JP2003509799A - メモリ冗長性技法 - Google Patents

メモリ冗長性技法

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JP2003509799A JP2001523964A JP2001523964A JP2003509799A JP 2003509799 A JP2003509799 A JP 2003509799A JP 2001523964 A JP2001523964 A JP 2001523964A JP 2001523964 A JP2001523964 A JP 2001523964A JP 2003509799 A JP2003509799 A JP 2003509799A
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ケネス、エス.グレイ
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    • GPHYSICS
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 冗長メモリシステム(120)は、アドレスバスと、ランダムアクセスメモリ(130)と、コンテンツアドレス指定可能メモリ(180)と、交換メモリ(170)と、データバストを含む。ランダムアクセスメモリ(130)は、各々がアドレスバスによって提供された多数のアドレスの内の異なる1つによってアクセスされる多数のアドレス指定可能メモリロケーションを含む。コンテンツアドレス指定可能メモリ(180)は、ランダムアクセスメモリの不良のアドレス指定可能メモリロケーションに各々対応する多数の不良ロケーションアドレスを記憶すると共にアドレスバスが提供したアドレスと不良ロケーションアドレスの内の1つが一致するとそれに反応して、多数の一致ラインの内の1つを起動する。交換メモリ(170)は、一致ライン(182)によってコンテンツアドレス指定可能目乗り(180)にカップリングされ、また、各々がライン(182)の内の異なる1つを起動することによってアクセスされる多数の交換メモリロケーションを含む。データバスは、不良ロケーションアドレスの内の1つ以外のアドレスの内の1つによってアドレス指定されると、アドレス指定可能情報をランダムアクセスメモリ(130)から受信し、また不良ロケーションアドレスが用いられると、交換メモリ(170)から交換情報を受信する。メモリ(130)中の不良情報は、不良ロケーションがアドレス指定されるとそれに反応してアクセスされるが、その出力は、読み出し動作中、一致ラインを起動することによって防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明はメモリデバイスに関し、限定的ではないが、より詳しくは冗長メモリ
システムに関する。
【0002】 冗長メモリは時として、データ記憶サブシステムのフォールトトレランスを改
善するために用いられる。集積回路(IC)用の埋込メモリの場合、冗長性は製
造歩留まりを改善する目的でしばしば用いられる。特定用途向けIC(ASIC
)の場合、ハードウエア開発言語(HDL)のマクロは、一般的に、埋込メモリ
を特定する。一次メモリ回路と冗長メモリ回路は双方共しばしば、このようなマ
クロによって一体的に定義される。その結果、ASIC用の埋込メモリマクロは
、一般的にむしろ複雑である。そのうえ、このようなマクロの冗長メモリスキー
ムと一次メモリスキームのどちらかを修正すると、変更するつもりのないスキー
ムに対して不注意に影響を与えてしまう。例えば、このタイプのマクロの場合、
一次メモリの量に対する冗長メモリの量を調整することはしばしば困難であるこ
とが分かる、時としては、競合状態や、複雑なディジタル設計を修正することに
まつわる他の問題を引き起こす。
【0003】 したがって、メモリ冗長性技術の進歩を望む声がある。このような進歩は、1
つのICのマクロ定義された埋込メモリに応用されるだけではなく、複数チップ
システムや複数コンポーネントシステムにも応用される。
【0004】 (発明の概要) 本発明の1つの形態は、独特なメモリデバイスである。別の形態は、独特の冗
長メモリシステムとその方法を含んでいる。
【0005】 さらなる形態は、ICを定義するための独特な冗長メモリマクロである。この
冗長メモリマクロは、選択可能な冗長度で埋込メモリを定義するために一次メモ
リと関連して利用される。
【0006】 別の形態では、組込自己試験(BIST)を冗長メモリで実行して、関連の一
次メモリの歩留まり障害に対処する。BIST、冗長メモリおよび一次メモリは
、共通の集積回路チップに埋め込んだり、2つ以上の単体コンポーネントまたは
集積回路によって定義したりする。
【0007】 さらに別の形態は、冗長メモリを関連する2つ以上の一次メモリを含んでいる
。冗長メモリは、交換メモリとカップリングしたコンテンツアドレス指定可能メ
モリを含んでいる。また、欠陥であると判断された対応する一次メモリコンテン
ツの代わりの交換用メモリコンテンツとなる独特の配置を含んでいる。
【0008】 本発明のさらなる形態、実施形態、態様、特徴および目的は、本書に含まれる
記述および図面から明瞭であろう。
【0009】 (好ましい具体例の説明) 本発明の原理の理解を促進するために、図面に示す実施形態を以下に参照して
、特定の言語を用いてこれらの実施形態を説明する。ただし、本発明の範囲を制
限する意図はないことが理解されよう。これら説明される実施形態に対するいか
なる変更例およびさらなる修正例並びに、本書に記すような本発明の原理のさら
なる応用例は、本発明が関連する当業者には通常的に発生するものであると見な
される。
【0010】 図1に、本発明の1実施形態の集積回路(IC)20を略図で示す。1つの例
では、集積回路20は特定用途向け集積回路(ASIC)のバラエティのもので
あり、集積回路20の回路の少なくとも1部分が、VerilogやVHDLな
どのハードウエア開発言語(HDL)で定義されている。HDLを利用して、1
つ以上のマクロによって標準のロジックセルタイプの配置を指定し、これによっ
て、メモリなどの所望の論理構造を定義してもよい。本書で用いられる「マクロ
」という用語は、HDLで定義された1つ以上のセルに関連して記述された論理
モジュールのことである。
【0011】 集積回路20は、複数のマクロによって指定された埋込冗長メモリ22を含ん
でいる。例えば、埋込メモリ22は、2つの論理メモリブロック意すなわちモジ
ュール40と50になる同じメモリマクロの2つのインスタンスで定義された一
次メモリ30を含んでいる。メモリモジュール40と50は各々が、読み出し/
書き込み酔うランダムアクセスメモリ(RAM)タイプである。埋込メモリ22
の冗長メモリモジュール60は、一次メモリ30の冗長量を変更するように別個
に指定されるメモリモジュール40と50からの別のマクロによって指定される
。さらに、これらのマクロに関連する独特の態様を、以降図6を参照して記述す
る。
【0012】 埋込メモリ22は、メモリモジュール40、50および60にカップリングさ
れた入力バスを定義する。バス32は、ce1、ce2と指定された一次メモリ
30の各メモリモジュール40と50に固有の「モジュールイネーブル」信号を
含んでいる。メモリモジュール40の「ce」入力は、ce1を受信して、その
動作を選択的にイネーブルし、メモリモジュール50の「ce」入力は、ce2
を受信して、その動作を選択的にイネーブルする。「ce」は一般的に「チップ
イネーブル」を指定するが、この場合、モジュール40と50を同じ集積回路2
0の共通埋込メモリ22の1部として指定することは、別のチップを意味するも
のと理解すべきではないことを理解すべきである。正常の動作条件下では、ce
1とce2のせいぜい一方だけが一次にアクティブ(=1)である。また、冗長
メモリモジュール60はce1とce2の双方を入力として受信する。
【0013】 マクロ定義されたメモリモジュール40、50および60はまた、バス32か
ら同期クロック入力“clk”を受信する。さらに、バス32は、読み出し/書
き込み動作が埋込メモリ22に対して実行されているかどうかを示す書き込みイ
ネーブル“we”を含んでいる。ce1、ce2、clkおよびwe等の入力は
一般的には各々が、入力バス32の1つのバイナリ経路に対応しており、1つの
