JP2003501381A - 関節炎の処置 - Google Patents

関節炎の処置

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JP2003501381A JP2001501199A JP2001501199A JP2003501381A JP 2003501381 A JP2003501381 A JP 2003501381A JP 2001501199 A JP2001501199 A JP 2001501199A JP 2001501199 A JP2001501199 A JP 2001501199A JP 2003501381 A JP2003501381 A JP 2003501381A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、関節炎の種々の形態の処置におけるカテキンの使用(上記処置におけるカテキンおよび他の抗関節炎薬剤の組み合わせの使用を含む);上記処置における使用のための医薬品および組成物;ならびに抗関節炎特性を有する薬剤を同定する方法、に関する。より詳細には、関節炎処置のための医薬品の製造のための、没食子酸エピカテキン、没食子酸カテキン、没食子酸ガロカテキン、没食子酸エピガロカテキンから選択される、カテキン没食子酸エステルの使用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、すべての形態の関節炎の処置における、カテキン類、またはその改
変体の使用に関する。
【0002】 緑茶は、極東における非常に一般的な飲料であり、そしてその有益な健康性質
は数百年もの間認識されている。従って、緑茶は、上記の健康効果の原因となる
活性薬剤を同定する大規模な研究の主題となっている。緑茶は、天然に存在する
植物抽出物の複雑な混合物である。これらの一群は、フラバノール類、カテキン
類またはプロアントシアニジン類として種々に記載されている。緑茶中のこれら
の成分の最も一般的なものは:エピカテキン(epicatechin)(EC
)、エピガロカテキン(epigallocatechin)(EGC)、没食
子酸エピカテキン(epicatechin gallate)(ECG)およ
び没食子酸エピガロカテキン(epigallocatechin galla
te)(EGCG)である。図1を参照のこと。
【0003】 カテキン類は、多くの臨床症状を軽減することが報告されている。これらは、
発作および脳出血(Satoら、1989)、心臓血管疾患および肝臓疾患(I
mai&Nakachi、1995)、細菌感染(Ikigaiら、1993)
および胃潰瘍(Murakamiら、1992)を含む。カテキン類はまた、ヒ
スタミンおよびロイコトリエンの放出を阻害することが示されており、このこと
は、カテキン類が、種々のアレルギー性障害の処置に関して利点を有し得ること
を示す(Matsuoら、1997)。
【0004】 さらに、カテキン類は、活性化マクロファージからの転写および放出の両方の
レベルで、腫瘍壊死因子α(TNFα)産生のリポ多糖(LPS)誘導放出を阻
害することが知られており、そしてそれ故、炎症の阻害における使用を有し得る
(Yangら、1998)。
【0005】 カテキン類は、コレステロールレベルを調節すること;抗変異誘発性質を有す
ること;血圧を低下すること;肝臓に対する種々の薬剤の効果を阻害することが
示されており、そしてまた歯を崩壊から保護し得る。明らかにカテキン類は、当
該分野で周知である多くの有益な健康効果を有する。
【0006】 これまで、最も多くの興味は、カテキン類の抗癌効果にあった。疫学的研究に
より、緑茶の消費がヒトにおける癌を防ぐ助けとなり得ることが示唆されており
(Yangら、1993ら)、そして少なくとも17の臨床研究が公開されてい
る(例えば、Gaoら、1994)。
【0007】 本発明者らは、関節炎の処置に関するさらなるカテキン類の有益な治療効果を
発見した。
【0008】 カテキンは、カテキン自身の構造(3’,3’,4’,5,7−フラバンペン
トール)に基く一群の化合物に対する一般名である。図1を参照のこと。
【0009】 本発明者らは、最近、カテキン類が軟骨保護的であること、すなわち、それら
が軟骨細胞外マトリックスの分解を阻害することを発見した。20μMの用量で
、EGCG、ECGおよびECは、組換えヒトインターロイキン1α(rhIL
−α)を用いたウシ軟骨外殖片の処理から生じるプロテオグリカン損失を有意に
阻害した。組換えヒトTNFα(rhIL−α)が異化刺激を提供したとき、E
GCGは、プロテオグリカン損失の阻害について用量依存性曲線を生成し、2μ
Mの濃度で約50%の阻害が達成された。図2を参照のこと。これらの実験では
、EGCGは、毒性影響を示さなかった。218μMで、EGCGは、外殖片に
よるラクテート産生に対し影響を及ぼさなかった。また、2μMおよび20μM
の有効濃度範囲で、プロテオグリカン合成の尺度としての35S取り込みは影響さ
れなかった。さらに、TNF媒介プロテオグリカン分解に対するEGCGの阻害
効果は、外殖片からのカテキンの除去の後には完全に可逆的であった(データは
示さず)。
【0010】 EGCGは、TNFα合成を阻害することが報告され(Yangら、1998
