JP2009266734A - 多方向検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部材の操作を高い信頼性で検出することができる多方向検出装置を提供する。
【解決手段】多方向検出装置は、固定部材に対し傾動可能に支持された操作軸16の操作位置を検出する。操作軸16には、発光ダイオード21からの光を案内するとともに、この案内された光を照射する複数の照射部22が形成された導光部材20が配置される。固定部材には、導光部材20の照射部22から照射された光を検出する複数のフォトダイオード19が備えられる。操作軸16が傾動操作されると、導光部材20の照射部22とフォトダイオード19との相対位置が変化する。この相対位置の変化に伴い各フォトダイオード19の受光量が変化することを利用して操作軸16の操作位置を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、車両のヘッドライト、ワイパー、方向指示器等を操作するためのレバーコンビネーションスイッチ等の操作位置の検出に用いられる多方向検出装置に関する。
この種の多方向検出装置は、例えば、車両のヘッドライト、ワイパー、方向指示器等の車載機器を操作するレバーコンビネーションスイッチに用いられ、そのレバーの傾動操作、あるいは同レバーの先端に設けられたノブの回動操作にともなって、摺動式の有接点スイッチを通じて電流経路が切り替えられることによってレバーやノブ、すなわち各種の車載機器を操作する操作部材の操作位置を検出する(例えば、特許文献1参照。)。同検出装置では、有接点スイッチが用いられるため、その使用に伴い接点が磨耗したり、塗料等に混ざっているシリコーン分子等が揮発して、これが接点部分に付着して絶縁膜が形成されたりすることにより、接触障害が発生するおそれがある。
そこで、こうした問題を回避するために、操作部材の操作を非接触で検出する多方向検出装置が従来提案されている。例えば、図12に示されるように、この多方向検出装置は、操作軸116を傾動可能に支持する固定側の部材に設けられた複数個の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)121と、可動側となるレバー106(操作軸116)の先端に設けられた複数個のフォトダイオード119とを備えてなる。そして同検出装置は、これら発光ダイオード121とフォトダイオード119との相対位置の変化に伴うフォトダイオード119での受光量の変化を検出することによってレバー106の操作位置を検出する。
特開平11−329162号公報
上記の非接触タイプの多方向検出装置では、前述したように、複数の発光ダイオード121を使用しているところ、こうした発光ダイオード121においては、稀にその輝度が既定値よりも小さいことがある。このため、例えば図13に示されるように、複数個の発光ダイオードを設ける場合には、既定の輝度を有する発光ダイオード121aに、既定値に満たない輝度しか有さない発光ダイオード121bが混ざることが懸念される。この場合、レバー106の操作位置に応じてフォトダイオード119が検出する受光量の変化が予め設定された検出結果とは異なる結果となり、レバー106の操作位置を正確に検出できなくなるおそれがある。このため、検査段階において、輝度が既定値よりも小さな発光ダイオード121bが含まれていることが発見された場合には、多方向検出装置そのものを廃棄するか又は新たな発光ダイオードに交換する必要があった。しかしこれには、製造コストの無駄が大きくなるという問題があった。そこで、輝度が既定値よりも小さな発光ダイオードが含まれていたとしても、操作部材の操作位置を高い信頼性で検出することができる多方向検出装置が求められていた。このような問題は、レバーコンビネーションに用いられる多方向検出装置に限らず、シフトレバーや、クルーズコントロールのスイッチ等の多方向に操作される操作部材を備えた別の装置に用いられる多方向検出装置においても同様に存在する。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作部材の操作位置を高い信頼性で検出することができる多方向検出装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、固定部材に対し傾動可能に支持された操作軸の操作位置を検出する多方向検出装置において、前記操作軸及び前記固定部材のいずれか一方に設けられて、光源からの光を案内するとともに、この案内された光を前記操作軸及び前記固定部材のいずれか他方に照射する複数の照射部が形成された導光部材が備えられるとともに、前記操作軸及び前記固定部材のいずれか他方に設けられて、前記導光部材の照射部から照射された光を検出しその受光量に応じた検出信号を出力する複数の光検出部が備えられ、前記操作軸の傾動操作に伴い前記導光部材の照射部と前記光検出部との相対位置が変化して同光検出部での受光量が変化するようにこれら導光部材及び光検出部を設け、同光検出部から出力される検出信号の変化に基づき前記操作軸の操作位置を検出することをその要旨としている。
