JP2003338349A - 端子接続方法及び端子接続構造 - Google Patents

端子接続方法及び端子接続構造

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JP2003338349A JP2002144688A JP2002144688A JP2003338349A JP 2003338349 A JP2003338349 A JP 2003338349A JP 2002144688 A JP2002144688 A JP 2002144688A JP 2002144688 A JP2002144688 A JP 2002144688A JP 2003338349 A JP2003338349 A JP 2003338349A
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Takahiro Kariya
隆広 假屋
Takeshi Ikeda
毅 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウム製の導線を使用して軽量化を
図り、かつ、電気的接続状態が良好な端子接続方法及び
端子接続構造を提供することを目的とする。 【解決手段】アルミニウム製乃至アルミニウム合金製の
導線1を斜め切断して傾斜端面13を形成し、傾斜端面13
を含む所定長さの導線端部2に端子部材3のスリーブ部
4を外嵌させ、傾斜端面13とスリーブ部4とが密着する
ようスリーブ部4を縮径塑性加工し凹部6を形成し、さ
らに、その凹部6において導線1と超音波溶接してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導線と端子部材と
の端子接続方法及び端子接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器と導線との接続は、導線の端部
に接続された端子部材を電気機器に機械的に取り付け
て、電気的に導通した状態としている。そして従来から
広く用いられている導線(ケーブル)、及び、端子部材
の材料は、電気伝導度が大きい銅が使用されており、こ
れらの接続は機械的にカシメ等の手段により行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気機器を搭載する機
械(例えばバッテリーを搭載する自動車)等において、
近年、軽量化が図られており、電気機器に接続される導
線の材料を銅製からアルミニウム製又はアルミニウム合
金製のものとしている。しかし、導線をアルミニウム製
又はアルミニウム合金製として、端子部材とカシメによ
り接続すると、導線の表面に生成される酸化皮膜の影響
により、端子部材との間の接触抵抗が大きくなり、接触
不良を引き起こす原因となる。さらに、カシメによる圧
縮接合では、アルミニウムは銅に比べ応力緩和が大き
く、機械的な接合強度不足が生じ、電気的接触不良とな
るおそれがある。
【0004】そこで本発明は、アルミニウム製乃至アル
ミニウム合金製の導線を使用して軽量化を図り、かつ、
電気的接続状態が良好な端子接続方法及び端子接続構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る端子接続方法は、アルミニウム製乃
至アルミニウム合金製の導線を斜め切断して傾斜端面を
形成し、該傾斜端面を含む所定長さの導線端部に端子部
材のスリーブ部を外嵌させ、該傾斜端面と該スリーブ部
とが密着するよう該スリーブ部を縮径塑性加工し凹部6
を形成し、さらに、該凹部において上記導線と超音波溶
接している。また、上記スリーブ部を複数巻の螺旋状ま
たは複数箇所円周方向リング状に縮径塑性加工してい
る。また、上記スリーブ部内周面に小溝を形成し、該ス
リーブ部を上記導線の上記傾斜端面に外嵌させている。
また、上記スリーブ部内周面を粗面加工し、該スリーブ
部を上記導線の上記傾斜端面に外嵌させている。
【0006】上述の目的を達成するために、本発明に係
る端子接続構造は、アルミニウム製乃至アルミニウム合
金製であって傾斜端面を有する導線と、該導線の上記傾
斜端面を含む所定長さの導線端部を外嵌する筒状スリー
ブ部を有する端子部材と、を備え、さらに、上記スリー
ブ部と上記導線の上記傾斜端面とが密着状となるよう縮
径塑性加工された塑性変形接続部と、該塑性変形接続部
において該スリーブ部と該導線とが超音波溶接された溶
接部と、が形成されたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基づ
き、本発明を詳説する。
【0008】図1は、本発明の端子接続方法により接続
された導線(ケーブル)1と端子部材3の側部断面図を
示す。本発明において使用される導線1は、アルミニウ
ム製(アルミニウム合金製)の撚線又は集合撚線からな
るものがある。導線1の構造としては、例えば、径が0.
