JP2003344578A - ジルコニウム廃棄物のリサイクルシステム - Google Patents
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Abstract
ボックスや被覆管からウランや超ウラン元素を回収する
とともにジルコニウムを純度良く回収する。 【解決手段】ウラン(U)や超ウラン元素(TRU)で
汚染された被覆管、チャンネルボックスの被覆ハル25を
陽極バスケット20に入れ、溶融塩に浸漬する。溶融塩と
してはUO2の溶解度の低いKCl−LiCl−ZrC
l2を主として用いる。陰極19は鉄またはモリブデンを
用いて電解槽18内で溶融塩電解する。汚染核種であるN
b,Mo,Coは第1の陰極で回収する。Zrが析出し
始めたところで第2の陰極と交換し、第2の陰極で金属
Zrを析出回収する。付着している金属UやTRUの場
合は溶融塩中に残留し、酸化物の場合は沈殿物28となっ
て電解槽18の底板に沈殿するので回収する。
Description
する放射性廃棄物の処理システムにおいて、特に、使用
済み燃料集合体のチャンネルボックスまたは燃料棒の被
覆管を溶融塩電解処理してジルコニウムを回収して再利
用するためのジルコニウム廃棄物のリサイクルシステム
に関する。
製チャンネルボックスや被覆管はドラム缶に詰めて貯蔵
されるか、または、圧縮処理して超ウラン元素(TR
U)廃棄物もしくはレベル1(L1)廃棄物として処分
することが計画されている。しかし、使用済みジルカロ
イ製チャンネルボックスや被覆管を処理し、ジルコニウ
ムを回収して製品に再加工するシステムは実用化されて
いない。
チャンネルボックスや被覆管からジルコニウムを回収す
る方法として分留精錬法が知られている(日本原子力学
会「2001秋の大会」M38)。
ジルカロイ製チャンネルボックスや被覆管を溶融する場
合には、ジルコニウムの融点が1855℃と高温であること
から、溶融作業に用いる容器の材料に課題がある。ま
た、使用済み燃料集合体のジルカロイ製のチャンネルボ
ックスや被覆管に含まれる放射性のMo-93,Nb-94,
Co-60のうち、MoとNbの融点は各々2623℃と2469
℃であり、ジルコニウム(Zr)と分離することは難し
い。
する場合、ジルコニウムを塩化ジルコニウムとして気体
で回収するため、プロセスの制御が難しく、また、核分
裂生成物であるコバルトが分留後のジルコニウムに含有
され、分離が困難であることから、放射能低減が十分に
図れない課題がある。
たもので、使用済み燃料集合体のジルカロイ製チャンネ
ルボックスまたは被覆管からジルコニウムを回収し、再
加工してジルコニウム製品にリサイクルできるジルコニ
ウム廃棄物のリサイクルシステムを提供することにあ
る。
使用済み燃料のチャンネルボックスまたは被覆管を処理
してジルコニウムを回収するジルコニウム廃棄物のリサ
イクルシステムにおいて、前記使用済み燃料のチャンネ
ルボックスまたは被覆管を溶融塩電解法により陽極で溶
解し、ジルコニウム金属を陰極に析出して回収し、回収
したジルコニウム金属を放射性廃棄物の処分容器、また
は酸化ウランと酸化プルトニウム混合燃料、あるいは軽
水炉用燃料のチャンネルボックスまたは被覆管として再
利用することを特徴とする。
で放射性物質の分離とジルコニウムの回収ができる溶融
塩電解法により使用済み燃料のチャンネルボックスや被
覆管を処理してジルコニウムを回収することができる。
ャンネルボックスまたは被覆管を処理してジルコニウム
を回収するジルコニウム廃棄物のリサイクルシステムに
おいて、前記使用済み燃料のチャンネルボックスまたは
被覆管を陽極溶解により溶解し、陰極でジルコニウム金
属を析出、回収する溶融塩電解工程と、前記陰極に析出
した析出物から溶融塩を分離する溶融塩溶融分離工程
と、陰極に析出した金属を製品に再加工する再加工工程
とから構成されることを特徴とする。
料のチャンネルボックスや被覆管を処理してジルコニウ
ムを回収するジルコニウム廃棄物のリサイクルシステム
において、回収したジルコニウムを耐食性の良い放射性
