JP2003503023A - 新規カルパインおよびその使用 - Google Patents
新規カルパインおよびその使用Info
- Publication number
- JP2003503023A JP2003503023A JP2001505676A JP2001505676A JP2003503023A JP 2003503023 A JP2003503023 A JP 2003503023A JP 2001505676 A JP2001505676 A JP 2001505676A JP 2001505676 A JP2001505676 A JP 2001505676A JP 2003503023 A JP2003503023 A JP 2003503023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calpain
- capn11
- human
- compound
- enzymatic activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- C12N9/50—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
- C12N9/64—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
- C12N9/6421—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
- C12N9/6472—Cysteine endopeptidases (3.4.22)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/55—Protease inhibitors
- A61K38/57—Protease inhibitors from animals; from humans
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
- A61P15/08—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives for gonadal disorders or for enhancing fertility, e.g. inducers of ovulation or of spermatogenesis
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Reproductive Health (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Gynecology & Obstetrics (AREA)
- Pregnancy & Childbirth (AREA)
- Immunology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
新規カルパインおよびその使用。
Description
【0001】
本発明は、新規の哺乳類カルパイン CAPN11、その合成方法およびその
使用に関する。
使用に関する。
【0002】
カルパインは、関連するタンパク質のスーパーファミリーであり、これらのい
くつかはカルシウム依存性システインプロテアーゼとして作用することが証明さ
れている。8個の異なるカルパインが、哺乳類において同定されている。
くつかはカルシウム依存性システインプロテアーゼとして作用することが証明さ
れている。8個の異なるカルパインが、哺乳類において同定されている。
【0003】
カルパインは、細胞内カルシウム依存性システインプロテアーゼのファミリー
を形成する。哺乳類カルパインのホモログ数の増加が明らかにされ、かつ、それ
ぞれのメンバーは、物理的構造および予測される性質に基づいて、4個のクラス
に分類することができる。クラスAの“古典的カルパイン”であるCAPN1、
CAPN2、CAPN3(p94);CAPN8(nCL−2)およびCAPN
9(nCL−4)のすべては、プロテアーゼ活性を有し、かつCa2+依存性で
あると考えられる。これらは、可変の大きさ(80kDa)のサブユニットおよ
び不変の小サブユニット(30kDa)から成る。クラスBおよびDのカルパイ
ン、CAPN5(6,15)およびCAPN7(8)は、プロテアーゼ活性を有
するが、しかしながら、おそらくはCa2+−非依存性であると考えられ;クラ
スCのカルパイン、CAPN6は、おそらくはプロテアーゼ活性ではないと考え
られている。また、カルパインは、これらの発現パターンに基づくカテゴリーに
分類することができ、その際、CAPN3、CAPN6、CAPN8およびCA
PN9はいくつかの組織特異性を示す。多くの生理学的過程および病理学的状態
と関連しているが、カルパインの機能はよく知られていない(参考文献17に記
載)。その機能および進化の歴史を明かにするために、カルパインファミリーの
それぞれの完全なスペクトルを明かにすることが必要である。
を形成する。哺乳類カルパインのホモログ数の増加が明らかにされ、かつ、それ
ぞれのメンバーは、物理的構造および予測される性質に基づいて、4個のクラス
に分類することができる。クラスAの“古典的カルパイン”であるCAPN1、
CAPN2、CAPN3(p94);CAPN8(nCL−2)およびCAPN
9(nCL−4)のすべては、プロテアーゼ活性を有し、かつCa2+依存性で
あると考えられる。これらは、可変の大きさ(80kDa)のサブユニットおよ
び不変の小サブユニット(30kDa)から成る。クラスBおよびDのカルパイ
ン、CAPN5(6,15)およびCAPN7(8)は、プロテアーゼ活性を有
するが、しかしながら、おそらくはCa2+−非依存性であると考えられ;クラ
スCのカルパイン、CAPN6は、おそらくはプロテアーゼ活性ではないと考え
られている。また、カルパインは、これらの発現パターンに基づくカテゴリーに
分類することができ、その際、CAPN3、CAPN6、CAPN8およびCA
PN9はいくつかの組織特異性を示す。多くの生理学的過程および病理学的状態
