JP2003341633A - ロータリー式自動包装機 - Google Patents

ロータリー式自動包装機

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JP2003341633A
JP2003341633A JP2002155305A JP2002155305A JP2003341633A JP 2003341633 A JP2003341633 A JP 2003341633A JP 2002155305 A JP2002155305 A JP 2002155305A JP 2002155305 A JP2002155305 A JP 2002155305A JP 2003341633 A JP2003341633 A JP 2003341633A
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cam
rotating body
chute
shaft
bag
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JP2002155305A
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Shoichi Okawa
正一 大川
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Sanko Machinery Co Ltd
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Sanko Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装形態の寸法変更に対応でき、自動包装機
としての組立作業の容易化、部品コストの低減、メイン
テナンス作業の容易化を図ることのできるロータリー式
自動包装機を提供する 【解決手段】 一対のシールバー72,73を作動する
第一ローラ74を案内する第一カム76と、充填物用の
シュート10を上下動する第二ローラ79を案内する第
二カム201と、シュート10を取付けたシャフト78
を上下動する第三ローラ203を案内する第三カム20
5のうち、少なくとも一つを分割、及び、組み付け調整
可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺な包装フィル
ムを長手方向に沿って二つ折りし、その折り目を下側に
位置させて略水平方向に向けて包装フィルムを送り出す
包装フィルム送出手段と、二つ折りされた前記包装フィ
ルムに対して前記折り目と略直交するように包装フィル
ムに一定間隔をあけて縦シール部を形成して袋部とする
袋形成手段と、各袋部に充填物を一定量ずつ充填するた
めに隣り合う前記袋形成手段の間に位置する充填手段と
が外周まわりに沿って一定間隔をあけて複数設けられた
回転体と、各袋部の上側開口を横シール部とするシール
手段とを備え、各袋部一つずつを単位とする個装体を連
続して生産するいわゆるロータリー式(横流し式)自動
包装機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開2001−122
208号公報に記載されているようなロータリー式自動
包装機がある。この種のロータリー式自動包装機では、
回転体の直径方向に沿って並設される袋形成手段の一部
としての一対のシールバーを備えている。そして、回転
体の直径方向外側に位置する外シールバーの下端部は直
径方向内側に位置する内シールバーの下端部に前記直径
方向を含む平面に沿って回動可能に軸支され、内シール
バーは回転体に起立状態で固定されている。
【0003】外シールバーには略水平状態にあるとき軸
心が略鉛直方向を向く第一ローラが取り付けられ、回転
体の回転に連動して外シールバーを略水平状態と起立状
態との間で変位させるように第一ローラを案内するカム
溝が形成された第一カムが、回転体の外周回りに設けら
れている。
【0004】充填手段は袋部の上側開口から袋部内に挿
入されるシュート部を備え、このシュート部は回転体の
上下方向に延びるシャフトに固定されている。そして、
このシャフトの長手方向中間部位には、このシャフトの
長手方向と直交する方向に軸心を向けた第二ローラが取
り付けられている。
【0005】さらに、一対のシールバーとこれらと隣り
合う他の一対のシールバーとの間で挟持された袋部が所
定位置にあるときに、シュートが最下点に位置するよう
に回転体の回転に連動してシュートを上下変位させるた
めに第二ローラを案内するカム溝が形成された第二カム
が回転体の外周回りに設けられている。
【0006】シュートが取り付けられているシャフトの
下端部には、シャフトの長手方向と直交する方向に延び
るアームが取り付けられ、シャフトの軸心から偏心させ
て第三ローラがアームに取り付けられている。そして、
シュートが最下点に位置するときに、シュートの下端開
口部が袋部の上側開口に挿入可能なように回転体の回転
に連動してシャフトを軸回りに回動させるためのカム溝