同構成によれば、操作軸の傾動操作に応じて導光部材の照射部と光検出部との相対位置が変化すると、光検出部での受光量も変化する。光検出部はその受光量に応じた検出信号を出力することから、この光検出部からの検出信号の変化に基づき操作軸の操作位置を非接触で検出することができる。こうした非接触タイプのものによれば、前述した有接点タイプのものと異なり、経時的な接点の摩耗等による接触障害は発生しない。そして、光源からの光を案内するとともに、案内された光を照射する複数の照射部が形成された導光部材を用いて光を照射しているため、従来のように複数の光源を設ける必要がなく、1つの光源からの光を複数の照射部から照射して、操作軸の操作位置を検出することができる。また、光源が1つで済むため、輝度が予め設定された既定値よりも小さな光源であっても、照射部から照射される光の全てが本来の輝度に対して相対的に小さくなるため、操作軸の操作位置を高い信頼性で検出することができる。なお、輝度を高くしたいときには、2つの光源にしてもよい。この場合であっても、予め設定された既定値よりも輝度の低い光源が混じる確率は、3つ以上の光源を使う場合と比較して小さくなり、従来の多方向検出装置より信頼度を高くすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多方向検出装置において、前記照射部及び前記光検出部は、前記操作軸の傾動方向となる傾動軸に沿う方向に対応させて配置されることをその要旨としている。
同構成によれば、照射部及び光検出部が操作軸の傾動軸に対応させて配置されるため、照射部及び光検出部が傾動軸に対応していない位置にあるときと比較して、操作軸の傾動軸方向への操作によって照射部と光検出部との相対位置が大きく変化することとなり、受光量の変化を大きくすることができ、操作軸の傾動操作位置を高い信頼性で検出することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の多方向検出装置において、前記操作軸は、さらに自身の軸線を中心として回動可能に設けられ、前記照射部及び前記光検出部の少なくとも一方は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線を中心とした環状に配置されることをその要旨としている。
同構成によれば、操作軸の軸線を中心とする回動操作によって、この回動方向における照射部と光検出部との相対位置が変化する。これに伴い光検出部での受光量も操作軸の回動に応じて変化する。したがって、光検出部からの検出信号の変化に基づき、操作軸の軸線を中心とする回動方向における操作位置を高い精度で検出することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多方向検出装置において、少なくとも各照射部を前記操作軸の軸線を中心とする環状に配設し、これら照射部は、それぞれの輝度が異なるように設けられることをその要旨としている。
同構成によれば、操作軸の軸線を中心とした環状に配置された照射部がそれぞれの輝度が異なるように形成されるため、操作軸がその軸線を中心として回動した際、各光検出部での受光量は、操作軸の回動位置に応じて明確に異なる。このため、各光検出部のいずれか1個のみからの検出信号の変化に基づき、操作軸の軸線を中心とする回動方向における操作位置を検出することも可能となる。また、複数個の光検出部からの検出信号の変化に基づき操作軸の回動操作位置を検出することにより、操作軸の回動操作位置をより高い精度で検出することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の多方向検出装置において、前記照射部及び前記光検出部の少なくとも一方は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線上に配置されることをその要旨としている。
同構成によれば、照射部及び光検出部の少なくとも一方は操作軸が傾動していない状態における操作軸の軸線上に配置される。このため、照射部及び光検出部の少なくとも一方が軸線上以外の位置にあるときと比較して、操作軸の軸線方向への操作によって照射部と光検出部との相対位置が大きく変化することとなり、受光量の変化を大きくすることができ、操作軸の軸線方向への操作位置を高い精度で検出することができる。また、操作軸が回動操作された際に、操作軸の軸線上における照射部と光検出部との相対位置の変化はないため、回動操作位置と操作軸の軸線方向への操作位置との両方を高い精度で検出することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の多方向検出装置において、前記照射部及び前記光検出部は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線に沿う方向において互いに対向するように配置されることをその要旨としている。
同構成によれば、照射部及び光検出部は操作軸が傾動していない状態における操作軸の軸線に沿う方向において互いに対向するように配置されるため、操作軸が傾動していない状態において光検出部が検出する照射部からの光の受光量を大きくすることができる。そして、操作軸が操作された際に照射部と光検出部との相対位置を大きく変化させることができ、操作軸の操作位置を高い精度で検出することができる。