と関連しているが、カルパインの機能はよく知られていない(参考文献17に記
載)。その機能および進化の歴史を明かにするために、カルパインファミリーの
それぞれの完全なスペクトルを明かにすることが必要である。
【0004】
本発明は、配列番号2に開示されたアミノ酸配列を有する新規ポリペプチドC
APN11に関する。
APN11に関する。
【0005】
新規カルパインタンパク質CAPN11は、潜在的なプロテアーゼドメインお
よびカルシウム結合ドメインを含む典型的なカルパインの特性を有する。これは
、かなり制限された組織分布を示し、かつ、主に精巣で発現する。放射線ハイブ
リッドマッピング(radiation hydrid mapping)の方法によって、遺伝子は、p
12とされる領域中で第6染色体に配置付けされた。系統発生学的分析は、哺乳
類のCAPN11が、CAPN1とCAPN2に対して最も密接に関連している
ことを示す。
よびカルシウム結合ドメインを含む典型的なカルパインの特性を有する。これは
、かなり制限された組織分布を示し、かつ、主に精巣で発現する。放射線ハイブ
リッドマッピング(radiation hydrid mapping)の方法によって、遺伝子は、p
12とされる領域中で第6染色体に配置付けされた。系統発生学的分析は、哺乳
類のCAPN11が、CAPN1とCAPN2に対して最も密接に関連している
ことを示す。
【0006】
しかしながら、予測されるCAPN11配列は、入手可能なカルパイン配列中
で、ニワトリカルパインμ/mと最も多くのホモログを有する。したがって、C
APN11は、ヒトμ/mカルパインのオーソロガス遺伝子(ortholog)であっ
てもよい。この新規カルパインの発見は、プロテアーゼ活性、カルシウム依存性
および組織発現に基づいて識別することができる、カルパインファミリー構成の
複雑性を際だたせるものである。
で、ニワトリカルパインμ/mと最も多くのホモログを有する。したがって、C
APN11は、ヒトμ/mカルパインのオーソロガス遺伝子(ortholog)であっ
てもよい。この新規カルパインの発見は、プロテアーゼ活性、カルシウム依存性
および組織発現に基づいて識別することができる、カルパインファミリー構成の
複雑性を際だたせるものである。
【0007】
CAPN11遺伝子のcDNAヌクレオチド配列は、2338個のヌクレオチ
ドを有する(配列番号1)。cDNA配列は、フランキングプライマー(flanki
ng primers)法による、ヒト精巣cDNAからの完全な予測されるコード領域の
良好な増幅によって一本鎖mRNAから誘導される。いくつかのcDNAクロー
ンが、任意のPCR産物を排除するために、完全にシーケンスされる。
ドを有する(配列番号1)。cDNA配列は、フランキングプライマー(flanki
ng primers)法による、ヒト精巣cDNAからの完全な予測されるコード領域の
良好な増幅によって一本鎖mRNAから誘導される。いくつかのcDNAクロー
ンが、任意のPCR産物を排除するために、完全にシーケンスされる。
【0008】
702個のアミノ酸を有するタンパク質をコードする大きいオープンリーディ
ングフレーム(Mr80kDa)が存在する(図1)。アミノ酸配列は、カルパ
インファミリーの一員の大サブユニットと類似している(図1)。タンパク質は
、4個のカルパインの典型的なドメインに分けられてもよい。ドメインIIは、
プロテアーゼドメインの性質を示し、かつ、推定されるアミノ酸配列は、3個の
アミノ酸残基を有し(Cys102, His259およびAsn283)、この場合、これは、シス
テインプロテアーゼの活性部位の一部分である(2)。CAPN2に関して記載
された全部で5個のCa2+−結合配列のアミノ酸配列(4,12)は、一定の
範囲で保存される(図1)。したがって、このタンパク質は、おそらくはプロテ
アーゼおよびカルシウム結合の性質を有する。他のすべてのカルパインのアミノ
酸配列と、予測されるアミノ酸配列との比較は、ニワトリμ/mカルパインとの
最も多い配列ホモログ(57.5%)を示した。哺乳類カルパインにおいて、最
も多い類似性は、ヒトCAPN1とのものである(54.3%のホモロジー)。
たったの18.7%ホモロジーの、最も少ない類似性を有するヒトカルパインは
CAPN6であった。このcDNAに相当する遺伝子は、ヒューマンジーンノー
メンクレイターコミッティー(Human Gene Nomenclator Committe)によって、
CAPN11と表された。
ングフレーム(Mr80kDa)が存在する(図1)。アミノ酸配列は、カルパ
インファミリーの一員の大サブユニットと類似している(図1)。タンパク質は
、4個のカルパインの典型的なドメインに分けられてもよい。ドメインIIは、
プロテアーゼドメインの性質を示し、かつ、推定されるアミノ酸配列は、3個の
アミノ酸残基を有し(Cys102, His259およびAsn283)、この場合、これは、シス
テインプロテアーゼの活性部位の一部分である(2)。CAPN2に関して記載
された全部で5個のCa2+−結合配列のアミノ酸配列(4,12)は、一定の
範囲で保存される(図1)。したがって、このタンパク質は、おそらくはプロテ
アーゼおよびカルシウム結合の性質を有する。他のすべてのカルパインのアミノ
酸配列と、予測されるアミノ酸配列との比較は、ニワトリμ/mカルパインとの
最も多い配列ホモログ(57.5%)を示した。哺乳類カルパインにおいて、最
も多い類似性は、ヒトCAPN1とのものである(54.3%のホモロジー)。
たったの18.7%ホモロジーの、最も少ない類似性を有するヒトカルパインは
CAPN6であった。このcDNAに相当する遺伝子は、ヒューマンジーンノー
メンクレイターコミッティー(Human Gene Nomenclator Committe)によって、
CAPN11と表された。
【0009】
すべての同定されたヒトカルパインの完全なアミノ酸配列は、系統発生学的分
析をおこなった。結果から、ヒトカルパインを4個の主要な進化群に分類するこ
とができる(図2)。第1群は、CAPN5、CAPN6、CAPN7およびC
APN8であり、第2群は、CAPN1およびCAPN2、第3群は、CAPN
3およびCAPN9であり、かつ、第4群は、CAPN11によって表される。
