JP2003346434A - ダビング装置及びディスク再生装置 - Google Patents

ダビング装置及びディスク再生装置

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JP2003346434A
JP2003346434A JP2002148912A JP2002148912A JP2003346434A JP 2003346434 A JP2003346434 A JP 2003346434A JP 2002148912 A JP2002148912 A JP 2002148912A JP 2002148912 A JP2002148912 A JP 2002148912A JP 2003346434 A JP2003346434 A JP 2003346434A
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disk
dubbing
recording
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JP2002148912A
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Kazuaki Ohira
和昭 大平
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズや音飛びが少ない状態にダビングできる
ダビング装置を提供する。 【解決手段】CD再生手段11でのエラー訂正において
検出された訂正不能なエラーに係る情報を管理する訂正
不能エラー管理手段21と、前記訂正不能エラー管理手
段21に格納された情報を表示する表示手段19とを備
え、前記訂正不能エラー管理手段21は訂正不能なエラ
ーの発生頻度を計測し、訂正不能なエラーが検出された
部分又はその近傍の情報が記録されているCD上の記録
位置情報と、前記訂正不能なエラーの発生頻度に係る情
報とをメモリ27に格納し、該格納した情報に基づい
て、CD再生手段11又はMD記録再生手段15を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばコンパクトデ
ィスク(以下、CDとも記す)等のディスク状記録媒体
に記録されている楽曲等(以下、情報とも記す)を再生
し、再生した情報を例えばミニディスク(以下、MDと
も記す)やCD−R等の記録可能型ディスクに記録する
ダビング装置、及びディスク状記録媒体の再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のダビング装置の概要につ
いて説明する。最近のダビング装置では、CDに記録さ
れている情報は実時間より短時間で再生され、記録可能
型ディスクに実時間より短時間で記録される所謂高速ダ
ビング機能を有するのが一般的である。ここではコンパ
クトディスク(CD)を再生しミニディスク(MD)に
記録する場合を例にして説明する。かかるダビング装置
では一般的に、CDに記録された情報を高速に再生でき
るCD再生手段と、MDに情報を高速に記録できるMD
記録再生手段と、前記CD再生手段及びMD記録再生手
段を制御するシステム制御手段とを備えて、CDに記録
されている情報を再生してMDに高速記録する。そし
て、CDからMDへのダビングでは前記システム制御手
段により、同期録音(シンクロ録音)が行われる。CD
からMDへのシンクロ録音については、特開平7−11
0978号公報などに開示されているので、ここでは説
明を簡単にする。
【0003】コンパクトディスクに記録されるディジタ
ル情報には、C1、C2と呼ばれる2段のReed-Solomon
符号を用いたCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomo
n Code)が付加されていて、CD再生手段でCDを再生
する際には、前記CIRC符号を用いて、符号誤りの検
出と、符号誤りの訂正とが行われる。そして、符号誤り
の程度が訂正能力を超えた場合には、訂正不能な誤り訂
正ブロックの前後の信号を基にオーディオデータに対し
て補間処理がされ、すなわち、符号誤りが音として目立
ち難いようにする処理が施されて、CD再生手段から出
力される。一方、MD記録再生手段は、CD再生手段か
ら出力されたディジタル又はアナログのオーディオ信号
を入力として、入力された順にMDに記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のダビン
グ装置では、ユーザが指定したCD単位又はトラック単
位の情報をCDから再生し、そのオーディオ信号をディ
ジタル情報としてMDに記録する。すなわち、CDから
再生されたオーディオ信号の再生品質に無関係にMDに
記録される。このため、ユーザは、ダビング中に常に再
生音をモニタリングするか、或いはダビングが終了した
後で、ダビングで記録されたMDを全て再生してみない
と、記録されたMDにノイズや音飛びが無く、正常にダ
ビングされたか否かを確認することが出来ないという問
題があった。特に、高速ダビングではCDが実時間より