32mmの素線を25本使用して1本の集合撚線(子撚線)と
し、中心に1本、内層に6本、外層に12本の計19本の同
芯撚りとし、導線径が8.8 〜8.9 mmとしたもの等があ
る。
【0009】そして、図1に示す導線1は、端面部を一
方向から斜め切断(面取り)して傾斜端面13を形成した
ものである。また、図2は、本発明の端子接続方法の他
の実施の形態を示しており、この導線1は二方向から斜
め切断(二面取り)して2つの傾斜端面13,13を形成し
ている。なお、これらの切断は剪断切断等の機械的処理
により行う。
【0010】端子部材3の材料としては、銅製、黄銅・
快削黄銅等の銅合金製、アルミニウム製、アルミニウム
合金製等を使用しており、具体的にはJIS H 4080,A5056
やCu−Zn系のもの等を使用している。さらに端子部
材3は、図1に示すように、図外の電気機器の端子に接
続される端子本体部5と、端子本体部5の基端部に連続
し導線1の端部2を外嵌する筒状スリーブ部4と、を備
えている。
【0011】図1及び図2に示す端子本体部5は、例え
ば自動車のバッテリーの端子を挿入状として接続(固
定)される接続孔部10を有しているが、その形状は種々
変更自在であり、接続される電気機器の端子形状に対応
させたものとすればよい。また、スリーブ部4は、導線
1の傾斜端面13を含む所定長さの導線端部2を外嵌し端
子本体部5の基端部側を傾斜底面14とする有底筒状部材
である。即ち、スリーブ部4は、導線1の傾斜端面13の
形状に対応した内形状(傾斜底面14)を形成しており、
スリーブ部4は導線1の傾斜端面13を含む端部2に当接
嵌合状態となる。従って、スリーブ部4は長手方向に、
傾斜端面13と、導線1の傾斜端面13近傍の直線部(非切
断部)と、を外嵌する。
【0012】そして、本発明の端子接続方法は、斜め切
断して傾斜端面13を形成したアルミニウム製乃至アルミ
ニウム合金製の導線1のうち、その傾斜端面13を含む所
定長さの導線端部2に端子部材3のスリーブ部4を外嵌
させる。そして、図1及び図2の矢印P方向に示すよう
に、スリーブ部4の外面からプレス機等により、傾斜端
面13とスリーブ部4の傾斜底面14とが密着するようスリ
ーブ部4を縮径塑性加工する(カシメる)。この時、挿
入状態の導線1の傾斜端面13が塑性変形するような縮径
塑性変形量(カシメ量)とすることが必要であり、図3
(a)と(b)と(c)に示すように、スリーブ部4に
は縮径塑性加工凹部6が形成される。
【0013】また、スリーブ部4は長手方向に複数箇所
において圧縮塑性変形が行われるのが好ましい。即ち、
長手方向(筒状スリーブ部4の軸心方向)に、塑性変形
量が異なる部分を生じさせる───複数の凹凸波を形成
する───ことにより、端子部材3と導線1との密着力
(接合強度)を向上させ、導線1(及び端子部材3)の
応力緩和の対策手段となる。
【0014】さらにこの縮径塑性加工は、スリーブ部4
の円周方向の所定寸法以上行う必要があるが、図3
(a)に示すように、複数巻の螺旋状に縮径塑性加工し
て1条の凹部6を形成する。即ち、2回転(360 °×
2)の螺旋状にスリーブ部4を圧縮塑性加工し、スリー
ブ部4の長手方向に連続状に縮径塑性加工している。即
ち、縦断面においては、長手方向2箇所の変形部が形成
されることとなる。そして、螺旋状に縮径塑性加工され
ることにより、自然に螺旋状の非圧縮部11が形成され
る。即ち、変形部の間はスリーブ部4を圧縮塑性変形さ
せておらず、導線1に外嵌した状態である初期状態の横
断面形状と同じ形状の(同じ横断面積を有する)非圧縮
部11となる。さらに、この変形部の両外側───スリー
ブ部4の基端部側及び開口部側───にも夫々非圧縮部
11,11を形成している。
【0015】また、図3(b)に示すように、スリーブ
部4の長手方向複数箇所を円周方向リング状(360 °)
