JP2003343617A - 自転車構成部品用ロック部材 - Google Patents

自転車構成部品用ロック部材

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JP2003343617A
JP2003343617A JP2003133466A JP2003133466A JP2003343617A JP 2003343617 A JP2003343617 A JP 2003343617A JP 2003133466 A JP2003133466 A JP 2003133466A JP 2003133466 A JP2003133466 A JP 2003133466A JP 2003343617 A JP2003343617 A JP 2003343617A
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bicycle
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mounting
fastener
engagement
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JP2003133466A
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Daisuke Nago
大輔 名合
Keiji Matsueda
慶治 松枝
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクブレーキロータ等の構成部品取付部
材を、自転車ハブのロータ取付部材等の自転車装着部材
に堅く固定する自転車構成部品アセンブリ用ロック部材
を提供することにある。 【解決手段】 このフロントディスクブレーキアセンブ
リ12は、ロータ取付部68と、ディスクブレーキロー
タ32と、ロック部材38と、2つのファスナ36とを
備えている。ロック部材38は、第1取付部42aと、
第2取付部46bと、接続部44とを含む。第1取付部
42は、第1当接面46aと、摩擦処理が施された第1
係合面48aとを有し、第1孔50aが設けられてい
る。第2取付部42bは、第2当接面46bと、摩擦処
理が施された第2係合面48bとを有し、第2孔50b
が設けられている。各ファスナ36は、頭部90と、軸
部92とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車構成部品ア
センブリ用ロック部材に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車の利用は、交通手段としてだけで
なく、リクリエーションの一形態としてますます人気が
高まっている。また、自転車競技も大変人気のあるスポ
ーツとなっている。自転車の利用目的がリクリエーショ
ン、交通、競技のいずれであれ、自転車業界ではその種
々の部品がたえず改良されている。ここ数年にわたって
設計され続けている自転車の構成部品の1つとして、自
転車の制動システムがある。特に、制動システムの制動
力は確実に高まっている。
【0003】現在市販されている自転車ブレーキ装置に
は数種類ある。一般に利用される自転車ブレーキ装置の
例として、リムブレーキ、キャリパブレーキ及びディス
クブレーキが挙げられる。乗り手が高性能のブレーキシ
ステムを望む場合には、一般にディスクブレーキシステ
ムが好ましい。ディスクブレーキシステムでは、ブレー
キレバーに作用する制動力量に応じたかなりの制動力が
得られる。また、ディスクブレーキシステムを用いる
と、通常、いかなる気象条件及び運転条件でも高いレベ
ルの安定性が得られる。乗り手は絶えず、よりよい性能
及び信頼性を備えたディスク制動システムを望んでい
る。
【0004】通常、ディスクブレーキハウジングあるい
はキャリパは、自転車フレームのフロント及び/または
リアフォーク部分に取り付けられ、ディスクブレーキロ
ータは、自転車の前輪及び/または後輪に取り付けられ
る。特に、ディスクブレーキロータは、自転車の各車輪
に固定的に連結されており、車輪と共に回転する。この
ため、ディスクブレーキロータは、ディスクブレーキキ
ャリパに連結された一対の摩擦パッド間に位置するロー
タスロット内に配置されるべきである。このような通常
のディスクブレーキアセンブリの製造、組み立て及び自
転車への取り付けは、困難及び/または費用のかさむ場
合がある。また、このような通常のディスクブレーキ
は、振動や繰り返しかけられるブレーキのために、種々
の部品の間の密着した接続状態を常に維持できるわけで
はない。さらに、通常のディスクブレーキの種々の部品
を連結するために使用するファスナが弛む可能性があ
り、これが弛むと、制動力が落ちる、がたつく等の問題
発生の原因となる。そこで、ここ数年、このファスナと
組み合わせて薄いロック部材が用いられるようになって
きた。しかし、ファスナの締め付け時に、1つまたは複
数のロック部材がファスナと共に回転しがちであるため
に、応力がそのロック部材に作用するまたはロック部材
を損なう危険性がある。
【0005】なお、従来の自転車構成部品用ロック部材
に関連する技術として、下記特許文献(特許文献1から
6)に示されたものが既に知られている。
【0006】
【特許文献1】米国特許第2423918号明細書
【0007】
【特許文献2】米国特許第2955690号明細書
【0008】
【特許文献3】米国意匠第276309号公報
【0009】
【特許文献4】米国特許第5562378号明細書
【0010】
【特許文献5】米国特許第5681136号明細書
【0011】
【特許文献6】米国特許第6347915号明細書
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の1つ
は、ディスクブレーキロータ等の構成部品取付部材を、
自転車ハブのロータ取付部材等の自転車装着部材に堅く
固定することができる自転車構成部品アセンブリ用ロッ
ク部材を提供することにある。本発明のもう1つの目的
は、自転車構成部品アセンブリ用ロック部材の損傷を防
止するために、構成部品取付部材を自転車装着部材に連
結するファスナの締め付け時にロック部材の回転を防止
することができるロック部材を提供することにある。
【0013】本発明のもう1つの目的は、構成部品取付
部材を自転車装着部材に固定する1対のファスナの回転
及び弛みを防止する自転車構成部品アセンブリ用ロック
部材を提供することにある。本発明のさらにもう1つの
目的は、構造が比較的単純であるため製造及び組み立て
