JP2003343445A - ダイヤフラムポンプ - Google Patents
ダイヤフラムポンプInfo
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Abstract
の振動を防止して弁の振動による騒音の発生を少なくす
る。 【解決手段】 少なくとも一つのダイヤフラム部を有
し、このダイヤフラム部とバルブハウジングとによりポ
ンプ室を形成し、バルブハウジングのダイヤフラム部に
対応する位置に吐出弁が配置され、バルブハウジングに
取り付けられていて吐出口を有する集気体とを備えてい
て、この集気体がバルブハウジング側に伸びる振動防止
部材を有していて、この振動防止部材をその先端が吐出
弁に近接またはこれを押えるような構成にして吐出弁の
振動を抑えて騒音の発生が少なくなるようにした。
Description
プに関するものである。
と、図5に示すような構成である。
タ1の出力軸、3は出力軸2に固定されたクランク台、
4はクランク台3に傾斜させて取り付けた駆動軸、5は
駆動軸4に回動可能に取り付けた駆動体、6はケース、
7は孔7aを有するシリンダー、8は複数のダイヤフラ
ム部8aを一体に設けたダイヤフラム本体、9は各ダイ
ヤフラム部8とバルブハウジングとにて形成されるポン
プ室、10はバルブハウジング、11は吐出口11aを
有する集気体、12は各ダイヤフラム部(各ポンプ室)
上に設けられた吐出弁、13は図6に示すように、ダイ
ヤフラム本体8の両ダイヤフラム部の間に設けられ、吸
入口7bを塞ぐ弁部13aと開口13bを有する吸入弁
ある。この吸入弁13は弁部13aにより吸入口7bを
塞ぐと共にこの弁部13aが開くと開口13bを通って
流体が流れる構成になっている。
イヤフラム本体8の吸入口7bの位置には吸入弁13が
形成されている。図5では説明の都合で、吸入弁13等
が二つのダイヤフラム部8aの中心線上に位置するよう
に描いてあるが、実際には吸入弁13は、図6に示す位
置に設けられている。即ち、ダイヤフラム本体8の二つ
のダイヤフラム部8aの間で、これらダイヤフラム部8
aの中心を結ぶ線に対し、図において上下にずれた位置
に吸入弁(リーフ弁)13が二つ設けられている。同様
に、図5に記載されているバルブハウジング10に形成
されている流路10cも図示する位置ではなく、例えば
図6の上側の吸入弁13から右側のダイヤフラム部8a
へ、また下側の吸入弁13から左側のダイヤフラム部8
aへ接続するように形成されている。勿論、前述とは逆
に図6において上側の吸入弁から左側のダイヤフラム部
へ、そして下側の吸入弁から右側のダイヤフラム部に接
続するようにバルブハウジング10に溝(流路)10c
を形成してもよい。
1の駆動による出力軸2の回転によって、クランク台3
が回転する。このクランク台3の回転にともない、駆動
軸4がそのクランク台3への取り付け部分が出力軸2の
まわりに回転し、傾斜方向が変化する。この駆動軸4の
傾斜方向の変化により、これに回動可能に取り付けられ
ている駆動体5の傾斜方向も変化する。ここで図5に示
すように、ダイヤフラム部8aには駆動部(ピストン)
8bが一体に形成され、この駆動部8bは駆動体5に取
り付けられている。駆動体5の傾斜方向の変化にともな
い駆動体5に固定されている駆動部(ピストン)8bが
ほぼ上下方向に往復動する。駆動部8bの往復動による
ピストンの作用によって、ポンプ室9の容積が変化す
る。駆動部(ピストン)8bの下降によりポンプ室の容
積が減少すると、吐出弁12は閉じまた吸入弁13が開
き、ケース6、シリンダー7内の流体は、シリンダーの
吸入口7abより流路10cを通って、ダイヤフラム部
8aのポンプ室9内に流入する。
弁13からダイヤフラム部(ポンプ室)に通ずる流路が
形成されており、ここを通って流体がダイヤフラム部に
流入する。逆にダイヤフラム部8aの駆動部(ピスト
ン)8bが上昇すると、ポンプ室9の容積が減少し、ポ
ンプ室内の圧力が上昇する。ポンプ室内の圧力の上昇に
より、吸入弁は閉じ、吐出弁は開かれ、集気体11内を
通って吐出口11aより流体は外部に供給される。
よりシリンダー部7の空間内に流入した流体は、前記の
ように吸入弁13、流路10c、ポンプ室9、吐出弁1
2、集気体11を通って吐出口11aより外部に供給さ
れる。
してアンブレラー弁が用いられている。そのためポンプ
駆動時に吐出弁12の開閉が連続して行なわれるが、こ
