JP2003506550A - 動的に加硫されたtpu/非極性ゴム配合物から得られる熱可塑性加硫ゴム - Google Patents

動的に加硫されたtpu/非極性ゴム配合物から得られる熱可塑性加硫ゴム

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有する熱可塑性ポリウレタン及び非極性ゴムを含む、動的に加硫された配合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、熱可塑性加硫ゴム(TPV)、そして更に具体的には、熱可塑性ポ
リウレタン(TPU)及び非極性ゴムを含む配合物から製造される熱可塑性加硫
ゴムに関し、ここにおいてゴム相は動的に加硫されている。
【0002】 従来の技術 熱可塑性エラストマーは、加硫ゴムの特性と慣用的な熱可塑性樹脂の加工特性
とを組み合わせた、一群の材料である。これらの材料の例は、当技術において公
知である。通常これらは、多相の微細構造を示すブロックコポリマーからなる。
最も知られた例は、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)又はスチレン−
イソプレン−スチレン(SIS)のようなスチレン−エラストマーブロックコポ
リマーである。他の例は、ポリアミド−エラストマー及びポリウレタン−エラス
トマー多重ブロックコポリマーである。更なる例については、例えば“Scie
nce and Technology of Rubber”,J.E.Ma
rk et al.Eds.,2nd ed.Academic Press,
1994の13章を参照されたい。
【0003】 熱可塑性エラストマーは、更に硬質熱可塑性材料をゴム状材料と配合すること
によって製造することができる。例としては、天然ゴム/ポリプロピレン(NR
/PP)配合物(TPNR)及びしばしば熱可塑性オレフィン(TPO)として
呼ばれる、エチレン−プロピレン−ジエン−モノマーゴム/ポリプロピレン(E
PDM/PP)配合物等がある。多くの例は、“Thermoplastic
Erastomers from Rubber−Plastic Blend
s”,DE and BHOWMICK eds.,Ellis Horwoo
d,1990中に与えられている。
【0004】 ゴム−プラスチック配合物に基づく熱可塑性エラストマーの特性が、混合工程
中のゴム相の架橋又は加硫によって改良することができることも、当技術分野に
おいて更に知られている。この方法は、動的加硫と呼ばれ、そして通常熱可塑性
加硫ゴム(TPV)又はエラストマーアロイ(EA)として呼ばれる材料が得ら
れる。TPVは、Coran及び共同研究者によって充分に研究されている(例
えば、Rubber Chem.Technol.53,p781,(1980
)、Rubber Chem.Technol.63,p.599(1989)
、Rubber Chem.Technol.68,p351(1995))。
最も一般的なTPVは、EPDM/PP動的加硫配合物に基づく(例えば、米国
特許第3758643号、米国特許第3806558を参照されたい)。
【0005】 (A)60℃より低い主Tgを有しない硬質熱可塑性ポリウレタン及び(B)
20℃より低いTgを有するゴム様材料を含み、(A):(B)の重量比が最大
でも85:15である配合物に基づく熱可塑性エラストマーは、出願中のヨーロ
ッパ特許出願EP98102213.0中に開示されている。
【0006】 熱可塑性ポリウレタン即ちTPUは、高分子グリコール、ジイソシアネート及
び短鎖のジオール間の反応から通常製造される、軟質セグメント及び硬質セグメ
ントからなる熱可塑性エラストマーである。これらは、エラストマー性並びに熱
可塑性の特性を示し、そしてそれぞれ硬質及び軟質相に対応する二つのガラス転
移温度、Tg h及びTg sを示す。
【0007】 本明細書中で使用される‘ガラス転移温度’即ちTgの用語は、当業者によっ
て充分に了解され、そしてその概念は、“Mechanical Proper
ties of Polymers”,L.E.Nielsen,Chapma
n & Hall,London,1962の第2章で完全に説明されており、
そして‘示差走査熱量計’(DSC)のような公知の方法によって容易に確立す
ることができる。通常Tg sは、約−10℃より低く、そしてTg hは、50℃より
高い。
【0008】 TPUの他の熱可塑性樹脂との配合物は、当技術において公知である。例えば
、TPUのポリオキシメチレン(POM)、ポリ塩化ビニル(PVC)、スチレ
ンアクリロニトリル(SAN)及びアクリロニトリルブタジエンスチレン(AB
S)との配合物は、商業的に重要である。
【0009】 ‘Structure,Morphology and Physical
Property of Dynamically Vulcanized P
olyurethane/Nitrile Butadiene Rubber
Blends’(Adv.Polym.Blends Alloys Tec
hnol.,p.1−10,1993)中で、Tao Tang等は、TPU
及びNBR相間の相乗効果によって改良された物理的特性を有する、動的に加硫
