JP2003345089A - 導電性ゴムローラ - Google Patents

導電性ゴムローラ

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JP2003345089A
JP2003345089A JP2002152587A JP2002152587A JP2003345089A JP 2003345089 A JP2003345089 A JP 2003345089A JP 2002152587 A JP2002152587 A JP 2002152587A JP 2002152587 A JP2002152587 A JP 2002152587A JP 2003345089 A JP2003345089 A JP 2003345089A
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conductive rubber
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竜太 浦野
Masayuki Hashimoto
正幸 橋本
Daisuke Tano
大介 太野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置用感光体を汚染しない導電性ゴ
ムローラを提供する。 【解決手段】画像形成装置に使用される導電性ゴムロー
ラのゴム組成物の主成分は極性ゴムであり、前記ゴム組
成物を洗浄して得られるイソプロピルアルコール(IP
A)抽出成分は前記ゴム組成物の全質量に対して1.5
%以下であることを特徴とする導電性ゴムローラを作製
する。その極性ゴムは、アクリロニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)及び/またはエピクロルヒドリン系ゴムか
ら構成される。この極性ゴム以外の添加剤としては、加
硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、導電性付与剤、発泡
剤、軟化剤、可塑剤、充填剤などが挙げられるが、加硫
剤を除く添加剤は必要に応じて添加すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性ゴムローラに
関し、詳しくは、電子写真方式を利用した複写機やプリ
ンター等の画像形成装置に関して、特に感光体周辺で好
適に使用される帯電ローラ、転写ローラ、現像ローラ等
の導電性ゴムローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンター等のOA機器
の画像形成装置においては、コロナ放電により高電圧を
印加する非接触型の帯電法が用いられていた。しかしな
がら、この帯電法ではコロナ放電に伴い有害なオゾンが
発生する問題がある。そこで近年では、電圧印加した導
電性ローラを感光体表面に押し当て、絶縁体表面を帯電
する接触帯電方式を用いた画像形成が主流となってい
る。
【0003】接触帯電方式においては、画像形成の中心
であるOPCなどの感光体を用いた感光体ドラム廻りに
帯電、現像、転写などの各工程別に導電性ゴムローラが
用いられている。このような導電性ゴムローラは、従
来、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、スチ
レンブタジエンゴム(SBR)等のゴム中にカーボンブ
ラック等の導電性フィラーを充填することにより導電性
を付与した電子伝導系ゴム組成物が用いられている。し
かしながら、導電性フィラー充填系は導電性フィラーの
充填量や分散状態、ゴム組成物の成形条件などにより電
気抵抗にばらつきを生じ、また電気抵抗が印加電圧に依
存する(電圧依存性)ため均一な画像が得にくいという
問題点があった。このような問題を解決する方法とし
て、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)やエピ
クロルヒドリン系ゴム等の極性ゴムを用いることが知ら
れている。極性ゴムはポリマー内に極性基が存在するた
めイオン導電性を示し、ゴム材自身が導電性をもつため
抵抗のばらつきが小さく、また、電気抵抗の電圧依存性
が小さいため導電性ゴムローラに適していることが知ら
れている。
【0004】一般に、このような導電性ゴムローラは所
望の硬度にすること、練り加工性、押出し加工性等の成
型加工性を確保することのために軟化剤や可塑剤等の各
種添加剤を用いている。しかしながら、上述の導電性ゴ
ムローラを感光体ドラムと接触使用した場合、導電性ゴ
ムローラ内から低分子量の各種添加剤が滲み出し(ブリ
ード、ブルーム)、感光体表面に付着し画像劣化や感光
体汚染等を起こすという問題が生じる。特に、ゴム成分
自身が極性を持つアクリロニトリルブタジエンゴム(N
BR)やエピクロルヒドリン系ゴムからなる導電性ゴム
ローラの場合は前記問題が生じ易い。
【0005】そこで、このような上記の問題点を解決す
るため、ゴム100質量部に対して、軟化剤・可塑剤等
のオイル分のアセトン抽出成分が3質量部以下添加され
