JP2003339500A - 保温性を向上させた掛布団 - Google Patents
保温性を向上させた掛布団Info
- Publication number
- JP2003339500A JP2003339500A JP2002149780A JP2002149780A JP2003339500A JP 2003339500 A JP2003339500 A JP 2003339500A JP 2002149780 A JP2002149780 A JP 2002149780A JP 2002149780 A JP2002149780 A JP 2002149780A JP 2003339500 A JP2003339500 A JP 2003339500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comforter
- compartment
- quilt
- compartments
- wide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Abstract
の体裁及び使用感を維持し、襟元部及び足元部において
掛布団が身体とフィットして隙間が生じず、また掛布団
の襟元部及び足元部の双方において、端部の羽毛等の充
填材が内方側に片寄ることにより端部の充填量が減少す
るのを防止することによって、保温性を向上させた掛布
団の提供を目的とするものである。 【解決手段】 本発明に係る保温性を向上させた掛布団
Aは、仕切線3a、3b、3c、3d、4a、4bと表
地1及び裏地2とで囲まれる複数の区画室10、11、
12を有し、該区画室に充填材を充填してなる掛布団に
おいて、掛布団の襟元部N及び足元部Lの中央部に、掛
布団の幅の2分の1以上の幅を有する広幅区画室11
a、11eを形成し、広幅区画室内において、複数の充
填材入り袋体13a、14a、15a、13e、14
e、15eを掛布団の周縁側に沿って取着したものであ
る。
Description
に襟元部、又は、襟元部及び足元部の双方の保温性を向
上させた掛布団に関する。
に羽毛が充填された掛布団においては、図12に示すよ
うに、その縦横に複数のキルティング101を平行に施
すことによって区画室102が形成され、各区画室10
2に羽毛を充填することにより、充填された羽毛が片寄
らないように構成したものが知られている。
ような掛布団は、これを使用したときには、図13に示
すように襟元部103の中央部が盛り上がり、図14に
示すように隣接する区画室102の境界に形成されるく
びれ部101が身体の肩部に位置することとなり、掛布
団の襟元部103と身体の両肩部との間に隙間が生じ
て、襟元部103の保温性が低下するという欠点があ
る。
る際に、布団の襟元をつかんで行うことが多く、また掛
布団の使用中においても布団を引っ張り上げる際には布
団の襟元をつかんで行うことが多い。そして、このよう
に襟元を引っ張った場合には区画室内の羽毛が内方側に
片寄って襟元部の羽毛が減少してしまうので、襟元部で
は布団のふっくら感がなくなり保温性が低下するといっ
た欠点が生じる。
の羽毛等が充填された掛布団の体裁及び使用感を維持す
ると共に、襟元部、又は、襟元部及び足元部の双方にお
いて掛布団が身体とフィットして隙間が生じず、また掛
布団の襟元部、又は、襟元部及び足元部の双方におい
て、端部の羽毛等の充填材が内方側に片寄ることにより
端部の充填量が減少するのを防止することによって、保
温性を向上させた掛布団を開発した。
上させた掛布団は、仕切線と表地及び裏地とで囲まれる
複数の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなる
シングルの掛布団において、該掛布団の襟元部の中央部
に掛布団の幅の2分の1以上の幅を有する広幅区画室を
形成したことを特徴とするものである。
の区画室の幅が広くなって隣接する区画室との境界が身
体の肩部に位置せず、この境界が身体の腕部より外方に
位置するため、身体へのフィット性が向上し、かつ、身
体と掛布団との間に隙間が生じなくなる。
ついて、襟元部の構造を襟元部のみならず足元部にも採
用してもよい。その場合には、襟元部のみならず足元部
においても隣接する区画室との境界が掛布団の両側部に
位置することとなり、掛布団の足元部と身体の足部との
フィット性が向上する。
掛布団として、仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるダブ
ルの掛布団において、該掛布団の襟元部の中央部に掛布
団の幅の3分の1以上の幅を有する広幅区画室を2箇所
横並びに形成した場合には、襟元部の区画室の幅が広く
なって隣接する区画室との境界が身体の肩部に位置せ