が形成された第三カムが、回転体の外周周りに設けられ
ている。
【0007】この種のロータリー式自動包装機によれ
ば、上述した袋形成手段と充填手段とが複数設けられた
回転体を回転させながら包装作業を行うので、包装フィ
ルムを上から下方へ流しつつ充填包装するいわゆる縦型
自動包装機と比べて個装体の生産能力が格段に高いとい
う利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成のロータリー式自動包装機では、各ローラを案内す
るカム溝が形成されたカム(回転体の外周回りに設けら
れる輪状枠)が一体物とされているため、包装形態の寸
法変更には対応できない(特定の一つの包装形態の個装
体しか生産できない)という不具合、包装機組立が面倒
であるという不具合、部品コストが高額であるという不
具合もあった。また、ローラが摺接する箇所の磨耗や修
理のためにカムを着脱する際に、重量が重いこととも相
俟って作業が面倒であるという不具合があった。
【0009】本発明は、上記の事情を考え合わせて創作
されたもので、包装形態の寸法変更に対応でき、自動包
装機としての組立作業の容易化、部品コストの低減、メ
インテナンス作業の容易化を図ることのできるロータリ
ー式自動包装機を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロータリー
式自動包装機は上記の技術的課題を解決するため、長尺
な包装フィルムを長手方向に沿って二つ折りし、その折
り目を下側に位置させて略水平方向に向けて包装フィル
ムを送り出す包装フィルム送出手段と、二つ折りされた
前記包装フィルムに対して前記折り目と略直交するよう
に一定間隔をあけて縦シール部を形成して袋部とする袋
形成手段と、各袋部に充填物を一定量ずつ充填するため
に隣り合う前記袋形成手段の間に位置する充填手段とが
外周まわりに沿って一定間隔をあけて複数設けられた回
転体と、各袋部の上側開口を横シール部とする横シール
手段とを備えたロータリー式自動包装機であって、前記
袋形成手段は前記回転体の直径方向に沿って並設される
一対のシールバーを備え、前記回転体の直径方向外側に
位置する外シールバーの下端部は前記直径方向内側に位
置する内シールバーの下端部に前記直径方向を含む平面
に沿って回動可能に軸支され、前記内シールバーは前記
回転体に起立状態で固定され、前記外シールバーには略
水平状態にあるとき軸心が略鉛直方向を向く第一ローラ
が取り付けられ、前記回転体の回転に連動して前記外シ
ールバーを略水平状態と起立状態との間で変位させるよ
うに前記第一ローラを案内するカム案内摺接面が形成さ
れた第一カムが前記回転体の外周回りに設けられ、前記
充填手段は前記袋部の上側開口から前記袋部内に挿入さ
れるシュート部を備え、このシュート部は前記回転体の
上下方向に延びるシャフトに固定され、このシャフトの
長手方向中間部位には、このシャフトの長手方向と直交
する方向に軸心を向けた第二ローラが取り付けられ、前
記一対のシールバーとこれらと隣り合う他の一対のシー
ルバーとの間で挟持された前記袋部が所定位置にあると
きに、前記シュートが最下点に位置するように前記回転
体の回転に連動して前記シュートを上下変位させるため
に前記第二ローラを案内するカム案内摺接面が形成され
た第二カムが前記回転体の外周回りに設けられ、前記シ
ュートが取り付けられている前記シャフトの下端部に前
記シャフトの長手方向と直交する方向に延びるアームを
取り付け、前記シャフトの軸心から偏心させて第三ロー
ラを前記アームに取り付け、前記シュートが最下点に位
置するときに前記シュートの下端開口部が前記袋部の上
側開口に挿入可能なように前記回転体の回転に連動して
前記前記シャフトを軸回りに回動させるためのカム溝が
形成された第三カムが前記回転体の外周周りに設けられ
ているロータリー式自動包装機において、前記第一カム
と前記第二カムと前記第三カムのうちの少なくとも一つ
を分割可能とし、かつ組み付け調整可能としたことを特
徴としている(請求項1)。
【0011】また、請求項1に係るロータリー式自動包
装機において、前記第二カムを前記シュートのシャフト
よりも外周側に設けたことを特徴としている(請求項
2)。
【0012】請求項1に係るロータリー式自動包装機に
よれば、第一カム、第二カム、第三カムのうちの少なく
とも一つが分割可能とされているので、その分割可能な
カムについては回転体への着脱を容易に行うことができ
る。また、組み付け調整可能とされているので、包装フ
ィルム自体の寸法、シール幅等の包装形態の寸法変更に
容易に対応することができる。
【0013】請求項2に係るロータリー式自動包装機に
よれば、第二カムがシュートのシャフトよりも外周側に
設けられているので、第二カムの着脱は従来に比べ一層
容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るロータリー
式自動包装機の実施の形態を図面と共に説明する。図1
は、本発明を実施したロータリー式自動包装機の概略の
構成を説明した側面図である。図2は、同ロータリー式