本発明によれば、操作部材の操作位置を高い信頼性で検出することができる多方向検出装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる多方向検出装置をレバーコンビネーションスイッチ5に具体化した第1の実施形態について図1〜図9を参照して説明する。
図1に示されるように、ステアリングホイール1が設けられるステアリングコラム2には、ワイパースイッチユニット3やターンシグナルスイッチユニット4等からなるレバーコンビネーションスイッチ5が設けられている。ワイパースイッチユニット3のレバー6が傾動操作されたとき、そのレバー6の基端の位置が図示しない検出装置により検出され、その検出されたレバー6の基端の位置に応じたワイパーの動作が実現される。また、ターンシグナルスイッチユニット4のレバー6が傾動操作されたとき、そのレバー6の基端の位置が図示しない検出装置により検出され、その検出されたレバー6の基端の位置に応じた方向指示器の動作が実現される。さらに、ターンシグナルスイッチユニット4のレバー6の先端に設けられたノブ7が回動操作されたとき、ノブ7の回動位置が図示しない検出装置により検出され、その検出されたノブ7の回動位置に応じた前照灯の動作が実現される。
図2に示されるように、レバーコンビネーションスイッチ5は、ステアリングコラム2の内部に固定される固定部材としての基台11と、その基台11の上面に設けられた一対の支持部11a,11bの間に回動軸12a,12bを介して基台11の上面に対して平行となるように支承された円環状の第1円環部材13と、第1円環部材13の内部に回動軸14a,14bを介して基台11の上面に対して垂直となるように支承された円環状の第2円環部材15と、第2円環部材15に挿通支持される円柱状の操作軸16とを備えている。さらに、基台11の一対の支持部11a,11bの間には長方形状の支持部材17が固定されている。同支持部材17の上面において、操作軸16に対応する部位には、側部に設けられた光源としての発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)21からの光を案内して操作軸16側へ照射する複数の照射部22が形成された円板状の導光部材20が配置されている。一方、操作軸16の基端には円板状の支持板18が導光部材20と対向して配置され、同支持板18の導光部材20側の底面には複数のフォトダイオード19が配置されている。フォトダイオード19は、導光部材20の各照射部22から照射された光を検出する光検出部として機能する。操作軸16の第2円環部材15から突出する部位にはレバー6が外挿されている。操作軸16は、レバー6に対して回動可能とされ、同操作軸16の先端にはノブ7が固定されている。
したがって、操作軸16は、回動軸12a,12bを軸としてx1方向‐x2方向へ円弧状に傾動可能であるとともに、回動軸14a,14bを軸としてy1方向‐y2方向へ円弧状に傾動可能である。また、操作軸16は、z1及びz2方向へ上下動可能であるとともに、操作軸16の軸線P1を中心としてθ1及びθ2方向へ回動可能である。すなわち、レバー6は、x1方向‐x2方向へ及びy1方向‐y2方向へ円弧状に傾動可能であるとともに、z1及びz2方向へ上下動可能である。ノブ7は、θ1方向及びθ2方向へ回動可能である。
図3に示されるように、支持板18の導光部材20側に配置されたフォトダイオード19は制御部10に接続され、受光量に応じて検出信号を制御部10へ出力する。制御部10は、入力された検出信号に基づいてレバー6及びノブ7の操作位置を検出し、この検出されたレバー6及びノブ7の操作位置に応じて制御対象となるワイパーや方向指示器等を制御する。導光部材20の側部(図中左側の側部)には発光ダイオード21が、導光部材20の中心方向へ光を照射するように固定されている。導光部材20は、例えばアクリル樹脂等の透明樹脂を材質とする。導光部材20の底面20aには、多数の点状の凹ドット23が形成されている。
図4に示されるように、凹ドット23は、μm単位の微細なドットで形成され、導光部材20の上面20bにおいて、光を照射させたい位置、すなわち各照射部22に対応して配置されている。凹ドット23は、導光部材20の底面20aから上面20bへ向かうに従い収束するテーパ状を成した円錐形状を成している。導光部材20は、発光ダイオード21から入射した光を底面20aの凹ドット23で反射させ、上面20bから光を出射する。すなわち、導光部材20の底面20aにおいて、凹ドット23が形成された複数の領域が光源からの光を照射する照射部22となる。このとき、凹ドット23の分布密度が高いところほど、上面20bから照射される光量が多くなり、輝度が高くなる。
ここでは、図5(b)に示されるように、導光部材20は、その底面20aに区画された9つの円形領域に多数の凹ドット23を形成することにより9つの照射部22a,22b,22c,22d,22e,22f,22g,22h,22iが形成されている。詳しくは、8個の照射部22a〜22hが45°の角度間隔をおいて導光部材20の周縁近傍に環状に形成され、1個の照射部22iが互いに直交するX軸とY軸との交点、すなわち導光部材20の中心に配置されている。照射部22a,22eはY軸上に位置し、照射部22c,22gはX軸上に位置する。円環状に配設された照射部22a〜22hの輝度は、照射部22aを最大として、照射部22aから照射部22hへ段階的に小さくなるように設定されている。すなわち、前述したように、照射部22a〜22hの輝度は凹ドット23の分布密度によることから、照射部22a〜22hの順に、凹ドット23の分布密度は小さくされている。なお、導光部材20の中心、すなわち照射部22iは、操作軸16が傾動されていない中立状態における操作軸16の軸線P1上に位置する。
