JP2003502750A - 操作エレメント - Google Patents

操作エレメント

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JP2003502750A
JP2003502750A JP2001503596A JP2001503596A JP2003502750A JP 2003502750 A JP2003502750 A JP 2003502750A JP 2001503596 A JP2001503596 A JP 2001503596A JP 2001503596 A JP2001503596 A JP 2001503596A JP 2003502750 A JP2003502750 A JP 2003502750A
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    • B61L3/16Continuous control along the route
    • B61L3/18Continuous control along the route using electric current passing between devices along the route and devices on the vehicle or train
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、操作エレメントであって、第1の軸(122)を中心として回転可能な第1の作動エレメント(112)が設けられている形式のものにおいて、少なくとも1つの第2の作動エレメント(114)が設けられており、該第2の作動エレメント(114)が、第1の軸(122)に合致しない第2の軸(124)を中心として回転可能であることが提案される。操作エレメントの特に有利な構成では、少なくとも一方の作動エレメント(112;114)を回転させるために必要となる回転モーメントに影響を与えるための手段(150,160)が設けられている。さらに、本発明によれば、操作エレメント(110)を備えた操作装置において、制御部(180)が設けられており、該制御部(180)が、少なくとも一方の作動エレメント(112;114)を回転させるために必要となる回転モーメントにコンテキストに関連して影響を与えるようになっていることが提案される。本発明による操作エレメントもしくは操作装置によって、1つのパラメータの調整時または1つの選択リストの通読時に触覚的な良好な返答および/またはユーザガイダンスが可能となるので、操作エレメントまたはこの操作エレメントによって選択リスト内で運動させられるポインタへのアイコンタクトが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、独立請求項の上位概念部に記載した形式の操作エレメントから出発
する。
【0002】 パーソナルコンピュータのために操作装置が知られている。この操作装置は、
たとえばいわゆる「コンピュータマウス」または「トラックボール」の形の球形
の操作エレメントを有している。トラックボールは、携帯可能なパーソナルコン
ピュータに設けられている。一般的に、操作装置は、たとえばコンピュータ画面
に表示された二次元のメニュの内部でポインタの位置を制御するために、二次元
の入力に使用される。この場合、通常、このような既知の操作装置に設けられた
球形の操作エレメントは、球の並進運動が、主として、この球を取り囲むケーシ
ングの内部で阻止されているように支承されている。
【0003】 さらに、国際公開第98/54670号パンフレットに基づき、休止可能なト
ラックボールの形の球形の操作エレメントを備えた操作装置が公知である。この
場合、前記国際公開第98/54670号パンフレットに記載された球形の操作
エレメントはその表面に、休止エレメントを休止させる窪み状の凹設部を有して
いる。これによって、球形の操作エレメントにより調整可能なパラメータの調整
の程度に該当する改善された触覚的な返答がオペレータに対して可能となる。こ
れによって、調整したいパラメータの仮のコントロールを場合によって不要にす
ることができる。したがって、前述した装置は、調整したいパラメータの仮のコ
ントロールが不可能であるかまたは困難であるような機器内での使用のために特
に適している。
【0004】 さらに、たとえば回動ポテンショメータまたは回動増分検出器の形の一次元の
操作エレメントが知られている。この操作エレメントは回動軸を中心として回動
可能であり、かつパラメータの調整を可能にする。このような操作エレメントに
は、たとえばファンクションキーによって、調整したい種々異なるパラメータが
割当て可能である。
【0005】 このような一次元の操作エレメントの同じく既知の改良形は、休止ばねと、対
応する休止マークとによって不変に設定される休止部を備えた一次元の回動検出
器を成している。
【0006】 発明の利点 本発明によれば、操作エレメントであって、第1の軸を中心として回転可能な