されたTPU/NBR配合物を開示している。NBRは、極性を持つゴムであり
;TPUの非極性ゴムとの配合物は検討されていない。
【0010】 発明の概要 有用な特性を持つ熱可塑性加硫ゴムが、少なくとも一つの60℃より低い主T g を有するTPU及び非極性ゴム材料を溶融配合し、そして動的に加硫すること
によって製造することができることが驚くべきことに見出された。
【0011】 発明の詳細な説明 従って、本発明は、少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有する熱可塑性
ポリウレタンと非極性ゴムとを含む、動的に加硫された配合物に関する。
【0012】 本発明によれば、ゴム相は動的に加硫され、即ち配合工程中に加硫される。ゴ
ム相の加硫は、当業者にとって既知の配合物によって、例えば硫黄系、促進され
た硫黄系、過酸化物類、フェノール系等を使用して達成することができる。好ま
しくはフェノール及び過酸化物加硫系が使用される。最も普通に使用される加硫
系の概観は、“Science and Technology of Rub
ber”,2nd.Ed.Academic Press,1994中に見出す
ことができる。
【0013】 溶融配合及び動的加硫は、当技術において公知の古典的内部及び外部式混合機
を使用して達成することができる。別の方法として、配合は、押出、例えば二軸
スクリュー押出機、又は圧縮式一軸スクリュー押出機を使用して行うことができ
る。ポリマーの配合の実際的側面の概観は、“Polymer Blends
and Alloys”,Folkes and Hope Eds,Chap
man and Hall,(1993)中に見出すことができる。
【0014】 本発明の熱可塑性ポリウレタンは、ジイソシアネートと高分子グリコール(類
)及び連鎖延長剤(類)との、95ないし105、好ましくは98ないし102
のイソシアネート指数における反応によって得られる。
【0015】 適当な熱可塑性ポリウレタンは、更に異なったポリウレタンを、配合物が少な
くとも一つの60℃より低い主Tgを有するような量で配合することによって得
ることができる。
【0016】 本明細書中で使用される“イソシアネート指数”の用語は、イソシアネート基
を、配合物中に存在するイソシアネート反応性の水素原子で割った比であり、パ
ーセントで与えられる。言い換えれば、イソシアネート指数は、配合物中に使用
されるイソシアネート反応性水素の量と反応するために、理論的に必要なイソシ
アネートの量に対する、配合物中で実際に使用されるイソシアネートのパーセン
トを表現する。
【0017】 本明細書中で使用されるイソシアネート指数が、イソシアネート成分及びイソ
シアネート反応性成分を含む、実際のエラストマー形成工程の観点から考慮して
いることは注目すべきである。改質されたポリイソシアネートを製造する予備的
工程において消費されたいかなるイソシアネート基(当技術においてカシ−又は
セミ−プレポリマーと呼ばれるイソシアネート誘導体を含む)或いは改質された
ポリオール又はポリアミンを製造するためにイソシアネートと反応したいかなる
活性水素も、イソシアネート指数の計算には考慮されない。実際のエラストマー
形成段階に存在する遊離のイソシアネート基及び遊離のイソシアネート反応性水
素(使用される場合、水のそれを含む)のみが考慮される。
【0018】 TPUは、いわゆるワンショットの、セミプレポリマー又はプレポリマー法で
、成型、押出又は当業者にとって既知のいかなる他の方法によっても製造するこ
とができる。
【0019】 使用される高分子グリコールは、500ないし20000間の分子量を有し、
そしてTPUが、少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有するような量で、
通常TPUの全重量の25ないし75重量部の量で使用される。
【0020】 熱可塑性ポリウレタンの全重量の重量パーセントとしての高分子グリコールの
量は、熱可塑性ポリウレタンの軟質ブロックの含有率として定義される。 高分子グリコールは、ポリエステルアミド、ポリチオエーテル、ポリカーボネ
ート、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリシロキサン並びに、特にポリエス
テル及びポリエーテルから選択することができる。
【0021】 使用することができるポリエーテルグリコールは、環状酸化物、例えばエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド又はテトラヒドロフランの
、必要な場合二官能性開始剤の存在中における重合によって得られる産物を含む
。適当な開始剤化合物は、2個の活性水素原子を含み、そして水、ブタンジオー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール及びジプロピレングリコールを含む。開始剤及び/又は環状
酸化物の混合物を使用することができる。
【0022】 特に有用なポリエーテルグリコールは、ポリオキシプロピレングリコール並び
に従来の技術文献において完全に説明されているように、エチレン及びプロピレ
ンオキシドを、二官能性開始剤に同時又は連続的に付加することによって得られ