;Suganumaら、1996)、これは、その抗炎症効果の基礎を提供し得
る。本発明者らは、EGCGが実際にこの重要な性質を有することを確認した。
20μMの濃度で、それは、2つの異なる市販のELISAキットを用い、2人
の異なるボランティアからの血液サンプルからの細菌リポ多糖刺激TNFα合成
を66%および30%阻害した。しかし、これは、軟骨分解の阻害の機構を提供
し得ない。なぜなら、図2に示されたような実験では、大量の外因性サイトカイ
ンが軟骨培養に添加されているからである。
【0011】 これは、カテキン類が、関節炎罹患者に有益である2つの別個の性質、抗炎症
効果および別の軟骨保護効果を有するという結論に至る。
【0012】 本発明の第1の局面によれば、関節炎の処置のための医薬の製造のために少な
くとも1つのカテキンの使用が提供される。
【0013】 本発明の好適な実施形態では、上記カテキンは:(+)エピカテキン、(+)
カテキン、(−)エピカテキン;(−)カテキン、(−)エピガロカテキン;(
−)ガロカテキン;(−)没食子酸エピカテキン;(−)没食子酸カテキン;(
−)没食子酸エピガロカテキン;(−)没食子酸ガロカテキン;またはそれらの
改変体、から選択される。
【0014】 本発明のさらなる好適な実施形態では、上記カテキンは、没食子酸エピガロカ
テキンである。
【0015】 本発明のなおさらなる好適な実施形態では、上記カテキンは没食子酸エピカテ
キンである。
【0016】 本発明のなおさらなる好適な実施形態では、上記医薬は、変形性関節炎、慢性
関節リウマチ、炎症性関節炎;骨軟骨炎;急性ピロリン酸塩関節炎;反応性関節
炎;乾癬性関節炎;若年性関節炎;エリテマトーデス;シェーグレン症候群;再
発性多発性軟骨炎;強直性脊椎炎;乾癬性関節炎;MSUM(通風);CPDD
(偽通風、軟骨石灰化);軟骨融解;滑液包炎、から選択される関節炎状態の処
置のためである。
【0017】 本発明のさらになおさらなる好適な実施形態では、上記医薬は、変形性関節炎
の処置のためである。
【0018】 本発明のさらになおさらなる好適な実施形態では、上記医薬は、慢性関節リウ
マチの処置のためである。
【0019】 本発明のさらになおさらなる好適な実施形態では、上記医薬は、関節炎の予防
的処置における使用のためである。理想的には、上記予防的処置は、関節炎、好
ましくは変形性関節炎に対し遺伝的素因をもつ動物のためである。
【0020】 あるいは、または好ましくは、上記予防的処置は、関節損傷(例えば、十字靭
帯損傷)に起因する関節炎を発症する増加した可能性を有する動物を保護するた
めである。関節損傷を受ける個体が関節炎の増加した発生率を有することは当該
分野で周知である(Priceら,1999)。
【0021】 本発明の第2の局面によれば、少なくとも1つのカテキンおよび少なくとも1
つの抗関節炎薬剤またはバイオポリマーを含む治療用組成物が提供される。好ま
しくは、この組成物は、関節炎、理想的には変形性関節炎の処置のための医薬の
製造における使用のためである。なおより理想的には、上記抗関節炎薬剤は、ヒ
アルロン酸、またはその改変体である。
【0022】 あるいは、または好ましくは、上記抗関節炎薬剤はグルコサミン、またはその
改変体、好ましくはグルコサミン硫酸(glucosamine sulpha
te)である。グルコサミンは関節炎症状の有効な処置であることが報告されて
いる(MacCarty、1994;MacCArty、1998)。現在の見
解は、グルコサミンが関節中のヒアルロン酸のようなグリコサミノグリカン類の
産生を刺激することを示唆している。
【0023】 ヒアルロン酸は、N−アセチルグルコサミンおよびグルクロン酸分子のポリマ
ーであり、そして抗関節炎性質を有することが周知である(Balazs、19
68;Gibbsら、1968;Balazs&Gibbs.、1970;Ry
dellら、1970;Weissら、1981;Denlinger、198
2;Balazs、1982;Balazs&Denlinger、1985;
Weiss.&Balazs、1987;Balazs&Denlinger、
1989;McCainら、1989;Adams、1993;Balazs&
Denlinger、1993;Morelandら、1993;Peyron
、1993a;Peyron、1993b;Scaleら、1994;Adam
sら、1995;Bandら、1995;Baker、1997 Balazs
&Larsen、1997;Adams、1998;Denlinger、19
98;Dickson&Hosie、1998;Estey、1998;Wob
igら、1998およびPeyron、1999)。
【0024】 それは、すべての哺乳動物において種々の組織中(例えば、滑液、硝子体液)
およびいくつかの細菌種中に天然に存在する。ヒアルロン酸は、分子量が50k
Da〜8×103kDaで変動し得、そして高度に粘性の溶液を形成する。非炎
症性である純粋なサンプルを調製する方法は、当該分野で周知である。例えば、
欧州特許EP 0239335号&米国特許US 4879375号は、非炎症
性であると称するヒアルロン酸の高度に純粋なフラクションを調製する方法を開
示する。ヒアルロン酸は、種々の治療効果を有することが知られている。例えば
、そして限定するものではなく、種々の皮膚障害の処置(米国特許US5914