第1の作動エレメントが設けられている形式のものにおいて、独立請求項の特徴
を備えた操作エレメント、つまり、少なくとも1つの第2の作動エレメントが設
けられており、該第2の作動エレメントが、第1の軸に合致しない第2の軸を中
心として回転可能であることを特徴とする操作エレメントは、ただ1つの操作エ
レメントによって、2つのパラメータを互いに無関係に調整することができると
いう利点を有している。これによって、二次元の選択リスト内で1つのポインタ
を制御することが可能となる。この場合、二次元の操作エレメントとして形成さ
れたただ1つの球形の操作エレメントと異なり、たとえば振動または不足してい
る光学的な返答に基づく望ましくない次元での誤調整は、操作エレメントの各作
動エレメントにそれぞれただ1つの次元が対応していることによって阻止される
【0007】 本発明による操作エレメントの特に有利な構成では、第2の作動エレメントが
、回転対称的に形成されており、第2の作動エレメントが、第1の作動エレメン
トを少なくとも部分的に取り囲むように、少なくとも2つの作動エレメントが配
置されている。これによって、ユーザは、操作エレメントを直視することなしに
操作エレメントの第1の作動エレメントの位置の認識から、操作する手の僅かな
並進運動によって別の作動エレメントを、手間をかけて探すことなしに見つけだ
せるという利点が得られる。
【0008】 少なくとも一方の操作エレメントの表面の構造化も特に有利である。なぜなら
ば、これによって、一方では各作動エレメントの把持性もしくは操作性を増大さ
せることができ、他方ではユーザに触覚的な方法で各作動エレメントの、可能な
回転自由度に関する印象が伝達可能となるからである。
【0009】 さらに、操作エレメントの少なくとも一方の作動エレメントを回転させるため
に必要となる回転モーメントに影響を与えるための手段が設けられていると有利
である。これによって、ユーザには、たとえば操作エレメントによる1つのパラ
メータの調整時に、調整したいパラメータの目下の数値に関する触覚的な返答が
伝えられるかまたはユーザが、調整したいパラメータの数値範囲の一方の終端に
到達したということに関する触覚的な返答が伝えられる。
【0010】 前述した最後の事例、すなわち1つのパラメータ位置の程度に関する印象の触
覚的な伝達は、特に少なくとも一方の作動エレメントを回転させるために必要と
なる回転モーメントに影響を与えるための手段によって、作動エレメントを休止
させる回転モーメント経過が形成される場合に可能となる。
【0011】 さらに、本発明による操作エレメントにおいて、休止マークの間隔が、冒頭で
述べた機械的な解決手段と異なり不変ではなくて、たとえばコンテキストに関連
して可変であると有利である。したがって、たとえば本発明による操作エレメン
トを自動車ラジオのための音量調整器として使用する場合には、多数の休止マー
クを操作エレメントの1回転に分配することもできる。これによって、全音量範
囲をただの1回転によって十分に高い分解能でカバーすることが可能となる。こ
れに対して、操作エレメントを、たとえば自動車ラジオのためのソース切換スイ
ッチとして使用する場合には、それぞれ1つの音声源に割り当てられている僅か
な休止マークだけが操作エレメントの1回転に分配されてよく、これによって、
たとえば家庭用オーディオ設備によって慣らされた触覚がユーザに得られる。
【0012】 実施例の説明 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0013】 図1には、本発明による操作エレメント110の実施例を備えた操作装置10
0が概略的に示してある。操作エレメント110は第1の作動エレメント112
と第2の作動エレメント114とを有している。この場合、第1の作動エレメン
ト112と第2の作動エレメント114とは、対応配置された回転軸を中心とし
てそれぞれ回転可能である。このためには、第1の作動エレメント112が第1
の軸122に固定されており、第2の作動エレメント114が第2の軸124に
固定されている。さらに、両軸122,124自体は軸受け126に回転可能に
支承されている。したがって、両作動エレメント112,114の回転軸は、両
作動エレメント112,114が配置されている両軸122,124に合致して
いる。
【0014】 軸受け126は、本実施例では、単純な滑り軸受けとして形成されているが、
自体公知の形式で玉軸受けまたはころ軸受けまたは対比可能な軸受けの形で実現
されていてもよい。
【0015】 第1の作動エレメント112の回転軸も同時に成す第1の軸122と、第2の
作動エレメント114の回転軸も同時に成す第2の軸124とは、図1に示した
実施例では、互いに正確にまたは少なくともほぼ垂直に位置している。しかし、
これとは異なる、少なくとも2つの作動エレメント112,114の少なくとも
2つの回転軸122,124の相対的な配置も基本的には可能である。
【0016】 図1に示した実施例では、第1の作動エレメント112が球の形で形成されて
おり、第2の作動エレメント114が半球の形で形成されている。この半球は第