廃棄物の処分容器、Zr-93による放射能の影響の少な
い酸化ウランと酸化プルトニウムの混合燃料用のチャン
ネルボックスや被覆管に再使用することができる。
ャンネルボックスまたは被覆管を処理してジルコニウム
を回収するジルコニウム廃棄物のリサイクルシステムに
おいて、前記使用済み燃料のチャンネルボックスまたは
被覆管を収納する通液性流路孔を有する容器を陽極に接
続し、金属またはセラミック製の陰極もしくはセラミッ
ク製容器内に収納され液体金属陰極との間に電圧を印加
することによりジルコニウムおよび核分裂生成物を溶融
塩中にイオンとして溶解させ、最初に核分裂生成物を第
1の陰極に析出させて回収した後、前記第1の陰極を第
2の陰極と交換し、次に、前記第2の陰極にジルコニウ
ムを析出させて回収すると共に前記溶融塩中にウランも
しくは超ウラン元素を残留させることを特徴とする。
料のチャンネルボックスや被覆管に含まれている放射性
の核分裂生成物(FP)は電位がポジティブであるので
電解により最初に陰極に回収し、より電位のネガティブ
なジルコニウムを後から別の陰極に析出して回収するこ
とができる。
析出、回収する核分裂生成物はモリブデン、ニオブ、コ
バルトであり、また前記第2の陰極に回収するジルコニ
ウムは前記陽極と陰極との間に印加する電圧を制御する
か、または前記印加する電圧により流れる電流の量によ
り純度および成分をいずれにも調整できることを特徴と
する。
第1の陰極に析出回収する元素はMo,Nb,Coであ
ることと、第2の陰極で回収するジルコニウムの純度は
第1の陰極と第2の陰極との交換のタイミングすなわち
電気量によって調整することができる。
を有する容器はステンレス鋼、炭素鋼、タンタル、タン
グステンのいずれかの金属、またはアルミナ、ジルコニ
ア、イットリア、黒鉛のいずれかのセラミックスからな
る材料で構成され、また、前記第1の陰極および第2の
陰極は炭素鋼、モリブデン、ジルコニウム、タンタル、
タングステン、ニオブ、コバルトのいずれかの金属また
はイットリア、黒鉛のいずれかのセラミックス、あるい
はアルミナ、ジルコニア、イットリア、ベリリア、黒鉛
のいずれかのセラミックス製るつぼ内にカドミウム、
鉛、ビスマス、亜鉛のいずれかの液体金属を収納した陰
極で構成されることを特徴とする。
料のチャンネルボックスや被覆管を陽極で保持する容器
の材料には、酸化還元電位のポジティブな金属、または
耐食性セラミックスを使用し、核分裂生成物(FP)お
よびジルコニウムを析出させる陰極には耐食性で電導性
を有する金属、または融点が十分低い液体金属を収容し
たセラミックス容器を使用するので、装置の構成材料の
選定に問題を生じることはない。
に使用する溶融塩は塩化リチウムと塩化カリウムの混合
塩、塩化ルビジウムと塩化リチウムの混合塩、塩化ナト
リウムと塩化リチウムの混合塩、塩化ナトリウムと塩化
マグネシウムの混合塩、塩化ナトリウムと塩化カリウム
の混合塩、塩化リチウムと塩化ストロンチウムの混合
塩、塩化リチウムと塩化カルシウムの混合塩、フッ化ナ
トリウムとフッ化カリウムの混合塩、フッ化リチウムと
フッ化カリウムの混合塩、フッ化ナトリウムとフッ化リ
チウムの混合塩、塩化ナトリウムとフッ化ナトリウムの
混合塩、塩化リチウムとフッ化リチウムの混合塩、塩化
カリウムとフッ化カリウムの混合塩のいずれかの混合塩
から選択されることを特徴とする。
料集合体のチャンネルボックスや被覆管を処理してジル
コニウムを回収する溶融塩電解法で使用する溶融塩は融
点は低く、ジルコニウムの回収が容易である酸化物、フ
ッ化物、および塩化物とフッ化物の混合塩を使用するこ
とにより、ジルコニウムを純度良く回収できる。
離工程は陰極に析出した析出物を加熱して前記陰極に析
出したジルコニウム金属に付着している溶融塩を溶融し
た後、前記ジルコニウム金属と分離するか、または前記
陰極に付着している溶融塩および溶融金属を沸点以上に
加熱して蒸発させることで、前記溶融塩を分離すること
を特徴とする。
料集合体のチャンネルボックスや被覆管を処理してジル
コニウムを回収する溶融塩電解法で陰極に回収したジル
コニウム金属に付着した溶融塩や溶融金属を融点以上に
