JP2003348193A - 自動車用電話装置 - Google Patents

自動車用電話装置

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JP2003348193A
JP2003348193A JP2002151246A JP2002151246A JP2003348193A JP 2003348193 A JP2003348193 A JP 2003348193A JP 2002151246 A JP2002151246 A JP 2002151246A JP 2002151246 A JP2002151246 A JP 2002151246A JP 2003348193 A JP2003348193 A JP 2003348193A
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JP2002151246A
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Masamitsu Furukawa
政光 古川
Hiroshi Watanabe
博司 渡辺
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転負荷に応じて、着信が発生したこ
とを通知する態様を適宜変更することのできる車両用電
話装置を提供する。 【解決手段】 車両に搭載される電話にて着信が発生し
た際に、当該着信の発生を乗員に通知する機能を具備し
た自動車用電話装置であって、着信の発生を通知する態
様を複数備え、車両の運転負荷を検出し、検出された運
転負荷の大きさに応じて、通知する態様を変更すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
自動車用電話装置に係り、特に、着信が発生した際に
は、運転負荷に応じて、乗員に通知する態様を適宜変更
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用電話装置としては、着信
及びメッセージがあることを運転者へ伝達する手段とし
て、例えば、着信音或いは着信表示のいずれかを用いる
方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用電話装置にあっては、着信音による
伝達手段においては、運転負荷が大きい場合であっても
余儀なく着信音が出力されてしまうので、車両の運転者
は着信に気付き、電話に出てしまう。また、着信表示に
よる伝達手段においては、運転負荷が小さい時、着信時
呼出しに気付くのが遅れたり、見逃してしまうという場
合があった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
車両の運転負荷に応じて、着信が発生したことを通知す
る態様を適宜変更することのできる車両用電話装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、車両に搭載される電
話にて着信が発生した際に、当該着信の発生を乗員に通
知する機能を具備した自動車用電話装置であって、前記
着信の発生を通知する態様を複数備え、当該車両の運転
負荷を検出し、検出された運転負荷の大きさに応じて、
前記通知する態様を変更することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、車両に搭載され
る電話にて着信が発生した際に、当該着信の発生を乗員
に通知する機能を具備した自動車用電話装置であって、
前記電話に着信が発生した際に、当該着信の発生を音声
出力にて車両の乗員に通知する音声出力手段と、前記電
話に着信が発生した際に、当該着信の発生を画像にて車
両の乗員に通知する画像表示手段と、当該車両の運転負
荷を検出する運転負荷検出手段と、前記運転負荷検出手
段にて検出される運転負荷の大きさに応じて、前記音声
出力手段による音声出力、或いは、画像表示手段による
画像表示のいずれかを選択して、着信の発生を通知する
態様を選択する着信呼び出し制御手段と、を具備したこ
とを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記着信呼び出
し制御手段は、運転負荷を、運転負荷小、運転負荷中、
及び運転負荷大の3つのレベルに区分し、検出された運
転負荷が、運転負荷小のときには着信の発生を音声にて
通知し、運転負荷中のときには着信の発生を画像表示に
