JPH1115593A - データ入力装置 - Google Patents

データ入力装置

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JPH1115593A
JPH1115593A JP9162894A JP16289497A JPH1115593A JP H1115593 A JPH1115593 A JP H1115593A JP 9162894 A JP9162894 A JP 9162894A JP 16289497 A JP16289497 A JP 16289497A JP H1115593 A JPH1115593 A JP H1115593A
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JP
Japan
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data
rotation
axis
pair
rollers
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JP9162894A
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Katsutoshi Suzuki
克俊 鈴木
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の入力装置では、例えば移動データを入
力するときと回転データを入力するときとで、キーを操
作するなどの切替操作が必要であった。 【解決手段】 X軸を中心として回転するローラXaと
Xbの一方を回転させると、画面上で画像がX方向へ移
動し、XaとXbを同時に同じ方向へ回転すると、画像
がX軸回りに回転する。またローラXaとローラXbを
逆方向へ回転させると、画像がZ軸回りに回転する。ロ
ーラYaとYbにおいては、X方向への移動と、Y軸回
りの回転と、Z軸回りの回転データを入力できる。また
ローラZaを回転すると画像がZ方向へ移動し、これら
により3次元の移動と回転データを入力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックス等において立体的な図形を扱う際などに使用
されるデータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータの画像処理の用途として、コンピュータの画面上
に分子などの立体的な構造式を表示させて研究開発に使
用したり、あるいはゲームや建築などのシミュレーショ
ンにおいて立体的な図形を表示させるなどして使用して
いる。この場合、上述したような立体的な分子式や図形
を画面上で移動させたり回転させたりする必要がある。
そこで、このような立体図形を画面上において3次元的
に動作させることができるコントローラが必要となる。
上述したようなコントローラとして従来は、3次元で入
力する際キーボード等から特定のキーを押してモードを
3次元に切替えて使用するものがあった。
【0003】また、その他の例としては、特開平2−2
82818号、特開平5−233146号公報に、コン
ピュータグラフィックス等の作成に使用される3次元コ
ントローラが記載されている。上記特開平5−2331
46号には、図6に示したような3次元コントローラ1
0が記載されている。前記コントローラ10は、円錐状
の大径のリング12が回転可能に配設され、前記リング
12の中心部には球形のトラックボール11が縦、横、
斜め方向に回転可能に配設され、前記トラックボール1
1の上部にリング状の上蓋13が設けられているもので
ある。上記コントローラ10では、トラックボール11
が2次元方向の信号を発生させ、回転可能なリング12
を付加することにより3次元方向の信号を発生させるよ
うに構成されている。
【0004】また、前記コントローラ10の内部につい
て、図7を用いて説明する。上記コントローラ10に配
置されたトラックボール11は、その下部にある直交す
る二方向に軸着されたローラ14,14に当接し、さら
に前記ローラ14,14の近傍にボール11の脱落防止
のための小ローラ17が設置されている。また、前記ロ
ーラ14,14の一端側面部にはそれぞれ外周にスリッ
トが形成された円板15,15が上記ローラ14,14
と一体に回転するように形成されている。さらに、前記
円板15,15の外周の一部に、ボール11の回転方向
と回転量を検出するためのホトカプラなどのエンコーダ
16,16が配設されている。また、図示していない
が、上記大径のリング12についても、その外周部に形
成された鍔部にスリットが形成され、前記リング12の
回転方向と回転量を検出するためのエンコーダが配設さ
れている。
【0005】そして、上記エンコーダ16,16などに
よって検出されたデータをディスプレイの画面上の座標