322号に記載)およびコルチコステロイド処置の結果としての関節変性の処置
である(米国特許US4801619号)。ヒアルロン酸などは、粘性補充およ
び/または粘性潤滑を提供し(Balazs&Denlinger、1993;
Peyron、1993a;Scaleら、1994;Lussierら、19
96)、関節炎疾患の結果としてのフラグメント化したヒアルロン酸を置換する
【0025】 本発明の好適な実施形態では、上記カテキンおよび抗関節炎薬剤は、単純な混
合物として投与される。あるいは、上記カテキンおよび抗関節炎薬剤は、一緒に
架橋、カップリング(coupled)または会合(associated)さ
れる。
【0026】 ヒアルロン酸を種々の治療分子に架橋または結合することが可能である。例え
ば、欧州特許第0296740号は、ヒアルロン酸結合体の産生を記載する。ヒ
アルロン酸は、多くの遊離の水酸基およびカルボキシル基を有し、それらに対し
カテキン類が直接的に、または架橋剤を介するかのいずれかにより架橋またはカ
ップリングされ得る。あるいは、ヒアルロン酸およびカテキンは、以下に詳細に
記載されるように、リポソーム調製物内にカプセル化される。
【0027】 本発明の代替の実施形態では、上記カテキンは、ヒアルロン酸と架橋、カップ
リングまたは会合される。
【0028】 本発明の第3の局面によれば、少なくとも1つのカテキンを、少なくとも1つ
の抗関節炎薬剤に架橋またはカップリングする方法が提供され、この方法は: i)少なくとも1つのカテキンおよび少なくとも1つの抗関節炎薬剤を提供する
工程; ii)上記カテキンの上記薬剤への架橋またはカップリングを行う条件を提供す
る工程;および、最適には、 iii)反応混合物から架橋またはカップリング複合体を精製する工程 を包含する。
【0029】 本発明の好適な方法では、上記抗関節炎薬剤はヒアルロン酸であり、そして上
記カテキンは:(+)カテキン;(+)エピカテキン;(−)カテキン;(−)
エピガロカテキン;(−)ガロカテキン;(−)没食子酸エピカテキン;(−)
没食子酸カテキン;(−)没食子酸エピガロカテキン;(−)没食子酸ガロカテ
キン;またはそれらの改変体、から選択される。
【0030】 本発明のなおさらなる局面によれば、関節炎状態を処置する方法が提供され、
この方法は、動物に、薬理学的に有効な量の本発明の治療組成物/医薬を投与す
る工程を包含する。
【0031】 本発明の好適な方法では、上記関節炎状態は;変形性関節炎;慢性関節リウマ
チ;骨軟骨炎;急性ピロリン酸塩関節炎;反応性関節炎;乾癬性関節炎;若年性
関節炎;エリテマトーデス;シェーグレン症候群;再発性多発性軟骨炎;強直性
脊椎炎;乾癬性関節炎;MSUM(通風);CPDD(偽通風、軟骨石灰化);
軟骨融解;滑液包炎、から選択される。
【0032】 本発明のなお好適な方法では、上記関節炎状態は変形性関節炎である。
【0033】 本発明のさらになおさらなる好適な方法では、上記関節炎状態は慢性関節リウ
マチである。
【0034】 治療組成物/医薬が、送達を容易にするために種々の方法で処方され得ること
は当業者に明らかである。例えば、リポソーム組成物が、上記組成物/医薬を送
達するために有用に採用され得る。
【0035】 リポソームは、選択された治療用薬剤をカプセル化し次いで患者中に導入され
る、脂質を基礎にした小胞である。代表的には、リポソームは、純粋なリン脂質
またはリン脂質とホスホグリセリドの混合物のいずれかから製造される。
【0036】 代表的なリポソームは、静脈注射され得かつ肺の毛細血管を通過し得る直径2
00nm未満で製造され得る。さらに、リポソームの生化学的特性は、血管膜を
横切って選択された組織へ接近させる透過性を与える。リポソームは、比較的短
い半減期を有する。ポリエチレングリコール(PEG)に被膜されたリポソーム
を含む、いわゆるSTEALTH(登録商標)リポソームが、開発された。患者
に静脈内投与される場合、PEG処理リポソームは、顕著に増加された半減期を
有する。さらに、STEALTH(登録商標)リポソームは、細網内皮系におけ
る減少した取り込みおよび選択された組織における増加した蓄積を示す。さらに
、治療用組成物/医薬を選択された細胞/組織へ送達する特異性を増加する脂質
ベースのビヒクルが抗体に結合する、いわゆる免疫リポソーム(immuno−
liposomes)が開発された。
【0037】 送達手段としてのリポソームの使用は、米国特許第5580575号および米
国特許第5542935号に記載される。
【0038】 組成物/医薬が経口スプレーまたは鼻腔内スプレー、エアロゾル、懸濁液、エ
マルジョンおよび/または点眼薬の形態で接種(imbided)または提供さ
れることは、当業者には明白である。あるいは、医薬は錠剤の形態で提供され得
る。あるいは、送達手段は、呼吸器または噴霧器を含む。
【0039】 あるいはまたは好ましくは、医薬は、関節へ直接注射によって送達され得る。
組成物/医薬が静脈内、筋肉内、皮下または局所的に送達されることが、想定さ
れる。なおさらに、医薬は、直腸に処方され得る。
【0040】 また、ヒト以外の動物(例えば、非限定的に、愛玩動物(family pe
t)、家畜、馬)において、組成物/医薬が関節炎状態を予防および/または軽
減するに効果的であることは、明白である。
【0041】 本発明の第4の局面に従って、抗関節炎特性について、薬剤をスクリーニング