したがって、系統発生学的分析は、CAPN11が別個のカルパインサブファミ
リーであることを示す。
析をおこなった。結果から、ヒトカルパインを4個の主要な進化群に分類するこ
とができる(図2)。第1群は、CAPN5、CAPN6、CAPN7およびC
APN8であり、第2群は、CAPN1およびCAPN2、第3群は、CAPN
3およびCAPN9であり、かつ、第4群は、CAPN11によって表される。
したがって、系統発生学的分析は、CAPN11が別個のカルパインサブファミ
リーであることを示す。
【0010】
ヒト組織中のCAPN11の発現は、ノーザンおよびRNAドットブロット分
析によって試験された。50個の組織DNAが試験され、CAPN11 mRN
Aは精巣中で最も強く発現した(図3A)。このシグナルの特異性は、ノーザン
ブロット分析によって確認され、かつ、mRNAは約3kbの大きさに相当した
(図3D)。弱いシグナルは、胸腺および乳腺中で検出された。しかしながら、
このシグナルの意味は不明確であり、それというのも、ノーザンブロット分析に
よる胸腺RNAの他の試験が、長い暴露時間にもかかわらず、シグナルを生じな
かったためである(図3D、データなし)。考えられうる説明は、この弱いシグ
ナルが、関連するmRNAでのクロスハイブリダイゼーションによるものであろ
うということである。したがって、試験されていない他の組織中に遺伝子が発現
するという可能性は排除することができないけれども、精巣は、CAPN11の
主な発現部位である。
析によって試験された。50個の組織DNAが試験され、CAPN11 mRN
Aは精巣中で最も強く発現した(図3A)。このシグナルの特異性は、ノーザン
ブロット分析によって確認され、かつ、mRNAは約3kbの大きさに相当した
(図3D)。弱いシグナルは、胸腺および乳腺中で検出された。しかしながら、
このシグナルの意味は不明確であり、それというのも、ノーザンブロット分析に
よる胸腺RNAの他の試験が、長い暴露時間にもかかわらず、シグナルを生じな
かったためである(図3D、データなし)。考えられうる説明は、この弱いシグ
ナルが、関連するmRNAでのクロスハイブリダイゼーションによるものであろ
うということである。したがって、試験されていない他の組織中に遺伝子が発現
するという可能性は排除することができないけれども、精巣は、CAPN11の
主な発現部位である。
【0011】
ヒトCAPN11遺伝子が配置されている染色体を測定した。我々は、ヒトC
APN11ヌクレオチド配列に関して特異的なプライマーを有するPCRの方法
によって、かつ、ヒト/齧歯類体細胞ハイブリッドマッピングパネルで、第6染
色体に対する遺伝子を示した。メディウム−リソリューション スタンフォード
G3パネル(medium-resolution Stanford G3 panel)(Research Genetics Inc
.)を用いての放射線ハイブリッドマッピング法(radiation hydrid mapping)
およびスタンフォードヒューマンゲノムセンター(Stanford Human Genome Cent
er)(shgc-www. stanford. edu)のデーターベースを用いて、遺伝子は、この
染色体(LOD score 12.87)上でマーカーSHGC−32834から5センチレ
イ(centiray)離れて配置された(LOD score 12.87)。このマーカーは、マイ
クロサテライトマーカー(microsatelite marker)D6S1616(59.6c
M)とD6S427(73.9cM)との間に配置され(7)、かつ、この間隔
中のマーカー、D6S269は、6p12に細胞遺伝的に指定されている(5)
。したがって、CAPN11は、p12のの付近で、第6染色体上に配置されて
いる。他のカルパイン遺伝子はこの染色体上には配置されていない。
APN11ヌクレオチド配列に関して特異的なプライマーを有するPCRの方法
によって、かつ、ヒト/齧歯類体細胞ハイブリッドマッピングパネルで、第6染
色体に対する遺伝子を示した。メディウム−リソリューション スタンフォード
G3パネル(medium-resolution Stanford G3 panel)(Research Genetics Inc
.)を用いての放射線ハイブリッドマッピング法(radiation hydrid mapping)
およびスタンフォードヒューマンゲノムセンター(Stanford Human Genome Cent
er)(shgc-www. stanford. edu)のデーターベースを用いて、遺伝子は、この
染色体(LOD score 12.87)上でマーカーSHGC−32834から5センチレ
イ(centiray)離れて配置された(LOD score 12.87)。このマーカーは、マイ
クロサテライトマーカー(microsatelite marker)D6S1616(59.6c
M)とD6S427(73.9cM)との間に配置され(7)、かつ、この間隔
中のマーカー、D6S269は、6p12に細胞遺伝的に指定されている(5)
。したがって、CAPN11は、p12のの付近で、第6染色体上に配置されて
いる。他のカルパイン遺伝子はこの染色体上には配置されていない。
【0012】
ニワトリμ/mカルパインは、クローン化されるべきカルパインファミリーの
第1のカルパインである(16)。本来はmカルパインと呼称されていたが、し
かしながら、哺乳類μおよびmカルパインのおおよそのオルソロガス遺伝子であ
る他のニワトリカルパインの同定の後に再度分類された(18)。しかしながら
、哺乳類μ/mカルパインはいまだ決定されていない。それというのも、CAP
N11は、他の哺乳類カルパインよりも、ニワトリμ/mカルパインとの優れた
ホモロジーを示し、この場合、これは、これらのオルソロガス遺伝子であっても
よい。
第1のカルパインである(16)。本来はmカルパインと呼称されていたが、し
かしながら、哺乳類μおよびmカルパインのおおよそのオルソロガス遺伝子であ
る他のニワトリカルパインの同定の後に再度分類された(18)。しかしながら
、哺乳類μ/mカルパインはいまだ決定されていない。それというのも、CAP