たジエン系ゴムおよびエチレンプロピレンジエンゴム
(EPDM)からなる導電性ゴム材料(特開平6−49
103号公報)等の技術が、また、ローラ用ポリウレタ
ンフォームに関してはアセトン抽出成分が樹脂重量比で
3%以下となるように溶剤洗浄する方法(特開平5−3
5109号公報)が既に報告されている。また、半導電
性弾性体層の表面付近に存在する低分子量物質を予めブ
リードさせて除去した後バリヤー機能を有する移行防止
層を設ける手法(特開2001−034037)等の技
術が既に提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、軟化剤・可塑剤等のオイル分のアセトン抽出成分を
3質量部以下添加する手法をアクリロニトリルブタジエ
ンゴム(NBR)やエピクロルヒドリン系ゴムに用いた
場合、ゴム成分との相溶性によっては軟化剤・可塑剤等
のオイル分のアセトン抽出成分がブリード・ブルームす
る問題がある。また、アクリロニトリル(NBR)やエ
ピクロルヒドリン系ゴムをアセトン抽出した場合、感光
体を汚染しない未架橋ゴム等も抽出成分に含まれるた
め、アセトン抽出成分率により感光体汚染の有無を規定
することが難しい問題がある。また、移行防止層を設け
る場合も、加熱処理、紫外線照射、溶剤への浸漬などの
前処理により低分子量物質を除去しているが、定量的な
指標がなく、感光体汚染の原因なる低分子量物質が除去
されたことの判別が困難である問題を有している。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであり、その目的は画像形成装置の感光体を汚染する
ことのない導電性ゴムローラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像形成装置に使用される導電性ゴムロー
ラにおいて、前記導電性ゴムローラのゴム組成物の主成
分は極性ゴムであり、前記ゴム組成物を洗浄して得られ
るイソプロピルアルコール(IPA)抽出成分が前記ゴ
ム組成物の全質量に対して1.5%以下となるようにさ
れている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳述する。本発
明の導電性ゴムローラに用いるゴム組成物は、アクリロ
ニトリルブタジエンゴム(NBR)及び/またはエピク
ロルヒドリン系ゴムのゴム成分を主成分とする。このゴ
ム成分において、アクリロニトリルブタジエンゴム(N
BR)のアクリロニトリル含有量や、エピクロルヒドリ
ン系ゴムのエチレンオキサイドとエピクロルヒドリンの
共重合比率は、各ローラで所望する電気抵抗等の諸特性
を有していれば、特に限定されるものではない。
【0010】本発明で用いられる導電性ゴムローラを製
造する際に用いられる添加剤としては、加硫剤、加硫促
進剤、加硫促進助剤、導電性付与剤、発泡剤、軟化剤、
可塑剤、充填剤などが挙げられるが、加硫剤を除く添加
剤は必要に応じて添加すればよい。
【0011】加硫剤としては、例えば、硫黄、有機含硫
黄化合物、有機過酸化物、金属酸化物、有機多価アミン
が挙げられる。加硫促進剤は加硫剤と併用して加硫時間
の短縮、加硫温度の低下、加硫剤の減量を目的に用いら
れる。加硫剤の添加量は、通常、ゴム成分100質量部
に対して、0.3〜5質量部である。
【0012】加硫促進剤としては、例えば、アルデヒド
・アンモニア類、アルデヒド・アミン類、グアニジン
類、チオウレア類、チアゾール類、スルフェンアミド
類、チウラム類、ジチオカルバミン酸塩類、キサントゲ
ン酸塩類など従来用いられている種々のものが使用可能
である。加硫促進剤の添加量は、通常、ゴム成分100
質量部に対して、0.2〜10質量部である。
【0013】加硫促進助剤は加硫促進剤を活性化し、反
応を更に促進させるために添加される。例えば、酸化亜
鉛を代表とする金属酸化物、ステアリン酸を代表とする
脂肪酸などが挙げられる。加硫促進助剤の添加量は、通
常、ゴム成分100質量部に対して、0.5〜10質量
部である。
【0014】充填剤としては、例えば、カーボンブラッ
ク、ケイ酸、ケイ酸塩、炭酸塩類などが挙げられるが、
カーボンブラックは導電性付与剤としても作用する。充
填剤の添加量は、通常、ゴム成分100質量部に対し
て、5〜100質量部である。
【0015】軟化剤としては、例えば、菜種油、ひまし
油等の植物油系軟化剤やプロセス油などの鉱物油系軟化
剤が挙げられる。軟化剤の添加量は、通常、ゴム成分1
00質量部に対して、0〜100質量部である。可塑剤
としては、フタル酸エステル類が代表例として挙げられ
る。可塑剤の添加量は、通常、ゴム成分100質量部に
対して、0〜30質量部である。但し、本発明におい
て、軟化剤、可塑剤を多量に添加するとIPA抽出量が
多くなるため好ましくない。
【0016】発泡剤はスポンジゴムを得る場合に用いら
れる。発泡剤としては、例えば、ニトロソ化合物、アゾ
化合物、スルホニルヒドラジド化合物が挙げられる。発
泡剤の添加量は、通常、ゴム成分100質量部に対し
て、2〜20質量部である。
【0017】導電性付与剤は、ゴムを所望の電気抵抗に
