JP2003511465A - 新規シクロトリシロキサン、新規シロキサンポリマーおよびそれらの製造 - Google Patents

新規シクロトリシロキサン、新規シロキサンポリマーおよびそれらの製造

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JP2003511465A
JP2003511465A JP2001530401A JP2001530401A JP2003511465A JP 2003511465 A JP2003511465 A JP 2003511465A JP 2001530401 A JP2001530401 A JP 2001530401A JP 2001530401 A JP2001530401 A JP 2001530401A JP 2003511465 A JP2003511465 A JP 2003511465A
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JP2001530401A
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カレビ パウラサーリ,イリ
ピー. ウェーバー,ウィリアム
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ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、官能基Si−OHを有するシクロトリシロキサンのアニオン重合による高度に分枝したシロキサンポリマーの製造、およびビニル末端官能基を有するシクロトリシロキサンのカチオン又はアニオン重合による直鎖状シロキサンポリマーの製造の方法に関する。更に本発明の目的は、前述のポリマーの製造に有用な新規シクロトリシロキサンに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、新規シクロトリシロキサン、新規の高度に分枝した又は直鎖状のシ
ロキサンポリマー、およびそれらの製造に関する。
【0002】 (発明の背景) 発明の背景、並びに特に実践に関する更なる詳細を提供するための事例を説明
するために、本願明細書において使用される文献および他の資料は、本願明細書
に参照として組入れられている。
【0003】 有機シリコーンの樹枝状および高度に分枝したポリマーは周知である。このデ
ンドリマーコアは通常、テトラアリル−又は−ビニルシランから製造され、これ
は次にヒドロシリル化反応により誘導される(1, 2)。他方で、高度に分枝
したポリカルボシランは通常、ビニルトリス(ジメチルシロキシ)シランからヒ
ドロシリル化反応により製造される。典型的には、出発材料の8〜10モル%が
、副反応において環化する(3)。スキーム1を参照のこと。
【0004】 高度に分枝した又は樹枝状ポリシロキサン、例えば主鎖が−SiRR’−O−
連結からのみなるポリマーの例はほとんどない。恐らく最も有名な論文は、Uchi
cdaら(4)のものであり、これは分子量約15,000g/モルの高度に規則
的な第三世代の樹枝状ポリシロキサンのための多工程経路を説明している。スキ
ーム2を参照のこと。
【0005】 Rebrov(5)は、様々な方法を使用した。彼は、MeSiCl3を、3当量の
NaOSiMe(OEt)2と反応させた。次にエトキシ基を、塩化チオニルと
の反応により、定量的に塩素に転化させた。得られた生成物のNaOSiMe(
OEt)2による再処理、その後のSi−OEtのSi−Cl基への転化を繰り
返し、第四世代のポリマーを収率>75%で生じた。スキーム3を参照のこと。
【0006】 Morilkowa(6)は、その合成において容易に切断可能なSi−Ph結合を利
用した。このコアは、Br2による処理によりSi−Brへ転化される3個のS
i−フェニル基を有する化合物から製造した。HNMe2との反応は、Si−N
官能基を生じ、これは次にSi−フェニル基を有するシラノールと反応する。こ
のサイクルを2回反復し、分子量約4,800g/モルである第三世代のデンド