高速に再生されるために再生音が出力されない。このた
め、再生音をモニタリングしながらダビングすることが
出来ず、ダビングが終了した後で長時間をかけて確認す
るしかなかった。そして、前記確認の結果、MDに記録
された情報がノイズや音飛びを多く含む場合には、ダビ
ングを最初からやり直さなければならない場合があっ
た。
【0005】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ユーザが常時のモニタリングをしな
くても、ダビングの品質をダビング中及びダビング終了
後に容易に把握できるようにすることである。また他の
目的は、ノイズや音飛びが少ない状態にダビングできる
ダビング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、第1のディスク
に記録されているディジタル情報を読み出し、エラー訂
正をして再生する第1のディスク装置と、前記第1のデ
ィスク装置で再生された情報を記録可能な第2のディス
クにディジタル情報として記録する第2のディスク装置
と、前記第1のディスク装置でのエラー訂正において検
出された訂正不能なエラーに係る情報を管理する訂正不
能エラー管理手段と、前記訂正不能エラー管理手段に格
納された情報を表示する表示手段、とを備えるダビング
装置において、前記訂正不能エラー管理手段に格納され
た情報に基づいて、前記第1のディスク装置又は前記第
2のディスク装置を制御するようにしたダビング装置で
ある。
【0007】第2の発明は、第1の発明のダビング装置
において、前記訂正不能エラー管理手段は、訂正不能な
エラーの発生頻度を計測し、訂正不能なエラーが検出さ
れた部分又はその近傍の情報が記録されている前記第1
又は第2のディスク上の記録位置を示す情報又は該記録
位置情報と対応する時間情報と、前記訂正不能なエラー
の発生頻度に係る情報とをメモリに格納するようにした
ダビング装置である。
【0008】第3の発明は、第1の発明のダビング装置
において、前記訂正不能エラー管理手段は、所定時間ご
との訂正不能エラーの発生数をカウントし、訂正不能な
エラーが検出された部分又はその近傍の情報が記録され
ている前記第1又は第2のディスク上の記録位置を示す
情報又は該記録位置情報と対応する時間情報と、前記訂
正不能エラーの発生数に係る情報とをメモリに格納する
ようにしたダビング装置である。
【0009】第4の発明は、第2の発明のダビング装置
において、訂正不能なエラーの発生頻度と、ダビング中
に訂正不能なエラーが検出された部分又はその近傍の情
報が記録されている前記第1又は第2のディスク上の記
録位置を示す情報又は該記録位置情報と対応する時間情
報とを前記メモリから読み出し、前記表示手段で表示す
るようにしたダビング装置である。
【0010】第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの
発明のダビング装置において、前記第2のディスク装置
での記録が終了した後で、ダビング中に訂正不能なエラ
ーが検出された部分又はその近傍の情報を、前記訂正不
能エラー管理手段に格納されている情報に応じて、前記
第2のディスク装置により前記第2のディスクを用いて
再生するようにしたダビング装置である。
【0011】第6の発明は、第1乃至第4のいずれかの
発明のダビング装置において、前記第2のディスク装置
での記録が終了した後で、訂正不能なエラーの発生頻度
が所定値以上の部分又はその近傍の情報を、前記訂正不
能エラー管理手段に格納されている情報に応じて、前記
第2のディスク装置により前記第2のディスクを用いて
再生するようにしたダビング装置である。
【0012】第7の発明は、第2の発明のダビング装置
において、訂正不能なエラーの発生頻度が予め定めた限
界値以上になった場合に、前記第1のディスクに記録さ
れている情報の一部または全てを、前記第2のディスク
装置により前記第2のディスクに記録し直すようにした
ダビング装置である。
【0013】第8の発明は、第3の発明のダビング装置
において、単位時間あたりの訂正不能エラーの発生数が
予め定めた限界値以上になった場合に、前記第1のディ
スクに記録されている情報の一部または全てを、前記第
2のディスク装置により前記第2のディスクに記録し直
すようにしたダビング装置である。
【0014】第9の発明は、第2の発明のダビング装置
において、訂正不能なエラーの発生頻度が予め定めた限
界値以上になった場合に、ダビング速度を低下させるよ
うにしたダビング装置である。
【0015】第10の発明は、第2の発明のダビング装
置において、訂正不能なエラーの発生頻度が予め定めた
限界値以上になった場合に、前記第1のディスク装置は
前記第1のディスクから再生した情報をアナログ情報と
して前記第2のディスク装置に与え、前記第2のディス
ク装置は与えられた前記アナログ情報をディジタル情報
に変換して前記第2のディスクに記録するようにしたダ
ビング装置である。
【0016】第11の発明は、ディスクに記録されてい
るディジタル情報を読み出し、エラー訂正をして再生す