に縮径塑性加工してもよく、この場合は、長手方向に2
箇所の独立した凹部6,6を形成することとなる。さら
に、図示省略するが別の実施の形態として、スリーブ部
4の長手方向の複数箇所(2箇所)を夫々の場所におい
て螺旋状に縮径塑性加工してもよい。即ち、複数(2
条)の螺旋状の凹部が形成されることとなる。
【0016】また、図3(c)はさらに別の実施の形態
を示しており、導線1の傾斜端面13に対応する部位であ
って、スリーブ部4の長手方向の複数箇所を夫々の場所
において部分的に縮径塑性加工している。即ち、スリー
ブ部4を両側から挟んで縮径塑性加工し、局所的凹窪部
を 180°対称位置に形成する。さらに、図示省略する
が、スリーブ部4の全体を縮径塑性加工し、さらに、部
分的に(又はリング状に、螺旋状に)縮径塑性加工し
て、スリーブ部4と導線1の傾斜端面13とを密着させて
もよい。
【0017】従って、縮径塑性加工は、スリーブ部4を
外周面均等に(周状に)塑性変形させるのみならず、外
周面を部分的に加工して、スリーブ部4及び導線1の傾
斜端面13において長手方向の異なる部位で塑性変形量が
異なるよう形成してもよい。
【0018】スリーブ部4の加工部(凹部6)は、スリ
ーブ部4の縦断面において長手方向に2箇所乃至3箇所
とするのが好ましい(図3(a)の実施例においては2
回巻乃至3回巻となる)。加工部が1箇所(1巻)であ
ると、導線1と端子部材3との接合強度が十分得られ
ず、また、4箇所(4巻)以上となると、スリーブ部4
が長手方向へ必要以上に長くなり、端子部材3の自重が
増加するため、導線1の軽量化の効果が低減されてしま
う。
【0019】また、この圧縮塑性加工は、導線1の中心
に向かって、スリーブ部4の外周面から均等に(均等な
圧力、均等な変形量により)圧縮塑性加工が施されてお
り、精度よく端子接続構造を得ることが可能となる。そ
して、凹部6の縦断面形状は、図3(a)と(b)と
(c)に示すように、スリーブ部4の長手方向(導線1
の端部2の長手方向)に所定長さの直線状底部とその両
側から非圧縮部11へ外方拡大状となる傾斜壁部とを有す
る凹型であり、加工部は直線状底部により、スリーブ部
4の長手方向に所定長さを有している。
【0020】そして、上述の縮径塑性加工部(カシメ
部)において、スリーブ部4と導線1の傾斜端面13とを
超音波溶接する。この溶接によれば、超音波エネルギー
が接合面の酸化皮膜を破壊し、活性化した金属原子が互
いに結合することができる。これは、変形部により密着
した導線1と端子部材3との間において超音波溶接が行
われることでその効果がさらに発揮されるものであり、
極めて優れた接続状態を得ることが可能となる。また、
金属の溶融温度より低い温度で接合でき、残留応力が小
さくて済み、接合後の製品を変形させたりすることがな
い。
【0021】また、導線1の端面は傾斜端面13としてい
るため、接合面が増加し、より良好な状態で確実に接合
が可能となる。さらに、導線1の断面の略全面(全素
線)が端子部材3の傾斜底面14に密着するよう接合され
るため、接触抵抗をさらに小さくすることができる。即
ち、導線1の外層側の素線のみが端子部材3に接合され
るのではなく、略全ての素線が端子部材3に接合される
こととなる。なお、図1及び図2に示すように、端子部
材3はその長手方向の直交方向に超音波溶接されるた
め、傾斜端面13はその直交方向に向くよう斜め切断され
るのが好ましい。
【0022】図4と図5はリング状に縮径塑性加工した
場合の加工部の横断面図と非圧縮部の横断面図を示して
おり本発明による端子接続構造は、スリーブ部4と導線
1の傾斜端面13とが密着状となるよう縮径塑性加工され
た塑性変形接続部8と、塑性変形接続部8においてスリ
ーブ部4と導線1とが超音波溶接された溶接部9と、が
形成されている。即ち塑性変形接続部8と溶接部9とは
同じ位置に形成されている。 従って、塑性変形接続部