リマーを収率32%で生じた。スキーム4を参照のこと。
【0007】
【化8】
【0008】
【化9】
【0009】 (発明の目的および概要) 本発明の目的は、官能基Si−OHを有するシクロトリシロキサンのアニオン
重合による高度に分枝したシロキサンポリマーの製造、およびビニル末端官能基
を有するシクロトリシロキサンのカチオン又はアニオン重合による直鎖状シロキ
サンポリマーの製造のための簡便な方法を提供することである。更なる本発明の
目的は、前述のポリマーの製造に有用な新規シクロトリシロキサンを提供するこ
とである。
【0010】 従ってひとつの態様において、本発明は、下記式(I)の新規シクロトリシロ
キサンに関する:
【0011】
【化10】
【0012】 (式中、Yは、OSi(R)2H、OSi(R)2OH、又はO−Si(R)2
OSi(R)2−CH=CH2であり、かつR置換基は、同じ又は異なることがで
き、いずれかのR置換基は、フェニル、炭素原子が1〜6個の未置換又は置換の
アルキルからなる群より選択され、ここで任意の置換基はフェニル又は1個以上
のフッ素原子であるが、但しこのアルキル鎖のα又はβ位はフッ素置換すること
はできない。)。
【0013】 別の態様において本発明は、高度に分枝したシロキサンポリマーの製造法に関
し、ここでは下記式(II)の化合物が:
【0014】
【化11】
【0015】 (式中、Yは、OH又はOSi(R)2OHであり、かつR置換基は、フェニル
、炭素原子が1〜6個の未置換又は置換のアルキルからなる群より選択され、こ
こで任意の置換基はフェニル又は1個以上のフッ素原子であるが、但しこのアル
キル鎖のα又はβ位はフッ素置換することはできない。)、 バルクにおいて又はTHFのような適当な溶媒中で、アニオン重合が施され、高
度に分枝したポリマーを製造し、これは下記式(IIIa1、IIIa2、II
Ia3)又は(IIIb1、IIIb2、IIIb3)を有する。
【0016】
【化12】
【0017】 (式中、置換基Rは前述のように定義され、かつここでIIIa1−a3の中の
各Zは、基IIIa1−a3のひとつであり、かつIIIb1−b3の中の各Z
は、基IIIb1−b3のひとつであるか、もしくはZはエンドキャッピングさ
れた基である。)。このエンドキャッピングされた基は、同じ又は異なることが
でき、中和により得られる水素、又は例えばクロロシラン又はクロロシロキサン
のような、ハロシランもしくはハロシロキサンに由来したラジカルであることが
でき、ここで該ハロシラン又はハロシロキサンは、官能基又は非−官能基を生じ
ることができる。この官能基又は非−官能基の例は、水素、ビニル、先に定義さ
れたような置換基R、アミノ、アルコキシ又はポリアルキレンオキシドを挙げる
ことができる。このポリマーのエンドキャッピングは、様々な化合物の混合物を
用いても行うことができる。エンドキャッピング基の適切な選択により、該ポリ
マー表面を望ましいように改質することができる。
【0018】 更なる態様において、本発明は直鎖状のシロキサンポリマーの製造法に関し、
ここでは、下記式(IV)の化合物が:
【0019】
【化13】
【0020】 (式中、Yは、O−Si(R)2−OSi(R)2−CH=CH2であり、かつR
置換基は、同じ又は異なることができ、いずれかのR置換基は、フェニル、炭素
原子が1〜6個の未置換又は置換のアルキルからなる群より選択され、ここで任
意の置換基はフェニル又は1個以上のフッ素原子であるが、但しこのアルキル鎖
のα又はβ位はフッ素置換することはできない。)、 カチオン又はアニオン重合を施され、下記式(V)の直鎖状ポリマーを生じる:
【0021】
【化14】
【0022】 (式中、置換基Rは化合物(IV)におけるものと同じであり、かつmは3〜9
000である。)。
【0023】 本発明は更に、新規の高度に分枝した又は直鎖状のシロキサンポリマーにも関
する。
【0024】 (発明の詳細な説明) 好ましい実施態様に従い、式(I)のシクロトリシロキサンにおける各R−置
換基は同じであり、かつ炭素原子1〜4個のアルキルである。最も好ましくは、
