JP2003504451A - クリアコート、およびクリアコーティングおよび着色および/または効果を与える多層コーティングを製造するためのその使用 - Google Patents
クリアコート、およびクリアコーティングおよび着色および/または効果を与える多層コーティングを製造するためのその使用Info
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Abstract
Description
は、新規のクリアコートの製造方法に関する。さらに本発明は、特に自動車用の
ためのクリアコーティングおよび着色および/または効果を与える多層コーティ
ングを製造するための新規のクリアコートの使用に関する。さらに本発明は新規
のクリアコーティングおよび多層コーティングならびにこれにより被覆した、プ
ライマー被覆した支持体もしくはプライマー被覆していない支持体、特に自動車
ボディーに関する。
れは1成分(1K)−、2成分(2K)−もしくは多成分(3K、4K)−クリ
アコート、粉体クリアコート、粉体スラリー−クリアコートまたはUV硬化性ク
リアコートである。
クリアコートの例は、特許文献DE−A−4204518、US−A−5,47
4,811、US−A−5,356,669、US−A−5,605,965、
WO94/10211、WO94/10212、WO94/10213、EP−
A−0594068、EP−A−0594071、EP−A−0594142、
EP−A−0604992、WO94/22969、EP−A−0596460
またはWO92/22615から公知である。
ダーおよび架橋剤、たとえばブロックトポリイソシアネート、トリス(アルコキ
シカルボニルアミノ)トリアジン、および/またはアミノプラスト樹脂を含有し
ている。別の変法では、該クリアコートはバインダーとして側鎖にカルバメート
基および/またはアロファネート基を有するポリマーを、およびカルバメートお
よび/またはアロファネート変性されたアミノプラスト樹脂を架橋剤として含有
している(US−A−5,474,811、US−A−5,356,669、U
S−A−5,605,965、WO94/10211、WO94/10212、
WO94/10213、EP−A−0594068、EP−A−0594071
またはEP−A−0594142を参照のこと)。
のとおり、実質的な成分としてヒドロキシル基含有のバインダーおよびポリイソ
シアネートを架橋剤として含有しており、これはその使用まで別々に貯蔵する。
ら、またはBASF Lacke + Farben AG社の製品情報誌"Pulverlacke"、1990か
ら公知である。
インダーおよびポリカルボン酸を架橋剤として含有している。
8,542およびドイツ国特許出願公開DE−A−19518392.4および
DE−A−19613547から公知であるか、または予め公開されていないド
イツ国特許出願DE−A−19814471.7に記載されている。
アコートを含有している。
−A−0568967またはUS−A−4,675,234から明らかである。
含有している。
オン・ウェット法により加工することができる。つまりプライマー被覆した支持
体もしくはプライマー被覆していない支持体上にベースコートを塗布し、このこ
とによりベースコート層が得られ、該層はその際に硬化させず、前乾燥するのみ
であり、かつクリアコート層により被覆し、その後、両方の層を一緒に硬化させ
ることができる。
なものにする数多くの利点を有している。
乳化重合により行うことができる。アクリレートコポリマー、特にポリアクリレ
ート樹脂を製造するための重合法は周知であり、かつ数多く記載されている(た
とえばHouben Weyl, Methoden der organischen Chemie、第4版、第1/4巻、
第24〜255頁(1961)を参照のこと)。
献DE−A−19709465、DE−C−19709476、DE−A−28
48906、DE−A−19524182、EP−A−0554783、EP−
B−0650979、WO95/27742、DE−A−3841540または
WO82/02387に記載されている。
またはEP−A−0498583またはK. Kataokaによる論文Chemical Enginee
ring Science、第50巻、第9号、1995年、第1409〜1416頁に記載
されているような、通例かつ公知の攪拌容器、攪拌容器カスケード、管型反応器
、ループ型反応器またはテイラー反応器を使用することが考慮される。
ばしば極めて発熱性であり、かつ制御が困難である。このことは反応の実施に関
して、モノマーの高い濃度および/またはモノマーの全量を水性媒体中に装入し
、乳化させ、かつ引き続き重合させる、いわゆるバッチ式運転法を回避しなくて
はならないことを意味する。定義された分子量、分子量分布およびその他の特性
の適切な調整もまたしばしば困難である。しかし、アクリレートコポリマーの特
定の特性プロフィールを適切に調整することは、該アクリレートコポリマーをク
リアコート、特に水性クリアコート中のバインダーとして使用するために重要な
意味がある。というのも、このことによりクリアコートの適用技術的な特性プロ
フィールに直接影響を与えることができるからである。
試みがなかったわけではない。
動剤としてのチオカルボニルチオ化合物の存在下で共重合を実施する方法を記載
している。
剤の存在下でラジカル連鎖重合により低い分子量を有するコポリマーを製造する
方法を記載している。該化合物は連鎖移動剤として働くのみではなく、連鎖生長
調整剤としても機能するので、低い分子量を有するコポリマーのみが得られる。
リマーの製造方法が明らかにされており、この場合、モノマー1種と、ビニル末
端のマクロモノマーとを、ラジカル開始剤の存在下に反応させている。
重結合をモノマーのラジカル付加反応に関して活性化する基を有する連鎖移動剤
の存在下でラジカル重合により定義された分子量を有するアクリレートコポリマ
ーを製造することが明らかにされている。
化されたポリマー、特にアクリレートコポリマーが得られる方法、およびこれに
より、クリアコーティングおよび着色および/または効果を与える多層コーティ
ングの製造に使用することができるクリアコート、特に水性クリアコートにおけ
るその適用に関して、ポリマーの特性プロフィールを適切に調整することができ
る、制御されたラジカル重合のために普遍的に使用することができる方法は未だ
に存在しない。
囲で、クリアコーティングを製造するために、および従来のクリアコートの有利
な代替品として好適な新規のクリアコート、特に水性クリアコートを提供するこ
とである。さらに、本発明の課題は、クリアコートの特性プロフィールを容易な
方法で変更し、かつ多層コーティングのその他の層の特性プロフィールに正確に
適合するクリアコートを製造するための新規の製造方法を提案することである。
これは、制御されたラジカル重合により得られる化学的に構造化されたポリマー
を使用することによってクリアコートの特性プロフィールを適切に調整すること
により、容易な方法で実施することができる。この新規のクリアコートを用いて
得られる新規のクリアコーティングおよび新規の着色および/または効果を与え
る多層コーティングは、少なくとも公知のクリアコーティングおよび多層コーテ
ィングの良好な特性プロフィールを有し、有利にはこれよりも優れているべきで
ある。特に該クリアコートは優れた光学的品質、中間層付着および結露耐性を有
しているべきであり、かつベースコーティング中の亀裂(亀甲割れ)の形成、流
れの障害または表面構造を示すべきではない。
層コーティングを製造するために使用されるクリアコート、特に水性クリアコー
ト中でのコポリマー(A)の新規の使用が判明し、その際、コポリマー(A)は
、次のもの: a)少なくとも1種のオレフィン性不飽和モノマーおよび b)オレフィン性不飽和モノマー(a)とは異なる、一般式I R1R2C=CR3R4 (I) [式中、基R1、R2、R3およびR4は、それぞれ相互に無関係に水素原子を
表すか、または置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキル
シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、シクロアルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアル
キル基を表し、ただしその際、変項R1、R2、R3およびR4の少なくとも2
つは置換もしくは非置換のアリール基、アリールアルキル基またはアリールシク
ロアルキル基、特に置換もしくは非置換のアリール基を表す]の少なくとも1種
のオレフィン性不飽和モノマー を、水性媒体中でラジカル重合することにより製造することができる。
表すか、または置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキル
シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、シクロアルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアル
キル基を表し、ただしその際、変項R1、R2、R3およびR4の少なくとも2
つは置換もしくは非置換のアリール基、アリールアルキル基またはアリールシク
ロアルキル基、特に置換もしくは非置換のアリール基を表す]の少なくとも1種
のオレフィン性不飽和モノマー を、水性媒体中でラジカル重合することにより製造することができる、少なくと
も1種のコポリマー;および B)少なくとも1種の架橋剤 を含有する新規のクリアコート、特に水性クリアコートが判明した。
製造、 (IV)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これによりベース
コーティングBLおよびクリアコーティングKLが得られる、 または (I)支持体上へのサーフェイサーの塗布によるサーフェイサーコート層の製
造、 (II)サーフェイサーコート層の硬化、これによりサーフェイサー層FLが
得られる、 (III)サーフェイサー層FL上へのベースコートの塗布によるベースコー
ト層の製造、 (IV)ベースコート層の乾燥、 (V)ベースコート層上へのクリアコートの塗布によるクリアコート層の製造
、 (VI)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これによりベース
コーティングBLおよびクリアコーティングKLが得られる ことにより、プライマー被覆した支持体またはプライマー被覆していない支持体
上での着色および/または効果を与える多層コーティングMLを製造するための
新規の方法が判明し、この場合、クリアコートとして本発明によるクリアコート
を使用する。
体上に着色および/または効果を与える多層コーティングMLを製造するための
新規の方法を「本発明による方法」とよぶ。
コート、特に本発明による水性クリアコートおよび本発明による方法の本発明に
よる使用により解決できたことは意外であった。特に、本発明によるクリアコー
ティングKLおよび多層コーティングML自体は比較的低い焼き付け温度で優れ
た特性を有することが意外であった。特に該コーティングは、優れた光学的品質
、良好な中間層付着および結露耐性を有しており、かつベースコーティングにお
ける亀裂の形成(亀甲割れ)、流れの障害または表面構造化をもはや示さない。
ート中のバインダー(A)として、または複数種のバインダー(A)の1種とし
て使用する。
ノマー(a)とは異なる少なくとも1種のオレフィン性不飽和モノマー(b)と
のラジカル重合によりコポリマー(A)を製造する。
中に20個までの炭素原子を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルまたは
(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、特にメチル−、エチル−、プロピ
ル−、n−ブチル−、s−ブチル−、t−ブチル−、ヘキシル−、エチルヘキシ
ル−、ステアリル−およびラウリルアクリレートまたは−メタクリレート;環式
脂肪族(メタ)アクリル酸エステル、特にシクロヘキシル−、イソボルニル−、
ジシクロペンタジエニル−、オクタヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデン−
メタノール−もしくはt−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート;(メタ
)アクリル酸オキサアルキルエステルもしくは−オキサシクロアルキルエステル
、たとえば有利に分子量Mn550を有するエチルトリグリコール(メタ)アク
リレートおよびメトキシオリゴグリコール(メタ)アクリレートまたはその他の
エトキシル化および/またはプロポキシル化されたヒドロキシル基不含の(メタ
)アクリル酸誘導体である。これは副次的な量で高官能性の(メタ)アクリル酸
アルキル−もしくは−シクロアルキルエステル、たとえばエチレングリコール−
、プロピレングリコール−、ジエチレングリコール−、ジプロピレングリコール
−、ブチレングリコール−、ペンタン−1,5−ジオール−、ヘキサン−1,6
−ジオール−、オクタヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデン−ジメタノール
−もしくはシクロヘキサン−1,2−、−1,3−もしくは−1,4−ジオール
−ジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパン−ジ−もしくは−トリ(メ
タ)アクリレート;またはペンタエリトリット−ジ−、−トリ−もしくは−テト
ラ(メタ)アクリレートを含有していてもよい。本発明の範囲ではこの場合、副
次的な量の高官能性モノマーとは、コポリマー(A)の架橋もしくはゲル化につ
ながらない量と理解する。
チルアミノ基もしくはイミノ基を有し、かつ実質的に酸基不含のモノマー、たと
えばアクリル酸、メタクリル酸もしくは酸によりエステル化されているアルキレ
ングリコールから誘導されるか、またはα−、β−オレフィン性不飽和カルボン
酸とアルキレンオキシドとの反応により得られるその他のα−、β−オレフィン
性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、特にその中でヒドロキシア
ルキル基が20個までの炭素原子を有するアクリル酸、メタクリル酸、エタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸もしくはイタコン酸のヒドロキシアル
キルエステル、たとえば2−ヒドロキシエチル−、2−ヒドロキシプロピル−、
3−ヒドロキシプロピル−、3−ヒドロキシブチル−、4−ヒドロキシブチルア
クリレート、−メタクリレート、−エタクリレート、−クロトネート、−マレエ
ート、−フマレートもしくは−イタコネート;またはヒドロキシシクロアルキル
エステル、たとえば1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン−、オク
タヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデン−ジメタノール−もしくはメチルプ
ロパンジオールモノアクリレート、−モノメタクリレート、−モノエタクリレー
ト、−モノクロトネート、−モノマレエート、−モノフマレートもしくは−モノ
イタコネート;または環式エステルからの反応生成物、たとえばε−カプロラク
トンおよびそのヒドロキシアルキルエステルもしくはヒドロキシシクロアルキル
エステル;またはオレフィン性不飽和アルコール、たとえばアリルアルコールも
しくはポリオール、たとえばトリメチロールプロパンモノ−もしくはジアリルエ
ーテルまたはペンタエリトリットモノ−、−ジ−もしくは−トリアリルエーテル
(この高官能性モノマー(a2)に関しては高官能性モノマー(a1)に関して
記載したことが同様に該当する);N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート
、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、アリルアミンまたはN−メチ
ルイミノエチルアクリレートまたはN,N−ジ(メトキシメチル)アミノエチル
アクリレートおよび−メタクリレートまたはN,N−ジ(ブトキシメチル)アミ
ノプロピルアクリレートおよび−メタクリレート;この種のモノマーは有利には
自己架橋性成分(A)の製造のために使用する。
くとも1つ有するモノマー、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸;オレフィン性不飽和ス
ルホン酸もしくはホスホン酸もしくはこれらの部分エステル;またはマレイン酸
モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、コハク酸モノ(メタ)アクリ
ロイルオキシエチルエステルまたはフタル酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエ
チルエステル。
ン酸のビニルエステル。分枝鎖状のモノカルボン酸はギ酸もしくは一酸化炭素お
よび水とオレフィンとを液状の強酸性触媒の存在下で反応させることにより得ら
れる。オレフィンはパラフィン系炭化水素の分解生成物、たとえば鉱油フラクシ
ョンであってもよく、かつ分枝鎖状もしくは直鎖状の、非環式および/または環
式脂肪族オレフィンを有していてもよい。このようなオレフィンとギ酸との、も
しくは一酸化炭素および水との反応の際に、カルボン酸からなる混合物が生じ、
その際、カルボキシル基は主として第四級炭素原子に存在する。その他のオレフ
ィン性原料はたとえばプロピレントリマー、プロピレンテトラマーおよびジイソ
ブチレンである。あるいはまたビニルエステル(a4)は、酸とアセチレンとを
反応させることにより、公知の方法で酸から製造することもできる。特に有利に
は、良好な入手性に基づいて、9〜11個の炭素原子を有し、α−炭素原子のと
ころで分岐している飽和脂肪族のモノカルボン酸、特にバーサチック酸(Versati
c (R) Saeure)のビニルエステルを使用する。
素原子を有するα−位で分岐したモノカルボン酸、特にバーサチック酸のグリシ
ジルエステルとの反応生成物、または該反応生成物の代わりに1当量のアクリル
酸および/またはメタクリル酸、これを次いで重合反応の間もしくはその後で、
分子あたり5〜18個の炭素原子を有するα−位で分岐したモノカルボン酸、特
にバーサチック酸のグリシジルエステルと反応させる。
、ブト−1−エン、ペント−1−エン、へキス−1−エン、シクロヘキセン、シ
クロペンテン、ノルボルネン、ブタジエン、イソプレン、シクロペンタジエンお
よび/またはジシクロペンタジエン。
メチル−、N,N−ジメチル−、N−エチル−、N,N−ジエチル−、N−プロ
ピル−、N,N−ジプロピル−、N−ブチル−、N,N−ジブチル−、N−シク
ロヘキシル−、N,N−シクロヘキシル−メチル−および/またはN−メチロー
ル−、N,N−ジメチロール−、N−メトキシメチル−、N,N−ジ(メトキシ
メチル)−、N−エトキシメチル−および/またはN,N−ジ(エトキシエチル
)−(メタ)アクリル酸アミド。後者の種類のモノマーは、特に自己架橋性バイ
ンダー(A)の製造のために使用する。
エタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸および/またはイタコン酸の
グリシジルエステル。
にα−メチルスチレン、および/またはビニルトルエン;ビニル安息香酸(全て
の異性体)、N,N−ジエチルアミノスチレン(全ての異性体)、α−メチルビ
ニル安息香酸(全ての異性体)、N,N−ジエチルアミノ−α−メチルスチレン
(全ての異性体)および/またはp−ビニルベンゼンスルホン酸。
リル。
ハロゲン化物、たとえばビニルクロリド、ビニルフルオリド、ビニリデンジクロ
リドもしくはビニリデンジフルオリド;N−ビニルアミド、たとえばビニル−N
−メチルホルムアミド、N−ビニルカプロラクタム、1−ビニルイミダゾールま
たはN−ビニルピロリドン;ビニルエーテル、たとえばエチルビニルエーテル、
n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニル
エーテル、イソブチルビニルエーテルおよび/またはビニルシクロヘキシルエー
テル;および/またはビニルエステル、たとえばビニルアセテート、ビニルプロ
ピオネート、ビニルブチレート、ビニルピバレートおよび/または2−メチル−
2−エチルヘプタン酸のビニルエステル。
アリルメチル−、−エチル−、−プロピル−もしくは−ブチルエーテルもしくは
アリルアセテート、−プロピオネートもしくは−ブチレート。
.5〜2.5のエチレン性不飽和二重結合を有するポリシロキサンマクロモノマ
ー、特に数平均分子量Mn2000〜20000、特に有利には2500〜10
000および特に3000〜7000を有し、かつ分子あたり平均して0.5〜
2.5、有利には0.5〜1.5のエチレン性不飽和二重結合を有するポリシロ
キサンマクロモノマー、たとえばこれらはDE−A−3807571、第5〜7
頁、DE−A3706095、第3〜7欄、EP−B−0358153、第3〜
6頁、US−A4,754,014、第5〜9欄、DE−A−4421823ま
たは国際特許出願WO92/22615、第12頁、第18行〜第18頁、第1
0行に記載されている。
き該反応生成物と、(メタ)アクリル酸および/または(メタ)アクリル酸のヒ
ドロキシアルキル−および/または−シクロアルキルエステル(モノマーa2を
参照のこと)との反応により製造することができるアクリルオキシシランを含有
するビニルモノマー。
と重合させることができる。しかし本発明によれば、少なくとも2種のモノマー
(a)を使用することが有利である。というのは、このことにより、得られるコ
ポリマー(A)の特性プロフィールを特に有利な方法で極めて広い範囲で変化さ
せ、かつクリアコートのそれぞれの使用目的に適切に適合させることができるか
らである。特にこの方法でコポリマー(A)中へ官能基を組み込むことができ、
これによりコポリマー(A)は親水性になるので、これを水性媒体中に分散させ
るか、または溶解させることができる。さらに、以下に記載する、場合により使
用される架橋剤(B)の補足的な官能基(bfg)により熱的に架橋反応を開始
することができる官能基(afg)を組み込むことができる。さらに、コポリマ
ー(A)に自己架橋性の特性を付与する官能基、たとえばN−メチロール−もし
くはN−アルコキシメチル基を組み込むことができる。
らびに場合により(a3)を使用する場合に特別な利点が生じる。
水素原子または置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキル
シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、シクロアルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアル
キル基を表すが、ただしその際、変数R1、R2、R3およびR4の少なくとも
2つは、置換もしくは非置換のアリール基、アリールアルキル基またはアリール
シクロアルキル基、特に置換もしくは非置換のアリール基を表す。
チル、イソ−ブチル、t−ブチル、アミル、ヘキシルまたは2−エチルヘキシル
である。
キシルである。
クロヘキサンまたはプロパン−1,3−ジイル−シクロヘキサンである。
−エチル−プロピル−もしくは−ブチルシクロヘキス−1−イルである。
利にはフェニル、ナフチルであり、かつ特にフェニルである。
ン−1,3−ジイル−ベンゼンである。
クロへキス−1−イルである。
ル−、−プロピル−もしくは−ブチルフェニル−1−イルである。
シルフェン−1−イルである。
電子吸引性もしくは電子供与性の原子もしくは有機基を使用することができる。
トロ基、部分的に、もしくは完全にハロゲン化された、特に塩素化および/また
はフッ素化されたアルキル基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、
シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、シクロアルキル
アリール基、アリールアルキル基およびアリールシクロアルキル基であり、その
際、前記の例に挙げたもの、特にt−ブチルを含む;アリールオキシ基、アルキ
ルオキシ基およびシクロアルキルオキシ基、特にフェノキシ、ナフトキシ、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、ブチルオキシまたはシクロヘキシルオキシ;アリ
ールチオ基、アルキルチオ基およびシクロアルキルチオ基、特にフェニルチオ、
ナフチルチオ、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオまたはシク
ロヘキシルチオ;ヒドロキシル基;および/または第一級、第二級および/また
は第三級アミノ基、特にアミノ、N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N−プ
ロピルアミノ、N−フェニルアミノ、N−シクロヘキシルアミノ、N,N−ジメ
チルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N−ジプロピルアミノ、N,N−ジ
フェニルアミノ、N,N−ジシクロヘキシルアミノ、N−シクロヘキシル−N−
メチルアミノまたはN−エチル−N−メチルアミノである。
ン、ジナフタリンエチレン、シス−もしくはトランス−スチルベン、ビニリデン
−ビス(4−N,N−ジメチルアミノベンゼン)、ビニリデン−ビス(4−アミ
ノベンゼン)またはビニリデン−ビス(4−ニトロベンゼン)である。
(b)からなる混合物として使用することができる。
トコポリマー(A)に関して、ジフェニルエチレンが殊に有利であり、かつ従っ
て本発明により殊に有利に使用する。
ジカル開始剤の存在下で、相互に反応させてコポリマー(A)が得られる。使用
可能な開始剤の例として次のものが挙げられる:ジアルキルペルオキシド、たと
えばジ−t−ブチルペルオキシドまたはジクミルペルオキシド;ヒドロキシペル
オキシド、たとえばクモールヒドロペルオキシドまたはt−ブチルヒドロペルオ
キシド;ペルエステル、たとえばt−ブチルペルベンゾエート、t−ブチルペル
ピバレート、t−ブチルペル−3,5,5−トリメチルヘキサノエートまたはt
−ブチルペル−2−エチルヘキサノエート;カリウム−、ナトリウム−もしくは
アンモニウムペルオキソジスルフェート;アゾジニトリル、たとえばアゾビスイ
ソブチロニトリル;C−C−分割開始剤、たとえばベンゾピナコールシリルエー
テル;または非酸化性の開始剤と過酸化水素との組合せ。
開始剤の割合は、それぞれモノマー(a)および開始剤の全量に対して、特に有
利には0.5〜50質量%、殊に有利には1〜20質量%、および殊には2〜1
5質量%である。
3:1〜1:3および特に2:1〜1:2である。その他の利点は、開始剤を記
載の範囲内で過剰量で使用する場合に生じる。
ー反応器中で実施し、その際、テイラー反応器は、反応媒体の動粘度が共重合に
基づいて著しく変化する場合、特に上昇する場合でも、全反応長さにわたってテ
イラー流の条件が満足されているように構成する。
り、または妨げることがない限りにおいて、水性媒体は副次的な量で以下に詳細
に記載する架橋剤(B)、反応性希釈剤(F)、塗料添加剤(G)および/また
は有機溶剤(H)および/またはその他の溶解した固体状、液状もしくは気体状
の有機および/または無機の低分子および/または高分子の物質、特に表面活性
物質を含有していてもよい。本発明の範囲で「副次的な量」という概念は、水性
媒体の水性を相殺しない量と理解する。
分子量の塩基、たとえば水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、アンモニ
ア、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ−、ジ−およびトリエチ
ルアミン、および/またはジメチルエタノールアミン、特にアンモニアおよび/
またはジ−および/またはトリエタノールアミンである。
分解温度を下回る温度で実施し、その際、有利には10〜150℃の温度範囲、
特に有利には70〜120℃および殊には80〜110℃の温度範囲を選択する
。
合を加圧下で、有利には1.5〜3000バール、好ましくには5〜1500バ
ールおよび特に10〜1000バールで実施することができる。
は、ゲル透過クロマトグラフィーにより標準液としてポリスチレンを使用して測
定した分子量分布Mw/Mn≦4、有利には≦2、および殊には≦1.5、なら
びに個別の事例では≦1.3が得られるように共重合を実施する。成分(A)の
分子量は、モノマー(a)対モノマー(b)対ラジカル開始剤の比率を選択する
ことにより広い範囲で制御可能である。その際、特にモノマー(b)の含有率は
、分子量を決定するが、特に、モノマー(b)の割合が多いほど、得られる分子
量が小さくなる。
液の形で生じる。該成分はこの形で直接さらに加工することができるが、あるい
はまた、第二段階(ii)で、少なくとも1種の別のモノマー(a)とのさらな
る反応のためのマクロ開始剤(macroinitiator)としても使用することもできる。
あるいは第一段階(i)で得られる成分(A)を固体として単離し、かつ次いで
さらに反応させてもよい。
件下で実施し、その際、適切な溶剤(H)および/または反応性希釈剤(F)が
存在していてもよい。その際、段階(i)および(ii)は本発明による方法の
範囲で空間的にも時間的にも相互に分離して実施することができる。あるいはさ
らに、段階(i)および(ii)を1つの反応器中で順次実施することもできる
。このためにまず、所望の適用および所望の特性に依存してモノマー(b)を少
なくとも1種のモノマー(a)と完全に、もしくは部分的に反応させ、その後、
少なくとも1種の別のモノマー(a)を添加し、かつラジカル重合させる。もう
1つの実施態様では、最初から少なくとも2種のモノマー(a)を使用し、その
際、モノマー(b)をまず少なくとも2種のモノマー(a)と反応させ、かつ引
き続き、得られる、特定の分子量を上回る反応生成物(A)を別のモノマー(a
)と反応させる。
マルチブロック(multiblock)−ならびに勾配(コ)ポリマー、星形のポリマー、
グラフトコポリマーおよび分枝鎖状の(コ)ポリマーを成分(A)として製造す
ることが可能である。
afg)を有していてもよく、これは以下に記載する架橋剤(B)の補足的な官
能基(bfg)により熱的に架橋反応を開始することができる。この場合、官能
基(afg)は、モノマー(a)により成分(A)中に導入するか、またはその
合成後にポリマー類似の反応によって導入することができる。
(afg)および(bfg)の例を以下の概要にまとめる。概要中で変項R5は
、置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキ
ル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、シクロア
ルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアルキル基を表し
、変項R6およびR7は、同一もしくは異なるアルキル基、シクロアルキル基、
アルキルシクロアルキル基またはシクロアルキルアルキル基を表すか、または相
互に結合して脂肪族もしくはヘテロ脂肪族環になっている。この種の適切な基の
例は、基R1、R2、R3およびR4において記載したものである。
際に不所望の反応を開始する、および/または場合により化学線により行われる
硬化を妨げないか、または阻止しないように、また他方では、どの温度範囲で熱
硬化を行うべきかに依存する。
に関しては100℃、特に80℃を越えない温度範囲を選択することが有利であ
る。この範囲の条件を顧慮して、ヒドロキシル基およびイソシアネート基または
カルボキシル基およびエポキシ基が補足的な官能基として有利であることが判明
し、従って、2成分系または多成分系として存在している本発明によるクリアコ
ート中で、本発明により有利に適用される。ヒドロキシル基を官能基(afg)
として、およびイソシアネート基を官能基(bfg)として使用する場合に特別
な利点が生じる。
、これは本発明により有利であり、クリアコートとして一成分系もまた考慮され
、その際、官能基(afg)は有利にはチオ基、アミノ基、ヒドロキシル基、カ
ルバメート基、アロファネート基、カルボキシ基および/または(メタ)アクリ
レート基、特にヒドロキシル基、および官能基(bfg)は有利には酸無水物基
、カルボキシ基、エポキシ基、ブロックトイソシアネート基、ウレタン基、メチ
ロール基、メチロールエーテル基、シロキサン基、アミノ基、ヒドロキシ基およ
び/またはβ−ヒドロキシアルキルアミド基である。
の割合は、極めて広い範囲で変化してもよい。その割合は本発明によるクリアコ
ートの全固体含有率に対して有利には1〜90質量%、好ましくは2〜80質量
%、特に有利には3〜75質量%および殊には4〜70質量%である。
有する少なくとも1種の通例かつ公知のバインダー(A)を含有していてもよい
。適切な通例かつ公知のバインダー(A)の例は、直鎖状および/または分枝鎖
状および/またはブロック状、くし形、および/またはランダムに構成されたポ
リ(メタ)アクリレートまたはアクリレートコポリマー、ポリエステル、アルキ
ド、アミノプラスト樹脂、ポリウレタン、アクリル化されたポリウレタン、アク
リル化されたポリエステル、ポリラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテル、
エポキシド樹脂−アミン−アダクト、(メタ)アクリレートジオール、部分的に
鹸化したポリビニルエステルまたはポリ尿素であり、これらは上記の官能基(a
fg)を有する。使用する場合には、これらは本発明によるクリアコート中で、
それぞれ本発明によるクリアコートの全固体含有率に対して、有利には1〜50
質量%、好ましくは2〜40質量%、特に有利には3〜30質量%および殊には
4〜25質量%の量で含有されている。
足的な官能基(bfg)を有する、少なくとも1種の架橋剤(B)を含有してい
てもよい。
び/またはポリエポキシド、特にポリイソシアネートを架橋剤(B)として使用
する。
および/または芳香族結合した遊離イソシアネート基を有する有機ポリイソシア
ネート、特にいわゆる塗料ポリイソシアネートである。有利には分子あたり2〜
5個のイソシアネート基を有し、かつ粘度100〜10000mPas、有利に
は100〜5000mPas、および特に100〜2000mPas(23℃)
を有するポリイソシアネートを使用する。場合によりポリイソシアネートにさら
に、少量の有機溶剤(H)を、有利には純粋なポリイソシアネートに対して1〜
25質量%添加して、イソシアネートの加工性を改善し、かつ場合によりポリイ
ソシアネートの粘度を上記の範囲の値に低下させてもよい。添加剤として適切な
ポリイソシアネートのための溶剤は、たとえばエトキシエチルプロピオネート、
アミルメチルケトンまたはブチルアセテートである。さらに、ポリイソシアネー
ト(B)を通例かつ公知の方法で親水性もしくは疎水性に変性してもよい。
nischen Chemie", Houben-Weyl、第14/2巻、第4版、Georg Thieme Verlag,
Stuttgart 1963,第61〜70頁およびW. Siefken, Liebigs Annalen der Chem
ie、第562巻、第75〜136頁に記載されている。
ト基、アロファネート基、イミノオキサジアジンジオン基、ウレタン基、尿素基
および/またはウレトジオン基を有するポリイソシアネートである。ウレタン基
を有するポリイソシアネートは、たとえばイソシアネート基の一部をポリオール
、たとえばトリメチロールプロパンおよびグリセリンと反応させることにより得
られる。有利には脂肪族もしくは環式脂肪族ポリイソシアネート、特にヘキサメ
チレンジイソシアネート、二量化もしくは三量化されたヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、2−イソシアネートプロピルシクロヘ
キシルイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−2,4′−ジイソシアネート
、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネートまたは1,3−ビス(
イソシアナトメチル)シクロヘキサン(BIC)、二量体脂肪酸から誘導され、
商品名DDI 1410でHenkel社から市販されているジイソシアネート、1,
8−ジイソシアナト−4−イソシアナトメチル−オクタン、1,7−ジイソシア
ナト−4−イソシアナトメチル−ヘプタンもしくは1−イソシアナト−2−(3
−イソシアナトプロピル)シクロヘキサンまたはこれらのポリイソシアネートか
らなる混合物を使用する。
脂肪族および/または芳香族ポリエポキシドであり、たとえばビスフェノール−
AまたはビスフェノールBをベースとするものである。ポリエポキシドとしてた
とえばShell社から商品名Epikote (R)で市販されているもの、Nagase Chemic
als Ltd社(日本)のDenacol (R)から得られるポリエポキシド、たとえばDen
acol EX-411(ペンタエリトリトールポリグリシジルエーテル)、Denacol EX-32
1(トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル)、Denacol EX-512(ポリ
グリセロールポリグリシジルエーテル)およびDenacol EX-521(ポリグリセロー
ルポリグリシジルエーテル)もまた適切である。
ダー(A)の官能基(afg)と反応する架橋剤(B)を使用する。このような
架橋剤(B)を多成分系中で副次的な量で併用できることは自明である。本発明
の範囲で「副次的な量」とは、主要な架橋反応が妨げられない、もしくは全く妨
げられない割合を意味する。
ブロックトポリイソシアネートを製造するために適切なポリイソシアネートの例
は上記のものである。
54から公知のブロック化剤、たとえば次のものである: i)フェノール、たとえばフェノール、クレゾール、キシレノール、ニトロフ
ェノール、クロロフェノール、エチルフェノール、t−ブチルフェノール、ヒド
ロキシ安息香酸、該酸のエステルまたは2,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シトルエン; ii)ラクタム、たとえばε−カプロラクタム、δ−バレロラクタム、γ−ブ
チロラクタムまたはβ−プロピオラクタム; iii)活性なメチレン性化合物、たとえばジエチルマロネート、ジメチルマ
ロネート、アセト酢酸エチル−もしくは−メチルエステルまたはアセチルアセト
ン; iv)アルコール、たとえばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール、n−アミ
ルアルコール、t−アミルアルコール、ラウリルアルコール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
、プロピレングリコールモノメチルエーテル、メトキシメタノール、グリコール
酸、グリコール酸エステル、乳酸、乳酸エステル、メチロール尿素、メチロール
メラミン、ジアセトンアルコール、エチレンクロロヒドリン、エチレンブロモヒ
ドリン、1,3−ジクロロ−2−プロパノール、1,4−シクロヘキシルジメタ
ノールまたはアセトシアンヒドリン; v)メルカプタン、たとえばブチルメルカプタン、ヘキシルメルカプタン、t
−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、チオフェノール、メチルチオフェノールまたはエチルチオフェノール; vi)酸アミド、たとえばアセトアニリド、アセトアニシジンアミド、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、酢酸アミド、ステアリン酸アミドまたはベンズア
ミド; vii)イミド、たとえばスクシンイミド、フタルイミドまたはマレイミド; viii)アミン、たとえばジフェニルアミン、フェニルナフチルアミン、キ
シリジン、N−フェニルキシリジン、カルバゾール、アニリン、ナフチルアミン
、ブチルアミン、ジブチルアミンまたはブチルフェニルアミン; ix)イミダゾール、たとえばイミダゾールまたは2−エチルイミダゾール; x)尿素、たとえば尿素、チオ尿素、エチレン尿素、エチレンチオ尿素または
1,3−ジフェニル尿素; xi)カルバメート、たとえばN−フェニルカルバミド酸フェニルエステルま
たは2−オキサゾリドン; xii)イミン、たとえばエチレンイミン; xiii)オキシム、たとえばアセトキシム、ホルムアルドキシム、アセトア
ルドキシム、アセトキシム、メチルエチルケトキシム、ジイソブチルケトキシム
、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフェノキシムまたはクロロヘキサノンオキシ
ム; xiv)硫酸の塩、たとえば亜硫酸水素ナトリウムまたは亜硫酸水素カリウム
; xv)ヒドロキサム酸エステル、たとえばベンジルメタクリロヒドロキサメー
ト(BMH)またはアリルメタクリロヒドロキサメート;あるいは xvi)置換されたピラゾール、イミダゾールまたはトリアゾール;ならびに
これらのブロック化剤、特にジメチルピラゾールとトリアゾール、マロン酸エス
テルとアセト酢酸エステルまたはジメチルピラゾールとスクシンイミドの混合物
である。
ともできる。
文献US−A−4,939,213、US−A−5,084,541またはEP
−A−0624577に記載されている。特にトリス(メトキシ−、トリス(ブ
トキシ−および/またはトリス(2−エチルヘキソキシカルボニルアミノ)トリ
アジンを使用する。
たはブチルエステルは有利である。これらは純粋なメチルエステルに対して、ポ
リマー溶融液中でのより良好な溶解度という利点を有し、かつ晶出の傾向がわず
かである。
グアナミン樹脂または尿素樹脂である。補足的にRoempp Lexikon Lacke und Dru
ckfarben, Georg Thieme Verlag, 1998、第29頁、"Aminoharze"およびJohan B
ielemanによる教科書"Lackadditiv", Wiley-VHC, Weinheim, New York, 1998、
第242頁以降または出版物"Paints, Coatings and Solvents"、第二版改訂版
、D. StoyeおよびW. Freitag編、Wiley-VHC, Weinheim, New York, 1998、第8
0頁以降を参照されたい。さらに、そのメチロール基および/またはメトキシメ
チル基が部分的にカルバメート基またはアロファネート基により脱官能化されて
いる通例かつ公知のアミノプラスト樹脂が考慮される。この種の架橋剤は、特許
文献US−A−4710542およびEP−B−0245700ならびにB. Sin
ghおよびその共同研究者による論文"Carbamylmethylated Melamines, Novel Cro
sslinkers for the Coatings Industry", Advanced Organic Coatings Science
and Technology Series, 1991、第13巻、第193〜207頁にも記載されて
いる。
,N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)アジパミドまたはN,
N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−アジパミドである。
コキシシラン基またはジアルコキシシラン基を有するシロキサンである。
ある。
能な基を有する化合物、たとえばマロン酸ジエステルとポリイソシアネートの反
応生成物またはモノイソシアネートとエステルおよびマロン酸の部分エステルと
多価アルコールの反応生成物であり、これらはたとえば欧州特許文献EP−A−
0596460に記載されている。
架橋剤(B)の官能性に、および他方ではバインダー(A)中に存在する架橋性
官能基(afg)の数に、ならびに達成すべき架橋密度に依存する。従って当業
者は架橋剤(B)の量を、自身の一般的な専門知識に基づいて、場合により容易
な方向付け実験を利用して確認することができる。有利には架橋剤(B)は、本
発明によるクリアコート中に、その都度本発明によるクリアコートの全固体含有
率に対して1〜60質量%、好ましくは2〜50質量%、特に有利には3〜45
質量%および殊には4〜40質量%の量で含有されている。この場合、さらに、
該架橋剤を使用する場合には、架橋剤(B)とバインダー(A)との量を、クリ
アコート中で架橋剤(B)中の官能基(bfg)とバインダー(A)中の官能基
(afg)との比が2:1〜1:2、有利には1.5:1〜1:1.5、特に有
利には1.2:1〜1:1.2および殊には1.1:1〜1:1.1となるよう
に選択する。
線および/または電子線によっても硬化可能であるべき場合(Dual Cure)には
、該クリアコートは、化学線により硬化可能である少なくとも1種の成分(C)
を含有する。しかし、本発明によるクリアコートが主として(Dual Cure)もし
くはもっぱら化学線により硬化可能であるべき場合には、該クリアコートは必然
的に成分(C)を含有する。
硬化可能な全てのオリゴマーおよびポリマー化合物が考慮され、これらは通常、
UV−硬化性もしくは電子線硬化性クリアコートの分野で使用されている。
硬化性バインダー(C)の例は、(メタ)アクリル官能性(メタ)アクリルコポ
リマー、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、不飽和ポリエ
ステル、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、アミノアクリレート、
メラミンアクリレート、シリコンアクリレート、イソシアナトアクリレートおよ
び相応するメタクリレートである。有利には、芳香族構造単位を含有していない
バインダー(C)を使用する。従って有利にはウレタン(メタ)アクリレートお
よび/またはポリエステル(メタ)アクリレート、特に有利には脂肪族ウレタン
アクリレートを使用する。
クリアコートの全固体含有率に対して有利には1〜60質量%、好ましくは1.
5〜50質量%、特に有利には2〜40質量%および殊には2.5〜30質量%
の量で含有されている。
していてもよい。クリアコートもしくはここから製造される層を本発明による方
法の範囲で付加的にUV線により架橋させるべき場合には、一般に光開始剤(D
)の使用が必要である。光開始剤を使用する場合には、これは本発明によるクリ
アコート中に、その都度本発明によるクリアコートの全固体含有率に対して有利
には0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜8質量%および特に0.5〜6
質量%の割合で含有されている。
構は、水素の引き抜き反応の分子内変種に起因しており、これは様々な方法で光
化学反応の際に現れる(たとえばここではRoempp Chemie Lexikon、第9版改訂
版、Georg Thieme Verlag, Stuttgart、第4巻、1991を参照されたい)か、
またはカチオン性光開始剤(たとえばここではRoempp Lexikon "Lacke und Druc
kfarben", Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1998、第444〜446頁を参照
されたい)、特にベンゾフェノン、ベンゾインまたはベンゾインエーテルまたは
ホスフィンオキシドである。たとえばIrgacure (R) 184、Irgacure (R) 1
800およびIrgacure (R) 500の名称でCiba Geigy社から市販のもの、Rahm社の
Grenocure (R) MBFおよびBASF AG社のLucirin (R) TPOにより得られる製
品を使用してもよい。
な量で使用してもよい。
いてもよい。これは80〜120℃でラジカルを形成し、該ラジカルが架橋反応
を開始する。熱に不安定なラジカル開始剤の例は、有機ペルオキシド、有機アゾ
化合物またはC−C分離開始剤、たとえばジアルキルペルオキシド、ペルオキソ
カルボン酸、ペルオキソジカーボネート、ペルオキシジエステル、ヒドロペルオ
キシド、ケトンペルオキシド、アゾジニトリルまたはベンズピナコールシリルエ
ーテルである。C−C分離開始剤は特に有利である。というのも、その熱的な分
離の際に、塗膜中での障害につながるような気体状の分解生成物が形成されない
からである。開始剤を併用する場合には、その量はその都度本発明によるクリア
コートに対して一般に0.01〜10質量%、有利には0.05〜8質量%およ
び特に0.1〜5質量%である。
剤(F)を少なくとも1種含有していてもよい。
により官能化されている、分枝鎖状、環状および/または非環状のC9〜C16 −アルカンであり、有利にはジアルキルオクタンジオール、特に立体異性のジエ
チルオクタンジオールである。
状のモノオレフィンとのメタセシス反応により得られるオリゴマーの中間生成物
からヒドロホルミル化および引き続き水素化により得られるオリゴマーのポリオ
ールである。適切な環状モノオレフィンの例は、シクロブテン、シクロペンテン
、シクロヘキセン、シクロオクテン、シクロヘプテン、ノルボルネンまたは7−
オキサノルボルネンである;適切な非環状モノオレフィンの例は、石油加工にお
いて分解により得られる炭化水素混合物(C5−カット)中に含有されている;
本発明により使用すべき適切なオリゴマーのポリオールの例は、ヒドロキシル価
(OHZ)200〜450、数平均分子量Mn400〜1000および質量平均
分子量Mw600〜1100を有する。
過剰に分岐した(hyperbranched)化合物であり、これはジトリメチロールプロパ
ン、ジグリセリン、ジトリメチロールエタン、ペンタエリトリトール、テトラキ
ス(2−ヒドロキシエチル)メタン、テトラキス(3−ヒドロキシプロピル)メ
タンまたは2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)(ホ
モペンタエリトリトール)から誘導される。これらの反応性希釈剤の製造は、過
剰に分岐した化合物およびデンドリマー化合物を製造するための通例かつ公知の
方法により行うことができる。適切な合成法はたとえば特許文献WO93/17
060またはWO96/12754またはG. R. Newkome, C. N. Moorefieldお
よびF. Voegtleによる著作"Dendritic Molecules, Concepts, Syntheses, Persp
ectives", VCH, Weinheim, New York, 1996に記載されている。
テルポリオール、ポリ(メタ)アクリレートジオールまたはヒドロキシル基含有
の重付加生成物である。
チルグリコール、2−メトキシプロパノール、n−ブタノール、メトキシブタノ
ール、n−プロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル−エーテ
ル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリメチロールプロパン、2−ヒドロキシプロピオン酸−エチルエス
テルまたは3−メチル−3−メトキシブタノールならびにプロピレングリコール
をベースとする誘導体、たとえばイソプロポキシプロパノールが挙げられる。
リシロキサンマクロモノマー、(メタ)アクリル酸およびこれらのその他のエス
テル、マレイン酸およびこれらのエステルもしくは半エステル、ビニルアセテー
ト、ビニルエーテル、ビニル尿素などを使用することができる。例としてアルキ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)
アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、グリセリン−トリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ス
チレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ペンタエリトリトールトリ(メタ
)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、エトキシエトキシエチルアクリレート、N−ビニルピロリドン、フェノキ
シエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ブトキシエチルアクリレート、イソボルニル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアクリルアミドおよびジシクロペンチルアクリレート、な
らびにEP−A−0250631に記載されている、分子量400〜4000、
有利には600〜2500を有する長鎖の直鎖状ジアクリレートが挙げられる。
たとえばアクリレート基はポリオキシブチレン構造により分離されていてもよい
。さらに、一般に36個の炭素原子を有する1,12−ドデシル−ジアクリレー
トおよび2モルのアクリル酸と1モルの二量体脂肪アルコールとの反応生成物も
また使用可能である。前記モノマーの混合物もまた適切である。
リレート、たとえばイソボルニルアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレー
ト、トリプロピレングリコールジアクリレート、BASF AG社のLaromer (R) 88
87およびAkcros Chemicals Ltd.社, GBのActilane (R) 423を使用する。特
に有利にはイソボルニルアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレートおよび
トリプロピレングリコールジアクリレートを使用する。
トの全固体含有率に対して、有利には1〜70質量%、特に有利には2〜65質
量%および殊には3〜50質量%の量で適用する。
ていてもよい。重要なことは、添加剤(G)が本発明によるクリアコートの鮮明
性および透明性に悪影響を及ぼさないか、または全く妨げないことである。有利
には添加剤(G)は、本発明によるクリアコートの加工条件および適用条件下で
揮発性でない。
カノエート; − スリップ添加剤; − 重合抑制剤; − 消泡剤; − 乾燥剤; − 皮ばり防止剤; − 中和剤、たとえばアンモニアまたはジメチルエタノールアミン; − 乳化剤、特に非イオン性乳化剤、たとえばアルコキシル化アルカノール、
ポリオール、フェノールおよびアルキルフェノールまたはアニオン性乳化剤、た
とえばアルカンカルボン酸、アルカンスルホン酸、およびアルコキシル化アルカ
ノール、ポリオール、フェノールおよびアルキルフェノールのスルホン酸のアル
カリ塩またはアンモニウム塩; − 湿潤剤、たとえばシロキサン、フッ素含有化合物、カルボン酸半エステル
、燐酸エステル、ポリアクリル酸およびこれらのコポリマーまたはポリウレタン
; − 粘着付与剤、たとえばトリシクロデカンジメタノール; − レベリング剤; − 塗膜形成助剤、たとえばセルロース誘導体; − 二酸化ケイ素、酸化アルミニウムまたは酸化ジルコニウムベースの透明な
充填剤;補足的にRoempp Lexikon "Lacke und Druckfarben", Georg Thieme Ver
lag, Stuttgart, 1998、第250〜252頁を参照のこと; − 垂れ防止剤、たとえば尿素、変性尿素および/または珪酸、たとえば文献
箇所EP−A−192304、DE−A−2359923、DE−A−1805
693、WO94/22968、DE−C−2751761、WO97/129
45または"farbe + lack", 11/1992、第829頁以降に記載のもの; − レオロジー調節剤、たとえば特許文献WO94/22968、EP−A−
0276501、EP−A−0249201またはWO97/12945から公
知のもの;架橋したポリマーミクロ粒子、たとえばEP−A−0008127に
開示されているもの;無機層状珪酸、たとえばアルミニウム−マグネシウム−ケ
イ酸塩、ナトリウム−マグネシウム−およびモンモリロナイトタイプのナトリウ
ム−マグネシウム−フッ素−リチウム−層状ケイ酸塩;珪酸、たとえばアエロジ
ル;またはイオン性および/または会合性作用のある基を有する合成ポリマー、
たとえばポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリ(メタ)ア
クリル酸、ポリビニルピロリドン、スチレン−マレイン酸無水物−もしくはエチ
レン−マレイン酸無水物−コポリマーおよびこれらの誘導体または疎水性に変性
されたエトキシル化ウレタンまたはポリアクリレート; − 難燃剤および/または − 殺生物剤。
e", Wiley-VCH, Weinheim, New York, 1998に記載されている。
して40質量%までの量で、特に有利には30質量%まで、および殊には20質
量%までの量で含有している。
能な有機溶剤(H)、たとえば脂肪族、芳香族および/または環式脂肪族炭化水
素、たとえばトルエンまたはメチルシクロヘキサンまたはデカリン;酢酸もしく
はプロピオン酸のアルキルエステル;アルカノール、たとえばエタノール;ケト
ン、たとえばメチルイソブチルケトン;グリコールエーテル;グリコールエーテ
ルエステル、および/またはエーテル、たとえばテトラヒドロフランを、特に非
水性のクリアコートの場合、塗布可能な本発明によるクリアコートに対して1〜
70質量%、有利には2〜60質量%および特に3〜50質量%含有している。
あるいはまた、本発明の範囲では、二酸化炭素を溶剤(H)として使用してもよ
い。
例かつ公知のバインダー)、(C)、(D)、(E)、(F)および/または(
G)の少なくとも1種を相応して選択する際には、液状のクリアコートとして存
在し、これは実質的に有機溶剤および/または水不含である(100%系)。
溶液または分散液であってもよい。この場合、クリアコートに対して固体含有率
を80質量%以上までに調整できることが本発明によるクリアコートのもう1つ
の利点である。
、粉体塗料であってもよい。この目的のために成分(B)は、ポリイソシアネー
トの場合には、マイクロカプセル化されていてもよい。次いでこの粉体塗料を場
合により水中に分散させ、このことにより粉末スラリー−クリアコートが得られ
る。
際、少なくとも成分(B)をその他の成分から分けて貯蔵し、かつ使用の直前に
これらの成分に添加する。この場合、本発明によるクリアコートは水性であって
もよく、その際、成分(B)は有利には溶剤(H)を含有する成分中に存在する
。本発明によるクリアコートのこの変法は、特に自動車修理塗装のために適用す
る。
たはモジュラー系(modular system)の成分であってもよく、これはたとえば特許
文献DE−A−4110520、EP−A−0608773、EP−A−061
4951またはEP−A−0471972に記載されている。
ジョンとして、特に分散液として存在する。というのは、その際、本発明により
使用すべきコポリマー(A)の分離を省略することができるからである。
知のバインダー)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)および/または(
H)の少なくとも1種からの本発明によるクリアコートの製造は、特殊なもので
はなく、通例かつ公知の方法で、それぞれのクリアコートの製造のために適切な
方法により、適切な混合装置、たとえば攪拌容器、溶解機または押出機中で成分
を混合することによって行う。
被覆していない支持体上で本発明によるクリアコーティングKLおよび多層コー
ティングMLを製造するために使用する。
化学線の適用下に硬化させることより損傷されない全ての塗装すべき表面、たと
えば金属、プラスチック、木材、セラミック、石、繊維織物、繊維複合材料、皮
革、ガラス、ガラス繊維、ガラスウールおよび石綿、無機−および樹脂結合した
建築材料、たとえば石膏−およびセメントプレートまたは屋根瓦、ならびにこれ
らの材料の複合材料が考慮される。
、たとえばコイルコーティングおよびコンテナコーティングを含む工業用の塗装
においても適切である。工業用の塗装の範囲では、該クリアコートは、個人用も
しくは工業用の使用のための実質的に全ての部材および物品、たとえばラジエー
タ、家庭用器具、金属製の小さいな部材、ホイールキャップまたはリムの塗装の
ために適切である。本発明によるクリアコートはさらに、家具の塗装のためにも
考慮される。
知の方法で電着塗料(ETL)から製造する。このためにアノード電着塗料(A
TL)もカソード電着塗料(KTL)も考慮されるが、しかし特にKTLが考え
られる。
はプライマー被覆していないプラスチックたとえばABS、AMMA、ASA、
CA、CAB、EP、UF、CF、MF、MPF、PF、PAN、PA、PE、
HDPE、LDPE、LLDPE、UHMWPE、PET、PMMA、PP、P
S、SB、PUR、PVC、RF、SAN、PBT、PPE、POM、PUR−
RIM、SMC、BMC、PP−EPDMおよびUP(DIN7728T1によ
る略号)を塗装することができる。塗装すべきプラスチックがポリマーブレンド
、変性プラスチックまたは繊維強化プラスチックであってもよいことは自明であ
る。通常の車両製造、特に自動車製造において使用されるプラスチックを使用す
ることもできる。非官能化された、および/または無極性の支持体表面の場合、
これらを被覆する前に公知の方法で前処理、たとえばプラズマ処理もしくはフレ
ーム処理を行うか、または水性プライマーを備えていてもよい。
通例の塗布方法、たとえば噴霧塗布、ナイフ塗布、刷毛塗り、流し塗り、浸漬ま
たはローラー塗布により行うことができる。有利には噴霧塗布法、たとえば圧縮
空気による噴霧、エアーレス噴霧、高速回転、静電吹付塗装(ESTA)を、場
合によりホットスプレー塗布、たとえばホット・エアー・噴霧と共に適用する。
塗布は最大70〜80℃の温度で行うことができるので、短時間作用する熱的な
負荷の際にクリアコートおよび場合により再度処理すべきそのオーバースプレー
の変化もしくは損傷を生じることなく、適切な適用粘度が得られる。従ってホッ
トスプレーは、クリアコートが噴霧ノズルの前でごく短時間もしくは短時間加熱
されるのみであるように構成させることができる。
って運転することができ、該循環流をオーバースプレーのための適切な吸収媒体
、たとえばクリアコート自体によって運転する。
ている場合、550nmを越える波長の可視光を照射して、または光の排除下で
塗布する。このことによりクリアコートおよびオーバースプレーの物質的な変化
もしくは損傷を回避する。
に場合により本発明による多層コーティングMLの別の塗料層を製造するために
適用することができる。
または化学線により硬化可能であってもよい。
1分〜1時間および特に1分〜30分の時間を有していてもよい。休止時間はた
とえば塗料層の流延および脱気のため、または揮発性成分、たとえば溶剤、水ま
たは溶剤(H)として超臨界二酸化炭素を用いてクリアコートを塗布した場合に
は二酸化炭素の蒸発のために役立つ。休止時間は80℃まで高めた温度の適用に
より支援する、および/または短縮することができるので、その限りでこの場合
、塗料層の損傷もしくは変化、たとえば早すぎる完全な架橋が生じない。
炉中での加熱またはIRランプによる照射により行う。この場合、熱硬化は段階
的に行ってもよい。有利には熱硬化を50〜100℃、特に有利には80〜10
0℃および特に90〜100℃の温度で、1分〜2時間、特に有利には2分〜1
時間および特に3分〜30分行う。熱的に著しい負荷をかけることができる支持
体を使用する場合、熱架橋は100℃を超える温度で実施することができる。こ
の場合、一般に160℃、有利には140℃および特に130℃の温度を超えな
いことが推奨される。
補助することができ、その際、UV線および/または電子線を使用することがで
きる。場合によりその他の光線源からの化学線により実施するか、または補助す
ることができる。電子線の場合、有利には不活性ガス雰囲気下で作業する。これ
はたとえば二酸化炭素および/または窒素を直接、塗料層の表面に供給すること
により保証することができる。
業してもよい。
適用する。適切な放射源の例は、場合により405nmまでの照射ウィンドウを
開くために鉛がドープされた水銀高圧ランプまたは水銀低圧ランプ、あるいは電
子線源である。その配置は原則として公知であり、かつ加工品の状態および方法
パラメータに適合させることができる。複雑な形状の加工品、たとえば自動車ボ
ディの場合、直接的な放射によって届かない範囲(影部分)、たとえば中空、溝
およびその他の構造的に条件付けられたアンダーカットを、中空またはエッジの
照射のための、自動運動装置と結合したポイント照射装置、小面積照射装置また
はラウンド照射装置を用いて硬化させることができる。
ing Formulations for Printing Inks, Coatings and Paints, SITA Technology
, Academic Press, London, United Kingdom 1984に記載されている。
よる照射により行ってもよい。これは交互に行ってもよい、つまりUV放射と電
子線放射とを交互に用いて硬化させる。
の方法を同時に、または交互に使用することができる。両方の硬化法を交互に使
用する場合、たとえば熱硬化により開始し、かつ化学線による硬化で終了しても
よい。別の場合には、化学線により硬化を開始し、かつ化学線により終了するこ
とが有利な場合もある。当業者は、個別の事例にとって特に好適な硬化法を、自
身の一般的な専門知識に基づいて、場合により容易な予備試験を用いて確認する
ことができる。
らびに場合により本発明による多層コーティングMLの別の塗料層の製造のため
に適用することができる。
には15〜80、特に有利には20〜70および殊には25〜60μmを有する
。
の実質的な成分である。
で製造することができる。
製造、 (IV)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これにより着色お
よび/または効果を与えるベースコーティングBLおよびクリアコーティングK
Lが得られる(ウェット・オン・ウェット法)。
造、 (II)サーフェイサーコート層の硬化、これによりサーフェイサー層FLが
得られる、 (III)サーフェイサー層FL上へのベースコートの塗布によるベースコー
ト層の製造、 (IV)ベースコート層の乾燥、 (V)ベースコート層上へのクリアコートの塗布によるクリアコート層の製造
、 (VI)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これにより着色お
よび/または効果を与えるベースコーティングBLおよびクリアコーティングK
Lが得られる(ウェット・オン・ウェット法)。
用目的に依存する。たとえば特に第二の変法が自動車大量生産塗装の際に特に有
利に使用される。
てたとえば水中で溶解性もしくは分散性のポリエステルおよび/またはポリウレ
タンを含有する。この種の水性被覆材料は、特許文献DE−A−4337961
、DE−A−4438504、DE−C−4142816またはEP−A−04
27028から公知である。
しては、全ての通例かつ公知のベースコート、特に水性ベースコートが考慮され
る。
に水性ベースコートの例は、特許文献DE−A−3942804、WO99/1
5597またはDE−A−19741554から公知である。
89497、EP−A−0256540、EP−A−0260447、EP−A
−0297576、WO96/12747、EP−A−0523610、EP−
A−0228003、EP−A−0397806、EP−A−0574417、
EP−A−0531510、EP−A−0581211、EP−A−07087
88、EP−A−0593454、DE−A−4328092、EP−A−02
99148、EP−A−0394737、EP−A−0590484、EP−A
−0234362、EP−A−0234361、EP−A−0543817、W
O95/14721、EP−A−0521928、EP−A−0522420、
EP−A−0522419、EP−A−0649865、EP−A−05367
12、EP−A−0596460、EP−A−0596461、EP−A−05
84818、EP−A−0669356、EP−A−0634431、EP−A
−0678536、EP−A−0354261、EP−A−0424705、W
O97/49745、WO97/49747、EP−A−0401565、EP
−B−0730613またはWO95/14721から公知である。
。
機的に変性されたセラミック材料を備えていてもよい。
能のために必要であり、かつ有利な層厚さを有する層FLおよびBLがその硬化
後に得られるような湿潤層厚さで塗布する。サーフェイサー層FLの場合、この
層厚さは10〜150、有利には15〜120、特に有利には20〜100、お
よび特に25〜90μmであり、かつベースコーティングBLの場合、5〜50
、有利には10〜40、特に有利には12〜30および殊には15〜25μmで
ある。
の特に有利な特性に基づいて優れた特性プロフィールを有しており、これは機械
学、光学、耐食性、硬度および付着に関して極めて良好にバランスがとれている
。従って本発明による多層コーティングMLは、市場により要求される高い光学
的品質および中間層被覆を有しており、かつ結露耐性の不足、ベースコーティン
グBLにおける亀裂の形成(亀甲割れ)またはレベリングの妨げまたはクリアコ
ーティングKL中の表面構造のような問題をもはや有していない。特に本発明に
よる多層コーティングMLは、優れたD.O.I.(depth of image)および優
れた表面平滑さを有している。
容易な方法で、もっぱら水性塗料および場合により粉末状のベースコートをベー
スとする多層コーティングMLが得られることは特別な利点であることが判明し
た。
通常使用されるスチール製反応器中に完全脱塩水52.563質量部を装入し、
かつ90℃に加熱した。第一の供給容器中にアクリル酸10.182質量部、メ
チルメタクリレート18.345質量部およびジフェニルエチレン1.493質
量部を装入した。第二の供給容器中に25パーセントのアンモニア溶液9.91
4質量部を装入した。第三の供給容器中に完全脱塩水5.25質量部およびペル
オキソ二硫酸アンモニウム2.253質量部を装入した。スチール反応器中の装
入物を強力に攪拌しながら、3つの供給流を同時に開始した。第一および第二の
供給流を1時間以内に計量供給した。第三の供給流を1.25時間以内に計量供
給した。得られる反応混合物を90℃で4時間保持し、かつ引き続き40℃以下
に冷却し、かつ100μm−GAF−バッグにより濾別した。得られる分散液は
、固体含有率32〜34質量%(1時間、130℃)および遊離モノマーの含有
率0.2質量%未満(ガスクロマトグラフィーにより測定)を有していた。
通常使用されるスチール製反応器中に完全脱塩水51.617質量部および製造
例1による分散液9.907質量部を装入し、かつ撹拌下で90℃に加熱した。
その後、供給容器から6時間以内に、n−ブチルメタクリレート9.856質量
部、スチレン7.884質量部、ヒドロキシエチルメタクリレート12.661
質量部およびエチルヘキシルメタクリレート8.885質量部からなる混合物を
供給した。得られる反応混合物を90℃で2時間攪拌した。引き続き得られる分
散液を40℃以下に冷却し、かつ50μm−GAF−バッグにより濾別した。分
散液(A)は、固体含有率41〜42質量%(1時間、130℃)および遊離モ
ノマーの含有率0.2質量%未満(ガスクロマトグラフィーにより測定)を有し
ていた。
ミノ)トリアジンをベースとする市販の架橋剤(Cylink (R) 2000; CYTEC)
5質量部およびAgitan (R) 281 0.4質量部から本発明によるクリアコー
トを製造した。低粘度の混合物をウルトラツラックス(Ultraturrax)を用いて均
質化した。その後、粘度は剪断速度1.00s- 1および23℃で128mPa
sであった。
製造される電着コーティングおよび市販のサーフェイサーから製造されるサーフ
ェイサー層により塗装されているスチール製の通例かつ公知の試験パネルを使用
した。
ネルのサーフェイサー層上に塗布した。得られるクリアコート層を140℃で3
0分間焼き付けた。
欠陥および斑点(gel specks)を有していない。該コーティングは完全に架橋して
おり、かつ100以上のMEKの往復運動によっても損傷を受けないか、または
全く除去することができなかった。該クリアコーティングKLは、損傷を受ける
ことなく、Sun−Test(NEX 1500 Bエミッタを有するHeraeus社のSUN-Tes
t装置により実施)によるUV光下での240時間にわたる人工的な耐候試験に
耐えられた。
Claims (12)
- 【請求項1】 クリアコーティングKLおよび着色および/または効果を与
える多層コーティングMLを製造するために使用するクリアコートにおける、次
のもの: a)少なくとも1種のオレフィン性不飽和モノマーおよび b)オレフィン性不飽和モノマー(a)とは異なる、一般式I R1R2C=CR3R4 (I) [式中、基R1、R2、R3およびR4は、それぞれ相互に無関係に水素原子を
表すか、または置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキル
シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、シクロアルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアル
キル基を表し、ただしその際、変項R1、R2、R3およびR4の少なくとも2
つは置換もしくは非置換のアリール基、アリールアルキル基またはアリールシク
ロアルキル基、特に置換もしくは非置換のアリール基を表す]の少なくとも1種
のオレフィン性不飽和モノマー を、水性媒体中でラジカル重合することにより製造することができるコポリマー
(A)の使用。 - 【請求項2】 次のもの: A)バインダーとして、または複数のバインダーの1つとして、次のもの: a)少なくとも1種のオレフィン性不飽和モノマーおよび b)オレフィン性不飽和モノマー(a)とは異なる、一般式I R1R2C=CR3R4 (I) [式中、基R1、R2、R3およびR4は、それぞれ相互に無関係に水素原子を
表すか、または置換もしくは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルキル
シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、シクロアルキルアリール基、アリールアルキル基またはアリールシクロアル
キル基を表し、ただしその際、変項R1、R2、R3およびR4の少なくとも2
つは置換もしくは非置換のアリール基、アリールアルキル基またはアリールシク
ロアルキル基、特に置換もしくは非置換のアリール基を表す]の少なくとも1種
のオレフィン性不飽和モノマー を、水性媒体中でラジカル重合することにより製造することができる、少なくと
も1種のコポリマー;および B)成分(A)中の補足的な官能基(afg)と熱的な架橋反応を開始するこ
とができる官能基(bfg)を少なくとも2つ有する少なくとも1種の架橋剤 を含有するクリアコート。 - 【請求項3】 コポリマー(A)が、 (i)少なくとも1種のモノマー(a)および少なくとも1種のモノマー(b
)を水性媒体中でラジカル重合させ、その後、 (ii)得られる反応生成物をラジカル条件下で少なくとも1種の別のモノマ
ー(a)と反応させる ことにより得られる、請求項1に記載の使用および請求項2に記載のクリアコー
ト。 - 【請求項4】 化合物(B)のアリール基R1、R2、R3および/または
R4が、フェニル基またはナフチル基、特にフェニル基である、請求項1または
3に記載の使用および請求項2または3に記載のクリアコート。 - 【請求項5】 化合物(b)の基R1、R2、R3および/またはR4中の
置換基が、電子吸引性もしくは電子供与性の原子もしくは有機基、特にハロゲン
原子、ニトリル基、ニトロ基、部分的もしくは完全にハロゲン化されたアルキル
基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基
、アリール基、アルキルアリール基、シクロアルキルアリール基、アリールアル
キル基およびアリールシクロアルキル基;アリールオキシ基、アルキルオキシ基
およびシクロアルキルオキシ基;アリールチオ基、アルキルチオ基およびシクロ
アルキルチオ基;ヒドロキシル基および/または第一級、第二級および/または
第三級アミノ基である、請求項1、3または4に記載の使用および請求項2から
4までのいずれか1項に記載のクリアコート。 - 【請求項6】 モノマー(a)として、 a1)実質的に酸基不含の(メタ)アクリル酸エステル; a2)分子あたり少なくとも1個のヒドロキシル基、アミノ基、アルコキシメ
チルアミノ基またはイミノ基を有し、かつ実質的に酸基不含のモノマー; a3)分子あたり少なくとも1個の、相応する酸アニオン基に変換することが
できる酸基を有するモノマー; a4)分子中に5〜18個の炭素原子を有し、α−位で分岐したモノカルボン
酸のビニルエステル; a5)アクリル酸および/またはメタクリル酸と、分子あたり5〜18個の炭
素原子を有し、α−位で分岐したモノカルボン酸のグリシジルエステルとの反応
生成物; a6)環式および/または非環式オレフィン; a7)(メタ)アクリル酸アミド; a8)エポキシド基を有するモノマー; a9)ビニル芳香族の炭化水素; a10)ニトリル; a11)ビニル化合物、特にビニル−および/またはビニリデン二ハロゲン化
物、N−ビニルピロリドン、ビニルエーテルおよび/またはビニルエステル; a12)アリル化合物、特にアリルエーテルおよびアリルエステル; a13)数平均分子量Mn1000〜40000および分子あたり平均して0
.5〜2.5のエチレン性不飽和二重結合を有するポリシロキサンマクロモノマ
ー;および/または a14)ヒドロキシ官能性シランとエピクロロヒドリンとの反応および引き続
き該反応生成物と(メタ)アクリル酸および/または(メタ)アクリル酸のヒド
ロキシアルキルエステルおよび/またはシクロアルキルエステル(モノマーa2
)との反応により製造することができるアクリルオキシシラン含有のビニルモノ
マー、 を使用する、請求項1または3から5までのいずれか1項に記載の使用および請
求項2から5までのいずれか1項に記載のクリアコート。 - 【請求項7】 クリアコートが次の成分: A)コポリマー(A)とは異なる、架橋剤(B)中の補足的な官能基(bfg
)により熱的な架橋反応を開始することができる、少なくとも1つの官能基(a
fg)を有する少なくとも1種のバインダー; C)化学線により架橋可能な、少なくとも1種の成分; D)少なくとも1種の光開始剤; E)少なくとも1種の熱架橋の開始剤; F)化学線により、および/または熱により硬化可能な、少なくとも1種の反
応性希釈剤; G)少なくとも1種の塗料添加剤および/または; H)少なくとも1種の有機溶剤 の少なくとも1種を含有する、請求項1または3から6までのいずれか1項に記
載の使用および請求項2から6までのいずれか1項に記載のクリアコート。 - 【請求項8】 請求項2から7までのいずれか1項に記載のクリアコートか
ら製造することができる、プライマー被覆した支持体もしくはプライマー被覆し
ていない支持体上のクリアコーティングKL。 - 【請求項9】 (I)支持体上へのベースコートの塗布によるベースコート
層の製造、 (II)該ベースコート層の乾燥、 (III)ベースコート層上へのクリアコートの塗布によるクリアコート層の
製造、 (IV)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これによりベース
コーティングBLおよびクリアコーティングKLが得られる、 または (I)支持体上へのサーフェイサーの塗布によるサーフェイサーコート層の製
造、 (II)サーフェイサーコート層の硬化、これによりサーフェイサー層FLが
得られる、 (III)サーフェイサー層FL上へのベースコートの塗布によるベースコー
ト層の製造、 (IV)ベースコート層の乾燥、 (V)ベースコート層上へのクリアコートの塗布によるクリアコート層の製造
、 (VI)ベースコート層およびクリアコート層の同時硬化、これによりベース
コーティングBLおよびクリアコーティングKLが得られる ことにより、プライマー被覆した支持体またはプライマー被覆していない支持体
上での着色および/または効果を与える多層コーティングMLを製造する方法に
おいて、クリアコートとして請求項2から7までのいずれか1項記載のクリアコ
ートを使用することを特徴とする、多層コーティングMLの製造方法。 - 【請求項10】 以下のものを記載の順序: (1)着色および/または効果を与えるベースコーティングBLおよび (2)クリアコーティングKL または (1)機械的なエネルギーを吸収するサーフェイサー層FL、 (2)着色および/または効果を与えるベースコーティングBLおよび (3)クリアコーティングKL で上下に重ねて含有する、プライマー被覆した支持体またはプライマー被覆して
いない支持体のための、着色および/または効果を与える多層コーティングML
において、クリアコーティングKLを、請求項2から7までのいずれか1項記載
のクリアコートを用いて製造することを特徴とする、着色および/または効果を
与える多層コーティングML。 - 【請求項11】 自動車仕上げ塗装および自動車修理塗装、コイルコーティ
ングおよびコンテナコーティングを含む工業用の塗装、プラスチックの塗装およ
び家具の塗装のための請求項8に記載のクリアコーティングKL、請求項10に
記載の多層コーティングMLまたは請求項9に記載の方法の使用。 - 【請求項12】 請求項10に記載の多層コーティングML少なくとも1つ
、請求項9に記載の方法により製造した多層コーティングML少なくとも1つお
よび/または請求項8に記載のクリアコーティングKL少なくとも1つを有する
、プライマー被覆した支持体またはプライマー被覆していない支持体。
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