分離したバイナリ信号(1ビット)として動作する。入力バス32はまた、並列
アドレスバスa[x](ここで、“x”はビットに関するバスa[n]の幅を表
している)と並列入力データバスd[n](ここで、“n”はビットに関するバ
スd[n]の幅を表している)。バスa[x]とd[n]はまた、メモリモジュ
ール40、50および60の各々に入力される。メモリモジュール40、50お
よび60は各々が、それぞれトライステート(T−S)出力バッファ44、54
および64を介して出力バス62にカップリングされている。出力バス62は、
並列出力データバスq[n]を含んでいるが、ここで、“n”は入力データバス
d[n]の場合と同じであり、同様にビット幅を指定している。
【0014】 冗長メモリモジュール60は、一次メモリ30と冗長メモリモジュール60の
どちらがデータをバスq[n]に出力するか調停するために、冗長動作ロジック
63を介して一次メモリモジュール40と50にカップリングされたメモリ交換
動作信号“rs”を選択的に発生する。ロジック63は、2入力のANDゲート
64と65およびインバータ66を含んでいる。インバータ66は、単一ビット
信号rsを反転して、この反転されたrs、すなわちrs’と指定された信号を
供給するが、ここで、“”は信号ディスクリプタのそのすぐ左側への反転された
形態を象徴している。信号rs’は、ANDゲート64と65の各々のゲートの
一方の入力に提供される。各ANDゲート64と65に対する他方の入力は、別
のメモリ出力イネーブル信号oe1またはoe2の形態を持つ。信号oe1はメ
モリモジュール40に対応し、信号oe2はメモリモジュール50に対応してい
る。各ANDゲート64と65の出力は、それぞれメモリモジュール40と50
の出力イネーブル入力oeaとoebに提供される。ロジック63は、次の真理
値表Iに従って動作する。
【表1】 真理値表Iの場合、信号は全て、ハイレベルでアクティブであり、”X”は”
ドントケア”状態を示している。したがって、rsがアクティブでハイレベル(
1)であればいつでも、ロジック63は、oe1またはoe2がトライステート
バッファ44と54をイネーブルするのを防止する。
【0015】 追加として図2を参照すると、交換メモリモジュール60がさらに図示されて
いる。交換メモリモジュール60は、データバスd[n]とq[n]にカップリ
ングされている複数ロケーションの読み出し/書き込み交換メモリ70を含んで
いる。交換メモリ70はまた、入力バス32のclk信号とwe信号を受信する
制御/タイミングロジック74にカップリングされている。メモリ70はさらに
、コンテンツアドレス指定可能メモリ(CAM)80から一致信号ライン経路8
2の内の対応する1つを起動することによって個別にアクセスされ得るアドレス
指定可能な複数の読み出し/書き込みロケーションを含んでいる。明瞭さを保つ
ために、一致ライン信号経路82の内のほんのわずかしか、参照番号によって具
体的に指定されていない。一致ライン信号経路82はまた各々が、OR論理ゲー
ト84に入力され、これによって信号rsを発生している。ORゲート84は、
分布したバラエティものであってもよい。CAM80は、ce1、ce2および
a[x]を入力として受信する。CAM80は、一次メモリ30の不良メモリロ
ケーションに対応するce1、ce2およびa[x]の入力を記憶するように配
置されている。続いて、CAM80中のメモリとバスa[x]およびce1とc
e2との間になんらかの一致がある場合;固有一致ライン信号経路82が起動さ
れる。CAM書き込みロジック86は、ce1、ce2、a[x]の値を記憶す
るために、書き込み起動ライン経路87によってCAM80にカップリングされ
ている。ロジック86は、組込自己試験(BIST)ロジック90のCAM選択
制御ロジック部分92によって制御される。図2では、各省略記号は、省略記号
を間に挟んでいるような機能を1つ以上オプションとして付加したことを示して
いる。
【0016】 また、図3に目を転じると、埋込メモリ22のさらなる態様が図示されており
、明瞭さを保つために一次メモリ30のメモリモジュール40だけが示されてい
るが、メモリモジュール50が、同様に構成されていることが理解されよう。図
3では、メモリモジュール40は、ロケーションLOC A、LOC B、LO
C C、...、LOC LASTと個別に指定されている複数の読み出し/書
き込み用ランダムアドレス指定可能なメモリロケーションを持っているところが
示されている。これらのロケーションは、1ビットまたは複数ビットのタイプの
ものであったりする。1つの例では、メモリモジュール40とメモリモジュール
50を指定するマクロは、各ロケーションが32ビット幅を持つ各モジュールに
対して1024のロケーションを提供する。これに対応して、この被制限的な例
の場合、d[n]、q[n]およびアドレスバスa[x]に対して、それぞれn
=32およびx=10となっている。他の例では、当業者には思いつくような別
の配置も利用され得る。図3では、中空の矢印は、アドレスバスa[x]によっ
て提供された特定のアドレスとce1の起動によるトライステート出力バッファ
44に対するロケーション48の内のアクセスされた1つのロケーションの入力
を表している。一般的に、ce1、ce2およびa[x]は、一次メモリ30の
アドレス指定可能なメモリロケーションの内の別の1つのロケーションを各々が
アクセスする固有の値の集合を一括で定義するように動作する。
【0017】 図3はまた、交換メモリ70とCAM80をさらに図示している。交換メモリ
70の読み出し/書き込みアクセス可能メモリロケーション78は、交換ロケー
ションRLA、RLB、RLC、RLD,...,RLLASTと図示され個別
に指定されている。また、CAM80の複数のロケーションが図示されている。
MATCH1、MATCH2、MATCH3で指定されているロケーションは各
々が、ce1、ce2、a[x]によって定義される別々の値と一致するコンテ
ンツを表している。これらの値は各々が、一次メモリ30内の別々のロケーショ
ンを指定している。その一方では、NOMATCHで指定されるロケーション8
8は、ce1、ce2、a[x]で与えられる一次メモリ30内の選択されたロ
ケーションに対応するように意図されている。さらに、各ロケーション88は、
フラグビット(FB)89を含んでいる。所与のロケーション88に対して、フ
ラグビット89は、一次メモリロケーションの内の1つを指定しているce1、
ce2、a[x]によって定義される値に対応するコンテンツを示すように設定
されており(FB=1)、自身が一次メモリ30の所与のロケーションに対応す
るように選択されていないことを示すようには設定されていない(FB=0)。
【0018】 ロケーション78と88の各々に対して、CAM80によって出力され交換メ
モリ70とORゲート84に入力される対応する一致ライン信号経路82が存在
する。図3の垂直方向省略記号は各々が、これらの記号を間に挟んでいる同じタ
イプのオプションとして追加される機能を表している。一般的に、ロケーション
78と88の量は同じである。さらに、ロケーション78の数は、一般的に、一
次メモリ30によって提供されるロケーションの数より少ない。さらに、ロケー
ション78のビット幅は、一般的に、一次メモリ30中の対応するロケーション
のビット幅と少なくとも同じである。
【0019】 一般的に図1〜3を参照して、埋込メモリ22の動作をさらに説明するが、最
初に、一次メモリ30の正常動作ロケーション、次に、一次メモリ30の不良ロ
ケーションを説明する。第1の場合、ce1またはce2がアクティブ(=1)
でアドレスバスa[x]に対してアドレスが提供されると、それに対応する一次
メモリ30のロケーションがアクセスされる。例えば、メモリモジュール40の
ロケーションA(LOC A)が、ce1がアクティブ(=1)の適切なa[x
]アドレスでアクセスされる。別の例では、a[x]アドレスに対応するメモリ
モジュール50のロケーションは、ce2がアクティブ(ce2=1)のときに
アクセスされる。アクセスされた任意のロケーションに対して、we=1のとき
に書き込み動作が実行され、we=0のときに読み出し動作が実行される。書き
込み動作(we=1)の場合、データは、データ入力バスd[n]で一次メモリ
30に入力される。読み出し動作(we=0)の場合、データは、対応するトラ