加熱するか、溶融塩を落下させるか、または沸点以上に
加熱することにより、溶融塩や溶融金属を蒸発させ、ジ
ルコニウムと分離除去することができる。
ウム廃棄物のリサイクルシステムの第1の実施の形態を
説明する。図1は本実施の形態のジルコニウム廃棄物の
リサイクルシステムの概念図で、図1中、符号1は使用
済み燃料の混合酸化物燃料(MOX燃料)または軽水炉
用燃料(LWR燃料)を示したものである。符号2はM
OX燃料、LWR燃料1を再処理するためのピューレッ
クス(Purex)法を使用した再処理工場を示している。
を解体した使用済み燃料集合体のジルカロイ製チャンネ
ルボックスや被覆管3は小片にせん断されジルコニウム
を回収するジルコニウム廃棄物のリサイクルシステムに
おける溶融塩電解工程4で電解処理される。すなわち、
溶融塩電解工程4によりせん断されたチャンネルボック
スや被覆管3は陽極バスケットに入れ、溶融塩に浸漬す
る。そして、陽極で溶解し、ジルコニウム金属7を陰極
に析出して回収する。その際に核分裂生成物であるM
o,NbおよびCo5は第1の陰極に回収され、ウラン
(U)6および超ウラン元素(TRU)は溶融塩中に残
留する。ジルコニウムが析出し始めたところで第1の陰
極を第2の陰極と交換し、第2の陰極で金属ジルコニウ
ムを析出回収する。第2の陰極に析出したジルコニウム
金属7は付着している溶融塩や溶融金属を溶融塩溶融分
離工程8で分離する。
は再加工工程9で放射性廃棄物処分容器や酸化ウランと
酸化プルトニウム混合燃料のチャンネルボックスや被覆
管に再加工され、リサイクルライン29を通してMOX燃
料、LWR燃料1の再処理前のジルコニウムとして再利
用する。
底に沈殿するので、回収装置を設けて回収する。溶融塩
としてはUO2の溶解度の低いKCl−LiCl−Zr
Cl2を主として用いる。
ウム金属を放射性廃棄物の処分容器、または酸化ウラン
と酸化プルトニウム混合燃料(MOX燃料)、あるいは
軽水炉燃料(LWR燃料)用の燃料集合体のチャンネル
ボックス、燃料棒の被覆管として再利用することができ
る。
ウム廃棄物のリサイクルシステムの第2の実施の形態を
説明する。図2は使用済み燃料の被覆管を処理する処理
プロセスの概念図で、図2中、図1と同一部分には同一
符号を付して重複する部分の説明は省略する。図2にお
いて、使用済み燃料の被覆管3aは小片にせん断10さ
れ、図1に示したピューレックス法の再処理工場の溶解
工程で沸騰硝酸により使用済み燃料を溶解11した後、燃
料溶解バスケットから取り出され、残留硝酸を除去する
ために、水洗12される。水洗12された後の被覆管は水分
を除去して乾燥13した後、溶融塩電解工程4で電解処理
する。
使用し、切断被覆管(被覆ハル)25を通液性流路孔を有
する容器20内に収納し、この容器20を電解槽18に挿入し
た後、陽極に接続し、金属またはセラミックス製メッシ
ュバスケット19の陰極、もしくはセラミックス製容器内
に液体金属を収納した液体金属陰極との間に電圧を印加
する。溶融塩電解槽18では陽極溶解によりジルカロイ製
の被覆管25が以下の反応により溶融塩中に溶解する。
Nb-94やCo-60は陽極で溶解し、Zrと同様に溶融塩
に溶解する。 Mo → Mo3+ + 3e Nb → Nb3+ + 3e Co → Co2+ + 2e
bおよびCoは標準酸化還元電位がポジティブであるた
め、直ちに陰極に析出する。そこで、Mo,Nbおよび
Coを第1の陰極で回収し、表1に示すように、よりネ
ガティブな標準酸化還元電位を持つZrが多少析出する
まで電流を流して第1の陰極で回収すると、Coは溶融
塩中にほとんど存在しなくなる。放射性物質を第1の陰
極に析出させて回収した後、陰極を交換し、次に、第2
の陰極にジルコニウムを析出させる。
残留させる状態でジルコニウムの陰極析出を終了し、次
の使用済み燃料のチャンネルボックスや被覆管を受け入
れる。ジルコニウムを電解槽18の溶融塩中に残留させる
ことにより電解槽18内の溶融塩にウランもしくは超ウラ
ン元素を残留させることができ、ジルコニウムを高純度
で回収できる。