1の作動エレメント112を部分的に取り囲んでいる。こうして、両作動エレメ
ント112,114は、全部で2の回転自由度を備えたほぼ球形の操作エレメン
ト110を形成している。この場合、互いに異なる回転軸に対して操作エレメン
ト110の、規定された領域(図1では上側の半球および下側の半球114)を
対応させることによってすでにユーザガイダンスが提供されている。
【0017】 両作動エレメント112,114の表面は構造化されていて、図1に示した実
施例では、それぞれ筋目113,115を有している。この筋目113,115
は、第1の作動エレメント112では水平に方向付けられていて、第2の作動エ
レメント114では鉛直に方向付けられている。筋目113,115は、触覚的
な情報をオペレータに、各作動エレメント112,114の、可能な回転自由度
を介して伝えるために働く。さらに、表面構造化部は、各作動エレメント112
;114の把持性(Griffigkeit)もしくは操作性を増大させるため
にも働く。
【0018】 本発明による操作エレメント110の有利な改良形によれば、少なくとも一方
の作動エレメント112,114を回転させるために必要となる回転モーメント
に影響を与えるための手段150,160が設けられている。この手段150,
160は、本実施例では、アクチュエータの形で形成されている。このアクチュ
エータは、たとえば影響を与えるための手段150,160によってコンテキス
トに関連して形成された仮の休止マークにおいて片方のまたは両方の作動エレメ
ント112,114を受動的に休止させることができるだけでなく、片方のまた
は両方の作動エレメント112,114を変位後に仮の休止位置から次の休止位
置に能動的にジャンプさせることができる。
【0019】 このためには、両作動エレメント112,114に対応配置された軸122,
124にそれぞれ第1の歯車156,166が配置されている。さらに、この第
1の歯車156,166は、第1のモータ152の軸と第2のモータ162の軸
とに配置されている別の歯車154,164に噛み合っている。第1のモータ1
52と第2のモータ162とは、軸122,124に配置された歯車156,1
66ならびにモータ軸に配置された歯車154,164と共に、作動エレメント
112;114を回転させるために必要となる回転モーメントに影響を与えるた
めの手段150,160もしくはアクチュエータを成している。
【0020】 両作動エレメント112,114を備えた上述した操作エレメント110は操
作装置100の一部を成している。
【0021】 この操作装置100は、本来の操作エレメント110の他に、ここでは作動エ
レメント112,114の回転の程度を確認するための評価部も有している。こ
のためには、第1の作動エレメント112と第2の作動エレメント114とに、
それぞれ第1の変換器130と第2の変換器140とが対応配置されている。こ
の変換器130,140は、各作動エレメント112,114の回転の程度と回
転方向とを確認しかつそれぞれ回転の程度と方向とを表示する信号を発生させる
ようになっている。
【0022】 本実施例の変換器130,140はそれぞれ一対の発光器135,136を有
している。この発光器135,136は各軸122,124に対して平行に相並
んで配置されている。発光器135,136に向かい合って一対の光検出器13
7,138が配置されている。この場合、第1の発光器135および第1の光検
出器137ならびに第2の発光器136および第2の光検出器138はそれぞれ
1つのライトバリヤを形成している。各変換器130,140の発光器135,
136と光検出器137,138との間の中間室には、それぞれ1つの符号化デ
ィスク132;142が位置している。この符号化ディスク132;142は軸
方向で軸122;124に連結されている。各符号化ディスク132,142に
は、半径方向に配置された複数のスリット133が設けられており、これによっ
て、発光器135,136により発生させられた、向かい合って位置する対応す
る光検出器137,138に向けられた光ビームが、対応する作動エレメント1
12,114ひいては対応する符号化ディスク132,134の回転時に交互に
透過されるかまたは遮断される。
【0023】 各符号化ディスク132,142は、発光器137,138から出射されたそ
れぞれ2つの光ビームを遮断する。この場合、符号化ディスク132,142に
設けられたスリット133の間隔は、発光器137,138もしくは光検出器1
35,136の間隔と相俟って、発光器137の光ビームがスリット133を通
って完全に透過される場合に、発光器138から出射された光ビームが部分的に
遮断されるように形成されている。
【0024】 符号化ディスク132;142の回転に基づく光ビームの遮断は光検出器13
5,136によって検出される。この光検出器135,136はパルスの形の信
号を発生させる。
【0025】 図2Bには、このパルス形の信号の時間的な経過が示してある。第1の信号1
70は第1の光検出器135によって発生させられ、第2の信号171は第2の
