との衝突時に板ガラス用ワイパ装置に充分な可撓性を与えるという
要件、もしくは板ガラス用ワイパ装置を解放するという要件のような、特別の安
全要件を満たすことが可能である。その場合、噛合い継手を解消するため、ひい
ては板ガラス用ワイパ装置を外すために生ぜしめるべき押し外し力並びに、噛合
い継手を形成するために克服すべき押込み力(弾性的な戻し力)は、例えば周溝
の溝深さ或いは板金部分の壁厚、長さ及び/又は形態のような1つ又は若干のパ
ラメータによって予め規定される。
【0012】 両噛合いエッジは板金部分の噛合い位置において周溝を完全に包囲しているの
が有利である。このようにすれば、できるだけ大きな噛合い領域において迅速か
つ確実な噛合い継手が得られる。互いに対向した、もしくは互いに並列的に位置
していて噛合い位置において保持板金平面から張出す複数の板金部分が設けられ
ている場合には、噛合い継手は特に安定したものとなる。それというのは前記複
数の板金部分が、噛合い位置において互いに結合し合っており、かつ保持板金平
面の方向での運動が強いられると、板金部分の弾性的な据込み作用、場合によっ
ては周溝の付加的な塑性変形作用を惹起する圧縮応力を受けることになるからで
ある。この圧縮応力は、このように保持板金平面方向の運動が強いられると、板
金部分相互間でも周溝と各板金部分との間でも生じる。
【0013】 択一的な実施形態によれば、板ガラス用ワイパ装置は、車両の保持エレメント
における複数の、特に3つの相互に隔てられた固定点において、それぞれ噛合い
継手によって取付けられている。噛合い継手の形成は、必ずしも或いは専らワイ
パ軸受において行われる必要はなく、それぞれ1つの噛合い座を有する付加的な
ピン状の、殊に有利には円筒形の、複数の継手エレメントを、板ガラス用ワイパ
装置に設けておくことも可能である。また噛合い継手、もしくはそのために必要
な構造エレメント、特に噛合い座及び所属の噛合いエレメントは、その作用態様
の点でも、その空間的な配置の点でも、各適用例に応じて適合されることができ
る。
【0014】 両板金部分は、その噛合い位置から、保持板金平面から離間する方向へ、旋回
軸線を中心として弾性的に旋回可能であり、かつ前記保持板金平面の方向に相応
に旋回した場合に、板金部分の相互間及び/又は各板金部分とワイパ軸受の周溝
との間に生じる圧縮力に基づいて塑性変形作用を受けているのが有利である。板
金部分及び/又は周溝の塑性変形作用が1つの運動方向で生じることに基づいて
、板金部分と周溝との間に比較的安定した噛合い継手が得られる。塑性変形作用
を発生する圧縮力を適当に設定もしくは確定することによって、噛合い継手の所
期の解消を、発生する塑性変形力に抗しても同時に得ることが可能である。
【0015】 構成ユニットは、板ガラス用ワイパ装置を保持エレメントに固定するために、
噛合い継手を形成した後に付加的な固定ユニットを有しているのが有利である。
噛合い継手は、保持エレメントにおける板ガラス用ワイパ装置の迅速かつ格別効
果的な前組付けを可能にするので、場合によっては必要に応じて次いで、例えば
ねじ継手による付加的な固定を、操作の特に簡便な形式で行うことが可能になる
。従ってこの場合、構成ユニットが、保持エレメントに板ガラス用ワイパ装置を
正しく位置決めして保持するために役立つ一方、ねじ継手によっては、保持エレ
メントにおける板ガラス用ワイパ装置の格別安定した固定が得られる。
【0016】 本発明のその他の有利な構成は、明細書中に挙げた構成手段に基づいて明らか
である。
【0017】 発明を実施するための最良の形態: 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0018】 図1には、符号10で総体的に示した板ガラス用ワイパ装置の一部分が図示さ
れている。板ガラス用ワイパ装置10は2つのワイパ軸受15を備え、両ワイパ
軸受は、車両(図示せず)に板ガラス用ワイパ装置10の固定を可能にするよう
に構成されている。
【0019】 図2に図示したように板ガラス用ワイパ装置10は、車両(図示せず)の、保
持板金として構成された保持エレメント11に固定される。その場合、保持エレ
メント11と板ガラス用ワイパ装置10のワイパ軸受15は、両者相俟って1つ
の構成ユニット12を形成するように構成されている。該構成ユニット12は、
板ガラス用ワイパ装置10と保持エレメント11との間に噛合い継手を製作する
ために1つの噛合い座13と1つの噛合いエレメント14を有している。図示の
実施例では前記噛合いエレメント14は、保持エレメント11に形成されており
、かつ板ガラス用ワイパ装置10のワイパ軸受15の噛合い座13に弾性的に噛
合い可能である。また図示を省いた実施形態のように、板ガラス用ワイパ装置1
0が噛合いエレメントを有し、該噛合いエレメントが、保持エレメントに適当に
形成された噛合い座に噛合えるようにすることも当然考えられる。
【0020】 噛合い座13は、ワイパ軸受15の円筒形ピン25の周面に沿って長手方向で
閉じられた1つの円を描く周溝16によって形成される。噛合いエレメント14
は、弾性運動可能なばねエレメント17として形成されており、該ばねエレメン
トは、幾何学的に前記周溝16に適合された噛合いエッジ19を有している。前
記ばねエレメント17は有利には、保持板金の2つの板金部分18、つまり互い
に向き合った2つの弾性運動可能な板金部分18から成り、その場合、両板金部