ず、この境界が身体の腕部より外方に位置するため、身
体へのフィット性が向上し、かつ、身体と掛布団との間
に隙間が生じなくなる。
布団について、襟元部の構造を襟元部のみならず足元部
にも採用してもよい。その場合には、襟元部のみならず
足元部においても隣接する区画室との境界が掛布団の両
側部に位置することとなり、掛布団の足元部と身体の足
部とのフィット性が向上する。
させた掛布団における広幅区画室内において、複数の充
填材入り袋体を掛布団の周縁側に沿って取着した場合に
は、袋体により広幅区画室内における掛布団の周縁側の
充填材の充填量が補完される。また、袋体を複数にする
ことにより、掛布団の襟元部が滑らかに湾曲するので、
身体とのフィット性が向上し、襟元部と身体との間に隙
間が生じない。
付の図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図6は第1
の実施例を示し、図7〜図9は第2の実施例を示し、図
10及び図11は第3の実施例を示す。
掛布団を模式的に表した概略平面図であり、図2は本実
施例における掛布団の使用状態を模式的に表した概略斜
視図であり、図3は仕切線の内部構造を示す部分断面斜
視図であり、図4は図1におけるa−a、b−b、c−
c、d−d、e−eにおける掛布団の端面図であり、図
5は本実施例における掛布団の使用状態の斜視図であ
り、図6は本実施例における掛布団の襟元側から見た使
用状態の概略図である。
グルの掛布団を示し、それぞれ矩形の表地1と裏地2と
の周囲が縫着されて布団の側地が構成され、また、幅方
向に4本の仕切線3a、3b、3c、3d(総称する場
合は「仕切線3」とする。)が平行に配され、襟元から
足元にかけて2本の仕切線4a、4b(総称する場合は
「仕切線4」とする。)が配されている。
ように表地1と裏地2との間に細幅の襠布5を介在さ
せ、その両端部5a、5bをそれぞれ表地1及び裏地2
に縫着することにより形成される。そして、掛布団の内
部に表地1と裏地2と仕切線3、4とで区画された複数
の区画室が形成される。図において、10a、10b、
10c、10d、10e(総称する場合は「区画室1
0」とする。)、11a、11b、11c、11d、1
1e(総称する場合は「区画室11」とする。)、12
a、12b、12c、12d、12e(総称する場合は
「区画室12」とする。)は各区画室を表し、これらの
区画室10、11、12に羽毛などの充填材が充填され
て掛布団Aが完成する。
に、掛布団Aの両端部、すなわち襟元部Nと足元部Lと
においてその間隔を広くとり、中央に向かうにしたがっ
てその間隔を狭くして全体的に鼓型をなすように配され
ている。この襟元部Nと足元部Lとにおける仕切線4
a、4bの間隔は、掛布団Aの幅の2分の1以上の幅を
有しており、この仕切線4a、4bにより、襟元部Nに
おいて広幅区画室11aが形成され、また、足元部Lに
おいても広幅区画室11eが形成される。
えば羽毛などが充填された3個の袋体13a、14a、
15aが収容されている。これらの袋体13a、14
a、15aは、広幅区画室11a内での移動が規制され
るように、広幅区画室11aにおける掛布団Aの周縁側
に沿って取着されている。また、前記の広幅区画室11
eにも、充填材、例えば羽毛などが充填された3個の袋
体13e、14e、15eが収容されている。これらの
袋体13e、14e、15eも、広幅区画室11e内で
の移動が規制されるように、広幅区画室11eにおける
掛布団Aの周縁側に沿って取着されている。
示すように、襟元部Nの区画室11aの幅が身体の肩幅
より広くなり、区画室11aと、これに隣接する区画室
10a及び区画室12aとの各境界16a、17aが身
体の腕部より外方に位置するため、身体へのフィット性
が向上し、かつ、身体と掛布団Aとの間に隙間が生ずる
ことがないので、襟元部Nにおける保温性が向上する。
また、足元部Lの区画室11eの幅が広くなり、区画室
11eと、これに隣接する区画室10e及び区画室12
eの境界16e、17eが掛布団Aの両側部に位置する
ため、掛布団Aの足元部Lと身体の足部とのフィット性
が向上し、身体の足元に影響する隙間が生じないので足
元部Lにおける保温性が向上する。また、掛布団Aを襟
元部Nと足元部Lとを同一の構成にしているので、襟元
部Nと足元部Lとの区別なく使用できて便利である。
4a、15aを広幅区画室11a内の掛布団Aにおける
周縁側に設けたため、広幅区画室11a内の充填材がた
とえ内方側へ片寄っても、袋体13a、14a、15a
内の充填材により広幅区画室11a内における掛布団A
の周縁側の充填材の量が補完されるので、襟元部Nの保
温性が向上する。また、袋体13a、14a、15aを
複数取着することにより、襟元部Nが滑らかに湾曲する
ので、身体とのフィット性が向上し、襟元部Nと身体と