陽極と陰極との間に印加する電圧を制御するか、または
前記印加する電圧により流れる電流の量を制御すること
によりジルコニウムの純度および成分をいずれにも調整
することができる。本実施の形態によれば、ニオブ、モ
リブデン、コバルトは陽極に残留し、ウランは溶融塩中
に残留し、ジルコニウムを陰極で回収できる。
ウム廃棄物のリサイクルシステムの第3の実施の形態を
説明する。図3は使用済み燃料のチャンネルボックスを
処理する処理プロセスの概念図で、図3中、図1と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略す
る。図3において使用済み燃料のチャンネルボックス3
bは図2の被覆管3aと同様に小片にせん断されて保管
されている。
2の実施の形態と同様に図4に示す通液性流路孔を有す
る容器を電解槽18に挿入した後、陽極に接続し、金属ま
たはセラミックス製陰極もしくはセラミックス製容器に
収納した液体金属陰極との間に電圧を印加する。溶融塩
電解槽では陽極溶解によりジルカロイ製チャンネルボッ
クス3bのジルコニウム(Zr)は以下の反応により溶
融塩中に溶解する。
性のMo-93やNb-94やCo-60は陽極で溶解し、Zr
と同様に溶融塩に溶解する。 Mo → Mo3+ + 3e Nb → Nb3+ + 3e Co → Co2+ + 2e
bおよびCoは標準酸化還元電位がポジティブであるた
め、すぐに陰極に析出する。そこで、Mo,Nbおよび
Coを第1の陰極で回収し、表1に示すように、よりネ
ガティブな標準酸化還元電位を持つZrが多少析出する
まで電流を流して第1の陰極で回収すると、Coは溶融
塩中にほとんど存在しなくなる。
した後、陰極を交換し、次に、第2の陰極にジルコニウ
ムを析出させる。電解槽の溶融塩中にジルコニウムをほ
とんど残留させない状態まで電解を継続し、ジルコニウ
ムを絞り取ることも可能である。
射性物質と共に析出させることおよび電解槽の溶融塩中
に残留させることにより電解槽中の溶融塩に不純物量を
コントロールし、ジルコニウムを高純度で回収できる。
施の形態で使用した溶融塩電解装置の構造を説明する。
図4は溶融塩電解装置の前面部分を一部切り開いて一部
縦断面で透視的に示す斜視図である。
護容器で、この保護容器17内に有底電解槽18が設置され
ている。保護容器17の上端開口部は上蓋15が取り付けら
れて閉塞されている。上蓋15の下面には断熱材16が設け
られ、電解槽18内の溶融塩(図示せず)からの熱が遮断
される。
れ、この溶融塩中に金網(メッシュ)バスケット製陰極
19が浸漬される。この陰極19内の溶融塩に陽極バスケッ
ト20、攪拌羽根21および参照電極22が挿入されている。
陽極バスケット20は上蓋15を貫通する支持棒23により吊
り下げられており、支持棒23は回転モータ24に取り付け
られ、回転モータ24の駆動により陽極バスケット20を回
転させる。陽極バスケット20内には被覆ハル25が収納さ
れる。被覆ハル25は使用済み燃料棒の被覆管3aの切断
片またはチャンネルボックス3bの切断片を意味してい
る。
下端部に取り付けられており、攪拌棒26の上部は回転モ
ータ27に取り付けられ、回転モータ27の駆動により攪拌
羽根21が回転して溶融塩を攪拌する。図4中、符号28は
電解生成物または陽極バスケット20からの沈殿物であ
る。
や被覆管の被覆ハル25を例えばステンレス製通液性流路
孔を有する円筒型の陽極バスケット20に収納する。陽極
バスケット20の中心には陽極バスケット20を保持する支
持棒23を設け、陽極バスケット20を攪拌する場合には回
転軸として使用する。また、支持棒23を陽極に接続し、
リードとして使用する。
ウム(LiCl)の混合塩を入れた電解槽18には放射性
物質であるモリブデン、ニオブおよびコバルトを回収す
るため、例えばモリブデン製の円筒型陰極19を挿入す
る。円筒型陰極19には析出物の落下を防ぐためのセラミ
ックス製の受け皿を付けることも可能である。陽極バス
ケット20に装荷された被覆ハル25は陽極溶解によりZr
2+イオンが陽極バスケット20の孔を通して溶融塩中に溶