分18はその噛合い位置では保持板金の平面20から突出して、両板金部分18
の対向する2つの噛合いエッジ19が1つの貫通口24を形成している。両板金
部分18が不作用位置に在る場合の貫通口24の直径は、ワイパ軸受15の円筒
形ピン25の外径よりも小さい。両板金部分18は、保持エレメント11の平面
20内に位置する旋回軸線21を中心として、二重矢印22で示したように互い
に逆向きに、つまり前記平面20に接近する方向、もしくは前記平面20から離
間する方向に弾性運動可能である。
【0021】 ワイパ軸受15の円筒形ピン25が、両板金部分18の間の貫通口24を通っ
て、符号23で示した矢印線の方向に押込まれると、両板金部分18は、先ず前
記円筒形ピン25によって外向きに弾性的に旋回させられ、つまり旋回軸線21
を中心として、矢印線23に相応して平面20から離間する方向に旋回させられ
て、両板金部分18の噛合いエッジ19が、円筒形ピン25の円筒形の外周表面
に当接し、かつ該円筒形ピン25の更なる運動に伴って該円筒形ピンの外周表面
に沿って滑動するに至る。矢印線23の方向に動かされるワイパ軸受15の円筒
形ピン25は貫通口24を通って、該円筒形ピン25が噛合い位置に達するまで
シフトされる。この噛合い位置において両板金部分18の噛合いエッジ19は、
弾性的な戻し力の作用に基づいて周溝16内に自動的に噛入る。保持エレメント
11(両板金部分18)と板ガラス用ワイパ装置10(円筒形ピン25)との間
に噛合い継手が形成された後に、板ガラス用ワイパ装置10は、車両の保持板金
によって保持される。
【0022】 図3に示した択一的な実施形態によれば、両板金部分18の噛合いエッジ19
は、その噛合い位置において実質的に互いに面整合されている。本実施形態は、
噛合いエッジ19の各端面(表示せず)が、板金部分18の噛合い位置において
周溝16の溝底面に少なくとも部分的に接触することを可能にする。しかも両噛
合いエッジ19は、両板金部分18の噛合い位置では、両々相俟って周溝16を
完全に包囲することができ、或いは噛合い継手を形成した後には、周溝16の円
周の少なくとも一部分に沿って延びることができる。いずれの場合も両板金部分
18は、その噛合い位置から或る程度まで平面20から離間する方向に、その旋
回軸線21を中心として弾性的に旋回可能である。平面20の方向に旋回軸線2
1を中心として比較的大きく旋回する場合には両板金部分18は、各板金部分1
8とワイパ軸受15の周溝16との間に生じる圧縮力に基づいて、塑性変形作用
を受ける。両板金部分18が噛合い位置においてすでに互いに接触し合っている
場合、つまり両板金部分18が両々相俟って周溝16を完全に包囲している場合
には、両板金部分18が旋回軸線21を中心として平面20の方向に比較的大き
く旋回すると、両板金部分18間に作用する圧縮力に基づいて、両板金部分18
の塑性変形作用(据込み作用)が生じる。
【0023】 ワイパ軸受15の円筒形ピン25と保持エレメント11もしくは両板金部分1
8との間に噛合い継手を形成する代わりに、板ガラス用ワイパ装置10に設けた
別のピン(図示せず)との相応の継手を形成することも可能である。保持板金と
の噛合い継手を形成するために複数本のピンを用いたこのような解決手段の場合
には、噛合い継手によって板ガラス用ワイパ装置10と保持板金とを結合するた
めに、三角形状に充分な相互間隔をおいて配置された3本のピンを設けるのが有
利である。更にまた保持エレメント11に板ガラス用ワイパ装置10を固定する
ための構成ユニット12は、噛合い継手を形成した後に、例えば板ガラス用ワイ
パ装置10と保持エレメント11との間のねじ継手のような付加的な固定ユニッ
トを有することも可能である。ワイパ軸受15の位置決め時に生じかつ矢印線2
3の方向に作用する押込み力並びに、矢印線23の方向とは逆向きに作用しかつ
噛合い継手を解消するために必要な押し離し力は、例えば周溝16の溝深さ或い
は両板金部分18の壁厚、長さ及び/又は形状のような単数又は複数のパラメー
タによって予め規定され、もしくはその都度の所与条件に適合されるのが有利で
ある。
【0024】 ばねエレメント17は金属製であっても、或いは別の適当な材料から製作する
こともできる。
【0025】 前記構成ユニット12は、例えば人体と衝突した場合に特に有利である。それ
というのは、このような状況において構成ユニット12は弾性的に屈撓し、もし
くは該構成ユニット12に対して作用する外的な衝突力の大きさに関連して板ガ
ラス用ワイパ装置10を完全に解放し、ひいては板ガラス用ワイパ装置10に対
して衝突する人体の危険な障害を完全に又は少なくとも部分的に回避するからで
ある。従って構成ユニット12は、歩行者を最大限に防護することに関する特別
の安全要件を効果的にかつ比較的簡単な形式で満たすのに適している。このよう
な有利な効果が得られるのは、保持エレメント11における板ガラス用ワイパ装
置10の着脱可能な固定手段が専ら噛合い継手として構成されており、かつ板ガ
ラス用ワイパ装置10と保持エレメント11との間には例えばねじ継手のような
付加的な固定ユニットが決して設けられていない場合に限られているのは勿論の
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 部分的に図示した板ガラス用ワイパ装置の概略的な斜視図である。
【図2】 本発明による構成ユニットの概略的な拡大斜視図である.