に座標変換することにより、画面に表示された対象物を
3次元でリアルタイムに移動または回転させることがで
きる。また、上記コントローラ10の操作については、
トラックボール11を人差し指、中指、薬指で操作し、
リング12を親指で操作するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコントロー
ラには以下に示す欠点が有る。 (1)まず、トラックボール11を用いてX−Y座標内
の二次元の座標データを入力する場合に、画面でのカー
ソルや画像で表示された対象物を前記座標内で単純に移
動させる入力モードと、例えば前記対象物をX軸回りや
Y軸回りに回転させるための回転データを入力する場合
とを、キーボード上の所定のキーなどのスイッチを操作
することにより切換える必要があり、操作が繁雑であ
る。
【0007】(2)また、3次元で入力する際にモード
変換のためにキーボードから特定のキーを押さなければ
ならず、また2次元のモードに戻す場合にもキー操作を
行う必要があり、このような行為は煩雑であって作業効
率を悪くさせるものである。
【0008】(3)図6で示したコントローラ10につ
いては、その操作性をよくするため、トラックボール1
1の径を大きくする必要がある。それに付随して前記ト
ラックボール11の径が大きくなり、それにより奥行き
および横幅も大きくなるとともに、トラックボール11
の外周に形成されたリング12についてもその径が大き
くなる。従って、コントローラ10自体は、厚みのある
大きな構造になってしまう。また、このような理由によ
り、コンパクトに設計することが難しいため、ノート型
タイプのような小型のコンピュータに設置することは困
難である。また、その操作性については、多くの指を使
う必要が生じたり、上記トラックボール11およびリン
グ12に対する指の移動範囲を大きくしなければならな
いため、煩雑さが生じる場合がある。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、2つの操作体を使用して、2次元データのうちの
移動データと回転データの双方の入力を可能にしたデー
タ入力装置を提供することを目的としている。
【0010】さらに、片手操作で3次元での座標データ
の入力を可能としたデータ入力装置を提供することを目
的としている。
【0011】さらに薄型で構成することができるように
したことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ入力装置
は、同一方向へ回転可能な一対の操作体と、それぞれの
操作体で駆動されるエンコーダと、前記エンコーダから
の出力を検出する検出部とを有し、前記検出部にて一方
の操作体のみの回転検出出力が得られたときを第1の入
力モードとし、前記検出部にて一対の操作体が同時に同
じ方向へ回転した回転検出出力が得られたときを第2の
入力モードとしたときに、前記第1の入力モードと第2
の入力モードのいずれか一方のモードで前記回転検出出
力を座標上の移動データに変換し、他方のモードで前記
回転検出出力を座標上の所定の軸回りの回転データに変
換する座標データ変換手段が設けられていることを特徴
とするものである。
【0013】例えば、一方の操作体のみを操作したとき
に移動データが入力され、一対の操作体を同時に同じ方
向へ回転させたときに、回転データの入力となる。これ
とは逆に、一対の操作体が同じ方向へ回転したときが移
動データの入力で、一方の操作体のみを回転させたとき
が回転データの入力であってもよい。
【0014】さらに、前記検出部にて一対の操作体が同
時に逆方向へ回転した回転検出出力が得られたときを第
3の入力モードとしたときに、前記座標データ変換手段
で、前記第3の入力モードでの前記回転検出出力が、前
記移動データの座標面と直交する軸回りの回転データに
変換されるものとなる。
【0015】上記において、同一方向へ回転可能な一対
の操作体が、X軸回りのものと前記X軸回りに直交する
Y軸回りのものとでそれぞれ1組づつ設けられ、両組の
操作体により、X−Y座標上での移動データと、X軸回
りの回転データとY軸回りの回転データとが得られるよ
うにしてもよいし、または、同一方向へ回転可能な一対
の操作体が、X軸回りのものと前記X軸回りに直交する
Y軸回りのものとでそれぞれ1組づつ設けられ、両組の
操作体により、X−Y座標上での移動データと、X軸回
りの回転データとY軸回りの回転データと、さらにX軸
およびY軸に直交するZ軸回りの回転データとが得られ
るようにしてもよい。
【0016】例えば、同一方向へ回転可能な一対の操作
体の一方の回転により検出部から得られる回転検出出力
と、他方の回転により検出部から得られる回転検出出力
とを比較して、両操作体の一方のみが回転しているか両
方が同時に回転しているかを判別する比較手段が設けら
れている構成とすることが可能である。