が安価な自転車構成部品アセンブリ用ロック部材を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、自転車装
着部材、構成部品取付部材、ロック部材、第1ファスナ
及び第2ファスナを備えた自転車構成部品アセンブリを
提供することにより達成可能である。自転車装着部材
は、第1及び第2取付孔を有する。構成部品取付部材
は、第1及び第2貫通孔と、連結面とを有する。第1及
び第2貫通孔は、第1及び第2取付孔と一列に並ぶ。連
結面は、自転車装着部材と反対側を向く。抗せ部品取付
部材は、構成部品取付部材の連結面上に位置するととも
に、第1及び第2取付部と、接続部とを含む。第1取付
部は、第1当接面と、摩擦処理が施された第1係合面と
を有し、第1当接面及び第1係合面の間に延び第1貫通
孔と一列に並ぶ第1孔が設けられている。第2取付部
は、第2当接面と、摩擦処理が施された第2係合面とを
有し、第2当接面及び第2係合面の間に延び第2貫通孔
と一列に並ぶ第2孔が設けられている。接続部は、第1
取付部及び第2取付部の間に延びる。第1ファスナは、
第1頭部と、第1軸部とを有する。第1頭部は、第1当
接面に当接して、第1係合面を構成部品取付部材の連結
面に押し当てる。第1軸部は、第1孔内及び第1貫通孔
内を通過して第1取付孔内に延びて構成部品取付部材を
自転車装着部材に連結させる。第2ファスナは、第2頭
部と、第2軸部とを有する。第2頭部は、第2当接面に
当接して、第2係合面を構成部品取付部材の連結面に押
し当てる。第2軸部は、第2孔内及び第2貫通孔内を通
過して第2取付孔内に延びて構成部品取付部材を自転車
装着部材に連結させる。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1〜図3に、
本発明の第1実施形態によるフロント及びリアディスク
ブレーキアセンブリ12及び14を備えた自転車10を
示す。自転車10等の自転車及びその種々の構成部品は
従来技術において周知であるため、本明細書では、本明
細書に関連する自転車10及びその種々の部品以外の詳
しい説明及び例示は省略する。この自転車10は、マウ
ンテンバイク、ハイブリッドバイク、あるいはロードバ
イク等を含むいずれの種類の自転車でもよい。自転車1
0は、ハンドルバー17を有する自転車フレーム16、
フロントフォーク18、リアフォーク20、前輪22、
後輪24及び駆動部26を含む従来型の自転車である。
フロント及びリアディスクブレーキアセンブリ12及び
14は、従来と同様に動作して、前輪22及び後輪24
にそれぞれ制動力を作用させる。
【0016】図2及び図3でに示すように、本発明によ
るフロントディスクブレーキアセンブリ12は、フロン
トフォーク18に固定的に連結されたディスクブレーキ
キャリパ30と、前輪22に固定的に連結されたディス
クブレーキロータ32と、フロントブレーキアクチュエ
ータ34aとを含む。リアディスクブレーキアセンブリ
14は、フロントブレーキアクチュエータ34aがリア
ブレーキアクチュエータ34bに変更された点を除い
て、フロントディスクブレーキアセンブリ12と同一で
ある。リアブレーキアクチュエータ34bは、フロント
ブレーキアクチュエータ34aの鏡像体である点を除い
て、フロントアクチュエータ34aと同一である。した
がって、本発明によるリアディスクブレーキアセンブリ
14は、リアフォーク20に固定的に連結されたディス
クブレーキキャリパ30と、後輪24に固定的に連結さ
れたディスクブレーキロータ32と、リアブレーキアク
チュエータ34bとを含む。フロント及びリアディスク
ブレーキアセンブリ12及び14は、ディスクブレーキ
ロータ32の前輪22及び後輪24のそれぞれへの接続
に関する点を除き、従来と同様である。したがって、こ
こでは、ディスクブレーキロータ32の前輪22及び後
輪24への接続に関する点以外のフロント及びリアディ
スクブレーキアセンブリ12及び14に関する詳細な説
明は省略する。
【0017】具体的には、各ディスクブレーキロータ3
2は、複数のファスナ36及び複数のロック部材38に
より前輪22及び後輪24の一方の固定的に連結され
て、本発明の自転車構成部品アセンブリを形成する。前
輪22及び後輪24、ディスクブレーキロータ32及び
ファスナ36については、後述する。ロック部材38
は、ディスクブレーキロータ32とファスナ36の一部
との間に取り付けられ、これにより、ディスクブレーキ
ロータ32は、前輪22及び後輪24に堅く固定され
る。具体的には、後述するように、ロック部材38は、
ディスクブレーキロータ32に摩擦的に係合させて、ロ
ック部材38の相対回転及びファスナ36の相対回転を
防止するよう構成される。
【0018】図4〜14に示すように、各ロック部材3
8は、好ましくは、型打ちまたは他の適した製造方法に
より製造した実質的に平坦で薄い金属プレートである。
具体的には、各ロック部材部38は、好ましくは、30
4ステンレス鋼(SUS 304)等の鉄合金で形成さ
れる。各ロック部材38は、第1取付部42aと、第2
取付部42bと、第1取付部42aと第2取付部42b
との間に延びる接続部44とを含む。各ロック部材38
の厚さTは、好ましくは、約0.25mmで実質的に均
一である。いずれの場合も、図14に示すように、各ロ
ック部材38の厚さTは、好ましくは約0.5mm未満
である。また、各ロック部材38は、好ましくは、型打
ちまたは他の適した製造方法により、ワンピース型単一
部材として一体に形成する。すなわち、第1取付部42
a、第2取付部42b及び接続部44は、好ましくは、
ワンピース型単体シート金属部材として一体形成され
る。
【0019】図11〜13に示すように、第1取付部4
2aは、好ましくは、第1当接面46a、第1係合面4
8a、第1孔50a及び第1端部フランジ部52aを含
む環状部材である。第1当接面46a及び第1係合面4
8aは、好ましくは、実質的に平行な表面である。孔5
0aは、第1当接面46aと第1係合面48aとの間に
延びている。したがって、第1当接面46a及び第1係
合面48aは、第1孔50aが間に延びる実質的に平行
な環状表面である。第1端部フランジ部52aは、好ま
しくは、第1当接面46a及び第1係合面48aから上
方にかつ外向きに延びる弓形状のタブである。したがっ
て、第1端部フランジ部52aは、好ましくは、第1当
接面46a及び第1係合面48aに対して角度をなして
いる。具体的には、第1端部フランジ52aは、好まし
くは、第1当接面46a及び第1係合面48aに対して
約30°の角度をなしている。第1端部フランジ部52
aは、後述するように、折り曲げられる(例えば、塑性
変形により)ことでファスナ36の1つの回転を防止す