るディスク再生手段と、前記ディスク再生手段でのエラ
ー訂正において検出された訂正不能なエラーに係る情報
を管理する訂正不能エラー管理手段と、前記訂正不能エ
ラー管理手段に格納された情報を表示する表示手段、と
を備えるようにしたディスク再生装置である。
【0017】第12の発明は、第11の発明のディスク
再生装置において、前記訂正不能エラー管理手段は、訂
正不能なエラーの発生頻度を計測し、訂正不能なエラー
が検出された部分又はその近傍の情報が記録されている
前記ディスク上の記録位置又は該記録位置を示す情報
と、前記訂正不能なエラーの発生頻度に係る情報とをメ
モリに格納するようにしたディスク再生装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のダビング装置では、例えばCD等
のディスクに記録されたディジタル情報をトラック単位
又はディスク単位で再生しながら、該再生された情報を
例えばMD等の記録可能なディスクに記録するに際し
て、再生側でCDから音楽情報等を読み出し、エラー訂
正処理を行っている段階で、エラー訂正が不可能なデー
タブロックが検出された場合に、訂正不能エラー管理情
報をメモリに格納する。前記訂正不能エラー管理情報
は、訂正不能エラーが検出された場合に、その状態をユ
ーザが確認したり、或いは自動的に再ダビングを行った
りするのに用いる情報であり、エラーが含まれるデータ
ブロック又はその前後の情報を概略特定できる情報、及
び訂正不能エラーの発生頻度に関する情報を含む。
【0019】例えば、訂正不能エラーが検出されたデー
タブロックが記録されているソース側ディスク(CD)
上の位置(記録領域の位置)又は、前記記録位置に対応
するトラック番号や時間情報などが前記訂正不能エラー
管理情報に含まれ、さらに、訂正不能エラーの発生頻
度、例えば1分ごとの訂正不能なデータブロック数が前
記訂正不能エラー管理情報に含まれる。或いは、訂正不
能エラーが検出されたデータブロックを記録するデステ
ィネーション側のディスク(MD)上の位置(記録領域
の位置)又は、前記記録位置に対応するトラック番号や
時間情報などが前記訂正不能エラー管理情報に含まれ
る。
【0020】そして、前記メモリに格納された訂正不能
エラーの発生頻度、及び前記記録位置情報又はトラック
番号や経過時間などの時間情報は表示手段で表示され
る。ユーザは、表示された訂正不能エラー管理情報から
訂正不能エラーが検出された部分を知り、記録されたM
Dにおける前記訂正不能エラーの発生部分を再生して、
訂正不能エラーが検出された個所のノイズや音飛びの状
態を自分の耳で確認することができる。また、ダビング
で装置は、前記訂正不能エラー管理情報をもとに訂正不
能エラーの発生頻度を基に、実行すべき処理を判別す
る。すなわち、一定以上の訂正不能エラーが検出された
場合に、その部分または全体を自動的に再ダビングす
る。これにより、ダビング終了後にユーザが手動で再ダ
ビングするケースを減らすことができる。
【0021】以下、本発明の実施例について、図と共に
説明する。図1は本発明ダビング装置の実施例を示すブ
ロック図である。図1において、ダビング装置10はC
D(コンパクトディスク)に記録された情報を実時間よ
り短い時間で高速に再生できるCD再生手段11と、C
D再生手段11で再生された情報をMD(ミニディス
ク)に実時間より短い時間で高速に記録できるMD記録
再生手段15と、CDに記録されている情報をトラック
単位で再生してMDに同期記録(シンクロ記録)するよ
うに制御するシステム制御手段13と、ダビング装置1
0をユーザが操作するための操作手段17と、CD再生
手段11又はMD記録再生手段15の動作状態を表示す
る表示手段19とからなる。なお、図1ではシステム制
御手段13が、CD再生手段11とMD再生手段15の
双方を制御しているが、システム制御手段13の機能
を、CD再生手段11が内蔵する制御手段とMD再生手
段15が内蔵する制御手段とで実現するようにしても良
い。
【0022】システム制御手段13は、CD再生手段1
1でのエラー訂正処理において検出された訂正不能なエ
ラーに係る情報を管理する訂正不能エラー管理手段21
と、訂正不能エラー管理手段21に格納された情報に応
じて表示手段19での表示内容を制御する表示制御手段
23とを含む。訂正不能エラー管理手段21は訂正不能
エラーの発生頻度を計測するエラーカウンタ25を含
み、CD再生手段11がエラー訂正動作中に訂正不能エ
ラーを検出すると、エラーカウンタ25に訂正不能エラ
ー信号を送る。エラーカウンタ25は伝送された前記訂
正不能エラー信号に基づいて、訂正不能エラーの発生頻
度を計測する。
【0023】訂正不能エラー管理手段21では、CD再
生手段11から例えば1秒間に受信した訂正不能エラー
信号の数をエラーカウンタ25でカウントし、訂正不能
エラー管理情報の一部としてメモリ27に格納する。こ
のとき、訂正不能エラーが検出されたデータブロックを
含む部分の情報を概略特定するための情報が、前記訂正
不能エラーの発生頻度情報と対応付けしてメモリ27に
格納される。メモリ27に格納された訂正不能エラー管
理情報は判別手段29に与えられ、判別手段29は与え
