JP2003508991A - 移動通信システムにおける周波数間測定を実行する加入者局、ネットワーク制御手段及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおける周波数間測定を実行する加入者局、ネットワーク制御手段及び方法

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Abstract

(57)【要約】 移動通信システム(T1)において、ネットワーク制御手段(RNC)内の時間間隔選択手段(TIFM)が時間間隔を選択し、この時間間隔に関する指示を時間間隔指示信号中で加入者局(MS)に送信する。加入者局(MS)内の時間間隔信号判定手段(TIFDM)が時間間隔を検出し、IF測定手段(IFMM)がネットワーク制御手段(RNC)に指定された、検出された時間間隔において、周波数間/システム間測定を実行する。この時間間隔において、通信接続(CC)上のサービス品質QoSの一時的な低下がネットワーク制御手段(RNC)によって計画される。しかし、遅延に敏感なデータ伝送又は欠損に敏感なデータ伝送のいずれが実行されるかとは無関係に、ネットワーク制御手段(RNC)はサービス品質の一時的な低下を補償するための準備を行うことが可能である。そのような手順は、IF測定を、圧縮モード動作によってサービス品質の一時的な低下が常に許容される、圧縮されたタイムスロットの待機時間間隔で行うことよりも優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明が属する技術分野) 本発明は移動通信システムにおける周波数間(inter-frequency)測定を実行す
る加入者局、ネットワーク制御手段及び方法に関する。本発明はまた、そのよう
な加入者局、ネットワーク制御手段及び方法が用いられる移動通信システムに関
する。
【0002】 以下に詳細を説明するように、移動通信システムにおいて加入者局及び基地送
信局間の接続(通信接続又はシグナリング接続)の伝送状態は監視され、例えば
伝送状態が劣化した場合に、周波数間又はシステム間ハンドオーバの必要性が検
出される。周波数間又はシステム間ハンドオーバの必要性が検出されると、この
必要性を示すために周波数間測定トリガ信号が生成され、現在使用中の周波数と
は異なる周波数に対する周波数間測定が開始される。トリガ信号に応答して、1
つ又は複数の異なる周波数について周波数間測定が実行され、好適な新しい周波
数が見つかった場合、実際の周波数間又はシステム間ハンドオーバが行われる。
以後、「ハンドオーバ」という言葉は、明確に記載しない場合であっても、周波
数間又はシステム間ハンドオーバを表す。
【0003】 基地送信局と加入者局間で接続が確立すると、アクティブモードの加入者局と
信号接続のみが確立された場合であっても、その接続においては常にいくらかの
データトラフィックが存在し、加入者局及びネットワークはデータ伝送がないと
きに周波数間測定を行わねばならない。これは、周波数間測定を行わないと、お
そらく接続上を通信されたデータの一部が失われるからである。他の重要な観点
は、周波数間測定を開始するため、ネットワークによっていつ、どのように周波
数間測定トリガ信号を生成べきであるかということである。しかし、周波数間測
定そのものは、周波数間測定トリガ信号に応答して加入者局で常に実行されるこ
とに留意すべきである。
【0004】 本発明は特に、加入者局においてこれら周波数間測定を行うためにどの時間間
隔を用いるべきかという問題を解決する。 以下、周波数間は「IF」と短縮表記する。
【0005】 (背景技術) 移動通信システムにおけるIF測定をトリガするための従来方法に関し、図1
は少なくとも2つの異なる移動通信システムT1,T2を有する電気通信システ
ムTELEの一般的な概観を示している。例えば移動局MSである加入者局は、
第1の移動通信システムT1で動作可能であり、第2の移動通信システムT2に
おいても動作可能であってよい。各移動通信システムT1、T2の内部で、移動
局MSは異なるセルS1,S2,S3,S1’,S3’及びC1−C6を動き回
ることが可能である。異なるハンドオーバ基準によって、移動局MSは同一シス
テム内での周波数間ハンドオーバか、他方のシステムへ/からのシステム間ハン
ドオーバを実行する。ここで、本発明が同一システム内での周波数間ハンドオー
バ及び/又はシステム間ハンドオーバをトリガするのに等しく良好に適用可能で
あり、図1はそれら両方のハンドオーバ手順が起こりうる例として2つの移動通
信システムT1,T2を示すに過ぎないことに留意すべきである。
【0006】 図1に、第1の移動通信システムT1の一例として、ネットワーク制御手段R
NC(Radio Network Controller)と、少なくとも1つの基地送受信局RBS、R
BS’(WCDMAにおいては無線基地局と呼ばれる)と、少なくとも1つの加
入者局MS(Mobile Station)及び多数の(おそらく)オーバラップしたセルS1
,S2,S3,S1’,S3’を有するWCDMA(Wideband Code Division Mu
ltiple Access)又はCDMA(Code Division Multiple Access)通信システムを
示す。
【0007】 第2の移動通信システムT2の一例は、GSM(Global System for Mobile Co
mmunications)、PDC(Personal Digital Cellular)及びD−AMPS(Digital
-Advanced Mobile Personal Service)規格に従った通信システムである。
【0008】 図1において、GSMシステムの一例が第2の移動通信システムT2として示
される。しかし、本発明は基本的に任意の形式のディジタル移動電話システムに
適用可能であり、従って上述のシステムに限定されないことに留意すべきである
。図1に示すGSMシステムは従来の基地局コントローラBSC、少なくとも1
つの移動通信交換局MSC及び関門移動通信交換局GMSCを有する。移動局M
Sは移動局MSが移動可能なセルC1−C6内の複数の基地送受信局BTSによ
ってサービスを提供される。
【0009】 図1におけるWCDMAシステムのネットワーク制御手段RNCはUMSCユ
ニットを介してGSMシステムの関門移動通信交換局GMSCに接続される。
【0010】 第1及び第2の移動通信システムT1,T2の地理的な配置に応じて、第1の
移動通信システムT1のセルS1,S2,S3,S1’,S3’もまた、第2の
移動通信システムT2のセルC1−C6と完全に、又は部分的にオーバラップし
て良い。もちろん、移動局MSがシステム間ハンドオーバを行うものであれば、
移動局MSは第1及び第2の移動通信システムの使用に従って動作可能であろう
【0011】 図1における電気通信システムTELEにおいて周波数間又はシステム間ハン
ドオーバを行う1つの理由は、カバー可能な範囲に関する理由(coverage reason
s)による。これは、第1の通信システムのみならず、いかなる他のシステムも全
ての地理的領域、例えばUMTSのホットスポットを完全にカバーすることはで
きないという事実による。さらに、移動通信システム内の一部のセルは隣接セル
に適用できない周波数で動作しているかもしれない。従って、移動局MS又はネ
ットワーク制御手段RNCに周波数間ハンドオーバ又はシステム間ハンドオーバ
のいずれかを実施させることによって、通信を中断することなく移動局MSをよ
り広い領域で利用することが可能になる。
【0012】 ハンドオーバを行う別の理由は容量に関する理由(capacity reasons)である。
この移動通信システム又は他の移動通信システムの一方がたまに重い負荷を受け
るかもしれず、従ってこの場合システム間ハンドオーバが必要になる。同様に、
移動局MSがある特定の周波数で接続を確立され、その後別の周波数を使用しな
ければならなくなるかもしれない。この別の周波数は同一セル内部又は他のセル
内に存在し、いずれも一般に周波数間ハンドオーバと呼ばれる。図1に示すよう
に、周波数間測定(周波数間ハンドオーバ及び/又はシステム間ハンドオーバに
必要)は移動局MSに設けられた周波数間測定手段IFMMによって常時実行さ
れる。
【0013】 ネットワーク制御手段RNCは、既に加入者局MS及びネットワーク間にシグ
ナリング通信リンクが確立されている場合に、呼び出しフラグを移動局MSへ送
信する呼び出しフラグ送信手段PFSMを有する。例えば、移動局MSが起動さ
れており、かつネットワークに登録されている場合、加入者局は既登録かつ非ア
クティブモード動作にある。スタンバイ動作手段SOMは加入者局を非アクティ
ブモード動作に維持する。そのような非アクティブモード動作では、加入者局M
Sの動作はネットワーク制御手段RNCからの呼び出しフラグPF受信時、すな
わち、加入者局SSに対する呼が保留中であり、通信接続が加入者局MSへ設定
される際に起動される。
【0014】 図2は、シグナリング接続又は通信接続が確立される際に移動通信システムに
おいて周波数間ハンドオーバ又はシステム間ハンドオーバを実行する方法の全体
的なフローチャートを示す。ステップST11で、ネットワーク制御手段RNC
又は加入者局MSに設けられたハンドオーバ手段HORM(HandOveR Means)が上
述したように、容量/カバー可能な範囲(coverage)という状況に関してネットワ
ーク性能を監視する。ステップST12では、ハンドオーバ手段HORMがステ
ップST11で判定された基準に従って、大筋でハンドオーバが必要であるか否
かについて決定する。もし必要であれば(ステップST12で「Y」の場合)、
ステップST13で移動局が周波数間測定の実施を開始するようトリガされる。
より具体的には、ステップST13において、IF測定トリガ信号IFTSがハ
ンドオーバ手段HORMから出力される。図1に示すように、IF測定手段IF
MMは、ステップST13において、移動局評価ハンドオーバ(Mobile-evaluate
d-handover)トリガ信号IFTS又はネットワーク評価ハンドオーバ(Network-ev
aluated-handover)トリガ信号IFTSによりトリガ可能である。
【0015】 必要な際に高速で信頼できる周波数間ハンドオーバを実施するため、ネットワ
ーク制御手段RNC及び/又は移動局MS内部で信頼できるトリガ信号IFTS
の出力を提供することが好ましい。もちろん、良く設計されたトリガ手順を提供
するため、ステップST11において監視が必要とされ、最終的に移動局MSに
対し他の周波数又はシステム上でIF測定を実施するようにトリガするトリガ条
件は1つでない。通常、数個の条件がステップST11において監視されるとと
もに、ステップST13でトリガ信号が出力されるためにはそれらが満たされる
必要がある。そのような条件は例えば(ネットワークから加入者局への)ダウン
リンク接続又は(加入者局からネットワークへの)アップリンク接続からの過度
に高い出力、及び/又はセル内の高負荷を有することができる。例えばネットワ
ークがアップリンク干渉を測定することによってセル内の高負荷を検出したとす
ると、ネットワークはIF測定、従って異なるセル又は異なるシステムへのハン
ドオーバをトリガしようとする。同様に、送信状態が劣化した場合、移動局MS
はその出力をますます増加させるようにトリガされ、従って高出力がまたIF測
定及びハンドオーバの必要性を示すことになる。
【0016】 従来技術文献TS 25 231 V0.3.0,技術仕様:3GPP(Third Generation Partn
ership Project);技術仕様グループ(TSG)、無線アクセスネットワーク(
RAN);ワーキンググループ1(WG1);IS95規格における物理レイヤ
測定、1999年7月(以下、文献[1]と呼ぶ)は特に3.、4.、5.1.2章にお
いて、従来の様々な測定トリガ基準を記述している。文献[1]に記載された移
動通信システムでは、ネットワークハンドオーバ手段HORM及び加入者局ハン
ドオーバ手段HORMの両方が無線リンク(RL)の性能を監視し、またハンド
オーバ要求を行うことが可能である。例えば、ネットワークハンドオーバ手段H
ORMがダウンリンクを加入者局MSからの測定報告によって監視する。ネット
ワークハンドオーバ手段HORMはまた、トラフィック負荷についても監視する
