JP2003347273A - シリコン基板のエッチング方法及びその方法によって製造された半導体装置 - Google Patents

シリコン基板のエッチング方法及びその方法によって製造された半導体装置

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JP2003347273A
JP2003347273A JP2002155060A JP2002155060A JP2003347273A JP 2003347273 A JP2003347273 A JP 2003347273A JP 2002155060 A JP2002155060 A JP 2002155060A JP 2002155060 A JP2002155060 A JP 2002155060A JP 2003347273 A JP2003347273 A JP 2003347273A
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Fumio Saito
文夫 齋藤
Shinichi Deo
晋一 出尾
Hiroshi Oji
浩 大路
Tatsuya Fukami
達也 深見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 p型シリコン基板にトレンチを形成する際に
壁厚のコントロールされたトレンチを形成する方法及び
それによって製造された半導体装置を提供する。 【解決手段】 エッチング開始用溝の形成された基板抵
抗率が30Ω・cm以上のp型シリコン基板を、該溝の
形成された面に対向するように配置された対向電極とと
もにフッ化水素酸溶液に浸漬し、上記シリコン基板を陽
極として電解エッチングする際に、上記フッ化水素酸溶
液として溶媒中の水含有率が10重量%以上である溶液
を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学エッチン
グ方法を用いて特にp型シリコン基板にトレンチを形成
するシリコン基板のエッチング方法、及びその方法で製
造した例えばセンサのような半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気化学エッチングによってp型
シリコン基板にトレンチを形成する方法が、例えばセン
サーズ・アンド・アクチュエーターズ(Sensors
and Actuators 82(2000)pp.
254〜258)に記載されている。第9図はこのトレ
ンチ(ある方向に伸びた溝)の形成工程を説明するため
の工程図である。図中(a)に示すように、まず準備し
た平板状のp型シリコン基板111(基板抵抗率は1〜
10Ω・cm)の表面に酸化シリコン膜121を形成す
る。続いて、図中(b)に示すように、写真製版により
酸化シリコン膜121にパターニングを施し、エッチン
グ開始パターン122を形成する。次に、図中(c)に
示すように、水酸化カリウム(KOH)溶液を用いて、
シリコン基板111にV溝123を設ける。このV溝の
形成により、電界がV溝の先端に収集して先端部でエッ
チングが選択的に進む。このKOHエッチングのマスク
として用いた酸化シリコン膜121を、続く電気化学エ
ッチングのマスクとして用い、シリコン基板111をフ
ッ化水素酸を含む溶液に浸漬する。シリコン基板111
が陽極になるように電圧を印加し、基板深さ方向にエッ
チングを施し、図中(d)で示すようにシリコン基板1
11内にトレンチ112を形成する。ここで電気化学エ
ッチングに用いられたフッ化水素酸を含む溶液は、4重
量%のフッ化水素酸、4重量%の水、84重量%のジメ
チルホルムアミド、8重量%のテトラブチルアンモニウ
ムパーコレートで構成され、水とジメチルホルムアミド
で構成される溶媒中の水の含有率は4.5重量%であっ
た。
【0003】この文献によれば、用いられたp型シリコ
ン基板の基板抵抗率は1〜10Ω・cmであり、形成さ
れたトレンチ間の壁厚(図9(d)中のd)は、およそ
0.5μm以下であった。
【0004】また、p型シリコン基板に電気化学エッチ
ングによって孔(穴あるいは深い穴)を形成した例が、
ジャーナル・オブ・ザ・エレクトロケミカル・ソサイエ
ティ(Journal of The Electro
chemical Society、146(8) 29
68−2975(1999))に開示されている。この第
2の文献によれば、隣り合う孔間の壁厚が基板抵抗率に
依存することが示されている。具体的には、基板抵抗率
が高くなるほど、孔間の壁厚は厚くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第2の文献から類
推して、基板抵抗率が1〜10Ω・cmよりも高抵抗の
基板を用いれば、基板抵抗率が1〜10Ω・cmの基板
に形成されたトレンチよりも壁が厚く、強度の高いトレ
ンチが形成できると類推できる。
【0006】この類推に基づいて、本発明者らは実験を
行った。その結果、トレンチ間の壁は厚くなったものの
新たな問題が生じた。この時の実験条件は、次のとおり
である。すなわち、ジメチルホルムアミド270g、フ
ッ化水素酸15g、水15g、テトラブチルアンモニウ
ムパーコレート30gの溶液に、白金電極を対向電極と
し、あらかじめエッチング開始用の溝を形成した基板抵
抗率1〜10Ω・cmのp型シリコン基板を浸漬し、電
解エッチングを行った。この時、水とジメチルホルムア
ミドとで構成される溶媒中の水含有率は5.5重量%、
白金電極とシリコン基板との間隔は3cm、シリコン基
板の裏面(白金電極に対向しない面)にアルミニウム電
極を配置し、シリコン基板には白金電極に対して+0.