られた訂正不能エラー管理情報を基に、ダビングを継続
するか、ダビングを中止するか、或いはダビングをやり
直すかなどを判別し、判別結果を後述するシステム制御
手段13のMPUを介してCD再生手段11、表示制御
手段23、MD記録再生手段15に与える。
【0024】また、図1には示されていないが、システ
ム制御手段13はダビング装置全体を制御するMPU
(マイクロプロセッサ)と該MPUに接続されたSRA
M等のメモリとを備え、操作手段17は前記MPUに接
続される。また、訂正不能エラー管理手段21と表示制
御手段23は、実際には個別のハードウエアを備えずに
前記MPUとメモリ等により構成することも出来る。
【0025】CD再生手段11におけるエラー訂正の処
理中に、訂正不能なエラーが検出されると、CD再生手
段11は、訂正不能なエラーが検出されたことを示す訂
正不能エラー信号をエラーカウンタ25に与え、訂正不
能なエラーを含むデータブロックをその前後のブロック
のデータによって補間して修正し、修正後のオーディオ
信号をMD記録再生手段15に与える。CD再生手段1
1からMD記録再生手段15に与えられるオーディオ信
号は通常はディジタル信号であり、後述するように、訂
正不能エラーが頻発するなどの一定の条件下では、アナ
ログ信号に変更される。
【0026】ダビングの開始や終了を示すコマンドや、
シンクロ信号、リセット信号、再生或いは記録するトラ
ックの番号などの制御信号が、システム制御手段13か
らCD再生手段11へCD制御信号として与えられ、シ
ステム制御手段13からMD記録再生手段15へMD制
御信号として与えられる。CDがCD再生手段11にセ
ットされると該CDのリードイン領域からTOC(Tabl
e of Contents)情報やタイトル情報を含むテキストデ
ータ(文字データ)が読み出されてシステム制御手段1
3に送られ、SRAM等のメモリに格納される。前記T
OCの情報には各トラックの名称(楽曲名)や時間情報
が含まれており、トラック番号ごとに経過時間、トラッ
クが始まる絶対時間等が記載されていて、CDにおける
各トラックの録音時間は前記時間情報から容易に算出さ
れる。前記テキストデータやトラックの楽曲名はCDに
記録されていない場合もある。
【0027】図6はCDにおけるサブコードQチャンネ
ルの1フレーム分のデータ構造を示す図であり、図7は
図6に示すDATA領域(72bits)のデータ構造
を示す図である。CD再生中にはCDからオーディオ信
号と同時に読み出される当該トラックのサブコード情報
がシステム制御手段13に送信され、システム制御手段
13は前記サブコード情報に基づいて、曲番号(トラッ
ク番号)や経過時間を表示手段19で表示したり、目標
再生位置にアクセスするためのサーチ制御をしたり、プ
リエンファシスのON/OFF制御をしたりする。図6
において、S0, S1 はサブコード・フレームの同期信号
の一部で、CRCはControl、ADR、DATA-Qの誤り検出に使
われる。Controlはそのフレームに記録されているデー
タの種類を示す。ADRはDATA-Qの種類を示す情報で、
三種類のモードがあるが、ここでは本発明に必要なトラ
ック時間情報を格納したモード1について説明を行う。
このモード1では、DATA-Q領域のフォーマットは図7に
示すようになる。
【0028】図7において、TNOはトラック番号であ
り、Indexはトラック内をさらに分割した番号で、トラ
ック間の無音部分(PAUSE)では0になる。MIN, SEC, F
RAMEはそれぞれ、トラック先頭からの相対時間を、分,
秒,フレーム数で示す。このフレーム数は、75フレー
ムが音楽の1秒に相当する。ZEROには0が8ビット入
り、AMIN, ASEC, AFRAMEはリードイン領域を除くディス
ク先頭からの絶対時間を示す。エラーカウンタ25がC
D再生手段11から訂正不能エラー信号を受信すると、
図7に示すサブコードチャンネルQの現在のトラック時
間情報が前記訂正不能エラー管理情報の一部としてメモ
リ27に格納される。
【0029】図1において、MD記録再生手段15から
はMDデータ(MD Data)がシステム制御手段13に与
えられる。前記MD制御信号は、シンクロ信号、リセッ
ト信号、現在のトラック番号(MDトラック番号)、時
間情報の種類、MD制御用のコマンドなどを含む。前記
MDデータは、MDのUTOC(User Table Of Content
s )から読み出されたデータ、或いはMD記録再生手段
15に内蔵されているMPU(マイクロプロセッサ)か
ら送出されたデータであり、MD記録再生手段15の動
作状態を示す信号、トラック又はパートごとの記録開始
や終了などの時間情報、時間情報の種類(例えば、トラ
ックの記録時間、MDに記録可能な残り時間など)を示
すデータ、現在のトラック番号(MDトラック番号)や
パート番号、現時点でMDに記録されている総トラック
数、MDトラックのタイトル情報などを含む。前記タイ
トル情報はMDに記録されていない場合もある。前記U
TOC情報は、記録中は仮UTOC情報としてシステム
制御手段13のメモリに格納され、記録終了時に実際に