N11は、他の哺乳類カルパインよりも、ニワトリμ/mカルパインとの優れた
ホモロジーを示し、この場合、これは、これらのオルソロガス遺伝子であっても
よい。
【0013】
今日までに、5個のカルパインは、組織特異性の一定の度合い−CAPN3(
骨格筋)、CAPN6(胎盤)、CAPN8(おそらくは平滑筋)、CAPN9
(胃および小腸)およびCAPN11(精巣)を示している。多くのプロテアー
ゼは、精巣中で認められ、かつ、たとえば、組織の再構成化(20)、精子形成
の調整(14)、精子による透明帯への侵入(10)および受精のような過程中
に含まれるものと推測される。しかしながら、多くのこれらの活性は、分泌され
たプロテアーゼに依存し、かつ、CAPN11はおそらくは細胞内局在を有する
。精巣中において、たとえば、生殖細胞アポトーシス(3)または精巣特異的転
写因子の調整のような他の組織中のカルパインが含まれる工程を含んでいてもよ
い。
骨格筋)、CAPN6(胎盤)、CAPN8(おそらくは平滑筋)、CAPN9
(胃および小腸)およびCAPN11(精巣)を示している。多くのプロテアー
ゼは、精巣中で認められ、かつ、たとえば、組織の再構成化(20)、精子形成
の調整(14)、精子による透明帯への侵入(10)および受精のような過程中
に含まれるものと推測される。しかしながら、多くのこれらの活性は、分泌され
たプロテアーゼに依存し、かつ、CAPN11はおそらくは細胞内局在を有する
。精巣中において、たとえば、生殖細胞アポトーシス(3)または精巣特異的転
写因子の調整のような他の組織中のカルパインが含まれる工程を含んでいてもよ
い。
【0014】
本発明の他の態様は、カルパイン阻害剤と呼称される、本発明のポリペプチド
の酵素活性を阻害可能な物質、特にCAPN11選択的カルパイン阻害剤を同定
するための、このポリペプチドCAPN11の使用に関する。選択性は、このよ
うなカルパイン阻害剤が、前記に挙げられた他のカルパインの活性よりも多く、
とくに好ましくは少なくとも10倍、およびより好ましくは25倍以上、CAP
N11活性を抑制することを示す。CAPN11の酵素活性は、カルシウム依存
型プロテアーゼ活性である。
の酵素活性を阻害可能な物質、特にCAPN11選択的カルパイン阻害剤を同定
するための、このポリペプチドCAPN11の使用に関する。選択性は、このよ
うなカルパイン阻害剤が、前記に挙げられた他のカルパインの活性よりも多く、
とくに好ましくは少なくとも10倍、およびより好ましくは25倍以上、CAP
N11活性を抑制することを示す。CAPN11の酵素活性は、カルシウム依存
型プロテアーゼ活性である。
【0015】
本発明の他の態様は、請求項1に記載のポリペプチドの酵素活性を阻害する、
化合物を同定するための方法に関し、この場合、この方法は、以下の工程を含む
: (a)化合物の存在下でのCAPN11の酵素活性の程度と、化合物の不在下で
のCAPN11の酵素活性の程度とを比較し、かつ、 (b)化合物の不在下でのCAPN11の酵素活性と比較して、CAPN11の
酵素活性の程度を変化させた化合物を選択する。
化合物を同定するための方法に関し、この場合、この方法は、以下の工程を含む
: (a)化合物の存在下でのCAPN11の酵素活性の程度と、化合物の不在下で
のCAPN11の酵素活性の程度とを比較し、かつ、 (b)化合物の不在下でのCAPN11の酵素活性と比較して、CAPN11の
酵素活性の程度を変化させた化合物を選択する。
【0016】
前記に示された方法によって同定された阻害剤化合物は、非生理学的に上昇し
たCAPN11活性に付随するかまたは関連する疾患、たとえば、ヒトの生殖機
能障害の治療に適している。
たCAPN11活性に付随するかまたは関連する疾患、たとえば、ヒトの生殖機
能障害の治療に適している。
【0017】
前記阻害剤に関する投与量および治療計画は、他のプロテアーゼ阻害剤に関し
て公知の方法によって定められなければならない。
て公知の方法によって定められなければならない。
【0018】
参考文献
【0019】
【外1】
【0020】
【外2】
【0021】
【外3】
【0022】
図面
図1は、他のヒトカルパインでのCAPN11の予測されるアミノ酸配列のグ
ループ分けを示す。アミノ酸配列の複合的なグループ分けは、CLUSTAL
W(19)を用いて実施した。CAPN11のための予測される開始メチオニン
(GGAatgG)は、翻訳開始部位に対する最少のコンセンサス配列に相当す
る(RNNatgG、その際、Rはプリンである。参考文献11)。CAPN1
1のアミノ酸と同一の他のタンパク質中のアミノ酸は暗色にされている。ダッシ
ュは、整合(alignment)を最大化するために導入されているギャップを示す。
矢じりは、カルパインの活性部位の一部分である3個の保存的アミノ酸を示す。
CAPN8の潜在的なEF−ハンドカルシウム結合ドメインは、下線が引かれ、
かつ、連続的に番号付けされた。カルパインの任意の領域が示された。それぞれ
ラットおよびマウス中でのみ同定されているCAPN4およびCAPN7に関す
る領域は示されていない。開示されているCAPN6配列が含まれていないが、
それというのも、これが、単に部分的な配列であるからである。グループ化され
たカルパインの二者択一的な名前および受託番号は、図2に示されている。
ループ分けを示す。アミノ酸配列の複合的なグループ分けは、CLUSTAL
W(19)を用いて実施した。CAPN11のための予測される開始メチオニン
(GGAatgG)は、翻訳開始部位に対する最少のコンセンサス配列に相当す
る(RNNatgG、その際、Rはプリンである。参考文献11)。CAPN1
1のアミノ酸と同一の他のタンパク質中のアミノ酸は暗色にされている。ダッシ
ュは、整合(alignment)を最大化するために導入されているギャップを示す。
矢じりは、カルパインの活性部位の一部分である3個の保存的アミノ酸を示す。
CAPN8の潜在的なEF−ハンドカルシウム結合ドメインは、下線が引かれ、
かつ、連続的に番号付けされた。カルパインの任意の領域が示された。それぞれ
ラットおよびマウス中でのみ同定されているCAPN4およびCAPN7に関す
る領域は示されていない。開示されているCAPN6配列が含まれていないが、