の弁開閉の際、騒音が発生する欠点がある。
る騒音の発生を少なくしたダイヤフラムポンプを提供す
るものである。
ンプは、少なくとも一つのダイヤフラム部を有するダイ
ヤフラム本体と、ダイヤフラム本体に形成された吸入弁
と、ダイヤフラム本体上に配置され吸入弁とダイヤフラ
ム部とを結ぶ溝と各ダイヤフラム部に対応する位置に夫
々形成された通気孔とを有するバルブハウジングと、前
記バルブハウジングの各通気孔位置に配置された吐出弁
と、前記吐出弁の振動を抑制するための振動防止部材を
有する集気体とを有し、前記各ダイヤフラム部に設けら
れた駆動部を往復動させることにより、流体を吸入弁を
用いてダイヤフラム部へ流入させ更に吐出弁を開いて外
部へ供するようにしたものである。
体に振動防止部材を設けてあり、これにより吐出弁の振
動を抑制し、その結果、吐出弁の振動による騒音の発生
が極めて少なくなるようにしている。
実施の形態に示すように、集気体より吐出弁側に伸びる
もので、その先端部が吐出弁のバルブハウジング側に近
接しあるいは吐出弁を押圧することにより吐出弁の振動
を抑制するものである。
プの実施の形態について説明する。
もので、図において、1はモータ、2はモータ1の出力
軸、3はクランク台、4は駆動軸、5は駆動体、6はケ
ース、7はシリンダー部、8はダイヤフラム部8aおよ
びこれと一体に形成された駆動部(ピストン)8bを複
数備えたダイヤフラム本体、9はポンプ室、10はバル
ブハウジング、11は集気体で、これらは後に詳細に述
べるように集気体の構成が異なるが、他は図5に示すダ
イヤフラムポンプと実質上同じである。
に示す従来のポンプにおいて述べたと同様である。
集気体の形状、構造が異なっている。つまり、集気体は
図1に示すように振動防止部材(騒音発生防止部材)1
1bを有することを特徴とする。
けられ吐出弁12に対してバルブハウジング10とは反
対側よりこの吐出弁を軽く抑えるか僅かに接する程度の
長さに設定されている。
弁の開閉運動の時に通気孔以外の部分にて押えることに
より、弁の振動を防止することができ、したがって、騒
音を極めて小さくすることができ、騒音の発生をほぼ完
全に抑えることも可能である。
2の実施の形態を示す図である。
14が図1に示す第1の実施の形態の吐出弁12と相違
する。すなわち、第1の実施の形態のポンプが、吐出弁
として、取り付け部12aをバルブハウジング10の取
り付け孔10bに圧入して固定している。これに対し、
第2の実施の形態のポンプは、吐出弁14を弁取り付け
用凹部14aが形成された形状とし、これをバルブハウ
ジング10の凸部10dに嵌合させて取り付けるもので
ある。
11に設けられた振動防止部材11bを有し、これによ
り弁開閉作用による弁の振動を抑制することができ、し
たがって騒音の発生を防止し得る。
材11bがバルブ押えの役割ももっている。したがっ
て、この弁振動防止部材11bは、弁を直接押える必要
がある。これにより、吐出弁が単に弁をその凹部をバル
ブハウジングの凸部に嵌合させるのみで、吐出弁を確実
に保持することが可能になる。
ヤフラムポンプを示す。
弁14が第2の実施の形態の吐出弁と同様に弁取り付け
用凹部14aを有し、これをバルブハウジングの凸部1
0dに嵌合させる構成である。
ラムポンプは、吐出弁がバルブハウジング10の通気孔
10aが位置する箇所以外の部分にリブ14bを有する
形状である点で第2の実施の形態のポンプで用いられて
いる吐出弁と相違する。そして、集気体11に形成され
ている振動防止部材(バルブ押え)11bにより、リブ
14bを押えることにより、吐出弁14が抜けることが
ないようにしている。
bを集気体11のバルブ押え11bにて押えることによ
り、吐出弁14の弁開閉時の振動を抑えることができ
る。それにより、ポンプ作動時の吐出弁の開閉による騒
音の発生を減少させることが可能になる。
態は、孔7aをシリンダー部7に形成してあるが、ケー
ス6に設けてもよい。また、図2に示す第2の実施の形
態及び図3に示す第3の実施の形態は、いずれも吐出弁
14が凹部14aを有し、バルブハウジング10が凸部
10dを有し、この凸部10dに吐出弁の凹部14aを
嵌合することによって、バルブハウジング10に吐出弁
14を配置するようにしている。しかし、吐出弁に凸部
を、バルブハウジングに凹部を形成し、バルブハウジン
グの凹部に吐出弁の凸部を嵌合させてバルブハウジング