する方法が提供される。
【0042】 本発明の好ましい方法は、以下を含む: i)軟骨サンプルを提供すること、 ii)有効量の、少なくとも1つの試験される薬剤の添加、 iii)少なくとも1つの前炎症性(pro−inflammatory)サイ
トカインの添加;および iv)軟骨分解を示す少なくとも1つの分子のモニタリング。
【0043】 本発明のさらに好ましい実施形態において、この炎症性サイトカインは、イン
ターロイキン1α;インターロイキン1β;オンコスタチンM;腫瘍壊死因子α
より選択される。本発明の好ましい方法は、以下を含む: i)軟骨サンプルを提供すること、 ii)有効量の、少なくとも1つの試験される薬剤の添加、 iii)ビタミンA代謝産物の添加;および iv)軟骨分解を示す少なくとも1つの分子のモニタリング。
【0044】 好ましいこのビタミンA代謝産物は、全てトランスの(all−trans)
レチノイン酸である。
【0045】 軟骨分解をモニタリングする方法が周知でありかつ本明細書中に記載されるこ
とが、当業者には明白である。
【0046】 本発明のさらなる局面に従って、本発明のスクリーニング法によって同定され
る薬剤が提供される。
【0047】 また、上記のカテキンが天然の植物供給源(例えば、Camellia si
nensis、Uncarcia gambir)から単離され得るかまたは当
該分野で周知の方法を使用して研究室で合成され得るかのいずれかであることは
、当業者には明白である。
【0048】 本発明の1つの実施形態は、実施例のみによって、ならびに/または以下の表
および図面を参照してここで記載される。
【0049】 表1は、(i)鼻軟骨外移植片および(ii)関節軟骨外移植片を使用する、
サイトカイン刺激した軟骨分解、またはビタミンA代謝産物刺激した軟骨分解に
対するカテキンの阻害効果を示す。
【0050】 表2は、ヒト変形性関節炎(osteoarthritic)関節の外移植片
に対するEGCGおよびECGの阻害効果を示す。
【0051】 表3は、ヒト慢性関節リウマチ膝軟骨のプロテオグリカンの分解に対するEG
CGおよびECGの阻害効果を示す。
【0052】 表4は、ヒト非関節軟骨のプロテオグリカンの分解に対するEGCGおよびE
CGの阻害効果を示す。
【0053】 表5および6は、rhILαで刺激したウシ鼻軟骨外移植片におけるII型コ
ラーゲン分解に対するEGCG、ECG、ECおよびEGCの阻害効果を示す。
【0054】 表7は、28日の期間の後半部分にわたる外移植片によるラクテート産生を示
す。
【0055】 表8は、ヒトTNFα合成に対するEGCGの阻害効果を示す。
【0056】 (序論) ウシの系における軟骨プロテオグリカン分解を、プロ炎症性サイトカインであ
るインターロイキン1α(IL1α)または腫瘍壊死因子α(TNFα)で、あ
るいはビタミンA誘導体である全てトランスのレチノイン酸(Ret)で刺激し
た。分解過程を、インターロイキン1β(IL1β)およびTNFαの組合せを
使用して、ヒト軟骨で開始した。関節炎において生じる軟骨プロテオグリカン成
分の分解についての標準インビトロモデルが存在する(Brysonら、199
8;Ilicら、1992)。
【0057】 (方法) (軟骨プロテオグリカン分解の阻害) ウシ鼻中隔および中手指節関節の軟骨を、Buttleら(1992)によっ
て記載されるように調製した。鼻中隔軟骨を、死後、ナイフを使用して取り外し
、そして覆う膜を破棄した。摘出した軟骨を、イソプレニルを染ませたAzow
ipeで拭い、組織培養フード中のペトリ皿に静置し、そして滅菌リン酸緩衝化
生理食塩水(PBS)で洗浄した。軟骨を、小刀を使用して約2mm×3mm×
3cm切片に薄切し、これらの切片から、ベルトパンチ(belt punch
)の補助でディスクを切り出した。約200個のディスク(約3mm直径、2m
m厚)を、それぞれの動物から得た。
【0058】 ウシ中手指節関節からの軟骨の切片を切開し、鼻外移植片と類似の大きさであ
る小片に切断した。全てのウシ軟骨外移植片を、新生仔ウシ血清(NCS)(5
%)およびヒドロコルチゾン(0.1μg/ml)を含有するDMEM(Dul
becco’s Modified Eagles Medium)中で一晩培
養した後、実験を開始した。
【0059】 異なる実験において、種々の外科的手順後に、ヒト関節軟骨を得た。軟骨を切
片に切開し、そしていくつかの実験においてプロテオグリカンを、5% NCS
含有DMEM中に5μCi/mlの35SO4で5日間生合成的に標識した。次い
で、軟骨を放射標識のない5% NCS含有DMEM中で2日間洗浄した後、実
験を開始した。
【0060】 (ウシおよびヒトの軟骨のプロテオグリカン成分の分解に対するEGCGおよ
びECGの効果) 上記のように処置された軟骨外移植片を、96ウェルプレートのウェルに個々
に移し、そして、組換えヒトIL1α(rhIL1α)、組換えヒトIL1β(
rhIL1β)、組換えヒトTNFα(rhTNFα)およびRet(のいずれ
か単独または組合せ)の存在または非存在下で、無血清DMEM中で9日目まで
培養した(3日目および6日目、または4日目に培地交換)。外移植片において
平均50%を超える硫酸グリコサミノグリカン(sGAG)が、刺激後に放出さ
れ、これは、基礎放出量の2倍であった。特定のカテニンをジメチルスルフォキ