8と溶接部9とにより、健全かつ一体化された接合部が
得られることにより、導線1と端子部材3との接触抵抗
を低下させることが可能となり、長期安定性に優れた接
合部を得ることができる。
【0023】また、超音波溶接を行うに際し、溶接の加
圧面を確保するために、上述の縮径塑性加工(カシメ)
において円形筒型の断面を多角形に変形させて、スリー
ブ部4の外周面に複数の平面部12…を確保している。即
ち、図4の★印で示したように、導線1の傾斜端面13を
挟んで対面する一対の平面部12,12から超音波溶接が行
われ、さらに、他の対面する全ての一対の平面部12,12
からも超音波溶接が行われる。さらに、この多角形形状
は、図4のような六角形以外にも四角形や八角形等でも
よく、導線1の形状・外径などに対応させ変更は自由で
ある。また、図示省略するが、多角形形状に加工する以
外にも偏平円形(楕円形)等としてもよく、超音波溶接
機の溶接ホーンが適切にスリーブ部4に当接できる形状
であればよい。
【0024】そして、導線1と端子部材3とが接合され
ると、接合部(スリーブ部4から導線1)には、図示省
略するが、熱収縮チューブ等が被覆されて防水処理が行
われ腐食防止効果を持たせている。さらに、端子本体部
5には、Sn、Ni、Ag等のメッキを行い、耐食性を
持たせている。
【0025】次に、図6は導線1とスリーブ部4との接
合部の拡大断面図であるが、スリーブ部4内周面には予
め小溝7を形成しておき、スリーブ部4を導線1の端部
2に外嵌させている。この小溝7は円周方向の周溝であ
って、断面形状は三角形や四角形、円弧形状としてい
る。また、この小溝7は複数の独立したリング状の周溝
であってもよく、又は、螺旋状としてもよく、導線1
(素線)の撚り方向に一致しないよう構成するのが好ま
しい。
【0026】また、図示省略するが、スリーブ部4内周
面を粗面加工し、スリーブ部4を導線1の端部2に外嵌
させている。この粗面加工は、機械的処理やブラスト
法、化学処理法等によるものであり、上述の小溝7及び
粗面加工により、導線1のアンカー効果(抜止効果)が
得られ、応力緩和による接合強度の低下をさらに低減さ
せることを可能としている。
【0027】導線1の材質についてさらに説明すると、
導線1はアルミニウム合金製としているが、具体的に
は、Al−Zr系合金(60%導電率耐熱アルミニウム合
金)、Al−Mg−Si系合金(イ号アルミニウム合
金)等が使用されている。Al−Zr系合金は耐熱性を
向上させることが可能となり、Al−Mg−Si系合
金、Al−Fe系合金、Al−Fe−Mg系合金は、機
械的な強度を向上させることが可能であり、接合を強固
に行うことができる。本発明によれば、同種・異種の材
料による接続が可能であり、かつ、電気的に良好な接続
状態を得ることが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような効
果を奏する。
【0029】(請求項1によれば)導線1を斜め切断し
て傾斜端面13とするため、超音波溶接により導線1の端
面全面(全素線)を、端子部材3に融合一体化させるこ
とができ、接触抵抗を低減できる。また、アルミニウム
製又はアルミニウム合金製の導線1を使用しても応力緩
和による接合強度不足を解消し、さらに、超音波溶接を
行うことにより、アルミニウム表面の酸化皮膜を完全に
除去して安定した電気的接続状態を得ることが可能とな
る。さらに、端子部材3と導線1との接続において長期
安定性を持たせることが可能となる。また、この端子接
続方法による導線1を自動車のバッテリーケーブル等に
使用することで導電特性が良好で、しかも、自動車の軽
量化が図れ自動車の燃費を向上させることが可能とな
る。
【0030】(請求項2によれば)導線1の全周に渡っ
て接合強度不足を解消し、良好な電気接続状態を確保で
きる。