の間に隙間が生じないので、保温性がより一層向上す
る。
1の実施例において仕切線の構成を変更したものであ
る。したがって、変更部分以外は、上記第1の実施例に
おける符号と同一の符号を使用する。
表した概略平面図であり、図8は仕切線の内部構造を示
す部分断面斜視図であり、図9は図7におけるa−a、
b−b、c−c、d−d、e−eにおける掛布団の端面
図である。
矩形の表地1と裏地2との周囲が縫着されて布団の側地
が構成され、また、幅方向に4本の仕切線3a’、3
b’、3c’、3d’(総称する場合は「仕切線3’」
とする。)が平行に配され、襟元から足元にかけて2本
の仕切線4a’、4b’(総称する場合は「仕切線
4’」とする。)が配されている。
れるように表地1と裏地2とを縫着することにより形成
され、掛布団の内部に、表地1と裏地2と仕切線3’、
4’とで区画された複数の区画室が形成されるようにし
たものである。図において、10a、11a、12a、
10b、11b、12b、10c、11c、12c、1
0d、11d、12d、10e、11e、12eは各区
画室を表し、これらの区画室に羽毛などの充填材が充填
されて掛布団Aが完成する。
うに、掛布団Aの両端部、すなわち襟元部Nと足元部L
とにおいてその間隔を広くとり、中央に向かうにしたが
ってその間隔を狭くして全体的に鼓型をなすように配さ
れている。この襟元部Nと足元部Lとにおける仕切線4
a’、4b’の間隔は、掛布団Aの幅の2分の1以上の
幅を有しており、この仕切線4a’、4b’により、襟
元部Nにおいて広幅区画室11aが形成され、また、足
元部Lにおいても広幅区画室11eが形成される。
えば羽毛などが充填された3個の袋体13a、14a、
15aが収容されている。これらの袋体13a、14
a、15aは、広幅区画室11a内での移動が規制され
るように、広幅区画室11aにおける掛布団Aの周縁側
に沿って取着されている。また、前記の広幅区画室11
eにも、充填材、例えば羽毛などが充填された3個の袋
体13e、14e、15eが収容されている。これらの
袋体13e、14e、15eも、広幅区画室11e内で
の移動が規制されるように、広幅区画室11eにおける
掛布団Aの周縁側に沿って取着されている。
示すように、襟元部Nの区画室11aの幅が身体の幅よ
り広くなり、隣接する区画室10a及び12aとの境界
16a、17aが身体の腕部より外方に位置するため、
上記第1の実施例と同様に、身体へのフィット性が向上
し、かつ、身体と掛布団Aとの間に隙間が生ずることが
ないので、襟元部Nにおける保温性が向上する。また、
上記第1の実施例と同様に、足元部Lの区画室11eの
幅が広くなり、隣接する区画室10e及び12eとの境
界16e、17eが掛布団Aの両側部に位置するため、
掛布団Aの足元部Lと身体の足部とのフィット性が向上
し、身体の足元に影響する隙間が生じないので足元部L
における保温性が向上する。また、掛布団Aを襟元部N
と足元部Lとを同一の構成にしているので、襟元部Nと
足元部Lとの区別なく使用できて便利である。
4a、15aを広幅区画室11a内の掛布団Aにおける
周縁側に設けたため、上記第1の実施例と同様に、広幅
区画室11a内の充填材がたとえ内方側へ片寄っても、
袋体13a、14a、15a内の充填材により広幅区画
室11a内における掛布団Aの周縁側の充填材の量が補
完されるので、襟元部Nの保温性が向上する。また、袋
体13a、14a、15aを複数取着することにより、
上記第1の実施例と同様に、襟元部Nが滑らかに湾曲す
るので、身体とのフィット性が向上し、襟元部Nと身体
との間に隙間が生じないので、保温性がより一層向上す
る。
る掛布団を模式的に表した概略平面図であり、図11は
本実施例における掛布団の襟元側から見た使用状態の概
略図である。
ルの掛布団を示し、それぞれ矩形の表地21と裏地22
との周囲が縫着されて布団の側地が構成され、また、幅
方向に4本の仕切線23a、23b、23c、23d
(総称する場合は「仕切線23」とする。)が平行に配
され、襟元から足元にかけて3本の仕切線24a、24
b、24c(総称する場合は「仕切線24」とする。)
が配されている。
例を説明する図3に示されるように表地21と裏地22
との間に細幅の襠布を介在させ、その両端部をそれぞれ
表地21及び裏地22に縫着することにより形成され
る。そして、掛布団の内部に表地21と裏地22と仕切
線23、24とで区画した複数の区画室が形成される。
図において、30a、30b、30c、30d、30e
(総称する場合は「区画室30」とする。)、31a、
31b、31c、31d、31e(総称する場合は「区
画室31」とする。)、32a、32b、32c、32
d、32e(総称する場合は「区画室32」とす
る。)、33a、33b、33c、33d、33e(総