7V印加した。して電解エッチングをおこなった。
【0007】図10にこの実験後のシリコン基板の断面
写真を示す。図中 (a)は基板抵抗率1〜10Ω・cm
のエッチング後、(b)は基板抵抗率150Ω・cmの
エッチング後の断面観察結果である。図中(a)におい
ては、エッチング開始点の溝からエッチングが深さ方向
へ進み、トレンチが形成されているが、(b)ではエッ
チング残渣が見られ、トレンチが形成されていないこと
がわかる。このエッチングの進行を図11に模式的に示
す。図11はシリコン基板抵抗率とエッチング形状の相
関性を示した模式図である。図中(a)に示すように基板
抵抗率が1〜10Ω・cmの低抵抗の基板を用いた場
合、エッチング開始点となるV溝から表面に垂直にエッ
チングが進行しトレンチ112を形成する。これに対し
て、高抵抗の150Ω・cmのシリコン基板では、図中
(b)に示すように、エッチング開始点となるV溝から表
面に垂直に、孔142は形成されるが、隣り合う孔同士
がつながらない結果、未エッチング部141が残りトレ
ンチが形成されない。ここでトレンチとは、孔142が
連結され長手方向に形成されたものであるが、1〜10
Ω・cmの低抵抗の基板では、隣り合う孔同士がつなが
りトレンチが形成されたが、150Ω・cmの高抵抗の
基板では、隣り合う孔同士がつながらず、未エッチング
部が残り、トレンチが形成されていないことがわかる。
【0008】図12に、シリコン基板抵抗率とエッチン
グ形状の相関性をまとめた。上述の150Ω・cmの基
板による実験結果より、基板抵抗率が30Ω・cm以上
の基板、例えば上述の150Ω・cmにおいては、未エ
ッチング部が残るためトレンチが形成できないというこ
とが明らかとなった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、電解エッチングを用いてp
型シリコン基板にトレンチを形成する際に壁厚のコント
ロールされたトレンチを形成する方法及びそれによって
製造された半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシリコン基
板のエッチング方法は、エッチング開始用溝の形成され
たp型シリコン基板を、該溝の形成された面に対向する
ように配置された対向電極とともにフッ化水素酸溶液に
浸漬し、上記シリコン基板を陽極として電解エッチング
するシリコン基板のエッチング方法において、上記p型
シリコン基板の基板抵抗率が30Ω・cm以上であり、
上記フッ化水素酸溶液が少なくとも溶媒として水を含
み、該溶媒中の水含有率が10重量%以上であることを
規定するものである。
【0011】上記において、フッ化水素酸溶液中の溶媒
が非水溶媒と水とを含むものである。また、非水溶媒が
ジメチルホルムアミドであることを規定するものであ
る。
【0012】さらに、溶液中に電解質を添加するもの
で、この電解質がテトラブチルアンモニウムパーコレー
トであることを規定するものである。
【0013】本発明に係る半導体装置は、上記のいずれ
かの方法によりシリコン基板をエッチングし、予めパタ
ーニングされたエッチング開始用溝に沿って形成された
トレンチ間の壁を構造体として備えたものである。
【0014】さらにトレンチの下方を一部連結して中空
部とし、トレンチ間の壁を可動構造体としたことを特徴
とする半導体装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明は、従来と
比して基板抵抗率の高い30Ω・cm以上のp型基板
を、エッチング溶液としてフッ化水素酸を用いて電解エ
ッチングする際に、エッチング溶液の溶媒として10重
量%以上の水を含んだ溶媒、例えば10重量%以上の水
とジメチルホルムアミドのような非水溶媒を混合したも
のを用いると、制御よく長手方向に連なるトレンチが形
成されることを見出したことによる。
【0016】図1は、本発明を用いて作製されたトレン
チ構造の模式図で、図中(a)は断面図、(b)は斜め
上方からの斜視図である。図において、1は単結晶p型