【0017】 上述の通り、移動局MSによって評価されるハンドオーバは移動局評価ハンドオ
ーバ、略してMEHOと呼ばれ、ネットワークによって評価されるハンドオーバ
はネットワーク評価ハンドオーバ、略してNEHOと呼ばれる。図1に示すよう
に、移動局MS及びネットワーク制御手段RNCの各々がハンドオーバ手段HO
RMを有し、それぞれ監視されるトリガ状況に従ってハンドオーバを開始するこ
とが可能である。従来技術におけるステップST11で監視中に監視される4つ
の基本基準は、以下に説明するとともに上述の文献[1]にも示されるように、
「基地局トラフィック負荷超過」状態、「距離制限超過」状態、「パイロット強
度が予め定められた閾値基準を下回った」状態及び「電力レベル超過」状態であ
る。
【0018】 最初に、「基地局トラフィック負荷超過」状態に関して、ネットワークハンド
オーバ手段HORMは、移動通信システムT1内の全基地局BSにおける負荷を
監視し、ハンドオーバの必要性を判定する。そして、全基地局間での負荷を平均
化し、より高いトラフィック効率を達成するため、IF測定信号IFTSを出力
する。例えば、ネットワークハンドオーバ手段HORMは、基地局の負荷が予め
定められた負荷閾値を超えた場合には常にステップST13においてトリガ信号
を出力する。
【0019】 2番目に、「距離制限超過」状態に関して、加入者ハンドオーバ手段及び/又
はネットワークハンドオーバ手段HOMは基地局BS及び加入者局MSの距離監
視に基づいてハンドオーバの必要性を判定するように適合される。関連する基地
局及び加入者局の距離は、同期システムにおいて判定可能である。そのため、測
定された距離が予め定められた距離を超える場合には常にステップST13にお
いてトリガ信号IFTSが出力される。
【0020】 3番目に、「パイロット強度が予め定められた閾値基準を下回った」状態に関
して、加入者ハンドオーバ手段及び/又はネットワークハンドオーバ手段は、ハ
ンドオーバの必要性を、測定パイロット信号強度が予め定められた電力閾値を下
回ることの監視に基づいて判定するように適合されている。図3−1及び図4−
1に示すように、近代的な移動通信システムにおいて、基地送受信局RBS及び
加入者局MS間でのデータ伝送は、制御部CP及びデータ部DPから構成される
データフレームFR及び送信フレームFRを送信することによって実施される。
これはCDMAフレーム(図3−1)及びGSMシステムでのTDMAフレーム
(図4−1)について正しい。制御部CPは少なくともパイロット信号PSから
構成され、好ましくはさらに他の制御シンボルCSとともに構成される。例えば
、各基地局BSが同一周波数上で一定電力のパイロット信号PSを送信すること
が可能である。加入者局MSは受信したパイロット信号の電力レベルを監視する
ことが可能であり、それから基地局BS及び加入者局MS間の接続上での電力ロ
スを推定する。パイロット信号強度を経路損失の推定に用い、経路損失が予め定
められた経路損失閾値よりも大きい場合、加入者ハンドオーバ手段HORMは、
ステップST13においてトリガ信号IFTSを出力する。
【0021】 4番目に、「電力レベル超過」状態に関して、加入者ハンドオーバ手段及び/
又はネットワークハンドオーバ手段は、ハンドオーバの必要性を、加入者電力調
整モジュールPAM(図1において移動局MS内部に示す)が、基地局BSから
の電力増加コマンドに応答して、通信接続CCのアップリンクでの電力をもはや
増加できないことの監視に基づき判定するように適合される。
【0022】 図5a−dは、複数のタイムスロットTS1...TS15からなるフレーム
FRを基地送受信局(一般にノード”B”と呼ばれる)RBSと、加入者局MS
間で交換する際の送信電力に関する、これら従来の調整を示す。基地送受信局(
ノード”B”)RBS内の電力調整モジュールPAMは、電力に対し上限閾値P
UP、下限閾値PDWN及びオフセット値POFFをプリセットする。ノードB
において、電力オフセット値POFFは低速電力制御と共に用いられ、上限及び
下限閾値PUP、PDWNは高速電力制御とともに用いられる。
【0023】 図5bに示す低速電力制御及び高速電力制御は、図5cのフローチャートに従
って実行される。低速電力制御(外部制御ループ)に関連するステップP1、P
2はRNC側又はMS側で実行される。ステップP1において、フレームエラー
率FER(又はブロックエラー率BLER)が測定され、ステップP2でこの測
定されたFER(又はBLER)がFER目標値(又はBLER目標値)と比較
される。ステップP8において、新たな信号干渉比目標値SIR−target
が得られる。
【0024】 図5dに示すように、delta_SIR_target値(dB)と測定されたFER値の対数
との間には、既知の(シミュレートされた)関係が存在する。2つの閾値UL_del
ta_SIR_2及びUL_delta_SIR_1の間には、所定の「ワーキングエリア」が存在する
。この関係は既知、すなわち事前にシミュレートされる。図5dに示すように、
測定値の対数(測定されたFER)に依存して、delta_SIR_target*が読み出さ
れる。新たなSIR_target値SIR_targetは以下の式に従って計算される。 SIR_target=SIR_target+delta_SIR_target* 従って、外部ループ又は低速電力制御は、ステップP1,P2が実行される場合
には常にステップP8において新たなSIR_target値を生成する。新たなSIR_targ
et値はその後ノードB側もしくはMS側でそれぞれ実行される高速電力制御(内
部ループ)で用いられる。
【0025】 ステップP5において、スロット当りのSIR(信号対干渉比)が測定され、
ステップP4では、測定SIR値がステップP8で取得されたような(現在の)
SIR目標値と比較される。もし、その測定SIR値が現在のSIR目標値より
大きいなら、減少命令が移動局MS/ネットワークに送信され、即ち、送信電力
制御パラメータTPCがステップP7においてTPC=“00”にセットされる
。その測定SIR値がステップP4における(現在の)SIR目標値より小さい
とき、増加命令が送信電力制御パラメータTPCをTPC=“11”と設定する
ことによりステップP6において移動局MS/ネットワークに送信される。
【0026】 図5bに図示されているように、低速の電力制御と高速の電力制御とによって
ダウンリンクDLにおける電力Poutの段階的な調整という結果が得られる。低
速の電力制御はフレーム(或いはブロック)毎にフレーム誤り率FER(或いは
ブロック誤り率BLER)を計算するステップP1、P2を実行するので、新し
いSIR−目標値は、各スロットに関してステップP5、P4、P6、及びP7
で実行される高速の電力制御よりも低い頻度で得られる。
【0027】 オフセット値Poffと高い側及び低い側の閾値Pup、Pdwnもまた、電力調整に
用いられる。例えば、出力電力Poutの高い側の閾値Pupを超えるとき、オフセ
ット値Poffはわずかに増加し、その電力が低い側の閾値Pdwnよりも小さいとき
、オフセット値Poffはわずかに減少する。電力の段階的な調整は常にPdwnとP up との間の電力範囲の中で実行される。これらの値Poff、Pup、及びPdwnはた
だソフトハンドオーバのきっかけのために用いられるので、これらは本発明との
これ以上の関連はなく、これについてのこれ以上の説明はそれ故に省略される。
【0028】 上述のように、4番目の「電力レベル超過」条件において、ノードB(基地局
BS)は加入者局MSに対してその電力を増加するように命令し、そして、ノー
ドBにおける電力調整モジュールPAMが電力増加命令TCPに応答して電力の
さらなる増加がないことを通知するなら、ネットワークハンドオーバ手段HOR
MはIFトリガ信号を発行することにより測定を要求しても良い。
【0029】 上述の4つの異なる条件に関して、数多くの重大な不利益があり、4つの説明
された条件のいくつかは、将来の広帯域符号分割多元接続のシステム(WCDM
A)において実施することさえもできない。
【0030】 参考文献[1]はIS−95標準に関し、同期型CDMAシステムを記述して
いるのに対し、参考文献[2]:TS25.201 V2.1.0、第3世代パ
ートナーシップ プロジェクト(3GPP);技術仕様グループ(TSG);無
線接続ネットワーク(RAM;作業グループ1(WG1);物理層−概観、19
99年6月版は非同期型WCDMAシステム、特に、そこで用いられる多元接続
を記述している。参考文献[1]において記載されているもののような同期型シ
ステムにおいて、基地局BS或いは加入者局MSは依然として両者間の距離を評
価できる(第2のトリガ条件)。このことはパイロットチャネルと全てのチャネ
ルにおけるチップレートが精密なシステムクロックに同期される(ロックされる
)ので可能である。このことは参考文献[1]においては、全地球測位システム
(GPS)を用いることにより達成される。しかしながら、基地局BSと加入者
局MSとの間のマルチパス伝播遅延やシャドウイングのために、評価された距離
は誤っているかもしれない。それ故に、第2の条件「距離制限超過」は非常に正
確であるとは言えないかもしれない。
【0031】 「パイロット強度が予め定められた閾値基準を下回る」という3番目の条件で
は、加入者局MSはIF測定のきっかけとなり、従ってハンドオーバのきっかけ
となる測定を実行しなければならない。パイロット信号強度のこれら連続的な測
定は、加入者局MSが所定の測定時間の間はパイロットチャネルの平均フィルタ
リングを実行しなければならないので、加入者局の電池の寿命を著しく短くさせ
るかもしれない。電池寿命の減少は、加入者局によって実行されねばならない既
に多くの測定、例えば、IF測定トリガ信号IFTSが発行されたときの別の周
波数におけるIF測定などがあるので、全ての環境で回避されるべきものである
。さらにその上、加入者局MSは、エアインタフェースによって基地送受信局R
BS(ノードB)とネットワーク制御手段RNCとへ、ある形式でパイロット信
号強度測定を報告しなければならず、そして、これはアップリンクULにおける
干渉レベルとネットワークにおける信号発信の負荷とをさらに増加させるであろ
う。それ故に、「パイロット強度が予め定められた閾値基準を下回る」という3
番目の条件に関連して用いられるとき、「基地局トラフィック負荷超過」という
1番目の条件に従う負荷の評価は、ネットワークのエアインタフェースにおける
信号発信の増大のため、より多くの信号発信の原因となるかもしれない。
【0032】 それ故に、従来技術のトリガ機構の主要な不利益は、これらの条件のいくつか
が同期型或いは非同期型のシステムでは用いられず、電池寿命が短くなり、アッ
プリンクULにおける干渉レベルとともにネットワークにおける信号発信の負荷
が増大する点にある。
【0033】 図2において、(加入者局ハンドオーバ手段HORM或いはネットワークハン
ドオーバ手段HORMによって生成された)IF測定トリガ信号IFTSに応答
して、加入者局はステップST21において与えられた時間間隔でIF測定を実
行する。上述のように、高速で信頼性のある周波数間ハンドオーバを実行するた
めに、加入者局MSに異なる周波数において信号品質測定を、例えば、ターゲッ
トセル或いは異なるシステムにおいて実行させ、そして、加入者局MSがどのセ
ルにハンドオーバされることになるのかに関して、ネットワーク制御手段RNC
がそのハンドオーバの決定をレポートされる信号品質測定に基礎をおくことがで
きるようにネットワーク制御手段RNCにこれらのことをレポートする。
【0034】 後述するように、加入者局MSでのIF測定の実行はささいなタスクではない。
例えば、CDMAやFDMAシステムにおいて、加入者局MSの受信機は通常、
現在の周波数で情報を受信するのにビジーであり、従って、ある測定時間がその
ようなシステムでは、データの大きな損失なく周波数間測定を可能とするために
どうにかして作り出されねばならない。フィールド測定が実行される時間間隔を
決定するための従来の方法について以下に、図3−1、図3−2、図4−1、図
4−2、及び図6を参照して説明する。
【0035】 図3−1を参照して既に上述したように、CDMA通信システムでは、データ
通信は、複数の時間スロットTS1......TS15から成るデータフレームFR