光検出器136によって発生させられる。図2Bに示した時点172では、第1
の信号170が、第1の発光器137の光ビームの完全な透過に相応して最大の
強さを有しているのに対して、第2の信号171は第1の信号170よりも遅れ
ている。なぜならば、第2の発光器138の光ビームは部分的にしか透過されな
いからである。パルスの数は、該当する符号化ディスク132;142の回転に
対する程度を表している。両信号170,171の互いのパルスの順序もしくは
時間的な位置によって、符号化ディスク132;142のひいては相応に対応配
置された作動エレメント112,114の回転方向に関する情報を得ることがで
きる。
【0026】 この場合、両信号170,171の内部のパルスが互いに同時にまたは同じ間
隔で発生した場合に、前述した効果が生ぜしめられないことが重要である。この
場合、方向認識は不可能となる。
【0027】 変換器130,140の出力信号は評価・制御回路180に供給されている。
【0028】 評価・制御回路180は、図1には別個に示していないメモリを有している。
このメモリには回転モーメント経過がファイルされている。この回転モーメント
経過は、その都度のコンテキストに関連して、すなわち目下呼び出された選択リ
ストもしくは一方の作動エレメント112;114によって通過された選択リス
トに関連して各作動エレメント112;114に割り当てられる。
【0029】 図3には、たとえばオフィスで使用される普及されたコンピュータプログラム
によっても知られているような選択リスト200が例示してある。この選択リス
ト200は、図1には示していない表示計器に対して水平に図示された、内容2
71,272,273を備えた一次元の選択リスト270を有している。この選
択リスト270の内容271,272,273は、図3の本例では、ラジオ受信
器で受信したいラジオ放送局の選択(271)、ラジオ受信器の再生音量の調整
(272)およびラジオ受信器技術に基づき自体公知の音響スケールによる音響
の調整(273)であってよい。
【0030】 選択リスト270の前記内容271,272,273のうちの1つの選択は、
図面内で垂直方向に位置する回転軸を中心として回転可能な第2の作動エレメン
ト114の回転によって行われる。この場合、この第2の作動エレメント114
を回転させるためには、制御部180によって割り当てられる、アクチュエータ
160を介して第2の作動エレメント114に影響を与える回転モーメントが超
越されなければならない。この場合に得られる休止効果を示すために、図3には
、モーメント値の経過280が誇張されている。選択可能な内容271,272
,273には、回動角度0゜、90゜および180゜における第2の作動エレメ
ント114の休止位置が割り当てられている。作動エレメント114もしくはこ
の作動エレメント114によって制御されるポインタを選択リスト270の内部
で内容271,272,273から離れる方向に運動させるために、比較的高い
回転モーメントが超越されなければならない。しかし、この回転モーメントが超
越された場合には、この回転モーメントは、規定された角度位置、たとえば約4
5゜から出発して自動的に選択リスト270の次の内容272にジャンプしかつ
そこで休止する。このことは、符号280で示した経過によって象徴化されてい
る。
【0031】 第2の作動エレメント114が正のまたは負の回転方向に応じて180゜もし
くは0゜の角度を超えて回動もしくは回転させられ、ひいては所属のポインタが
内容273;271を超えて移動させられると、作動エレメント112を回転さ
せるために必要となる回転モーメントが高い値に増加する。これによって、オペ
レータが目下の選択リスト270の終端に近づいているということに関する触覚
的な返答(haptisch. Rueckmeldung)がオペレータに伝
えられる。にもかかわらず、作動エレメント112が引き続き運動させられると
、ポインタは作動エレメント112の回転方向に応じてリスト270の最後のエ
ントリ273から再び最初のエントリ271にもしくは最初のエントリ271か
ら最後のエントリ273にジャンプし得る。
【0032】 たとえば点271が選択された、すなわち、たとえば複数のラジオ放送局の、
メモリされたリストから1つのラジオ放送局が選択された場合には、選択可能な
ラジオ放送局211,212,213,214,215,216,217,21
8,219を備えた、ここでは鉛直方向に配置された別の選択リスト210が表
示ユニットに図示される。右隣には、リスト210を通過させる目的で第1の作
動エレメント112を回転させるために必要となる回転モーメントの経過220
が誇張されている。この経過220は、たとえば選択リスト210の放送局21
3に相当する休止位置からの作動エレメント112の変位後に、この作動エレメ
ント112と、この作動エレメント112によって運動させられるポインタとが
、リスト210内で次に隣接するラジオ放送局214;212に回動方向に応じ
て自動的にジャンプしかつそこで休止することによっても特徴付けられている。
モーメント値の経過225がこのことを再び示している。
【0033】 選択リスト270の第2のリスト点272、すなわち音量調整が選択された場
合には、別の選択リスト230が鉛直方向に表示ユニットに図示される。選択リ
スト230は、多数の音量値に相当する値231,232,233,234,2
35,236,237,238,239を有している。音量調整にも制御部18
0によって、第2の作動エレメント114の角度位置を上回る量240を備えた
回転モーメント経過が割り当てられる。量240は、作動エレメント114の、
全作動範囲231〜239に割り当てられた角度範囲0゜〜270゜にわたって
やや波形の経過を有しているので、容易な休止効果が範囲の通過時に得られる。
これによって、オペレータには、操作エレメント110によって行われたパラメ
ータ調整、ここでは音量調整の程度に関する触覚的な返答が伝えられる。
【0034】 最後に、リスト270の第3の点273、つまり音響調整が選択された場合に
は、同じく制御部180によって、鉛直方向に延びる選択リスト250が表示ユ
ニットに図示される。選択リスト250は、極めて低音の音響251から、中音
を表す調和された調整位置252を介して、極めて高音の音響253にまで延び
ている。制御部180によって第1の作動エレメント112に割り当てられた、
音響調整のための経過260は、音量調整のための経過240に類似しているも
のの、中音位置252の領域に、明らかに感知可能な休止マークを有している。
【0035】 前述した実施例から明らかであるように、操作エレメント110の一方の作動
エレメント112;114に対する規定された回転モーメント経過の個々の割当
ては、調整したいパラメータに関連して可能となる。この場合、一方の作動エレ
メント112;114を回転させるために必要となる回転モーメントの絶対高さ
だけでなく、一方の作動エレメント112;114の周面もしくは全周への休止
マークの分配もコンテキストに関連して設定可能となる。こうして、たとえば多
数の音量値ひいては休止マークを分配する、すなわち幅広い音量範囲ひいては調
整範囲における音量の、高い分解能を、たとえば作動エレメント全周の3/4に
分配するだけでなく、たとえば選択リスト270の、3つのだけのエントリ27
1,272,273を第2の作動エレメント114の半周に分配することも可能
となる。
【0036】 しかし、調整したい特定のパラメータに滑らかな回転モーメント経過を休止マ
ークなしに割り当てるかまたは一定の回転モーメントを割り当てることも同様に
可能である。こうして、たとえばオーディオ設備のための音量調整に、従来の音
響ポテンショメータによって慣らされた触覚を割り当てることもできる。
【0037】 さらに、操作エレメント110の両作動エレメント112,114を回転させ
るために必要となる回転モーメントを互いに無関係に調整することが可能である
。特に、たとえば単に一次元の選択リストしか与えられていない場合に、一方の
作動エレメント112;114を完全にロックし、ひいては単に一次元の選択リ
ストしか与えられていないことに関する触覚的な返答をオペレータに伝えること
も可能となる。こうして、たとえばリスト270の事例では、第1の作動エレメ
ント112が完全にロックされ得る。これによって、オペレータは、一次元で与
えられた選択リスト270が明らかに水平方向で延びているものの、鉛直方向に
は延びていないという付加的な情報を獲得する。したがって、操作エレメント1
10の作動エレメント112,114の適切な負荷によって、触覚的なユーザガ
イダンスも得ることができる。
【0038】 さらに、本発明の枠内では、操作エレメント110の作動エレメント112,
114は、図1とは異なりほぼ球形にもしくは半球形に形成されていない。した
がって、作動エレメントは、図1Aに示したように、たとえば第2の軸124に
配置されたホイール117の形でかつ第1の軸122に配置されたドラム116
の形で形成されていてもよい。しかし、操作エレメント110の作動エレメント
は、たとえば楕円(第1の作動エレメント118)の形でかつ半楕円(第2の作
動エレメント119)の形で形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による操作エレメントを備えた操作装置のブロック回路図である。
【図1A】 操作エレメントの第1の選択的な構成を示す図である。
【図1B】 操作エレメントの第2の選択的な構成を示す図である。
【図2A】 変換器の一部としての符号化ディスクを示す図である。
【図2B】 変換器によって発生させられたパルス形の信号の時間的な経過を、操作エレメ
ントの両作動エレメントの回転の結果として示す図である。
【図3】 操作エレメントの作動エレメントに影響を与える所属の回転モーメント経過を
備えた選択リストを例示的に示す図である。
【符号の説明】
100 操作装置、 110 操作エレメント、 112 作動エレメント、 114 作動エレメント、 113 筋目、 115 筋目、 116 ドラ
ム、 117 ホイール、 118 作動エレメント、 119 作動エレメン
ト、 122 軸、 124 軸、 126 軸受け、 130 変換器、 1
32 符号化ディスク、 133 スリット、 135 発光器または光検出器
、 136 発光器または光検出器、 137 発光器または光検出器、 13
8 発光器または光検出器、 140 変換器、 142 符号化ディスク、
150 手段、 152 モータ、 154 歯車、 156 歯車、 160
手段、 162 モータ、 164 歯車、 166 歯車、 170 信号
、 171 信号、 172 時点、 180 評価・制御回路、 200 選
択リスト、 210 選択リスト、 211,212,213,214,215
,216,217,218,219 ラジオ放送局、 220 経過、 225
経過、 230 選択リスト、 231,232,233,234,235,
236,237,238,239 値、 240 量、 250 選択リスト、
251 音響、 252 中音位置、 253 音響、 260 経過、 2
70 選択リスト、 271 内容、 272 内容、 273 内容
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月25日(2001.6.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 /またはユーザガイダンスが可能となるので、操作エレ メントまたはこの操作エレメントによって選択リスト内 で運動させられるポインタへのアイコンタクトが不要と なる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作エレメントであって、第1の軸(122)を中心として
    回転可能な第1の作動エレメント(112)が設けられている形式のものにおい
    て、少なくとも1つの第2の作動エレメント(114)が設けられており、該第
    2の作動エレメント(114)が、第1の軸(122)に合致しない第2の軸(
    124)を中心として回転可能であることを特徴とする、操作エレメント。
  2. 【請求項2】 第2の作動エレメント(114)が、回転対称的に形成され
    ており、第2の作動エレメント(114)が、第1の作動エレメント(112)
    を少なくとも部分的に取り囲むように、少なくとも2つの作動エレメント(11
    2,114)が配置されている、請求項1記載の操作エレメント。
  3. 【請求項3】 ほぼ球形の構造体が設けられており、第1の作動エレメント
    (112)が、ほぼ完全球形に形成されており、第2の作動エレメント(114
    )が、第1の作動エレメント(112)を少なくとも部分的に取り囲むようにほ
    ぼ半球形に形成されている、請求項1または2記載の操作エレメント。
  4. 【請求項4】 第1の軸(122)と第2の軸(124)とが、互いにほぼ
    垂直に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の操作エレメン
    ト。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の作動エレメント(112;114)の把持
    性を改善しかつ/または可能な回転方向を明確にするために、少なくとも一方の
    作動エレメント(112;114)の表面に構造化部(113,115)が設け
    られている、請求項1から4までのいずれか1項記載の操作エレメント。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の作動エレメント(112;114)を回転
    させるために必要となる回転モーメントに影響を与えるための手段(150,1
    60)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の操作エレメ
    ント。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方の作動エレメント(112;114)を回転
    させるために必要となる回転モーメントに影響を与えるための手段(150,1
    60)が、アクチュエータの形で形成されている、請求項1から6までのいずれ
    か1項記載の操作エレメント。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の操作エレメント(110)を備えた
    操作装置において、制御部(180)が設けられており、該制御部(180)が
    、少なくとも一方の作動エレメント(112;114)を回転させるために必要
    となる回転モーメントにコンテキストに関連して影響を与えるようになっている
    ことを特徴とする、操作装置。
JP2001503596A 1999-06-11 2000-06-03 操作エレメント Pending JP2003502750A (ja)

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