各R−置換基はメチルである。
【0025】 Si−OH機能化シクロトリシロキサン(化合物(II))のアニオン重合は
、例えば、n−ブチルリチウムもしくはトリフェニルメチルリチウムのようなア
ルキルリチウム、又はリチウムジイソプロピルアミドであるような、リチウム含
有塩基の存在下で行うことができる。この重合は、バルクにおいて又は適当な溶
媒中で行うことができる。適当な溶媒の例としては、前述のTHFを挙げること
ができる。
【0026】 あるいは、アニオン重合は、Si−OH機能化シクロトリシロキサンを、ホス
ファゼンのような触媒量の超塩基に曝すことにより実施することができる。特に
有用な超塩基は、ホスファゼン塩基P4−t−Bu[1−tert−ブチル−4
,4,4−トリス(ジメチルアミノ)−2,2−ビス[トリス(ジメチルアミノ
)−ホスホラニリデンアミノ]−2λ5,4λ5−カテナジ(ホスファゼン)]で
ある。
【0027】 直鎖状シロキサンポリマーの製造は、トリフルオロメタンスルホン酸(トリフ
リック酸)などの酸により開始されたカチオン重合により、又はジリチウムジフ
ェニルシラノレートもしくはジリチウムテトラメチルシロキサンジオラートなど
の塩基により開始されたアニオン重合により実施することができる。
【0028】 本発明は、下記の制限的でない例における例項目においてより詳細に説明する
【0029】 (例) 分光分析 1H、13C、および29Si NMRスペクトルは、Bruker AMX−5
00MHz分光計において、FTモードで操作し、得た。1H NMRスペクト
ルは、5%(w/v)クロロホルム−d溶液において測定した。アセトン−d6
を溶媒とする40%(w/v)溶液を用い、29Siおよび13Cスペクトルを得た
13C NMRスペクトルは、広幅プロトンデカップリングで得た。60秒遅延
の逆ゲート(inverse gate)デカップリングパルス配列を用い、29Si NMR
スペクトルを得た。テトラメチルシラン(TMS)を、1H、13C、および29
i NMRスペクトルの内部標準として使用した。
【0030】 NaClプレート上のニート(neat)フィルムのIRスペクトルは、Perk
in Elmer Spectrum 2000 FT−IR分光計で記録した。該ポリマーの分
子量分布のGPC分析は、屈折率測定器を装着したWatersシステム上で行った。
<5μのジビニルベンゼン架橋したポリスチレンHR4およびHR2を充填した
7.8mm x 300mm Styragelカラム2本を連結したものを、分析に使
用した。溶離溶媒はトルエンであり、流量0.3mL/分であった。保持時間は
、公知の単分散ポリスチレン標準に対して検量した。ポリマーのTGAは、Shim
adzu TGA−50装置で測定した。温度プログラムは、25℃から850℃ま
で4℃/分であった。
【0031】 ポリマーのTgは、Perkin-Elmer DSC−7上でDSCにより決定した。分
析の温度プログラムは、−150℃から開始した。温度は、10℃/分の割合で
上昇した。光分散CPS/MALLSは、GPCカラムとR410 RI検出器
の間に挿入された、Wyatt Dawn-DSP MALLS検出器で行った。データは
、Wyatt Astraシステムで解析した。THFを溶離液として用いた。
【0032】 全ての反応は、アルゴン大気下、火炎乾燥したガラス器具において行った。
【0033】 例1 1−ジメチルシロキシ−1,3,3,3,5−ペンタメチルシクロトリシロキサ ンの製造 a)1,1−ジクロロ−1,3,3−トリメチルジシロキサン 1,3−ジヒドリドテトラメチルジシロキサン(57g, 0.42mol)
およびメチルトリクロロシラン(96g, 0.64mol)を、テフロン被覆
した磁気攪拌子を装着しかつゴム製隔壁で封をした200mL rbフラスコに
入れた。触媒溶液(500μL)を、室温(RT)でフラスコに注入した。反応
は生じなかった。無水塩素ガスを、溶液にゆっくり通気した。過剰な圧力は、ド
ライエライトを充填した乾燥チューブに装着したシリンジ針を通じて解放した。