を交換することによって実行される。各時間スロットは制御部CPとデータ部D
Pとを有している。上述した参考文献[2]に記載されているように、また、図
3−2のステップST21’と図3−1にも示唆されているように、圧縮モード
(スロットモードとも呼ばれる)でデータ伝送を実行してIF測定についてのい
くらかの時間を作り出すことも可能である。この目的のため、ネットワーク制御
手段RNCは、データ部DPに含まれるデータが圧縮される、即ち、フレームの
より小さな部分へと集められ、その結果として待機時間部ITPを作り出す圧縮
モード設定手段CMSMを有している。加入者局MSは、−ネットワーク制御手
段RNCの圧縮モード設定手段CMSMから送信される信号或いはある情報を介
して圧縮モードでの送信について通知され−、圧縮モードでの動作を決定、即ち
、具体化する圧縮モード決定手段CMDMを有している。もし、そのような圧縮
モードの動作が検出されたなら、加入者局MSは圧縮モードでの動作に入り、図
3−2におけるステップST21’’で、待機時間ITでIF測定を実行する。
【0036】 CDMAシステムにおいて、そのような情報の集中は、処理利得G=チップ/
情報ビット=1/SFを低減する、例えば、拡散係数SFを小さくすることによ
り達成される。どのように情報の集中が達成されるのかについての別の可能性は
チャネル符号化方式を変更する、例えば、r=1/3からr=1/2に変更する
ことによってなされる。圧縮モードでの動作のために、IF測定が実行される時
間間隔ITは加入者局MSのIF測定手段IFMMによって生成される。
【0037】 図4−1とステップSC21’’’とST21’’’’とはフィールド測定が
実行される時間間隔がどのように備えられるのかについてのもう1つの可能性を
示している。GSMシステムでは、複数のTDMA時間スロットTS1....TS
−Mから成るフレームの特定の時間スロットFMSが指定され、フィールド測定
がFMP部において実行される。即ち、GSMシステムでは、ネットワーク制御
手段或いは基地局の送信機から加入者局MSへデータが送信されない所定のフィ
ールド測定スロットが備えられる。
【0038】 待機時間間隔がどのように備えられるのかについての更なるやり方は、システ
ム間ハンドオーバが実行されるべきである場合について、参考文献[1]に記載
されている。この場合、図6に図示されているように、加入者局MSは別のシス
テムで測定を実行しないし、その代わり、その別のシステムでは加入者局MSが
既に通信を行なっているのと同じ周波数で加入者局MSによって受信される擬似
雑音PNシーケンスを送信する。他のPNシーケンスと比較して、このPNシー
ケンスの電力が所定の時間、所定の閾値を超えるとき、システム間ハンドオーバ
が実行される。
【0039】 図2と図3−1と図4−1とに示されているように、ネットワーク制御手段R
NCは移動局とステップST13とにトリガを与えてIF測定を実行し、そして
、また前記IF測定が実行されることになる異なるセル或いは異なるシステムに
属する周波数で加入者局MSに指示を与える。加入者局SSは所定の時間内でネ
ットワーク制御手段RNCにIF測定を報告する。それから、ステップST22
では、ネットワーク制御手段RNCは選択された周波数(セル或いは異なるシス
テム)にハンドオーバが可能であるかどうかを決定する。もし、例えば、あまり
にも大きい干渉がその新しい周波数で決定されるために、それが不可能であるな
ら、ネットワーク制御手段はステップST23において新しいターゲットセル(
周波数)を選択し、IF測定がステップST21において加入者局MSによって
繰り返される。さらにその上、ネットワーク制御手段RNCは加入者局MSに命
令を与えて周期的な探索或いは一回限りの探索を実行させることができる。その
ような手順は、例えば、同期型通信システムについては参考文献[1]に記載さ
れている。
【0040】 CDMA2000のようなあるシステムでは、加入者局MSはIF測定をネッ
トワーク制御手段にレポートするだけではなく、ネットワーク制御手段RNCに
対してどのくらい長く(時間的に)そしていつ(開始時間)加入者局MSが所望
のIF測定を実行できるようになるかを示す。もし、ネットワーク制御手段RN
Cが、加入者局MSがIF測定の実行を意図している時間間隔についての知識を
もっているならば、そのネットワーク制御手段RNCは、ネットワーク制御手段
RNCによって送信されるが、加入者局MSではそのIF測定を実行する時間間
隔において処理を行なわないデータフレームを補償するためのいくつかの準備を
することができる。即ち、さらなる準備がなされないなら、加入者局MSがフィ
ールド測定を実行する時間間隔で、実際にデータフレームは失われるであろう。
【0041】 1つの可能性とは、ネットワーク制御手段RNCがその測定時間間隔あるいは
複数の測定時間間隔の前あるいは後に、電力を増すことである。その誤り率は常
に複数のデータフレームにわたって評価されるのであるから、その測定時間間隔
の前後におけるそのような電力増加により誤り率についての全体的な品質を、平
均誤り率の要求を超えない平均的なレベルに保持することが可能になる。これに
対して、類似の状態が加入者局MSの側でも発生する。即ち、加入者局MSがそ
の測定時間間隔ではデータフレームを送信することはできないであろう。それ故
に、加入者局MSも、決定された測定時間の前後で電力を増加することにより可
能な伝送されていないフレームを補償する。それ故に、加入者局MSの側とネッ
トワーク制御手段RNCの側で、受信品質は改善される。しかしながら、移動局
MSがフィールド測定をステップST21で実行することになる与えられた時間
間隔を備える上述の手順(これは一般にCDMA2000とIS’95で用いら
れる)、PNシーケンス伝送、及び、電力増加による消去されたフレームの補償
は依然として、以下に示すようにシステムで実施されるときにいくつかの大きな
欠点を見せてしまう。
【0042】 加えて、圧縮モードでの動作に関連するフィールド測定を実行するWCDMA
の手順は、特に、システムの場合には次のような不利益がある。もし、ダウンリ
ンクDLにおける拡散係数SFが、加入者局MSが他のシステムについてのフィ
ールド測定を実行することになる待機時間間隔ITを備えるために小さくされる
なら、利用可能なチャネル化コードは少なくなる。即ち、CDMAシステムのハ
ード的な能力は小さくなる。
【0043】 これに対して、チャネル符号化率が一定時間大きくなるなら、CDMAシステ
ムは異なる符号化方式と同じ無線リンクについて異なるインタリービングの深さ
とを用いてサービスを実行するので、複雑な符号速度の装置がネットワーク制御
手段RNCに実装されねばならない。
【0044】 さらにその上、加入者局MSは、同じデータ情報がより短い時間間隔、即ち、
圧縮データ期間で送信されるので、圧縮モードでの動作のために測定が実行され
るとき、その出力電力を増加しなければならない。加入者局MS及び/又は基地
送受信局RBSの出力電力が大きくされないなら、その性能は低下するであろう
。しかしながら、加入者局MSのピーク電力を増加するというこの要求は、もし
加入者MSが既にその最大出力電力で送信しているなら、距離の制限を示唆する
かもしれない。さらにその上、符号化率が低くなるとき、データフィールドが同
じ程度にまで保護されていないので、情報を損失するより大きな危険性がある。
従って、一方で圧縮データ伝送が品質を低減する反面、IF測定の実施には長い
時間が必要とされるので、待機時間間隔が非常に短く、ハンドオーバが低速にな
る。
【0045】 図6に示されているように、PNシーケンス伝送を用いる手順は次のような不
利益がある。この場合、全ての他の存在する移動通信システムが加入者局MSに
よって検出されるPNシーケンスを送信する装置を備えなければならない。この
ことは運用者にとって(従ってエンドユーザにとって)大きな費用を意味する。
さらにその上、別の移動通信システムで用いられるPNシーケンスはCDMAシ
ステムと干渉するであろうしデータ伝送の能力と品質とを低下させるであろう。
【0046】 測定時間間隔の前後で電力を増加させるという最後に述べた方法は、加入者局
MSがセルの境界に近くおそらくは周波数間ハンドオーバを行いたいとき、或い
は、セル(セクタ)が高負荷を呈するとき、通話品質が既に非常に低い場合には
、測定時間間隔によるフレーム損失がその通話品質を劣化させてしまうであろう
という高い危険性があるという不利益がある。
【0047】 測定時間間隔は加入者局によって、ネットワーク制御手段からデータ送信の内
時間として決定可能である。従って、IF測定は接続の品質低下の原因とは成り
得ない。
【0048】 上述の従来技術に従うIF測定のために時間間隔を備える上記の不利益をまと
めると、時間測定間隔のこのような備えは、(例えば、フレームの損失のため)
サービス品質の低下という結果になり、(PNシーケンス発生器の組み込みのた
めに)複雑なシステム改造を必要としたり、(その時間間隔の前後で電力が増え
るなら)加入者局MSの電池寿命を短くしてしまうであろう。さらに、時間間隔
は圧縮タイムスロット内の待機時間長によって制限される。
【0049】 (発明の概要) 上述の通り、移動通信システムにおいてIF測定をトリガ及び実行するための
上述した手順は、加入者局MSの電池寿命が(特定のトリガ方法使用により)削
減され、データ伝送のサービス品質が(フレームの欠損により)悪化し、(PN
系列生成手段の組み込みにより)システム構成が複雑になるため、一般に不利で
ある。さらに、IF測定が圧縮モード動作中の待機時間間隔でのみ実行可能であ
るため、ハンドオーバの実行には長い時間が必要である。本発明は特に少なくと
も最後に述べた欠点を回避することを目的とする。
【0050】 特に、本発明の目的は、伝送品質を維持しながら、IF測定を容易にする加入
者局、ネットワーク制御手段、方法及び、移動通信システムを提供することにあ
る。
【0051】 この目的は、少なくとも1つの基地送受信局及びネットワーク制御手段を有す
る移動通信システムの、周波数間IF測定を実行するように適合されたIF測定
手段とを含んだ加入者局(請求項1)であって、前記ネットワーク制御手段から
の伝送内における、前記加入者局と前記基地送受信局との間に確立済みの接続の
時間間隔を示すIF測定時間間隔指示信号を検出する時間間隔信号検出手段を有
し、前記IF測定手段が前記IF測定を前記IF測定時間間隔指示信号に示され
る前記時間間隔で実行するように適合されていることを特徴とする加入者局によ
って解決される。
【0052】 この目的はまた、少なくとも1つの基地送受信局及びネットワーク制御手段を
有する移動通信システムの加入者局において周波数間IF測定を実施するための
方法(請求項13)であって、前記加入者局及び前記基地送受信局との間の接続
中にネットワーク制御手段においてIF測定時間間隔を選択し、前記ネットワー
ク制御手段から前記加入者局へ、前記加入者局によって前記IF測定がなされる
べき前記接続の時間間隔を示すIF測定時間間隔指示信号を送信するステップと
、前記加入者局において前記IF測定時間間隔指示信号を検出するステップ及び
、前記IF測定時間間隔指示信号によって示される前記接続の前記時間間隔で前
記IF測定を前記加入者局において実施するステップを有することを特徴とする
方法によっても解決される。
【0053】 この目的はまた、周波数間IF測定を実施するように適合されたIF測定手段
を有する、少なくとも1つの加入者局と、少なくとも1つの基地送受信局及び、
接続中に前記加入者局とデータ伝送を行うためのネットワーク制御手段とを有す
る移動通信システム(請求項33)であって、前記ネットワーク制御手段が前記
加入者局がIF測定を行うべき前記接続の時間間隔を選択し、前記加入者局に前
記時間間隔を示すIF測定時間間隔指示信号を送信するように適合されたIF測
定時間間隔選択手段を有し、前記加入者局が、前記ネットワーク制御手段からの
伝送内で前記時間間隔を示す前記IF測定時間間隔指示信号を検出するように適
合された時間間隔信号検出手段を有し、前記IF測定手段が、前記IF測定を、
前記検出したIF測定時間間隔指示信号で示される前記時間間隔で行うように適
合されていることを特徴とする移動通信システムによっても解決される。
【0054】 この目的はまた、少なくとも加入者局と少なくとも1つの基地送受信局との間