イステート出力バッファ44と54を起動することによって出力データバスq[
n]に出力される。バッファ44と54は、それぞれ信号oeaとoebによっ
て起動される。信号oeaとoebは各々が、そのそれぞれのイネーブル信号入
力ce1またはoe2と信号rsの関数として決定される。具体的には:oea
=(oe1*rs’)およびoeb=(oe2*rs’)である。
【0020】 これとは対照的に、第2の場合では、メモリモジュール40のLOC Bなど
の一次メモリ30のロケーションが不良であると判断されると、冗長メモリモジ
ュール60を利用して、交換メモリ70から交換読み出し/書き込みメモリロケ
ーション78を提供する。この交換動作中、出力データバスq[n]上の一次メ
モリ30のアクセスされたロケーションから不良情報を出力しようとしてもすべ
てロジック63によって防止される。LOC Bが不良であるインスタンスの場
合、そのce1,ce2、a[x]の指定(記述上の目的のため“BAD”と総
称的にラベル付けされる)は、ビットフラグ89が設定され(FB=1)、“一
致”エントリとしてCAM80の対応するロケーション88、例えば、具体的に
指定されたロケーションMATCH1(c(MATCH1)=BAD)の中に記
憶される。同様に、CAM80の他の一致エントリ(MATCH2、MATCH
3など)は、一次メモリ30の他の不良ロケーションに対応し、また、各々に対
してビットフラグ89が設定される(FB=1)。
【0021】 引き続きLOC Bの例を説明すると、ce1、ce2、a[x]=BADが
バス32上に置かれると、MATCH1がCAM80と比較され、同じであるこ
とが分かる。これに反応して、個別の一致ライン信号経路82がアクティブ(=
1)となる。交換メモリ70の各々のロケーションは、一致ライン信号経路82
の内の別の1つを起動することによって固有にアクセスされる。上記の例の場合
、ロケーションMATCH1に対応する信号経路82が起動されると、RLAが
アクセスされる。書き込み動作が指定される(we=1)と、d[n]がRLA
に書き込まれるが、トライステート出力バッファ44、54、64はインアクテ
ィブのままである。読み出し動作が指示される(we=0)と、トライステート
出力バッファ64が起動されて、RLAのコンテンツがデータバスq[n](q
[n]=c(RLA))上に与えられる。トライステート出力バッファ64は、
図3に示すように論理ゲート85によって起動される。論理ゲート85は、2入
力のANDゲートである、入力が1つ反転している。we信号はゲート85のこ
の反転入力に提供され、rsが他方の入力に与えられ、これで、ゲート85の出
力=rs*we’となる。その結果、rsがアクティブ(rs=1)でweがイ
ンアクティブ(we=0)の場合にトライステートバッファ64はアクティブに
なる。その一致ライン信号が起動されても、ORゲート84の動作によってrs
が高レベル(rs=1)に設定される。これに対応して、交換メモリ70のロケ
ーション78の内の1つに交換動作が実行されている間は、インバータ66並び
にロジック63のANDゲート64および65によって、一次メモリ30のトラ
イステートバッファ44と54の起動が防止される。
【0022】 一次メモリ30のどのロケーションが疑わしいかまたは不良であるかの判断は
、集積回路20と、それに対応してロジック86を用いて構成されたCAM80
と、の初期製造の1部として専用試験によって実行される。その替わりにまたは
追加して、集積回路20の試験時と初期製造時に、BISTロジック90を利用
して、疑わしいアドレスをCAM80とそれに対応して設定されたフラグビット
89に書き込む。そのうえ、BISTロジック90は、集積回路20を次いで使
用している間に発見された不良/疑惑ロケーションに従ってCAM80のコンテ
ンツを動的に更新するために時々一次メモリ30を再試験するように配置され得
る。1つの例では、BIST90は、周期的に実行される。別の例では、BIS
T90は、パワーアップ時にまたは、集積回路20の動作中にコマンドに反応し
て実行される。同様に、BISTロジック90は、交換メモリ70またはCAM
80および/または関連のロジックの記憶ロケーションが不良であるかどうかを
判断するように;また、その場において集積回路20を使用中にそれに従って冗
長メモリモジュール60を再構成するように、配置され得る。
【0023】 本発明の代替実施形態が多く考えられる。例えば、1つの代替例では、BIS
Tロジックは利用されない。その替わりに、一次メモリ30のなんらかの不良ま
たは疑惑のロケーションが検出されるとそれに反応して、専用の外部試験を用い
てCAM80を構成する。別の実施形態では、一次メモリ30中でメモリモジュ
ール40または50をより多くまたは少なく利用して、同じまたは別のメモリマ
クロを用いて、あらゆる追加のモジュールを指定する。さらに別の実施形態では
、一次メモリ30と冗長メモリモジュール60は、メモリマクロによっては定義
されず、その替わりに2つ以上のコンポーネントを一緒にカップリングして、そ
れに対応した複数コンポーネントメモリシステムを構成する。オプションとして
または追加として、他の実施形態では、トライステート出力メカニズムを含まな
いメモリを利用している。
【0024】 図4に、別の出力選択技法を用いた本発明による冗長メモリシステム120の
別の実施形態を図示する。システム120は、2つ以上のコンポーネントの収集
物または1つの集積回路に埋め込まれたものである。システム120は、入力バ
ス132にカップリングされた一次メモリ130を含んでいる。一次メモリ13
0は、当業者には思い当たるように、1つ以上のマクロ、コンポーネントまたは
集積回路チップによって定義され得る。入力バス132は、埋込メモリ22に関
連して上述したように、clk入力とwe入力を含んでいる。入力バス132は
また、埋込メモリ22の共通指定バスで記述したように構成されたアドレスバス
a[x]とデータ入力バスd[n]を含んでいる。一次メモリ130については
たった1つのメモリモジュールしか図示していないので、一次メモリ30に対す
る“ce”入力などの明示的なイネーブル入力はなんら図示されていない。では
あるが、一次メモリ30は、各々が個々のceまたは他のイネーブル入力に従っ
て他から分離して起動される2つ以上のモジュール、チップマヤはマクロから成
ることを理解すべきである。このようなイネーブル入力は、埋込メモリ22の場
あのようにまたは別様に当業者に思い浮かぶように分離信号として、アドレスバ
スa[x]上に提示されたアドレスの1部として指定され得る。
【0025】 システム120はまた、入力バス132にカップリングされた冗長メモリ回路
160を含んでいる。冗長メモリ回路160は、1つ以上のコンポーネント、マ
クロまたは集積回路によって定義され;または一次メモリ130と共に共通のA
SIC上に一括して定義される。一般に、冗長メモリ回路160は、出力データ
バスq[n]と関連した出力選択技法以外は、埋込メモリ22の冗長メモリモジ
ュール60について記述したように構成される。冗長メモリ回路160は、一次
メモリ130の不良/疑惑ロケーションの代わりに自身のコンテンツを選択的に
入れ替えるための読み出し/書き込み交換メモリ170を含んでいる。交換メモ
リ回路160はまた、埋込メモリ22のロジック74のような動作を同期させる
または指示するためのクロックと制御ロジック174を含んでいる。交換メモリ
170との入れ替えを容易化するために一次メモリ130の不良または疑惑のロ
ケーションに対応したアドレスを記憶するCAMメモリ180がさらに含まれて
いる。CAM180は、アドレスバスa[x]上で提示されている個々のアドレ
スをそのエントリの個々と比較して、一致するかどうか判断する。一致すれば、
交換メモリ170に対応するアドレスが、一次メモリ130の不良ロケーション
の代わりにアクセスされる。この交換は、“y”この一致ライン信号経路182
の位置の対応する1つをCAM180が起動することによって始動される。一致
ライン信号経路182はまた、信号rsを発生するために一致ロジック184に
入力される。ロジック184は、CAM180のロケーションのコンテンツがア
ドレスバスa[x]上に提示されているアドレスと一致すると、信号rsを設定
する(rs=1)ように動作する。