て通知し、運転負荷大のときには着信の発生を画像表示
すると共に、当該画像を変化させることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記運転負荷大
のときには、前記運転負荷中のときよりも低い輝度で着
信の発生を画像表示すると共に、その後、徐々に画像の
輝度が高くなるように変化させることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記運転負荷大
のときには、前記運転負荷中のときよりも小さい表示サ
イズで、着信の発生を示す画像を表示し、その後、徐々
に画像の表示サイズが大きくなるよう変化させること特
徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記画像表示手
段は、着信が発生していないときには、通常表示用の画
像を表示し、着信が発生し、且つ運転負荷中のときに
は、前記通常表示用の画像を着信画像表示に変更し、着
信が発生し、且つ運転負荷大のときには、前記通常表示
用の画像の輝度を所定時間内に漸次変化して暗くさせ、
これに伴い着信画像の輝度を所定時間内に漸次変化して
明るくしながら前記着信画像を表示させることを特徴と
する。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記運転負荷小
のときには、着信の発生を音声メッセージにより通知す
ることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記音声メッセ
ージを、通話する相手の音声による音声メッセージとし
たことを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、車両停止時及び
信号待ち状態を前記運転負荷小とし、通常走行時を前記
運転負荷中とし、交差点右折時、左折時を運転負荷大と
して設定することを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記運転負荷
は、車両のパーキングブレーキ、AT信号、ナビゲーシ
ョン情報自車位置、車速信号、ウインカーの少なくとも
一つの情報に基づいて設定されることを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、着信時付近に
おける運転負荷を検出し、その結果、運転負荷が小さい
時には、運転者が気付き易い着信呼出しとし、運転負荷
が大きい時には、運転者が気付きにくい着信呼出しとす
る等、運転負荷に応じて着信時の呼出しの態様を変化さ
せることができる。これにより、運転負荷に応じた好適
な着信の通知が可能となる。
【0016】請求項2の発明によれば、運転負荷検出手
段にて着信時付近における運転負荷を検出し、その結
果、運転負荷が小さい時には、着信呼び出し制御手段に
て、運転者が気付き易い着信呼出しとし、運転負荷が大
きい時には、運転者が気付きにくい着信呼出しとする
等、運転負荷に応じて着信時の呼出しの態様を変化させ
ることができる。これにより、運転負荷に応じた好適な
着信の通知が可能となる。
【0017】請求項3の発明によれば、運転負荷が小さ
いときには、着信の発生を音で知らせることで、着信呼
出しに気付き易くなり、着信に対する対応の遅れや、着
信の見逃しを防止することができる。また、運転負荷が
中程度のときには、画像表示にて着信の発生を通知する
ことで着信音の場合よりも運転者の注意を引かなくな
り、着信呼出しにやや気付きにくくなる。また、運転負
荷が大きいときには、着信画像を変化させるので、画像
表示の変化が少なくなり、運転者の注意をあまり引かな
くなり、着信呼出しの発生に気付きにくくすることがで
きる。これにより、運転負荷に応じた好適な着信の通知
が可能となる。
【0018】請求項4の発明によれば、運転負荷が大き
いときには、着信画像の表示開始時には、低い輝度で画
像表示し、その後、輝度が所定時間内に漸次変化して明
るくなるよう表示輝度制御されるので、表示の変化が少
なくなり、運転者の注意をあまり引かなくすることがで
きる。
【0019】請求項5の発明によれば、運転負荷が大き
いときには、着信画像表示開始時には、小さい表示サイ
ズで着信画像を表示し、その後、徐々に画像表示のサイ
ズが大きくなるよう制御することで、表示の変化を少な
くすることができる。これにより、運転者の注意をあま
り引かなくなり、着信呼出しに気付きにくくすることが
できる。
【0020】請求項6の発明によれば、運転負荷が大き