それというのも、これが、単に部分的な配列であるからである。グループ化され
たカルパインの二者択一的な名前および受託番号は、図2に示されている。
【0023】
図2は、ヒトカルパインの大きいサブユニットのファミリーの不安定な系統樹
を示す。この分析は、PUAPプログラムによって実施され、かつ系統樹は、ド
イチュ クレプスフォルシュングツエントウルム、ハイデルベルグ(Deutsche k
rebsforschungszentrums, Heidelberg)(www.dkfz−heidelbe
rg.de)のHUSARサーバーからのCLUSTREEを用いて分類された
。横線の長さは誘導された系統発生的距離に比例し;縦線は意味をもたない。1
000回のブートストラッピング反復(bootstrapping repetition)が実施され
、かつ、値は内部分岐(internal node)で示された。CAPN7配列はマウス
から誘導されたが、それというのも、少量のヒトヌクレオチド配列およびタンパ
ク質配列しか入手可能でなかったためである。ヒトオーソロガス遺伝子が、事実
上存在するために(参考文献8参照)、したがって、この比較のためのマウス配
列の使用は正当である。部分的ヒトCAPN8配列は、ESTクローンAA02
6030の予測された翻訳である(Hillier et al., 1995, The WashU-Merck ES
T project, unpublished results)。このクローンのアミノ酸翻訳は、ラットC
APN8配列のものとかなりの類似性を示す。ブートストラッピングがこの配列
で実施されることはなく、それというのも、他の配列よりも短いためである。し
たがって、ブートストラッピング値と完全長の配列の比較からの値との厳密な比
較は不可能である。ヒューマンジーンノーメンクレイターコミッティー(Humen
Gene Nomenclature Comittee)によって特定化された命名法が使用される。種々
のカルパインに関する従来的な名前は:CAPN1はmカルパインであり、CA
PN2はmカルパインであり、CAPN3はp94、nCl−1であり、CAP
N8はnCL−2であり、CAPN9はnCL−4である。使用されるカルパイ
ン配列に関するEMBL受託番号は:CAPN1(p17655)、CAPN2
(p07384)、CAPN3(p20807)、CAPN5(Y10656)
、CAPN6(Y12582)、CAPN7(AJ012475)およびCAP
N9(AF022799)である。
を示す。この分析は、PUAPプログラムによって実施され、かつ系統樹は、ド
イチュ クレプスフォルシュングツエントウルム、ハイデルベルグ(Deutsche k
rebsforschungszentrums, Heidelberg)(www.dkfz−heidelbe
rg.de)のHUSARサーバーからのCLUSTREEを用いて分類された
。横線の長さは誘導された系統発生的距離に比例し;縦線は意味をもたない。1
000回のブートストラッピング反復(bootstrapping repetition)が実施され
、かつ、値は内部分岐(internal node)で示された。CAPN7配列はマウス
から誘導されたが、それというのも、少量のヒトヌクレオチド配列およびタンパ
ク質配列しか入手可能でなかったためである。ヒトオーソロガス遺伝子が、事実
上存在するために(参考文献8参照)、したがって、この比較のためのマウス配
列の使用は正当である。部分的ヒトCAPN8配列は、ESTクローンAA02
6030の予測された翻訳である(Hillier et al., 1995, The WashU-Merck ES
T project, unpublished results)。このクローンのアミノ酸翻訳は、ラットC
APN8配列のものとかなりの類似性を示す。ブートストラッピングがこの配列
で実施されることはなく、それというのも、他の配列よりも短いためである。し
たがって、ブートストラッピング値と完全長の配列の比較からの値との厳密な比
較は不可能である。ヒューマンジーンノーメンクレイターコミッティー(Humen
Gene Nomenclature Comittee)によって特定化された命名法が使用される。種々
のカルパインに関する従来的な名前は:CAPN1はmカルパインであり、CA
PN2はmカルパインであり、CAPN3はp94、nCl−1であり、CAP
N8はnCL−2であり、CAPN9はnCL−4である。使用されるカルパイ
ン配列に関するEMBL受託番号は:CAPN1(p17655)、CAPN2
(p07384)、CAPN3(p20807)、CAPN5(Y10656)
、CAPN6(Y12582)、CAPN7(AJ012475)およびCAP
N9(AF022799)である。
【0024】
図3は、CAPN11の発現を示す。ヒトCAPN11 cDNAのコーディ
ング配列の800塩基対のセグメントを有する32P−標識化DNAプローブを
、マスターブロット(A)、50個の異なるヒト組織からのRNAsのドットブ
ロットを有するナイロンフィルターまたはクローンテック マルチプルティッシ
ュノーザンブロット(Clontech multiple tissue Northern blot)(D)上でハ
イブリダイズした。フィルターを、高ストリンジェンシー(6xSSC、65℃
)で洗浄した。ドットブロットフィルター上の種々のRNAsの正確な位置が図
示されている(C)。ノーザンブロット上のRNAsは、対応するレーン上に示
される。ドットブロットおよびノーザンブロットは、ロードされたポリ(A+)
RNAの量を測定するために、ヒトユビキチン(B)およびβ−アクチンに関す
るDNAプローブで再度ハイブリダイズされた。サイズマーカーの位置(キロベ
ーズ)は、ノーザンブロットのために示された。暴露時間は:A、72時間;B
、24時間;D、48時間、PBL=末梢血白血球
ング配列の800塩基対のセグメントを有する32P−標識化DNAプローブを
、マスターブロット(A)、50個の異なるヒト組織からのRNAsのドットブ
ロットを有するナイロンフィルターまたはクローンテック マルチプルティッシ
ュノーザンブロット(Clontech multiple tissue Northern blot)(D)上でハ