【0026】 一次メモリ130と交換メモリ170は各々が、データ発生源選択スイッチ1
90に入力される、中間並列データバスqp[n]とqr[n]をそれぞれ有し
ている。具体的には、一次メモリ130からのデータバスqp[n]はスイッチ
190の入力Bに提供され、交換メモリ170のデータバスqr[n]はスイッ
チ190の入力Bに提供される。入力Aと入力Bのどちらかが、入力選択信号S
ELに従ってスイッチ190の出力O/Pにルーティングされる。選択信号SE
Lは、信号rsを受信するようにロジック184の出力にカップリングされてい
る。したがって、入力Aは、rsがインアクティブ(rs=0)の場合はスイッ
チ190の出力O/Pににルーティングされ、入力Bは、rsがアクティブ(r
s=1)の場合、スイッチ190の出力O/Pにルーティングされる。スイッチ
190の出力O/Pは、埋込メモリ22と関連して既述したように出力データバ
スq[n]となる。トライステート出力バッファの代わりに、スイッチ190が
、読み出し動作中にデータ出力バスq[n]上に出力されたデータの適切な発生
源を選択するようにすることを理解すべきである。書き込み動作は、埋込メモリ
22について既述したようにシステム120で実行される。
【0027】 システム120の代替実施形態では、一次メモリ130と冗長メモリ回路16
0は、別々のマクロによって定義される。別の代替配置では、一次メモリ130
と冗長メモリ回路160は1つのマクロによって定義される。さらに別の実施形
態では、一次メモリ130、冗長メモリ回路160またはその双方は、1つ以上
の別々のコンポーネントの形態で提供され、また、データ選択スイッチ構成に対
する代替物または追加物としてトライステートデータ出力構成を含んでいる。さ
らに別の実施形態では、BISTは、埋込メモリ22に関連して前述されたよう
にCAM180に不良ロケーションのアドレスを入力するようにするようにシス
テム120にカップリングされている。
【0028】 図5に本発明による冗長メモリシステム220のさらに別の実施形態を示す。
システム220は、MM1、MM2、MM3、...、MMzと指定される“z
”個のメモリブロックすなわちモジュールを持つ一次メモリ230と、冗長メモ
リ回路260と、を含んでいる。一次メモリ230と冗長メモリ回路260は、
図1〜4を参照して前述したように、clk、we、アドレスバスa[x]およ
びデータ入力バスd[n]を含む共通入力の集合にカップリングされているが;
簡潔さを保つために図示されていないことを理解すべきである。しかしながら、
図5には、ce1、ce2,...,cezと個別に指定される“z”個の対応
するメモリイネーブル入力232の集合が図示されている。メモリイネーブル入
力232は、メモリモジュールMM1、MM2、MM3,...,MMzに一対
一で対応して一次メモリ230と冗長メモリ回路260に提供されている。メモ
リイネーブル入力232は各々が、正常動作条件下でたった1つが一時にアクテ
ィブである一次メモリ230の“z”個のメモリモジュールの内の別の1つをイ
ネーブルする。図5では、省略記号は各々が、これらを間に挟んでいる機能のよ
うな機能を1つ以上オプションとしてまたは追加して備えているものを表してい
る。そのうえ、4つのメモリモジュールとそれに対応するメモリイネーブル入力
232(z=4)が明示的に図示されているが、当業者には思い浮かぶように、
それより多いまたは少ない数のメモリモジュールとそれぞれのメモリイネーブル
入力を利用してもよい。
【0029】 冗長メモリ回路260は、一次メモリ230のあるロケーションが不良である
と判断されたら代替のメモリロケーションを提供するように動作する。冗長メモ
リ回路260は、それぞれ交換メモリ170、ロジック174、CAM180お
よび一致ロジック184に関連して前述したように配置された読み出し/書き込
み交換メモリ270、制御ロジック274、CAM280および一致ロジック2
84を含んでいる。しかしながら、CAM280は、ce1、ce2、...、
cezの状態を直接に記憶するのではないことを理解すべきである。その替わり
に、交換メモリ回路260は、“z”個のイネーブル入力232を“y”個のビ
ットにエンコーディングするエンコーダ290を含んでいるが;ここで、yはz
より小さい(y<z)。“y”個のビットは一緒になって、信号信号通路292
に追ってCAM280に出力されるイネーブル情報となる。1つの例では、8個
のイネーブル入力232を用いる(z=8)場合、yは3と小さい値となる(y
=3)。代替例では、標準のバイナリエンコーダに適応可能な式z=2に従っ
てCAM280に対するy個の出力ビットとなるように、別の値のz個のイネー
ブル入力をエンコーダ290によってエンコーディングする。その結果、エンコ
ーダ290無しで多くのメモリイネーブル入力を有する方式と比較して、イネー
ブル情報を記憶するためにCAM280内で必要とされるビットの数が少なくて
済む。CAM280の内部編成によっては、yビットから成るエンコーディング
済みイネーブル情報を部分的にまたは完全にデコーディングするためのデコーダ
(図示せず)を含んだり含まなかったりする。
【0030】 冗長メモリシステム220は、一次メモリ230のz個のメモリモジュールの
各々に対して出力(O/P)ロジックユニット264を含んでいる。冗長メモリ
回路260は、出力ロジックユニット264と関連してデータバスq[n]上に
出力される情報の発生源を制御する信号rsを発生する。ロジックユニット26
4は各々が、z個の出力イネーブル信号oe1、oe2、oe3、...、oe
zの内の対応する1つを受信し、また、埋込メモリ22の出力ロジック63のよ
うに配置され得る。図5に具体的に示すように、各ロジックユニット264は、
一方の入力が個別の出力イネーブル信号(oe1、oe2、oe3、...、o
ez)であり、他方が信号rsの反転入力である2入力ANDゲートとして構成
されている。気付かれるように、この配置によって、各メモリモジュールMM1
、MM2、MM3、...、MMZおよび交換メモリ270内にトライステート
出力バッファ構造体を含みやすくなる。代替例では、システム120に関して前
述したようなデータスイッチまたはマルチプレクサ装置を利用して、出力データ
バスq[n]に対するソーシングを制御するようにしてもよい。さらに別の実施
形態では、当業者には思い浮かぶように、信号rsのような、冗長メモリ回路2
60からの1つ以上の出力の関数として別の配置を利用している。
【0031】 CAM280は、エンコーダ290によって提供されるyビットのエンコーデ
ィング済みメモリイネーブル情報と共に一次メモリ230中の不良ロケーション
のアドレスを記憶するように配置されている。CAM280内でエントリの一致
が検出されると、それに対応する一致ライン282の内の1つが起動されて、交
換メモリ270中の個別の交換ロケーションにアクセスして、一致ロジック28
4でrsを設定する(rs=1)。これに応じて、出力ロジック264は、一次
メモリ230または交換メモリ270が、信号rsの関数としての読み出し動作
のための出力データバスq[n]に対する情報の発生源であるかどうかの判断を
する。
【0032】 さらに別の実施形態では、集積回路20、システム120、システム220の
機能が交換されたり、削除されたり、組み合わされたり、入れ替えられたりして
いる。例えば、集積回路20のトライステートバッファによるデータ出力制御装
置またはシステム120のそれに類似したマルチプレックススイッチ装置は交換
しても組み合わせてもよい。別の例では、組込自己試験をシステム120および
/またはシステム220と関連させて用いて、集積回路20に関連して記述した
ように一次メモリ130、230の不良ロケーションに対応するCAM180、
CASM280に対するエントリを提供してもよい。さらに、エンコーダを他の
実施形態で部分的にまたは完全に利用して、主/一次メモリに対するイネーブル
入力数と比較してCAM中に情報を記憶するために必要とされるビットの数を減
少させるようにしてもよい。また、入力バスと出力バスを別々に示したが、本発
明は、双方向性データバス配置での使用にも適用可能である。さらに別の実施形
態では、アドレスバス信号経路とデータバス信号経路を、時間マルチプレクシン
グまたは他の技法を用いて部分的にまたは完全に共用してもよい。そのうえ、ア
ドレスバスデータバスは複数ビットの並列形態で説明したが、本発明はまた、部