MDに書き込まれる。
【0030】前記したように、エラーカウンタ25は訂
正不能エラーの発生頻度を計測し、例えば1秒間に発生
した訂正不能エラー信号の数をカウントし、該カウント
値は、図7に示すサブコードチャンネルQの現在のトラ
ック時間情報と対応付けしてメモリ27に格納される。
判別手段29には前記したように、エラーカウンタ25
でカウントされた訂正不能エラーの発生頻度、例えば単
位時間ごとの訂正不能エラー数がメモリ27を介して判
別手段29に与えられる。そして後述するように、訂正
不能エラーの発生頻度、例えば単位時間あたりの訂正不
能エラーの発生状況に応じて、ダビングを継続するか、
ダビングのやり直しをするか、ダビングを中止するか、
CD再生手段11からアナログ信号を出力させてダビン
グを継続するか、などの判別を行う。これらについて
は、ダビング装置の制御方法の実施例として後述する。
【0031】図2は本発明ダビング装置の制御方法に係
る第1実施例を示すフローチャートである。この実施例
のダビング装置の制御方法は、図1に示すダビング装置
10に適用される。図2のフローチャートで示す処理
は、CDからMDへダビングを行う場合に実行される処
理である。図2において、ステップS11ではCD再生
手段11によりCDのトラックNo 1から再生を開始
し、MD記録再生手段15へのダビングを開始する。た
だし、ダビングするトラックと記録順がユーザにより指
定されている場合には、最初にダビングするように指定
されたトラックからダビングを開始する。ステップS1
3では時間情報を取り込みステップS15へ進む。前記
ステップS13の処理で取り込まれる時間情報は、現在
再生中の情報がCDに記録された情報中のどの部分であ
るかを特定する情報であり、トラック番号やトラック内
での経過時間等の時間的な情報に限らず、再生中のデー
タが記録されている記録位置を示すアドレス情報であっ
ても良い。すなわち、前記時間情報は、現在再生中の部
分が記録されている記録領域を特定するアドレス情報ま
たは該アドレス情報に対応するその他の情報であっても
良い。前記時間情報の具体例としては、図7に例示した
サブコードチャンネルQのDATA-Qが挙げられる。
【0032】前記サブコードチャンネルQのDATA−
Q領域で伝送されるデータは、再生中の情報のトラック
番号とトラック内での経過時間を示すのみならず、現在
再生中の情報が記録されているCD上の位置を時間情報
によって間接的に示している。そして、訂正不能なエラ
ーが検出された部分を概略指定するための情報として、
後刻必要に応じて読み出される。なお、ステップS13
では図7に例示する全てのデータを取り込むのではな
く、例えばTNO、MIN、SECだけを取り込むよう
にしても良い。また、前記したように、前記時間情報と
して、現在の情報が記録されるMDの記録領域を特定す
る情報を取り込むようにしても良い。すなわち現在再生
処理が行われているデータブロック又はその近傍(時間
的にその前後という意味)のデータブロックが記録され
るMDの記録領域のアドレスや、該アドレスと対応する
トラック番号や時間情報などを取り込むようにしても良
い。
【0033】デスティネーション側のディスクがMDの
場合の例では、記録中の各トラックや各パートの開始ア
ドレス、終了アドレスが仮のUTOC(User Table Of C
ontents)情報としてシステム制御手段13のメモリに格
納され、MDへの記録が終了したときに、前記仮のUT
OC情報がUTOC情報としてMDに記録される。した
がって、MDに記録される情報の記録アドレスは、前記
仮のUTOC情報を基に演算することにより、算出する
ことが出来る。
【0034】ステップS15では、例えば1秒間に発生
した訂正不能エラー数をエラーカウンタ25から取り込
んでステップS17へ進む。ステップS17ではこの1
秒間に訂正不能エラーがあったか否かを判別し、肯定な
らステップS21へ進み、否定ならステップS19へ進
む。ステップS19ではCDに記録されている全曲のダ
ビングが終了していればステップS23へ進み、終了し
ていなければステップS13へ進む。なお、前記ステッ
プS19の処理では、ユーザーがダビング終了の操作を
行ったときにステップS23へ進むようにしても良い。
【0035】ステップS21では、ステップS13とス
テップS15で取り込んだ時間情報及び訂正不能エラー
数Eを訂正不能エラー管理情報としてメモリ27に格納
し、ステップS13へ進む。前記ステップS13でMD
の記録領域を特定する情報を時間情報として取り込んだ
場合には、その情報を時間情報としてメモリ27に格納
する。ステップS23ではCDの再生とMDの記録を終
了し、ステップS25ではメモリ27から訂正不能エラ
ー管理情報を読み出し、訂正不能エラーが検出されたと
きの曲番号(トラック番号)、時間、1秒間の訂正不能
エラー発生数を表示手段19で表示し、このフローを終
了する。なお、ステップS13からステップS19又は
ステップS21までの処理ループは、例えば1秒に1回
の割合で実行される。
【0036】図2に示す第1実施例によれば、単位時間