シリコンで、基板抵抗率が30Ω・cm以上のものであ
り、この基板に基板表面長手方向にトレンチ2が形成さ
れている。本発明では、トレンチの幅wに対して長手方
向の長さLが概ね2倍以上のもの(L≧2w)をトレンチ
として扱う。
【0017】図2は、本発明のトレンチ構造の製造方法
を説明するための工程図である。図中(a)において、基
板抵抗率が30Ω・cm以上のp型シリコン基板1の上
面にエッチングマスク層3を形成する。エッチングマス
ク層としては、後段の電解エッチングの際に耐性のある
材料であれば良い。望ましくは酸化シリコン膜もしくは
窒化シリコン膜であれば良い。次に、図中(b)におい
て、例えばフォトリソグラフィ法を用いてエッチングマ
スク層を加工しエッチング開始パターン4を形成する。
次に、図中(c)において、シリコン基板に後段の電解
エッチングの開始点を規定するV溝5を形成する。V溝5
は、例えば水酸化カリウム(KOH)のようなアルカリ溶
液によるシリコンエッチングを行うことで形成すること
ができる。また、プラズマエッチングを用いても良い。
最後に図中(d)において、電解エッチングを行い、ト
レンチ2を形成した。必要に応じてエッチングマスク3
はその後除去する。
【0018】図3は上記図2中(d)工程における電解
エッチングを行う装置の構成を示した図である。図にお
いて、11は電解エッチング溶液で、溶質としてフッ化
水素酸、溶媒は溶媒中の水の含有率が10重量%以上と
なるように水とジメチルホルムアミドのような非水溶媒
とで構成される。シリコン基板1のV溝5が形成された
面に対向するように対向電極の白金電極12を例えば3
cm離して平行配置し、溶液11中に浸漬する。該シリ
コン基板1のV溝5が形成された面と反対面にはアルミ
ニウム膜が形成され、銅ホルダー13を介して、外部配
線と電気接続を行い、外部電源14を用いて白金電極1
2に対して、シリコン基板1を陽極になるようにしてシ
リコンの電解エッチングを行う。
【0019】このようにして、溶媒中の水の含有率を1
0重量%以上のフッ化水素酸溶液中で電解エッチングす
ることにより、基板抵抗率が30Ω・cm以上のp型シ
リコン基板に、図1中(b)で示されるトレンチをトレ
ンチ間の壁厚が確保された状態で形成することができ
た。
【0020】以下、具体的な実施例について説明する。
【0021】実施例1.基板抵抗率が30Ω・cmのp
型シリコン基板に、酸化シリコンでエッチングマスクを
形成した後パターニングし、水酸化カリウム溶液(KO
H)中でエッチング開始点となるV溝を形成した。この溝
は開口2μmで間隔を7μmとなるように形成した。次
に、電解エッチング溶液として、フッ化水素酸15g、
非水溶媒のジメチルホルムアミド75g、水210g
(溶媒中の水含有率は74重量%)を用意し、この溶液
中にV溝が形成されたシリコン表面を接触させ、図3に
示されたエッチング装置により電解エッチングを施し
た。該シリコン基板1と白金電極12とは3cm離して
配置した。外部電源14を用いて白金電極12に対し
て、シリコン基板1を+0.7V陽極になるように電圧
を印加した。その結果、未エッチング部がなく、壁厚約
1.5μmの良好なトレンチが形成された。これは従来
の基板抵抗率が1〜10Ω・cmの基板に形成した時よ
り高強度の壁である。
【0022】実施例2.非水溶媒としてジメチルホルム
アミドを用い、ジメチルホルムアミドと水から構成され
る溶媒における水含有率とエッチング形状の関係を調べ
た。図4に示したのは、条件の異なるエッチング条件に
より形成されたトレンチ構造の断面写真である。図にお
いて、(a)、(b)は溶媒中の水含有率がそれぞれ5
重量%、15重量%の溶液を用いて電気化学エッチング
を行った場合のエッチング形状で、シリコン基板はいず
れも基板抵抗率が30Ω・cmのものを用いている。図
中(a)に示されているように、水含有率が5重量%の場
合、従来技術の図11中(b)に模式的に示した未エッ
チング部141が残りトレンチが形成されない。しか
し、図4中(b)に示した溶媒中の水含有率が15重量