で確立された通信接続上のデータ伝送を制御するための、移動通信システムのネ
ットワーク制御手段(請求項44)であって、前記加入者局が測定を実行すべき
接続の時間間隔を選択するように適合されるとともに、前記加入者局にIF測定
時間間隔指示信号を送信するように適合されたIF測定時間間隔選択手段とを有
することを特徴とするネットワーク制御手段によっても解決される。
【0055】 本発明の第1の見地によれば、ネットワーク制御手段が、前記加入者局がIF
測定を実行すべき前記チャネルの予め定められた時間間隔を選択するIF選択手
段を有する。この選択された予め定められた時間間隔はその加入者局への予め定
められた選択された時間間隔を示すIF測定時間間隔指示信号中で加入者局に送
信される。
【0056】 加入者局はネットワーク制御手段からの伝送内で前記IF測定時間間隔指示信号
を検出するために時間間隔信号検出手段を有する。その後IF測定が加入者局に
よって、ネットワーク制御手段において選択された予め定められた時間間隔で実
行される。従って、ネットワークは加入者局にいつ、及びどれくらいの期間加入
者局が別の周波数上で測定を行うのかを示すことが可能である。 すなわち、IF測定時間間隔指示信号は開始タイミング及び、加入者局において
IF測定を行うべき時間間隔の長さを指定する。この選択された時間間隔におい
て、加入者局はネットワーク制御手段が供給する、一時的な伝送品質の劣化は許
容可能であるか、補償可能で、その後補償されるとネットワーク制御手段が既に
判定した時間間隔を基にできるため、起こりうる伝送品質の劣化、例えばデータ
の欠損に関して気にする必要はない。
【0057】 本発明の第2の見地によれば、加入者局及び/又は基地送受信局は、確立され
た通信接続上のサービス品質を監視し、そのサービス品質の情報を前記ネットワ
ーク制御手段に送信するように適合された接続品質監視手段を有する。そのよう
な場合、ネットワーク制御手段は前記通信接続の前記予め定められた時間間隔を
、接続品質監視手段から報告されたサービス品質の情報に基づいて選択する。時
間間隔は、前記IF測定手段が前記IF測定を実施することに起因したサービス
品質の一時的な劣化が許される時間間隔となるべく選択される。そのような手順
の長所はもちろん、加入者局が実際にIF測定をこの時間間隔で実行した場合に
は、加入者局への時間間隔の指示が常に送信状態の劣化原因となるであろうこと
をネットワーク制御手段が事前に知っていることである。しかし、ネットワーク
制御手段が、一時的な品質劣化が許容可能である時間間隔を指示したことを確認
した場合、その後ネットワーク制御手段は、この品質劣化を相殺するための準備
をこの選択された時間間隔内に行うことが可能である。
【0058】 本発明の第3の見地によれば、遅延に敏感なデータ伝送が前記確立された接続
上の基地送受信局及び加入者局間において実施される。遅延に敏感なデータ伝送
中にIF測定が実行される場合、これは接続上のフレームのデータスロット(フ
レームの一部)が失われること、すなわちサービス品質の悪化を暗示する。しか
しこの品質悪化は加入者局及びネットワーク制御手段が、前記予め定められた時
間間隔の開始前及び/又は前記時間間隔の終了後に、通信接続のダウンリンク及
びアップリングの伝送電力をそれぞれ増加するように電力調整手段に指示する場
合には相殺可能である。すなわち、IF測定が実行される時間間隔においては遅
延に敏感なデータ伝送において常にデータの損失が発生するけれども、都合の良
いことに平均エラー率は同一に保たれる。
【0059】 本発明の第4の見地によれば、欠損に敏感なデータ伝送が基地送受信局及び加
入者局間で実施される。接続サービスの欠損に敏感なタイプの間、ネットワーク
及び加入者局間での情報の流れは通常あまり密でなく、その接続中にネットワー
ク側で用いられるバッファは指定された閾値未満である。そのような場合、ネッ
トワークは、送信バッファ手段が送信データによって完全に満たされないような
時間間隔において、加入者局に対し他の周波数/システム上で測定を実施するよ
うに要求することが可能である。
【0060】 すなわち、加入者局のIF測定手段によって前記IF測定手段が実行される前記
選択された前記選択された時間間隔において、ネットワーク中の送信バッファは
少なくとも前記時間間隔中に送信されるべき前記伝送データの一部を一時的に格
納することが可能である。データの損失が発生しないよう、時間間隔の終了後、
さらに格納されるデータ(タイムスロット、例えばGSMでのタイムスロット又
はWCDMAのデータフレーム)が加入者局へ送信される。
【0061】 本発明の第5の見地によれば、損失に敏感な形式の接続サービスに関する送信
バッファ手段の利用とともに、ネットワーク制御手段は時間間隔中データ伝送速
度を落とし、前記時間間隔が終了した後、データ伝送速度を再び増加させるよう
に適合される。そのようにすることで、データが到達する速度が削減されるため
、バッファ手段が急速に満たされることが回避される。
【0062】 本発明の第6の見地によれば、第4及び第5の見地による送信バッファ手段の
利用と共に、ネットワーク制御手段が伝送データの中間記憶の容量を増加させる
ため、他のバッファ手段を用いて再スケジューリングを実施することが可能であ
る。一時的に、送信バッファ手段のバッファサイズを増加させ、時間間隔中に用
いられない他のバッファ手段のバッファサイズを減少させるために、他のバッフ
ァを用いた動的なバッファスケジューリングを行うことも可能である。送信バッ
ファサイズを増加させるためにバッファ再スケジューリングも動的バッファスケ
ジュール管理も行わない場合に限り、最後にネットワーク制御手段の削除手段が
前記時間間隔中に送信されるべきデータの少なくとも1部を削除する。
【0063】 本発明の第7の見地によれば、データの一部がタイムスロット中に圧縮される
圧縮モード動作で基地送受信局及び加入者局の間のデータ伝送が実行される。そ
して、好ましくはIF測定時間間隔指示信号に示された時間間隔で、かつデータ
伝送が圧縮モードで実行されるデータフレームの待機時間部分においてIF測定
が実施される。従って、この場合ネットワークは加入者局に、いつ、どれくらい
の長さ加入者局が他の周波数の測定を行うべきかを要請する。これは圧縮モード
の補完として使用可能である。
【0064】 本発明の別の有利な実施例及び改良点は従属請求項から得られるであろう。さ
らに、本発明は本明細書及び/又は添付の請求項において個々に記述及び/又は
クレームされている見地及び特徴の組み合わせから得られる実施例を包含可能で
ある。
【0065】 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。 ここで、図面を通じて同一又は類似の参照数字は同一又は類似のステップ及び
機能を示すことに留意されたい。特に、図2における従来の加入者局MS及び従
来のネットワーク制御手段RNCに対して説明された各部は本発明の実施例にお
いてもまた存在する。さらに、本発明は上述した特定のCDMA、WCDMA、
D−AMPS又はGSMシステムに限定されないことに留意されたい。換言すれ
ば、本発明は、周波数、セル及び異なるシステム間でハンドオーバを実施する必
要のある任意の電気通信システムに適用可能である。
【0066】 (発明の原理) ハンドオーバ手順及びIF測定は通信システムCCの設定時又は、単に非アク
ティブモード動作中の移動局MSとシグナリング接続が設定された際の両方にお
いて行われることに留意されたい。
【0067】 図7は本発明による移動通信システムT1の基本的なブロック図を示す。移動
局MSは、従来例による図1において既に示された各部に加え、ネットワーク制
御手段RNCからの伝送中で予め定められた時間間隔を示すIF測定時間間隔指
示信号TIISを検出するように適合された時間間隔信号検出手段TSIDMを
有する。ネットワーク制御手段RNCは、前記加入者局MSが前記IF測定を行
うべき前記接続の、前記予め定められた時間間隔を選択するように適合されたI
F測定時間間隔選択手段TISMを有する。図7に示すように、時間間隔選択手
段TISMは前記加入者局MSに、前記IF測定時間間隔指示信号TIISを送
信する。
【0068】 従って、ネットワーク制御手段RNC内の時間間隔選択手段TISM及び加入
者局MS内の時間間隔信号検出手段TSIDMを用いることにより、ネットワー
ク制御手段RNCから加入者局MSへ時間間隔を指定することが可能である。そ
のため、加入者局MSは自ら何らかの判定を行う必要がなく、時間間隔が適切で
あることをネットワーク制御手段からの指示に基づいて完全に信頼することがで
きる。
【0069】 図8に示すように、基本的にIF測定手段は、図8のステップST13におい
て、加入者局MS又はネットワーク制御手段RNC内のハンドオーバ手段HOR
Mが生成するIF測定トリガ信号IFTSに応答して前記IF測定を行うように
適合されている。ステップS211において、ネットワーク制御手段RNCは、
IF測定が実行されるべき時間間隔であり、ネットワーク制御手段RNCが一時
的な品質劣化を許容可能であることを決定する時間間隔を決定する。この時間間
隔はステップST211において移動局MSへ送信される。
【0070】 ステップST212において、IF測定手段IFMMは、前記検出された、ネ
ットワーク制御手段から送信されたIF測定時間間隔指示信号TIIS中に指示
された前記予め定められた時間間隔で前記IF測定を実行する。図8における他
のステップは図2と同一である。
【0071】 圧縮モード動作に関する従来例に関して説明したように、圧縮モード動作にお
いては短い待機時間間隔IFのみがIFフィールド測定の実行に利用可能である
。しかし、本発明の原理によれば、一時的な品質劣化が許容可能な計画的な時間
間隔が使用される。ネットワーク制御手段が、IF測定が実施された場合でも、
一定の品質劣化が受け入れられるか、ネットワーク制御手段又は加入者局によっ
て補償可能なよう、適切な時間間隔を決定したことを、加入者局が完全に信頼す
ることが可能であるため、加入者局は、この時間間隔の指示を受信した際、直ち
にIF測定を開始可能である。すなわち、加入者局がIF測定を実施する時間間
隔中は加入者局及びネットワーク間でのデータ交換は不可能なため、IF測定に
起因したサービス品質の一時的な低下が発生する。
【0072】 しかし、ネットワーク制御手段はそのようなサービス品質の低下が全体の伝送
に弊害をもたらさない時間間隔を自律的に決定することが可能である。通常、ネ
ットワーク制御手段によって指示される時間間隔は圧縮モード動作における待機
時間間隔以下である。加入者は圧縮モード動作の開始を待つ必要はないため、I
F測定を早めに実行することが可能であり、従ってより高速な周波数間又はシス
テム間ハンドオーバ決定を行うことが可能である。これは、加入者局が、提案さ
れた方法を使用する際、圧縮モード技術のみを用いた測定実行の他に、測定を実
行する能力を有しているからである。すなわち、いくつかの状況において、接続
を失わないように決定を早く行うことが困難である。そのため、伝送が中断され
るほど品質劣化がひどくない限りはIF測定を依然として直ちに実行可能であり
、その結果、より高速なハンドオーバが達成される。
【0073】 好ましくは、IF測定時間間隔指示信号TIISが前記IF測定時間間隔選択
手段TISMからの前記IF測定トリガ信号IFTS内で送信される。すなわち
、ハンドオーバの必要性があること及び、加入者局がIF測定のトリガを必要と
していることを、まずネットワーク制御手段RNCが基本的に決定することが可
能である。しかし、ネットワーク制御手段RNCはIF測定が実行されるべき時
間間隔が決定されるまで、トリガ信号の送信を保留することができる。そして、
トリガ信号及び時間間隔の指示の両方が共に加入者局へ送信可能になり、例えば
IF測定トリガ信号が選択された時間間隔に関する情報をも搬送することが可能
である。
【0074】 従って、ネットワークが、加入者局がいつ、どの期間(又はどの複数期間)に
、同一システム又は他のシステム内の別の周波数の測定を行うべきかについて決
定した時点で、加入者局は現在の(単数又は複数の)サービスのサービス品質(
QoS)が一時的に低下したとしても、これら測定を実施する能力を有する。
【0075】 時間間隔の適切な決定を可能にするため、ネットワーク制御手段RNC(及び
/又は加入者局MS)は確立された通信接続のサービス品質QoSを監視し、サ
ービス品質QoSの情報をネットワーク制御手段RNCに送信するように適合さ
れた接続品質測定手段CQMMを有することが可能である。接続品質監視手段C
QMMはまた、基地送受信局RBS内に配置されても良い。接続品質監視手段C
QMMはサービス品質のいくらかの情報を時間間隔選択手段TISMに供給する
。従って、時間間隔は前記IF測定手段IFMMが前記IF測定を実行すること
によるサービス品質の一時的な低下が許される時間間隔となるべく選択されるこ
とが可能である。
【0076】 従って、上述の通り、通信接続におけるサービス品質QoSの一時的な低下が
許される場合、加入者局MSはこのサービスの劣化を周波数間測定に用いること
ができる。ネットワークはサービス品質QoSの低下が許される1つ又は複数の
時間間隔を決定し、その時間間隔において周波数間測定を行うことができる。ネ
ットワーク制御手段はアップリンク及びダウンリンクの両方についての接続品質
のみならず、システム構成についても知見を有する。そのため、ネットワーク制
御手段は、加入者局が別の周波数についての測定を行うべきか否か、いつ、どれ
くらいの長さ測定すべきかについてを決定するための最良の可能性を有している
。もちろん、接続品質が良好で、測定を行う他の周波数又はシステムが存在しな
い場合には、加入者局MSがハンドオーバを実施する必要はない。
【0077】 もちろん、本発明の原理は、ネットワーク制御手段が、検出されたIF測定時
間指示信号TIISを介して、いつ、どの(1つ又は複数の)間隔において加入
者局MSが周波数間測定を行うべきかを指示することを必要とする。また、上述
したように、この情報はトリガ信号内に含まれても良い。
【0078】 接続品質監視手段CQMMはサービス品質の情報をネットワーク制御手段に送
信する。さらに、接続品質監視手段CQMMはネットワーク中でその接続に使用
される未使用バッファの情報をも送信可能である。すなわち、いかなる通信シス
テムにおいても、加入者局に送信される前に送信データを一時的に格納する送信
バッファが用いられる。(加入者局及び/又は基地送受信局及び/又はネットワ
ーク制御手段に配置された)接続品質監視手段CQMMはまた、加入者局が接続
を確立した領域内のそのシステム及び他のシステム内の他の周波数等のシステム
構成の知見を有する。従って、この情報全てに基づいて、時間間隔選択手段TI
SMは伝送品質の一時的な低下が依然として許容可能な最良の時間間隔を選択す
ることができる。
【0079】 本発明の実施例を参照して以下に説明するように、ネットワーク制御手段はI
F測定に起因する伝送の一時的劣化を相殺するための準備、例えば時間間隔の開
始時又は終了時の電力増加を行うことが可能である。代わりに、(バッファサイ
ズを増加するか、追加のバッファを用いることにより)送信バッファサイズを調
整することもでき、さらに、到来するデータ量を削減し、送信バッファに格納す
る必要のあるデータ量を削減するために、予め定められた時間間隔において伝送
レートを低下させることも可能である。
【0080】 (第1の実施例) 一般に、通信システムにおいては、異なる形式のサービス、すなわち、遅延に
敏感なサービス又は欠損に敏感なサービスに区別することができる。サービス形
式が遅延に敏感である場合、伝送された情報が時間通りに受信されることが、誤
り無しであることよりもある意味最も重要である。例えば、音声は遅延に敏感な
伝送である。
【0081】 他方、サービス形式が欠損に敏感である場合、加入者局又はネットワーク制御
手段内の復号化器が訂正可能な誤りを超えずに情報が受信されることが重要であ
る。パケットが回復不能な誤りを含んでいる場合、そのパケットは失われたもの
として翻訳される。例えば、ウエブブラウズは情報が早く到達しようが遅く到達
しようが関係ないため、欠損に敏感なサービスである。
【0082】 本発明の第1実施例は、遅延に敏感なサービスの場合に対する周波数間測定に
使用可能なサービス品質QoSの最小化又は削減をどのようにして行うかに関す
る。
【0083】 加入者局MS及び基地送受信局RBS間(又はネットワーク制御手段RNC)
の通信接続中に遅延に敏感な伝送が実施される場合、加入者局は基地送受信局R
BSから前記選択された時間間隔中に到達したデータを削除する削除手段DEL
を有する。そのような状況は例えば、ネットワーク制御手段RNCが加入者局M
Sにいくつかの基準(例えば高いフレーム誤り率及び/又は移動局による不良測
定レポート及び/又は低い受信信号強度及び/又は悪い信号対干渉比SIR)に
起因する特定の時間及び期間、加入者局MSに他の周波数又はシステムについて
の測定を行うように要求し、かつ加入者局SS及び基地送受信局RBSが音声接
続、すなわち遅延に敏感なサービスを確立した場合に発生する。これは、現在の
接続上でのスロット(フレームのパス)又はフレームの損失をおそらく暗示する
であろう。なぜならそのようなフレームは、IF測定が実行される時間間隔にお
いて加入者局によって削除される必要があるからである。このサービス品質の一
時的な低下を相殺するため、前記ネットワーク制御手段RNC及び/又は前記加
入者局MSはそれぞれ、前記予め定められた時間間隔の開始前及び/又は終了後
に、通信接続CCのダウンリンクDL及びアップリンクUL上の伝送電力をそれ
ぞれ増加するための電力制御手段PAMを有することができる。
【0084】 例えば、予め定められた時に、ネットワーク制御手段RNCは10データフレ
ーム後に前記加入者局MSがIF測定を行うべきであると決定し、アップリンク
上の伝送電力を次の10データフレームの間増加させるため、(例えば、送信制
御フラグTCPを用いる手順において)指示信号を加入者局MSへ送信可能であ
る。ネットワーク制御手段はまた、自らのダウンリンクDL上の伝送電力を増加
させる。
【0085】 同時に、ネットワーク制御手段は加入者局MSに、指示された時間間隔の終了
後、その伝送電力を複数のデータフレーム(例えば10)について増加させるよ
うに指示する。同様に、時間間隔が終了した際、ネットワーク制御手段はまた自
らのダウンリンク上の伝送電力を増加させる。そのような電力調整は、図5に関
して上述した高速及び低速電力制御サイクルにおいて実施することができる。
【0086】 もちろん、アップリンク及びダウンリンク上での伝送電力が時間間隔の前後に
おいて増加されたとしても、加入者局MSはIF測定を行うのに忙しいため、依
然としてその時間間隔内部にはデータが送信又は受信されない期間が存在する。
従って、基本的に誤り率は増加する。しかし、この誤り率の上昇は送信電力の増
加によって埋め合わせできる。それは、誤り率は単に多数のデータフレームの平
均について計算されるに過ぎない。従って、IF測定時間間隔の間の伝送品質の
劣化は、時間間隔の最初又は最後において、送信電力を増加させることで埋め合
わせ可能である。従って、サービス品質の全体的な低下は起こらない。
【0087】 (第2の実施例) 本発明の第2の実施例によれば、基地送受信局RBSと加入者局MSとの間で
損失に敏感なデータ伝送が行われる際、周波数間測定の間サービス品質の低下最
小化が実施される。
【0088】 図7に示すように、ネットワーク及び/又はネットワーク制御手段RNCにお
いては、送信データが前記通信接続のダウンリンク上で送信される前の中間記憶
用に、所定サイズの送信バッファ手段BUFが常に用いられる。接続サービス形
式が損失に敏感な形式の場合、ネットワーク制御手段RNCと加入者局MSとの
間の情報フローは密でなく、その接続の間用いられる送信バッファ手段BUFは
通常指定された閾値に達しない。従って、ネットワーク制御手段RNCは加入者
局MSに所定の時間間隔において他の周波数/システムの測定を行うよう要求可
能であり、ネットワーク/加入者局が指定された時間間隔の間、もっと多い情報
を送信/受信する場合には、送信バッファBUFがその時間間隔の間に送信すべ
き前記送信データの少なくとも一部を一時的に記憶する。ネットワーク制御手段
RNCは前記選択された時間間隔の終了後、格納されたデータを加入者局MSに
送信する。すなわち、この場合ネットワーク制御手段又は加入者局は、送信デー
タの中間記憶のために、送信バッファ手段BUFの予備のバッファ空間を使用で
きる。
【0089】 従って、サービスが損失に敏感な場合、すなわち失われるデータがあってはな
らない。いかなる場合も、選択されたIF測定時間間隔の間の、加入者局とネッ
トワーク制御手段(基地送受信局)の間のデータ伝送には意味がないため、ネッ
トワーク制御手段は単にデータ送信を遅らせ、送信バッファ手段BUFに中間記
憶を実行する。
【0090】 代わりに、所定の時間間隔の間の一時的なサービス品質低下を、その時間間隔
の前後で伝送速度を変えることにより補償することができる。すなわち、前記I
F測定が前記IF測定手段IFMMによって行われる前記時間間隔において、送
信データが前記通信接続のダウンリンクDL上で送信される前の中間記憶用に、
所定サイズの送信バッファ手段BUFが用いられ、ネットワーク制御手段RNC
及び/又は加入者局MSがデータ伝送速度を低下させると共に、前記時間間隔の
終了後に再びデータ伝送速度を上昇させる。ネットワーク制御手段RNC内の変
速手段は通信接続のための伝送速度変更を処理する。
【0091】 代わりに、ネットワーク制御手段(又は基地送受信局RBS)が、現在の送信
バッファ手段BUFに直ちに処理(格納)されることの可能なさらなる送信デー
タを送信/受信する場合が起こりうる。そのような場合、ネットワーク制御手段
は、他の追加送信バッファ手段BUF’を用いてバッファサイズの再スケジュー
ルを実行することができる。すなわち、ネットワーク制御手段RNCは選択され
た時間間隔の間に加入者局へ送信される/から受信されることのできない送信デ
ータの中間記憶のために、より多い記憶容量を提供するよう、他のバッファ手段
BUF’を用いて再スケジュールを行うように適合される。すなわち、追加バッ
ファ手段BUF’もまた、IF測定を実行するための時間間隔の間に失われるこ
とがあってはならない送信データの格納に用いられる。
【0092】 さらに、その時間間隔において、前記送信バッファ手段BUFのバッファサイ
ズを増加させ、もう一方のバッファ手段BUF’のバッファサイズを減少させる
ため、ネットワーク制御手段RNCが他のバッファ手段BUF’を用いて動的な
バッファスケジュールを実行することも可能である。すなわち、前記選択された
時間間隔の間用いられないいくつかのバッファ手段BUF、BUF’をデータの
中間記憶に用いることができる。従って、いかなるデータも失われず、前記時間
間隔の終了後に加入者局/基地送受信局に送信することが可能である。
【0093】 ネットワーク/加入者局が、データフローの高いピークに対処するため、デー
タを廃棄する場合もある。すなわち、全バッファ手段BUF、BUF’の記憶容
量が完全に使い尽くされると、前記時間間隔内に送信されるべきデータの少なく
とも一部を削除する以外の選択肢が無い。従って、加入者局MS及び/又はネッ
トワーク制御手段RNCは送信されるべきデータの少なくとも一部を削除するた
めの手段を有する。
【0094】 もちろん、ネットワーク制御手段/加入者局のバッファサイズは、このネット
ワークが加入者局MSに別の周波数/システム上で測定を実行するよう命令可能
になる前に、特定の閾値を下回らねばならない。すなわち、通常使用されるバッ
ファが既に満杯な場合、所定の時間間隔の間送信できない送信データをさらに保
留するチャンスは無い。バッファサイズは所定の閾値を下回っていても、ネット
ワーク内のバッファがオーバフローするであろうようなデータ量の急増が起こる
かもしれない。そのような場合、別のバッファ手段BUF’を用いた、余ったバ
ッファスペースの動的割り当てが行われる。これは、各バッファがどの程度満た
されているかをネットワーク制御手段RNCが知っており、バッファサイズを必
要に応じて再割り当て可能であるが故に実現できる。
【0095】 上述の通り、本発明の第1及び第2の実施例によれば、前記加入者局がIF測
定を行い、加入者局及びネットワークの間でのデータ送信/受信が不可能なため
、ネットワーク制御手段RNCは、通信接続のサービス品質低下が実行されるも
のとして所定の時間間隔を選択する。
【0096】 しかし、ネットワーク制御手段はいつ時間間隔が発生するかを知っているため
、全体のサービス品質を再び向上させるための準備を行うことが可能である。こ
れは遅延に敏感なデータ伝送(第1実施例)及び欠損に敏感なデータ伝送(第2
実施例)の両方の場合に実施可能である。すなわち、IF測定が長期の時間間隔
において実行されるという事実にもかかわらず、サービス品質QoSの低下を抑
圧するための周波数間測定期間前後の伝送電力増加、動的バッファ再割り当て及
び変速手順の全てが、サービス品質を平均的に向上させるために用いられる。
【0097】 以下、フロー制御が行われる本発明の第3の実施例について説明する。 (第3の実施例) 本発明の第3の実施例によれば、ネットワーク制御手段はサービス品質を許容
できるレベルに維持するために、電力の増加、再割り当て又は変速機構のいずれ
も用いない。
【0098】 本発明の第3の実施例によれば、IFハンドオーバ手段HORMは送信された
データフレーム及び受信されたデータフレーム間の比RFを判定し、その判定に
かかった時間を測定するように適合された伝送比判定手段TRDMと通信する。
この比が特定のレベルに達した際、ネットワークは加入者局MSに他の周波数/
システム上で測定を行うように指示することが可能になる。しかし、この必要条
件は、加入者局MSに測定の実行を指示するには不十分であるかもしれない。
【0099】 例えば、比が特定のレベルに達した際、ネットワークは、現在使用している送
信バッファ手段BUFが常に、時間間隔の終了後に送信すべきデータを一時的に
(時間間隔の間)格納可能である程度にデータ伝送速度が低いと間違いなく仮定
することができる。ネットワーク制御手段RNCはこれを動的バッファ割り当て
と組み合わせることができる。例えば、ネットワーク制御手段RNCが、送信比
(及び/又は受信比)が所定の閾値を超えたことを検出した場合、これは現在使
用されている送信バッファ手段が所定の時間間隔における全ての送信データを一
時的に格納することができなくなるであろうことを常に意味する。従って、送信
/受信比の超過を検出したらすぐに、ネットワーク制御手段RNCは、ネットワ
ーク制御手段RNC内の他のバッファ手段BUF’を用いて、利用可能なバッフ
ァサイズの再スケジュールを自動的に実行する。
【0100】 ネットワーク制御手段はまた、これを時間間隔内の送信速度変更と組み合わせ
ることができる。大きな送信/受信比が存在する場合であっても、ネットワーク
制御手段RNCは最初に時間間隔における送信速度を減少させるように決定し、
これでもバッファ手段内に全データを一時保存するには不十分である場合、他の
バッファ手段を用いた再スケジュールをさらに行うことも可能である。
【0101】 従って、損失に敏感なデータ伝送の場合、ネットワーク制御手段はまた、時間
間隔の間に送信することができず、サービス品質を低下させうるデータフレーム
の補償を常に実行することも可能である。
【0102】 (第4の実施例) 本発明の第4の実施例によれば、IF測定を選択可能な時間間隔が本発明の原
理及び/又は第1、第2又は第3の実施例に従って決定される。すなわち、時間
間隔はネットワーク制御手段によって予め指定され、加入者局MSに送信される
。サービス品質の一時的な悪化は、(損失に敏感であるか、遅延に敏感であるデ
ータ伝送の場合とは異なり)加入者局及びネットワーク制御手段でなされる対策
によって補償される。
【0103】 本発明の第4の実施例によれば、基地送受信局RBS及び加入者局MSの間に
おけるデータ伝送は、圧縮モード動作でデータフレームFRを送信することによ
り実施可能である。上述したように、圧縮モード動作において、データはタイム
スロット中に圧縮され、加入者局MS内の圧縮モード判定手段CDDMはこの圧
縮モード動作を検出可能である。本発明の第4の実施例において、IF測定は、
IF測定時間間隔指示信号ITTSで指示される複数のタイムスロット(又はデ
ータフレーム)及び、圧縮モードでデータ伝送が実行されるデータフレームの複
数の待機時間部分で実施可能である。すなわち、本発明の第4の実施例によれば
、ネットワークが加入者局MSに、いつ、そしてどれくらいの長さ他の周波数じ
ょうで測定を実行すべきかについて通知し、これが圧縮モードを補完するものと
して用いられる。
【0104】 すなわち、圧縮モード動作が検出された後、待機時間部分においてまずIF測
定が行われ、その後ネットワーク制御手段RNCからの指示通りIF測定が所定
時間間隔において継続される。これはまた逆に、すなわち、まずIF測定が所定
時間間隔において開始され、圧縮モード動作が検出されると直ちに待機時間が追
加として、又は時間間隔の代わりに用いられるように実施することも可能である
【0105】 最悪の場合、電力増加(第1の実施例)、バッファ空間割り当て又は再スケジ
ュール、及び速度適応(第2の実施例)及び伝送比判定(第3の実施例)にもか
かわらず、ネットワークが送信データの一時的な保持に十分なバッファスペース
を持たない場合、ネットワーク中の全バッファが満杯になり、それ以上の超過デ
ータはネットワーク内で廃棄されるであろう。しかし、通常バッファは完全に満
たされることはなく、少量のデータが廃棄されるに過ぎず、再度補償することが
不可能なサービス品質の悪化は少量である。
【0106】 (産業上の利用性) 上述したとおり、上述した本発明の原理及び第1乃至第4の実施形態に係る技
術は、圧縮モード動作では必ずサービス品質の悪化を受け入れなくてはならない
という従来技術の問題点を回避する。すなわち、本発明による移動通信システム
では、計画的なサービス品質の低下は許容されるが、いつサービス品質の悪化が
発生するかがネットワーク内で既知であるため、サービス品質悪化が補償できる
よう、対策を施すことが可能である。従って、サービス品質の悪化は発生しない
【0107】 そのような手順は任意の移動通信システムにおいて利用可能であり、いかなる
特定の規格にも制限されない。従って、本発明はGSMシステム、WCDMA又
はCDMAシステムで用いることができる。さらに、本発明は本明細書において
説明された特定の例及び実施例には制限されない。熟練者は本発明のさらなる実
施例、変形物及び派生物を、ここに開示した技術に基づいて工夫することが可能
である。上述した実施例は、現在発明者が考えるように、単に本発明の好ましい
態様を構成するに過ぎない。
【0108】 さらに、上述の通り、本発明は、本明細書において独立して説明された機能及
び/又は特許請求の範囲において別個に請求された請求項の機能から構成される
実施例を含むことができる。 請求範囲における参照数字は、単に説明目的でのみ役目を果たし、保護範囲を
限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 少なくとも2つの異なる移動通信システムT1,T2を有する従来の電気通信
システムTELEの一般的な概観を示す図である。
【図2】 図1に示す電気通信システムTELEにおける周波数間及び/又はシステム間
ハンドオーバを行うためのフローチャートである。
【図3−1】 圧縮モード動作が使用される際のデータフレーム及びタイムスロットの構成を
示す図である。
【図3−2】 図3−1に示す圧縮モード動作が使用される際の、図2と同様のフローチャー
トである。
【図4−1】 GSM等、従来のTDMA移動通信システムにおける、フィールド測定タイム
スロットの規定を示す図である。
【図4−2】 図4−1に示すような特定のフィールド測定タイムスロットにおいてフィール
ド測定が行われる場合の、図3−2と同様のフローチャートである。
【図5a】 加入者局MS及びノードB(基地送受信局RBS)間の従来の電力調整手順を
示す図である。
【図5b】 ダウンリンクDL出力の段階的調整を示す図である。
【図5c】 図5bにおける出力の段階的変化の結果として得られる低速電力制御及び高速
電力制御を示す図である。
【図5d】 測定フレームエラー率FER又はブロックエラー率BLERとdelta_SIR_targ
et値のマッピングを示す図である。
【図6】 システム間ハンドオーバ用のPN系列発生器PNGからのPN系列の送信に関
するハンドオーバ手順を示す図である。
【図7】 本発明による加入者局MS及びネットワーク制御手段RNCの基本的なブロッ
ク図である。
【図8】 本発明の原理に従ったステップST211,ST212を含む、図2と同様の
フローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ミュラー, ヴァルテル, ゲルハルド, アロイス スウェーデン国 ウップランドス ヴェス ビュ エス−194 62, フギンヴェーゲ ン 7 Fターム(参考) 5K067 CC02 CC04 CC10 DD36 DD43 DD44 DD46 DD57 EE02 EE10 EE16 EE24 EE71 GG08 GG09 HH22 JJ37

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの基地送受信局(RBS)及び、周波数間(
    IF)測定の実行に適合されたIF測定手段(IFMM)を含むネットワーク制
    御手段(RNC)を有する移動通信システム(GSM;WCDMA)の加入者局
    (MS)であって、 前記ネットワーク制御手段(RNC)からの伝送中で、前記加入者局(MS)
    と前記基地送受信局(RBS)間に確立された接続(CC)の時間間隔であって
    、前記加入者局(MS)がIF測定を行うべき時間間隔を指定するIF測定時間
    間隔指示信号(TIIS)を検出するように適合された時間間隔信号検出手段(
    TISDM)を有し、 前記IF測定手段(IFMM)が前記IF測定時間間隔指示信号(TISS)
    中に指定された前記時間間隔において前記IF測定を行うように適合されている
    ことを特徴とする加入者局。
  2. 【請求項2】 前記IF測定手段(IFMM)が、前記IF測定を時間間隔
    全体に渡って行うように適合されていることを特徴とする請求項1記載の加入者
    局(MS)。
  3. 【請求項3】 前記IF測定手段(IFMM)が、前記時間間隔における前
    記IF測定を、IF測定トリガ信号(IFTS)に応答して開始するように適合
    されていることを特徴とする請求項1記載の加入者局(MS)。
  4. 【請求項4】 前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)が前記IF測定
    トリガ信号(IFTS)に含まれることを特徴とする請求項3記載の加入者局(
    MS)。
  5. 【請求項5】 前記IF測定トリガ信号(IFTS)が前記移動通信システ
    ム内の伝送状態が前記加入者局(MS)のIFハンドオーバを必要としていると
    IFハンドオーバ要求手段(HORM)が判定した(NEHO;MEHO)際に
    前記IFハンドオーバ手段(HORM)によって生成されることを特徴とする請
    求項3又は請求項4記載の加入者局(MS)。
  6. 【請求項6】 前記IFハンドオーバ手段(HORM)が前記移動通信シス
    テムのネットワーク制御手段(RNC)内に位置し、ネットワーク評価ハンドオ
    ーバ(NEHO)の決定に応答して、前記IF測定トリガ信号(IFTS)を、
    基地送受信局(RBS)を介して前記加入者局(MS)へ送信するように適合さ
    れていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の加入者局(MS)。
  7. 【請求項7】 前記IFハンドオーバ手段(HORM)が前記加入者局(M
    S)内に位置し、移動局評価ハンドオーバ(MEHO)の決定に応答して、前記
    IF測定トリガ信号(IFTS)を出力するように適合されていることを特徴と
    する請求項3又は請求項4記載の加入者局(MS)。
  8. 【請求項8】 前記加入者局(MS)が、 前記確立された通信接続(CC)上のサービス品質(QoS)を監視し、前記
    ネットワーク制御手段(RNC)に前記サービス品質(QoS)の情報を送信す
    るように適合された接続品質監視手段(CQMM)を有することを特徴とする請
    求項1記載の加入者局(MS)。
  9. 【請求項9】 前記接続(CC)の間、前記基地送受信局(RBS)と前記