ごとに発生した訂正不能エラー数Eの一覧が表示される
から、ダビング中又はダビング終了後に、ユーザは訂正
不能エラーがどの部分でどの程度発生しているかを、容
易に知ることが出来、したがって、その表示された訂正
不能エラー管理情報に基づいて、記録されたMDにおけ
る訂正不能エラーが検出された部分を再生して、ノイズ
や音飛びの程度を実際に視聴してみることが出来、ダビ
ングをし直す必要があるか否かを容易に判断することが
出来る。また、ソース側CDにおける訂正不能エラーが
検出された部分を再生して、ノイズや音飛びが再発する
かどうか実際に視聴してみることが容易に出来、ダビン
グをし直すことで録音状態が改善される可能性があるか
否かを短時間で判断することが出来る。
【0037】図3は本発明ダビング装置の制御方法に係
る第2実施例を示すフローチャートである。図3におい
て図2と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を
省略する。図3に示すフローチャートで、図2に示すフ
ローチャートと異なる点は、ステップS25の処理の後
にステップS27とステップS29の処理が行われる点
である。ステップS27ではメモリ27に格納されてい
る訂正不能エラー管理情報を基に訂正不能エラーがあっ
たか否かを判別し、肯定であればステップS29へ進
み、否定であればこのフローを終了する。ステップS2
9では、記録されたMDを前記訂正不能エラー管理情報
に基づいてMD記録再生手段15で自動的に再生する。
すなわち、訂正不能エラーの発生個所及びその近傍、例
えば前後10秒分を再生する。
【0038】この再生に際しては、アクセス先のアドレ
スはメモリ27から読み出した訂正不能エラー管理情報
とMDに記録された前記UTOC情報とを用いて算出さ
れる。具体的には、メモリ27に格納された訂正不能エ
ラー管理情報から例えばTNO、MIN、SECを読み
出し、該時間情報に該当する情報が記録されているMD
の記録位置(記録アドレス)をMDに記録されたUTO
C情報を用いて算出する。図3に示す第2実施例によれ
ば、訂正不能エラーがあった場合に、MD記録再生手段
15により、訂正不能エラーの発生個所及びその近傍が
自動的に再生されるから、ユーザは、訂正不能エラーが
発生した個所の記録状態を短時間で確認することが出来
る。
【0039】図4は本発明ダビング装置の制御方法に係
る第3実施例を示すフローチャートである。図4におい
て図2と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を
省略する。図4に示すフローチャートで、図2に示すフ
ローチャートと異なる点は、ステップS21の処理の後
にステップS31からステップS37までの処理が行わ
れる点である。ステップS21からステップS31へ進
むとステップS31では、1秒間の訂正不能エラー数E
が20以上ならステップS33へ進み、20より小さけ
ればステップS19へ進む。
【0040】ステップS33では、繰返し回数Rが1で
あればステップS35へ進み、0であればステップS3
7へ進む。前記繰返し回数Rの初期値は0であり、ステ
ップS33及びステップS37を経由してステップS1
1へ戻るループを通ると1だけインクリメントされる。
したがって、ステップS37は1回だけ実行される。ス
テップS35ではダビングを中止してステップS25へ
進む。ステップS37では、メモリ27に格納されてい
る訂正不能エラー管理情報をクリアしてステップS11
へ進む。なお、ステップS37ではMDに記録済みの情
報も消去される。ステップS11ではTNO 1からダ
ビングのやり直しが行われる。
【0041】図4に示す第3実施例によれば、訂正不能
エラーが多い場合に自動的にダビングのやり直しが行わ
れるから、振動などでたまたま訂正不能エラーが多く発
生した場合などに、ユーザは何も操作をすることなく、
正常なダビングが行われるようにすることが出来る。な
お、図4に示すフローチャートでは、ステップS37か
らステップS11へ戻して、最初のトラックからダビン
グのやり直しを行っているが、ステップS37からステ
ップS13へ戻して、訂正不能エラーが多く発生したト
ラックだけについてダビングのやり直しをするようにし
ても良い。この場合はステップS37では訂正不能エラ
ーが多く発生したトラックだけについて記録済み情報の
消去を行う。こうすることにより、より短時間でダビン
グのやり直しが実行でき、CD−Rのごとき書き替え不
可能な記録媒体のときに発生する記録領域の無駄遣いを
少なくすることが出来る。
【0042】図5は本発明ダビング装置の制御方法に係
る第4実施例を示すフローチャートである。図5におい
て図4と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を
省略する。図5に示すフローチャートで、図4に示すフ
ローチャートと異なる点は、ステップS25の処理が省
略され、ステップS31からステップS37の処理に代
えて、ステップS41からステップS49の処理が行わ
れる点である。ステップS21からステップS41へ進
むとステップS41では、1秒間の訂正不能エラー数E