称する場合は「区画室33」とする。)は各区画室を表
し、これらの区画室30、31、32、33に羽毛など
の充填材が充填されて掛布団Bが完成する。
うに、掛布団Bの両端部、すなわち襟元部2Nと足元部
2Lとにおいてその間隔を広くとり、中央に向かうにし
たがってその間隔を狭くして全体的に鼓型をなすように
配され、仕切線24bは襟元部2Nから足元部2Lにか
けて掛布団Bの中央に配されている。この襟元部2Nと
足元部2Lとにおける仕切線24a、24b及び仕切線
24b、24cの各間隔は、掛布団Bの幅の3分の1以
上の幅を有しており、この仕切線24a、24b、24
cにより、襟元部2Nにおいて広幅区画室31a、32
aが形成され、また、足元部2Lにおいても広幅区画室
31e、32eが形成される。
えば羽毛などが充填された2個の袋体33a、33a’
が収容されており、広幅区画室32aには、充填材、例
えば羽毛などが充填された2個の袋体34a、34a’
が収容されている。なお、これら袋体のうち、33a、
34aはやや長めに形成されており、33a’、34
a’はやや短めに形成されている。これらの袋体33
a、33a’、34a、34a’は、広幅区画室31
a、32a内での移動が規制されるように、広幅区画室
31a、32aにおける掛布団Bの周縁側に沿って取着
されている。また、前記の広幅区画室31eにも、充填
材、例えば羽毛などが充填された2個の袋体33e、3
3e’が収容されており、前記の広幅区画室32eに
も、充填材、例えば羽毛などが充填された2個の袋体3
4e、34e’が収容されている。なお、これら袋体の
うち、33e、34eはやや長めに形成されており、3
3e’、34e’はやや短めに形成されている。これら
の袋体33e、33e’、34e、34e’も、広幅区
画室31e、32e内での移動が規制されるように、広
幅区画室31e、32eにおける掛布団Bの周縁側に沿
って取着されている。
に示すように、襟元部2Nの区画室31a、32aの幅
が身体の肩幅より広くなり、区画室31aと区画室30
a及び区画室32aと区画室33aの各境界36a、3
7aが、二人並んで仰臥したときの身体の外側の腕部よ
り外方に位置し、幅方向中央に形成される区画室31
a、32aの境界38aが二人の中間に位置することと
なるため、身体へのフィット性が向上し、かつ、身体と
掛布団Bとの間に隙間が生ずることがないので、襟元部
2Nにおける保温性が向上する。また、足元部2Lの区
画室31e、32eの幅が広くなり、区画室31eとこ
れに隣接する区画室30e及び区画室32eとこれに隣
接する区画室33eとの各境界36e、37eが掛布団
Bの両側部に位置するため、掛布団Bの足元部2Lと身
体の足部とのフィット性が向上し、身体の足元に影響す
る隙間が生じないので足元部2Lにおける保温性が向上
する。また、掛布団Bを襟元部2Nと足元部2Lとを同
一の構成にしているので、襟元部2Nと足元部2Lとの
区別なく使用できて便利である。
3a’、34a、34a’を広幅区画室31a、32a
内の掛布団Bにおける周縁側に設けたため、広幅区画室
31a、32a内の充填材がたとえ内方側へ片寄って
も、袋体33a、33a’、34a、34a’内の充填
材により広幅区画室31a、32a内における掛布団B
の周縁側の充填材の量が補完されるので、襟元部2Nの
保温性が向上する。また、袋体33a、33a’、34
a、34a’を複数取着することにより、襟元部2Nが
滑らかに湾曲するので、身体とのフィット性が向上し、
襟元部2Nと身体との間に隙間が生じないので、保温性
がより一層向上する。
を鼓型に配しているが、これに限られるものではなく、
襟元部及び足元部に広幅の区画室が形成されればよい。
また、襟元部だけに広幅区画室を形成してもよい。ま
た、広幅区画室内に袋体を設けない構成としてもよい。
なお、充填材が羽毛の場合には、第1及び第2の実施例
のように仕切線を表地と裏地との間に襠布を介在させて
形成するのが望ましく、充填材が、羊毛綿、木綿綿又は
合成樹脂綿等の布団綿の場合には、第2の実施例のよう
に仕切線を表地と裏地とを縫着する方法で形成してもよ
く、その場合には、仕切線を多彩に配することが可能と
なる。
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範
囲を逸脱しない広範囲の実施形態を包含するものであ
る。
は、仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数の区画室を
有し、該区画室に充填材を充填してなるシングルの掛布
団において、該掛布団の襟元部の中央部に掛布団の幅の
2分の1以上の幅を有する広幅区画室を形成したことに
より、襟元部の区画室の幅が広くなって隣接する区画室
との境界が身体の肩部に位置せず、この境界が身体の腕