    加入者局(MS)との間で遅延に敏感なデータ伝送が行われるとともに、 前記加入者局(MS)が、 前記時間間隔中に前記基地送受信局(RBS)から到達したデータを削除する
    ための削除手段(DEL)と、 前記時間間隔の開始前及び/又は前記時間間隔の終了後に前記通信接続(CC
    )上のアップリンクにおける送信電力を増加させる電力調整手段(PAM)を有
    することを特徴とする請求項1記載の加入者局(MS)。
  10. 【請求項10】 前記接続(CC)の間、前記基地送受信局(RBS)と前
    記加入者局(MS)との間で損失に敏感なデータ伝送が行われることを特徴とす
    る請求項1記載の加入者局(MS)。
  11. 【請求項11】 前記前記加入者局(MS)と基地送受信局(RBS)との
    間のデータ伝送が、データ部分(DP)及び制御部分(CP)を含むデータフレ
    ーム(FR)の送信を介して実行されるとともに、 前記加入者局(MS)と前記基地送受信局(RBS)との間のデータ伝送が、
    データ伝送が行われない待機時間間隔がタイムスロットに提供されるよう、少な
    くとも1つの前記タイムスロット内の前記データ部分(DP)中の伝送データが
    圧縮される圧縮モードによって実行され、 前記加入者局(MS)が前記圧縮モードでのデータ伝送を検出する圧縮モード
    検出手段(CMDM)を含み、 前記時間間隔が前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)で指示された複数
    のデータフレームとデータ伝送が圧縮モードで行われるデータフレームの複数の
    待機時間間隔に対応することを特徴とする請求項1記載の加入者局(MS)。
  12. 【請求項12】 前記IF測定手段(IFMM)が、データ伝送が前記基地
    送受信局(RBS)から発生する追加時間間隔においても測定を実施し、 前記加入者局(MS)が前記追加時間間隔中に到達したデータを削除する削除
    手段(DEL)を有することを特徴とする請求項1又は請求項11記載の加入者
    局(MS)。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの基地送受信局(RBS)及びネットワー
    ク制御手段(RNC)を有する移動通信システム(GSM;WCDMA)の加入
    者局(MS)において周波数間(IF)測定(ST21;ST21’’;ST2
    1’’’’)を実行する方法であって、 前記加入者局(MS)及び前記基地送受信局(RBS)間の接続(CC)中に
    、ネットワーク制御手段(RNC)においてIF測定時間間隔を選択するステッ
    プ(ST211)と、 前記ネットワーク制御手段(RNC)から前記加入者局(MS)へ、前記加入
    者局(MS)によって前記IF測定を行うべき前記接続(CC)の前記時間間隔
    を指示するIF測定時間間隔指示信号(TIIS)を送信するステップ(ST2
    11)と、 前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)で指示されるように、前記接続の
    前記時間間隔中に前記加入者局(MS)において前記IF測定を行うステップ(
    ST212)とを有することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記IF測定が前記時間間隔全体に渡って行われることを
    特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 IF測定トリガ信号(IFTS)に応答して前記IF測定
    が実施される(ST13)ことを特徴とする請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)が前記IF測
    定トリガ信号(IFTS)中で送信(ST13;ST211)されることを特徴
    とする請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記移動通信システム内の伝送状態が前記加入者局(MS
    )のIFハンドオーバを必要としているか否かを判定するステップ(ST11)
    と、 IFハンドオーバが必要であると判定された(NEHO;MEHO)際に、前
    記IF測定トリガ信号(IFTS)を生成するステップS(ST13)とを有す
    ることを特徴とする請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記移動通信システム内の伝送状態が前記加入者局(MS
    )のIFハンドオーバを必要としているか否かを判定する前記ステップ(ST1
    1)が、前記移動通信システムのネットワーク制御手段(RNC)内に位置する
    IFハンドオーバ要求手段(HORM)によって実行され、 ネットワーク評価ハンドオーバ(NEHO)の決定に応答して、前記IF測定
    トリガ信号(IFTS)が前記基地送受信局(RMS)を介して前記加入者局(
    MS)へ送信される(ST13)ことを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記移動通信システム内の伝送状態が前記加入者局(MS
    )のIFハンドオーバを必要としているか否かを判定する前記ステップ(ST1
    1)及び、前記IF測定トリガ信号(IFTS)の生成が、移動局評価ハンドオ
    ーバ(MEHO)の決定に応答して、前記加入者局(MS)内に位置するIFハ
    ンドオーバ要求手段(HORM)によって実行されることを特徴とする請求項1
    7記載の方法。
  20. 【請求項20】 確立された通信接続上のサービス品質(QoS)が前記加
    入者局(MS)において監視されるとともに、前記サービス品質(QoS)の情
    報が前記ネットワーク制御手段(RNC)へ送信されることを特徴とする請求項
    13記載の方法。
  21. 【請求項21】 確立された通信接続上のサービス品質(QoS)が前記基
    地送受信局(RBS)において監視されるとともに、前記サービス品質(QoS
    )の情報が前記ネットワーク制御手段(RNC)へ送信されることを特徴とする
    請求項13記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記通信接続の前記時間間隔が前記サービス品質(QoS
    )の前記情報に基づいて選択されるとともに、 前記時間間隔が、前記IF測定手段(IFMM)が前記IF測定を行うことに
    よる前記サービス品質の一時的な悪化が許可される時間間隔として選択されるこ
    とを特徴とする請求項20又は請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記接続の間遅延に敏感なデータ伝送が前記基地送受信局
    (RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記時間間隔中に到達した前記基地送受信局(RBS)からのデータが削除さ
    れ、前記時間間隔の開始前及び/又は前記時間間隔の終了後に前記通信接続上の
    ダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)上の送信電力が増加されること
    を特徴とする請求項13記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記接続の間損失に敏感なデータ伝送が前記基地送受信局
    (RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記通信接続の前記ダウンリンク上で送信される前に、前記送信データが、前
    記ネットワーク制御手段(RNC)内の所定サイズを有する送信バッファ手段(
    BUF)内に一時保存され、 前記IF測定手段(IFMM)によって前記IF測定が実行される前記時間間
    隔において、前記送信バッファ手段(BUF)が、前記時間間隔において送信さ
    れるべき前記送信データの少なくとも一部を一時的に保存し、 前記時間間隔の終了後、前記ネットワーク制御手段(RNC)が前記保存され
    たデータを前記加入者局(MS)へ送信することを特徴とする請求項13記載の
    方法。
  25. 【請求項25】 前記接続の間損失に敏感なデータ伝送が前記基地送受信局
    (RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、前記送信データが前記通信接続の前
    記ダウンリンク(DL)上で送信される前に中間記憶するための、所定サイズの
    送信バッファ手段(BUF)を有し、 前記IF測定手段(IFMM)によって前記IF測定が行われる前記時間間隔
    において、前記ネットワーク制御手段(RNC)がデータ伝送速度を減少させる
    とともに、前記時間間隔の終了後再び前記データ伝送速度を上昇させることを特
    徴とする請求項13記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、より大きな送信データの中
    間記憶用記憶容量を供給するため、前記ネットワーク制御手段(RNC)が他の
    バッファ手段(BUF’)を用いて再スケジュールを実行することを特徴とする
    請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、前記バッファ手段の前記バ
    ッファサイズを増加させ、他のバッファ手段(BUF’)のバッファサイズを減
    少させるため、前記ネットワーク制御手段(RNC)が前記他のバッファ手段(
    BUF’)を用いて動的バッファスケジュールを実行するように適合されている
    ことを特徴とする請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、前記ネットワーク制御手段
    (RNC)の削除手段が前記時間間隔中に送信されるべきデータの少なくとも1
    部を削除することを特徴とする請求項25記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記IFハンドオーバ要求手段(HORM)が送信/受信
    されたデータフレーム(FR)間の比、及び前記測定時間を判定するように適合
    された伝送比判定手段(TRDM)を有し、 前記送信/受信比が所定の比を下回った際に前記IFハンドオーバ要求手段(
    HORM)が前記IF測定トリガ信号(IFTS)を出力することを特徴とする
    請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記基地送受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)間
    のデータ伝送が、データ部分(DP)及び制御部分(CP)を含むデータフレー
    ム(FR)の送信を介して実行されるとともに、 圧縮モード動作において、データフレームの少なくとも1つのタイムスロット
    中の前記データ部分(DP)のデータが、前記タイムスロット中にデータ伝送が
    発生しない待機時間間隔(IT)を供給するよう前記ネットワーク制御手段(R
    NC)において圧縮され(ST21’)、 前記圧縮モードでのデータ伝送が前記加入者局(MS)で検出され(ST21
    ’’)、 前記時間間隔が、前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)で指示された複
    数のデータフレームと、データ伝送が圧縮モードで行われる(ST21’’)デ
    ータフレームの複数の待機時間間隔(IT)に対応することを特徴とする請求項
    13記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記IF測定が、データ伝送が前記基地送受信局(RMS
    )から発生する追加時間間隔においても実施され、 前記追加時間間隔中に前記基地送受信局(RBS)から到達したデータが前記
    加入者局(MS)で廃棄されることを特徴とする請求項13又は請求項25記載
    の方法。
  32. 【請求項32】 周波数間(IF)測定の実行に適合されたIF測定手段(