%の溶液を用いた場合、未エッチング部はなく、良好な
トレンチが形成されている。
【0023】図5に、基板抵抗率が30Ω・cmを超え
る3種類のp型シリコン基板に対する、水の含有率とエ
ッチング形状との関係を調べた結果を示す。基板抵抗率
が30Ω・cmを超えるp型シリコン基板では、水の含
有率が5あるいは8重量%の溶液を電気化学エッチング
に用いた場合、いずれも溝内に未エッチング部が残ると
いう問題が起きた。しかし、溶媒中の水含有率を10重
量%にすると、未エッチングはほぼ残らずトレンチの形
成が可能となり、15重量%以上では良好なトレンチ構
造が実現できた。なお、図5のとおり溶媒には非水溶媒
を含まない100重量%の水でも良好なトレンチが形成
できた。
【0024】図6に基板抵抗率が150Ω・cmのp型
シリコンに対し、溶媒中の水含有率とトレンチの壁厚の
関係を調べた結果をグラフに示す。図6のグラフは水含
有率の増加に伴いトレンチ壁厚が単調に減少することを
示している。すなわち、溶液中の(溶媒中の)水含有率
で壁厚を制御できることがわかった。また、基板抵抗率
が30Ω・cm、1000Ω・cmでも同様の効果が確
認された。なお、図6中の水含有率5%の測定点は未エ
ッチング部の存在するトレンチである。
【0025】以上より、基板抵抗率が30Ω・cm以上
のp型シリコン上に良好なトレンチを形成するために
は、溶媒中の水含有率を10重量%以上にすればよく、
水含有率によりトレンチ間の壁厚を制御することができ
ることがわかった。
【0026】実施例3.上記実施例1,2において、ジ
メチルホルムアミドの代わりに非水溶媒としてアセトニ
トリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミ
ド、1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン、2−プロパノ
ールを用いても、溶媒中の水含有率が10重量%以上で
あれば、同様の効果を確認できた。非水溶媒は、エッチ
ングマスクが電解エッチング時に溶けてしまわないよう
にするために、エッチングマスクのエッチング時の耐性
を高めるために使用する。特に、エッチングマスクとし
て酸化シリコン膜を用いる場合は酸化シリコンのエッチ
ングレートを低下させて、耐性を高めるために有効であ
る。この場合、ジメチルホルムアミドは室温において揮
発性が小さく、安定であり、そのため取り扱いが容易で
あるという点で望ましい。このように、非水溶媒を用い
れば、安定して形状の良好なトレンチ形成が可能とな
る。
【0027】実施例4.本実施例では上記実施例1〜3
の溶液に電解質を添加した例を示す。フッ化水素酸15
g、ジメチルホルムアミド180g、水105g、電解
質としてテトラブチルアンモニウムパーコレートを30
g含む溶液(溶媒中の水含有率36.8重量%)を用意
した。この溶液を用いて、実施例1と同様の条件でシリ
コン基板にトレンチを形成した。すなわち、30Ω・c
mのp型シリコン基板に、エッチングマスクを形成した
後、パターニングし、水酸化カリウム溶液中でエッチン
グ開始点となるV溝を形成した。この溝は開口2μmで
間隔を7μmとなるように形成した。次に、図3に示さ
れたエッチング装置により電解エッチングを施した。該
シリコン基板1と白金電極12とは3cm離して配置し
た。外部電源14を用いて白金電極12に対して、シリ
コン基板1を+0.7V陽極になるように電圧を印加し
た。本実施例における電解質は、溶液中で電離するの
で、溶媒の導電率が高くなる。これにより、電解エッチ
ング時に印加電圧を低くすることが可能となる。本実施
例のように、テトラブチルアンモニウムパーコレートを
用いれば、溶液中で電離するものの電解エッチングには
影響を与えずに溶媒の導電率が向上できるので望まし
い。なお、本実施例において、フッ化水素酸15g、ア
セトニトリル180g、水105g、テトラブチルアン
モニウムパーコレート30gを含む溶液を用いても良好
なトレンチ構造が形成できた。
【0028】実施の形態2.本実施の形態においては、