図5(a)に示されるように、支持板18の導光部材20側(図中では紙面奥側)には5個のフォトダイオード19a,19b,19c,19d,19eが配置されている。具体的には、4個のフォトダイオード19a〜19dは、互いに直交するX軸とY軸と一致するように、90°の角度間隔をおいて支持板18の周縁近傍に環状に配置されている。また、1個のフォトダイオード19eは、X軸とY軸との交点、すなわち円板状の支持板18の中心に配置されている。フォトダイオード19a,19cはY軸上に位置し、フォトダイオード19b,19dはX軸上に位置する。なお、x1方向及びx2方向、並びにy1方向及びy2方向は、X軸及びY軸と対応している。支持板18の中心は、操作軸16が傾動されていない中立状態における操作軸16の軸線P1上に位置する。
照射部22a,22c,22e,22g及びフォトダイオード19a,19b,19c,19dは操作軸16が傾動していない状態における操作軸16の軸線P1に沿う方向において互いに対向するように配置されている。
次に、レバー6の操作にともない操作軸16がx1方向及びx2方向へ傾動された際の同操作軸16の操作位置の検出について図6を参照して説明する。
まず、レバー6を通じて操作軸16がx2方向(図中右側)へ傾動された状態を図6(a)に示す。この状態において、支持板18は、その右側が破線で示される中立状態よりも導光部材20に近接し、同じくその左側が中立状態よりも導光部材20から離間する。そして、このときの支持板18と導光部材20との相対変位は、フォトダイオード19bと照射部22cとの相対変位、及びフォトダイオード19dと照射部22gとの相対変位に伴うフォトダイオード19b,19dの受光量の変化として、次のようにして検出される。
すなわち、フォトダイオード19bは操作軸16が中立位置にあるときよりも照射部22cに近接することから、その近接した分だけ受光量が増大する。このため、フォトダイオード19bと照射部22cとの相対位置の変化、すなわち互いに近接したことを、フォトダイオード19bの受光量が増大することにより検出することができる。一方、フォトダイオード19dは操作軸16が中立位置にあるときよりも照射部22gから離間することから、その離間した分だけ受光量が減少する。このため、フォトダイオード19dと照射部22gとの相対位置の変化、すなわち互いに離間したことを、フォトダイオード19dの受光量が減少することにより検出することができる。
制御部10は、フォトダイオード19bから入力される検出値が増加するとともに、フォトダイオード19dから入力される検出値が減少した場合には、レバー6がx2方向へ傾動操作されたと判断して、制御対象に対してレバー6のx2方向への傾動操作に対応した制御を行う。なお、フォトダイオード19bから入力される検出値の増加と、フォトダイオード19dから入力される検出値の減少とのいずれか一方に基づいてレバー6がx1方向へ傾動操作されたと判断してもよい。
次に、レバー6を通じて操作軸16がx1方向(図中左側)へ傾動された状態を図6(b)に示す。この状態において、支持板18は、その右側が破線で示される中立状態よりも導光部材20から離間し、同じくその左側が中立状態よりも導光部材20に近接する。そして、このときの支持板18と導光部材20との相対変位は、フォトダイオード19bと照射部22cとの相対変位、及びフォトダイオード19dと照射部22gとの相対変位に伴うフォトダイオード19b,19dの受光量の変化として、次のようにして検出される。
すなわち、フォトダイオード19bは操作軸16が中立位置にあるときよりも照射部22cから離間することから、その離間した分だけ受光量が減少する。このため、フォトダイオード19bと照射部22cとの相対位置の変化、すなわち互いに離間したことを、フォトダイオード19bの受光量が減少することにより検出することができる。一方、フォトダイオード19dは操作軸16が中立位置にあるときよりも照射部22gに近接することから、その近接した分だけ受光量が増加する。このため、フォトダイオード19dと照射部22gとの相対位置の変化、すなわち互いに近接したことを、フォトダイオード19dの受光量が増加することにより検出することができる。
制御部10は、フォトダイオード19bから入力される検出値が減少するとともに、フォトダイオード19dから入力される検出値が増加した場合には、レバー6がx1方向へ傾動操作されたと判断して、制御対象に対してレバー6のx1方向への傾動操作に対応した制御を行う。なお、フォトダイオード19bから入力される検出値の減少と、フォトダイオード19dから入力される検出値の増加とのいずれか一方に基づいてレバー6がx1方向へ傾動操作されたと判断してもよい。
また、操作軸16がy1方向及びy2方向へ傾動された際には、前述と同様に、支持板18と導光部材20との相対変位が、フォトダイオード19aと照射部22aとの相対変位、及びフォトダイオード19cと照射部22eとの相対変位に伴うフォトダイオード19a,19cの受光量の変化として検出される。制御部10は、フォトダイオード19a,19cからの検出値の変化に基づいて、レバー6がy1方向及びy2方向のいずれかへ傾動操作されたと判断した場合には、制御対象に対して同傾動操作に対応した制御を行う。