シド(DMSO)中のストック溶液として調製し、さらにDMSOまたはDME
Mで希釈して培養培地中の適切な最終濃度および一定の1%(v/v)のDMS
O濃度を得た。
【0061】 馴化培地中のsGAGおよび組織中に保持されるsGAG(パパイン消化後に
測定される)は、ジメチルメチレンブルーアッセイ(Farndaleら、19
86)または35SO4での標識後のシンチレーション計測(Ilicら、199
5)のいずれかによって、決定される。データを、組織から放出されたsGAG
の百分率またはsGAG放出の阻害の百分率として表す。対ではない(unpa
ired)非パラメーターのデータについてのマン−ホイットニー(Mann
Whitney)U検定法を使用して、結果の統計的有意性を決定した。
【0062】 (rhIL−1α刺激したウシ鼻軟骨外移植片におけるII型コラーゲン分解
) II型コラーゲン分解に対するカテキンの効果を調べるために、ウシ鼻軟骨外
移植片の培養を、週に2回の培地交換でrhIL−1α(4.5nM)および2
0μMのカテキン;EGCG、ECG、ECおよびEGCGの存在または非存在
下において28日間維持した。実験の終了時に、軟骨残渣に残存するII型コラ
ーゲンを、56℃で15時間のプロテイナーゼK(EC 3.4.21.64)
での消化によって抽出した。抽出物を、変性したII型コラーゲンに対するマウ
スIgGモノクローナル抗体(以前に記載されたCol2−3/4m(Holl
anderら、1994))を使用する阻害酵素結合免疫吸着アッセイ(ELI
SA)によってアッセイした。培養期間を通じての各培地交換で放出されたコラ
ーゲンの量を、各培養ウェルにおける総コラーゲン(培地プラス組織残渣)の百
分率として計算した。
【0063】 (プロテオグリカン合成に対するカテキンの効果) ウシ鼻軟骨外移植片を、上記のように得た。プロテオグリカン合成を、35SO 4 から35Sへの取り込みを測定することによって評価した。以下の3群を調製し
た:(a)殺滅した外移植片(3度の凍結融解)、(b)無血清DMEM単独中
で培養した外移植片、(c)無血清DMEMおよび2μMまたは20μMのEG
CG中で培養した外移植片。3群全てを、5μCiの35SO4/mlの存在下で
18時間培養し、そして35Sの取り込みを、以前に記載された(Buttleら
、1993)ように評価した。
【0064】 (軟骨細胞代謝活性の評価のためのラクテート(lactate)試験) 軟骨細胞は、無気呼吸的に呼吸する(Stefanovic−Racicら、
1994)。従って、化合物の毒性の測定を、Sigma Chemical
Coからのキットでラクテートオキシダーゼ/ペルオキシダーゼ法の使用によっ
て馴化培地中でのラクテートのレベルを決定することによってなし得る。
【0065】 (ヒト末梢血細胞によるTNFα産生に対するカテキンの効果) 末梢血をボランティアから得、そして50iu/mlのヘパリンを添加した。
血液を無血清DMEMで1:6に希釈して、そして水浴中で、1μg/ml リ
ポ多糖類(LPS)(E.coli)およびEGCG(20μM)の存在下また
は非存在下において、37℃で4時間インキュベートした。血液を−40℃で3
回凍結融解し、次いで、1000rpmで5分間遠心分離し、細胞片を除いた。
次いでTNFαのELISAを、R&D systemsかまたはDiaclo
ne Researchのいずれかからのキットを使用して、製造業者の説明書
に従って上清について実施した。
【0066】 (結果) (20μMのカテキンによる基底レベルおよび刺激レベルのウシ鼻軟骨および
関節軟骨プロテオグリカン分解の阻害) 表1(i)において示されるように、EGCGは、ウシ鼻軟骨外植片モデルに
おけるrhTNFα刺激軟骨プロテオグリカン分解を有意に阻害したが、しかし
有意な効果は、基底の放出、rhIL1α刺激放出、またはRet刺激放出につ
いては観察しなかった。ECGおよびECの両方は、IL1α刺激分解を有意に
阻害したが、rhTNFα刺激分解またはRet刺激分解(breakdown
)は阻害しなかった。
【0067】 ウシ関節外植片モデルにおいて(表1 ii)において、EGCGは再び、r
hTNFα刺激応答を強力に阻害したが、一方より少ない程度で、基底応答、r
hIL−1α応答およびRet応答もまた阻害した。rhIL−α応答およびR
et応答の両方は、ECGにより、より強力に阻害された。
【0068】 (EGCGによるrhTNFα刺激ウシ軟骨プロテオグリカン分解の阻害につ
いての用量応答) 20μM EGCGによるrhTNFα刺激軟骨プロテオグリカン分解の強力
な阻害を考慮して、用量応答曲線を構築した(図2)。阻害は、2μMで統計的
有意(47%阻害)に達し、そしてそれぞれ20μMおよび200μMで、84
%および138%まで増加した。阻害が100%を越える場合、いくらかの基底
の分解ならびにrhTNFα刺激分解を示す。
【0069】 (軟骨細胞のラクテート排出に対するカテキンの影響) 200μMのEGCGは、rhTNFαを用いて刺激されたウシ鼻軟骨外植片
の馴化培地におけるラクテートレベルの測定により、5日間にわたって毒性がな
いことが示された。DMEM単独において培養される外植片は、896μgラク
テート/外植片を産生し、そしてEGCGの存在下で、これは、1040μgラ