いときには、通常表示画像の輝度を徐々に低下させ、こ
れに伴って着信用の画像の輝度を徐々に上昇させるの
で、画面上における表示の変化が少なくなり、運転者の
注意をあまり引かなくなり、着信呼出しに気付きにくく
することができる。
【0021】請求項7の発明によれば、運転負荷が小さ
いときの着信時呼出しの態様を、音声メッセージで行う
ことで、運転者にとって気付き易くすることができる。
また、機械的な呼出し音よりも、抵抗が少なく、呼び出
しに対して応答するか否かの判断を容易に行うことがで
きる。
【0022】請求項8の発明によれば、運転負荷が小さ
いときの着信時呼出しの態様を、相手の声(相手の音声
データ)で行うことで、運転者にとって気付き易くする
ことができる。また、機械的な合成音声の呼出しより
も、更に抵抗が少なく、呼び出しに対して応答するか否
かの判断を容易に行うことができる。
【0023】請求項9の発明によれば、車両の停止及び
信号待ちの状態を運転負荷小、通常走行時の状態を運転
負荷中、交差点右折、左折時を運転負荷大とすること
で、運転負荷に応じて着信時呼出しの態様を変化させる
ことができる。これにより、運転負荷に応じた好適な着
信の通知が可能となる。
【0024】請求項10の発明によれば、パーキングブ
レーキ、AT信号、ナビゲーション情報自車位置、車速
信号、ウインカー等にて運転負荷を検出し、これらの情
報を用いて運転負荷を求めている。そして、求められた
運転負荷に応じて着信時呼出しの態様を変化させること
ができる。これにより、運転負荷に応じた好適な着信の
通知が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
車両用電話装置の構成を示すブロック図である。
【0026】同図に示すように、この車両用電話装置1
は、電話10(この例では、一例として携帯電話機とし
ている)と、該電話10を載置して固定する電話ホルダ
11と、を有している。また、車両の運転者或いは他の
乗員による各種の入力操作を行う入力部30と、乗員に
より発話された音声を電気信号に変換するマイク31
と、スピーカ(音声出力手段)32と、を具備してい
る。
【0027】更に、該車両用電話装置1は、電話10に
よる着信、送信を総括的に制御する通信制御部20と、
電話10に着信が発生した際に、この着信の発生を乗員
に通知する態様を制御する着信呼び出しコントローラ
(着信呼び出し制御手段)40と、着信が発生したこと
を画像により通知する表示部(画像表示手段)41と、
を有している。
【0028】また、電話10に着信が発生した際に、こ
れを検出する着信検出部50と、電話10によるメッセ
ージの送り出しを行うメッセージ送り出し部60と、留
守番電話機能が作動した際に、デジタル信号によるメッ
セージ音声信号を録音し必要に応じて出力するデジタル
録音再生部70と、電話番号格納部80と、当該車両の
運転負荷(具体例については後述する)を検出する運転
負荷検出部(運転負荷検出手段)90と、を具備してい
る。
【0029】次に、上述のように構成された本実施形態
の作用について説明する。図2,図3は、本実施形態に
係る自動車用電話装置1における処理動作を示すフロー
チャートである。
【0030】まず、ステップS100で着信呼出しコン
トロールをオンとし、ステップS110で着信が検出さ
れると、ステップS120で運転負荷検出部90より運
転負荷レベルを取りこみ、ステップS130で、運転負
荷に応じて着信呼出しの態様を決定する。
【0031】運転負荷が小さいとき(運転負荷小)に
は、着信呼出しコントローラ40の制御により、着信が
あったことをスピーカ32により音声で知らせること
で、運転者の注意を引き易くする。これにより、着信時
呼出しに気付くのが遅れたり、見逃してしまうというト
ラブルを防止することができる。
【0032】また、運転負荷検出部90にて検出される
運転負荷が、中程度(運転負荷中)或いは大きい場合
(運転負荷大)には、着信呼出しコントローラ40の制
御で、表示部41に着信を示す画像を表示することによ
り、着信の発生を通知する。これにより、運転者の注意
を引きにくくなり、運転負荷が中程度或いは大きい場合
に電話に出ることを防止できる。その後、ステップS1
40で、着信呼出しが発生していることを運転者が気付
いた際には、入力部30で着信に対して応答すると、ス
テップS150で、ハンドフリー通話が開始される。
【0033】次に、ステップS140で、運転者が着信
呼出しに気付かない場合には、ステップS160で自動
