JPH0782472A - ポリウレタンとポリプロピレンとを含有する熱可塑性組成物 - Google Patents

ポリウレタンとポリプロピレンとを含有する熱可塑性組成物

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JPH0782472A
JPH0782472A JP6232513A JP23251394A JPH0782472A JP H0782472 A JPH0782472 A JP H0782472A JP 6232513 A JP6232513 A JP 6232513A JP 23251394 A JP23251394 A JP 23251394A JP H0782472 A JPH0782472 A JP H0782472A
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Bin Lee
ビン・リー
Harald Pielartzik
ハラルト・ピーラルツイク
Robert J Kumpf
ロバート・ジエイ・カンフ
Clifford J Lau
クリフオード・ジエイ・ロー
Raymond A Yourd
レイモンド・エイ・ユアード
Jeffrey S Wiggins
ジエフリー・エス・ウイギンズ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1)熱可塑性ポリウレタン、ならびに
(2)その主鎖または側鎖中にカルボン酸;カルボン酸
エステル;カルボン酸無水物;カルボン酸塩;アミド;
エポキシ;ヒドロキシ;およびアシルオキシよりなるグ
ループから選択した官能基を有するランダム、ブロック
およびグラフトオレフィン共重合体よりなるグループか
ら選択した改質されたポリオレフィンとC4-40ジカルボ
ン酸とC4-50ジアミンとの縮合生成物であるポリアミド
樹脂を含有する、樹脂性の均一な熱可塑性混合物。 【効果】 本件混合物は成形用組成物としての改良され
た機械的性質を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は熱可塑性組成物に関するもので
あり、より特定的には混和性を改良されたポリプロピレ
ンとポリウレタンとの混合物に関するものである。
【0002】
【発明の概要】ポリウレタンとポリオレフィンとの混和
性の混合物の製造に有用な熱可塑性の樹脂状混合物が開
示されている。この混合物は、(i)熱可塑性ポリウレ
タン、および(ii)ポリアミドと改質ポリオレフィン
との間の反応の生成物である化学剤を含有する。
【0003】本発明記載の混合物は、ポリオレフィン、
好ましくはポリプロピレンを含有する熱可塑性成形用組
成物の成分として使用することができる。改良された機
械的性質が、このようにして製造された成形用組成物の
特色である。
【0004】
【発明の背景】熱可塑性ポリウレタン(本件明細書中で
はTPU)とアイソタクチックポリプロピレン(本件明
細書中ではi−PP)とは、一方の樹脂を他方に最低レ
ベルで組み入れた場合を除き、本来非混和性である。T
PU/i−PP混合物が経費、加水分解安定性および熱
安定性、汚損抵抗性および溶媒抵抗性、機械的性質、な
らびにポリオレフィン基材への良好な接着性との関連で
の利点を与えることが暗示されてはいるが、これらの樹
脂の混合物は典型的には薄層に剥がれ易く、その機械的
性質は貧弱である。本件との関連での薄層剥がれは、成
形部品中での重合体混合物のその成分への分離を意味す
る。この現象は、ある種の物理的性質の測定値を各成分
の値以下の値に低下させることにより、または分離(た
とえば破砕または崩壊)の目視的観察により立証され
る。
【0005】関連する組成物は、文献“ポリウレタン−
ポリプロピレン混合物(Polyurethane−P
olypropylene Blends)”,ペトロ
ビッチ(Z.S.Petrovic)ら,応用重合体科
学雑誌(J.Appl.Polym.Sci.)42,
1991,779ページに開示されているが、これらの
混合物の製造は、特に30%を超えるポリウレタンを含
有する混合物に関しては困難であることが注記されてい
る。
【0006】米国特許第3,272,890号は、ポリ
ウレタンとポリエチレンとの混合物を開示している。こ
の混合物の製造方法は、バンベリーミキサー中でポリエ
チレンを融解、液化し、ついでポリウレタンを添加する
段階を包含している。ポリウレタン中に分散したポリエ
チレンを含有する系は、米国特許3,310,604;
3,351,676;および3,358,052に、他
の改良された加工性を有する関連する混合物は、米国特
許3,929,928に開示されている。
【0007】米国特許4,410,595および4,4
23,185は、熱可塑性ポリウレタンとポリオレフィ
ンとを含有し、その後者がカルボン酸無水物を含む官能
基により改質されている組成物を開示している。日本特
許出願74,9831(ダーウェント(Derwen
t)抄録24216V)は、ポリウレタンとポリエチレ
ンとを含有する改質イオノマー重合体混合物を開示して
いる。
【0008】特に関連があるものは、ポリオレフィン、
熱可塑性ポリウレタン、および混和性改良剤としての改
質ポリオレフィンを含有する混和性の組成物を開示して
いる米国特許4,883,837である。ここで開示さ
れている改質ポリオレフィンは、官能基を含有するオレ
フィン共重合体である。
【0009】説明的に述べれば、この官能基は、オレフ
ィン単量体と共重合させて、またはポリオレフィンにグ
ラフトさせて改質ポリオレフィンを形成させた不飽和単
量体の部分である。
【0010】ポリオレフィンを含有する熱可塑性組成物
との関連で、混和性改良剤として有用な樹脂状混合物を
提供することが本発明の目的である。TPUとポリオレ
フィンとを含有し、改良された機械的性質を示す混和性