クテート/外植片であった。外植片を、rhTNFαの存在下で培養した場合、
総計1248μgラクテート/外植片が産生され、EGCGの存在下で培養した
場合、896μgまでわずかに減少した。これらの結果は、5日間にわたってE
GCGが、軟骨細胞によるラクテートの排出において顕著な効果を有さなかった
ことを実証する。
【0070】 (ウシ鼻軟骨プロテオグリカンの合成に対するEGCGの効果) 2μMのEGCGは、ウシ鼻軟骨外植片におけるプロテオグリカン合成に対し
て有意な効果を有さず、有意でない刺激(12%±15%)を与えるが、一方2
0μMでは、それは32%±8%の有意でない阻害を与えた(2個体の動物、n
=8外植片/動物)。
【0071】 (ヒト軟骨プロテオグリカン分解に対するカテキンの効果) 表2、3および4において示されるように、ECG(20μM)は、変形性関
節症関節、リウマチ様関節および非関節炎関節由来のヒト軟骨からのプロテオグ
リカン分解の有意な阻害を生じた。EGCGは、変形性関節炎軟骨から、基底レ
ベルのプロテオグリカン損失を阻害した(表2)。
【0072】 (rhIL−1α刺激軟骨プロテオグリカン分解におけるコラーゲン分解に対
するカテキンの効果) 表5および表6が示すように、rhIL1αの存在下での28日間のウシ鼻軟
骨外植片の培養は、IL1αによるII型コラーゲンのほとんど全ての放出を伴
う、その外植片のほとんど完全な分解(図3に可視的に示される)を生じた。E
GCG、ECGおよびEGC(20μM)は、この分解を有意に減少させ(表6
)、外植片から放出されるII型コラーゲンの割合は、3つの場合全てにおいて
、50%より多く減少した。表7が示すように、rhIL1αおよびEGCGま
たはECGの存在下で28日間のウシ鼻軟骨外植片の培養は、17〜20日およ
び24〜28日の培養期間にわたる馴化培地におけるラクテートレベルにより決
定されるように、いかなる毒性効果とも関連しなかった。
【0073】 (ヒト末梢血球によるTNFα合成に対するカテキンの効果) EGCGは、ヒト胃癌細胞株KATO III(Okabeら、1999)に
おいて、およびBALB/3T3細胞(Suganumaら、1999)におい
て、TNFα合成を阻害することが報告された。本発明者らは、全血によるLP
S刺激TNFα合成に対するEGCG(20μM)の効果を試験した。異なるボ
ランティアからの血液サンプルおよび異なる供給源からのELISAキットを使
用した別々の実験において、本発明者らは、EGCGによるTNFα合成の阻害
を確認した(表8)。
【0074】 (参考文献)
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】 (表1) ウシ鼻軟骨外移植片およびウシ関節軟骨外移植片を、rhIL−1α(鼻につ
いて0.3nM;関節について3nM)、rhTNFα(鼻について3nM;関
節について6nM)、またはRet(1μM)の存在下または非存在下中、およ
び最終濃度20μMのカテキンEGCG、ECG、ECまたはEGCの存在下ま
たは非存在下中での、無血清DMEM中で5日間培養した。3日目に培地を交換
した。軟骨プロテオグリカンの分解を、DMBアッセイを使用して、総sGAG
のパーセントとして、外移植片から放出されたsGAGを測定することによって
、決定した。データを、刺激した軟骨プロテオグリカン分解の平均阻害パーセン
ト±平均値の標準誤差(s.e.m.)、または基底の軟骨プロテオグリカン分
解の平均阻害パーセント±平均値の標準誤差(s.e.m.)として示す。(a)
4匹の動物、n=32;(b)6匹の動物、n=48;(c)2匹の動物、n=16; (d) 7匹の動物、n=56。非パラメーター性データについて両側マン−ホイッ
トニー検定法を使用して決定した場合、*p<0.05、**p<0.005およ
***p<0.0005。
【0077】
【表3】 ヒト変形性関節症関節軟骨外移植片を、35SO4(5μCi/ml)を使用し
て、5%(v/v)新生仔ウシ血清(NCS)含有DMEM中で5日間、生合成
的に標識した。外移植片を2日間洗浄し、次にさらに9日間、rhIL1β(3
nM)およびrhTNFα(6nM)の組合せの存在下または非存在下、そして
また20μMのカテキンEGCGまたはECGの存在下または非存在下にて培養
した。培地を3日目および6日目に交換した。軟骨プロテオグリカンの分解を、
シンチレーションカウンターの使用によって、培養培地中に放出された35Sおよ
び組織中に保持された35Sを定量することによって、総放射標識のパーセントと
して、外移植片から放出された放射標識を測定することによって、決定した。デ
ータを、平均放出パーセント±平均値の標準誤差(s.e.m.)として示す。
sGAGの放出が、カテキンの存在下において培養された群と、カテキン非存在
下において培養された群との間において比較される場合、両側、非パラメーター
性データについてマン−ホイットニーU検定法によって決定した場合、*p<0
.05。
【0078】
【表4】 ヒト慢性関節リウマチ関節軟骨を、外科手術によって入手して、そして5%(
v/v)NCS含有DMEM中で一晩培養した。外移植片を、96ウェルプレー
トに個別に移し、そして9日間、rhIL−1β(3nM)およびrhTNFα
(6nM)の組合せの存在下または非存在下、そしてまた20μMのカテキンE
GCGまたはECGの存在下または非存在下にて無血清DMEM中で培養した。
培地を3日目および6日目に交換した。軟骨プロテオグリカンの分解を、DMB
アッセイを使用して、総sGAGのパーセントとして、外移植片から放出された
sGAGを測定することによって、決定した。非パラメーター性データについて
両側マン−ホイットニー検定法を使用して決定した場合、サイトカインの組み合
わせとともに培養した群から放出されたプロテオグリカンを、他の群と比較した
場合、*p<0.05。
【0079】
【表5】 ヒト非慢性関節リウマチ関節軟骨を、マルファン症候群に罹患する患者から、
外科手術によって入手し、そして、5%(v/v)NCS含有DMEM中で一晩
培養した。外移植片を、96ウェルプレートに個別に移し、そして9日間、rh
IL−1β(3nM)およびrhTNFα(6nM)の組合せの存在下または非
存在下、そしてまた20μMのカテキンEGCGまたはECGの存在下または非
存在下にて無血清DMEM中で培養した。培地を3日目および6日目に交換した
。軟骨プロテオグリカンの分解を、DMBアッセイを使用して、総sGAGのパ
ーセントとして、外移植片から放出されたsGAGを測定することによって、決
定した。非パラメーター性データについて両側マン−ホイットニー検定法を使用
して決定した場合、サイトカインの組合せとともに培養した群から放出されたプ
ロテオグリカンを、他の群と比較した場合、**p<0.005。
【0080】
【表6】 ウシ鼻軟骨外移植片を、rhIL1α(4.5nM)と、カテキンEGCGま
たはECG(20μM)の存在下または非存在下で、28日間培養した。培地を
、1週間に2回交換した。II型コラーゲンの分解を、CB11B阻害ELIS
Aを使用して測定し、そしてデータをII型コラーゲンの累積的放出として表し
た。両側、非パラメーター性データについてマン−ホイットニーU検定法によっ
て決定し、IL1α単独の存在下で培養した群と比較した場合、*p<0.05
**p<0.05および***p<0.005。データは、2匹の動物に関する、
n=6/群/動物。
【0081】
【表7】 (表6) rhIL1α(4.5nM)およびカテキンEGCG、ECG、ECまたはE
GC(20μM)の存在下または非存在下で、ウシ鼻軟骨外移植片を28日間培
養した。培地を、1週間に2回交換した。軟骨II型コラーゲンの分解を、CB
11Bアッセイを使用して測定し、そしてデータをII型コラーゲンの累積的放
出として表した。両側、非パラメーター性データについてマン−ホイットニーU
検定法によって決定し、rhIL−1α単独の存在下で培養した群と比較した場
合、*p<0.05、**p<0.05および***p<0.005。各表のデータは
、4匹の動物から得られた結果を示す、n=14/群全体。
【0082】
【表8】 ウシ鼻外移植片を、20μMのrhIL1αならびにカテキンEGCGおよび
ECGの存在下または非存在下において、28日間培養した。培地を、1週間に
2回交換し、そして−20℃で保存し、アッセイを待った。17〜20日目の培
地中および24〜28日目の培地中のラクテートレベルを、Sigmaからのキ
ットを使用して測定した。データは、2匹の動物に関する、n=6/動物。両側
、非パラメーター性データについてマン−ホイットニーU検定法を行った。全て
の群を、IL−1α存在下で培養した群と比較した。有意な差異は、観察されな
かった。
【0083】
【表9】 ヒト末梢血を、無血清DMEMで1:6に希釈し、次に細菌性リポ多糖類(L
PS)(1μg/ml)およびEGCG(20μM)の存在下または非存在下で
、水浴中で37℃で4時間インキュベートした。血液を3回凍結融解し、そして
TNFαのレベルを、ELISAキットを使用して定量した。***p<0.00
05、nd=検出不可能。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 図1aは、カテキンおよびその改変体の集まり(selection)の化学
構造を示す。
【図1b】 図1bは、カテキンおよびその改変体の集まり(selection)の化学
構造を示す。
【図2】 図2は、TNFα誘導軟骨プロテオグリカン分解に対するEGCGの阻害活性
についての用量応答性を示す。
【図3】 図3は、rhIL−1α、ECおよびEGCの存在または非存在下で28日間
培養したウシ鼻軟骨外移植片における巨視的変化を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 29/00 A61P 29/00 C07D 311/62 C07D 311/62 G01N 33/15 G01N 33/15 Z 33/50 33/50 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 アドコックス, クレアー イギリス国 エス10 2アール シェフィ ールド, ビーチ ヒル ロード, メデ ィカル スクール, ユニバーシティ オ ブ シェフィールド (72)発明者 コリン, ピーター アメリカ合衆国 メイン 04681, スト ニングトン, ピー.オー. ボックス 151 Fターム(参考) 2G045 BB14 BB20 BB51 CB01 DA30 FB03 FB08 4C062 FF44 4C084 AA19 MA02 NA05 NA14 ZA961 ZA962 ZB111 ZB112 4C086 AA01 AA02 BA08 EA02 EA24 MA01 MA02 MA04 NA05 NA14 ZA96 ZB11