る、ポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)グリコールを含む。オキシアル
キレン単位の全重量に基づいて、80%までのオキシエチレン含有率を有するラ
ンダムコポリマー、25%までのオキシエチレン含有率を有するブロックコポリ
マー、及び50%までのオキシエチレン含有率を有するランダム/ブロックコポ
リマー、特にポリマー鎖の末端に、オキシエチレン基の少なくとも一部を有する
ものをあげることができる。他の特に有用なポリエーテルグリコールは、テトラ
ヒドロフラン(THF)の重合によって得られるポリテトラメチレングリコール
を含む。
【0023】 使用することができるポリエステルグリコールは、2個の水酸基を含むアルコ
ール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール又は1,6−ヘキサンジ
オール、或いはこのような2個の水酸基を含むアルコールの混合物のヒドロキシ
ル末端産物、並びにジカルボン酸及びこれらのエステル形成誘導体、例えばコハ
ク酸、グルタル酸及びアジピン酸又はこれらのジメチルエステル、セバシン酸、
無水フタル酸、四塩化フタル酸無水物又はテレフタル酸ジメチル或いはこれらの
混合物を含む。
【0024】 使用することができるポリチオエーテルグリコールは、チオジグリコール単独
の、或いは他のグリコール、アルキレンオキシド又はジカルボン酸との縮合のい
ずれかによって得られる産物を含む。
【0025】 使用することができるポリカーボネートグリコールは、ジオール、例えば1,
3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール又はテトラエチレングリコールを、ジアリール炭酸化物、
例えば炭酸ジフェニルと、或いはホスゲンと反応させることによって得られる産
物を含む。
【0026】 使用することができるポリアセタールグリコールは、グリコール、例えばジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール又はヘキサンジオールを、ホルムア
ルデヒドと反応させることによって調製されるものを含む。適当なポリアセター
ルは、更に環状アセタールを重合することによって調製することができる。
【0027】 適当なポリオレフィングリコールは、ヒドロキシ末端のブタジエンホモ−及び
コポリマーを含み、そして適当なポリシロキサングリコールは、ポリジメチルシ
ロキサンジオールを含む。
【0028】 連鎖延長剤は、MW<500を持ついかなる二官能性イソシアネート反応性種
、好ましくはジオール又は異なった種類の混合物であることができる。 適当な連鎖延長剤は、脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、1,3−
プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,
2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1
,3−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びトリプロ
ピレングリコールを含む。OH基間に奇数の炭素原子を持つ連鎖延長剤、及び分
枝鎖構造を持つ連鎖延長剤、例えば2−メチル−1,3−プロパンジオール、2
,2−ジメチル−2,3−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,
5−ペンタンジオールも同様に適している。
【0029】 脂環族ジオール、例えば1,4−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘ
キサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール又は1,2−シクロヘキ
サンジメタノール、及び芳香族ジオール、例えばヒドロキノンビス(ヒドロキシ
エチルエーテル)等も、更に使用することができる。
【0030】 有機ポリイソシアネートは、脂肪族、脂環族及び芳香脂肪族ポリイソシアネー
ト、特にジイソシアネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、4,4’−
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート及びm−及びp−テトラメチルキシリ
レンジイソシアネート、そして特に芳香族ポリイソシアネート、例えばトリレン
ジイソシアネート(TDI)、フェニレンジイソシアネートから選択することが
でき、そして最も好ましくはジフェニルメタンジイソシアネートである。
【0031】 ジフェニルメタンジイソシアネートは、本質的に純粋な4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート、或いはこのジイソシアネートと、一つ又はそれ以上の
他の有機ポリイソシアネート、特に他のジフェニルメタンジイソシアネート異性
体、例えば2,4−異性体との、所望により2,2’−異性体を伴なう混合物か
らなることができる。ポリイソシアネート成分は、更に少なくとも85重量%の