るよう構成されている。
【0020】第1当接面46aは、好ましくは、表面処
理が施されていない平滑な環状面であり、第1係合面4
8aは、好ましくは、第1当接面46aより摩擦係数の
高い、摩擦処理が施された表面である。第1係合面48
aは、第1取付部42aの並進/回転移動を防止するよ
うに、ディスクブレーキロータ32に当接して配置され
る部分である。この実施形態では、第1係合面48a
は、好ましくは、各ロック部材38の型打ち時に好まし
く形成されるテクスチャ面である。なお、本発明におい
て、摩擦処理が施された表面とは、その表面の摩擦特性
を高めるために何らかの方法で改質されたあらゆる表面
を意味する。本発明は、ここで説明する、摩擦処理が施
された表面の一実施形態に限定されるものではない。ま
た、本明細書において、テクスチャ表面とは、摩擦特性
を高めるために、ザラザラした、不均質な、粗い、凸凹
の、不均整な、または荒削りの表面を含むとともに、こ
れらに限定されない表面を意味する。本発明は、ここで
例示するテクスチャ面の一実施形態に限定されるもので
はない。
【0021】この実施形態において、摩擦処理が施され
た第1係合面48aは、好ましくは、横断方向に延びる
複数本の平行な第1溝49aを含む。すなわち、第1溝
49aは、後述するように、好ましくは、接続部44に
対して実質的に垂直に設けられる。第1溝49aは、図
14に示すように、好ましくは、深さDが約0.1m
m、幅Wが約0.4mmである。第1溝49aは、好ま
しくは、互いに約1.0mmの距離Lをあけて設けられ
ている。各第1溝49aの断面は、図14に示すよう
に、好ましくは、実質的に湾曲したV字形状である。
【0022】いずれの場合も、必要に応じて、第1溝4
9aは、適した製造技術のいずれによって製造されても
よい。また、本発明の他の実施形態に示すように、第1
係合面48aにさらに別の溝を追加して形成してもよ
く、または、他の形状で第1溝を設けてもよい。さら
に、本発明の他の実施形態に示すように、第1係合面4
8aは、別の方法によるテクスチャ面(例えば、溝を形
成せずにテクスチャを施した表面)にしてもよく、かつ
/または、摩擦材料でコーティングされてもよい。最後
に、必要に応じて、第1溝49aの断面形状は種々のも
のに変更できる。
【0023】また、図11〜14に示すように、第2取
付部42bは、第1取付部42aの鏡像体である。した
がって、第2取付部42bは、好ましくは、第2当接面
46b、第2係合面48b、第2孔50b及び第2端部
フランジ部52bを含む環状部材である。第2当接面4
6bと第2係合面48bとは、好ましくは、実質的に平
行な表面である。孔50bは、第2当接面46bと第2
係合面48bとの間に延びている。したがって、第2当
接面46b及び第2係合面48bは、その間に第2孔5
0bが延びる実質的に平行な環状表面である。第2端部
フランジ部52bは、好ましくは、第2当接面46b及
び第2係合面48bから上方にかつ外向きに延びる弓形
状のタブである。したがって、第2端部フランジ部52
bは、好ましくは、第2当接面46b及び第2係合面4
8bに対して角度をなしている。具体的には、第2端部
フランジ52bは、好ましくは、第2当接面46b及び
第2係合面48bに対して約30°の角度をなしてい
る。第2端部フランジ部52bは、後述するように、折
り曲げられる(例えば、塑性変形により)ことでファス
ナ36の1つの回転を防止するよう構成されている。
【0024】第2当接面46bは、好ましくは、表面処
理が施されていない平滑な環状面であり、第2係合面4
8bは、好ましくは、第2当接面46bより摩擦係数の
高い、摩擦処理が施された表面である。第2係合面48
bは、第2取付部42bの並進/回転移動を防止するよ
うに、ディスクブレーキロータ32に当接して配置され
る部分である。この実施形態では、第2係合面48b
は、好ましくは、各ロック部材38の型打ち時に好まし
く形成されるテクスチャ面とする。具体的には、第2係
合面48bは、好ましくは、横断方向に延びる複数本の
平行な第2溝49bを含む。すなわち、第2溝49b
を、後述するように、好ましくは、接続部44に対して
実質的に垂直に設けて、好ましくは、第1取付部42a
に設けた第1溝49aに平行である。第2溝49bは、
第1溝49aと同一であり、好ましくは、深さDが約
0.1mm、幅Wが約0.4mmである(図14に第1
取付部42aについてのみ図示)。第2溝49bは、好
ましくは、互いに約1.0mmの距離Lをあけて設けら
れている。各第2溝49bの断面は、好ましくは、実質
的に湾曲したV字型である。すなわち、第2取付部42
bは、第1取付部42aの鏡像体である点を除き、第1
取付部42aと同一である。
【0025】したがって、第2溝49bは、必要に応じ
て、適した製造技術のいずれによって製造されてもよ
い。また、本発明の他の実施形態に示すように、第2溝
49bには、さらに別の溝を追加して形成してもよく、
または、他の形状で第2溝を設けてもよい。必要に応じ
て、第2係合面48bは、第1係合面48aとは別の形
状であってもよい。しかし、第2係合面48bは第1係
合面46aを同一であることが好ましい。さらに、本発
明の他の実施形態に示すように、第1係合面48aは、
別の方法によるテクスチャ面(例えば、溝を形成せずに
テクスチャを施した表面)にしてもよく、かつ/また
は、摩擦材料でコーティングしてもよい。最後に、必要
に応じて、第2溝49bの断面形状は、種々のものに変
更できる。
【0026】図11〜図14に示すように、接続部44
は、第1取付部42aと第2取付部42bとの間に延び
る湾曲された部材である。具体的には、接続部44は、
第1取付部42aの一方側から、第1端部フランジ部5
2aに向かう方向とは実質的に反対の方向に延びてい
る。接続部44はまた、第2取付部42bの一方側か
ら、第2端部フランジ部52bに向かう方向とは実質的
に反対の方向に延びている。このような構造により、第
1端部フランジ部52aと第2端部フランジ部52bと
は、各ロック部材38の第1及び第2横断方向自由縁を
形成している。また、接続部44の厚さTは、約0.2
5mm(図14に第1取付部42aについてのみ図示)
である。いずれの場合も、接続部44の厚さTは、好ま
しくは、約0.5mm未満である。
【0027】接続部44は、第1係合面48aと第2係
合面48bとの間に延びる第3係合面45を有する。第
3係合面45は、実質的に第1及び第2係合面48a及
び48bとの共通の面上に位置し、ディスクブレーキロ
ータ32に当接するように配置される部分である。この
実施形態では、第3係合面45は、平滑な未処理面であ
る。すなわち、この実施形態における第3係合面45の