着信応答が開始され、ステップS170で、電話に出る
ことができない旨のメッセージを送り出し、ステップS
180で用件をデジタル録音再生部70にデジタル録音
し、ステップS190で自動通話を終了する。
【0034】ステップS190で、自動通話を終了する
と、ステップS200で表示部41にメッセージを表示
する。ステップS210で運転者が表示に気付くまで表
示し、気付いて入力手段30にて応答すると、ステップ
S220でメッセージが再生される。ステップS230
で、電話番号格納部80に相手先の電話番号を格納し、
ステップS240で運転者が折り返し電話する。
【0035】また、例えば、ステップS130で、運転
負荷に応じて着信呼出しの態様を決定する際に、運転負
荷が小さいときには音声で知らせることで、運転者の注
意を引き易くなり、着信時呼出しに気付くのが遅れた
り、見逃してしまうことを防止できる。
【0036】更に、運転負荷が中程度の際には、表示部
41にて着信表示で知らせることで、着信音を用いる場
合と比較して、運転者の注意をやや引きにくくなる。運
転負荷が大きいときは、表示開始時における画像の輝度
を、運転負荷が中程度のときよりも低くなるように設定
し、時間経過と共に徐々に表示画像の輝度が明るくなる
ように、着信呼出しコントローラ40にて表示制御する
ことで、表示の変化を少なくする。
【0037】図4は、着信、及びメッセージ有信号が受
信された際の、表示部41における画面表示の様子を示
す説明図である。同図(a)は、タイミングチャートで
あり、同図の符号a1に示す時刻にて着信及びメッセー
ジ信号が与えられると、表示部41には、これと略同時
となる符号a2の時刻にて、着信、及びメッセージを示
す画像が、低い輝度にて表示される(同図(b)C1
1,M11参照)。
【0038】次いで、符号a3、a4といったように、
時間が経過するにつれて、着信、及びメッセージを示す
画像の輝度が徐々に高くなるように変化する。
【0039】そして、このような構成により、着信、及
びメッセージを画像表示する際に、運転者の注意をあま
り引かなくなり、着信呼出しに気付きにくくなり、運転
負荷が大きい場合に電話に出ることを防止することがで
きる。
【0040】ここで、上述した運転負荷検出部90にお
ける運転負荷の大きさは、以下のように設定することが
できる。例えば、車両が停止或いは信号待ちの時を、運
転負荷のレベルを「小」とし、通常の走行時の運転負荷
のレベルを「中」とし、交差点右折、左折時の運転負荷
のレベルを「大」として設定する。また、これらを適宜
変更することにより、運転負荷に応じた着信時呼出しの
態様を適宜変化させることができる。
【0041】また、例えばパーキングブレーキのオン、
オフ、ATのポジション信号、ナビゲーション情報によ
る自車位置(駐車場、走行レーン上、交差点他)、車速
信号、ウインカーのオン、オフ等を運転負荷検出部90
に入力し、運転負荷を決定することで、運転負荷に応じ
た着信時呼出しの態様を変化させることも可能である。
【0042】次に、第2の実施形態について説明する。
例えば、ステップS130で運転負荷に応じて着信呼出
しの態様を決定する際、運転負荷が小さいときには、着
信呼出しコントローラ40の制御で、デジタル録音再生
部70にて合成音声(音声メッセージ)を再生し、運転
者に知らせることで、運転者の注意を引き易くなり、着
信時呼出しに気付くのが遅れたり、見逃してしまうこと
を防止することができる。
【0043】また、機械的な呼出し音のように突然呼出
しベルが鳴るよりも運転者の抵抗が少なく、且つ、電話
番号格納部80に電話番号を格納済の相手の場合は、名
前を知らせることで、出るか出ないかを容易に判断する
ことができる。
【0044】次に、第3の実施形態について説明する。
例えば、ステップS130で運転負荷に応じて着信呼出
しの態様を決定する際、運転負荷が小さいときに、デジ
タル録音再生部70に相手の音声データを持っている場
合は、着信呼出しコントローラ40の制御で、相手の声
で運転者に知らせることで、より一層運転者の注意を引
き易くなり、着信時呼出しに気付くのが遅れたり、見逃
してしまうことを防止することができる。また、機械的
な合成音よりも運転者の抵抗が少なく、出るか出ないか
を容易に判断することができる。
【0045】次に、第4の実施形態について説明する。
この例では、ステップS130で運転負荷に応じて着信
呼出しの態様を決定する際、運転負荷が大きいときは、
着信呼出しコントローラ40の制御により、着信開始時