イブリダイズした。フィルターを、高ストリンジェンシー(6xSSC、65℃
)で洗浄した。ドットブロットフィルター上の種々のRNAsの正確な位置が図
示されている(C)。ノーザンブロット上のRNAsは、対応するレーン上に示
される。ドットブロットおよびノーザンブロットは、ロードされたポリ(A+)
RNAの量を測定するために、ヒトユビキチン(B)およびβ−アクチンに関す
るDNAプローブで再度ハイブリダイズされた。サイズマーカーの位置(キロベ
ーズ)は、ノーザンブロットのために示された。暴露時間は:A、72時間;B
、24時間;D、48時間、PBL=末梢血白血球
【配列表】
【図1】
他のヒトカルパインでのCAPN11の予測されるアミノ酸配列のグループ分
けを示す図。
けを示す図。
【図2】
ヒトカルパインの大サブユニットのファミリーの不安定な系統樹を示す図。
【図3】
CAPN11の発現を示すブロット図。Aはマスターブロット図、Bはヒトユ
ビキチンに関するプローブを用いてのブロット図、Cはドットブロットフィルタ
ー上の種々のRNAsの正確な位置を示す図、Dはクローンテック マルチプル
ティッシュノーザンブロット図。
ビキチンに関するプローブを用いてのブロット図、Cはドットブロットフィルタ
ー上の種々のRNAsの正確な位置を示す図、Dはクローンテック マルチプル
ティッシュノーザンブロット図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G01N 33/15 G01N 33/50 Z
33/50 C12N 15/00 ZNAA
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ
,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,
HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K
G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT
,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,
MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR
,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,
ZA,ZW
(72)発明者 アーヒム メラー
ドイツ連邦共和国 グリューンシュタット
イム ツァウンリュッケン 10
Fターム(参考) 2G045 CB01 CB17 CB26 DA12 DA13
DA14 DA20 DA36 FB01 FB02
FB03
4B024 AA01 AA11 BA14 CA04 CA09
CA20 GA11 HA11 HA13 HA14
4B050 CC01 CC03 DD11 EE01 LL01
LL03 LL05
4B063 QA05 QA18 QQ21 QQ41 QQ61
QQ89 QQ95 QR16
4C084 AA16 NA14 ZA812
Claims (6)
- 【請求項1】 配列番号2のアミノ酸配列を有するポリペプチド。
- 【請求項2】 請求項1に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチ
ド配列。 - 【請求項3】 配列番号1の配列を有するポリヌクレオチド配列。
- 【請求項4】 請求項1に記載のポリペプチドの酵素活性を阻害しうる物質
を同定するための、請求項1に記載のポリペプチドの使用。 - 【請求項5】 請求項1に記載のポリペプチドの酵素活性を阻害する化合物
を同定するための方法において、 (a)化合物の存在下でのCAPN11の酵素活性の程度と、化合物の不在下で
のCAPN11の酵素活性の程度とを比較し、 (b)化合物の不在下でのCAPN11の酵素活性と比較して、CAPN11の
酵素活性の程度を変化させる化合物を選択する、 ことを特徴とする、請求項1に記載のポリペプチドの酵素活性を阻害する化合物
を同定するための方法。 - 【請求項6】 ヒトにおける生殖機能障害を治療するための、請求項5に記
載の方法によって同定された化合物の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19928021.5 | 1999-06-18 | ||
DE19928021A DE19928021A1 (de) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | Neue Calpaine und deren Verwendung |
PCT/EP2000/005261 WO2000078933A2 (de) | 1999-06-18 | 2000-06-07 | Neue calpaine und deren verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003503023A true JP2003503023A (ja) | 2003-01-28 |
Family
ID=7911777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001505676A Pending JP2003503023A (ja) | 1999-06-18 | 2000-06-07 | 新規カルパインおよびその使用 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1185673A2 (ja) |
JP (1) | JP2003503023A (ja) |
KR (1) | KR20020011140A (ja) |
CN (1) | CN1373808A (ja) |
AR (1) | AR024573A1 (ja) |
AU (1) | AU5970600A (ja) |
BG (1) | BG106186A (ja) |
BR (1) | BR0011721A (ja) |
CA (1) | CA2375477A1 (ja) |