    IFMM)を含む、少なくとも1つの加入者局(MS)と、少なくとも1つの基
    地送受信局(RBS)及び、接続の間前記加入者局(MS)とデータ伝送を行う
    ための前記ネットワーク制御手段(RNC)を有する移動通信システム(GSM
    ;WCDMA)であって、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、 前記加入者局(MS)がIF測定を行うべき前記接続の時間間隔を選択し、前
    記時間間隔を指示するIF測定時間間隔指示信号(TIIS)を前記加入者局(
    MS)に送信するように適合されたIF測定時間間隔選択手段(TISM)を有
    し、 前記加入者局(MS)が、 前記ネットワーク制御手段(RNC)からの伝送中において、前記時間間隔を
    指示する前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)を検出するように適合され
    た時間間隔信号検出手段(TISDM)を有し、 前記IF測定手段(IFMM)が、前記検出された前記IF測定時間間隔指示
    信号(TIIS)内で指定された前記時間間隔で前記IF測定を行うように適合
    されていることを特徴とするシステム。
  33. 【請求項33】 前記IF測定手段(IFMM)が、前記IF測定を時間間
    隔全体に渡って行うように適合されていることを特徴とする請求項32記載のシ
    ステム。
  34. 【請求項34】 前記IF測定手段(IFMM)が、IF測定トリガ信号(
    IFTS)に応答して前記IF測定を行うように適合されていることを特徴とす
    る請求項33記載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記移動通信システム内の伝送状態が前記加入者局(MS
    )のIFハンドオーバを必要としているか否かを判定し、IFハンドオーバが必
    要であると判定された(NEHO;MEHO)際に前記IF測定トリガ信号(I
    FTS)を生成するように適合されたIFハンドオーバ要求手段(HORM)を
    更に有することを特徴とする請求項32記載のシステム。
  36. 【請求項36】 前記IFハンドオーバ要求手段(HORM)が前記加入者
    局(MS)内に位置し、移動局評価ハンドオーバ(MEHO)の決定に応答して
    、前記IF測定トリガ信号(IFTS)が生成されることを特徴とする請求項3
    5記載のシステム。
  37. 【請求項37】 前記加入者局(MS)が、 前記確立された通信接続上のサービス品質(QoS)を監視し、前記ネットワ
    ーク制御手段(RNC)に前記サービス品質(QoS)の情報を送信するように
    適合された接続品質監視手段(CQMM)を有することを特徴とする請求項32
    記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記基地送受信局(RBS)が、 前記確立された通信接続上のサービス品質(QoS)を監視し、前記ネットワ
    ーク制御手段(RNC)に前記サービス品質(QoS)の情報を送信するように
    適合された接続品質監視手段(CQMM)を有することを特徴とする請求項32
    記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記IF測定時間間隔選択手段(TISM)が前記通信接
    続の前記時間間隔を前記サービス品質(QoS)の前記情報に基づいて選択する
    とともに、 前記時間間隔が、前記IF測定手段(IFMM)が前記IF測定を行うことに
    よる前記サービス品質の一時的な悪化が許可される時間間隔として選択されるこ
    とを特徴とする請求項37又は請求項38記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記通信接続の間、遅延に敏感なデータ伝送が前記基地送
    受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)間で行われ、 前記加入者局(MS)が、 前記時間間隔の間に前記基地送受信局(RBS)から到達したデータを削除す
    る削除手段(DEL)を有し、 前記ネットワーク制御手段(RNC)及び前記加入者局(MS)の各々が、そ
    れぞれ前記通信接続のダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)上の伝送
    電力を、前記時間間隔の開始前及び/又は前記時間間隔の終了後に増加させる電
    力調整手段(PAM)を有することを特徴とする請求項39記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記損失に敏感なデータ伝送がウェブブラウジング中のデ
    ータ伝送であることを特徴とする請求項32記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記基地送受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)間
    でのデータ伝送が、制御部分(CP)及びデータ部分(DP)を含むデータフレ
    ーム(FR)の送信によって実行され、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、 圧縮モード動作において、データフレームの少なくとも1つのタイムスロット
    中の前記データ部分(DP)のデータを、前記タイムスロット中にデータ伝送が
    発生しない待機時間間隔(IT)を供給するよう圧縮するように適合された圧縮
    モード動作手段(CMOM)を有し、 前記加入者局(MS)が、 前記圧縮モードでのデータ伝送を検出する圧縮モード検出手段(CMDM)を
    有し、 前記時間間隔が前記IF測定時間間隔指示信号(TIIS)で指示された複数
    のデータフレーム及び圧縮モードでデータ伝送が実行されるデータフレームの複
    数の待機時間部分に対応することを特徴とする請求項32記載のシステム。
  43. 【請求項43】 確立された接続上における、少なくとも加入者局(MS)
    と少なくとも1つの基地送受信局(RBS)との間のデータ伝送を制御するため
    の、移動通信システムのネットワーク制御手段(RNC)であって、 前記加入者局(MS)がIF測定を行うべき時間間隔を選択し、前記時間間隔
    を含むIF測定時間間隔指示信号(TIIS)を前記加入者局(MS)に送信す
    るように適合されたIF測定時間間隔選択手段(TISM)を有することを特徴
    とするネットワーク制御手段(RNC)。
  44. 【請求項44】 前記IF測定時間間隔選択手段(TISM)から、前記I
    F測定時間間隔指定信号(TIIS)をIF測定トリガ信号(IFTS)ととも
    に送信することを特徴とする請求項43記載のネットワーク制御手段(RNC)
  45. 【請求項45】 前記移動通信システム内の伝送状態が前記加入者局(MS
    )のIFハンドオーバを必要としているか否かを判定し、IFハンドオーバ(N
    EHO;MEHO)が必要であると判定された際に前記IF測定トリガ信号(I
    FTS)を生成するIFハンドオーバ要求手段(HORM)を有することを特徴
    とする請求項44記載のネットワーク制御手段(RNC)。
  46. 【請求項46】 前記IF測定時間間隔選択手段(TISM)が前記通信接
    続の前記時間間隔をサービス品質(QoS)情報に基づき選択し、 前記時間間隔が、前記IF測定手段(IFMM)が前記IF測定実行によるサ
    ービス品質の一時的な低下が許される時間間隔となるべく選択されることを特徴
    とする請求項43記載のネットワーク制御手段(RNC)。
  47. 【請求項47】 前記通信接続の間、遅延に敏感なデータ伝送が前記基地送
    受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、 前記時間間隔の開始前及び/又は前記時間間隔の終了後、前記通信接続のダウ
    ンリンク上の伝送電力をそれぞれ増加させる電力調整手段(PAM)を有するこ
    とを特徴とする請求項45記載のネットワーク制御手段(RNC)。
  48. 【請求項48】 前記通信接続の間、損失に敏感なデータ伝送が前記基地送
    受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、 前記通信接続のダウンリンク上で送信される前の前記伝送データの中間記憶用
    の所定サイズの送信バッファ手段(BUF)を有し、 前記IF測定手段(IFMM)によって前記IF測定が実行される前記時間間
    隔において、前記送信バッファ(BUF)が、前記時間間隔中に送信されるべき
    前記伝送データの少なくとも1部を一時的に記憶し、前記ネットワーク制御手段
    (RNC)が前記時間間隔の終了後に前記記憶されたデータを前記加入者局(M
    S)へ送信することを特徴とする請求項46記載のネットワーク制御手段(RN
    C)。
  49. 【請求項49】 前記通信接続の間、損失に敏感なデータ伝送が前記基地送
    受信局(RBS)及び前記加入者局(MS)の間で行われ、 前記ネットワーク制御手段(RNC)が、 前記通信接続のダウンリンク上で送信される前の前記伝送データの中間記憶用
    の所定サイズの送信バッファ手段(BUF)を有し、 前記IF測定手段(IFMM)によって前記IF測定が実行される前記時間間
    隔において、前記ネットワーク制御手段(RNC)が、前記データ伝送の速度を
    減少させ、前記時間間隔の終了後に再度前記データ伝送の速度を上昇させること
    を特徴とする請求項46乃至請求項48のいずれか1項に記載のネットワーク制
    御手段(RNC)。
  50. 【請求項50】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、伝送データの前記中間記憶
    用のより大きな記憶容量を提供するため、前記ネットワーク制御手段(RNC)
    が他のバッファ手段(BUF’)を用いて再スケジュールを実行するように適合
    されていることを特徴とする請求項48記載のネットワーク制御手段(RNC)
  51. 【請求項51】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、前記バッファ手段の前記バ
    ッファサイズを増加させ、他のバッファ手段(BUF’)のバッファサイズを減
    少させるため、前記ネットワーク制御手段(RNC)が前記他のバッファ手段(
    BUF’)を用いて動的バッファスケジュールを実行するように適合されている
    ことを特徴とする請求項48記載のネットワーク制御手段(RNC)。
  52. 【請求項52】 前記時間間隔中に送信されるべきデータ量が前記バッファ
    手段(BUF)の前記所定サイズよりも大きい場合、前記ネットワーク制御手段
    (RNC)の削除手段(DEL)が前記時間間隔中に送信されるべき前記データ
    の少なくとも1部を削除することを特徴とする請求項48記載のネットワーク制
    御手段(RNC)。
  53. 【請求項53】 前記IFハンドオーバ要求手段(HORM)が送信及び受
    信されたデータフレーム(FR)間の比、及び前記測定時間を判定するように適
    合された伝送比判定手段(TRDM)を有し、 前記送信/受信比が所定の比を下回った際に前記IFハンドオーバ要求手段(
    HORM)が前記IF測定トリガ信号(IFTS)を出力することを特徴とする
    請求項45記載のネットワーク制御手段(RNC)。
  54. 【請求項54】 少なくとも1つの基地送受信局(RBS)、請求項43乃
    至請求項53のいずれか1項以上に記載のネットワーク制御手段(RNC)及び
    請求項1乃至請求項12のいずれか1項以上に記載の少なくとも1つの加入者局
    (MS)とを有することを特徴とする移動通信システム。
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