の組成物を提供することが本発明の他の目標である。
【0011】改良された機械的性質を有する混和性のT
PU/ポリオレフィン混合物の製造に有用な樹脂状混合
物を製造する手段を提供することが、本発明の付加的な
目的である。
【0012】TPUとi−PPの、またはTPUとi−
PPおよび弾性体の混合物との混和性の混合物(本件明
細書中ではTPO)を含有する、改良された機械的性質
を有する熱可塑性成形用組成物を提供することが、本発
明のその他の目的である。
【0013】
【発明の詳細な記述】本発明に従えば、パーセントが樹
脂性混合物の重量に対するものであるとして、約1ない
し99パーセントの、好ましくは約60ないし80パー
セントのTPU、および約99ないし1パーセントの、
好ましくは約40ないし20パーセントの、ポリアミド
と改質ポリオレフィンとの間の反応生成物である化学剤
を含有する熱可塑性の、均一な樹脂状混合物が提供され
る。
【0014】本件樹脂状混合物は、ポリオレフィン、特
にポリプロピレンを含有する、混和性を改良された熱可
塑性組成物の形成に使用することができる。
【0015】本発明に適した熱可塑性ポリウレタンはポ
リエステルポリオール、またはポリエーテルポリオール
を基剤とするものを包含し、実質的に線形の重合体であ
り、熱可塑的な加工特性を有する。典型的には、これら
は有機ポリイソシアネート、好ましくはジイソシアネー
トと、ポリカプロラクトンポリオールまたはポリエステ
ルポリオールが含まれ得るポリオール組成物、および連
鎖延長剤との反応から製造することができる。本件熱可
塑性ポリウレタンは、その示唆が本件明細書中に引用文
献として取り上げられている、米国特許3,214,4
11および4,376,834に開示されている方法に
より製造することができる。これらの物質は当該技術で
周知されており、商業的に容易に入手することができ
る。TPUの製造を開示している代表的な文献には、ポ
リウレタン:化学と工学(Polyurethane:
Chemistry and Technolog
y),II部,ソンダース(Saunders)および
フリッシュ(Frisch),1964,767ないし
769ページ,インターサイエンス出版(Inters
cience Publishers,New Yor
k,N.Y.)、ならびにポリウレタンハンドブック
(Polyurethane Handbook),エ
ルテル(G.Oertel)編,1985,405ない
し417ページ,ハンザー出版(Hanser Pub
lications),米国内取扱い:マクミラン出版
社(Macmillan Publishing C
o.,Inc.New York,N.Y.)が含まれ
る。その開示が本件明細書中に引用文献として取り上げ
られている米国特許2,929,800;2,948,
691;3,493,634;3,620,905;
3,642,964;3,963,679;4,13
1,6114;4,169,196;Re31,67
1;4,245,081;4,371,684;4,3
79,904;4,447,590;4,523,00
5;4,621,113;および4,631,329も
関連がある。
【0016】基本的には、本発明記載のTPUは有機ジ
イソシアネート、少なくとも1種のポリエステルポリオ
ールまたはポリエーテルポリオール(好ましくはジオー
ル)、および少なくとも1種の二官能性延長剤から製造
することができる。予備重合体、準予備重合体により、
または関連する諸文献に記載されている方法に従うワン
ショット法により製造することもできる。
【0017】本件TPUは、さらに少なくとも4g/1
0分の、好ましくは少なくとも8g/10分の、より好
ましくは少なくとも10g/10分の、かつ40g/1
0分以内の、好ましくは35g/10分以内の、より好
ましくは30g/10分以内の熔融流動速度を有するこ
とをも特色としている。熔融流動速度は、ASTMD−
1238に従って測定する。
【0018】使用し得るポリオールは、当該技術でTP
U弾性体の製造に通常使用されるものである。これらは
400ないし4,000の、好ましくは500ないし
3,000の範囲に入る分子量(数平均)を有する。こ
れは異常なものではなく、ある場合には2種以上のこの
種のポリオールを使用することが有利であり得る。適当
なポリオールの例はポリエステルジオール、ポリエーテ
ルポリオール、ヒドロキシ末端ポリカーボネート、ヒド
ロキシ末端ポリブタジエン、ヒドロキシ末端ポリブタジ
エン−アクリロニトリル共重合体、およびジアルキルシ
ロキサンのヒドロキシ末端共重合体、ならびに上記のポ
リオールのいずれかが主要な(50重量/重量%を超え
る)成分として使用されている、ポリエーテルポリオー
ルまたはアミノ末端ポリエーテル、およびアミノ末端ポ
リブタジエンアクリロニトリル共重合体との混合物であ
る。
【0019】ポリエステルポリオールの説明的な例は、
エチレングリコール、エタノールアミン等のような開始
剤を用いるε−カプロラクトンの重合により製造された
もの、およびフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、アゼライン酸等のような多価カル
ボン酸とエチレングリコール、ブタンジオール、シクロ
ヘキサンジメタノール等のような多価アルコールとのエ
ステル化により製造されたものである。
【0020】特に有用なポリエステルポリオールは、二
価カルボン酸またはこれらの酸の無水物と少なくとも1
個の、好ましくは2個の第1級水酸基を有するグリコー
ルとから製造されたものである。適当な二価カルボン酸
にはコハク酸、スベリン酸、セバシン酸、シュウ酸、メ
チルアジピン酸、グルタル酸、ピメリン酸、アゼライン
酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸等、および
これらの無水物が含まれる。アジピン酸から製造された