【図3】 構成ユニットの本発明による保持エレメントの択一的な実施形態の概略的な斜
視図である。
【符号の説明】
10 板ガラス用ワイパ装置、 11 保持エレメント、 12 構成
ユニット、 13 噛合い座、 14 噛合いエレメント、 15 ワイ
パ軸受、 16 周溝、 17 ばねエレメント、 18 板金部分、
19 噛合いエッジ、 20 平面、 21 旋回軸線、 22 二重
矢印、 23 矢印線、 24 貫通口、 25 円筒形ピン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持エレメントに板ガラス用ワイパ装置を着脱可能に固定し
    た形式の、保持エレメントと板ガラス用ワイパ装置とから成る構成ユニットにお
    いて、着脱可能な固定手段が噛合い継手として構成されていることを特徴とする
    、保持エレメントと板ガラス用ワイパ装置とから成る構成ユニット。
  2. 【請求項2】 保持エレメント(11)に噛合いエレメント(14)が形成
    されており、かつ、板ガラス用ワイパ装置(10)のワイパ軸受(15)に形成
    された噛合い座(13)に弾性的に噛合わされている、請求項1記載の構成ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 噛合い座(13)が、長手方向で閉じられた1つの円を描く
    周溝(16)として形成されている、請求項1又は2記載の構成ユニット。
  4. 【請求項4】 噛合いエレメント(14)が、弾性的に運動可能な少なくと
    も1つのばねエレメント(17)を有し、該ばねエレメントが、周溝(16)に
    幾何学的に適合された噛合いエッジ(19)を有している、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の構成ユニット。
  5. 【請求項5】 保持エレメント(11)が保持板金として形成されており、
    かつばねエレメント(17)が、前記保持板金に互いに対向配置された弾性的に
    運動可能な2つの板金部分(18)から成っている、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の構成ユニット。
  6. 【請求項6】 両板金部分(18)がその噛合い位置において保持板金の平
    面(20)から離間している、請求項1から5までのいずれか1項記載の構成ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 両板金部分(18)の噛合いエッジ(19)がその噛合い位
    置において実質的に互いに面整合されている、請求項1から6までのいずれか1
    項記載の構成ユニット。
  8. 【請求項8】 両噛合いエッジ(19)の各端面が、両板金部分(18)の
    噛合い位置において周溝(16)の溝底面に接触している、請求項1から7まで
    のいずれか1項記載の構成ユニット。
  9. 【請求項9】 板金部分(18)が、保持エレメント(11)の平面(20
    )内に位置する旋回軸線(21)を中心として、互いに逆向きの方向へ弾性的に
    運動可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載の構成ユニット。
  10. 【請求項10】 両噛合いエッジ(19)が板金部分(18)の噛合い位置
    において周溝(16)を完全に包囲している、請求項1から9までのいずれか1
    項記載の構成ユニット。
  11. 【請求項11】 板ガラス用ワイパ装置(10)が、車両の保持エレメント
    (11)における複数の、特に3つの相互に隔てられた固定点において、それぞ
    れ噛合い継手によって取付けられている、請求項1から10までのいずれか1項
    記載の構成ユニット。
  12. 【請求項12】 両板金部分(18)が、その噛合い位置から、平面(20
    )から離間する方向へ、旋回軸線(21)を中心として弾性的に旋回可能であり
    、かつ前記平面(20)の方向に相応に旋回した場合に、板金部分(18)の相
    互間及び/又は各板金部分(18)とワイパ軸受(15)の周溝(16)との間
    に生じる圧縮力に基づいて塑性変形作用を受けている、請求項1から11までの
    いずれか1項記載の構成ユニット。
  13. 【請求項13】 板ガラス用ワイパ装置(10)を保持エレメント(11)
    に固定するための構成ユニット(12)が、噛合い継手を形成した後に、付加的
    な固定ユニットを有している、請求項1から12までのいずれか1項記載の構成
    ユニット。
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