上記実施の形態1及び実施例1〜4で示されたエッチン
グ方法を用いて、加速度センサを製造する方法について
説明する。
【0029】図7は、加速度センサの構成要素である可
動構造体部分を作成する工程を示したもので、(a)〜
(f)工程をそれぞれ上面図(左側)、断面図(右側)
で示す。なお、断面図は図中(b)のX−X断面に相当
する。図中(a)において、まず基板抵抗率が30Ω・
cmのp型シリコン基板1を用意し、該シリコン基板1
の表面にエッチングマスク層3を成膜する。エッチング
マスク層3としては後段の電解エッチングの際に耐性の
ある材料であればよい。望ましくは酸化シリコン膜もし
くは窒化シリコン膜であればよい。次に図中(b)にお
いて、例えばフォトリソグラフィ法を用いてエッチング
マスク層3をパターニングし、水酸化カリウム(KOH)
のようなアルカリ溶液によるシリコンエッチングを行
い、シリコン基板の上面にV溝5を形成する。このV溝
5は後のエッチングの開始点を規定する。このV溝5を
形成する手段としてアルカリ溶液エッチングの他にプラ
ズマエッチングを用いても良い。その後図中(c)にお
いて、上述の図3に示す装置を用いて電解エッチングを
行う。フッ化水素酸を15g、ジメチルホルムアミドを
180g、水を105g、テトラブチルアンモニウムパ
ーコレートを30g含む溶液中(溶媒中の水含有率3
6.8重量%)にシリコン基板1および白金電極を浸漬
し、該白金電極はシリコン基板1に対して3cm離して
平行に配置する。白金電極に対してシリコン基板を+
0.7V陽極になるように電圧を印加してシリコンの電
解エッチングを行う。電解エッチングにおいては、エッ
チング開始点より表面方向に対して垂直にエッチングが
進行しトレンチ2が形成される。
【0030】図中(d)において、エッチングが所定の
深さに到達した後、印加電圧を+2.0Vまで増加さ
せ、シリコン基板内を流れる電流を増加させる。これに
よりシリコン基板のエッチングが促進され、上記深さよ
り深い部位で隣り合うエッチング部同士が連通する。こ
れにより、(d)に示すようなシリコン基板1の一部か
らなる中空構造質量体(可動質量体)31と、質量体3
1を保持する片持ち梁32と、片持ち梁32を基板に固
定する固定部33と、質量体31に連結された中空構造
梁34と、基板に固定された対向電極35とが形成され
る。中空部36形成後、図中(e)において、エッチン
グマスク層3を除去し、例えば化学気相成長法によりシ
リコン表面に絶縁膜37を形成する。絶縁膜は例えば酸
化シリコン膜である。その後(f)に示すように、蒸着
法もしくはスパッタリング法により可動質量体31と、
片持ち梁32と、中空構造梁34と、対向電極35の上
面および側壁に例えばアルミニウムからなる導電膜38
を成膜する。中空構造梁34の側壁に形成された導電膜
と対向電極35の側壁に形成された導電膜との間に空気
層39を誘電層としたキャパシタが形成される。質量体
31に慣性力が生じると、それを保持している片持ち梁
32が撓み、質量体31に連結されている中空構造梁3
4が変位する。これにより、該中空構造梁34と基板上
に形成された対向電極35との間に形成されたキャパシ
タが変化する。該キャパシタ変化を読み出すことで加速
度を計測することができ、加速度センサが達成できる。
【0031】上記では基板抵抗率30Ω・cmのp型シ
リコン基板を用い、壁厚2μm、トレンチの深さ10μ
m、トレンチの間隔7μmのトレンチを形成することが
でき、加速度センサの可動部構造体を製造することがで
きた。従来は基板抵抗率が1〜10Ω・cmのp型シリ
コンに電気化学エッチングにより形成された片持ち梁
と、中空構造梁の幅は非常に薄く、強度が低かったが、
溶媒中の水含有率を10重量%以上の溶液を電気化学エ
ッチングに用いたことにより、基板抵抗率が30Ω・c
mの基板にトレンチを形成することが可能となり、1〜
10Ω・cmの基板に比べ梁幅を厚くでき強度が高まっ
た。またこの梁幅は溶媒中の水含有率を変化させること
で容易に制御でき、設計に自在に対応可能となる。
【0032】実施の形態3.本発明の実施の形態では加