次に、レバー6が操作されたことにともない操作軸16がz1方向及びz2方向へ移動された際の同操作軸16の操作位置の検出について図7を参照して説明する。
まず、レバー6を通じて操作軸16がz1方向(図中下側)へ下動された状態を図7(a)に示す。この状態において、支持板18は、その全体が破線で示される中立状態よりも導光部材20に近接する。よって、全てのフォトダイオード19a〜19eは全ての照射部22a〜22iに近接することから、操作軸16が中立状態にあるときと比較して、各フォトダイオード19a〜19eの受光量は増大する。このため、フォトダイオード19a〜19eと照射部22a〜22iとの相対位置の変化、すなわちこれらが互いに近接したことを、各フォトダイオード19a〜19eの受光量が増加することにより検出することができる。
制御部10は、フォトダイオード19a〜19eから入力される検出値が全て増加した場合には、レバー6がz1方向へ操作されたと判断して、制御対象に対してレバー6のz1方向への操作に対応した制御を行う。なお、支持板18の中心に位置するフォトダイオード19eから入力される検出値の増加のみに基づいてレバー6がz1方向へ操作されたと判断してもよい。
次に、レバー6を通じて操作軸16がz2方向(図中上側)へ上動された状態を図7(b)に示す。この状態において、支持板18は、その全体が破線で示される中立状態よりも導光部材20から離間する。よって、全てのフォトダイオード19a〜19eは全ての照射部22a〜22iから離間することから、操作軸16が中立状態にあるときと比較して、各フォトダイオード19a〜19eの受光量は減少する。このため、フォトダイオード19a〜19eと照射部22a〜22iとの相対位置の変化、すなわちこれらが互いに離間したことを、各フォトダイオード19a〜19eの受光量が減少することにより検出することができる。
制御部10は、フォトダイオード19a〜19eから入力される検出値が全て減少した場合には、レバー6がz2方向へ操作されたと判断して、制御対象に対してレバー6のz2方向への操作に対応した制御を行う。なお、支持板18の中心に位置するフォトダイオード19eから入力される検出値の減少のみに基づいてレバー6がz2方向へ操作されたと判断してもよい。
次に、ノブ7が軸線P1を中心として回動操作されたことにともない操作軸16がθ1方向へ回動された際の同操作軸16の操作位置の検出について図8及び図9を参照して説明する。
まず、図8(a)及び図8(b)に示されるように、説明のために、支持板18の中心以外のフォトダイオード19a〜19dに時計回りにA〜Dを付し、導光部材20の中心以外の照射部22a〜22hに時計回りに1〜8を付す。
ノブ7が回動されていない、すなわち操作軸16が回動していない中立状態を図9(a)に示す。中立状態では、フォトダイオード19aが照射部22aに、フォトダイオード19bが照射部22cに、フォトダイオード19cが照射部22eに、フォトダイオード19dが照射部22gに対向して位置する。
さて、ノブ7の回動操作を通じて操作軸16がθ1方向(図中時計回り)へ45°回動された状態を図9(b)に示す。この状態では、フォトダイオード19aが照射部22bに、フォトダイオード19bが照射部22dに、フォトダイオード19cが照射部22fに、フォトダイオード19dが照射部22hに対向して位置する。よって、フォトダイオード19a〜19dは中立状態と比較して、輝度の低い照射部22b,22d,22f,22hとそれぞれ対向する。すなわち、フォトダイオード19a〜19dと照射部22a〜22hとの相対位置がθ1方向において変化し、この相対変化を各フォトダイオード19a〜19dの受光量が減少することにより検出することができる。
次に、ノブ7がθ1方向へ90°回動されたことにともない操作軸16がθ1方向へ90°回動された状態を図9(c)に示す。この状態では、フォトダイオード19aが照射部22cに、フォトダイオード19bが照射部22eに、フォトダイオード19cが照射部22gに、フォトダイオード19dが照射部22aに対向して位置する。よって、フォトダイオード19a〜19cは中立状態と比較して、輝度の低い照射部22とそれぞれ対向し、フォトダイオード19dは中立状態と比較して、輝度の最も高い照射部22aと対向する。すなわち、フォトダイオード19a〜19dと照射部22a〜22hとの相対位置がθ1方向において変化し、この相対変化を各フォトダイオード19a〜19dの受光量が減少又は増加することにより検出することができる。
以後、ノブ7のθ1方向における回動位置は、各フォトダイオード19a〜19dの検出値の組み合わせに基づき、45度ずつ検出される。
なお、操作軸16がθ2方向(図中反時計回り)へ回動された際には、フォトダイオード19a〜19dが上記と同様に、相対変化を受光量が減少又は増加することにより検出する。
制御部10は、フォトダイオード19a〜19dから入力される検出値が変化した場合には、レバー6がθ1方向又はθ2方向へ回動操作されたと判断する。各照射部22a〜22hはそれぞれ輝度が異なるため、制御部10は、各フォトダイオード19a〜19dの検出値から各回動位置を検出し、制御対象に対してθ1方向又はθ2方向、及び回動位置に対応した制御を行う。
上記実施形態では、1個の発光ダイオード21から照射された光を導光部材20によって案内し、複数の照射部22から照射している。このため、発光ダイオード21を複数使わずにレバー6の操作を検出することができる。また、発光ダイオード21が1個で済むため、輝度が予め設定された既定値よりも小さな発光ダイオード21であっても、各照射部22から照射される光の全てが本来の輝度に対して相対的に小さくなる。従来のように複数の発光ダイオードを使う場合における、これらに輝度が既定値より低い発光ダイオードが含まれたことによる検出精度の低下という問題は発生しない。
したがって、レバー6やノブ7の操作位置を高い信頼性で検出することができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)操作軸16の傾動操作に応じて導光部材20の照射部22とフォトダイオード19との相対位置が変化すると、フォトダイオード19の受光量も変化する。フォトダイオード19はその受光量に応じた検出信号を出力することから、このフォトダイオード19からの検出信号の変化に基づき操作軸16の操作位置を非接触で検出することができる。こうした非接触タイプのものによれば有接点タイプのものと異なり、経時的な接点の磨耗等による接触障害は発生しない。そして、発光ダイオード21からの光を案内するとともに、案内された光を照射する複数の照射部22が形成された導光部材20を用いて光を照射しているため、従来のように複数の発光ダイオード21を設ける必要がなく、1個の発光ダイオード21からの光を複数の照射部22から照射して、操作軸16の操作を検出することができる。また、発光ダイオード21が1個で済むため、輝度が予め設定された既定値よりも小さな発光ダイオード21であっても、照射部22から照射される光の全てが本来の輝度に対して相対的に小さくなるため、操作軸16の操作位置を高い信頼性で検出することができる。
(2)照射部22及びフォトダイオード19が傾動軸(X軸、Y軸)に対応させて配置される。このため、照射部22及びフォトダイオード19が傾動軸に対応していない位置にあるときと比較して、操作軸16の傾動軸方向への操作によって照射部22とフォトダイオード19との相対位置が大きく変化することとなり、受光量の変化を大きくすることができ、操作軸16の傾動操作位置を高い信頼性で検出することができる。
(3)照射部22及びフォトダイオード19は操作軸16が傾動していない状態における操作軸16の軸線P1を中心とした環状に配置される。このため、操作軸16の軸線P1を中心とする回動操作によって、この回動方向における照射部22とフォトダイオード19との相対位置が変化する。これに伴いフォトダイオード19の受光量も操作軸16の回動に応じて変化する。したがって、フォトダイオード19からの検出信号の変化に基づき、操作軸16の軸線P1を中心とする回動方向における操作位置を高い精度で検出することができる。
(4)操作軸16の軸線P1を中心とした環状に配置された照射部22がそれぞれの輝度が異なるように形成されるため、操作軸16がその軸線P1を中心として回動した際、各フォトダイオード19の受光量は、操作軸16の回動位置に応じて明確に異なる。このため、複数個のフォトダイオード19からの検出信号の変化に基づき操作軸16の回動操作位置を検出することにより、操作軸16の回動操作位置をより高い精度で検出することができる。
(5)照射部22及びフォトダイオード19は操作軸16が傾動していない状態における操作軸16の軸線P1上に配置される。このため、照射部22及びフォトダイオード19が軸線P1上以外の位置にあるときと比較して、操作軸16の軸線P1方向への操作によって照射部22とフォトダイオード19との相対位置が大きく変化することとなり、受光量の変化を大きくすることができ、操作軸16の軸線P1方向への操作を高い精度で検出することができる。また、操作軸16が回動操作された際に、操作軸16の軸線P1上における照射部22hとフォトダイオード19eとの相対位置の変化はないため、回動操作位置と操作軸16の軸線P1方向への操作位置との両方を高い精度で検出することができる。
(6)照射部22a,22c,22e,22g及びフォトダイオード19a,19b,19c,19dは操作軸16が傾動していない状態における操作軸16の軸線P1に沿う方向において互いに対向するように配置される。このため、操作軸16が傾動していない状態においてフォトダイオード19a,19b,19c,19dが検出する照射部22a,22c,22e,22gからの光の受光量を大きくすることができる。そして、操作軸16が操作された際に照射部22a,22c,22e,22g及びフォトダイオード19a,19b,19c,19dの相対位置を大きく変化させることができ、操作軸16の操作位置を高い精度で検出することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる多方向検出装置をレバーコンビネーションスイッチ5に具体化した第2の実施形態について、図10及び図11を参照して説明する。この実施形態の多方向検出装置は、照射部22が形成された導光部材20が操作軸16の基端に固定された支持板18に配置される点、及び光検出部としてのフォトダイオード19が支持部材17に配置されている点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図10に示されるように、支持部材17には複数のフォトダイオード19が配置されている。操作軸16の基端には円板状の支持板18が配置されている。支持板18の支持部材17側には、光源としての発光ダイオード21からの光を案内して支持部材17側へ照射する複数の照射部22が形成された円板状の導光部材20が配置されている。導光部材20の上面20bには、多数の点状の凹ドット23が形成されている。