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含むポリイソシアネート配合物
から誘導されるMDI変種であることができる。MDI変種は、当技術において
公知であり、そして本発明による使用に対して、特に前記ポリイソシアネート配
合物にカルボジイミド基を導入することによって、及び/又は一つ又はそれ以上
のポリオールと反応させることによって得られる液体産物を含む。
【0032】 好ましいものは、少なくとも90重量%の4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネートを含むポリイソシアネート配合物である。少なくとも95重量%の4
,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含むポリイソシアネート配合物が
最も好ましい。
【0033】 TPUの製造に使用される触媒は、当技術分野において既知のいかなる触媒、
特に第三アミン触媒並びにSn及びBi基剤触媒のような金属触媒であることが
できる。
【0034】 本発明で使用されるゴムは、当技術において通常知られているいかなる非極性
のゴムであることができる。好ましいゴムは、C、H、O及び/又はN原子のみ
、更に好ましくはC、H及びO原子のみ、そして最も好ましくはC及びH原子の
みからなる。好ましくはC≡O、−OH又は−CO−O−のような極性官能基は
存在しない。然しながら、少量の極性基は、ゴムの全体の極性が大きく影響され
ない限り許容することができる。適当なゴムの例は、(水素化された)ブタジエ
ンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR
)、天然ゴム(NR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレンゴム(E
PR)、エチレン−プロピレン−ジエン−モノマーゴム(EPDM)又はポリオ
レフィン又はその混合物に基づくと考えられる他の非極性ゴムである。
【0035】 好ましいものは、(水素化された)ジエンゴム又はエチレンプロピレン配合物
又はコポリマーに基づくゴムである。更に好ましいものは、スチレンブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、天然ゴム又はブチルゴムであり、イソプレンゴムが最も
好ましい。
【0036】 配合物中に使用されるゴムの量は、ゴム及びポリウレタンの全重量に基づいて
少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも25重量%、そして最も好ましく
は、ゴム及びポリウレタンの全重量に基づいて少なくとも50重量%である。
【0037】 本発明のもう一つの態様において、本発明の動的に加硫された配合物の特性は
、相溶化剤の使用によって改良される。多くの場合、TPVの特性は、更に相溶
化剤とも呼ばれる、相溶化添加剤の使用によって改良することができる。この種
類の化合物は、当技術において公知であり、そしてしばしばブロックが相溶化さ
れるべきポリマー種からなる、ブロックコポリマー又はグラフトコポリマーであ
る。相溶化剤は、別個に製造され、そして配合の前又は後で加えることができ、
或いは配合中にin situで製造することができる。後者の方法は、反応性
相溶化と呼ばれる。ポリマーの相溶化及び異なったポリマー対に対する相溶化剤
の例は、“Polymer Blends and Alloy”,Folke
s and Hope Eds.,Chapman & Hall(1993)
中に与えられている。
【0038】 本発明に有用な相溶化剤は、非反応性コポリマー、又は例えばポリウレタン−
ゴムグラフトコポリマーからなる非反応性グラフトコポリマー、或いは一つのブ
ロックがTPU相と、そして他のブロックがゴム相と相溶性であるブロックコポ
リマーであることができる。例えばPU(又はゴム)相の全て又は一部が、ゴム
(又はPU)相と反応性となるように改質された、反応性相溶化剤の使用を企図
することができる。このような相溶化剤は、通常配合物の全重量に基づいて10
重量部までの量で加えられる。
【0039】 ポリウレタン及びゴム工業技術の両方で典型的な助剤及び添加剤も、同様に使
用することができる。添加剤及び助剤は、TPU又はゴム相の両方に別個に、加
硫の前、最中、又は後に加えることができる。このような助剤及び添加剤は、界
面活性剤、例えばシロキサン−オキシアルキレンコポリマー、エキステンダー油
、難燃剤、可塑剤、有機又は無機充填剤、顔料、抗酸化剤、UV安定剤、発泡剤
、抗戻り剤及び内部離型剤を含む。
【0040】 (環状)脂肪族炭化水素を含む熱膨張性微小球も、更に本発明の適当な添加剤
である。このような微小球は、一般的に、典型的には10ないし15ミクロンの
平均直径を持つ小さい球形の粒子からなる、乾燥した膨張していない又は部分的
に膨張していない微小球である。球は、ガスを通さない高分子の殻(例えばアク
リロニトリル又はPVDCからなる)で形成され、(環状)脂肪族炭化水素、例
えば液体イソブタンの微小な液滴をカプセル化している。これらの微小球が、熱
可塑性の殻を軟化し、そしてその中にカプセル化された(環状)脂肪族炭化水素