ポリエステルポリオールが特に好ましい。
【0021】例としては、アジピン酸を、少なくとも1
個の第1級水酸基を有する適当なグリコールまたはグリ
コールの混合物と縮合させる。約0.5ないし約2.0
の酸数に達したところで縮合を停止させる。反応中に生
成した水を同時に除去して、得られる生成物の最終的な
水分含有量を約0.01ないし約0.02重量パーセン
トに、好ましくは約0.01ないし約0.05重量パー
セントにする。
【0022】たとえばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、
ビス−(ヒドロキシメチルシクロヘキサン)、1,4−
ブタンジオール、ジエチレングリコール、2,2−ジメ
チルプロピレングリコール、1,3−プロピレングリコ
ール等のような、いかなる適当なグリコールもアジピン
酸との反応に使用することができる。これらのグリコー
ルに加えて、小量の、約1パーセント以内の三価アルコ
ール、たとえばトリメチロールプロパン、グリセリン、
ヘキサントリオール等も、グリコールとともに使用する
ことができる。ポリエステルポリオールの分子量は、所
望ならばさらにオキシラン、たとえば酸化エチレンまた
は酸化プロピレンと反応させて増大させることができ
る。
【0023】適当なポリエーテルポリオールには、ポリ
オキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリ
コール、酸化エチレンと酸化プロピレンとの共重合体、
ポリテトラメチレングリコール、テトラヒドロフランと
酸化エチレンおよび/または酸化プロピレンとの共重合
体が含まれる。好ましいポリエーテルポリオールは酸化
エチレンと酸化プロピレンとの共重合体である。
【0024】好ましいポリオールは少なくとも500
の、より好ましくは少なくとも1250の、最も好まし
くは少なくとも2000の、しかし20,000未満
の、好ましくは10,000未満の、より好ましくは8
000未満の分子量を有する。ポリオールの官能性、す
なわち1分子あたりのイソシアネート反応性の水素数は
好ましくは6を超えず、より好ましくは官能性は2ない
し4の範囲である。
【0025】ポリウレタンの製造に使用される有機のポ
リイソシアネートおよびジイソシアネートのいかなるも
のも、本発明記載のTPUの製造に使用することができ
る。この種のイソシアネートの説明的な例は;4,4’
−異性体、2,4’−異性体およびこれらの混合物を含
むメチレンビス−(フェニルイソシアネート)、メタ−
およびパラフェニレンジイソシアネート、クロロフェニ
レンジイソシアネート、α,α’−キシリレンジイソシ
アネート、2,4−および2,6−トルエンジイソシア
ネートおよび市販されている後者の2種の異性体の混合
物、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、ならびに、4,4’−異性
体および2,4’−異性体、およびこれらの混合物を含
むメチレンビス−(シクロヘキシルイソシアネート)で
ある。
【0026】好ましくは、本発明に有用なTPUの製造
に使用する有機ポリイソシアネートは4,4’−異性体
および4,4’−異性体と(約70重量パーセント以内
の量の)2,4’−異性体との混合物の形状のメチレン
ビス−(フェニルイソシアネート)、ならびにこれらの
ジイソシアネートの改良された形状である。後者は、環
境温度で安定な液体になるように処理された形状のメチ
レンビス−(フェニルイソシアネート)を意味する。こ
の種の生成物には、小量の(ポリフェニルポリイソシア
ネートの1当量あたり0.2当量以内の)脂肪族グリコ
ールまたは脂肪族グリコールの混合物と反応させたもの
が含まれ;この種の改質メチレンビス−(フェニルイソ
シアネート)は米国特許3,394,164;3,88
3,571;4,115,429;4,118,411
および4,299,347に記載されており;また、米
国特許3,384,653に記載されているような、そ
の小量のジイソシアネートが対応するカルボジイミドに
転化しているものも含まれる。上記のポリイソシアネー
トの混合物も、所望ならば使用することができる。好ま
しい有機ジイソシアネートには、芳香族および環状脂肪
族のジイソシアネートが含まれる。4,4’−異性体、
2,4’−異性体およびこれらの混合物を含むメチレン
ビス−(フェニルイソシアネート)、ならびに上記の各
異性体を含むメチレンビス−(シクロヘキシルイソシア
ネート)が最も好ましい。
【0027】使用する二官能性の延長剤には、上に開示
されているTPU技術で公知のいかなるものも可能であ
る。典型的には、延長剤には鎖中に2ないし10個の炭
素原子を有する直鎖の、および枝分かれ鎖のジオールが
可能である。この種のジオールの説明的な例は、エチレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール等;1,4−
シクロヘキサンジメタノール;ハイドロキノンビス−
(ヒドロキシエチル)−エーテル;シクロヘキシレンジ
オール(1,4−、1,3−、および1,2−異性
体)、イソプロピリデンビス−(シクロヘキサノー
ル);ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、エタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン
等;および上記のいずれかのものの混合物である。上記
のように、ある場合には小量の比率(約20当量パーセ
ント未満)の二官能性延長剤を三官能性延長剤で、得ら
れるTPUの熱可塑性を損なうにことなく置き換えるこ
ともでき;この種の延長剤の説明的な例はグリセロー
ル、トリメチロールプロパン等である。
【0028】上記の、および上に例示したジオール延長
剤のいかなるものも単独で、または混合物中で使用する
ことができるが、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シ
クロヘキサンジメタノール、エチレングリコールおよび
ジエチレングリコールを単独で、または相互の、もしく
は上に挙げた1種または2種以上の脂肪族ジオールとの
混合物中で使用するのが好ましい。特に好ましいジオー
ルは1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ルおよび1,4−シクロヘキサンジメタノールである。
TPUの製造に使用し得る連鎖延長剤の中には、ジオー
ルまたはトリオール1モルあたりカプロラクトン0.0
1ないし2モルのモル比の、脂肪族のジオールまたはト
リオール、たとえば1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル、ネオペンチルグリコール、ヘキサン−1,2−ジオ
ール、エチレングリコール、ブタン−1,4−ジオー
ル、トリメチロールプロパン等とカプロラクトンとによ
り得られるアダクツも含まれる。
【0029】重合体ジオールの上記の延長剤に対する当
量比率は、TPU生成物に望まれる硬度に応じてかなり
変化させることができる。一般的に述べれば、この比率
は約1:1ないし約1:20の、好ましくは約1:2な
いし約1:10の個別の範囲内に入る。同時に、イソシ
アネートの当量の活性水素含有物質の当量に対する全体
的な比率も0.90:1ないし1.10:1の、好まし
くは0.95:1ないし1.05:1の範囲内に入る。
【0030】上記の、および上に例示したジオール延長
剤のいかなるものも単独で、または混合物中で熱可塑性
ポリウレタンの製造に使用することができるが、1,4
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、エチレングリコール、お
よびジエチレングリコールを単独で、または相互の混合
物中で使用することが好ましい。
【0031】本件TPU形成性成分は、有機溶媒中で反
応させることもできるが、好ましくは、約125℃ない
し約250℃の、好ましくは約160℃ないし約225
℃の温度における熔融押出しにより無溶媒で反応させ
る。
【0032】好ましくは、そのそれぞれをあらかじめ加
熱しておいた連鎖延長剤およびポリオールを最初に混合
し、得られる混合物を加熱したポリイソシアネートと混
合する。この方法は、延長剤とポリエステルとがポリイ
ソシアネートの導入の前には反応せず、したがってポリ
イソシアネートとの迅速な混合が容易になるという理由
から好ましい。
【0033】有利には、いずれかの適当な触媒、たとえ
ば、全て本件明細書中に引用文献として取り上げられて
いる米国特許2,620,516;2,621,16
6;および2,729,618に示されているような第
3級アミン等を反応混合物に添加して、反応速度を増加
させることができる。当該技術においてイソシアネート
と反応性水素含有化合物との反応を触媒させるために通
常使用されるいかなる触媒も、この目的に使用すること
ができる。たとえば、ソンダースら,ポリウレタン:化
学と工学,I部,インターサイエンス出版1963,2
28ないし232ページを参照されたい。またブリテン
(Britain)ら,応用重合体科学雑誌(J.Ap
plied Polymer Science),4,
207−211,1960も参照されたい。この種の触
媒にはビスマス、鉛、スズ、鉄、アンチモニー、ウラニ
ウム、カドミウム、コバルト、トリウム、アルミニウ
ム、水銀、亜鉛、ニッケル、セリウム、モリブデン、バ
ナジウム、銅、マンガンおよびジルコニウムの有機およ
び無機の酸の塩、ならびに有機金属誘導体が、また、ホ
スフィンおよび第3級有機アミンも含まれる。代表的な
有機スズ触媒はオクタン酸スズ(II)、オクタン酸ス
ズ(II)、二オクタン酸ジブチルスズ、二ラウリン酸
ジブチルスズ等である。代表的な第3級有機アミン触媒
はトリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N,N,
N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,
N’,N’−テトラエチルエチレンジアミン、N−メチ
ルモルホリン、N−エチルモルホリン、N,N,N’,
N’−テトラメチルグアニジン、N,N,N’,N’−
テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、N,N−ジメ
チルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールア
ミン等である。使用する触媒の量は一般に、反応剤の全
重量を基準にして約0.02ないし約2.0重量パーセ
ントの範囲内である。
【0034】本発明との関連で有用な熱可塑性ポリウレ
タンの製造用の他の技術は、本件明細書中に引用文献と
して取り上げられているソンダースおよびフリッシュの
文献“ポリウレタン:化学と工学,2巻,299−45
2ページ,インターサイエンス出版(1964)に開示
されている。
【0035】上記の、ならびに、全て本件明細書中に引
用文献として取り上げられている米国特許2,621,
166;2,729,618;3,214,411;
2,778,810および4,376,834、カナダ
特許第754,233;733,577および842,
325号に記載されているような他の熱可塑性ポリウレ
タンは本発明との関連で適当であり、本発明記載の熱可
塑性組成物の製造に使用することができる。
【0036】本件との関連での化学剤は、下に特定する
ような改質オレフィンとポリアミドとの反応の生成物で
ある: (i)改質オレフィンは、その主鎖または側鎖に官能
基、たとえばカルボン酸;C1ないしC8のカルボン酸エ
ステル、たとえばカルボメトキシ、カルボエトキシ、カ
ルボプロポキシ、カルボブトキシ、カルボペントキシ、
カルボヘキソキシ、カルボヘプトキシ、カルボオクトキ
シ、およびこれらの異性体形状;カルボン酸無水物;説
明的にはナトリウム、リチウム、マグネシウム、カルシ
ウム、鉄、ニッケル、亜鉛、およびアルミニウム、なら
びにこれらの混合物を含む周期表のI族、II族、II
I族、IV−A族およびVIII族の金属イオンを用い
るカルボン酸基の中和により生成したカルボン酸塩;ア
ミド;エポキシ;ヒドロキシ;C2ないしC6のアシロキ
シ、たとえばアセトキシ、プロピロニルオキシ、ブチリ
ルオキシ等を有するランダム、ブロック、またはグラフ
トオレフィン共重合体のいかなるものであってもよく、
上記の官能基はオレフィン単量体と共重合して、または
ポリオレフィンにグラフトして改質ポリオレフィンを形
成させる不飽和単量体前駆体の一部である。
【0037】(ii)本件ポリアミド反応剤は、少なく
とも1種のC4-40ジカルボン酸と1種または2種以上の
4-50ジアミンとの縮合生成物である。このジアミン
は、任意にエーテル単位を含有していてもよい。好まし
くはこの反応生成物は等モルの各反応剤を包含するが、
アミン末端基を含有する生成物を得るために過剰のアミ
ンを使用することもできる。本件ポリアミドはナイロン
x,yまたはナイロンx,y,y’と記述することがで
き、そのxは4−50の、好ましくは1−20の、最も
好ましくは1−10の整数であって、ジアミン残基の炭
素数から決定され、yおよびy’は独立に4ないし40
の、好ましくは6−36の整数であって、酸残基の炭素
数から決定される。
【0038】ナイロン6,36およびナイロン6,6,
36が好ましい具体例である。カルボン酸無水物が
(i)の官能基としてさらに好ましく、無水マレイン酸
が最も好ましい。
【0039】本件改質オレフィンは、オレフィン単量体
の重合用の通常の技術を用いて容易に製造することがで
きる。重合体化学の製造技術(Preparative
Methods of Polymer Chemi
stry),ソレンソン(R.Sorenson)およ
びキャンベル(T.W.Cambell),1961,
インターサイエンス出版を参照されたい。官能基を含有
する不飽和単量体との共重合用の基本的なオレフィン単
量体の例は、エチレン、プロピレン、ブチレン、エチレ
ン/プロピレンの混合物、エチレン/ブチレンの混合
物、プロピレン/ブチレンの混合物、エチレン/C3
いしC12のα,β−不飽和アルケンの混合物等である。
これに替えて、これらの単量体またはその混合物を最初
に、上記の官能基含有単量体を用いるグラフトに先立っ
てその対応するポリオレフィンに重合させることもあ
る。
【0040】オレフィン重合体の分子量が約2,000
ないし600,000の、より好ましくは3,000な
いし300,000の範囲であることが重要である。
【0041】グラフト形状の改質オレフィンの説明的な
具体例としては、上に示したビニル官能基含有単量体の
いずれか(好ましくは無水マレイン酸)をオレフィン重
合体(ポリエチレンおよびポリプロピレンを含む)のい
ずれかにグラフト重合させて誘導したものがあるが、ポ
リプロピレンが好ましい。上記のグラフトした官能基の
比率は、好ましくはオレフィン共重合体の重量に対して
0.005ないし5パーセント、好ましくは1−2%の
モル範囲に入る。
【0042】具体例の一つにおいて、ポリアミド反応剤
は、高純度二量体脂肪酸(DFA)と1,6−ヘキサメ
チレンジアミン(HMDA)との反応生成物であるナイ
ロン6,36単独重合体(ウニケマ(Unichem
a)からプリアジット(Priadit)2053とし
て市販されている)である。これは、
【0043】
【化1】
【0044】に一致する。
【0045】上記の単独重合体の好ましい、改質された
変形は、アジピン酸(AA)から誘導された、付加され
た構造単位を包含している。プリアジット2054とし
て商業的に入手し得る、これを基剤とする生成物は、百
分率が生成物の重量に対するものであるとしてDFA6
8%、HMDA22%およびAA10%の組成を有する
ことが報告されている。上の(ii)の特に好適な化合
物を表すこの生成物は22.3重量%のアミド含有量、
160℃の融点、1.1のアミン数および0.3の酸数
を有している。
【0046】本件化学剤は、上の(ii)の化合物、た
とえばナイロン6,36と(i)の化合物、たとえばカ
ルボン酸グラフトポリプロピレンとの混合により製造す
ることができる。この反応性混合は混練機もしくは押出
し機中で、または当該技術で周知されている以下の同等
な方法で行うことができる。
【0047】(i)と(ii)との反応においては、ナ
イロンの連鎖の末端におけるアミノ基と改質されたポリ
オレフィンの酸無水物基または酸基とが縮合して、対応
するイミド結合またはアミド酸結合を形成する。得られ
るグラフト共重合体は、TPUとの樹脂状混合物中にお
いて本来非混和性の相の間の界面に集合して、TPUと
ポリオレフィンとの混和性を改良する機能を果たす。
【0048】最適な反応剤(ii)と(i)との間の重
量比、(ii)中のナイロン成分のアミン含有量、
(i)中の官能基の含有量、およびオレフィン骨格の分
子量は、日常的な実験により容易に決定される。
【0049】本発明の範囲内にある混和性の熱可塑性組
成物の製造に有用なポリプロピレンは、当業界で周知さ
れている。アタクチックポリプロピレンおよびシンジオ
タクチックポリプロピレンを含む全てのポリプロピレン
樹脂が好適であり、ポリプロピレンと弾性体との混合物
−一般にはTPOと呼ばれるもの−も含まれる。本発明
は、特定的にはポリプロピレンおよび/またはTPOを
含有する組成物を指向するものであるが、混和性改良効
果は、ポリエチレン(高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、線形低密度ポリエチレンを含む)を含むポリ
オレフィンを含有する対応する混合物中で一般的には同
様に作用することが期待され、ポリブチレンおよびこれ
らの共重合体もポリプロピレンの部分的な、または全体
的な置き換えで使用された。
【0050】本発明記載の混合物の製造は通常の方法で
行うことができる。たとえば、各成分を最初に乾燥混合
し、続いてこの混合物を公知の、固体を乾燥混合および
/または熔融混和するための手段にいずれかで液化す
る。本件混合物は、成形作業において完全に融解するも
のでなければならない。説明的に述べれば、ペレット形
状の各成分を混合し、樽または回転混合機、ゴムミル、
ヘンシェルミキサー、ダンベリーミキサー等を含む通常
の手段を用いて乾燥混合することができる。ついで、各
成分を適当な熔融押出し機等の中で混和する。この混合
および熔融混和は、各成分を熔融混和装置(たとえば単
スクリューまたは双スクリュー押出し機)内で直接に混
合して1段階で実行することも、ストランドを製造し、
ついで引き続くいずれかの成形段階の前に切断、ペレッ
ト化または他の方法で細分化することもできる。混和温
度または液化温度は厳密ではないが、三成分が同時に融
解し、熱的に分解しないことが必要である。有利には、
この混和は約125ないし約235℃で、好ましくは約
150ないし約250℃で行う。
【0051】所望ならば、本発明記載の組成物に、製造
のいかなる適当な段階においても、ポリウレタン弾性体
との関連で一般的に使用されている添加剤、たとえば顔
料、充填剤、離型剤、潤滑剤、安定剤、酸化防止剤、着
色剤、難燃剤等を組み入れることもできる。
【0052】本発明を以下の実施例によりさらに説明す
るが、これにより限定することを意図したものではな
い。実施例中の全ての部および百分率は、これと異なる
特定のない限り、重量部および重量百分率である。
【0053】
【実施例】
実施例1 本発明記載の樹脂状混合物を製造し、ポリオレフィンを
含有する組成物の混和性の改良におけるその有効性を測
定した。
【0054】最初に、230℃で25重量%のプリアジ
ット樹脂(ナイロン6.6.36)を75重量%のポリ
ボンド3001樹脂と反応させて化学剤を製造した。
【0055】得られた化学剤をTPUおよびポリプロピ
レンと、ハーケ(Haake)混練機中で混合して熱可
塑性成形用組成物を形成させ、この組成物の以下の表に
示すような性質を測定した。同一の方法に従って、対応
する比較例の組成物をも製造し、試験した。実施例Aを
除く全ての場合において、TPU(60重量パーセン
ト)はテキシン480−Aであり、ポリプロピレン(3
5重量パーセント)は約12g/10分の熔融流動性を
有するポリプロピレン樹脂であった。組成物Aにおいて
は第3の成分は含有されておらず、組成物は60%のテ
キシン480−A樹脂と40%のポリプロピレンとであ
った。組成物“B”は5%のポリボンド3001を含有
し、組成物“C”は5%のプリアジット2054を含有
し、本発明記載の混和性を改良された組成物の代表例で
ある組成物“D”は、上記のようにして製造した化学剤
を含有していた。これら数種の組成物の引張り特性−A
STMD−412に従って測定した−は、下の表に示さ
れている: 表1 A B C D 引張り強度(psi) 504 829 1890 2715 伸長度(%) 206 252 413 465 100%モジュラス(psi) 385 760 879 2143 このデータは、TPU/ポリプロピレン混合物において
は本発明記載の混和性改良剤が、より高いレベルの機械
的性質に表わされる改良された混和性を混合物に与える
のに有効であることを、明らかに示している。
【0056】実施例2 以下に記述する本発明記載の数種の化学剤の製造に使用
した反応剤は:(a)プリアジット2054、および
(b)ビーピー化学(BP Chemical)の製品
である、約0.5重量%の無水マレイン酸含有量と約3
00,000の分子量とを有するポリボンド3001
(無水マレイン酸グラフトポリプロピレン)、および、
(c)約4500の分子量を有する改質ポリプロピレン
であるエポレンE−43であった。
【0057】本発明記載の化学剤を形成する反応生成物
を、220℃における反応性混合により製造した。得ら
れた反応生成物とTPUとを含有する混合物を製造し、
これらをポリプロピレンを含有する熱可塑性成形用組成
物の製造に使用した。成形用組成物の製造は、各成分を
混練機中、230℃で10分間混合する段階を包含して
いた。
【0058】下の表は、ポリプロピレンの型およびその
諸成分の相対的な量に関して相互に異なる、数種の化学
剤を記述するものである。
【0059】 表2 化学剤1 25%プリアジット2054、75%ポリボンド3001 化学剤2 50%プリアジット2054、50%ポリボンド3001 化学剤3 75%プリアジット2054、25%ポリボンド3001 化学剤4 75%プリアジット2054、25%エポレンE−43 化学剤5 50%プリアジット2054、50%エポレンE−43 下の表は、上記の混和性改良剤の使用を含んで混和性を
改良したTPUとポリプロピレンとの混合物の、機械的
性質の試験結果を概括している。
【0060】 表3 混合物の組成(重量%) 伸長度 引張り強度 TPU PP 化学剤 1 2 3 4 5 % psi 60 40 206 504 60 35 5 465 2715 60 30 10 497 2781 60 35 5 154 1364 60 30 10 436 2473 60 25 15 405 2699 60 35 5 314 1772 60 30 10 489 2769 60 35 5 147 1993 60 30 10 352 2255 60 35 5 23 1617 60 30 10 39 1526 各実施例に含まれるTPUは、マイルズ社(Miles
Inc.)からテキシン(Texin)の商品名で入
手し得る熱可塑性ポリウレタン樹脂を基剤とするポリエ
ステルポリオールである。本発明記載の樹脂状混合物
は、化学剤を含有しない対照例の混合物との比較で見ら
れるように、改良された機械的性質を混合物に与える。
【0061】実施例3 下記の組成物の製造に使用した化学剤は、ポリボンド3
005(約2%の無水マレイン酸を含有する改質ポリプ
ロピレン)とプリアジット2054との、上記の方法に
よる反応生成物である。ここでは、この混和性の組成物
は各成分を双スクリュー押出し機中、200℃で熔融混
合して製造した。この組成物は5%の化学剤を含有し、
ポリプロピレンの量が注記されており、各組成の残部は
テキシン480−A樹脂である。
【0062】 表4 実施例 a b c d e ポリプロピレン含有量(%) 15 20 25 30 35 硬度 47 49 56 60 60 引張り強度(psi) 6590 4205 3590 2729 2134 伸長度(%) 626 526 499 374 449 100%モジュラス(psi) 1789 1911 2159 2303 2273 曲げモジュラス(psi) 36 63 70 93 113 密度(g/cm3) 1.12 1.09 1.09 1.06 1.05 実施例4 表5に示した組成物は全て10重量%のTPU(テキシ
ン480−A樹脂)を含有し、ZSK共回転双スクリュ
ー押出し機(ウェルナー・アンド・フライデラー(We
rner&Pfleiderer)中、180−220
℃での熔融混合により製造した。このようにして製造し
た組成物の評価により、TPU等で混和性を改良した成
形用組成物中の混合成分としての、アイソタクチックポ
リプロピレンとTPOとの間の比較が可能になった。化
学剤“A”は、75重量%のポリボンド3005と25
重量%のプリアジット2054との反応性混合により製
造した。化学剤“B”は、25%のポリボンドを75%
のプリアジットと反応させたことを除き、同様にして製
造した。このようにして混和性を改良した混合物の性質
を、90/10ポリオレフィン/TPU(テキシン48
0−A樹脂)を含有する混和性未改良の組成物と比較し
た。これらの組成物の性質は表6に示されている。
【0063】 表5 ポリオレフィン 化学剤 対照例1 TPO,90% なし 対照例2 ポリプロピレン,90% なし 混合物1 TPO,85% A 5% 混合物2 ポリプロピレン,85% A 5% 混合物3 TPO,85% B 5% 混合物4 ポリプロピレン,85% B 5% 表6 対照例 混合物 実施例 1 2 1 2 3 4 熔融流動性(g/10 分) 9.6 25.2 7.2 24.4 7.4 20.4 引張り破断(psi) 1449 1612 1932 1569 2428 2364 伸長度(%) 149 143 336 268 366 392 曲げモジュラス(psi) 109.7 157 198 231.5 132.4 218.2 イゾッド衝撃強度 4.55 0.56 6.18 0.86 2.95 0.65 (フィート/ポンド/インチ) 実施例5 本発明を示すその他の組成物を製造し、その性質を評価
した。本件組成物は、同時回転双スクリュー押出し機
中、200℃で混合した。
【0064】対照例の組成物は90%のTPUと10%
のポリプロピレンとを含有し、混和性の改良された混合
物は85%のTPU、10%のポリプロピレン、および
5%の、上の実施例4に記載した化学剤Aを含有してい
た。組成物中には下記の2種の規格のTPUを使用し
た:テキシン480A樹脂−ポリエステルポリオールを
基剤とするTPU弾性体−およびテキシン985A−ポ
リエーテルポリオールを基剤とするTPU。
【0065】 表7 TPUの規格 伸長度(%) 対照例1 480A 517 対照例2 985A 637 混合物1 480A 536 混合物2 985A 665 破断時伸長度は、本発明記載の反応生成物を含有する組
成物の方が大きい。
【0066】実施例6 下に示した配合に従う組成物を同時回転双スクリュー押
出し機中で製造し、その性質を評価した。
【0067】対照例の組成物は90%のTPU(テキシ
ン985−A樹脂)と10%のポリプロピレンとを含有
しており、混和性を改良された混合物は85%のTPU
(テキシン985−A樹脂)、10%のポリプロピレ
ン、および5%の、上の実施例4に記載されている化学
剤Aまたは化学剤Bを含有していた。
【0068】これらの性質は下の表に示されている: 表8 化学剤 引張り破断(psi) 曲げモジュラス(psi) 対照例1 なし 2934 7032 混合物1 A 6111 10980 混合物2 B 4455 9669 以上、説明の目的で本発明を詳細に記述してきたが、こ
の種の詳細は単にこの目的のためのみのものであり、特
許請求の範囲により限定され得るものを除き、本発明の
精神および範囲からはずれることなく、その変更が当業
者によりなされ得ると理解すべきである。
【0069】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0070】1.百分率が混合物の重量に対するもので
あるとして、約1ないし99%の熱可塑性ポリウレタン
および1ないし99%の反応剤(i)と反応剤(ii)
との反応の生成物を含む化学剤を含む、その(i)が約
2,000ないし600,000の分子量を有する、そ
の主鎖または側鎖中にカルボン酸;C1ないしC8のカル
ボン酸エステル;カルボン酸無水物;周期表のI族、I
I族、III族、IV−A族およびVIII族の金属イ
オンによるカルボン酸基の中和により生成するカルボン
酸塩;アミド;エポキシ;ヒドロキシ;ならびにC2
いしC6のアシルオキシよりなるグループから選択した
官能基を有することを特徴とするランダム、ブロックお
よびグラフトオレフィン共重合体よりなるグループから
選択した改質されたポリオレフィンであって、その官能
基がオレフィン単量体と共重合して、またはポリオレフ
ィン上にグラフトして上記の改質されたポリオレフィン
を形成する不飽和単量体前駆体の一部であり、その(i
i)が1種または2種以上のC4-40ジカルボン酸と1種
または2種以上のC4-50ジアミンとの縮合生成物である
ポリアミド樹脂である、樹脂性の均一な熱可塑性混合
物。
【0071】2.上記のもの以外にアイソタクチックポ
リプロピレン樹脂をも含有する1記載の混合物。
【0072】3.上記のもの以外にシンジオタクチック
ポリプロピレン樹脂をも含有する1記載の混合物。
【0073】4.上記のもの以外にTPOをも含有する
1記載の混合物。
【0074】5.上記の官能基がカルボン酸無水物であ
ることを特徴とする1記載の組成物。
【0075】6.上記の無水物がマレイン酸無水物であ
ることを特徴とする5記載の組成物。
【0076】7.分子量が約3,000ないし300,
000であることを特徴とする1記載の混合物。
【0077】8.反応が等モルの反応剤を使用するもの
であることを特徴とする1記載の混合物。
【0078】9.反応が過剰の反応剤(ii)を使用す
るものであることを特徴とする1記載の混合物。
【0079】10.ポリアミドが、そのxが1−20の
整数であり、yが4ないし40の整数であるナイロン
x,yであることを特徴とする1記載の混合物。
【0080】11.ポリアミドが、そのxが1−20の
整数であり、yが4ないし40の整数であり、y’が3
6であるナイロンx,y,y’であることを特徴とする
1記載の混合物。
【0081】12.百分率が混合物の重量に対するもの
であるとして、上記の熱可塑性ポリウレタンが約60な
いし80%の量存在し、上記の化学剤が約40ないし2
0%の量存在することを特徴とする1記載の樹脂性の均
一な熱可塑性混合物。
【0082】13.熱可塑性ポリウレタンがポリエステ
ルポリオールを基剤とするものであることを特徴とする
1記載の混合物。
【0083】14.熱可塑性ポリウレタンがポリエーテ
ルポリオールを基剤とするものであることを特徴とする
1記載の混合物。
【0084】15.百分率が混合物の重量に対するもの
であるとして約60ないし80%の熱可塑性ポリウレタ
ンと40ないし20%の化学剤とを含む、その化学剤が
反応剤(i)と反応剤(ii)との反応の生成物を含む
ものであり、その(i)が無水マレイン酸をグラフトし
た、約0.5%の無水マレイン酸含有量と約2,000
ないし300,000の分子量とを有するポリプロピレ
ンであり、その(ii)がナイロン6,36およびナイ
ロン6,6,36よりなるグループから選択したポリア
ミド樹脂である、樹脂性の均一な熱可塑性混合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ジエイ・カンフ アメリカ合衆国ペンシルベニア州15237ピ ツツバーグ・ウツドビユウドライブ9020 (72)発明者 クリフオード・ジエイ・ロー アメリカ合衆国ペンシルベニア州15143ソ ーイツクリー・コロニアルストリート103 (72)発明者 レイモンド・エイ・ユアード アメリカ合衆国ペンシルベニア州15234ピ ツツバーグ・フツドリツジドライブ251 (72)発明者 ジエフリー・エス・ウイギンズ アメリカ合衆国ペンシルベニア州15204ピ ツツバーグ・サクラメントアベニユー2960

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 百分率が混合物の重量に対するものであ
    るとして、約1ないし99%の熱可塑性ポリウレタンお
    よび1ないし99%の反応剤(i)と反応剤(ii)と
    の反応の生成物を含む化学剤を含む、その(i)が約
    2,000ないし600,000の分子量を有する、そ
    の主鎖または側鎖中にカルボン酸;C1ないしC8のカル
    ボン酸エステル;カルボン酸無水物;周期表のI族、I
    I族、III族、IV−A族およびVIII族の金属イ
    オンによるカルボン酸基の中和により生成するカルボン
    酸塩;アミド;エポキシ;ヒドロキシ;ならびにC2
    いしC6のアシルオキシよりなるグループから選択した
    官能基を有することを特徴とするランダム、ブロックお
    よびグラフトオレフィン共重合体よりなるグループから
    選択した改質されたポリオレフィンであって、その官能
    基がオレフィン単量体と共重合して、またはポリオレフ
    ィン上にグラフトして上記の改質されたポリオレフィン
    を形成する不飽和単量体前駆体の一部であり、その(i
    i)が1種または2種以上のC4-40ジカルボン酸と1種
    または2種以上のC4-50ジアミンとの縮合生成物である
    ポリアミド樹脂である、樹脂性の均一な熱可塑性混合
    物。
  2. 【請求項2】 百分率が混合物の重量に対するものであ
    るとして約60ないし80%の熱可塑性ポリウレタンと
    40ないし20%の化学剤とを含む、その化学剤が反応
    剤(i)と反応剤(ii)との反応の生成物を含むもの
    であり、その(i)が無水マレイン酸をグラフトした、
    約0.5%の無水マレイン酸含有量と約2,000ない
    し300,000の分子量とを有するポリプロピレンで
    あり、その(ii)がナイロン6,36およびナイロン
    6,6,36よりなるグループから選択したポリアミド
    樹脂である、樹脂性の均一な熱可塑性混合物。
JP6232513A 1993-09-08 1994-09-02 ポリウレタンとポリプロピレンとを含有する熱可塑性組成物 Pending JPH0782472A (ja)

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