【0031】(請求項3,4によれば)導線1のアンカ
ー効果(抜止効果)が得られ、応力緩和による接合強度
の低下を低減させることが可能となる。さらに、導線1
のクリープによる接合部の弛みを防止することが可能と
なる。
【0032】(請求項5によれば)導線1は傾斜端面13
を有するため、超音波溶接により導線1の端面全面(全
素線)を、端子部材3に融合一体化させることができ、
接触抵抗の小さい端子接続構造を得ることができる。ア
ルミニウム製又はアルミニウム合金製の導線1であって
も、塑性変形接続部8により応力緩和による接合強度不
足を解消でき、さらに、溶接部9によりアルミニウム表
面の酸化皮膜を除去して、安定した電気的接続状態の端
子接続構造とすることができる。さらに、端子部材3と
導線1との接続は、長期安定性を有するものとすること
ができる。また、この端子接続構造による導線1を自動
車のバッテリーケーブル等に使用することで導電特性が
良好で、しかも、自動車の軽量化が図れ自動車の燃費を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子接続方法の実施の一形態を示す側
部断面図である。
【図2】本発明の端子接続方法の他の実施の形態を示す
側部断面図である。
【図3】端子接続構造の説明図である。
【図4】縮径塑性加工部の横断面図である。
【図5】非圧縮部の横断面図である。
【図6】接合部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 導線 2 端部 3 端子部材 4 スリーブ部 7 小溝 8 塑性変形接続部 9 溶接部 13 傾斜端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E051 LA04 LA06 LB03 5E063 CB02 CB17 CC04 XA01 5E085 BB03 BB12 CC03 DD04 DD16 EE11 FF01 HH06 HH11 HH34 JJ03 JJ38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム製乃至アルミニウム合金製
    の導線1を斜め切断して傾斜端面13を形成し、該傾斜端
    面13を含む所定長さの導線端部2に端子部材3のスリー
    ブ部4を外嵌させ、該傾斜端面13と該スリーブ部4とが
    密着するよう該スリーブ部4を縮径塑性加工し凹部6を
    形成し、さらに、該凹部6において上記導線1と超音波
    溶接することを特徴とする端子接続方法。
  2. 【請求項2】 上記スリーブ部4を複数巻の螺旋状また
    は複数箇所円周方向リング状に縮径塑性加工する請求項
    1記載の端子接続方法。
  3. 【請求項3】 上記スリーブ部4内周面に小溝7を形成
    し、該スリーブ部4を上記導線1の上記傾斜端面13に外
    嵌させる請求項1または2記載の端子接続方法。
  4. 【請求項4】 上記スリーブ部4内周面を粗面加工し、
    該スリーブ部4を上記導線1の上記傾斜端面13に外嵌さ
    せる請求項1,2または3記載の端子接続方法。
  5. 【請求項5】 アルミニウム製乃至アルミニウム合金製
    であって傾斜端面13を有する導線1と、該導線1の上記
    傾斜端面13を含む所定長さの導線端部2を外嵌する筒状
    スリーブ部4を有する端子部材3と、を備え、さらに、
    上記スリーブ部4と上記導線1の上記傾斜端面13とが密
    着状となるよう縮径塑性加工された塑性変形接続部8
    と、該塑性変形接続部8において該スリーブ部4と該導
    線1とが超音波溶接された溶接部9と、が形成されてい
    ることを特徴とする端子接続構造。
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