摩擦係数は、好ましくは、第1及び第2当接面46a及
び46bの摩擦係数に実質的に等しい。
【0028】しかし、第3係合面45は、第1及び第2
当接面46a及び46bより摩擦係数が高くなるよう摩
擦処理が施された表面であってもよい。具体的には、本
発明の他の実施形態に示すように、第3係合面45は、
テクスチャ面であってもよく、かつ/または、摩擦材料
がコーティングされてもよい。また、必要に応じて、第
3係合面45は、第1及び第2係合面48a及び48b
と同じ構成であってもよい。
【0029】図1〜図3に基づいて、ここでは、前輪2
2及び後輪24について詳細に説明する。前輪22及び
後輪24は、ディスクブレーキロータ32の取り付けに
関する点を除き、従来と同様である。したがって、本発
明では、ファスナ36及びロック部材38によるディス
クブレーキロータ32の取り付けに関係する点を除き、
前輪22及び後輪24についての詳細な説明は省略す
る。また、後輪24は、従来と同様に連結された従来の
フリーホイールを有している点を除き、前輪22と同一
である。したがって、本発明では、後輪24についての
詳細な説明は省略する。前輪22についての説明及び例
示の大半は、後輪24にも当てはまる。
【0030】具体的には、前輪22は、図1に示すよう
に、従来と同様、複数のスポークでフロントハブ62に
連結されたリムを含む。本発明の範囲を逸脱することが
なければ、当技術分野で周知の適当なあらゆる技法を用
いて、適当なリムのいずれがフロントハブ62に連結さ
れてもよい。フロントハブ62は、図4〜図6に示すよ
うに、ハブ本体64とハブ軸66とを含むディスクブレ
ーキハブである。従来と同様、ハブ軸66は、ハブ本体
64の内側通路内に回転自在に取り付けられ、ハブ本体
64がハブ軸66回りに回転自在になっている。
【0031】ハブ本体64は、図6に示すように、その
一方の端部に配置されたロータ取付部または装着部材6
8を含む。ロータ取付部68は、好ましくは、ハブ本体
64と一体に成形されて、ハブ本体64を有する自転車
装着部材を形成する。しかし、ロータ取付部68は、ハ
ブ本体64とは別個の部材として形成して、ハブ本体6
4に固定的に連結してもよい。
【0032】ロータ取付部68は、好ましくは、その内
部に複数(6個)のネジ切り取付孔70を含む。好まし
くは、このネジ切り開口部70は、ディスクブレーキロ
ータ32が固定的に連結されるよう、ファスナ36がネ
ジ込み連結可能な形状であるめくらネジ孔である。必要
に応じて、この取付孔70は、ネジ切りのない貫通孔に
して、ナットをファスナ36と併用できるようにしても
よい。いずれの場合も、後述するように、ネジ切り開口
部70は、ロック部材38の配置位置に応じて第1ネジ
切り開口部または第2ネジ切り開口部と見なすことがで
きる。具体的には、ロック部材38の第1孔50aと一
列に並ぶ3つのネジ切り開口部70は第1取付孔であ
り、ロック部材38の第2孔50bと一列に並ぶ3つの
ネジ切り開口部70は第2取付孔である。本実施形態で
は、ロータ取付部68は、ロータ32の内周部と当接す
るよう構成された平坦な自由端面を有する非円形形状で
ある。しかし、本発明の範囲を逸脱しなければ、必要に
応じて、ロータ取付部68の形状を他の形状に変更して
もよい。
【0033】次に図4〜10に基づいて、ディスクブレ
ーキロータ32について詳細に説明する。ディスクブレ
ーキロータ32は従来と同様である。したがって、本発
明では、ディスクブレーキロータ32のロータ取付部6
8に対する接続に関する点を除き、ディスクブレーキロ
ータ32についての詳細な説明は省略する。ディスクブ
レーキロータ32は、取付部80と制動部82とを含
む。取付部80は、ディスクブレーキロータ32の内周
部を構成し、制動部82は、ディスクブレーキロータ3
2の外周部を構成している。取付部80は、好ましく
は、ワンピース型単一部材として制動部82と一体に形
成され、1つの構成部品取付部材を形成する。しかし、
必要に応じて、適した方法のいずれを用いてディスクブ
レーキロータ32を形成してもよい。
【0034】取付部80は、その内部に形成された複数
(6個)の貫通孔84と、1対の連結面86とを含む。
この連結面86と連結面86との間に、貫通孔84が延
びている。貫通孔84は、ロータ取付部68のネジ切り
開口部70と一列に並ぶように配置され、後述するよう
に、ファスナ36を中に収容できるようになっている。
この貫通孔84は、第1貫通孔または第2貫通孔と見な
すことができる。具体的には、ロック部材38の第1孔
50aと一列に並ぶ3つの貫通孔84が第1貫通孔であ
り、ロック部材38の第2孔50bと一列に並ぶ3つの
貫通孔84が第2貫通孔である。ディスクブレーキロー
タ32をハブ本体64に連結すると、後述するように、
連結面86の一方がロータ取付部68に当接し、もう一
方の連結面86がロック部材38の第1係合面48a及
び第2係合面48bに当接する。
【0035】また、図4〜10に基づいて、ファスナ3
6について詳細に説明する。好ましくは、ディスクブレ
ーキロータ32は、複数(6個)のファスナ36でハブ
本体64のロータ取付部68に連結する。ファスナ36
は、好ましくは、すべて同じものである。好ましくは、
ファスナはそれぞれ、頭部90と頭部90から延びるネ
ジ切り軸部92とを含む。好ましくは、各軸部92は、
ロータ取付部68に設けられためくらネジ切り開口部7
0の1つの内部にネジ込み連結可能である。また、各軸
部92は、好ましくは、ロック部材38に設けられた第
1及び第2孔50a及び50bの1つ、及びディスクブ
レーキロータ32に設けた貫通孔84の1つのそれぞれ
内部に挿入されている。
【0036】頭部90の外面形状は、ロック部材38の
1つに設けられた端部フランジ部52a及び52bの一
方に選択的に係合するよう、好ましくは非円形形状であ
る。また、六角形めくら孔94は、好ましくは、各頭部
90の内部に形成されて、六角レンチ(図示せず)によ
りファスナ36を回し易くする。頭部90の非円形外面
形状は、好ましくは、3つの平坦面96により実質的に
三角形をなす形状である。後述するように、各ファスナ
36の平坦面96の1つまたは複数は、ロック部材38
のそれぞれに設けた端部フランジ部52a及び52bの
一方に係合することで、ファスナ36の相対回転が防止
される。
【0037】次に、図2及び図4〜図10に基づいて、
ファスナ36及びロック部材38によりディスクブレー
キロータ32をロータ取付部68に取り付けることにつ
いて、詳細に説明する。ディスクブレーキロータ32
は、ファスナ36及びロック部材38によりハブ本体6
4のロータ取付部68に堅く固定される。まず、貫通孔