には、運転負荷が中程度のときよりも小さい表示サイズ
で画像を表示し、その後、徐々に表示のサイズが大きく
なるよう表示制御する。これにより、表示部41の表示
の変化が少なくなり運転者の注意をあまり引かなくする
ことができる。
【0046】これを図5を参照しながら具体的に説明す
る。図5は、着信、及びメッセージ有の信号が受信され
た際の、表示部41における画面表示の様子を示す説明
図である。同図(a)は、タイミングチャートであり、
同図の符号b1に示す時刻にて着信及びメッセージ信号
が与えられると、表示部41には、これと略同時となる
符号b2の時刻にて、着信、及びメッセージを示す画像
が、小さい画像で表示される(同図(b)C21,M2
1参照)。
【0047】次いで、符号b3、b4といったように、
時間が経過するにつれて、着信、及びメッセージを示す
画像が徐々に大きくなるように変化する。これにより、
着信呼出しに気付きにくくなり、運転負荷が大きい場合
に電話に出ることを防止することができる。
【0048】次に、第5の実施形態について説明する。
例えば、ステップS130で運転負荷に応じて着信呼出
しの態様を決定する際、運転負荷が大きいときには、着
信呼出しコントローラ40の制御で、着信及びメッセー
ジが無いとき電界強度(通常表示用の画像)等を表示
し、着信及びメッセージがあると電界強度の表示輝度が
所定時間内に漸次変化して暗くなり、着信及びメッセー
ジ表示の輝度が漸次変化して明るくなるよう表示制御す
ることで、表示部41の表示の変化が少なくなり運転者
の注意をあまり引かなくなるようにすることができる。
【0049】これを図6を参照しながら具体的に説明す
る。図6は、着信、及びメッセージ有信号が受信された
際の、表示部41における画面表示の様子を示す説明図
である。同図(a)は、タイミングチャートであり、同
図の符号d1に示す時刻にて着信及びメッセージ信号が
与えられると、表示部41には、これと略同時となる符
号d2の時刻にて、電界強度を示す画像が表示される
(同図(b)C31,M31参照)。
【0050】次いで、符号d3、d4といったように、
時間が経過するにつれて、電界強度を示す画像の輝度が
低下し、これとは反対に、着信、及びメッセージを示す
画像の輝度が徐々に大きくなるように変化する。これに
より、着信呼出しに気付きにくくなり、運転負荷が大き
い場合に電話に出ることを防止することができる。
【0051】なお、上記した各実施形態では、運転者が
携帯電話を車両内に持ち込み、該携帯電話を電話ホルダ
に設置する場合を例に挙げて説明しているが、本発明
は、これに限定されるものではなく、車両内に予め設置
されている車載電話の場合であっても本発明を適用する
ことができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車用電話装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の動作を示すフローチャート
の、第1の分図である。
【図3】本発明の実施形態の動作を示すフローチャート
の、第2の分図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係り、表示部に表示
するタイミングを示すタイミングチャート、及び表示部
における画面表示の様子を示す説明図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係り、表示部に表示
するタイミングを示すタイミングチャート、及び表示部
における画面表示の様子を示す説明図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係り、表示部に表示
するタイミングを示すタイミングチャート、及び表示部
における画面表示の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動車用電話装置 10 電話 11 電話ホルダー 20 通信制御部 30 入力部 31 マイク 32 スピーカ 40 着信呼出しコントローラ 41 表示部 50 着信検出部 60 メッセージ送り出し部 70 デジタル録音再生部 80 電話番号格納部 90 運転負荷検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 AA16 EE15 FF21 HH26 5K067 AA34 AA35 BB03 BB21 DD13 DD51 EE02 FF13 FF23 FF25 FF32 GG11 HH22 HH24 KK13 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される電話にて着信が発生し