が6以上ならステップS43へ進み、6より小さければ
ステップS19へ進む。
【0043】ステップS43では、1秒間に1回でも訂
正不能エラーが検出された時間が10秒以上連続した場
合にはステップS45へ進み、それ以外の場合はステッ
プS37へ進む。ステップS45ではCD再生手段11
の再生出力をアナログ信号として出力するように切り替
え、MD記録再生手段15に入力されたアナログ信号を
ディジタル信号に変換して記録するように切り替えてス
テップS47へ進む。ステップS47では、「訂正不能
エラーが連続したので、アナログ録音に切り替えた」
等、ダビングの動作状態を表示手段19で表示してステ
ップS49へ進む。ステップS49ではMDに既にダビ
ングされた情報を消去してステップS11へ進む。ステ
ップS11ではTNO 1からのダビングが再開され
る。
【0044】図5に示す第4実施例によれば、訂正不能
エラーが長時間にわたって発生している場合に、CD再
生手段11からMD記録再生手段15に与えるオーディ
オ信号がディジタル信号からアナログ信号に切り替えら
れる。オーディオ信号に含まれる訂正不能エラーが多い
場合には、CDのディジタル信号をMDのディジタル信
号に直接変換するサンプリングレートコンバータが誤動
作し、聴感上のノイズが大きくなる可能性があるが、C
D再生手段11からアナログ信号として取り出し、これ
をMD記録再生手段15でディジタル信号に変換して記
録すると、聴感上のノイズが低減されることが多い。
【0045】なお、図5に示すフローチャートでは、ス
テップS49からステップS11へ戻して、最初のトラ
ックからダビングのやり直しを行っているが、訂正不能
エラーが長時間にわたって発生したトラックだけについ
てダビングのやり直しをするようにしても良く、こうす
ることにより、より短時間でダビングのやり直しが実行
でき、CD−Rのごとき書き替え不可能な記録媒体のと
きに発生する記録領域の無駄遣いを少なくすることが出
来る。この場合は、ステップS49ではMDに記録され
た当該トラックの情報だけが消去される。また、ダビン
グ速度が2倍速以上である高速ダビングを行っている場
合には、ステップS43で1秒間に1回でも訂正不能エ
ラーが検出された時間が10秒以上連続したときに、ス
テップS45の処理を、ダビング速度を低下させる処理
とし、例えば高速ダビングから1倍速ダビングに切り替
える処理としても良い。
【0046】以上詳述したように、本発明を適用した実
施の形態によれば、ダビング中には再生側で検出される
訂正不能エラーの発生頻度が計測され、その発生頻度
と、訂正不能なエラーが検出されたデータブロック又は
その前後のデータのディスク上の記録位置を示す情報と
が、訂正不能エラー管理情報としてメモリに格納され
る。したがって、ユーザはダビングが終了した後でも、
記録されたディスクの中でダビング状態の確認を要する
特定部分の再生を、前記訂正不能エラー管理情報を用い
て容易に行うことが出来、訂正不能エラーが検出された
部分のノイズや音飛びの状態を短時間で確認することが
出来る。また、前記訂正不能エラー管理情報を用いるこ
とにより、必要に応じてダビングを自動的にやり直すよ
うにすることも出来る。そして、ダビングを自動的にや
り直すことにより、結果的にノイズや音飛びの少ないダ
ビングが行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ダビング装置の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】本発明ダビング装置の制御方法に係る第1実施
例を示すフローチャートである。
【図3】本発明ダビング装置の制御方法に係る第2実施
例を示すフローチャートである。
【図4】本発明ダビング装置の制御方法に係る第3実施
例を示すフローチャートである。
【図5】本発明ダビング装置の制御方法に係る第4実施
例を示すフローチャートである。
【図6】CDにおけるサブコードチャンネルQの1フレ
ーム分のデータ構造を示す図である。
【図7】図6に示すDATA−Q領域のデータ構造を示
す図である。
【符号の説明】
11 第1のディスク装置(CD再生手段) 13 システム制御手段(制御手段) 15 第2のディスク装置(MD記録再生手段) 17 操作手段 19 表示手段 21 訂正不能エラー管理手段 23 表示制御手段 25 エラーカウンタ 27 メモリ 29 判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 G11B 20/18 572F 574 574D 20/10 20/10 F 27/00 27/00 D 27/034 33/10 602L 33/10 602 27/02 H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のディスクに記録されているディジタ
    ル情報を読み出し、エラー訂正をして再生する第1のデ
    ィスク装置と、前記第1のディスク装置で再生された情
    報を記録可能な第2のディスクにディジタル情報として
    記録する第2のディスク装置と、前記第1のディスク装