部より外方に位置するため、身体へのフィット性が向上
し、かつ、身体と掛布団との間に隙間が生ずることがな
いので、襟元部における保温性が向上する。
ついて、襟元部の構造を襟元部のみならず足元部にも採
用した場合には、襟元部のみならず足元部においても隣
接する区画室との境界が掛布団の両側部に位置すること
となり、掛布団の足元部と身体の足部とのフィット性が
向上して足元部における保温性が向上する。また、掛布
団を襟元側と足元側との区別なく使用できる利便性があ
る。
掛布団として、仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるダブ
ルの掛布団において、該掛布団の襟元部の中央部に掛布
団の幅の3分の1以上の幅を有する広幅区画室を2箇所
横並びに形成した場合には、襟元部の区画室の幅が広く
なって隣接する区画室との境界が身体の肩部に位置せ
ず、この境界が身体の腕部より外方に位置するため、身
体へのフィット性が向上し、かつ、身体と掛布団との間
に隙間が生ずることがないので、襟元部における保温性
が向上する。
布団について、襟元部の構造を襟元部のみならず足元部
にも採用した場合には、襟元部のみならず足元部におい
ても隣接する区画室との境界が掛布団の両側部に位置す
ることとなり、掛布団の足元部と身体の足部とのフィッ
ト性が向上して足元部における保温性が向上する。ま
た、掛布団を襟元側と足元側との区別なく使用できる利
便性がある。
させた掛布団における広幅区画室内において、複数の充
填材入り袋体を掛布団の周縁側に沿って取着した場合に
は、袋体により広幅区画室内における掛布団の周縁側の
充填物の充填量が確保されるので、襟元部、又は、襟元
部及び足元部の双方の保温性が向上する。しかも袋体を
複数にすることにより、掛布団の襟元部が滑らかに湾曲
することによって身体とのフィット性が向上し、掛布団
の襟元部と身体との間に隙間が生じないので、保温性が
より一層向上する。
表した概略平面図である。
を模式的に表した概略斜視図である。
おける部分断面斜視図である。
d、e−eにおける掛布団の端面図である。
の斜視図である。
から見た使用状態の概略図である。
表した概略平面図である。
おける部分断面斜視図である。
d、e−eにおける掛布団の端面図である。
に表した概略平面図である。
側から見た使用状態の概略図である。
ある。
略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるシン
グルの掛布団において、該掛布団の襟元部の中央部に掛
布団の幅の2分の1以上の幅を有する広幅区画室を形成
したことを特徴とする保温性を向上させた掛布団。 - 【請求項2】 仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるシン
グルの掛布団において、該掛布団の襟元部及び足元部の
各中央部に掛布団の幅の2分の1以上の幅を有する広幅
区画室を形成したことを特徴とする保温性を向上させた
掛布団。 - 【請求項3】 仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるダブ
ルの掛布団において、該掛布団の襟元部の中央部に掛布
団の幅の3分の1以上の幅を有する広幅区画室を2箇所
横並びに形成したことを特徴とする保温性を向上させた
掛布団。 - 【請求項4】 仕切線と表地及び裏地とで囲まれる複数
の区画室を有し、該区画室に充填材を充填してなるダブ
ルの掛布団において、該掛布団の襟元部及び足元部の各
中央部に掛布団の幅の3分の1以上の幅を有する広幅区
画室を2箇所横並びに形成したことを特徴とする保温性
を向上させた掛布団。 - 【請求項5】 広幅区画室内において、複数の充填材入
り袋体を掛布団の周縁側に沿って取着したことを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項に記載の保温性を向上
させた掛布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002149780A JP2003339500A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 保温性を向上させた掛布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002149780A JP2003339500A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 保温性を向上させた掛布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003339500A true JP2003339500A (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=29767838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002149780A Pending JP2003339500A (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 保温性を向上させた掛布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003339500A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61279209A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-10 | 柏木 政弘 | 羽毛掛けふとん |
JPS6231025Y2 (ja) * | 1983-07-26 | 1987-08-08 | ||
JP2550737Y2 (ja) * | 1993-05-19 | 1997-10-15 | 株式会社バイオ技研 | 羽毛掛け布団 |
JP2001186971A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-10 | France Bed Co Ltd | 羽毛掛け布団 |
-
2002
- 2002-05-23 JP JP2002149780A patent/JP2003339500A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231025Y2 (ja) * | 1983-07-26 | 1987-08-08 | ||
JPS61279209A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-10 | 柏木 政弘 | 羽毛掛けふとん |
JP2550737Y2 (ja) * | 1993-05-19 | 1997-10-15 | 株式会社バイオ技研 | 羽毛掛け布団 |
JP2001186971A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-10 | France Bed Co Ltd | 羽毛掛け布団 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7152263B1 (en) | Multi-layer multi-chamber pillow with unfilled center chamber in the top layer | |
US20140373277A1 (en) | Filled bedding articles consisting of more than one filler | |
JPS6331612A (ja) | 羽毛ふとん | |
US6961970B2 (en) | Filled bedding construction having channels with alternating length portions | |
JP2003339500A (ja) | 保温性を向上させた掛布団 | |
JP2001186971A (ja) | 羽毛掛け布団 | |
JP3200925U (ja) | 寝具用枕 | |
JP2003180499A (ja) | 立体縫製枕及びその製造方法 | |
JP2002320540A (ja) | 枕 | |
CN217547694U (zh) | 极简枕头套及其枕头 | |
JP6816977B2 (ja) | 掛布団 | |
JP3154563U (ja) | 寝具用枕 | |
JPH11225863A (ja) | 掛け布団 | |
JP7027377B2 (ja) | 羽毛布団 | |
JP3161117U (ja) | クッション | |
JP3222485U (ja) | ベッド用羽毛掛け布団 | |
JP3210469U (ja) | 立体キルト式掛け布団 | |
JPH0716383Y2 (ja) | 枕 | |
JP2001178606A (ja) | 枕 | |
JP2507853B2 (ja) | 立体キルト式ふとんの製造方法 | |
JP3168042U (ja) | 掛布団 | |
JP3058779U (ja) | 羽毛ふとん | |
KR200311708Y1 (ko) | 십자수용 베이스 | |
JP2002282108A (ja) | 枕 | |
KR200241985Y1 (ko) | 이불 겸용 쿠션 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |