JP2003503988A - 無線通信デバイスにおける有効範囲のエッジ検出のシステムと方法 - Google Patents

無線通信デバイスにおける有効範囲のエッジ検出のシステムと方法

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JP2003503988A JP2001508194A JP2001508194A JP2003503988A JP 2003503988 A JP2003503988 A JP 2003503988A JP 2001508194 A JP2001508194 A JP 2001508194A JP 2001508194 A JP2001508194 A JP 2001508194A JP 2003503988 A JP2003503988 A JP 2003503988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信デバイスにおける有効範囲のエッジ検出のシステムと方法。 【解決手段】 デュアルモードあるいはデュアルバンドの自動車・携帯電話の性能を高める方法は、この自動車・携帯電話がCDMA無線ネットワークに最初に接続された後、この電話によって受信出力のレベルを監視すること(304)を含む。この出力レベルは、プリセットしきい値レベル(C)と比較される(304)。出力レベルが、2秒以上このしきい値レベル以下のままである場合(308、312)、デュアルモードあるいはデュアルバンドの電話は、この電話に記憶された好ましいローミングリストから引き出されたAMPSネットワークあるいは他のネットワークに切り換える。この出力レベルがしきい値以上である場合、この電話はアイドル状態(402)に移る。一旦アイドル状態であると、パイロット強度および受信信号強度指示の両方が監視される(404)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には無線通信デバイスに関し、より詳しくは、無線通信デバイ
ス用の第1の通信システムにおけるサービスのエッジを検出し、また、第2の通
信システムにおける有効範囲を得るシステムと方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラー電話などの無線通信デバイスは、従来の電話システムに取って代わる
又はこれに追加されるものとして広く使用されている。従来の電話の機能性に加
えて、無線通信デバイスは、携帯性という利点を提供し、したがって、実質的に
地球上のいかなる2つのロケーション間においても無線通信リンクを設立するこ
とをユーザに対して可能とする。
【0003】 無線通信デバイスは、各々が地理的な有効区域を有する有効範囲の領域すなわ
ちセルの内部で動作する。送信機と受信機は、各セルの中心に位置して、セルの
効果的な有効区域が隣接する区域とちょうど重なるように制御される。アナログ
無線通信デバイス用のセルとディジタル無線通信デバイス用のセルとは、同一地
域では共存し得ない。すなわち、所与の年は完全なアナログセルラー有効範囲と
完全なディジタルセルラー有効範囲を持つとしても、アナログとディジタルのセ
ル境界は通常異なる。
【0004】 一般的には、無線通信デバイスは、セルのエッジから遠い場合よりエッジに近
い場合の方が性能は低い。したがって、1つのセルから別のセルに移動する場合
、無線通信デバイスの性能は、第1のセルに近接するに連れて劣化し、このデバ
イスが第2のセルのエッジから離れるまでその性能は完全には戻らない。これは
、セルが、移動すべき第2のセルがない有効範囲区域のエッジにある場合には特
に重要である。この劣化は、1つのシステムの有効範囲区域のエッジが別のシス
テムの有効範囲区域の開始部分である場合には特に煩わしいものとなる。したが
って、無線通信デバイスがセルのエッジに近い、特に有効範囲区域のエッジに存
在する場合、その性能を向上させる必要があることは明らかである。本発明は、
以下の図面とそれに伴う説明から明らかなようにこの利点と他の利点とを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの態様では、モバイル電話の性能を向上させるシステムと方法を
提示する。この方法は、第1のサービスプロバイダシステムと通信するモバイル
電話の性能のレベルを監視するステップと、第1の性能レベルを第1のしきい値
レベルと比較するステップと、第1の性能レベルが第1の持続時間にわたって第
1のしきい値レベル未満である場合には、電話を第2のサービスプロバイダシス
テムに切り替えるステップと、を含む。
【0006】 本発明の別の態様では、モバイル電話がアイドルモードにある場合、第1の第
2の性能レベルが監視される。第1の性能レベルが第1のしきい値未満に落ちた
り第2の性能レベルが第2の性能レベル未満に落ちたりすると、タイマーが始動
する。第1の第2の性能レベルの双方がそれぞれのしきい値を越えると、タイマ
ーがリセットされるが、タイマーが事前設定された制限時間を超えて作動すると
、モバイル電話は別のサービスプロバイダシステムに切り替わる。モバイル電話
が二重モード電話又は二重帯域電話である場合、サービスプロバイダシステムを
切り替える際にモード又は帯域を切り替えることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、別の無線システムが利用可能である場合に、有効範囲のエッジに近
いところにある無線通信デバイスの性能を向上させる技法を提供する。米国を含
む成果の人工密集地のほとんどが、少なくとも1つのタイプの無線通信サービス
の有効範囲にある。このようなタイプのサービスの1つに、米国アナログ携帯電
話方式(AMPS)がある。AMPSは、アナログセルラー電話システムであり
、技術上良く周知である。これに加えて、1部の区域では、パーソナル通信サー
ビス(PCS)、ディジタルセルラー電話システム又は双方がある。ディジタル
セルラー電話システムの1つの形態が、符号分割多重アクセス方式(CDMA)
であり、これまた技術上良く周知である。
【0008】 無線通信デバイスの性能に影響する要因はいくつかあるが、それには、例えば
、セルラー式の基地局トランシーバシステム(BTS)からの距離、BTS送信
機出力、地理的考慮、建築物や他の反射性表面に対する接近度などがある。無線
通信デバイスがセル間を移動する際には、無線通信デバイスが現在居るセルのエ
ッジに近接するに連れて、性能は徐々に劣化し、一旦無線通信デバイスが隣接す
るセルのBTSとの通信を確立して、これらのセル間の境界から遠ざかって新た
に獲得されたセル中のBTSに近づくに連れて性能は増す。通信を1つ乗せるか
ら別のセルに切り替えるプロセスをハンドオフと呼ぶ。ハンドオフの多くのタイ
プ、例えば、ハードハンドオフやソフトハンドオフは技術上周知であり、ここで
は詳細に説明する必要はない。
【0009】 セル境界のロケーション次第では、無線通信デバイスが、現在AMPSを用い
ていれば卓越したサービスを受けられるAMPSセルの真っ只中に位置しながら
も、2つのCDMAセル同士間でハンドオフする(したがって、CDMAセルの
境界の近くにある間は品質が劣化する)ということがあり得る。
【0010】 偶然に、CDMAシステムが、順方向リンク(すなわち、BTSからモバイル
電話やセル電話などの無線通信バイスに送られるデータリンク)が逆方向リンク
(すなわち、無線通信デバイスからBTSに戻るデータリンク)より遙かに強い
場合にはリンクの不均衡が発生することがある。このような事態においては、た
とえモバイル電話が呼を送ったり受けたりするに十分なレベルで逆方向リンク上
でBTSと通信することが不可能である場合でも、無線通信デバイスが、CDM
A有効範囲が利用可能であることを示すBTSからのページングメッセージを受
信することがあり得る。これは、モバイル電話の操作者にとってはやっかいなこ
とに成りかねない。また、CDMAシステムとAMPSシステムの双方を操作す
るキャリヤには特にやっかいであるが、それは、モバイル電話が、良好なAMP
S有効範囲内にあるロケーションにあることがあり得るからである。CDMAシ
ステムだけを操作するキャリヤが、モバイル電話がいつでもCDMAシステムと
共にあることを所望するかもしれないが、一方、AMPSシステムとCDMAシ
ステム双方を操作するキャリヤは、モバイル電話が、現在のシステムでの性能が
劣化したらよりよいサービスに接続することを所望する。例えば、モバイル電話
は、CDMAシステムでは性能が不十分であるがAMPSシステムでは適切であ
るような場合にはCDMAからAMPSに切り替わる。本発明は、無線通信シス
テムに対して、それが弱小な有効間に区域にあることを判断して、その場合に、
他のシステムを試行してよりよいサービスを確立することを可能とする。
【0011】 本発明は、図1の機能ブロック図に図示するシステム100に実現されている
。システム100は、システムの動作を制御する中央処理装置(CPU)102
を含んでいる。リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリー(
RAM)とから成るメモリ104は、CPU102に命令とデータを提供する。
メモリ104の1部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を
含んでいる。
【0012】 一般的にはセルラー電話などの無線通信デバイスとして実現されるシステム1
00もまた、ハウジング106を含むが、このハウジングは、送信機108と受
信機110を含み、これによって、システム100とセルサイトコントローラや
BTSなどの遠隔ロケーション間でオーディオ通信などのデータの送信と受信を
可能としている(図2を参照)。送信機108と受信機110は一緒に組み合わ
せて、トランシーバ112としてもよい。アンテナ114は、ハウジング106
に取り付けられ、電気的にはトランシーバ112にカップリングされている。送
信機108、受信機110及びアンテナ114の動作は、技術上良く周知であり
、ここでは説明する必要はない。
【0013】 システム100はまた、信号検出器116を有し、これを用いて、トランシー
バ112が受信した信号のレベルを検出して計量する。信号検出器116は、総
エネルギ、疑似雑音(PN)チップ毎のパイロットエネルギ、出力スペクトル密
度などの信号及び他の信号を検出するが、これは技術上周知である。様々な指標
や値が、以下に詳述するように、システム100で使用される信号検出器116
によって計算される。
【0014】 タイマー118群が、パイロット強度プロセッサ120,パイロット受信出力
プロセッサ122及び総受信出力プロセッサ124と共に動作する。受信信号の
レベルを測定してこれらの信号を処理することによって、システム100は、無
線通信デバイスとそのBTS間における通信チャネルの品質を決定することが可
能である。
【0015】 パイロット強度プロセッサ120は、パイロット強度指標(Ec/Io)を信
号検出器116から受信する。信号検出器116は、PNチップ1つ当たりのパ
イロットエネルギに比(Ec)をトランシーバ112が受信した総出力スペクト
ル密度(ID)で除算する。技術上周知なように、総受信エネルギに対するパイ
ロットエネルギの比は「パイロット強度」と呼ばれる。これまた技術上周知なよ
うに、パイロット強度は、アクティブなセルと隣接セルの負荷状態によって異な
り、したがって、特定のセルにおけるトラフィック負荷の指標である。
【0016】 総受信出力プロセッサ124は、変数Rxを用いるが、これは、信号検出器1
16が検出して計量する。総受信出力(Rx)は、トランシーバ112で受信し
た全ての出力の尺度である。これには、熱雑音、他の呼者からの干渉、その特定
のトランシーバ112に送信されたパイロット信号などが含まれる。受信された
このエネルギの総量は、総受信出力を示す変数Rxにストアされる。
【0017】 パイロット受信出力プロセッサ122は、信号検出器116から受信信号強度
インジケータ(RSSI)を受信する。RSSIは、パイロット受信出力を示し
、また、例示の実施形態では、総受信出力(Rx)に(Ec/Io)を加算する
ことによって計算されることが技術上周知である。RSSIは、システム負荷と
は無関係であり、RSSIが変動することは、順方向リンク経路の損失が変化し
たことを示す。このような経路損失の変化は、以下に詳述するように、サービス
をいつ切り替えるかを決定する際には重要である。
【0018】 システム100の状態変更器126は、原稿の状態とトランシーバ112が受
信し信号検出器116が検出した追加の信号とに基づいて無線通信デバイスの状
態を制御する。この無線通信デバイスは、図3を参照して後で詳述するように、
多くの状態の内のどの状態においても動作可能である。
【0019】 システム100はまた、システム決定器128を含み、これを用いて、無線通
信デバイスを制御し、また、原稿のサービスプロバイダシステムが不適切である
と判断した場合に、この無線通信デバイスをどのサービスプロバイダシステムに
切り替えるべきであるか決定する。
【0020】 システム100の様々な構成部品が、バスシステム130によって一緒にカッ
プリングされているが、このバスシステム130は、データバスに加えて、出力
バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含むことがある。しかしながら
、分かりやすいように、これ様々なバスは図1ではバスシステム130と図示さ
れている。当業者には、図1の示すシステム100が特定の構成部品の一覧では
なく機能ブロック図であることが理解されよう。例えば、パイロット強度プロセ
ッサ120、パイロット受信出力プロセッサ122及び総受信出力プロセッサ1
24は、システム100中では互いに分離したブロックとして図示されているが
、実際には、ディジタル信号プロセッサ(DSP)などの1つの物理的な構成部
品として実現され得る。これらはまた、メモリ104中にプログラムコードとし
て常駐して、CPU102によって操作されるようにしてもよい。これと同じこ
とが、図1のシステム100中にリストアップされている他の構成部品にも当て
はまる。
【0021】 図1のシステム100中に示す構成部品の動作を、図2から5を参照して説明
する。図2に、無線通信セルの複数の境界を含む有効範囲図150を示す。図2
は一定の比率で縮小されているわけではなく、単に、有効範囲区域とこれら有効
範囲区域同士間の境界を図示することを意図するものである。図150には、隣
接するCDMAセル154と共通境界156を分かち持つ第1のCDMAセル1
52が図示されている。境界156はCDMAセル152とCDMAセル154
巻で直線として図示されているが、CDMAセル内の有効範囲区域は重なり合い
、また、境界156は多くの要因、例えば、地理的地形、建築物及び類似物によ
って異なることが良く理解されよう。本発明を理解しやすいように、図2中の境
界156は直線で図示されている。
【0022】 CDMAセル152は、CDMA BTS−1とラベル付けされたBTS16
2を含んでいる。BTS162は、CDMAセル152のほぼ中心に位置してい
る。CDMAセル154は、同様に、そのCDMAセル154のほぼ中心に位置
し、CDMA BTS―2トラベル付けされたBTS164を含んでいる。上述
したように、セル152と154の境界のそのそれぞれのBTSからの距離を決
定するの要因1部には、アンテナの形状及び方位、地形、反射性表面の有無並び
に気候などの環境的要因がある。
【0023】 AMPSセル158は、CDMAセル152及び154と不連続境界を有して
いるところが図示されている。セル152、154及び158のサイズは、実際
の相対的サイズや方位をしめすものではなく、ただ図示目的で示しただけである
。技術上周知なように、CDMAセルは、一般にはAMPSセルより小型である
が、これは、本発明の説明目的とは無関係であるが、それは、本発明はいかなる
サイズや方位でのセルでも動作するからである。
【0024】 AMPSセル158は、そのほぼ中心に、AMPS BTS―1トラベル付け
されたBTS168を含んでいる。AMPS BTS168は、CDMA BT
S162や164とは主として、送受信される周波数及び変調方式において異な
っている。AMPS BTS168は、第1の周波数群でアナログ信号を送受信
し、一方CDMA BTS162と164は、別の周波数群でディジタル信号を
送受信する。AMPSシステムとCDMAなどのディジタルシステム間のこれら
の相違や他の相違は、技術上周知であり、したがってここでは説明する必要はな
い。
【0025】 図2において、モバイルすなわちモバイル電話160などの無線通信デバイス
は、CDMAセル152内で自動車内で輸送されているところが図示されている
。モバイル電話160は、境界156に近づいている。上述したように、モバイ
ル電話160とBTS162間の無線通信の品質は、CDMAセル152のエッ
ジでは劣化する。CDMA技術には送信中での1部のデータ損失を補償する誤差
補正機能が含まれるが、サービスの品質が、通信不能状態になるまで劣化するこ
とがある。
【0026】 1部の市場においては、同じキャリヤ、例えばAT&T又はAmeritec
hが、CDMAシステムとAMPSシステムの双方を所与の地理的区域に対して
所有している。本来AMPSシステム用に生産されているほとんどのモバイル電
話は、CDMAシステムとは通信できないとはいえ、その逆が常に真実であると
は限らない。具体的に言うと、多くのモバイル電話がCDMAとAMPS BT
Sの双方と通信する事が可能である。これらの電話は、二重モード電話として知
られている。CDMAシステムは、2つの周波数帯域、すなわちセルラー帯域(
800MHz)とPCS帯域(1900MHz)で動作する。AMPSシステム
もまた、800MHz帯域で動作する。これまた800MHz帯域で動作するP
CS電話は、セルラーモードであってもAMPSモードであっても、二重帯域電
話として知られている。
【0027】 同じキャリヤがAMPSシステムとCDMAシステムの双方を同じ地理的区域
内で所有していると、このキャリヤは、どちらのシステム(AMPSかCDMA
か)上で電話が現在動作しているかとは無関係にモバイル電話160に最良の鎖
イービスを提供することを希望する。例えば、モバイル電話160がCVMAシ
ステムのエッジに近づいているとき、システム100はタイプとは無関係に最良
の利用可能システムを探索する。これは、モバイル電話160が品質とは無関係
に1つのシステム上に、これが唯一の利用可能システムであるからといってとど
まらなければならなかった以前のセル電話とは根本的な変化である。
【0028】 図2に示すように、モバイル電話160が境界156に近づいている。BTS
162からの接続品質が劣っているか又はBTS164との新たな接続を確立し
ているところであろう。しかしながら、AMPS BTS局168は、自身がモ
バイル電話160に近づいているとすれば、良好なレベルのサービスを提供でき
そうであることに注意されたい。不運にも、従来のセル電話は、システムが1つ
しか内限りその1つのシステムにとどまるように設計されている。この例では、
先行技術によるセル電話はCDMAシステムにとどまって、信号が以下に劣化使
用と無関係にBTS162及び164と通信している。以下に説明するように、
本発明の実施形態は、セルラー通信の品質が劣化したことを示す係数を測定する
事が可能であり、したがって、モバイル電話160の通信状態が劣化している場
合、別のセルラーシステムをキャリヤが指示するままに探索する。
【0029】 図3では、状態図200が、基地局210とモバイル電話160に対して互い
に異なった動作状態を示している。これらの状態は、技術上周知であり、簡単に
説明するだけにする。初期化状態222では、モバイル電話160は、パイロッ
トチャネルと同期チャネルを処理する状態212にある基地局210からパイロ
ット信号と同期信号を受信する。モバイル電話160は一旦初期化されると、ア
イドリング状態224に入る。モバイル電話160がアイドリング状態224に
ある間は、基地局210はページングチャネル処理状態214にあって、ページ
ングメッセージとオーバーヘッド情報をモバイル電話に送る。すなわち、モバイ
ル電話160は、基地局が送ったページングチャネルメッセージとオーバーヘッ
ド情報を監視する。モバイル電話160は、一旦電源投入されて初期化されると
、発呼又は着呼するのを待っている間はアイドリング状態224にとどまる。モ
バイル電話160は、発呼又は着呼すると、アイドリング状態224からシステ
ムアクセス状態226に変化する。システムアクセス状態226では、モバイル
電話160は、基地局210からのチャネルを要求する。基地局210は、これ
に反応して、アクセスチャネル処理状態216でチャネルをセットアップする。
一旦トラフィックチャネルが基地局210とモバイル電話160間でセットアッ
プされると、モバイル電話はトラフィックチャネル状態228に入り、一方、基
地局210はトラフィックチャネル処理状態218に入る。これらの状態にある
間は、モバイル電話160は、基地局210との間で音声データなどのデータを
送受信している。
【0030】 本発明の実施形態は、モバイル電話160中で維持される2つの主要システム
を指向するものである。図4と関連文書を参照して説明する第1の実施形態では
、モバイル電話160は、単にサービスプロバイダシステムに入る。この現象は
、モバイル電話160が最初にオンされる、すなわち最初にBTSと通信するこ
とを試行する場合に発生し得ることである。モバイル電話160は、最初に自身
がセル電話によって満足すべきレベルの性能を得るに十分な総出力を受信してい
るかどうか判断する。そうであれば、モバイル電話160は、アイドリング状態
224に入ってさらに監視する。十分な総出力がモバイル電話160に達してい
ない場合、最初のサービスプロバイダシステムからイグジットして、より良好な
サービスプロバイダシステムを発見する。第2の実施形態では、モバイル電話1
60は、アイドリング状態にある間は、パイロット強度(Ec/Io)とパイロ
ット受信出力(RSSI)を監視して、その双方がそのそれぞれの所定のしきい
値未満であるかどうか判断する。これらレベルの双方があまり長い間それぞれの
しきい値未満である場合、モバイル電話160は別のサービスプロバイダシステ
ムを探索する。この第2の実施形態を、図5と関連文書を参照して説明する。
【0031】 モバイル電話160が初期化状態222(図3を参照)にある間に、図4のフ
ローチャート300を実行する。フローチャート300の最初のステップは、初
期獲得ステップ302である。モバイル電話160は、自身がCDMAサービス
プロバイダシステムを獲得したばかりであれば、例えば、自身がオンされたり、
リセットされたり、又は別のサービス尾プロバイダシステムから変化したばかり
であれば、初期獲得ステップ302にある。初期獲得ステップ302では、モバ
イル電話160は、主として、送受信出力(Rx)がどれほど存在するか知るこ
とに興味がある。この情報を、総受信出力プロセッサ124を用いて判断する(
図1を参照)。
【0032】 モバイル電話160は、初期獲得ステップ302でCDMAサービスプロバイ
ダシステムを獲得すると、送受信出力Rxをしきい値Cと比較ステップ304で
比較する。この比較は、図1の送受信出力プロセッサ124によって実行される
。例示の実施形態では、送受信出力はdBm単位で測定されるが、CDMA信号
、雑音及び干渉を含んでいる。CDMA信号とは、基地局210(図3を参照)
から特定のモバイル電話160に出力される信号のことである。干渉とは、トラ
ンシーバ112(図1を参照)によって受信されるいずれかの基地局210又は
いずれかの他のモバイル電話160から送信されて信号検出器116によって計
量される信号の合計のことである。雑音とは、トランシーバ112で検出される
他のすべての信号のことであり、電磁スペクトルにおける環境雑音及び/又は分
断を含むことがある。
【0033】 図4の比較304において、総受信出力プロセッサ124は、総受信出力Rx
が、しきい値C未満であるかどうかを決定する。しきい値Cは、あらゆる適当な
ボリュームでよく、そして、例として、CDMA PCSのために‐103dB
mおよびCDMAセルラーシステムのために‐107dBmで設定される。総受
信出力プロセッサ124は、RxがCを超えていると決定する場合。比較304
からのアウトプットは、NOであり、そして、システム100は、ステップ30
6に進み、タイマtlが抑止される。タイマtlは、図1のタイマ118内に位
置されている。比較304における受信出力が、初期段階においてCを超えるこ
の特例において、タイマtlは、始動しない。タイマtlが作動しているかどう
かにかかわらず、タイマtlが、ステップ306において抑止されると、システ
ム100は、図5に示される初期のステップ350に進む。
【0034】 比較304に戻って、総受信出力Rxが、C未満である場合、比較304の結
果は、YESであり、そして、システム100は、決定308に入る。決定30
8において、クエリは、タイマtlが予め始動されたかどうかを決定するために
、図1のタイマ118に送られる。タイマtlが、既に始動されていない場合、
それは、次に、直ちにステップ310に始動され、そして、システム100は、
比較304にループバックし、そこで、総受信出力Rxは、再度、しきい値Cと
対照してチェックされる。
【0035】 このタイムによって、総受信出力Rxが、しきい値C以上である場合、システ
ム100は、上述のように、NO応答で比較304から出る。とはいえ、総受信
出力Rxが、比較304においてしきい値C以下である場合、システム100は
、再度、決定308に入る。タイマtlが、既に作動しているので、システム1
00は、タイマtlが決定312において終了したかどうかを見るためにチェッ
クする。例示的な実施形態において、タイマtlは、始動後2秒で終了する。タ
イマtlが、まだ終了してない場合、決定312の結果は、NOであり、そして
、システム100は、比較304にループバックし、そこで、総受信出力Rxは
、再度、しきい値に対照してチェックされる。
【0036】 フローチャート300のアートオバービューについて、モバイル電話160は
、初期獲得状態302に入ると、総受信出力プロセッサ124は、総受信出力R
xの信号を評価する。タイマtlのタイム周期内のあらゆるタイム(たとえば、
2秒)で、総受信出力Rxは、しきい値C以上に達する場合、システム100は
、図5に示されるステップ350に入る。とはいえ、総受信出力Rxが、2秒以
上、しきい値C以下である場合、システム100は、下記に記述されるステップ
314から出る。
【0037】 ステップ314において、システム100は、モバイル電話360を減税のサ
ービスプロバイダシステムを放棄させ、より良いものに接続しようとする。
【0038】 このシステムの決定は、図1のシステム決定器128によって行われる。この
システム決定は、多数の方法で行われることが可能である。たとえば、例示的な
実施形態において、好ましいサービスプロバイダシステムのリストは、好ましい
ローミングリスト(図示せず)に保持されている。好ましいローミングリストは
、異なる国の部分において使用される周波数およびバンドのリストである。電話
製造業者は、周波数テーブル内のデフォルト周波数を含む、総称の好ましいロー
ミングリストを有するシステム決定器を当初プログラムする。モバイル電話16
0が、需要者によって購入されるとき、モバイル電話160を使用するキャリア
は、キャリアのために好ましいローミングリストをプログラムすることができる
。たとえば、キャリアは、最初に、彼ら自身のサービスプロバイダシステムとコ
ンタクトするように、好ましいローミングリストをプログラムし、次に、かれら
がコンタクトを有するすべてのサービスプロバイダシステムとコンタクトし、そ
して、あらゆる使用可能なサービスプロバイダシステムを試みる。別の方法とし
て、キャリアは、あらゆるAMPSサービスプロバイダシステムにスイッチング
する前に、CDMAサービスプロバイダシステムのすべてを試みるために、好ま
しいローミングリストをプログラムすることができる。モバイル電話160から
行われる緊急コールは、キャリアの選好にかかわらず、使用可能な最良のサービ
スプロバイダシステムに同調する。
【0039】 1つの実施形態において、好ましいローミングリスト(図示せず)は、最大3
0あるいは40のサービスプロバイダシステムを含むすることが可能である。別
の実施形態において、システム100のシステム決定器128は、基地局210
から受信されるデータ信号を使用する更新された好ましいローミングリストを受
信することが可能である。上述のプログラミングオプションと異なって、この新
しい好ましいローミングデータは、モバイル電話160が初期化されるたびに、
基地局210から送られる必要がある。さらに別の実施形態において、モバイル
電話160は、技術上周知のように、最も最近使用されたサービスプロバイダシ
ステムの1つを決定するために、最も最近使用された(MRU)リストを使用す
ることが可能である。
【0040】 図5は、本発明の別の実施形態を図示するフローチャートを示している。モバ
イル電話16は、総受信出力Rxがしきい値C(図4を参照)を超えることを確
立した後、システム100は、ステップ350において開始する。ステップ35
0から、モバイル電話160は、図3に示され、そして、図3を参照として記述
されるように、アイドル状態224に入る。技術上周知のように、アイドル状態
224において、基地局210が、ページングおよびオバーヘッドメッセージを
モバイル電話160に送る。ステップ402は、モバイル電話160がアイドル
状態224にあることを図示している。比較404において、移動電話160は
、1つ以上の予め定められたコンディションのための信号レベルをモニタする。
モバイル電話160が比較404において決定する第1のコンシションは、CD
MAパイロット強度(Ec/Io)がしきい値A未満であるかどうかである。モ
バイル電話160がチェックする第2のコンディションは、パイロット受信出力
(RSSI)が第2のしきい値B未満であるかどうかである。
【0041】 モバイル電話160は、特定のセルで作動する間、すべてのたいむのパイロッ
トチャネルの強度をモニタする。図1のパイロット強度プロセッサ120は、比
較404内で計算を行う。上記に説明したように、パイロット強度(Ec/Io
)は、所定のセル内で最近アクティブであるセル電話160の数に基づく。すな
わち、所定のセル内でアクティブであるセル電話160の数が増加するとき、パ
イロットの強度Ec/Ioは、減少する。
【0042】 ステップ404において測定される別のコンディションは、パイロット受信出
力RSSIが、第2のしきい値B未満であるかどうかである。RSSIが、多数
のセル電話160が所定のセルにおいてアクティブである方法に関係ないという
リコールする。RSSIにおける変化が、基地局210から特定のモバイル電話
160にフォワードリンクにおけるパス損失変化を表示する。
【0043】 比較404において考慮されるコンディションは、AND句によって結合され
る2つの独立した測定から構成されることに留意すること。コンディションのい
ずれかが、ポジティブな結果を生ずる場合(すなわち、パイロット強度Ec/I
oがしきい値Aに達するか、あるいは、超える場合、または、RSSIが、しき
い値Bに達するか、あるいは、超える場合)、比較404の結果は、NOである
。ステップ406におけるイベントにおいて、図1のタイマ118によって制御
されるタイマt2は、抑制され、そして、リセとされる。システム100は、次
に、状態402および比較404に戻り、そこで、パイロット強度(EC/Io
)およびRSSIが再度測定される。とはいえ、パイロット強度(Ec/Io)
およびRSSIの両方が、それらのそれぞれのしきい値以下である場合、比較4
04の結果は、YESである。このイベントにおいて、システム100は、決定
408に移動する。
【0044】 決定408において、システム100は、タイマt2がタイマ118と連絡す
ることによって作動される。タイマt2が、作動しない場合、システム100は
、ステップ410に進み、そして、図1のタイマ118におけるタイマt2を始
動する。システム100は、次に、比較404に戻り、そこで、コンディション
が再度もう一度チェックされる。
【0045】 タイマt2が始動している場合、決定408の結果は、YESであり、そして
、決定412において、システム100は、タイマt2が終了しているかどうか
を決定する。対場t2が終了していない場合、決定412の結果は、NOであり
、そして、システム100は、比較404に戻り、そこで、コンディションは、
再度もう一度チェックされる。例示的な実施形態において、タイマt2は、それ
が始動後8秒で終了するように設定される。
【0046】 タイマt2のオペレーションは、タイマt2のオペレーション(図4を参照)
と同じである。とはいえ、タイマt2とタイマt1との主な相違は、アイドル状
態である(すなわち、フローチャート400を実行する)モバイル電話160は
、時々スリープすることである。スリープするとき、フローチャート400は、
その現在のポジションを維持する(すなわち、フローチャート400は、それが
スリープ状態に入るとき、実行するステップがどのようであれ、中止し、そして
、ウエイクアップすると、再開する)。同じことが、モバイル電話160がスリ
ープしている間、時々中止されるという点でタイマt2に適用される。別の方法
に示されるように、モバイル電話160がスリープするとき、タイマt2はそう
である。モバイル電話160が構成されるとき、それは、結局、下記に示される
ように、比較404か、あるいは、ステップ414かのいずれかに戻って進む。
システム100が、比較404に戻る場合、パイロット強度(Ec/Io)およ
びRSSIは、再度それらが、しきい値AおよびBをそれぞれ超えるかどうかを
見るために評価される。決定404の両方のコンディションがタイマt2の期間
満たされる場合、システム100は、YESとして決定412から出て、そして
、新しいサービスプロバイダシステムをもたらすように企てる。すなわち、パイ
ロット強度およびRSSIが、タイマt2の総タイム周期(たとえば、8秒)の
間、両方ともしきい値AおよびB未満である場合、システム100は、YESと
して決定412から出て、そして、ステップ114においてより望ましいサービ
スプロバイダシステムをもたらすように企てる。
【0047】 ステップ414は、図4に示され、そして、図4を参照として記述されるよう
に、ステップ314を超える改良点である。ステップ414において、電話は、
あるBTS210によって伝送されるオーバーヘッドメッセージからそのエリア
に入手可能なシステムの正しいリストを得ることが可能である。このBTSは、
アイドルオペレーションの間リストするBTSである。これは、非常に多くのシ
ステムのための識別子を含むことが可能であり、そして、そのために、継ぎの好
ましいシステムを見出す前に長時間かかる、ローミングリストにカウントするよ
りも良い。
【0048】 本発明の様々な実施形態および利点が、前述の説明において述べられてきたが
、上記の開示は、単なる例示的なものであり、そして、変更が詳細に行われるこ
とができるが、発明者の幅広い原理内に留まるものであることは明らかである。
たとえば、ビットエラーレート(BER)などの他の量的な測定が、受信信号の
量を決定するのに使用されることが可能である。さらに、ここに示されるタイム
周期は、異なるシステムおよび異なる測定基準に適応させるために容易に変更さ
れることが可能である。たとえば、システム100は、デジタルシステムにおい
て信号量を測定するとき、タイム周期の1つの設定、そして、AMPSシステム
において信号量を測定するとき1組のタイム周期を使用することが可能である。
その結果、本発明は、添付の請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による無線通信デバイスの例示実施形態の機能ブロック図である。
【図2】 無線通信システムの代表的な有効範囲図である。
【図3】 無線通信デバイスと無線通信デバイス用の基地局との様々な状態を示すフロー
チャートである。
【図4】 本発明の実施形態の論理フローを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の別の実施形態の論理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 … システム 102 … 中央処理装置(CPU) 104 … メモリ 106 … ハウジング 108 … 送信機 110 … 受信機 112 … トランシーバ 114 … アンテナ 116 … 信号検出器 118 … タイマ 120 … パイロット強度プロセッサ 122 … パイロット受信出力プロセッサ 124 … 総受信出力プロセッサ 126 … 状態変更器 128 … システム決定器 130 … バスシステム 152、153、154 … CDMAセル 156 … 境界 158 … AMPSセル 160 … モバイル電話 162、164、168 … BTS 210…基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ヒューズ、ロビン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ、ブラクスタッ ド・コート 7133 (72)発明者 ウスマニ、ファールクー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ、サンタ・アーミ ンタ 8012 (72)発明者 アーサン、サイード・エヌ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ、ナンバー23、フ ランダース・ドライブ 8272 Fターム(参考) 5K067 AA23 BB03 BB04 CC10 DD25 DD44 EE04 EE10 EE16 FF05 GG01 GG11 HH22 LL11 【要約の続き】

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上のサービスプロバイダシステムを有する無線通信シ
    ステムにおいて、自動車・携帯電話の性能を高める方法であって、 第1のサービスプロバイダシステムとの確立された通信がある前記自動車・携
    帯電話の性能レベルを監視し、第1の性能レベルを決定し、 前記第1の性能レベルを第1のしきい値レベルと比較し、 前記第1の性能レベルが選択された持続時間前記第1のしきい値レベル以下の
    ままである場合、第2のサービスプロバイダシステムを選択し、かつ前記自動車
    ・携帯電話を前記第1のサービスプロバイダシステムを前記第2のサービスプロ
    バイダシステムに切り換えることとを備える自動車・携帯電話の性能を高める方
    法。
  2. 【請求項2】 前記監視が、前記自動車・携帯電話の初期化段階中に開始さ
    れる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のサービスプロバイダシステムが、前記自動車・携
    帯電話にプログラムされる交替のサービスプロバイダのリストから選択される請
    求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記切り換えが、 前記自動車・携帯電話を前記第1のサービスプロバイダシステムから切り離し
    、 前記交替のサービスプロバイダのリストから引き出された周波数で作動する前
    記第2のサービスプロバイダネットワークに接続することとを備える請求項3の
    方法。
  5. 【請求項5】 監視された前記性能が、前記自動車・携帯電話によって総受
    信出力である請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のサービスプロバイダシステムが、CDMAディジ
    タルセルラネットワークあるいはPCSネットワークであり、かつ前記第2のサ
    ービスプロバイダシステムがAMPSセルラネットワークである請求項1の方法
  7. 【請求項7】 前記自動車・携帯電話が、デュアルモード無線電話あるいは
    デュアルバンド無線電話である請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のサービスプロバイダシステムおよび前記第2のサ
    ービスプロバイダシステムが同じ通信事業者によって所有される請求項7の方法
  9. 【請求項9】 2つ以上のサービスプロバイダシステムを有する無線通信シ
    ステムにおいて、自動車・携帯電話の性能を高める方法であって、 第1のサービスプロバイダシステムと通信する前記自動車・携帯電話がアイド
    ルモードである場合、第1の性能レベルおよび第2の性能レベルを監視し、 前記第1の性能レベルが第1のしきい値以下に低下し、かつ前記第2の性能レ
    ベルが第2のしきい値以下に低下する場合、タイマを始動し、 前記タイマが作動している間、前記第1あるいは第2のいずれかの性能レベル
    がそのそれぞれのしきい値を超える場合、前記タイマをリセットし、かつ前記第
    1および第2の性能レベルを監視し続け、 前記タイマが所定の持続時間を超える場合、前記自動車・携帯電話を前記第1
    のサービスプロバイダシステムから第2のサービスプロバイダシステムに切り換
    えることとを備える自動車・携帯電話の性能を高める方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の性能レベルが、パイロット強度である請求項9
    の無線通信システム。
  11. 【請求項11】 前記第2の性能レベルが受信信号強度指示である請求項9
    の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2のサービスプロバイダシステムの両方
    が、CDMAディジタルサービスプロバイダシステムである請求項9の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のサービスプロバイダシステムがCDMAディジ
    タルサービスプロバイダシステムであり、かつ前記第2のサービスプロバイダシ
    ステムがAMPSセルラサービスプロバイダシステムである請求項9の方法。
  14. 【請求項14】 前記切り換えが、 周波数を交替のサービスプロバイダシステムのリストから引き出し、 前記自動車・携帯電話を前記第1のサービスプロバイダシステムから切り離し
    、 前記自動車・携帯電話を前記交替のサービスプロバイダシステムのリストから
    引き出された前記周波数で作動する前記第2のサービスプロバイダシステムに接
    続することとを含む請求項9の方法。
  15. 【請求項15】 前記交替のサービスプロバイダシステムのリストが前記自
    動車・携帯電話内に記憶される請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 無線電話であって、 前記電話が第1のサービスプロバイダシステムに接続した後、通信信号の第1
    の性能レベルを受信し、かつ測定するように構成された信号検出器と、 前記第1の性能レベルを第1のしきい値レベルと比較するように構成された信
    号比較器と、 前記第1の性能レベルが前記第1のしきい値レベル以下である場合、始動し、
    始動した後予め選択された時間に終了するタイマと、 前記タイマが終了する時に接続する前記無線電話りための第2のサービスプロ
    バイダシステムを決定するように構成されるシステム決定器とを備えている無線
    電話。
  17. 【請求項17】 前記信号検出器が、前記無線電話によって総受信出力を検
    出する請求項16の無線電話。
  18. 【請求項18】 前記第1のサービスプロバイダシステムがCDMAディジ
    タルサービスプロバイダシステムであり、かつ前記信号比較器によって使用され
    る前記第1のしきい値レベルが、セルラに対して−107dBmであり、かつP
    CSに対して−105dBmである請求項16の無線電話。
  19. 【請求項19】 前記タイマが、始動した後2秒で終了する請求項16の無
    線電話。
  20. 【請求項20】 さらに、複数の可能なサービスプロバイダシステムの作動
    周波数を含む好ましいローミングリストを備え、前記システム決定器が、前記第
    2のサービスプロバイダシステムの作動周波数を前記好ましいローミングリスト
    から選択し、かつ前記無線電話を前記第1のサービスプロバイダシステムから切
    り離し、かつ前記無線電話を前記好ましいローミングリストから選択された前記
    周波数で作動する前記第2のサービスプロバイダシステムに接続する請求項16
    の無線電話。
  21. 【請求項21】 無線の好ましいローミングリストが前記無線電話内に記憶
    される請求項20の無線電話。
  22. 【請求項22】 前記無線電話が、デュアルモード電話あるいはデュアルバ
    ンド電話である請求項16の無線電話。
  23. 【請求項23】 さらに、 通信信号の第2の性能レベルを受信し、かつ測定するように構成された第2の
    信号検出器と、 前記第2の性能レベルを第2のしきい値レベルと比較するように構成された第
    2の信号比較器とを備え、 前記第1の性能レベルが前記第1のしきい値レベル以下である場合および前記
    第2の性能レベルが前記第2のしきい値レベル以下である場合の両方の場合、前
    記タイマが始動する請求項16の無線電話。
  24. 【請求項24】 前記信号検出器がパイロット強度を測定する請求項16の
    無線電話。
  25. 【請求項25】 前記第2の信号検出器がパイロット受信出力を測定する請
    求項16の無線電話。
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