【0017】上記において、一対の操作体は、例えば同
じ方向ヘ向く軸または同一線上に位置する軸に対してそ
れぞれが独立して回転可能とされたローラ状のものであ
る。あるいはX軸の回転出力とY軸の回転出力とを生じ
るトラックボールなどの球状の回転体が2個設けられ、
この2個のトラックボールを前記一対の操作体として使
用することもできる。
【0018】本発明では、一対の操作体を同時に操作す
るかあるいは別々に操作するかにより、キーボード上の
キー操作などを行なわなくても、座標上の移動データと
回転データの双方を入力することができる。さらに一対
の操作体を逆向きに回転させることにより、Z軸回転回
りのデータを入力でき、3次元コントローラとして使用
が可能である。
【0019】さらに、前記一対の操作体とは別に単体の
他の操作体と、この操作体で駆動されるエンコーダと、
このエンコーダからの出力を検出する検出部とを有し、
前記座標データ変換手段で、前記検出部で得られる回転
検出出力が、前記一対の操作体で入力される座標上の移
動データと異なる方向への移動データに変換されるもの
とすることが可能である。
【0020】この単体の操作体を設けると、3次元方向
への移動データを入力することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のデータ入力装置の一例
として3次元コントローラ1を示す斜視図である。ま
た、図2はこの3次元コントローラ1の入力信号により
処理される画像の移動および回転を示すディスプレイ6
の斜視図である。図1と図2に示す例では、3次元コン
トローラ1の配置方向とディスクプレイ6の画面上での
画像の処理座標を同じ直交座標(X−Y−Z座標)を用
いて示している。この3次元コントローラ1は、箱型の
ケース2を有している。ただし、このケース2がパーソ
ナルコンピュータなどのキーボードのケースの一部であ
ってもよい。
【0022】前記ケース2の上面に、X軸方向およびY
軸方向にそれぞれ直線状に四角状の一対の切欠き部3,
3,4,4が形成され、前記切欠き部3,3に、一対の
操作体として円柱状のローラXa,Xb、切欠き部4,
4に同じく一対の操作体としてローラYa、Ybが回転
可能に軸着されている。ローラXaとXbは同一線上に
配置された軸を中心として回転自在であり、ローラYa
とYbも同一線上に配置された軸を中心として回転自在
である。さらに、ケース2の手前側面に四角状の切欠き
部5を設け、前記切欠き部5にX軸方向に軸を設けた円
柱状のローラZa(他の単独の操作体)が回転可能に軸
着されている。
【0023】図3は、上記コントローラ1内部の一部を
示したものであり、前記ローラXaの下部に設けられた
構造を示している。なお、ここで使用されている部品や
その構造は、図7の従来例で示した一般に採用されてい
るものでよい。簡単に説明すると、前記ローラXaはX
軸方向を支軸として軸着されている。その下部に円柱状
の支持ローラ14が前記ローラXaと軸方向を同じくし
て軸着され、上記ローラXaと線接触可能となってい
る。また、前記支持ローラ14の一端側面部に支持ロー
ラ14よりも径が大きく、円周上にスリットが形成され
た円板15が一体に形成されている。さらに、前記円板
15の外周の一部を挟み込むような形で、上記円板15
の回転方向および回転量を検出するエンコーダ16が配
設されている。
【0024】このエンコーダ16はホトカプラを有し、
円板15の外周の一方に発光素子が他方に受光素子が対
向しており、前記円板15の外周に一定ピッチで形成さ
れたスリットの通過に応じて、受光素子からパルス出力
が得られこれが波形整形されて使用される。なお、前記
発光素子と受光素子は、回転方向へ位相をずらして2組
設けられており、各受光素子からの出力により、円板1
5の回転方向を検出でき、また前記受光素子からは円板
15の回転速度に応じた周波数のパルス出力が得られ
る。
【0025】なお、Xaのみについて説明したが、他の
ローラXb,Ya,Yb,Zaについても同様な支持ロ
ーラ14,円板15,エンコーダ16により構成されて
いる。このように形成された本発明の3次元コントロー
ラ1は、コンピュータの3次元画像処理においてディス
プレイ6の画面上に表示された立体的な図形等を移動、
回転させることなどが可能になる。
【0026】図4は、3次元コントローラ1からの入力
信号を受けるコンピュータのCPU(中央演算処理装
置)20内での処理手順を示したものであり、このCP
U20内でローラXa,Xb,Ya,Yb,Zaの回転
状況による入力データを画面上に出力するまでの手順を
示している。図4では、前記処理手順を回路構成に対応
させて示している。したがって、各種電子部品やICな
どにより図4に示すような回路を構成することも可能で
ある。
【0027】上記CPU20では、3次元コントローラ
1のローラXa,Xb,Ya,Yb,Zaの回転方向お