を蒸発させるために充分な高温度(例えば150℃ないし200℃)の熱にさら
された場合、得られたガスは、殻を膨張し、そして微小球の体積を増加する。膨
張した場合、微小球はその本来の直径の3.5ないし4倍の直径を有し、その結
果、その膨張した体積は、膨張していない状態のその最初の体積より約50ない
し60倍大きい。このような微小球の例は、スェーデンのAKZO Nobel
Industriesによって市販されているEXPANCEL−DU微小球
である(‘EXPANCEL’は、AKZO Nobel Industrie
sの商標である)。
【0041】 本発明は、更に少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有する熱可塑性ポリ
ウレタン及び非極性のゴムを含む配合物を、溶融配合し、そして動的に加硫する
ことによって、熱可塑性エラストマーを調製するための方法、並びにこのように
して得られた熱可塑性エラストマーに関する。
【0042】 本発明の配合物は、好ましくは液体又は固体の形態である。特に好ましい形態
は、粒状の固体である。 溶融配合は、動的加硫に先立って別個の工程で行うことができる。
【0043】 利点、用途 本発明の配合物は、古典的なTPUエラストマー及び使用されるゴムのいくつ
かの利益を組み合わせた、熱可塑性エラストマーの調製に使用することができる
。多数の可能な組み合わせのために、広い範囲の特性を持つ広い範囲の材料を製
造することができる。
【0044】 得られたエラストマーは、靴底、靴の中底、自動車の部品(ダッシュボード、
窓のシール、エアバッグカバー)のような多くの適用又は腕時計のバンド、工具
の握り、電線の絶縁、等のような他の適用に使用することができる。
【0045】 実施例 実施例中では、以下の試験法を使用した: ショアA硬度:DIN 53505 引張強さ:DIN 53504 破断点伸び:DIN 53504 ヤング率:DIN 53504 100%モジュラス:DIN 53504 滑り抵抗:DIN 53375。
【0046】 実施例1 120グラムのイソプレンゴム(Cariflex IR 310、Shel
lから入手)を、80gのHUNTSMAN ICIから入手可能な70ショア
A級の、ポリ−THF MDI基剤のTPUのP4470ATと、HAAKE
Rheomix 3000P中で、180℃で50rpmで配合した。材料が完
全に溶融した後(約5分後)、7.2グラムのAldrichから入手した2,
5−ビス−(ヒドロキシメチル)−p−クレゾールを加えた。混合を2分間80
rpmで、そして更に15分間50rpmで行った。次いで材料を混合機から排
出し、冷却し、そして切断した。
【0047】 材料を、HAAKE Rheomex 252P一軸スクリュー押出機を使用
し、慣用的なPEスクリューを1:3の圧縮比で使用して押し出した。設定は:
160℃:170℃:180℃であり、そしてダイ温度は190℃であった。ス
クリュー速度は50rpmであった。押し出された材料の特性を測定した。
【0048】 得られた材料は、52のショアA硬度、2.9MPaの引張強さ、及び440
%の破断点伸びを有していた。 実施例2 TPVを実施例1のように製造したが、しかし使用したTPUは、今度はHU
NTSMAN ICIから入手可能な85ショアA級のポリ−THF−MDI基
剤のTPUのP4485ATであった。
【0049】 得られた材料は、55のショアA硬度、3.3MPaの引張強さ及び490%
の破断点伸びを有していた。 実施例3 TPVを実施例2のように製造したが、しかし使用した硬化剤は、2,5−ビ
ス−(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール(‘Purum’級、Aldric
hから入手)である。硬化剤を異なった濃度で使用した(phr:100部のゴ
ム当たりの部)。得られたTPVのいくつかの物理的特性を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】 実施例4 TPVを実施例2のように製造したが、しかしTPU/ゴムの重量比は今度は
50/50であり、使用した硬化剤はTrigonox(登録商標)145−4
5(過酸化物硬化剤、Akzo Nobelから入手可能)であり、そして配合
温度は、表2に示すように変化させた。押し出した材料を、2mm厚さのプラッ
クに圧縮成型した。適用された力は、200kNで2分間であり、その後プラッ
クを水で冷却した板の間で冷却した。得られたTPVのいくつかの物理的特性を
表2に示す。
【0052】
【表2】
【0053】 実施例5 TPVを実施例2のように製造したが、しかし使用した硬化剤はTrigon
ox(登録商標)145−45であり、4phrの濃度で一定に保ち、ニーダー
温度は、205℃に設定し、そしてゴムの量を表3に示すように変化させた。押
し出した材料を、実施例4のように圧縮成型した。得られた材料のいくつかの物
理的特性を、表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】 実施例6 TPVを実施例2のように製造したが、しかし使用したゴムは、今度はEPD
M(Keltan(登録商標)4903、DSMから入手;エチレン含有率約4