84がネジ切り開口部70と一列に並ぶように、ディス
クブレーキロータ32をロータ取付部68に隣接して配
置する。次に、ロック部材38を、ディスクブレーキロ
ータ32の連結面86の一方(例えば、ロータ取付部6
8とは反対向きの連結面86)に隣接して配置する。具
体的には、(3つの)ロック部材の各第1及び第2係合
面48a及び48bを、ロータ取付部68とは反対側を
向いたディスクブレーキロータ32の連結面86に当接
するように配置する。また、各ロック部材38の第1及
び第2孔50a及び50bがディスクブレーキロータ3
2の1対の貫通孔84と一列に並ぶように、ロック部材
38を配置する。
【0038】次に、(6本の)ファスナ36の軸部92
は、ロック部材38の第1及び第2孔50a及び50b
内に挿入されるとともに、ディスクブレーキロータ32
の貫通孔84内、及びロータ取付部68のネジ切り取付
孔70内に挿入される。まず、ネジ切り軸部92は、フ
ァスナ36の頭部90を手で回すことで、ロータ取付部
68のネジ切り取付孔70に係合可能である。次に、従
来型六角レンチ(図示せず)を用いて、ファスナ36を
締める。必要に応じて、ファスナ36を回す方法は、従
来のいずれの方法でもよい。
【0039】ファスナを締めると同時に、頭部90を各
ロック部材38の当接面46a及び46bに押し当て
る。このようにして各ロック部材38の第1及び第2係
合面46a及び46bを、ディスクブレーキロータ32
に密着させる。ロック部材38の第1及び第2係合面4
6a及び46bをディスクブレーキロータ32に摩擦的
に係合させることで、ロック部材38とディスクブレー
キロータ32との間の相対的並進/回転移動を防止する
ことができる。ファスナ36がすべて同一であることか
ら、ファスナ36を締めれば、対向する力がロック部材
38上に自然に作用する。しかし、第1及び第2取付部
42a及び42bとディスクブレーキロータ32との間
が摩擦的に係合されているため、ロック部材38の接続
部44に対する応力は軽減される。このような構造によ
り、ロック部材38(接続部44)の破損が防止され
る。ファスナ36を完全に締めた後、マイナスドライバ
または同様の工具で、各ロック部材の第1及び第2端部
フランジ部52a及び52bを折り曲げる。
【0040】具体的には、第1及び第2端部フランジ部
52a及び52bを、第1及び第2当接面46a及び4
6bと直角(90°)をなすように折り曲げる。すなわ
ち、好ましくは各頭部90の平坦面96の少なくとも1
つに当接するように、第1及び第2端部フランジ部52
a及び52bを折り曲げる。第1及び第2端部フランジ
部52a及び52bを、頭部90の配向次第で、各頭部
90の1対の平坦面96に当接するように折り曲げ可能
である。これにより、端部フランジ部52a及び52b
がファスナ36の頭部90に係合するため、互いの相対
回転を防止することができる。これにより、ロック部材
38を破損させることなく、ファスナ36及びロック部
材38により、ディスクブレーキロータ32とロータ取
付部68との間を永久的に密着させて接続することがで
きる。
【0041】点検する目的等で、ロータ取付部68をデ
ィスクブレーキロータ32から取り外すには、まず、端
部フランジ部52a及び52bを折り返して開き、頭部
90の1つまたは複数の平坦面96との係合を外す。係
合を外したら、ファスナ36を回して、ディスクブレー
キロータ32をロータ取付部68から解放することがで
きる。
【0042】[第2実施形態]次に、図15〜17に、
本発明の第2実施形態によるロック部材238を示す。
ロック部材238は、第1実施形態のディスクブレーキ
ロータ32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用
されるよう構成されている。複数(3個)の同じロック
部材238は、第1実施形態のディスクブレーキロータ
32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用するこ
とが好ましいが、ここでは、1つのロック部材238に
ついてのみ説明する。ロック部材238の使用方法は、
第1実施形態の場合と同じである。
【0043】第2実施形態のロック部材238は、変更
された、それぞれ摩擦処理が施された第1及び第2係合
面248a及び248bをそれぞれ含む点を除き、第1
実施形態のロック部材38と同一である。それぞれ摩擦
処理が施された第1及び第2係合面248a及び248
bは、第1実施形態における第1及び第2係合面48a
及び48bの変更例である。したがって、本発明では、
ロック部材238についての詳細な説明は省略し、以下
では主に、ロック部材238と第1実施形態によるロッ
ク部材38との相違点に注目して説明する。また、後述
する点を除き、第1実施形態であるロック部材38に関
する説明が、第2実施形態であるロック部材238にも
当てはまる。
【0044】具体的には、第1係合面248aは、好ま
しくは、複数の平行な第1溝249aを含み、第2係合
面248bは、好ましくは、複数の平行な第2溝249
bを含む。第1及び第2溝249a及び249bは、そ
れぞれ互いにさらに広い間隔をおいて位置している点を
除き、第1実施形態の溝49a及び49bと同一であ
る。具体的には、第1溝249aも第2溝249bも、
好ましくは、それぞれ約2.0mmの間隔をおいて配置
する。溝249a及び249bの断面形状は、好ましく
は、第1実施形態の溝49a及び49bと同じである。
また、第1及び第2係合面248a及び248bには、
好ましくは、複数の第3及び第4溝251a及び251
bがそれぞれ設けられる。第3溝251aは、好ましく
は、複数の第1溝249aに対して90°をなして配置
された平行な溝である。他の点において、第3溝251
aは、第1溝249aと同一である。第4溝251b
は、好ましくは、複数の第2溝249bに対して90°
に配置した平行な溝とする。他の点において、第4溝2
51bは、第2溝249bと同一である。したがって、
第3溝251aも第4251bも、好ましくは、それぞ
れ約2.0mmの間隔をおいて配置する。こうして、第
1及び第2係合面248a及び248bを、実質的に格
子型パターンを有するテクスチャ面とする。
【0045】[第3実施形態]次に図18〜20を参照
すると、本発明の第3実施形態によるロック部材338
が例示されている。ロック部材338は、第1実施形態
のディスクブレーキロータ32、ロータ取付部68及び
ファスナ36と併用するように設計したものである。複
数(3個)の同じロック部材338を、第1実施形態の
ディスクブレーキロータ32、ロータ取付部68及びフ