分的または完全に直列形態であるアドレスバスおよび/またはデータバスにも適
用可能である。
【0033】 さらに、一次メモリ30、130、230と交換メモリ70、170、270
は読み出し/書き込み用ランダムアクセス可能タイプとして説明したが、他のタ
イプもまた考察可能である。例えば、これらのメモリの内のいずれかが、製造中
に初期プログラミングされるリードオンリーメモリ(ROM)であったりするが
;この場合、交換メモリは当然、主/一次メモリを評価した後でプログラミング
される。この変更例も等しく、数例を挙げれば、紫外線/電気的消去可能リード
オンリーメモリ(UVEPROM);電気的消去可能プログラミング可能リード
オンリーメモリ(EEPROM);および/またはフラッシュメモリなどの他の
タイプの“書き込み制限された”メモリにも適用可能である。別の例では、交換
メモリは読み出し/書き込みタイプであり、その一方では、1つ以上の一次メモ
リブロック/モジュールがこれらの書き込み制限された形態(ROM、UVEP
ROM、EEPROMなど)の内の1つであったりする。さらに別の実施形態で
は、本発明は、数例を挙げれば、先入れ先出し(FIFO);後入れ後出し(L
IFO)、または他のシーケンシャルブロックベースでアクセスされるメモリな
どのシーケンシャルアクセス可能メモリタイプに応用されるように適応される。
【0034】 CAM80について記述したように、1つの技法では、フラグビット89を利
用して、所与のCAMロケーション88とそれに対応する交換メモリロケーショ
ン78を一次メモリ30の代わりに使用されるかどうかを示すようにしている。
しかしながら、本発明による他の技法を利用してもよい。例えば、1つの代替実
施形態では、代替物として必要ない交換メモリとそれに対応するCAM中の余分
のロケーションはそれでもなお、一次メモリに対しては有効でない1つ以上の予
約アドレスに対応するように配置され得る。この配置のために、フラグビットを
冗長メモリCAM中に置く必要はない。さらに別の実施形態では、一次メモリ中
の不良ロケーションの交換用のCAMと交換メモリの余分のロケーションは、一
次メモリの1つ以上の不良でないロケーションで充填される。この実施形態の場
合、交換メモリロケーションは、不良のロケーションの交換のために必要とされ
てしかも必要とされるまでは、対応する不良でない一次メモリロケーションの代
わりに選択される。また、この方式では、冗長メモリCAM中にフラグビットが
存在する必要はない。そのうえ、これらの実施形態は、一次メモリのどのロケー
ションが不良であるか組込自己試験によって動的に再判断する冗長メモリシステ
ムで用いるのに適している。
【0035】 図6に、ASICの冗長埋込メモリに対する設計プロセス320の1例のフロ
ーチャートを示す。プロセス320は、ロケーションの数、ビット幅、出力タイ
プおよび類似物などの一次埋込メモリの特徴を指定するステージ322から開始
される。次に、一次メモリは、所望の埋込メモリを定義するのに適した1つ以上
の適切なメモリマクロで指定される。この指定には、所望のメモリ特徴を提供す
るための1つ以上のマクロパラメータの決定が含まれることがある。
【0036】 ステージ324では、冗長メモリの量が決定される。この決定は一般に、ステ
ージ322で指定された一次メモリ30の量およびサイズ、埋込メモリ全体の所
望のフォールトトレランス、ASICリソースの利用可能性、ASIC製造プロ
セスの成熟度、選択されたASIC製造プロセスの経験歩留まりおよび/または
当業者に思い当たる他の要因の関数として実行される。一旦所望の冗長メモリ量
が決定されると、冗長メモリマクロがステージ326で適切なパラメータで指定
されて、所望の冗長メモリを提供する。注目すべきは、大きなメモリとするため
に、ステージ326で2つ以上の冗長メモリマクロが指定されることである。さ
らに、ステージ323〜328は反復設計手順で繰り返されて、ASIC設計を
最適化する。このような繰り返しによって、自動化されたレイアウト結果、コン
ピュータシミュレーション、プロトタイプ試験および類似物に基づいてマクロパ
ラメータを調整/洗練させる。
【0037】 冗長メモリマクロは、必要に応じて、ロジック64などのインタフェースロジ
ック;スイッチ190、エンコーダ290および/または他のデバイスを含むよ
うに構造化され得る。代替例では、このようなロジックを、ステージ322、ス
テージ326の1部としてまたは別個のステージ(図示せず)として、1つ以上
の別々のマクロによってまたは一次メモリを定義するために利用されるマクロ内
で提供され得る。また、ステージ326では、冗長マクロをステージ322のメ
モリマクロとは別個に指定してパラメータ化され得ることを理解すべきである。
この別個の独立したマクロ方式によって、一次メモリを定義するために利用され
るメモリマクロを再設計する必要なく冗長度の量の変更が容易となる。そのうえ
、冗長メモリと一次メモリ双方の回路を指定する複雑な埋込メモリマクロを、設
計プロセス320のために利用する必要がない。
【0038】 ステージ328で、組込自己試験パラメータを、埋込メモリに関連して決定し
て指定する。BISTは、1つ以上のマクロまたは他のHDL命令を適当に用い
て指定してもよい。さらに別の実施形態では、BISTは、全く指定されないこ
ともある(図示せず)。ステージ330では、全体のASIC設計は1つ以上の
HDL設計ツールを用いて発生され、また、集積回路は標準ASIC技法を用い
て製造される。一般的に、他の多くのステージと動作が、明瞭さを保ち本発明の
ある態様の曖昧化を避けるために本書では示されていない当業者には思い当たる
ようなICの設計と製造のプロセスの1部として実行され得ることを理解すべき
である。
【0039】 別の実施形態では、装置は、アドレス、ランダムアクセスメモリ、コンテンツ
アドレス指定可能メモリ、交換メモリおよびデータバスを含んでいる。このラン
ダムアクセスメモリは、各々がアドレスバスによって提供される複数のアドレス
の内の異なる1つによってアクセスされる複数のアドレス指定可能なメモリロケ
ーションを含んでいる。このコンテンツアドレス指定可能メモリは、各々がラン
ダムアクセスメモリの不良アドレス指定可能メモリロケーションに対応する複数
の不良ロケーションアドレスを記憶する。コンテンツアドレス指定可能メモリは
、アドレスバスによって提供されるアドレスと不良ロケーションアドレスの内の
1つが一致するとそれに反応して、複数の一致信号ラインの内の対応する1つを
起動する。交換メモリは、一致信号ラインによってコンテンツアドレス指定可能
メモリにカップリングされており、また、各々が一致信号ラインの内の異なる1
つを起動することによってアクセスされる複数の交換メモリロケーションを含ん
でいる。読み出し動作中に、データバスは、不良ロケーションアドレスの内の1
つ以外のアドレスの内の1つによってアドレス指定されるランダムアクセスメモ
リからメモリ情報を受信し、また、一致信号ラインの内の個別の1つが起動され
るとそれに反応して交換メモリから交換情報を受信する。アドレス指定可能メモ
リ中の不良情報は、不良ロケーションアドレスの内の個別の1つによってアドレ
ス指定されるとそれに反応してアクセスされるが、読み出し動作のために個別の
一致信号ラインが起動されたために出力されることは防止される。
【0040】 さらに別の実施形態では、本発明は、アドレスバス、データバス、ランダムア
クセス読み出し/書き込みメモリ、交換回路およびデータ発生源選択スイッチを
含んでいる。このランダムアクセス読み出し/書き込みメモリは、各々がアドレ
スバスによって提供される複数のアドレスの内の異なる1つによってアクセスさ
れる複数のアドレス指定可能メモロケーションを含んでいる。交換回路は、コン
テンツアドレス指定可能メモリと、このコンテンツアドレス指定可能メモリにカ
ップリングされた交換メモリと、を含んでいる。交換メモリは、複数の別個アク
セス可能交換メモリロケーションを有している。コンテンツアドレス指定メモリ
は、各々がアドレス指定可能メモリロケーションの内の不良の1つに対応する複
数の不良ロケーションアドレスを記憶する。コンテンツアドレス指定可能メモリ
は、アドレスバスからのアドレスと不良ロケーションアドレスの内の1つが一致
するとそれに反応して、交換メモリロケーションの内の対応する1つに対するア
クセスを促して、交換信号を発生する。データ発生源選択スイッチは、データバ
スに動作可能にカップリングされた出力と、ランダムアクセスメモリにカップリ
ングされた第1の入力と、交換メモリにカップリングされた第2の入力と、を有
している。読み出し動作中は、このスイッチは交換信号に反応して、情報を交換
メモリからデータバスにルーティングし、また、アドレス指定可能メモリ中に包
含されている不良情報の出力がデータバスに到達するのを防止する。
【0041】 さらなる実施形態では、本発明の装置は、アドレスバス、データバス、第1の
読み出し/書き込みメモリおよび交換回路を含んでいる。この第1の読み出し/
書き込みメモリは、各々がアドレスバスによって提供された複数のアドレスの内
の対応する1つに反応する複数の第1のメモリロケーションを含んでいる。交換
回路は、第2の読み出し/書き込みメモリにカップリングされたコンテンツアド
レス指定可能メモリを含んでいる。第2の読み出し/書き込みメモリは、複数の
第2のメモリロケーションを含んでいる。コンテンツアドレス指定メモリは、第
1のメモリにアクセスするためにアドレスバスによって提供されたアドレスの内
の異なる1つに各々が対応するアドレスの集合を記憶する。コンテンツアドレス
指定可能メモリは、アドレスバスに反応して、アドレスバスが提供したアドレス
とアドレス集合の内の1つが一致するかどうか判断する。交換回路は、これらが
一致するとそれに反応して、第2のメモリロケーションの内の対応する1つをデ
ータバス上に出力し、また、このアドレスによってアクセスされた第1のメモリ
中の情報が読み出し動作中にデータバスに到達するのを防止する。
【0042】 さらに別の実施形態では、本発明による方法は、複数のアドレス指定可能ロケ
ーションを持つ読み出し/書き込みランダムアクセスメモリを含む集積回路設計
を開発するステップと、この設計に従って1つ以上のメモリマクロを指定してラ
ンダムアクセスメモリを提供するステップと、を含んでいる。ランダムアクセス
メモリのための所望の冗長度は、選択されたメモリサイズにしたがって決定され
る。冗長マクロは、この決定に従って指定される。冗長マクロは、独立に選択可
能であり、メモリマクロに対して基準化可能であり、また、読み出し/書き込み
交換メモリにカップリングされているコンテンツアドレス指定可能メモリとなる
ように配置されている。この交換メモリは、複数の交換メモリロケーションを有
している。コンテンツアドレス指定可能メモリは、メモリ中の不良メモリロケー
ションに対応する複数のアドレスを記憶し、また、それをそれに応じた数の交換
メモリロケーションと交換することを促す。組込自己試験が設計に際して指定し
てメモリを試験し、これによって、不良メモリロケーションに対応するアドレス
を決定して、コンテンツアドレス指定可能メモリに記憶するようにする。集積回
路デバイスは、この設計に従って製造される。
【0043】 さらに別の実施形態では、本発明による別の方法は:(a)複数の一次メモリ
ロケーションを含む一次メモリと、複数の交換メモリロケーションを含む交換メ
モリと、を提供するステップであり、この一次メモリと交換メモリは各々がデー
タバスにカップリングされている、ステップと;(b)一次メモリロケーション
の内の1つの不良ロケーションを識別するステップと;(c)読み出し動作中に
一次メモリロケーションの内の1つの不良ロケーションに対応する交換メモリロ
ケーションの内の1つからデータバス上に交換情報を出力するステップと;(d
)読み出し動作中に一次メモリロケーションの内の1つの不良ロケーションをア
クセスするステップと;(e)読み出し動作中に一次メモリロケーションの内の
1つの不良ロケーションからの不良情報の出力を防止するステップと;を含んで
いる。オプションとして、この実施形態は、複数の一致信号ラインによって交換
メモリにカップリングされたコンテンツアドレス指定可能メモリ中の一次メモリ
のアドレスを受信するステップを含んでいる。さらなるオプションとして、1つ
以上の不良一次メモリロケーションがBISTによって識別され、それに対応す
る情報がコンテンツアドレス指定可能メモリに記憶され、これによって、1つ以
上の交換メモリロケーションが代わりに用いられるようにする。
【0044】 本明細書に引用される全ての公報、特許および特許出願は、個別の公報、特許
または特許出願の各々が、本書にその全体が参照として組み込まれて記載される
ように具体的にそして個別に指示されたかのように、参照としてここに組み込ま
れる。本発明は図面と上記の記述で詳細に説明したが、それはその性質上図示目
的であり制限的なものでなく、好ましい実施形態を図示・説明しただけであり、
以下のクレームによって定義される本発明の精神に含まれる全ての変更例、修正
例および等価物は保護されることが希望されることを理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態の集積回路の略図である。
【図2】 図1に示す冗長マクロの略図である。
【図3】 図1の実施形態の選択された態様を詳細に示す略図である。
【図4】 本発明の冗長メモリシステムの代替実施形態の略図である。
【図5】 本発明の冗長メモリシステムのさらなる代替実施形態の略図である。
【図6】 ASICの埋込メモリを設計するプロセスの1例のフローチャートである。
【符号の説明】
20 IC 22 埋込メモリ 30 一次メモリ 32 バス 40、50 メモリモジュール 44、54、64 出力バッファ 60 冗長メモリモジュール 62 出力バス 63 ロジック 65、67 ANDゲート 66 インバータ 70 読み出し/書き込み交換メモリ 74 制御/タイミングロジック 80 CAM 82 一致信号ライン経路 84 OR 86 CAM書き込みロジック 87 起動ライン経路 90 BIST 120 冗長メモリシステム 130 ランダムアクセスメモリ 160 冗長メモリ回路 170 交換メモリ 174 制御ロジック 180 コンテンツアドレス指定可能メモリ 182 一致ライン 184 一致ロジック 190 スイッチ 230 一次メモリ 260 冗長メモリ 264 出力(O/P)ロジックユニット 270 交換メモリ 282 一致ライン 284 一致ロジック 290 エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/34 341D Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ00 NN09 RR06 5B018 GA06 KA01 KA13 KA17 NA01 5L106 CC01 CC11 CC17 CC21 CC32 DD12 GG05 【要約の続き】 によってアドレス指定されると、アドレス指定可能情報 をランダムアクセスメモリ(130)から受信し、また 不良ロケーションアドレスが用いられると、交換メモリ (170)から交換情報を受信する。メモリ(130) 中の不良情報は、不良ロケーションがアドレス指定され るとそれに反応してアクセスされるが、その出力は、読 み出し動作中、一致ラインを起動することによって防止 される。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスバスと; 前記アドレスバスによって提供された多数のアドレスの内の異なる1つによっ
    て各々アクセスされる多数のアドレス指定可能メモリロケーションを含むランダ
    ムアクセスメモリと; 前記ランダムアクセスメモリの不良のアドレス指定可能メモリロケーションに
    各々対応する多数の不良ロケーションアドレスを記憶するように動作可能なコン
    テンツアドレス指定可能メモリと、ここで前記コンテンツアドレス指定可能メモ
    リは、前記アドレスバスが提供したアドレスと前記不良ロケーションアドレスの
    内の1つとが一致するとそれに反応して、多数の一致信号ラインの内の対応する
    1つを起動し; 前記一致信号ラインによって前記コンテンツアドレス指定可能メモリにカップ
    リングされた交換メモリと、ここで前記交換メモリは、前記一致信号ラインの内
    の異なる1つを起動することによって各々アクセスされる多数の交換メモリロケ
    ーションを含み; 前記ランダムアクセスメモリと前記交換メモリにカップリングされたデータバ
    スとを具備してなる装置であって、前記ランダムアクセスメモリは、第1の読み
    出し動作中に前記不良ロケーションアドレスの内の1つ以外のアドレスの内の1
    つによってアクセスされると、前記データバス上にメモリ情報を出力するように
    動作可能であり、前記交換メモリは、第2の読み出し動作中に前記一致信号ライ
    ンの内のそれぞれ1つが起動されるとそれに応答して前記データバス上に交換情
    報を出力するように動作可能であり、前記ランダムアクセスメモリ中の不良情報
    は、前記第2の読み出し動作に応答してアクセスされ、且つ前記データバス上へ
    の前記不良情報の出力は、前記一致信号ラインの内のそれぞれ1つが起動される
    とそれに応答して防止される、装置。
  2. 【請求項2】 前記ランダムアクセスメモリは前記データバスにカップリングされたトライス
    テート出力を有し、前記トライステート出力は前記一致信号ラインの内のいずれ
    か1つが起動されるとディスエーブルされる、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツアドレス指定可能メモリは一組のアドレス記憶ロケーションを
    含み、前記不良ロケーションアドレスは前記アドレス記憶ロケーションの第1の
    部分を占有し、且つ前記コンテンツアドレス指定可能メモリは、前記アドレス記
    憶ロケーションの第2の部分中に多数の予約アドレスを記憶するようにさらに動
    作可能である、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記データバスにカップリングされた出力と、前記ランダムアクセスメモリに
    カップリングされた第1の入力と、前記交換メモリにカップリングされた第2の
    入力と、を含むデータ発生源選択スイッチをさらに具備してなり、前記一致信号
    ラインの内のいずれか1つが起動されると、前記データ発生源選択スイッチが、
    前記第2の入力を前記出力にルーティングする、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記一致信号ラインと前記ランダムアクセスメモリとの間にカップリングされ
    交換信号を提供するロジックデバイスをさらに具備してなる、請求項1に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ランダムアクセスメモリが、共通のメモリマクロによって各々定義される
    多数の異なったメモリブロックの形態で提供され、コンテンツアドレス指定可能
    メモリおよび前記交換メモリが冗長マクロによって定義され、且つ前記ランダム
    アクセスメモリと、前記コンテンツアドレス指定可能メモリと、前記交換メモリ
    とが共通の集積回路チップ上に形成される、請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ランダムアクセスメモリと前記コンテンツアドレス指定可能メモリに動作
    可能にカップリングされる組込試験回路をさらに具備し、前記組込試験回路は、
    前記ランダムアクセスメモリの前記アドレス指定可能メモリロケーションを試験
    して、前記不良ロケーションアドレスを決定し且つ前記不良ロケーションアドレ
    スを前記コンテンツアドレス指定可能メモリ中に記憶するように動作可能である
    、請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記ランダムアクセスメモリは複数のメモリブロックによって限定され、前記
    メモリブロックのそれぞれは、対応する数のトライステート出力の1つを含み、
    また前記メモリブロックのそれぞれは、 各々が前記トライステート出力の内の対応する1つにカップリングされた複数
    のロジックデバイスと、ここで前記複数のロジックデバイスの各々は専用のメモ
    リ出力イネーブル信号用の第1の入力および第2の入力を有しており; 前記一致信号ラインの内のいずれかがアクティブである時、交換状態ビットを
    発生する別のロジックデバイスとをさらに具備してなり、前記交換状態ビットは
    、前記複数のロジックデバイスの各々の前記第2の入力に提供されて、前記メモ
    リブロックの前記トライステート出力をディスエーブルする、請求項7に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 アドレスバスと; データバスと; 前記アドレスバスによって提供された多数のアドレスの内の異なる1つによっ
    て各々アクセスされる多数のアドレス指定可能メモリロケーションを含むランダ
    ムアクセス読み出し/書き込みメモリと; コンテンツアドレス指定可能メモリおよび前記コンテンツアドレス指定可能メ
    モリにカップリングされた交換メモリを含む交換回路と、ここで前記交換メモリ
    は個別にアクセス可能な多数の交換メモリロケーションを有し、前記コンテンツ
    アドレス指定可能メモリは、前記アドレス指定可能メモリロケーションの内の不
    良の1つに対応する各々多数の不良ロケーションアドレスを記憶するように動作
    可能であり、前記コンテンツアドレス指定可能メモリは、前記アドレスバスから
    のアドレスと前記不良ロケーションアドレスの内の1つとが一致するとそれに反
    応して、前記交換メモリロケーションの内の対応する1つにアクセスするように
    促し、且つ交換信号を発生し; 前記データバスに動作可能にカップリングされた出力、前記ランダムアクセス
    メモリにカップリングされた第1の入力、および前記交換メモリにカップリング
    された第2の入力を有するデータ発生源選択スイッチとを具備してなる装置であ
    って、前記スイッチは、読み出し動作中に前記交換信号に反応して、情報を前記
    交換メモリから前記データバスにルーティングし、且つ前記アドレス指定可能メ
    モリ中に包含されている不良情報の出力が前記データバスに到達することを防止
    する、装置。
  10. 【請求項10】 多数の一致信号ラインが前記コンテンツアドレス指定可能メモリを前記交換メ
    モリにカップリングし、前記交換回路が、前記一致信号ラインの各々を入力とし
    て受信するロジックデバイスを含み、且つ前記ロジックデバイスが、前記一致信
    号ラインの内のいずれかが起動されるとそれに反応して前記交換信号を発生する
    、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記データ発生源選択スイッチが、前記交換信号に反応して、前記ランダムア
    クセスメモリと前記交換メモリとの間でマルチプレクシングするように構成され
    る、請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ランダムアクセスメモリと前記コンテンツアドレス指定可能メモリに動作
    可能にカップリングされた組込試験回路をさらに具備してなり、前記組込試験回
    路は、前記ランダムアクセスメモリの前記アドレス指定可能ロケーションを試験
    して、前記不良ロケーションアドレスを決定し、且つ前記不良ロケーションアド
    レスを前記コンテンツアドレス指定可能メモリ中に記憶するように動作可能であ
    る、請求項9に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ランダムアクセスメモリが、共通のメモリマクロによって各々限定される
    異なる多数のメモリブロックの形態で提供され、前記コンテンツアドレス指定可
    能メモリおよび前記交換メモリが、冗長マクロによって限定され、前記冗長マク
    ロが前記共通メモリマクロとは独立しており、且つ前記ランダムアクセスメモリ
    と、前記コンテンツアドレス指定可能メモリと、前記交換メモリとが、共通の集
    積回路チップ上に形成される、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツアドレス指定可能メモリが一組のアドレス記憶ロケーションを
    含み、前記不良ロケーションアドレスが前記アドレス記憶ロケーションの第1の
    部分を占有し、且つ前記コンテンツアドレス指定可能メモリが、前記アドレス記
    憶ロケーションの第2の部分中に多数の予約アドレスを記憶するようにさらに動
    作可能である、請求項9に記載の装置。
  15. 【請求項15】 アドレスバスと; データバスと; 前記アドレスバスによって提供された多数のアドレスの内の対応する1つに各
    々反応する多数の第1のメモリロケーションを含む第1の読み出し/書き込みメ
    モリと; コンテンツアドレス指定可能メモリおよび前記コンテンツアドレス指定可能メ
    モリにカップリングされた第2の読み出し/書き込みメモリを含む交換回路とを
    具備してなる装置であって、前記第2の読み出し/書き込みメモリは多数の第2
    のメモリロケーションを含み、前記コンテンツアドレス指定可能メモリは、前記
    第1のメモリにアクセスするように前記アドレスバスによって提供されるアドレ
    スの内の異なる1つに各々対応する一組のアドレスを記憶するように動作可能で
    あり、前記コンテンツアドレス指定可能メモリは、前記アドレスバスに反応して
    、前記アドレスバスが提供したアドレスと一組の前記アドレスの内の1つとの一
    致を判断し、前記交換回路は、前記一致に反応して、読み出し動作中に前記第2
    のメモリロケーションの内の対応する1つを前記データバス上に出力し、且つ前
    記アドレスによってアクセスされた前記第1のメモリ中の情報が前記データバス
    に到達するのを防止する、装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のメモリロケーションの第1の部分が不良であり、それに応じて前記
    第2のメモリロケーションの少なくとも1部分が前記第1のメモリロケーション
    に取って代わる、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記交換回路が、前記コンテンツアドレス指定可能メモリを前記第2のメモリ
    にカップリングする多数の信号ラインを含み、前記第2のメモリの前記第2のロ
    ケーションが、前記一致信号ラインの内の異なる1つを起動することによってア
    クセスされる、請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記第1のメモリがトライステート出力を含み、前記出力が前記一致に反応し
    てディスエーブルされる、請求項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記一致に反応するデータ発生源選択スイッチをさらに含む、請求項15に記
    載の装置。
  20. 【請求項20】 コンテンツアドレス指定可能メモリが複数のアドレス記憶ロケーションを含み
    、前記一組のアドレスの各々が多数の不良第1メモリロケーションの内の異なる
    1つに対応すると共に前記アドレス記憶ロケーションの第1の部分を占有し、且
    つ前記コンテンツアドレス指定可能メモリが、前記アドレス記憶ロケーションの
    第2の部分中に多数の予約アドレスを記憶するようにさらに動作可能である、請
    求項15に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記予約アドレスの各々が前記第1のメモリロケーションの内の不良でない1
    つに対応し、且つ前記交換回路が、前記第1のメモリの代わりに前記予約アドレ
    スの各々に対して前記第2のメモリから情報を提供するように動作可能である、
    請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記第1のメモリを試験して前記一組のアドレスを決定するように動作可能な
    組込試験回路をさらに具備してなり、前記組込試験回路は、前記第2のメモリを
    試験して、前記交換回路による動作に対して不良でない一組の前記第2のロケー
    ションを選択するようにさらに動作可能である、請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記ランダムアクセスメモリが、共通のメモリマクロによって各々定義される
    互いに異なる多数のメモリブロックの形態で提供され、前記コンテンツアドレス
    指定可能メモリおよび前記交換メモリが冗長マクロによって限定され、前記冗長
    マクロが、前記共通メモリマクロから独立しており、且つ前記ランダムアクセス
    メモリ、前記コンテンツアドレス指定可能メモリおよび前記交換メモリが、共通
    の集積回路チップ上に形成される、請求項15に記載の装置。
  24. 【請求項24】 複数のアドレス指定可能ロケーションを持つランダムアクセスメモリを含む集
    積回路設計を開発するステップと; 前記設計に従って1つ以上のメモリマクロを特定して、前記ランダムアクセス
    メモリを供給するステップと; 前記メモリの選択されたサイズに従って前記ランダムアクセスメモリの冗長度
    の所望の量を決定するステップと; 前記決定に従って冗長マクロを特定するステップと、ここで前記冗長マクロは
    、独立して選択可能であると共に前記メモリマクロに対して基準化可能であり、
    前記冗長マクロは、コンテンツアドレス指定可能メモリおよび前記コンテンツア
    ドレス指定可能メモリにカップリングされた読み出し/書き込み交換メモリを提
    供するように配置され、前記交換メモリは複数の交換メモリロケーションを有し
    、前記コンテンツアドレス指定可能メモリは、不良メモリロケーションに対応す
    る多数のアドレスを前記メモリ中に記憶すると共に対応する数の前記交換メモリ
    ロケーションと交換することを促すように動作可能であり; 前記設計に組み込み自己試験を特定するステップと、ここで前記組込自己試験
    は前記メモリを試験して、前記コンテンツアドレス指定可能メモリ中に記憶され
    る前記不良メモリロケーションに対応するアドレスを決定するように動作可能で
    あり; 前記設計に従って集積回路デバイスを製造するステップと; を含む方法。
  25. 【請求項25】 複数のメモリマクロの各々が多数のメモリブロックの内の異なる1つに対応し
    て特定され、且つ前記メモリブロックが前記ランダムアクセスメモリを定義する
    、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記メモリ冗長度の所望量が、前記集積回路デバイスのために利用された製造
    プロセスの成熟度に従ってさらに決定される、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記交換メモリが多数の一致信号ラインによって前記コンテンツアドレス指定
    可能メモリにカップリングされ、且つ前記交換メモリの前記交換メモリロケーシ
    ョンの各々が、前記一致信号ラインの内の異なる1つを起動することによってア
    クセスされる、請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記ランダムアクセスメモリが少なくとも1つのトライステート出力を含み、
    且つ前記出力が前記一致信号ラインの内のいずれかが起動されるとそれに反応し
    てディスエーブルされる、請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 データ発生源選択回路を特定するステップをさらに具備してなり、前記データ
    発生源選択回路は、データバスにカップリングされた出力、前記ランダムアクセ
    スメモリにカップリングされた第1の入力および前記交換メモリにカップリング
    された第2の入力を含み、前記データ発生源選択回路は、前記一致信号ラインの
    内のいずれかが起動されるとそれに反応して前記第2の入力を前記出力にルーテ
    ィングする、請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記組込自己試験回路が、前記交換メモリを試験して、前記交換メモリ中のい
    ずれかの不良交換メモリロケーションをディスエーブルするようにさらに動作可
    能である、請求項24に記載の方法。
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