調整する場合等に用いられ、第4級アンモニウム塩等の
各種イオン導電剤やカーボンブラックが挙げられる。ま
た、カーボンブラックには、ファーネスブラック、サー
マルブラック、アセチレンブラック等があり、これらの
添加量は所望する導電性にあわせて調整すればよい。
【0018】本発明の導電性ゴムローラは、上述のゴム
に必要に応じて各種添加剤を配合して混練し、チューブ
状に押出し成形した後、加硫を行い、これに金属製のシ
ャフトを挿入し、所望の形状に研磨することで得られ
る。加硫方法は蒸気加硫が好ましいが、その他の加硫方
法でもよい。加硫条件は通常140〜180℃、10〜
120分間で行われる。金属製のシャフトとしては、従
来用いられているアルミニウム、ステンレス等のシャフ
トが挙げられる。
【0019】感光体汚染の原因となる低分子量の各種添
加剤は加硫ゴムを洗浄することで除去する。洗浄は上述
のようにしてできたチューブ状加硫ゴムまたはシャフト
と一体となったゴムローラいずれで行ってもよい。洗浄
方法は特に限定するものではないが、低分子量の各種添
加剤を効率よく抽出できる点から溶剤を用いて行うこと
が好ましい。洗浄に用いる溶剤としては、例えば、アル
コール類、芳香族系溶剤、脂肪族系溶剤、エーテル系溶
剤等が挙げられ、それらを単独あるいは混合して用いて
もよい。
【0020】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0021】配合例1〜4 各実施例及び比較例に用いたゴム組成物の配合割合は表
1の通りである。なお、配合量の単位は質量部である。
【0022】
【表1】
【0023】表1における資材の詳細は以下の通りであ
る。 アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR) NBR(平均結合アクリロニトリル量18質量%);商
品名 Nipol DN401LL 日本ゼオン(株)社製
【0024】エピクロルヒドリン系ゴム(CO) エピクロルヒドリン93mol%/アリルグリシジルエ
ーテル7mol%;商品名 Gechron 1100 日本ゼ
オン(株)社製
【0025】ポリエステル系可塑剤 アジピン酸系ポリエステル;商品名 W−2600 大
日本インキ化学工業(株)社製
【0026】カーボンブラック FT級カーボンブラック;商品名 アサヒサーマル 旭
カーボン(株)社製
【0027】加硫剤 イオウ;商品名 サルファックスPMC 鶴見化学工業
(株)社製
【0028】加硫促進剤 ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS);商品名
ノクセラーDM 大内新興化学工業(株)社製、テトラ
メチルチウラムモノスルフィド(TMTM);商品名
ノクセラーTS 大内新興化学工業(株)社製
【0029】加硫促進助剤 酸化亜鉛;商品名 亜鉛華2種 ハクスイテック(株)
社製、ステアリン酸;商品名 ステアリン酸S 花王
(株)社製
【0030】実施例1 表1に示した配合例1に従い各資材を混練りした後、チ
ューブ状に押出し160℃×30分間蒸気加硫を行い、
チューブ状の加硫ゴムを得た。つぎに、得られたチュー
ブ状加硫ゴムに表面に接着剤を塗布した金属製シャフト
を挿入し、150℃×20分間加熱することで加硫ゴム
と金属性シャフトを接着一体化した。このローラ状成形
体を外径がφ14mmになるように研磨し、導電性ゴム
ローラを得た。
【0031】この様にして得られた導電性ゴムローラを
イソプロピルアルコール(IPA)に浸漬し、5分間攪
拌することで洗浄した。つぎに、導電性ゴムローラの加
硫ゴム部を切断し5.0g計量した後、イソプロピルア
ルコール(IPA)またはアセトンを用いて5時間加熱
還流することで可溶分を抽出した。その後、抽出物を乾
燥させ計量し、抽出成分とゴム組成物の質量比を次式に
より算出した。
【0032】抽出率=[Y/X]×100(%) 式において、Xは加硫ゴムの質量(g)、Yはイソプロ
ピルアルコール(IPA)またはアセトンによる抽出残
渣の乾燥質量(g)である。
【0033】実施例2 実施例2は表1に示した配合例2に従いポリエステル系
添加剤を3質量部、イオウを0.5質量部に変更し、イ
ソプロピルアルコール(IPA)による洗浄時間を30
分間とした以外は実施例1と同様に行った。
【0034】実施例3 実施例3は表1に示した配合例3に従いゴム成分として
エピクロルヒドリンゴム(日本ゼオン(株)社製、Gech
ron1100)を100質量部用いた以外は実施例1と
同様に行った。
【0035】実施例4 実施例4は表1に示した配合例4に従いゴム成分として
アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)50質量
部、エピクロルヒドリンゴム50質量部用いた以外は実
施例1と同様に行った。
【0036】比較例1 比較例1はイソプロピルアルコール(IPA)による洗
浄時間を5分間とした以外は実施例2と同様に行った。
【0037】比較例2 比較例2はイソプロピルアルコール(IPA)による洗