よび回転量に応じて各エンコーダ16から得られたデー
タを検出する検出部として、各ローラのエンコーダに個
別に対応する複数のカウンタ21と、ローラXa,X
b,Ya,Ybのそれぞれの回転の有無および回転方向
を比較する2つの比較手段22a,22bと、前記カウ
ンタ21および比較手段22a,22bから得られたデ
ータ(回転検出出力)を保持する複数のレジスタ23
と、前記レジスタ23から得られたデータを計算して画
面上の座標データとして出力するためのデータ変換手段
24とから構成されている。本発明では、前記複数のレ
ジスタ23とデータ変換手段24とで、座標データ変換
手段が構成されている。
【0028】上記CPU20は、前記ローラXa,X
b,Ya,Yb,Zaの回転方向および回転量を各カウ
ンタ21によりカウントし、次いでローラZaを除く一
対のローラXa,XbおよびローラYa,Ybの回転の
有無および回転方向が比較手段22a,22bにより比
較される。そして、その比較結果に応じて各カウンタ2
1から得られる回転検出出力がいずれかのレジスタ23
に保持され、データ変換手段24を経て座標データとし
て出力される。これにより、例えば、画面上に表示され
た立体的な対象物を移動、回転させることができるもの
である。またはカーソルの移動および回転を表示するこ
とも可能である。
【0029】前記3次元コントローラ1を用いた入力デ
ータの処理手順を図5に示したフローチャートを使用し
て説明する。図1に示す3次元コントローラの各ローラ
を回転させると、その回転方向とディスプレイ6でのX
−Y−Z座標とが対応し、指で操作する方向へ画像が移
動しまたは回転する。したがって、ローラを操作する指
の動きと、ディスプレイ6上での画像の移動または回転
とが直接的に対応する操作感触を得ることができる。
【0030】まず各ローラに共通のステップとして、各
ローラXa,Xb,Ya,Yb,Zaに配設された各エ
ンコーダ16の出力が、Xa,Xb,Ya,Yb,Za
の各カウンタ21によりカウントされ、回転の有無、回
転方向、回転量のデータが検出される(ステップ1)。
第1に、ローラZaについて説明すると、図5に示した
ように、前記Zaカウンタから得られる回転検出出力は
ステップ2、ステップ11〜ステップ13により処理さ
れる。
【0031】ステップ1においてZaカウンタで検出さ
れたローラZaの回転検出出力は、ステップ2において
Za=0(ゼロはローラが回転していないことをあらわ
す。以下同様。)の場合には開始に戻り、Za≠0(ゼ
ロでない場合はローラが回転していることをあらわす。
以下同様。)の場合にはステップ11へ進む。前記ステ
ップ11では座標データ変換手段の一部であるZレジス
タに回転検出出力が保持され、ステップ12でデータ変
換され、ステップ13で画像処理部へ出力されて、図2
のディスプレイ6に示される立体的な対象物またはカー
ソルなどがZ方向へ移動する。
【0032】第2に、ローラXa,Xbについて説明す
る。前記ローラXa,Xbに関しては、ステップ3〜ス
テップ6、ステップ11〜ステップ13にて処理され
る。ステップ1でカウントされたローラXa,Xbにつ
いての回転検出出力が、ステップ3においてXa=0な
らステップ4へ進み、そこでXb=0ならば開始へ戻
る。
【0033】ステップ3においてXa≠0ならばステッ
プ5へ進む。ステップ5では、比較手段22aにおいて
ローラXbに関する回転検出出力との比較が行なわれ
る。Xb=0の場合はステップ11に進みローラXaの
回転検出出力がYレジスタに保持され、さらに座標デー
タ上の移動データに変換され(ステップ12)、画面処
理部に出力される(ステップ13)。この場合、画面上
に表示された対象物は、図2に示したディスプレイ6の
画面のY軸方向(上下方向)に移動する。これは、画面
に映しだされた画像が縮小され、または拡大されて、画
像がY軸方向へ移動しているように表示される。
【0034】ステップ5においてXb≠0ならばステッ
プ6へ進む。ステップ6では、比較手段22aにおいて
ローラXaに関する回転検出出力と、ローラXbに関す
る回転検出出力とが比較される。両ローラXa,Xbの
回転方向が同じ場合にはステップ11において、両ロー
ラXaとXbに関する回転検出出力の少なくとも一方が
X軸回りレジスタに保持され、さらにステップ12,1
3により座標データ上での回転データに変換されて出力
される。その結果、ディスプレイ6に映しだされた対象
物は、画面のX軸を中心軸として回転する(θx回
転)。
【0035】また、ステップ6において、比較手段22
aでの比較の結果、ローラXaおよびXbの回転方向が
互いに逆方向であると判別された場合、ステップ11に
て両ローラからの回転検出出力の少なくとも一方がZ軸
回りレジスタに保持され、以下ステップ12,13にお
いて同様の処理が行われ、座標データとしてZ軸回り回