8%)であり、使用したTPUは、Huntsman ICIから入手可能な概
略72DのショアA硬度を持つポリエステル−ポリオール基剤のTPUのP44
72DBであった。使用した硬化剤は、3phrの濃度の過酸化ジクミルであっ
た。得られたTPVのいくつかの物理的特性を、表4に示す。
【0056】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4F070 AA05 AA06 AA08 AA16 AA53 AC37 AC56 AE08 BA02 BB08 GA05 GA10 4J002 AC012 AC062 AC082 AC112 BB152 BN173 CK031 CK041 EJ026 EK006 FD146

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有する熱可塑性ポリウレタンと非極
    性ゴムとを含む、動的に加硫された配合物。
  2. 【請求項2】 前記ゴムが、ジエンゴム;水素化されたジエンゴム;又はエチレンプロピレン
    配合物又はコポリマーに基づくゴム;からなる群から選択される、請求項1に記
    載の配合物。
  3. 【請求項3】 前記ゴムが、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、天然ゴム、ブチルゴ
    ム又はEPDMからなる群から選択される、請求項2に記載の配合物。
  4. 【請求項4】 前記ゴムが、イソプレンゴム又はEPDMである、請求項3に記載の配合物。
  5. 【請求項5】 前記非極性ゴムの量が、前記配合物の全重量に基づいて少なくとも10重量%
    である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の配合物。
  6. 【請求項6】 前記非極性ゴムの量が、前記配合物の全重量に基づいて少なくとも25重量%
    である、請求項5に記載の配合物。
  7. 【請求項7】 前記非極性ゴムの量が、前記配合物の全重量に基づいて少なくとも50重量%
    である、請求項6に記載の配合物。
  8. 【請求項8】 前記熱可塑性ポリウレタンが、ジフェニルメタンジイソシアネートに基づく、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の配合物。
  9. 【請求項9】 前記ジフェニルメタンジイソシアネートが、少なくとも90重量%の4,4’
    −ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、請求項8に記載の配合物。
  10. 【請求項10】 前記熱可塑性ポリウレタンが、ポリエーテルポリオール又はポリエステルポリ
    オール或いはこれらの混合物に基づく、請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    の配合物。
  11. 【請求項11】 前記ポリエーテルポリオールが、ポリテトラメチレンポリオールである、請求
    項10に記載の配合物。
  12. 【請求項12】 前記熱可塑性ポリウレタンの軟質ブロック含有率が、熱可塑性ポリウレタンの
    全重量に基づいて25ないし75重量%である、請求項1ないし11のいずれか
    1項に記載の配合物。
  13. 【請求項13】 相溶化剤を含む、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の配合物。
  14. 【請求項14】 前記相溶化剤が、反応性相溶化剤である、請求項13に記載の配合物。
  15. 【請求項15】 加硫系が、フェノール系又は過酸化物類を含む系からなる群から選択される、
    請求項1ないし14のいずれか1項に記載の配合物。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つの60℃より低い主Tgを有する熱可塑性ポリウレタン及び非
    極性ゴムを含む、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の配合物を、溶融配
    合し、そして動的に加硫することによる、熱可塑性エラストマーの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法によって得られる、熱可塑性エラストマー。
  18. 【請求項18】 固体又は液体の形態である、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の配合
    物。
  19. 【請求項19】 粒状固体である、請求項18に記載の配合物。
  20. 【請求項20】 熱可塑性エラストマーの製造に先立って、又は最中に、少なくとも一つの60
    ℃より低い主Tgを有する熱可塑性ポリウレタン及び非極性ゴムを混合し、そし
    て動的に加硫する、熱可塑性エラストマーを製造するための、請求項1ないし1
    5又は18ないし19のいずれか1項に記載の配合物の使用。
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