自動包装機の要部を説明した部分断面図である。図1中
符号1はロータリー式自動包装機を示している。
【0015】図1において、符号2及び3は、フィルム
状の包材2F、3Fをロール状に巻き取ってある原反
で、左側の原反2は使用中のもので、右側の原反3は予
備のものである。
【0015】原反2及び3の上部には、使用中の原反2
の包材2Fが無くなりかけたときにその終端片に予備の
原反の包材3Fの始端片をつなぎ合わせるための自動つ
なぎ装置4が機体6の側面に設けられている。
【0017】自動つなぎ装置4を通過した包材2F(あ
るいは3F)は上方に引き上げられ、水平方向に配置さ
れている包装フィルム送出手段としての製袋シュート5
へ導かれる。製袋シュート5は、図3に示すように包材
2F等を長手方向に沿って折り目51を下側にして二つ
折りし、その折り目51を略水平方向に向けて送り出
す。
【0018】機体6の上部には、充填材料を貯留するホ
ッパー7が設置されている。ホッパー7の下部には、ホ
ッパー7から供給される充填材料を定量容器9に供給す
る平面視円盤形状の定量供給装置8が水平回転可能に軸
支されている。定量供給装置8の下方の機体6内部の構
造については後述する。
【0019】定量容器9の下部には、図4に示すように
製袋シュート5によって包材2Fの下側に形成された折
り目51と略直交するように包材2Fに一定間隔Dをあ
けて縦シール部52を形成して袋部53とする袋形成手
段71が回転体81(詳細は後述する)の円周に沿って
複数設けられている。
【0020】そして、連続した袋部53のそれぞれに充
填材料を充填する充填部としての充填シュート10が定
量容器9の下部に上下動可能に配設されている。なお、
袋形成手段71とともに、充填シュート10は回転体8
1の円周に沿って同複数設けられるものである。
【0021】符号61は連続した袋部53の上部開口5
4をシールするシール手段としての横シール装置で、シ
ールローラ62とシールローラ62を水平回転させる駆
動モータ63とから大略構成されている。この横シール
装置61によって横シール(64)されたのち、図5に
示すような連続体101(袋部が連なり充填材料Cが充
填された個装体65の連続体)が得られる。
【0022】なお、横シール装置61の下流側に各個装
体65の横シール部64に開封用のノッチ(切り欠き)
を形成するためのカッターを設ける場合もある。また、
ロータリー式自動包装機1から排出された連続体71
は、段ボール箱などに畳んだ状態で一旦保管される場合
もある。
【0023】図2は、定量供給装置8の下方の機体6内
部の構造を示している。図中符号91は、図示省略の駆
動モータのドライブシャフトである。ドライブシャフト
91の上端部には定量供給装置8の基底円盤8Aが固定
されている。
【0024】回転体81は筒状のケーシングであり、上
蓋82にはドライブシャフト91が回動可能に軸支され
る軸受83が取り付けられている。上蓋82の裏面側の
内周面には内歯車(図示省略)が取り付けられている。
そして、回転体81を回転駆動させる駆動軸(図示省
略)に取り付けられた平歯車(ピニオン)がこの内歯車
と噛み合うような駆動伝達機構が設けられている。回転
体81はドライブシャフト91の駆動伝達により、ドラ
イブシャフト91の軸心から偏心した軸心周りに回転す
る。
【0025】回転体81の上部(上蓋82の下部)に
は、円盤84が取り付けられている。円盤84の上面周
縁部には、複数の袋形成手段71が一定間隔をあけて配
設されている。袋形成手段71は、回転体81ならびに
円盤84の直径方向に沿って並設される一対のシールバ
ーを備えている。すなわち、回転体81の直径方向外側
に位置する外シールバー72と回転体81の直径方向内
側に位置する内シールバー73とである。
【0026】外シールバー72の下端部は内シールバー
73の下端部に回転体81の直径方向を含む平面に沿っ
て回動可能に軸支されている。そして、内シールバー7
3は回転体81の円盤84に起立状態で固定されてい
る。
【0027】外シールバー72には、自身が略水平状態
にあるとき軸心が略鉛直方向を向いてカム本体が軸より
も下に位置する第一ローラ74が取り付けられている。
【0028】そして、回転体81の回転に連動して外シ
ールバー72を略水平状態と起立状態との間で変位させ
るように第一ローラ74を案内するカム案内摺接面75
が形成された第一カム76が回転体81の外周回りに設
けられている。この第一カム76については後述する。
【0029】円盤84には、外シールバー72、内シー
ルバー73よりも直径方向内側に外シールバー72(内
シールバー73)と同数の挿通孔77が形成されてい
る。挿通孔77には、充填手段の一部をなすシュート部
10が取り付けられたシャフト78が摺接可能に挿通さ
れている。
【0030】上端部に充填シュート10が取り付けられ
たシャフト78の長手方向中間部位には、シャフト78
の長手方向と直交する方向に軸心を向けた第二ローラ7
9が取り付けられている。そして、一対の外シールバー
72、内シールバー73とこれらと隣り合う他の一対の