図11(b)に示されるように、支持部材17の上面には5個のフォトダイオード19a,19b,19c,19d,19eが配置されている。具体的には、4個のフォトダイオード19a〜19dが、互いに直交するX軸とY軸と一致するように90°の角度間隔をおいて支持板18の周縁近傍に環状に配置され、1個のフォトダイオード19eがX軸とY軸との交点、すなわち円板状の支持板18の中心に配置されている。フォトダイオード19a,19cはY軸上に位置し、フォトダイオード19b,19dはX軸上に位置する。なお、支持板18の中心は、操作軸16が傾動されていない中立状態における操作軸16の軸線P1上に位置する。
図11(a)に示されるように、支持板18に固定された導光部材20は、その側部に設けられた発光ダイオード21から入射した光を案内し、この光を支持板18側の面に形成された多数の凹ドット23で反射させ、支持板18と反対側の面から出射させることにより9つの照射部22a〜22iを形成する。詳しくは、8個の照射部22a〜22hが45°の角度間隔をおいて導光部材20の周縁近傍に環状に形成され、1個の照射部22iが、互いに直交するX軸とY軸との交点、すなわち導光部材20の中心に配置されている。照射部22a,22eはY軸上に位置し、照射部22c,22gはX軸上に位置する。円環状に形成された照射部22a〜22hの輝度は、照射部22aを最大として、照射部22aから照射部22hへ段階的に小さくなるように設定されている。なお、導光部材20の中心は、操作軸16が傾動されていない中立状態における操作軸16の軸線P1上に位置する。
レバー6がx1方向、x2方向、y1方向、y2方向、z1方向、及びz2方向へ操作されたことにともない操作軸16がx1方向、x2方向、y1方向、y2方向、z1方向、及びz2方向へ移動された際には、第1の実施形態と同様に、各フォトダイオード19の受光量、すなわちこれらからの検出値の変化としてレバー6の操作位置を検出する。
また、ノブ7がθ1方向及びθ2方向へ回動操作されたことにともない操作軸16が回動された際には、第1の実施形態と同様に、各フォトダイオード19の受光量、すなわちこれらからの検出値の変化としてレバー6の操作位置を検出する。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(6)の作用効果を奏することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、光源を1個の発光ダイオード21を用いて導光部材20に照射したが、輝度を高くしたいときには、2個の発光ダイオード21を用いて導光部材20に照射してもよい。この場合であっても、予め設定された既定量よりも輝度の低い発光ダイオード21が混じる確率は、3個以上の発光ダイオード21を使う場合と比較して小さくなり、従来の多方向検出装置より信頼度を高くすることができる。
・上記実施形態では、操作軸16の回動操作位置を検出する際に、4個のフォトダイオード19a〜19dによって検出するようにしたが、いずれか1個のフォトダイオード19のみによって検出するようにしてもよい。
・上記実施形態では、照射部22及びフォトダイオード19を操作軸16が中立状態における操作軸16の軸線P1上に配置したが、照射部22及びフォトダイオード19のどちらか一方のみ配置するようにしてもよい。また、位置の検出精度が確保されるのであれば、操作軸16の軸線P1上に照射部22及びフォトダイオード19の両方を配置しなくてもよい。
・上記実施形態では、環状に配置された照射部22の輝度が順番にそれぞれ異なるように形成したが、順番に異ならなくともよい。
・上記実施形態では、環状に配置された照射部22の輝度がそれぞれ異なるように形成したが、操作軸16の回動操作に応じて照射部22とそれらの間とにおいて受光量が変化することからこれらの受光量の変化をカウントすることによって操作軸16の回動操作を検出できるならば、環状に配置された照射部22の輝度を同じにしてもよい。
・上記実施形態では、照射部22及びフォトダイオード19を操作軸16が中立状態における操作軸16の軸線P1を中心とした環状に配置したが、照射部22及びフォトダイオード19のどちらか一方のみ環状に配置するようにしてもよい。また、操作軸16の軸線P1を中心とした環状に照射部22及びフォトダイオード19の両方を配置しなくともよい。
・上記実施形態では、照射部22及びフォトダイオード19を傾動軸(X軸、Y軸)に対応させて配置したが、照射部22及びフォトダイオード19を傾動軸に対応していない位置に照射部22及びフォトダイオード19を配置して検出精度が満たされるならば、照射部22及びフォトダイオード19を傾動軸に対応させなくともよい。