    置でのエラー訂正において検出された訂正不能なエラー
    に係る情報を管理する訂正不能エラー管理手段と、前記
    訂正不能エラー管理手段に格納された情報を表示する表
    示手段、とを備えるダビング装置において、 前記訂正不能エラー管理手段に格納された情報に基づい
    て、前記第1のディスク装置又は前記第2のディスク装
    置を制御することを特徴とするダビング装置。
  2. 【請求項2】前記訂正不能エラー管理手段は、訂正不能
    なエラーの発生頻度を計測し、訂正不能なエラーが検出
    された部分又はその近傍の情報が記録されている前記第
    1又は第2のディスク上の記録位置を示す情報又は該記
    録位置情報と対応する時間情報と、前記訂正不能なエラ
    ーの発生頻度に係る情報とをメモリに格納することを特
    徴とする請求項1記載のダビング装置。
  3. 【請求項3】前記訂正不能エラー管理手段は、所定時間
    ごとの訂正不能エラーの発生数をカウントし、訂正不能
    なエラーが検出された部分又はその近傍の情報が記録さ
    れている前記第1又は第2のディスク上の記録位置を示
    す情報又は該記録位置情報と対応する時間情報と、前記
    訂正不能エラーの発生数に係る情報とをメモリに格納す
    ることを特徴とする請求項1記載のダビング装置。
  4. 【請求項4】訂正不能なエラーの発生頻度と、ダビング
    中に訂正不能なエラーが検出された部分又はその近傍の
    情報が記録されている前記第1又は第2のディスク上の
    記録位置を示す情報又は該記録位置情報と対応する時間
    情報とを前記メモリから読み出し、前記表示手段で表示
    することを特徴とする請求項2記載のダビング装置。
  5. 【請求項5】前記第2のディスク装置での記録が終了し
    た後で、ダビング中に訂正不能なエラーが検出された部
    分又はその近傍の情報を、前記訂正不能エラー管理手段
    に格納されている情報に応じて、前記第2のディスク装
    置により前記第2のディスクを用いて再生することを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のダビ
    ング装置。
  6. 【請求項6】前記第2のディスク装置での記録が終了し
    た後で、訂正不能なエラーの発生頻度が所定値以上の部
    分又はその近傍の情報を、前記訂正不能エラー管理手段
    に格納されている情報に応じて、前記第2のディスク装
    置により前記第2のディスクを用いて再生することを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のダビ
    ング装置。
  7. 【請求項7】訂正不能なエラーの発生頻度が予め定めた
    限界値以上になった場合に、前記第1のディスクに記録
    されている情報の一部または全てを、前記第2のディス
    ク装置により前記第2のディスクに記録し直すことを特
    徴とする請求項2記載のダビング装置。
  8. 【請求項8】単位時間あたりの訂正不能エラーの発生数
    が予め定めた限界値以上になった場合に、前記第1のデ
    ィスクに記録されている情報の一部または全てを、前記
    第2のディスク装置により前記第2のディスクに記録し
    直すことを特徴とする請求項3記載のダビング装置。
  9. 【請求項9】訂正不能なエラーの発生頻度が予め定めた
    限界値以上になった場合に、ダビング速度を低下させる
    ことを特徴とする請求項2記載のダビング装置。
  10. 【請求項10】訂正不能なエラーの発生頻度が予め定め
    た限界値以上になった場合に、前記第1のディスク装置
    は前記第1のディスクから再生した情報をアナログ情報
    として前記第2のディスク装置に与え、前記第2のディ
    スク装置は与えられた前記アナログ情報をディジタル情
    報に変換して前記第2のディスクに記録することを特徴
    とする請求項2記載のダビング装置。
  11. 【請求項11】ディスクに記録されているディジタル情
    報を読み出し、エラー訂正をして再生するディスク再生
    手段と、前記ディスク再生手段でのエラー訂正において
    検出された訂正不能なエラーに係る情報を管理する訂正
    不能エラー管理手段と、前記訂正不能エラー管理手段に
    格納された情報を表示する表示手段、とを備えることを
    特徴とするディスク再生装置。
  12. 【請求項12】前記訂正不能エラー管理手段は、訂正不
    能なエラーの発生頻度を計測し、訂正不能なエラーが検
    出された部分又はその近傍の情報が記録されている前記
    ディスク上の記録位置又は該記録位置を示す情報と、前
    記訂正不能なエラーの発生頻度に係る情報とをメモリに
    格納することを特徴とする請求項11記載のディスク再
    生装置。
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