浄を行わなかった以外は実施例1と同様に行った。
【0038】比較例3 比較例3はイソプロピルアルコール(IPA)による洗
浄を行わなかった以外は実施例2と同様に行った。
【0039】なお、感光体に対する汚染性の確認は、得
られた導電性ゴムローラを感光ドラムに温度40℃、湿
度95%で7日間圧接し放置した後導電性ゴムローラを
取りはずし、この感光ドラムを市販の電子写真式プリン
ター(キヤノン(株)社製、LASER SHOT L
BP−740)に装着し画像を複写することで評価し
た。評価方法は、感光体汚染がなく、画像にむらや白ぬ
けがない場合を○、感光体が汚染され、画像にむらや白
ぬけがある場合を×とした。
【0040】表2は上記結果を示すものである。
【0041】
【表2】
【0042】表2から明らかなように、実施例1〜4は
感光体汚染がなく、洗浄により感光体に対して汚染性の
ある各種添加剤が効果的に洗浄されていることがわか
る。
【0043】比較例1〜3の場合、感光体汚染があり、
これは洗浄が不十分もしくは未洗浄であるため感光体に
対して汚染性のある各種添加剤が残存していることによ
る。
【0044】また配合例1と配合例2から、エステル系
可塑剤の多い配合例2の場合、洗浄時間を長くする必要
があることがわかる。
【0045】また実施例1、比較例1から、ゴム組成物
としてアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)また
はエピクロルヒドリン系ゴムを主成分とする導電性ゴム
ローラの場合にはアセトン抽出率により感光体汚染の有
無を規定することが不適であることがわかる。すなわ
ち、エステル系可塑剤1質量部、イオウ0.5質量部の
実施例1はアセトン抽出率6.6%で感光体汚染がない
のに対し、エステル系可塑剤3質量部、イオウ1質量部
の比較例1はアセトン抽出率4.3%においても感光体
汚染があることがわかり、配合割合を変更した場合、ア
セトン抽出率と感光体汚染の間に相関関係が成り立たな
いことがわかる。これはアセトン抽出を行うと感光体の
汚染源ではない未架橋ゴム等も抽出成分に含まれること
による。
【0046】一方、イソプロピルアルコール(IPA)
抽出率と感光体汚染の関係を見ると、配合割合によらず
イソプロピルアルコール(IPA)抽出成分がゴムの質
量に対して1.5%以下となるように洗浄された場合、
感光体汚染がないことがわかり、イソプロピルアルコー
ル(IPA)抽出の場合、感光体に対して汚染性のある
各種添加剤が効果的に抽出される。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、ゴム組成物としてアク
リロニトリルブタジエンゴム(NBR)及び/またはエ
ピクロルヒドリン系ゴムを主成分とする導電性ゴムロー
ラをイソプロピルアルコール(IPA)抽出率が該ゴム
組成物の全質量に対して1.5%以下となるよう洗浄す
ることで、該導電性ゴムローラから、感光体を汚染する
低分子量の各種添加剤は除去されており、該感光体を汚
染することがなくなる。また、該導電性ゴムローラの電
気抵抗等の諸特性は損なわれていない。従って、本発明
の導電性ゴムローラは感光体ドラム廻りに用いられるロ
ーラに好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 103 G03G 15/16 103 (72)発明者 太野 大介 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AD06 FA00 FA13 FA22 FA25 2H171 FA11 FA14 FA15 FA30 GA15 GA24 GA25 QB03 QB07 QB35 QB47 QC03 QC14 UA02 UA03 UA07 UA08 UA10 UA12 UA22 XA02 2H200 FA01 FA02 FA13 HA03 HA28 HB12 HB22 HB45 HB46 HB47 JA02 JA25 JA26 JA27 LC09 MA01 MA03 MA08 MA13 MA14 MA17 MA20 MB01 MB04 MC01 3J103 AA02 AA12 AA32 BA41 EA02 EA11 FA07 GA02 GA57 GA58 HA03 HA12 HA20 HA53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に使用される導電性ゴムロー
    ラにおいて、前記導電性ゴムローラのゴム組成物の主成
    分は極性ゴムであり、前記ゴム組成物を洗浄して得られ
    るイソプロピルアルコール(IPA)抽出成分が前記ゴ
    ム組成物の全質量に対して1.5%以下であることを特
    徴とする導電性ゴムローラ。
  2. 【請求項2】前記極性ゴムが、アクリロニトリルブタジ
    エンゴム(NBR)及び/またはエピクロルヒドリン系
    ゴムであることを特徴とする請求項1記載の導電性ゴム
    ローラ。
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