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形性関節症の処置のための医薬品の製造のための、以下か
    ら選択されるカテキン没食子酸エステルの使用:没食子酸エピカテキン;没食子
    酸カテキン;没食子酸ガロカテキン;没食子酸エピガロカテキン。
  2. 【請求項2】 前記医薬品が変形性関節症の予防処置のための、請求項1に
    記載の使用。
  3. 【請求項3】 前記予防処置が、変形性関節症に対する遺伝的素因を有する
    動物のための、請求項1に記載の使用。
  4. 【請求項4】 前記予防処置が、関節損傷に起因して変形性関節症を発症す
    る増加した可能性を有する動物を守るための、請求項3に記載の使用。
  5. 【請求項5】 薬理学的に有効な量の、請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の医薬品を動物に投与する工程を包含する、変形性関節症を処置するための方法
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのカテキンおよび少なくとも1つの抗関節炎
    薬剤または生体高分子を含む、治療的組成物。
  7. 【請求項7】 前記抗関節炎薬剤がヒアルロン酸である、請求項5に記載の
    治療的組成物。
  8. 【請求項8】 前記抗関節炎薬剤がグルコサミンである、請求項5に記載の
    治療的組成物。
  9. 【請求項9】 グルコサミンがグルコサミン硫酸である、請求項7に記載の
    治療的組成物。
  10. 【請求項10】 前記組成物が免疫サイレントである、請求項5〜9のいず
    れか1項に記載の治療的組成物。
  11. 【請求項11】 前記カテキンおよび前記抗関節炎薬剤が、混合物として投
    与される、請求項5〜10のいずれか1項に記載の治療的組成物。
  12. 【請求項12】 前記カテキンおよび前記抗関節炎薬剤が、一緒に、架橋さ
    れるか、カップリングされるか、または会合される、請求項5〜10のいずれか
    1項に記載の治療的組成物。
  13. 【請求項13】 前記カテキンがヒアルロン酸と架橋されるか、カップリン
    グされるか、または会合される、請求項12に記載の治療的組成物。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つのカテキンを、少なくとも1つの抗関節炎
    薬剤と架橋するかまたはカップリングする方法であって、以下: i)少なくとも1つのカテキンおよび少なとも1つの抗関節炎薬剤を提供する
    工程; ii)該カテキンの該薬剤への架橋またはカップリングを行う条件を提供する
    工程;および必要に応じて iii)反応混合物から架橋されたかまたはカップリングされた複合体を精製
    する工程、 を包含する、方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法であって、前記抗関節炎薬剤がヒ
    アルロン酸であって、そして前記カテキンが以下:(+)エピカテキン;(+)
    カテキン;(−)エピカテキン;(−)カテキン;(−)エピガロカテカテキン
    ;(−)ガロカテキン;(−)没食子酸エピカテキン;(−)没食子酸カテキン
    ;(−)没食子酸エピガロカテキン;(−)没食子酸ガロカテキンから選択され
    る、方法。
  16. 【請求項16】 抗関節炎特性を有する薬剤をスクリーニングする方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法であって、ここで該方法が以下: i)軟骨サンプルを提供する工程; ii)有効量の、試験されるべき少なくとも1つの薬剤を添加する工程; iii)少なくとも1つの前炎症性サイトカインを添加する工程;および iv)軟骨分解を示す少なくとも1つの分子をモニターする工程、 を包含する、方法。
  18. 【請求項18】 前記前炎症性サイトカインが以下から選択される、請求項
    17に記載の方法:インターロイキン1α;インターロイキン1β;オンコスタ
    チンM;腫瘍壊死因子α。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の方法であって、ここで該方法が以下: i)軟骨サンプルを提供する工程; ii)有効量の、試験されるべき少なくとも1つの薬剤を添加する工程; iii)少なくとも1つのビタミンA代謝産物を添加する工程;および iv)軟骨分解を示す少なくとも1つの分子をモニターする工程、 を包含する、方法。
  20. 【請求項20】 前記ビタミンA代謝産物が全てtrans−レチノイン酸
    である、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 請求項16〜21に記載のスクリーニング方法により同定
    される薬剤。
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