DE (1) | DE19928021A1 (ja) |
HU (1) | HUP0201800A2 (ja) |
IL (1) | IL146940A0 (ja) |
MX (1) | MXPA01012937A (ja) |
NO (1) | NO20015922L (ja) |
PL (1) | PL353004A1 (ja) |
SK (1) | SK18262001A3 (ja) |
TR (1) | TR200103662T2 (ja) |
WO (1) | WO2000078933A2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001016336A1 (en) * | 1999-09-02 | 2001-03-08 | Lexicon Genetics Incorporated | Human calcium dependent proteases and polynucleotides encoding the same |
CN102939126B (zh) | 2010-04-30 | 2015-09-16 | 雅培心脏血管系统股份有限公司 | 呈现迅速膨胀和收缩的改进型球囊导管 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19737105A1 (de) * | 1997-08-26 | 1999-03-04 | Basf Ag | Neue gewebsspezifische Calpaine, ihre Herstellung und Verwendung |
WO2000058473A2 (en) * | 1999-03-31 | 2000-10-05 | Curagen Corporation | Nucleic acids including open reading frames encoding polypeptides; 'orfx' |
-
1999
- 1999-06-18 DE DE19928021A patent/DE19928021A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-07 EP EP00945716A patent/EP1185673A2/de not_active Withdrawn
- 2000-06-07 MX MXPA01012937A patent/MXPA01012937A/es unknown
- 2000-06-07 KR KR1020017016244A patent/KR20020011140A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-06-07 IL IL14694000A patent/IL146940A0/xx unknown
- 2000-06-07 CN CN00808932A patent/CN1373808A/zh active Pending
- 2000-06-07 HU HU0201800A patent/HUP0201800A2/hu unknown
- 2000-06-07 WO PCT/EP2000/005261 patent/WO2000078933A2/de not_active Application Discontinuation
- 2000-06-07 BR BR0011721-8A patent/BR0011721A/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-06-07 AU AU59706/00A patent/AU5970600A/en not_active Abandoned
- 2000-06-07 CA CA002375477A patent/CA2375477A1/en not_active Abandoned
- 2000-06-07 SK SK1826-2001A patent/SK18262001A3/sk unknown
- 2000-06-07 JP JP2001505676A patent/JP2003503023A/ja active Pending
- 2000-06-07 PL PL00353004A patent/PL353004A1/xx unknown
- 2000-06-07 TR TR2001/03662T patent/TR200103662T2/xx unknown
- 2000-06-16 AR ARP000102995A patent/AR024573A1/es unknown
-
2001
- 2001-12-04 NO NO20015922A patent/NO20015922L/no not_active Application Discontinuation
- 2001-12-06 BG BG106186A patent/BG106186A/bg unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2000078933A2 (de) | 2000-12-28 |
AU5970600A (en) | 2001-01-09 |
AR024573A1 (es) | 2002-10-16 |
BR0011721A (pt) | 2002-03-05 |
BG106186A (bg) | 2002-12-29 |
NO20015922D0 (no) | 2001-12-04 |
SK18262001A3 (sk) | 2002-09-10 |
WO2000078933A3 (de) | 2001-07-26 |
TR200103662T2 (tr) | 2002-05-21 |
PL353004A1 (en) | 2003-09-22 |
NO20015922L (no) | 2002-02-12 |
KR20020011140A (ko) | 2002-02-07 |
MXPA01012937A (es) | 2002-07-30 |
IL146940A0 (en) | 2002-08-14 |
CN1373808A (zh) | 2002-10-09 |
HUP0201800A2 (en) | 2002-09-28 |
DE19928021A1 (de) | 2000-12-21 |