・上記実施形態では、レバー6がz1方向及びz2方向へ操作されたことによって操作軸16がz1方向及びz2方向へ移動されるようにした。しかしながら、レバー6に操作軸16の軸線P1を中心としてθ1方向及びθ2方向へ回動する回動部と、同回動部がθ1方向又はθ2方向へ回動操作されると、この回動操作をz1方向又はz2方向へ変換する変換機構とを備え、2種類の回動操作位置を検出できるようにしてもよい。
・上記実施形態では、5個のフォトダイオード19を設けたが、操作部材の操作方向や検出精度に対応させて、フォトダイオードの個数を変更してもよい。
・上記実施形態では、9個の照射部22を形成したが、操作部材の操作方向や検出精度に対応させて、照射部22の個数を変更してもよい。
・上記実施形態では、多方向検出装置をレバーコンビネーションスイッチに適用したが、シフトレバー等の他の装置に適用してもよい。なお、多方向検出装置を他の装置の操作部材の操作方向に対応させて任意に変更して適用する。
多方向検出装置が内蔵されたレバーコンビネーションスイッチを示す斜視図。 多方向検出装置の概略構成を示す斜視図。 多方向検出装置の概略構成を示す断面図。 導光部材の構造を示す側面図及び拡大図。 (a)光検出部の配置を示す上面図、(b)導光部材の照射部の配置を示す上面図。 (a)(b)操作軸の傾動時の光検出部と導光部材との相対位置を示す断面図。 (a)(b)操作軸の上下動時の光検出部と導光部材との相対位置を示す断面図。 (a)光検出部の配置を示す上面図、(b)導光部材の照射部の配置を示す上面図。 (a)(b)(c)操作軸の回動操作時の光検出部と導光部材との相対位置を示す断面図。 多方向検出装置の概略構成を示す断面図。 (a)光検出部の配置を示す上面図、(b)導光部材の照射部の配置を示す上面図。 従来の多方向検出装置の概略構成を示す断面図。 従来の多方向検出装置の光源の輝度を示す図。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングコラム、3…ワイパースイッチユニット、4…ターンシグナルスイッチユニット、5…レバーコンビネーションスイッチ、6…レバー、7…ノブ、10…制御部、11…基台、11a,11b…支持部、12a,12b…回動軸、13…第1円環部材、14a,14b…回動軸、15…第2円環部材、16…操作軸、17…支持部材、18…支持板、19…フォトダイオード、20…導光部材、20a…底面、20b…上面、21…発光ダイオード、22…照射部、23…凹ドット、P1…軸線。

Claims (6)

  1. 固定部材に対し傾動可能に支持された操作軸の操作位置を検出する多方向検出装置において、
    前記操作軸及び前記固定部材のいずれか一方に設けられて、光源からの光を案内するとともに、この案内された光を前記操作軸及び前記固定部材のいずれか他方に照射する複数の照射部が形成された導光部材が備えられるとともに、
    前記操作軸及び前記固定部材のいずれか他方に設けられて、前記導光部材の照射部から照射された光を検出しその受光量に応じた検出信号を出力する複数の光検出部が備えられ、
    前記操作軸の傾動操作に伴い前記導光部材の照射部と前記光検出部との相対位置が変化して同光検出部での受光量が変化するようにこれら導光部材及び光検出部を設け、同光検出部から出力される検出信号の変化に基づき前記操作軸の操作位置を検出する
    ことを特徴とする多方向検出装置。
  2. 請求項1に記載の多方向検出装置において、
    前記照射部及び前記光検出部は、前記操作軸の傾動方向となる傾動軸に沿う方向に対応させて配置される
    ことを特徴とする多方向検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の多方向検出装置において、
    前記操作軸は、さらに自身の軸線を中心として回動可能に設けられ、
    前記照射部及び前記光検出部の少なくとも一方は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線を中心とした環状に配置される
    ことを特徴とする多方向検出装置。
  4. 請求項3に記載の多方向検出装置において、
    少なくとも各照射部を前記操作軸の軸線を中心とする環状に配設し、これら照射部は、それぞれの輝度が異なるように設けられる
    ことを特徴とする多方向検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の多方向検出装置において、
    前記照射部及び前記光検出部の少なくとも一方は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線上に配置される
    ことを特徴とする多方向検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の多方向検出装置において、
    前記照射部及び前記光検出部は、前記操作軸が傾動していない状態における同操作軸の軸線に沿う方向において互いに対向するように配置される
    ことを特徴とする多方向検出装置。
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