ァスナ36と併用することが好ましいが、ここでは、1
つのロック部材238についてのみ説明及び図示する。
ロック部材238の使用方法は、第1実施形態の場合と
同じである。
【0046】第3実施形態のロック部材338は、変更
された、それぞれ摩擦処理が施された第1及び第2係合
面348a及び348bをそれぞれ含む点を除き、第1
実施形態のロック部材38と同一である。それぞれ摩擦
処理が施された第1及び第2係合面348a及び348
bは、第1実施形態における第1及び第2係合面48a
及び48bが変更されたものである。したがって、ここ
では、ロック部材338についての詳細な説明は省略
し、以下では主に、ロック部材338と第1実施形態に
よるロック部材38との相違点に焦点を当てて説明す
る。また、後述する点を除き、第1実施形態であるロッ
ク部材38に関する説明及び/または例示が、第3実施
形態であるロック部材338にも当てはまる。
【0047】具体的には、第1係合面348aは、好ま
しくは複数の第1溝349aを含み、第2係合面248
bは、好ましくは複数の第2溝349bを含む。基本的
に、第1及び第2溝349a及び349bは、平行でな
い点を除き、第1実施形態である溝49a及び49bと
同一である。具体的には、第1及び第2溝349a及び
349bは、第1及び第2孔350a及び350bから
それぞれ外周側に延びている。第1溝349aは、好ま
しくは、互いに放射状に約30°の間隔をおいて形成さ
れ、第2溝349bも、好ましくは、互いに放射状に約
30°の間隔をおいて形成される。第1及び第2溝34
9a及び349bの断面形状は、好ましくは、第1実施
形態である第1及び第2溝49a及び49bと同じであ
る。これにより、第1及び第2係合面348a及び34
8bはテクスチャ面となる。
【0048】[第4実施形態]次に、図21〜23に、
本発明の第4実施形態によるロック部材438を示す。
ロック部材438は、第1実施形態のディスクブレーキ
ロータ32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用
されるよう構成されている。複数(3個)の同じロック
部材438を、第1実施形態のディスクブレーキロータ
32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用するこ
とが好ましいが、ここでは、1つのロック部材438に
ついてのみ説明する。ロック部材438の使用方法は、
第1実施形態の場合と同じである。
【0049】第4実施形態のロック部材438は、変更
された、摩擦処理が施された第1及び第2係合面448
a及び448bをそれぞれ含む点を除き、第1実施形態
のロック部材38と同一である。この第4実施形態にお
けるロック部材438はまた、好ましくは、変更され
た、摩擦処理が施された第3係合面445を含む。摩擦
処理が施された第1及び第2係合面448a及び448
bは、第1実施形態における第1及び第2係合面48a
及び48bの変更例である。したがって、本発明では、
ロック部材438についての詳細な説明は省略し、以下
では主に、ロック部材438と第1実施形態によるロッ
ク部材38との相違点に注目して説明する。また、後述
する点を除き、第1実施形態のロック部材38に関する
説明が、第4実施形態のロック部材438にも当てはま
る。
【0050】具体的には、第1及び第2係合面448a
及び448bは、好ましくは、第1実施形態の溝49a
及び49bをそれぞれ含まないテクスチャ面であり、好
ましくは、ショットまたはサンドブラストによりテクス
チャが施されたものである。また、第3係合面445
も、好ましくは、ショットまたはサンドブラストにより
形成されたテクスチャ面であり。具体的には、第1、第
2及び第3係合面448a、448b及び445は、好
ましくは、ショットブラストにより非平滑に加工され
た、または、ザラザラにした及び/または粗く加工され
た表面である。
【0051】[第5実施形態]次に、図24〜27に、
本発明の第5実施形態によるロック部材438を示す。
ロック部材538は、第1実施形態のディスクブレーキ
ロータ32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用
されるよう構成されている。複数(3個)の同じロック
部材538を、第1実施形態のディスクブレーキロータ
32、ロータ取付部68及びファスナ36と併用するこ
とが好ましいが、ここでは、1つのロック部材538に
ついてのみ説明する。ロック部材538の使用方法は、
第1実施形態の場合と同じである。
【0052】第5実施形態のロック部材538は、変更
された、それぞれ摩擦処理が施された第1及び第2係合
面548a及び548bをそれぞれ含む点を除き、第4
実施形態のロック部材438と同一である。この第5実
施形態におけるロック部材538はまた、好ましくは、
変更された、摩擦処理が施された第3係合面545を含
む。摩擦処理が施された第1及び第2係合面548a及
び548bは、第4実施形態における第1及び第2係合
面448a及び448bの変更例である。したがって、
本発明では、ロック部材538についての詳細な説明は
省略し、以下では主に、ロック部材538と第4実施形
態のロック部材438との相違点に焦点を当てて説明す
る。また、後述する点を除き、第1実施形態であるロッ
ク部材38及び第4実施形態であるロック部材438に
関する説明が、第5実施形態のロック部材538にも当
てはまる。
【0053】具体的には、第1及び第2係合面548a
及び548bは、摩擦材料コーティングまたは層551
を施している点を除き、第4実施形態の第1及び第2係
合面448a及び448bと同一である。また、第3係
合面545も、摩擦材料551が施されている点を除
き、好ましくは、第4実施形態の第3係合面445と同
一である。すなわち、第1及び第2係合面548a及び
548bの構造は、第3係合面545と同じである。具
体的には、ロック部材538を、ワンピース型単体シー
ト金属材料を基層として形成し(例えば、ロック部材4
38と同一)、その片側の少なくとも一部に摩擦材料5
51を施す。好ましくは、摩擦材料551を、水素化ニ
トリルゴム(NBR)等のゴム材料として、ロック部材
538のテクスチャ面上に施す。
【0054】好ましくは、摩擦材料コーティング551
の厚さは約0.1mmである。したがって、厚さが約
0.25mmである第4実施形態のロック部材438に
摩擦材料コーティング551を用いてこの第5実施形態
であるロック部材538を形成すると、ロック部材53
8(摩擦材料を適用した箇所)の厚さ全体は約0.35
mmとなる。別法として、ロック部材538の金属層
(例えば、第4実施形態であるロック部材438)をよ
り薄くして(例えば、厚さ約0.15mm)、ロック部
材538の厚さ全体を約0.25mmにしてもよい。同
様に、摩擦材料を、ロック部材の第1、第2及び/また
は第3実施形態に適用する場合、金属層の厚さを0.2
5mm以下にすることができる(例えば、厚さ約0.1
5mm)。
【0055】必要に応じて、他のゴム及び/または摩擦
材料を使用してもよい。第3係合面545は、摩擦材料
551でコーティングしなくてもよい。また、必要に応
じて、上記実施形態のいずれのロック部材にも、摩擦材
料551を少なくとも部分的に適用可能である。最後
に、第1、第2及び第3係合面548a、548b及び
545それぞれが形成されたものでない場合には、これ
らの用語を、修飾された条件に対する少なくとも±5%
の偏差を含むものとして解釈すべきである。
【0056】以上、選択した実施形態のみを用いて本発
明を説明したが、添付した請求の範囲に定められる本発
明の範囲を逸脱することなく、種々の変更及び修正を本
明細書に加えることができる。また、本発明による実施
形態に関する説明は例示のみを目的とするものであっ
て、添付した請求の範囲及びその等価物によって定めら
れる本発明を何ら制限するものではない。
【0057】
【本発明の効果】本発明によれば、ロック部材の損傷を
防止しつつ、ディスクブレーキロータ等の構成部品取付
部材を自転車ハブのロータ取付部材等の自転車装着部材
に堅く固定することができるとともに、構成部品取付部
材と自転車装着部材とを連結するファスナの外れを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるフロント及びリア
ディスクブレーキアセンブリを備えた従来型自転車を示
す側面図。
【図2】図1の自転車のフロントフォーク及びフロント
ディスクブレーキアクチュエータに連結されたフロント
ディスクブレーキアセンブリを示す略正面図。
【図3】図1の自転車のリアフォーク及びリアディスク
ブレーキアクチュエータに連結されたリアディスクブレ
ーキアセンブリを示す略正面図。
【図4】複数のファスナ及びロック部材でディスクブレ
ーキロータが連結された、図2の組み立て後のフロント
ディスクブレーキアセンブリのフロントディスクブレー
キハブ(構成部品アセンブリ)を示す拡大端面図。
【図5】便宜上、複数部分を取り払った、図4の組み立
て後のフロントディスクブレーキハブ(構成部品アセン
ブリ)を示す長手方向部分図。
【図6】図4及び図5の、組み立て後のフロントディス
クブレーキハブ(構成部品アセンブリ)を示す分解組立
部分斜視図。
【図7】1つのロック部材の折り曲げ前の形状を示す、
図4及び図5の組み立て後のフロントディスクブレーキ
ハブ(構成部品アセンブリ)の拡大端面図。
【図8】2つのファスナの回転を防止するように折り曲
げられた後の1つのロック部材の形状を示す、図4及び
図5の組み立て後のフロントディスクブレーキハブ(構
成部品アセンブリ)の一部を示す拡大端面図。
【図9】1つのロック部材の折り曲げ前の形状を示す、
図7の線分9−9を通る断面から見た、図7に例示の組
み立て後フロントディスクブレーキハブ(構成部品アセ
ンブリ)の拡大端面図。
【図10】ファスナ2つの回転を防止するように折り曲
げた後の1つのロック部材の形状を示す、図8の線分1
0−10を通る断面から見た、図8の組み立て後フロン
トディスクブレーキハブ(構成部品アセンブリ)の一部
を示す拡大端面図。
【図11】図2及び図4〜図10のフロントディスクブ
レーキハブ(構成部品アセンブリ)のロック部材の1つ
を示す外側立面図。
【図12】図11のロック部材の縁部立面図。
【図13】図11及び図12のロック部材を示す内側立
面図。
【図14】図13の線分14−14を通る断面から見
た、図11〜図13のロック部材の一部分を示す拡大断
面図。
【図15】本発明の第2実施形態によるロック部材を示
す外側立面図。
【図16】図15のロック部材を示す縁部立面図。
【図17】図15及び図16のロック部材を示す内側立
面図。
【図18】本発明の第3実施形態によるロック部材を示
す外側立面図。
【図19】図18のロック部材を示す縁部立面図。
【図20】図18及び図19のロック部材を示す内側立
面図。
【図21】本発明の第4実施形態によるロック部材を示
す外側立面図。
【図22】図21のロック部材を示す縁部立面図。
【図23】図21及び図22のロック部材を示す内側立
面図。
【図24】本発明の第5実施形態によるロック部材を示
す外側立面図。
【図25】図24のロック部材を示す縁部立面図。
【図26】図24及び図25のロック部材を示す内側立
面図。
【図27】図26の線分27−27を通る断面から見
た、図24〜図26のロック部材の一部を示す拡大断面
図。
【符号の説明】
10 自転車 12 フロントディスクブレーキアセンブリ 14 リアディスクブレーキアセンブリ 30 ディスクブレーキキャリパ 32 ディスクブレーキロータ 34a フロントブレーキアクチュエータ 34b リアブレーキアクチュエータ 36 ファスナ 38,238,338,438,538 ロック部材 42a 第1取付部 42b 第2取付部 44 接続部 45 第3係合面 46a,46b 当接面 48a,248a,348a,448a,548a 第
1係合面 48b,248b,348b,448b,548b 第
2係合面 49a,249a,349a 第1溝 49b,259b,349b 第2溝 50a,350a 第1孔 50b,350b 第2孔 52a 第1端部フランジ部 52b 第2端部フランジ部 62 フロントハブ 64 ハブ本体 66 ハブ軸 68 ロータ取付部 70 ネジ切り取付孔 80 取付部 82 制動部 84 貫通孔 86 1対の連結面 90 頭部 92 ネジ切り軸部 94 六角形めくら孔 96 平坦面 251a 第3溝 251b 第4溝 551 摩擦材料コーティングまたは層

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2取付孔を有する自転車装着部
    材と、 前記第1及び第2取付孔と一列に並ぶ第1及び第2貫通
    孔と、前記自転車装着部材と反対側を向く連結面とを有
    する構成部品取付部材と、 前記構成部品取付部材の連結面上に位置するとともに、
    第1当接面と摩擦処理が施された第1係合面とを有し、
    前記第1当接面及び第1係合面の間に延び前記第1貫通
    孔と一列に並ぶ第1孔が設けられた第1取付部と、第2
    当接面と摩擦処理が施された第2係合面とを有し、前記
    第2当接面及び第2係合面の間に延び前記第2貫通孔と
    一列に並ぶ第2孔が設けられた第2取付部と、前記第1
    取付部及び前記第2取付部の間に延びる接続部とを含む
    ロック部材と、 前記第1当接面に当接して、前記第1係合面を前記構成
    部品取付部材の連結面に押し当てる第1頭部と、前記第
    1孔内及び前記第1貫通孔内を通過して前記第1取付孔
    内に延びて前記構成部品取付部材を前記自転車装着部材
    に連結させる第1軸部とを有する第1ファスナと、 前記第2当接面に当接して、前記第2係合面を前記構成
    部品取付部材の連結面に押し当てる第2頭部と、前記第
    2孔内及び前記第2貫通孔内を通過して前記第2取付孔
    内に延びて前記構成部品取付部材を前記自転車装着部材
    に連結させる第2軸部とを有する第2ファスナと、を備
    えた自転車構成部品アセンブリ。
  2. 【請求項2】前記自転車装着部材が自転車ハブ体の一部
    であり、前記構成部品取付部材が自転車ディスクブレー
    キロータである、請求項1に記載の自転車構成部品アセ
    ンブリ。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2ファスナがネジである、
    請求項1に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  4. 【請求項4】前記ロック部材の第1取付部が、前記第1
    ファスナの第1頭部の回転を防止するために、前記第1
    当接面から上方に延びる第1フランジ部を有し、 前記ロック部材の第2取付部が、前記第1ファスナの第
    1頭部の回転を防止するために、前記第2当接面から上
    方に延びる第2フランジ部を有する、請求項3に記載の
    自転車構成部品アセンブリ。
  5. 【請求項5】前記第1ファスナの第1頭部が、前記第1
    フランジ部に係合することにより前記第1ファスナの相
    対回転を防止できるように、非円形状断面を有し、 前記第2ファスナの第2頭部が、前記第2フランジ部に
    係合することにより前記第2ファスナの相対回転を防止
    できるように、非円形状断面を有する、請求項4に記載
    の自転車構成部品アセンブリ。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2ファスナの各第1及び第
    2頭部の断面形状が、実質的に三角形である、請求項5
    に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  7. 【請求項7】前記第1フランジ部が、前記第1頭部に係
    合するように初期状態の弓状形状から折り曲げられて、
    前記第1ファスナの前記相対回転を防止し、 前記第2フランジ部が、前記第2頭部を係合するように
    初期状態の弓状形状から折り曲げられて、前記第2ファ
    スナの前記相対回転を防止する、請求項5に記載の自転
    車構成部品アセンブリ。
  8. 【請求項8】前記接続部が、前記第1係合面と前記第2
    係合面との間に延びる摩擦処理が施された第3係合面を
    含む、請求項1に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  9. 【請求項9】前記第1、第2及び第3係合面がテクスチ
    ャ面である、請求項8に記載の自転車構成部品アセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】前記第1、第2及び第3係合面が、ショ
    ットブラストが施された面である、請求項9に記載の自
    転車構成部品アセンブリ。
  11. 【請求項11】前記第1、第2及び第3係合面が、少な
    くとも部分的にゴム材料のコーティングを含む、請求項
    8に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  12. 【請求項12】前記ゴム材料が、テクスチャ面の上に配
    置されて、前記第1、第2及び第3係合面が形成され
    る、請求項11に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  13. 【請求項13】前記第1及び第2係合面がテクスチャ面
    である、請求項1に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  14. 【請求項14】前記第1及び第2係合面が、ショットブ
    ラストが施された面である、請求項13に記載の自転車
    構成部品アセンブリ。
  15. 【請求項15】複数の第1溝が、前記第1係合面に形成
    されており、 複数の第2溝が、前記第2係合面に形成されている、請
    求項13に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  16. 【請求項16】前記第1及び第2溝が、前記第1及び第
    2孔からそれぞれ外周側に延びている、請求項15に記
    載の自転車構成部品アセンブリ。
  17. 【請求項17】前記複数の第1溝が互いに平行であり、 前記複数の第2溝が互いに平行である、請求項15に記
    載の自転車構成部品アセンブリ。
  18. 【請求項18】前記第1係合面が、前記第1溝と交差し
    て格子パターンを形成する複数の平行な第3溝を含み、 前記第2係合面が、前記第2溝と交差して格子パターン
    を形成する複数の平行な第4溝を含む、請求項17に記
    載の自転車構成部品アセンブリ。
  19. 【請求項19】前記第1及び第2当接面が平滑な未処理
    面である、請求項13に記載の自転車構成部品アセンブ
    リ。
  20. 【請求項20】前記第1及び第2当接面が、前記第1及
    び第2孔をそれぞれ取り囲む環状平坦面である、請求項
    19に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  21. 【請求項21】前記第1及び第2係合面が、少なくとも
    一部に摩擦材料のコーティングが施されたベース金属層
    を含む、請求項1に記載の自転車構成部品アセンブリ。
  22. 【請求項22】前記ロック部材の前記第1及び第2取付
    部と前記接続部とが、ワンピース型単体シート金属材料
    で一体に形成されたベース層を含む、請求項1に記載の
    自転車構成部品アセンブリ。
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