速度センサの別の作製法を説明する。図8は、加速度セ
ンサの構成要素である可動構造体部分を作成する工程を
示したもので、(a)〜(f)工程をそれぞれ上面図
(左側)、断面図(右側)で示す。なお、断面図は図中
(b)のY−Y断面に相当する。ここでは、シリコン基板
1として、上部シリコン層1aが抵抗率100Ω・c
m、下部シリコン層1bが抵抗率0.1Ω・cmで構成
されたp型シリコン基板を用いる。図中(a)におい
て、まず基板抵抗率が30Ω・cmのp型シリコン基板
1を用意し、該シリコン基板1の上部シリコン層1aの
表面にエッチングマスク層3を成膜する。エッチングマ
スク層3としては後段の電解エッチングの際に耐性のあ
る材料であればよい。望ましくは酸化シリコン膜もしく
は窒化シリコン膜であればよい。次に図中(b)におい
て、例えばフォトリソグラフィ法を用いてエッチングマ
スク層3をパターニングし、水酸化カリウム(KOH)の
ようなアルカリ溶液によるシリコンエッチングを行い、
上部シリコン層1aの上面にV溝5を形成する。このV
溝5は後のエッチングの開始点を規定する。このV溝5
を形成する手段としてアルカリ溶液エッチングの他にプ
ラズマエッチングを用いても良い。その後図中(c)に
おいて、上述の図3に示す装置を用いて電解エッチング
を行う。フッ化水素酸を15g、ジメチルホルムアミド
を180g、水を105g、テトラブチルアンモニウム
パーコレートを30g含む溶液中(溶媒中の水含有率3
6.8重量%)にシリコン基板1および白金電極を浸漬
し、該白金電極はシリコン基板1中上部シリコン層1a
のV溝の形成された面に対して3cm離して平行に配置
する。白金電極に対してシリコン基板を+0.7V陽極
になるように電圧を印加してシリコンの電解エッチング
を行う。電解エッチングにおいては、エッチング開始点
より表面方向に対して垂直にエッチングが進行し、トレ
ンチ2が形成される。
【0033】図中(d)において、上部シリコン層1a
の厚さまでエッチングが進み、下部シリコン層1bに到
達すると、下部シリコン層1bは基板抵抗率が低いので
壁厚がより薄くなるように、すなわち横方向へのエッチ
ングが進む。さらにこの下部シリコン層1bは0.1Ω
・cmと非常に低抵抗率のため、壁は残らずエッチング
されてしまい、隣合うエッチング部同士が連通する。こ
のように、可動部31と中空部36が一回のエッチング
で形成される。(d)に示すように、上部シリコン層1
aからなる中空構造質量体(可動質量体)31と、質量
体31を保持する片持ち梁32と、片持ち梁32を基板
に固定する固定部33と、質量体31に連結された中空
構造梁34と、下部シリコン層1bに固定された対向電
極35とが形成される。中空部36形成後、図中(e)
に示すように、エッチングマスク層3を除去し、化学気
相成長法によりシリコン表面に例えば酸化シリコンから
なる絶縁膜37を形成する。その後、図中(f)に示す
ように蒸着法若しくはスパッタリング法により可動質量
体31と、片持ち梁32と、中空構造梁34と、対向電
極35の上面および側壁に例えばアルミニウムからなる
導電膜38を成膜する。中空構造梁34側壁に形成され
た導電膜と対向電極35の側壁に形成された導電膜との
間に空気層39を誘電層としたキャパシタが形成され
る。
【0034】上記実施の形態2と同様、質量体31に慣
性力が生じると、それを保持している片持ち梁32が撓
み、質量体31に連結されている中空構造梁34が変位
する。これにより、該中空構造梁34と基板上に形成さ
れた対向電極35との間に形成されたキャパシタが変化
する。該キャパシタ変化を読み出すことで加速度を計測
することができ、加速度センサが達成できる。
【0035】上記では基板抵抗率の異なるシリコン層の
2層構造からなるシリコン基板を用い、上層を100Ω
・cm、下層0.1Ω・cmのp型シリコン基板を用い
たので、上層部で壁厚2.5μm、トレンチの深さ10
μm、トレンチの間隔10μmのトレンチを形成するこ
とができ、加速度センサの可動部構造体を製造すること