シールバーとの間で挟持された袋部53が所定位置(定
量容器9と充填シュート10とが対向する位置)にある
ときに、充填シュート10が最下点に位置するように、
回転体81の回転に連動して充填シュート10を上下変
位させるために第二ローラ79を案内するカム案内摺接
面80が形成された第二カム201が回転体81の外周
回りに設けられている。
【0031】シャフト78の下端部にはシャフト78の
長手方向と直交する方向に延びるアーム202が取り付
けられている。アーム202には、シャフト78の軸心
から偏心させて第三ローラ203が取り付けられてい
る。
【0032】そして、充填シュート10が最下点に位置
するときに充填シュート10の下端開口部10Aが袋部
53の上側開口54に挿入可能なように回転体81の回
転に連動してシャフト78を軸回りに回動させるための
カム溝204が形成された第三カム205が回転体81
の外周回りに設けられている。
【0033】第一カム76は、図6(A)の側面図に示
すように、平面視円環形状とされ、分割線301を境に
して分割可能となっている。第一カム76は、図6
(B)中V−V断面図を示す図7(A)と、W−W断面
図を示す図7(B)に示すように、全周にわたって第一
ローラ74が軸心を鉛直方向と水平方向との間で変位す
るような溝302と、カム案内摺接面75を備えてい
る。
【0034】第一カム76の分割線301における接合
構造は、図8の各図に示すようになっている。即ち、図
8(A)は図6(B)中X視側面図、(B)は(A)の
分解平面図、(C)は図6(B)中Y視側面図、(D)
は(C)の分解平面図であって、一方の分割体76Aの
接合端縁の壁部76B、76Cには切り欠き76D、7
6Eが形成され、これらの切り欠き76D、76Eに嵌
入する嵌入片76F,76Gが他方の分割体76Hに形
成されている。
【0035】そして、切り欠き76Dに嵌入片76Fが
嵌入され、切り欠き76Eに嵌入片76Gが嵌入される
ようになっている。また、嵌入片76F、76Gにはネ
ジ孔W1が形成され、分割体76Aの壁部76B、76
Cには、ネジ孔W2が形成されている。
【0036】分割体76Aと76Hとの接合(組み付
け)は、ネジ孔W1とW2とを一致させてボルト締めに
よって行われる。
【0037】第二カム201は、図9に示すように、平
面視円環形状とされている。そして、その上面は第二ロ
ーラ79が摺接するカム案内摺接面80となっており
(溝は備えていない)、二つの分割体201Aと分割体
201Bとに分割可能となっている。
【0038】第二カム201の接合構造は、図9、図1
0に示すようになっている。すなわち、一方の分割体2
01Aの接合端縁の壁部201Cには切り欠き201D
が形成され、切り欠き201Dに嵌入する嵌入片201
Eが他方の分割体201Bに形成されている。
【0039】そして、切り欠き201Dに嵌入片201
Eが嵌入されるようになっている。また、嵌入片201
Eには上下方向に延びる3つのネジ孔W3・・・が形成
され、分割体201Aの壁部201Cには、横方向に延
びる長孔W4が形成されている。
【0040】分割体201Aと201Bとの接合(組み
付け)は、ネジ孔W3・・・と長孔W4とを適宜上下及
び横方向に調整させて、ボルトWT・・・で締めること
によって行われる。図10において符号Pは機体6側に
固定されている基板で、この基板Pに分割体201Bを
ボルトBによって固定することにより第二カム201の
機体6への据付がより強固なものとなる。
【0041】なお、第二カム201は、充填シュート1
0のシャフト78よりも外周側に設けることにより、上
記構成のように分割できる第二カム201の取り付け、
取り外し及び高さ調整が一層容易なものとなる。また、
第三カム205についての接合分割構造は、上記の第
一、第二カム76,201と同様の構成でよいので、本
実施の形態ではその記述を省略する。
【0042】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係るロータ
リー式自動包装機によれば、第一カム、第二カム、第三
カムのうちの少なくとも一つが分割可能とされているの
で、その分割可能なカムについては回転体への着脱を容
易に行うことができる。また、組み付け調整可能とされ
ているので、包装フィルム自体の寸法、シール幅等の包
装形態の寸法変更に対応することができるという優れた
効果を奏する。
【0043】さらに、第二カムがシュートのシャフトよ
りも外周側に設けられているので、第二カムの着脱は従
来に比べ一層容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリー式自動包装機の概略を
示す側面図である。
【図2】本発明に係るロータリー式自動包装機の要部を
示す一部断面図である。
【図3】包材を長手方向に沿って折り目を下側にして二
つ折りした状態を示す説明図である。
【図4】製袋シュート5によって包材の下側に形成され
た折り目と略直交するように包材に一定間隔をあけて縦
シール部を形成した状態を示す説明図である。
【図5】連続体を示す説明図である。
【図6】第一カムを示す(A)側面図、(B)平面図で
ある。
【図7】第一ローラの変位を示すもので、(A)軸心を
鉛直方向にした側断面図(図6(B)中V−V断面
図)、(B)同水平方向にした側断面図(図6(B)中
W−W断面図)である。
【図8】第一カムの分割接合構造を示すもので、(A)
は図6(B)中X矢視側面図、(B)は(A)の平面
図、(C)は図6(B)中Y矢視側面図、(D)は
(C)の平面図である。
【図9】第二カムを示す平面図である。
【図10】第二カムの分割接合構造を拡大して示した側
面図である。
【符号の説明】
1 ロータリー式自動包装機 2F,3F 包装フィルム 5 包装フィルム送出手段 71 袋形成手段 53 袋部 10 充填手段(充填シュート) 81 回転体 54 上側開口 61 横シール装置 72 外シールバー 73 内シールバー 74 第一ローラ 75 カム案内摺接面 76 第一カム 78 シャフト 79 第二ローラ 80 カム案内摺接面 201 第二カム 202 アーム 203 第三ローラ 204 カム溝 205 第三カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 AB08 CB09 DB01 DD03 DF02 FA01 FB01 FB08 FC02 3E055 AA03 BB01 BB08 CA01 CA06 CB01 CB05 DA03 EA02 FA01 3E056 AA05 BA03 CA01 DA05 EA09 FD04 HA05 3E094 AA12 CA07 CA15 DA08 EA04 HA11 HA15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な包装フィルムを長手方向に沿って
    二つ折りし、その折り目を下側に位置させて略水平方向
    に向けて包装フィルムを送り出す包装フィルム送出手段
    と、 二つ折りされた前記包装フィルムに対して前記折り目と
    略直交するように一定間隔をあけて縦シール部を形成し
    て袋部とする袋形成手段と、各袋部に充填物を一定量ず
    つ充填するために隣り合う前記袋形成手段の間に位置す
    る充填手段とが外周まわりに沿って一定間隔をあけて複
    数設けられた回転体と、 各袋部の上側開口を横シールする横シール手段とを備え
    たロータリー式自動包装機であって、 前記袋形成手段は前記回転体の直径方向に沿って並設さ
    れる一対のシールバーを備え、前記回転体の直径方向外
    側に位置する外シールバーの下端部は前記直径方向内側
    に位置する内シールバーの下端部に前記直径方向を含む
    平面に沿って回動可能に軸支され、前記内シールバーは
    前記回転体に起立状態で固定され、前記外シールバーに
    は略水平状態にあるとき軸心が略鉛直方向を向く第一ロ
    ーラが取り付けられ、前記回転体の回転に連動して前記
    外シールバーを略水平状態と起立状態との間で変位させ
    るように前記第一ローラを案内するカム案内摺接面が形
    成された第一カムが前記回転体の外周回りに設けられ、 前記充填手段は前記袋部の上側開口から前記袋部内に挿
    入されるシュート部を備え、このシュート部は前記回転
    体の上下方向に延びるシャフトに固定され、このシャフ
    トの長手方向中間部位には、このシャフトの長手方向と
    直交する方向に軸心を向けた第二ローラが取り付けら
    れ、前記一対のシールバーとこれらと隣り合う他の一対
    のシールバーとの間で挟持された前記袋部が所定位置に
    あるときに、前記シュートが最下点に位置するように前
    記回転体の回転に連動して前記シュートを上下変位させ
    るために前記第二ローラを案内するカム案内摺接面が形
    成された第二カムが前記回転体の外周回りに設けられ、 前記シュートが取り付けられている前記シャフトの下端
    部に前記シャフトの長手方向と直交する方向に延びるア
    ームを取り付け、前記シャフトの軸心から偏心させて第
    三ローラを前記アームに取り付け、前記シュートが最下
    点に位置するときに前記シュートの下端開口部が前記袋
    部の上側開口に挿入可能なように前記回転体の回転に連
    動して前記前記シャフトを軸回りに回動させるためのカ
    ム溝が形成された第三カムが前記回転体の外周回りに設
    けられているロータリー式自動包装機において、 前記第一カムと前記第二カムと前記第三カムのうちの少
    なくとも一つを分割可能とし、かつ組み付け調整可能と
    したことを特徴とするロータリー式自動包装機。
  2. 【請求項2】 前記第二カムを前記シュートのシャフト
    よりも外周側に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ロータリー式自動包装機。
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