    た際に、当該着信の発生を乗員に通知する機能を具備し
    た自動車用電話装置であって、 前記着信の発生を通知する態様を複数備え、 当該車両の運転負荷を検出し、検出された運転負荷の大
    きさに応じて、前記通知する態様を変更することを特徴
    とする自動車用電話装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載される電話にて着信が発生し
    た際に、当該着信の発生を乗員に通知する機能を具備し
    た自動車用電話装置であって、 前記電話に着信が発生した際に、当該着信の発生を音声
    出力にて車両の乗員に通知する音声出力手段と、 前記電話に着信が発生した際に、当該着信の発生を画像
    にて車両の乗員に通知する画像表示手段と、 当該車両の運転負荷を検出する運転負荷検出手段と、 前記運転負荷検出手段にて検出される運転負荷の大きさ
    に応じて、前記音声出力手段による音声出力、或いは、
    画像表示手段による画像表示のいずれかを選択して、着
    信の発生を通知する態様を選択する着信呼び出し制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動車用電話装置。
  3. 【請求項3】 前記着信呼び出し制御手段は、運転負荷
    を、運転負荷小、運転負荷中、及び運転負荷大の3つの
    レベルに区分し、 検出された運転負荷が、運転負荷小のときには着信の発
    生を音声にて通知し、 運転負荷中のときには着信の発生を画像表示にて通知
    し、 運転負荷大のときには着信の発生を画像表示すると共
    に、当該画像を変化させることを特徴とする請求項2に
    記載の自動車用電話装置。
  4. 【請求項4】 前記運転負荷大のときには、前記運転負
    荷中のときよりも低い輝度で着信の発生を画像表示する
    と共に、その後、徐々に画像の輝度が高くなるように変
    化させることを特徴とする請求項3に記載の自動車用電
    話装置。
  5. 【請求項5】 前記運転負荷大のときには、前記運転負
    荷中のときよりも小さい表示サイズで、着信の発生を示
    す画像を表示し、その後、徐々に画像の表示サイズが大
    きくなるよう変化させること特徴とする請求項3に記載
    の自動車用電話装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示手段は、着信が発生してい
    ないときには、通常表示用の画像を表示し、 着信が発生し、且つ運転負荷中のときには、前記通常表
    示用の画像を着信画像表示に変更し、 着信が発生し、且つ運転負荷大のときには、前記通常表
    示用の画像の輝度を所定時間内に漸次変化して暗くさ
    せ、これに伴い着信画像の輝度を所定時間内に漸次変化
    して明るくしながら前記着信画像を表示させることを特
    徴とする請求項3に記載の自動車用電話装置。
  7. 【請求項7】 前記運転負荷小のときには、着信の発生
    を音声メッセージにより通知することを特徴とする請求
    項3〜請求項6のいずれかに記載の自動車用電話装置。
  8. 【請求項8】 前記音声メッセージを、通話する相手の
    音声による音声メッセージとしたことを特徴とする請求
    項7に記載の自動車用電話装置。
  9. 【請求項9】 車両停止時及び信号待ち状態を前記運転
    負荷小とし、通常走行時を前記運転負荷中とし、交差点
    右折時、左折時を運転負荷大として設定することを特徴
    とする請求項3〜請求項8のいずれか1項に記載の自動
    車用電話装置。
  10. 【請求項10】 前記運転負荷は、車両のパーキングブ
    レーキ、AT信号、ナビゲーション情報自車位置、車速
    信号、ウインカーの少なくとも一つの情報に基づいて設
    定されることを特徴とする請求項3〜請求項8のいずれ
    か1項に記載の自動車用電話装置。
JP2002151246A 2002-05-24 2002-05-24 自動車用電話装置 Pending JP2003348193A (ja)

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