ができた。従来の基板抵抗率が1〜10Ω・cmのp型
シリコンに電気化学エッチングにより形成すると、片持
ち梁と、中空構造梁の幅は非常に薄く、強度が低かった
が、溶媒中の水含有率を10重量%以上の溶液を電気化
学エッチングに用いたことにより、基板抵抗率が30Ω
・cm以上(ここでは100Ω・cm)の基板にトレン
チを形成することが可能となり、1〜10Ω・cmの基
板に比べ梁幅を厚くでき、強度が高まった。またこの梁
幅は溶媒中の水含有率を変化させることで容易に制御で
き、設計に自在に対応可能となる。
【0036】なお、上記実施の形態2,3における電解
エッチング溶液として、フッ化水素酸15g、アセトニ
トリル180g、水105g、テトラブチルアンモニウ
ムパーコレート30gを含む溶液(溶媒中の水含有率3
6.8重量%)を用いても、同様の可動部構造体を形成
することができた。電解エッチング溶液として、実施例
1〜4に例示したものを用いることができることは言う
までもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシリコン基
板のエッチング方法によれば、エッチング開始用溝の形
成されたp型シリコン基板を、該溝の形成された面に対
向するように配置された対向電極とともにフッ化水素酸
溶液に浸漬し、上記シリコン基板を陽極として電解エッ
チングするシリコン基板のエッチング方法において、シ
リコン基板として基板抵抗率が30Ω・cm以上の基板
を用い、上記フッ化水素酸溶液として溶媒中の水含有率
が10重量%以上である溶液を用いたので、未エッチン
グ部の無い良好なトレンチが形成可能となる。また、上
記においてフッ化水素酸溶液中の溶媒が非水溶媒と水と
を含み、非水溶媒がジメチルホルムアミドであることを
規定したので、より安定して形状の良好なトレンチ形成
が可能となる。さらに溶液中に、電解質を添加し、この
電解質がテトラブチルアンモニウムパーコレートである
ことを規定したので、より低電圧でも安定して形状の良
好なトレンチ形成が可能となる。
【0038】本発明の半導体装置によれば、上記のいず
れかの方法によりシリコン基板をエッチングし、予めパ
ターニングされたエッチング開始用溝に沿って形成され
たトレンチ間の壁を構造体として備え、また、さらにト
レンチの下方を一部連結して中空部とし、トレンチ間の
壁を可動構造体として備えるので、トレンチ間の壁厚制
御することができ、すなわちは厚い壁厚のトレンチを形
成することが可能となり、強度の高いトレンチ構造体を
有する半導体装置の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエッチング方法により形成され
たトレンチの構造を説明する図で、(a)は断面模式
図、(b)は斜視図である。
【図2】 本発明に係るエッチング方法によりトレンチ
を形成する際の製造工程を説明するための図である。
【図3】 本発明に係るエッチング方法に使用される電
解エッチング装置の構成を示した模式図である。
【図4】 形成されたトレンチ構造の断面を示した図
で、(a)は電解エッチング溶液中の溶媒中水含有率が
5重量%、(b)は15重量%の場合の写真である。
【図5】 電解エッチング溶液中の溶媒中水含有率とエ
ッチング形状との関係を示した図である。
【図6】 電解エッチング溶液中の溶媒中水含有率とト
レンチ壁厚との関係を示したグラフである。
【図7】 本発明による半導体装置として、加速度セン
サの製造工程を説明するための図で、それぞれの工程中
の上面図と断面図とを示したものである。
【図8】 本発明による半導体装置として、加速度セン
サの別の製造工程を説明するための図で、それぞれの工
程中の上面図と断面図とを示したものである。
【図9】 従来のエッチング方法によりトレンチを形成
する際の製造工程を説明するための図である。
【図10】 従来のエッチング方法により形成されたト
レンチ構造の断面を示した図で、(a)は基板抵抗率1
〜10Ω・cmのシリコン基板、(b)は150Ω・c
mのシリコン基板を用いたものである。
【図11】 従来のエッチング方法によるトレンチの形