ける。
モリブデン、ニオブ、コバルトが析出するので、Zrが
析出し始めたら、電解を止め、陰極を交換する。ジルコ
ニウムを回収する第2の陰極、例えばジルコニウム製も
同様の位置に設置し、ジルコニウムを回収する。第1お
よび第2の陰極に流す電気量により回収するジルコニウ
ムの成分調整が可能である。側面に孔のあいた陽極バス
ケット20の材料はステンレス鋼でなくても、炭素鋼、タ
ンタル、タングステンの金属もしくはアルミナ、ジルコ
ニア、イットリア、黒鉛のセラミックスでも可能であ
る。
も、炭素鋼、ジルコニウム、タンタル、タングステン、
ニオブ、コバルトなどの金属もしくはイットリア、黒鉛
のセラミックスでも使用可能である。第2の陰極はジル
コニウムだけでなく、炭素鋼、モリブデン、タンタル、
タングステン、ニオブ、コバルトなどの金属もしくはイ
ットリア、黒鉛、もしくはアルミナ、ジルコニア、イッ
トリア、ベリリア、黒鉛などのセラミックス製るつぼ内
に収納したカドミウム、鉛、ビスマス、亜鉛などの液体
金属でも使用可能である。
リウムと塩化リチウムの混合塩だけでなく、塩化ルビジ
ウムと塩化リチウムの混合塩、塩化セシウムと塩化リチ
ウムの混合塩、塩化ナトリウムと塩化マグネシウムの混
合塩、塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合塩、塩化リ
チウムと塩化ストロンチウムの混合塩、塩化リチウムと
塩化カルシウムの混合塩、フッ化ナトリウムとフッ化カ
リウムの混合塩、フッ化リチウムとフッ化カリウムの混
合塩、フッ化ナトリウムとフッ化リチウムの混合塩、塩
化ナトリウムとフッ化ナトリウムの混合塩、塩化リチウ
ムとフッ化リチウムの混合塩、塩化カリウムとフッ化カ
リウムの混合塩のいずれかの混合塩も使用できる。
融塩電解の操業温度を500℃前後にすることができる。
なお、溶融塩を分離する溶融塩分離工程8は陰極析出物
を加熱し、析出したジルコニウム金属に付着している溶
融塩を溶解した後、前記ジルコニウム金属と分離する、
もしくは前記付着している溶融塩や溶融金属を沸点以上
に加熱して蒸発させることにより分離、除去する。
覆管をジルコニウム製品として再利用できる。 (2) 燃料サイクルコストを低減できる。 (3) 処理温度を500℃前後にできるので、電解槽などの
装置材料に問題がない。
ルトとジルコニウムだけでなく、ウランや超ウラン元素
も回収できる。また、ウランおよび超ウラン元素を回収
することにより、電解槽中の塩は永久的に使用できる。
き、二次廃棄物は電解槽中の溶融塩のみであるので、二
次廃液処理プロセスが不要であり、かつ二次廃棄物発生
量が低減できる。
システムの第1の実施の形態を示す系統図。
システムのプロセスフローを示す系統図。
ックスの処理システムのプロセスフローを示す系統図。
形態で使用する電解装置を説明するための前面を切り開
いて一部縦断面で透視的に示す斜視図。
法)、3…被覆管、チャンネルボックス、3a…被覆
管、3b…チャンネルボックス、4…溶融塩電解工程、
5…放射性核種(Nb,Mo,Co)、6…ウランもし
くは超ウラン元素、7…ジルコニウム金属、8…溶融塩
溶解分離工程、9…再加工工程、10…せん断工程、11…
使用済み燃料溶解工程、12…水洗工程、13…乾燥工程、
14…ウラン回収工程、15…上蓋、16…断熱材、17…保護
容器、18…電解槽、19…陰極(メッシュバスケット)、
20…陽極バスケット、21…攪拌羽根、22…参照電極、23
…支持棒、24…陽極用回転モータ、25…切断被覆管(被
覆ハル)、26…攪拌棒、27…攪拌用回転モータ、28…沈
殿物、29…リサイクルライン。
Claims (7)
- 【請求項1】 使用済み燃料のチャンネルボックスまた
は被覆管を処理してジルコニウムを回収するジルコニウ
ム廃棄物のリサイクルシステムにおいて、前記使用済み
燃料のチャンネルボックスまたは被覆管を溶融塩電解法
により陽極で溶解し、ジルコニウム金属を陰極に析出し
て回収し、回収したジルコニウム金属を放射性廃棄物の
処分容器、または酸化ウランと酸化プルトニウム混合燃