発熱反応が生じた。フラスコの内容物は、約35℃に10分間暖めた。気体状塩
素ガスの添加を2時間継続した。反応混合物は、ステンレス鋼製サドル(saddle
s)が詰まった50cmの真空ジャケットを通って蒸留した。33.6g(収率
42%)、沸点116℃の画分を、収集した。1H NMR δ:0.32(d
, 6H, J=3Hz), 0.84(s, 3H), 4.77(sept
et, 1H, J=3Hz)。13C NMRδ:−0.17, 5.97。29 Si NMRδ:−17.10 (1Si), 0.94 (1Si)。IRν
:2966, 2151, 1414, 1258, 1088, 904,
797cm-1
【0034】 b)テトラメチルジシロキサン−1,3−ジオール この化合物は、ジメチルジクロロシランの制御した加水分解により製造した(
5)。
【0035】 c)1−ジメチルシロキシ−1,3,3,5−ペンタメチルシクロトリシロキ
サン Et2O 30mL中の1,1−ジクロロ−1,3,3−トリメチルジシロキ
サン(25.0g, 0.13mol)およびEt2O 30mL中のテトラメ
チルジシロキサン−1,3−ジオール(22.0g, 0.13mol)を、E
3N(28.0g, 0.28mol)およびEt2O 170mLの溶液に、
室温で1時間かけて滴下した。2時間攪拌した後、反応混合液を濾過し、かつ水
、希H3P04溶液および飽和NaHCO3で洗浄した。これを、無水MgSO4
で乾燥し、濾過し、かつ減圧下での蒸留により揮発物を除去した。10cm真空
ジャケット付きカラムを通した分留により、画分26.9g (収率72%)、
沸点81℃(40mmHg)を得た。 1H NMR δ:0.09(s, 3
H), 0.12(s, 6H), 0.14(s, 6H), 0.20(d
, 6H, J=3Hz), 4.75(sept., 1H, J=3Hz)
13C NMRδ:−3.11, 0.52, 0.72, 0.82。 29
i NMRδ:−56.20(1Si), −8.50(2Si), −5.7
2(1Si)。IRν:2966, 2907, 2133, 1406, 1
260, 1089, 1020, 907, 862, 810, 770,
624cm-1
【0036】 例2 1−(ヒドロキシジメチルシルオキシ)−1,3,3,5,5−ペンタメチルシ クロトリシロキサン 例1で得た1−ジメチルシロキシ−1,3,3,5,5−ペンタメチルシクロ
トリシロキサン(20.0g, 70mmol)、ジオキサン250mLおよび
蒸留水30mLから、均質溶液を形成した。この溶液に、パラジウム触媒(10
%Pd/C、0.5g)を3アリコートにおいて室温で添加し、かつこのシステ
ムを12時間反応させた。少量の追加の触媒を添加した場合に、更なるH2は放
出しなかった。濾過しかつ蒸発により揮発分を除去した後、分留し、19.6g
(66mmol, 収率93%)、沸点52℃(0.1mmHg)の画分を得た
1H NMR δ:0.10(6H), 0.11(3H), 0.12(6
H), 0.15(6H), 5.15(1H)。13C NMRδ:−2.81
, 0.34, 0.78, 0.85。29Si NMRδ:−57.63(1
Si), −12.45(1Si), −8.32(2Si)。IRν:333
9(br), 2966, 2907, 1411, 1262, 1092,
1023, 880, 867, 809, 764, 624cm-1
【0037】 例3 1−ジメチルシルオキシ−1−フェニル−3,3,5,5−テトラメチルシクロ トリシロキサン この製造は、ジエチルエーテル210mLを溶媒とする1−フェニル−1,1
−ジクロロ−3,3−ジメチルジシロキサン(22.0g, 88mmol)、
テトラメチルジシロキサン−1,3−ジオール(14.56g, 88mmol
)、およびEt3N(18.6g, 184mmol)から、例1に記した手順
に従い行った。13.02g (収率43%)、沸点86℃(1mmHg)。1
H NMR δ:0.17(s, 6H), 0.24(s, 6H), 0.
26(d, 6H, J=2.5Hz), 4.82(sept. 1H, J
=2.5Hz), 7.42(m, 3H), 7.65(m, 2H)。13
NMRδ:0.80, 0.98, 1.23, 128.42, 130.
86, 133.73, 134.30。19F NMRδ:。29Si NMRδ
:−70.00(1Si), −7.27(2Si), −3.90(1Si)
。IRν:2964, 2133, 1431, 1261, 1133, 1
084, 1021, 998, 902, 851, 808, 771,
699, 641cm-1
【0038】 例4 1−(ヒドロキシジメチルシルオキシ)−1−フェニル−3,3,5,5−テト ラメチルシクロトリシロキサン この製造は、10%Pd/C 0.4gで触媒された、例2由来の1−ジメチ
ルシルオキシ−1−フェニル−3,3,5,5−テトラメチルシクロトリシロキ
サン(8.34g, 24mmol)、蒸留水(10mL)から、例2に記した
手順に従い製造した。6.18g(収率71%)、沸点94℃(0.2mmHg
)。 1H NMR δ:0.13(s, 6H), 0.16(s, 6H)
, 0.23(s, 6H), 5.37(s, 1H), 7.41(m,
3H), 7.67(m, 2H)。13C NMRδ:0.62, 0.90,
1.10, 128.31, 130.72, 134.38。29Si NM
Rδ:−71.73(1Si), −11.97(1Si), −7.35(2
Si)。IRν:3392, 2964, 1595, 1431, 1262
, 1133, 1189, 1020, 998, 879, 852, 8
08, 745, 717, 699, 641, 593cm-1
【0039】 例5 3’−ビニル−1’,1’,3’,3’−テトラメチルジシルオキシ−1,3, 3,5,5−ペンタメチルシクロトリシロキサン Et2O 10mL中のビニルジメチルシクロシラン(4.0g, 33mm
ol)を、例2で製造した1−ジメチルヒドロキシシルオキシ−1,3,3,5
,5−ペンタメチルシクロトリシロキサン(4.85g, 16mmol)、E
2O 60mLおよびEt3N(4.0g, 40mmol)の溶液に、室温で
20分間かけて滴下した。5時間後、この反応液を濾過した。濾液を水、希H3
P04水溶液および飽和NaHCO3で洗浄し、トリエチルアンモニウムクロリド
を除去し、無水MgSO4上で乾燥し、かつ濾過した。50℃/(0.15mm
Hg)での分留により、最終生成物4.91g(0.13mol、収率79%)
を得た。 1H NMR δ:0.09(s, 6H), 0.11(s, 3
H), 0.13(s, 6H), 0.15(d, 6H, J=0.5Hz
), 0.17(s, 6H), 5.76(dd, 1H, J=21および
4Hz), 5.93(dd, 1H, J=15および4Hz), 6.14
(dd, 1H, J=21および15Hz)。13C NMRδ:−2.73,
0.36, 0.77, 0.93, 1.07, 132.08, 139
.69。29Si NMRδ:−58.11 (1Si), −20.30(1S
i), −8.40(2Si), −3.53(1Si)。IRν:3052,
2965, 2906, 1596, 1408, 1261, 1068,
1021, 862, 839, 808, 763, 710, 625c
-1
【0040】 例6 カチオン重合による直鎖状シロキサンポリマーの製造 1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン250μLを溶媒とする例5の3
’−ビニル−1’,1’,3’,3’−テトラメチルジシルオキシ−1,3,3
,5,5−ペンタメチルシクロトリシロキサン(1.0g, 2.6mmol)
を、−78℃に冷却し、かつ溶液にトリフルオロメタンスルホン酸(トリフリッ
ク酸)5μLを注入した。このシステムが攪拌するには粘性がありすぎるように
なったならば、追加の1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン(3 x 2
50μL)を添加した。0.5時間後、この反応を、0.12mmolヘキサメ
チルジシラゼン20mgを添加することにより停止した。ポリマーは、Et2
/MeOHの混合液から3回沈殿し、減圧下で12時間乾燥した。この方法で、
ポリマー0.48g(収率48%)を得た。Mn/Mw = 83,900/28
,300。 1H NMR δ:0.08−0.18(m, 27H), 5.
75(dd, 1H, J=20.5および4Hz), 5.92(dd, 1
H, J=15および4Hz), 6.13(dd, 1H, J=20.5お
よび15Hz)。13C NMRδ:−2.04, −2.02, −0.39,
1.11, 1.15, 1.18, 1.20, 1.23, 1.28,
131.96, 139.57。29Si NMRδ:−67.17, −67
.11, −21.93, −21.92, −21.84, −21.76,
−21.75, −21.68, −21.04, −3.95, −3.9
4。IRν:3053, 2964, 2906, 1596, 1408,
1261, 1094, 1030, 956, 839, 799, 756
, 707, 518cm-1
【0041】 例7 アニオン重合による直鎖状シロキサンポリマーの製造 a)開始剤 THF中におけるジフェニルシランジオールのn−ブチルリチウムによる処理
により、ジリチウムジフェニルシラノレートを製造した。スチレンを開始剤とし
て使用した(8)。
【0042】 b)アニオン重合 開始剤(22μL,10μmol)を、THF 250μLを溶媒とする例5
の3’−ビニル−1’,1’,3’,3’−テトラメチルジシルオキシ−1,3
,3,5,5−ペンタメチルシクロトリシロキサン(1.0g, 2.6mmo
l)の溶液に、室温で注入した。重合を24時間進行し、その後ビニルジメチル
クロロシラン(0.1g, 0.8mmol)で停止した。ポリマーを、Et2
O/MeOHで3回沈殿し、かつ10時間減圧乾燥し、生成物0.92g(92
%)を得た。Mw/Mn=29,100/12,400。TGA:分解は、425
℃で始まった。530℃で、物質の90%が残留した。655℃で、総質量の半
分が失われた。850℃で45%が残った。
【0043】 例8 超塩基を用いるアニオン重合による直鎖状シロキサンポリマーの製造 超塩基(ホスファゼン塩基P4−t−Bu(n−ヘキサン中1M)(2μL,
2μmol)を、THF 250μLを溶媒とする3’−ビニル−1’,1’
,3’,3’−テトラメチルジシルオキシ−1,3,3,5,5−ペンタメチル
シクロトリシロキサン(1.0g, 2.6mmol)溶液に室温で注入した。
0.5時間後、反応をジメチルビニルクロロシラン(0.1g, 0.8mmo
l)で停止した。揮発物を減圧除去した。反応生成物は、低粘度の液体であり、
w/Mn = 8700/2100であった。
【0044】 例9 アニオン重合による高度に分枝したポリマーの製造 モノマー(1−ジメチルヒドロキシルオキシ−1,3,3,5,5−ペンタメ
チルシクロトリシロキサン)2.0g、6.7mmolおよびTHF 1.0m
Lを、−9℃に冷却し、塩基(P4−t−Bu)(8μL, 8μmol)を注
入した。4時間後、THF 1mL、Et3N (2mL, 7.3mmol)
およびビニルジメチルクロロシラン1mLを添加し、12時間攪拌を継続した。
ポリマーを、ヘキサメチルジシロキサンで抽出し、NaCl水溶液で洗浄し、か
つTHF/MeOHから3回沈殿した。収量2.47g (96%)、Mw/M
n = 15400/5900。 1H NMR δ:0.05−0.20(m
, 27H), 5.74(dd, 0.65H, J=20.5および4.5
Hz), 5.76(dd, 0.35H, J=20.5および4.5Hz)
, 5.91(dd, 0.65H, J=14および4.5Hz), 5.9
2(dd, 0.35H, J=14および4.5Hz), 6.13(dd,
0.65H, J=20.5および14.5Hz), 6.13 (dd,
0.35H, 20.5および14.5Hz)。13C NMRδ:−2.79,
−2.11, 0.25, 0.36, 0.75−1.23(m), 13
1.84, 131.97, 139.27, 139.49。29Si NMR
δ:−67.27, 067.20, −67.14, −67.06, −6
6.20, −66.14, −66.06, −22.05, −21.97
, −21.89, −21.82, −21.80, −21.76, −2
1.74, −21.11, −8.55, −4.00, −3.66, −
3.64。IRν:3053, 2964, 2906, 1596, 140
8, 1261, 1093. 1028, 956, 839, 799,
756, 707, 519cm-1
【0045】 例10 フェニルジメチルシルオキシ末端を有する1−ヒドロキシ−1,3,3,5,5 ,−ペンタメチルシクロトリシロキサンからの高度に分枝したポリマーの製造 THF(0.3mL)およびホスファゼン塩基P4−t−Bu溶液(10μL
, Fluka Chemie AG)を、テフロン(登録商標)被覆した磁気
攪拌子を装着しかつゴム製隔壁で封をした試験管内に入れた。これを、−15℃
に冷却し、かつペンタメチル−シクロトリシロキサン−1−オール(1.70g
, 7.57mmol)を30分間かけてゆっくり添加した。このシステムを−
15℃で5時間反応させ、引き続き室温で4日間維持し、その後Et3N(1.
5mL, 10.8mmol)、フェニルジメチルクロロシラン(1.5mL,
9.07mmol)、およびTHF 3mLを添加し、該ポリマーをエンドキ
ャッピングした。24時間後、溶液を濾過し、かつアンモニウム塩を廃棄した。
揮発物を減圧下で蒸発させ、かつポリマーを、Et2O/MeOHから3回沈殿
した。収量1.72g, (63.3%)。Mw/Mn=32,020/11,3
20(GPC)、Mw/Mn = 62,980/13,240(光散乱法)。T
g=−98℃。Tm=−56℃。1H NMR δ:0.13(m, 15.8H
), 0.37(m, 5.2H), 7.29(s, 2.6H), 7.5
6(s, 0.9H), 7.59(s, 0.8H)。13C NMRδ:−2
.01(m), 0.80(m), 1.20(m), 127.97, 12
9.57, 129.60, 133.21, 133.27, 133.29
, 139.41, 139.44, 139.64, 139.68。29Si
NMRδ:−67.78, −67.34, −67.25, −66.29
, −65.86, −65.79, −21.73, −21.58, −2
1.53, −21.37, −21.34, −20.53, −8.29,
−8.15, −2.25, −2.12, −1.76, −1.62。I
Rν:3091, 3072, 3053, 3025, 3012, 296
3, 2905, 1592, 1488, 1429, 1412, 126
1, 1120, 1090, 1027, 999, 857, 831,
800, 755, 726, 699, 668cm-1。TGA:437℃で
95%残留した。576℃で50%残留。600℃以降、25%残留し続けた。
【0046】 本発明の方法は、様々な実施態様の形を組込むことができ、そのごく一部が本
願明細書において開示されていることは理解されるであろう。当業者には、他の
実施態様が存在し、かつ本発明の精神から逸脱していないことが理解されるであ
ろう。従って、説明された実施態様は例証であり、かつ限定のために構成された
ものではない。
【0047】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H049 VN01 VP04 VP05 VQ01 VQ16 VQ78 VR11 VS01 VS78 VU20 4J035 BA02 CA01N CA05N CA15N EB02 EB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)のシクロトリシロキサン: 【化1】 (式中、Yは、OSi(R)2H、OSi(R)2OH、又はO−Si(R)2
    OSi(R)2−CH=CH2であり、かつR置換基は、同じ又は異なることがで
    き、いずれかのR置換基は、フェニル、炭素原子が1〜6個の未置換又は置換の
    アルキルからなる群より選択され、ここで任意の置換基はフェニル又は1個以上
    のフッ素原子であるが、但しこのアルキル鎖のα又はβ位はフッ素置換すること
    はできない。)。
  2. 【請求項2】 式(I)の各R−置換基が同じであり、かつ炭素原子1〜4
    個のアルキルである、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 各R−置換基がメチルである、請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 高度に分枝したシロキサンポリマーの製造法であり、ここで
    下記式(II)の化合物に: 【化2】 (式中、Yは、OH又はOSi(R)2OHであり、かつR置換基は、同じ又は
    異なることができ、いずれかのR置換基は、フェニル、1〜6個の未置換又は置
    換の炭素原子がアルキルからなる群より選択され、ここで任意の置換基はフェニ
    ル又は1個以上のフッ素原子であるが、但しこのアルキル鎖のα又はβ位はフッ
    素置換することはできない。) バルクにおいて又は適当な溶媒中で、アニオン重合が施され、下記式(IIIa
    1、IIIa2、IIIa3)又は(IIIb1、IIIb2、IIIb3)を
    有する、高度に分枝したポリマーを生じる、方法: 【化3】 (式中、置換基Rは前述のように定義され、かつここでIIIa1−a3の中の
    各Zは、基IIIa1−a3のひとつであり、かつIIIb1−b3の中の各Z
    は、基IIIb1−b3のひとつであるか、もしくはZは、同じ又は異なること
    ができる、エンドキャッピングされた基であり、これは、水素、又はハロシラン
    もしくはハロシロキサンに由来したラジカルであり、ここで該ハロシラン又はハ
    ロシロキサンは、官能基又は非−官能基を生じることができる。)。
  5. 【請求項5】 化合物(II)が、リチウム含有塩基に曝される、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 リチウム含有塩基が、n−ブチルリチウムもしくはトリフェ
    ニルメチルリチウムのようなアルキルリチウム、又はリチウムジイソプロピルア
    ミドである、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 化合物(II)が、超塩基に曝される、請求項4記載の方法
  8. 【請求項8】 下記式(IIIa1、IIIa2、IIIa3)又は(II
    Ib1、IIIb2、IIIb3)の、高度に分枝したシロキサン由来のポリマ
    ー: 【化4】 (式中、置換基Rに加えZは請求項4に定義したものである。)。
  9. 【請求項9】 直鎖状のシロキサンポリマーの製造法であり、ここで下記式
    (IV)の化合物が: 【化5】 (式中、Yは、O−Si(R)2−OSi(R)2−CH=CH2であり、かつR
    置換基は、同じ又は異なることができ、いずれかのR置換基は、フェニル、炭素
    原子が1〜6個の未置換又は置換のアルキルからなる群より選択され、ここで任
    意の置換基はフェニル又は1個以上のフッ素原子であるが、但しこのアルキル鎖
    のα又はβ位はフッ素置換することはできない。)、 カチオン又はアニオン重合を施され、下記式(V)を有する直鎖状ポリマーを生
    じる、方法: 【化6】 (式中、置換基Rは化合物(IV)におけるものと同じであり、かつmは3〜9
    000である。)。
  10. 【請求項10】 重合が、トリフルオロメタンスルホン酸(トリフリック酸
    )により開始されるカチオン重合である、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 重合が、ジリチウムジフェニルシラノレートにより開始さ
    れるアニオン重合である、請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 下記式(V)の直鎖状シロキサンポリマー: 【化7】 (式中、置換基Rは、化合物(IV)のものと同じであり、かつmは3〜900
    0である。)。
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