成を説明するための模式図で、(a)は基板抵抗率1〜
10Ω・cmのシリコン基板、(b)は150Ω・cm
のシリコン基板を用いた場合で、それぞれ上面図と断面
図とを示す。
【図12】 従来のエッチング方法による、シリコン基
板の基板抵抗率とエッチング形状との関係を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板、 11a 上部シリコン層、
1b 下部シリコン層、2 トレンチ、 3 エッチン
グマスク層、 4 エッチング開始パターン、5 V
溝、 11 溶液、 12 白金電極、 13 銅ホル
ダー、14 外部電源、 31 中空構造質量体、 3
2 片持ち梁、33 固定部、 34 中空構造梁、
35 対向電極、 36 中空部、37 絶縁膜、 3
8 導電膜、 39 空気層。
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月5日(2002.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大路 浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 深見 達也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M112 AA02 BA07 CA21 CA22 CA23 DA03 DA04 DA08 DA09 DA15 EA03 EA06 EA07 EA11 FA07 5F043 AA02 BB01 DD14 GG10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチング開始用溝の形成されたp型シ
    リコン基板を、該溝の形成された面に対向するように配
    置された対向電極とともにフッ化水素酸溶液に浸漬し、
    上記シリコン基板を陽極として電解エッチングするシリ
    コン基板のエッチング方法において、上記p型シリコン
    基板の基板抵抗率が30Ω・cm以上であり、上記フッ
    化水素酸溶液が少なくとも溶媒として水を含み、該溶媒
    中の水含有率が10重量%以上であることを特徴とする
    シリコン基板のエッチング方法。
  2. 【請求項2】 フッ化水素酸溶液中の溶媒が非水溶媒と
    水とを含むことを特徴とする請求項1に記載のシリコン
    基板のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 非水溶媒がジメチルホルムアミドである
    ことを特徴とする請求項2に記載のシリコン基板のエッ
    チング方法。
  4. 【請求項4】 溶液中に、電解質を添加することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシリコン基板
    のエッチング方法。
  5. 【請求項5】 電解質がテトラブチルアンモニウムパー
    コレートであることを特徴とする請求項4に記載のシリ
    コン基板のエッチング方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかの方法により
    シリコン基板をエッチングし、予めパターニングされた
    エッチング開始用溝に沿って形成されたトレンチ間の壁
    を構造体として備えた半導体装置。
  7. 【請求項7】 さらにトレンチの下方を一部連結して中
    空部とし、トレンチ間の壁を可動構造体としたことを特
    徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008140058A1 (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Quantum 14 Kk シリコン基材の加工方法とその加工品および加工装置

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