転データが出力される。その結果、画面上に表示された
対象物は、画面のZ軸を中心として回転する(θz方
向)。
【0036】さらに、ステップ3でXa=0でありかつ
ステップ4でXb≠0の場合は、Y軸方向への移動デー
タが出力される。すなわちローラXaとローラXbのい
ずれか一方が回転すると、Y方向への移動データに変換
され、両ローラが同時に同じ方向へ回転するとX軸回り
(θx)の回転データに変換され、両ローラが同時に且
つ互いに逆回りに回転すると、Z軸回り(θz)の回転
データに変換される。
【0037】第3に、ローラYa,Ybについて説明す
る。前記ローラYa,Ybの回転検出出力はは、ステッ
プ7〜ステップ13において処理される。上記ステップ
1でカウントされたローラYa,Ybの回転検出出力に
関しては、ステップ7においてローラYaが回転してい
るか否か判別され、Ya=0ならばステップ8へ進む。
ステップ8では比較手段22bによりローラYbの回転
検出出力が比較され、Yb=0ならば開始へ戻る。
【0038】ステップ8においてYb≠0の場合は、そ
の回転検出出力がXレジスタに保持され(ステップ1
1)、X方向への移動データとして出力される。その結
果、画面上の対象物は、図2で示したX軸方向(左右方
向)へ移動する。一方、ステップ7においてYa≠0な
らばステップ9へ進み、ステップ9において、比較手段
22bでローラYbの回転出力と比較される。ここで、
Yb=0ならば上記と同様にステップ11でX軸レジス
タに保持され、X方向への移動データとして出力され
る。
【0039】また、ステップ9においてYb≠0の場合
は、すなわちローラYaとローラYbが同時に回転して
いるときにはステップ10へ進む。ステップ10ではロ
ーラYaとYbとの回転方向が比較される。ここで、ロ
ーラYaとYbの回転方向が異なる場合は、ステップ1
1においてZ軸回りレジスタに保持され、一方ローラY
aとYbの回転方向が同様の場合はY軸回りレジスタに
保持され、回転データとして出力される。
【0040】よって、ローラYaとYbとの回転方向が
同じ場合は、図2で示したディスプレイ6の画面におい
て対象物がY軸回り(θy方向)へ回転し、ローラYa
とローラYbの回転方向が逆の場合には、対象物がZ軸
回り(θz方向)へ回転する。すなわちローラYaとロ
ーラYbのいずれか一方が回転すると、X方向への移動
データに変換され、両ローラが同時に同じ方向へ回転す
るとY軸回り(θy)の回転データに変換され、両ロー
ラが同時に且つ互いに逆回りに回転すると、Z軸回り
(θz)の回転データに変換される。
【0041】以上説明したように、本発明の3次元コン
トローラは、ディスプレイに表示した分子の構造式やゲ
ームのキャラクタや背景などの立体的な図形を3次元的
に容易に移動、回転、拡大縮小することができるもので
ある。また、前記コントローラの操作性についても、3
次元の入力を行うためにキーボード等のキー操作を行い
3次元のモードに変換することなく、5本のローラのみ
の操作で3次元で処理することができる。また、上記3
次元コントローラについては、X−Y軸方向に設けられ
た4本のローラを近接させることにより、画面上の対象
物を1本の指の操作でも同時に2軸方向のコントロール
が行える。さらに、前記ローラを細く、短く形成するこ
とにより、非常にコンパクトに設計することができるた
め、ノート型タイプのコンピュータ等にも配置すること
ができる。
【0042】また、本発明のコントローラは、コントロ
ーラ本体の内部、例えばエンコーダ等については通常採
用されている部品を使用することができるとともに、入
力から出力までの処理についてはコンピュータソフトの
プログラムを使用するという簡易な方法で構成すること
ができるため、高コストな部品を使うことなく、低コス
トで容易に設計することができるものである。
【0043】なお、本発明の3次元コントローラは、こ
れらに限定されるものではなく、操作体を円柱状のロー
ラの代わりに、球形のボールを使用するとともに前記操
作体の個数を4個から2個へ減らして構成してもよい。
また、他の実施例として、上記実施例とは反対に、一対
のローラを同時に回した場合には移動とし、一方のみを
回した場合には回転とした構成にすることも可能であ
る。また図1に示すコントローラの位置を示す座標と、
図2に示すディスプレイ6上の画面の座標とを必ずしも
一致させる必要がなく、例えば図2の画面でY軸とZ軸
を入れ替えてもよい。この場合、例えばローラXaとX
bのいずれかが回転したときに対象物が画面上で上下方
向へ移動する。また一対のローラを逆方向に回転させた
ときに対象物は画面に垂直な軸を中心として回転する。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明では、一対のローラ
などの操作体を同時に回転させるか、または一方のみ回
転させるかによって入力モードを変え、一方のモードで