に吐出弁を配置するようにしてもよい。更に、第1、
2、3の実施の形態のダイヤフラムポンプは、ポンプ作
用を行なう駆動機構が、クランク台3に駆動軸4を固定
し、この駆動軸4に駆動体5を回動し得るように取り付
けることにより、駆動体5がその傾斜方向を連続して変
化させるようにしている。しかしクランク台3に回転軸
2に対し傾斜させた孔を形成し、これに駆動軸4を回動
可能に取り付けるようにし、一方駆動軸4に駆動体5を
固定することによって、駆動体5に同様の運動を行なわ
せることが可能である。
に振動防止部材を設けることにより吐出弁の振動を少な
くし、それにより騒音の発生を抑制し、静かなポンプを
形成し得る。
ラムポンプの集気体を下方より見た図
ム本体の平面図
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一つのダイヤフラム部を有
するダイヤフラム本体と、ダイヤフラム本体に形成され
た吸入弁と、ダイヤフラム本体上に配置され吸入弁とダ
イヤフラム部とを結ぶ溝と各ダイヤフラム部に対応する
位置に夫々形成された通気孔とを有するバルブハウジン
グと、前記バルブハウジングの各通気孔位置に配置され
た吐出弁と、前記吐出弁の振動を抑制するための振動防
止部材を有する集気体とを有し、前記各ダイヤフラム部
に設けられた駆動部を往復動させることにより、流体を
吸入弁を用いてダイヤフラム部へ流入させ更に吐出弁を
開いて外部へ供するようにしたダイヤフラムポンプ。 - 【請求項2】 前記バルブハウジングが凸部または凹
部を有し、前記吐出弁が凹部または凸部を有し、前記バ
ルブハウジングの凸部または凹部に前記吐出弁の凹部ま
たは凸部を嵌合させて吐出弁をバルブハウジングに配置
した上で前記振動防止部材にて前記吐出弁を押圧するこ
とにより、吐出弁の振動を抑制すると共に吐出弁を保持
するようにした請求項1のダイヤフラムポンプ。 - 【請求項3】 前記吐出弁の前記バルブハウジングと
反対側の面にリブを設けたことを特徴とする請求項1ま
たは2のダイヤフラムポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155530A JP2003343445A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | ダイヤフラムポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155530A JP2003343445A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | ダイヤフラムポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003343445A true JP2003343445A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29772033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002155530A Pending JP2003343445A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | ダイヤフラムポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003343445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006077685A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Siv:Kk | 流体ポンプ |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002155530A patent/JP2003343445A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006077685A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Siv:Kk | 流体ポンプ |
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