EP1185673A2 (de) | 2002-03-13 |
CA2375477A1 (en) | 2000-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Coy et al. | Highly conserved 3′ UTR and expression pattern of FXR1 points to a divergent gene regulation of FXR1 and FMR1 | |
Kirchloff et al. | Cloning and analysis of mRNAs expressed specifically in the human epididymis | |
WO2002068579A2 (en) | Kits, such as nucleic acid arrays, comprising a majority of human exons or transcripts, for detecting expression and other uses thereof | |
KR20040055733A (ko) | 골관절염에 관련된 조성물 및 방법 | |
WO2003101283A2 (en) | Diagnostics markers for lung cancer | |
JP2003518920A (ja) | 新規なヒト遺伝子および遺伝子発現産物 | |
Dear et al. | CAPN11: A calpain with high mRNA levels in testis and located on chromosome 6 | |
Gong et al. | Identification of genes expressed after noise exposure in the chick basilar papilla | |
Martinelli et al. | Alu and translisin recognition site sequences flanking translocation sites in a novel type of chimeric bcr-abl transcript suggest a possible general mechanism for bcr-abl breakpoints | |
JP2003510024A (ja) | プロテアーゼ及びプロテアーゼインヒビター | |
Watterson et al. | Analysis of the kinase‐related protein gene found at human chromosome 3q21 in a multi‐gene cluster: Organization, expression, alternative splicing, and polymorphic marker | |
Reese et al. | Cloning and expression of hbves, a novel and highly conserved mRNA expressed in the developing and adult heart and skeletal muscle in the human | |
US6368794B1 (en) | Detection of altered expression of genes regulating cell proliferation | |
US20030118579A1 (en) | Sparc-related proteins | |
JP2003503023A (ja) | 新規カルパインおよびその使用 | |
US6277571B1 (en) | Sequential consensus region-directed amplification of known and novel members of gene families | |
EP1195382B1 (en) | Testis-specific gene | |
Berardini et al. | Identification of neuronal isozyme specific residues by comparison of goldfish aldolase C to other aldolases | |
Shimizu-Matsumoto et al. | Isolation and chromosomal localization of the human cone cGMP phosphodiesterase γ cDNA (PDE6H) | |
Jansen et al. | TheNNP-1Gene (D21S2056E), Which Encodes a Novel Nuclear Protein, Maps in Close Proximity to the Cystatin B Gene within the EPM1 and APECED Critical Region on 21q22. 3 | |
CA2413670C (en) | Human brain and testis-specific immunoglobulin superfamily (bt-igsf) cdna for diagnosis of aplasia of corpus callosum and aspermatogenesis | |
JP4129229B2 (ja) | 神経芽細胞腫において単離された核酸 | |
WO2001074298A2 (en) | Methods and compositions for regulating memory consolidation | |
JP4129227B2 (ja) | 神経芽細胞腫において単離された核酸 | |
JP2002530110A (ja) | 哺乳動物のウロテンシンii及びその応用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040414 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040903 |