は画面上で画像が移動し、他方のモードでは画面上で画
像が回転するようになる。よって移動モードと回転モー
ドとでキーボード上のキー操作などの切替を行うことが
不要である。
【0045】また、一対の回転体を互いに逆向きに回転
させることにより、回転体の配置軸と異なる軸回りにて
画像を回転させることができる。さらに、一対の操作体
を2組設けることにより、3次元での移動および回転デ
ータを入力でき、さらに単独の操作体を付加することに
より、3次元方向の全ての方向への移動と回転を行なわ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ入力装置の一例として3次元コ
ントローラを示した斜視図、
【図2】本発明の3次元コントローラの座標軸とディス
プレイの画面上での座標軸との対比を表した説明図、
【図3】本発明の3次元コントローラ内部の一部を示し
た拡大斜視図、
【図4】本発明の3次元コントローラに用いられるCP
U内部の処理を示した概略図
【図5】上記CPU内部のソフトウエア処理の手順を示
したフローチャート、
【図6】従来の3次元コントローラを示した斜視図、
【図7】従来の3次元コントローラの内部を示した一部
省略斜視図、
【符号の説明】
Xa,Xb,Ya,Yb,Za ローラ 1 3次元コントローラ 15 スリット状の円板 16 エンコーダ 20 CPU 21 カウンタ 22a,22b 比較手段 23 レジスタ 24 データ変換手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一方向へ回転可能な一対の操作体と、
    それぞれの操作体で駆動されるエンコーダと、前記エン
    コーダからの出力を検出する検出部とを有し、前記検出
    部にて一方の操作体のみの回転検出出力が得られたとき
    を第1の入力モードとし、前記検出部にて一対の操作体
    が同時に同じ方向へ回転した回転検出出力が得られたと
    きを第2の入力モードとしたときに、前記第1の入力モ
    ードと第2の入力モードのいずれか一方のモードで前記
    回転検出出力を座標上の移動データに変換し、他方のモ
    ードで前記回転検出出力を座標上の所定の軸回りの回転
    データに変換する座標データ変換手段が設けられている
    ことを特徴とするデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部にて一対の操作体が同時に逆
    方向へ回転した回転検出出力が得られたときを第3の入
    力モードとしたときに、前記座標データ変換手段で、前
    記第3の入力モードでの前記回転検出出力が、前記移動
    データの座標面と直交する軸回りの回転データに変換さ
    れる請求項1記載のデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 同一方向へ回転可能な一対の操作体が、
    X軸回りのものと前記X軸回りに直交するY軸回りのも
    のとでそれぞれ1組づつ設けられ、両組の操作体によ
    り、X−Y座標上での移動データと、X軸回りの回転デ
    ータとY軸回りの回転データとが得られる請求項1記載
    のデータ入力装置。
  4. 【請求項4】 同一方向へ回転可能な一対の操作体が、
    X軸回りのものと前記X軸回りに直交するY軸回りのも
    のとでそれぞれ1組づつ設けられ、両組の操作体によ
    り、X−Y座標上での移動データと、X軸回りの回転デ
    ータとY軸回りの回転データと、さらにX軸およびY軸
    に直交するZ軸回りの回転データとが得られる請求項2
    記載のデータ入力装置。
  5. 【請求項5】 同一方向へ回転可能な一対の操作体の一
    方の回転により検出部から得られる回転検出出力と、他
    方の回転により検出部から得られる回転検出出力とを比
    較して、両操作体の一方のみが回転しているか両方が同
    時に回転しているかを判別する比較手段が設けられてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記一対の操作体とは別に単体の他の操
    作体と、この操作体で駆動されるエンコーダと、このエ
    ンコーダからの出力を検出する検出部とを有し、前記座
    標データ変換手段で、前記検出部で得られる回転検出出
    力が、前記一対の操作体で入力される座標上の移動デー
    タと異なる方向への移動データに変換される請求項1な
    いし5のいずれかに記載のデータ入力装置。
JP9162894A 1997-06-19 1997-06-19 データ入力装置 Withdrawn JPH1115593A (ja)

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