料、あるいは軽水炉用燃料のチャンネルボックスまたは
被覆管として再利用することを特徴とするジルコニウム
廃棄物のリサイクルシステム。 - 【請求項2】 使用済み燃料のチャンネルボックスまた
は被覆管を処理してジルコニウムを回収するジルコニウ
ム廃棄物のリサイクルシステムにおいて、前記使用済み
燃料のチャンネルボックスまたは被覆管を陽極溶解によ
り溶解し、陰極でジルコニウム金属を析出、回収する溶
融塩電解工程と、前記陰極に析出した析出物から溶融塩
を分離する溶融塩溶融分離工程と、陰極に析出した金属
を製品に再加工する再加工工程とから構成されることを
特徴とするジルコニウム廃棄物のリサイクルシステム。 - 【請求項3】 使用済み燃料のチャンネルボックスまた
は被覆管を処理してジルコニウムを回収するジルコニウ
ム廃棄物のリサイクルシステムにおいて、前記使用済み
燃料のチャンネルボックスまたは被覆管を収納する通液
性流路孔を有する容器を陽極に接続し、金属またはセラ
ミック製の陰極もしくはセラミック製容器内に収納され
液体金属陰極との間に電圧を印加することによりジルコ
ニウムおよび核分裂生成物を溶融塩中にイオンとして溶
解させ、最初に核分裂生成物を第1の陰極に析出させて
回収した後、前記第1の陰極を第2の陰極と交換し、次
に、前記第2の陰極にジルコニウムを析出させて回収す
ると共に前記溶融塩中にウランもしくは超ウラン元素を
残留させることを特徴とするジルコニウム廃棄物のリサ
イクルシステム。 - 【請求項4】 前記第1の陰極に析出、回収する核分裂
生成物はモリブデン、ニオブ、コバルトであり、また前
記第2の陰極に回収するジルコニウムは前記陽極と陰極
との間に印加する電圧を制御するか、または前記印加す
る電圧により流れる電流の量により純度および成分をい
ずれにも調整できることを特徴とする請求項3記載のジ
ルコニウム廃棄物のリサイクルシステム。 - 【請求項5】 前記通液性流路孔を有する容器はステン
レス鋼、炭素鋼、タンタル、タングステンのいずれかの
金属、またはアルミナ、ジルコニア、イットリア、黒鉛
のいずれかのセラミックスからなる材料で構成され、ま
た、前記第1の陰極および第2の陰極は炭素鋼、モリブ
デン、ジルコニウム、タンタル、タングステン、ニオ
ブ、コバルトのいずれかの金属またはイットリア、黒鉛
のいずれかのセラミックス、あるいはアルミナ、ジルコ
ニア、イットリア、ベリリア、黒鉛のいずれかのセラミ
ックス製るつぼ内にカドミウム、鉛、ビスマス、亜鉛の
いずれかの液体金属を収納した陰極で構成されることを
特徴とする請求項3記載のジルコニウム廃棄物のリサイ
クルシステム。 - 【請求項6】 前記溶融塩電解法に使用する溶融塩は塩
化リチウムと塩化カリウムの混合塩、塩化ルビジウムと
塩化リチウムの混合塩、塩化ナトリウムと塩化リチウム
の混合塩、塩化ナトリウムと塩化マグネシウムの混合
塩、塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合塩、塩化リチ
ウムと塩化ストロンチウムの混合塩、塩化リチウムと塩
化カルシウムの混合塩、フッ化ナトリウムとフッ化カリ
ウムの混合塩、フッ化リチウムとフッ化カリウムの混合
塩、フッ化ナトリウムとフッ化リチウムの混合塩、塩化
ナトリウムとフッ化ナトリウムの混合塩、塩化リチウム
とフッ化リチウムの混合塩、塩化カリウムとフッ化カリ
ウムの混合塩のいずれかの混合塩から選択されることを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のジルコ
ニウム廃棄物のリサイクルシステム。 - 【請求項7】 前記溶融塩溶融分離工程は陰極に析出し
た析出物を加熱して前記陰極に析出したジルコニウム金
属に付着している溶融塩を溶融した後、前記ジルコニウ
ム金属と分離するか、または前記陰極に付着している溶
融塩および溶融金属を沸点以上に加熱して蒸発させるこ
とで、前記溶融塩を分離することを特徴とする請求項2
記載のジルコニウム廃棄物のリサイクルシステム。
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