JP2003338199A - 半導体記憶装置とその使用方法 - Google Patents

半導体記憶装置とその使用方法

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JP2003338199A
JP2003338199A JP2002144377A JP2002144377A JP2003338199A JP 2003338199 A JP2003338199 A JP 2003338199A JP 2002144377 A JP2002144377 A JP 2002144377A JP 2002144377 A JP2002144377 A JP 2002144377A JP 2003338199 A JP2003338199 A JP 2003338199A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各メモリセルの抵抗値の絶対値に基づいて、
セルの良否の判定を行うようにして、将来的に不良とな
る可能性の高いセルを使用しないようにする。 【解決手段】 予め高抵抗状態での所望の複数のセルの
読み出し時のビット線電位の平均値を求め、参照電圧発
生器62に記憶しておく。読み出し時には、参照電圧発
生器62はこの平均値に設計時に予定されるデータによ
る抵抗変化分の半分の電圧を加えた電圧を出力し、判別
器61は、この値とトランジスタ58、59を介して読み出さ
れたビット線電位と比較する。セルの良否判別時には、
全セルを高抵抗状態にセットし、参照電圧発生器62は
前記平均値の105%の電圧を出力し、判別器61は、読み
出し時のビット線電位がこの電位より高い場合はそのセ
ルを不良と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置と
その使用方法に関し、特に磁気抵抗素子をメモリセルと
してを用いた半導体記憶装置およびその使用方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗素子の例として、トンネル絶縁
膜を2つの磁性体間に挟み磁性体の磁化状態によって変
化するトンネル絶縁膜の抵抗値により情報を記憶するト
ンネル磁気抵抗(Tunneling Magnetoresistance)素子
(以下、TMRという)が知られている。図10は、に
2000 IEEE International Solid-State Circuits Confe
rence DIGEST OF TECHNICAL PAPERS (pp.128-129)で報
告されたTMRの例である。図10ではFeMn(10
nm)で形成された反強磁性体層101、CoFe
(2.4nm)で形成された強磁性体ピン層102、A
l2 O3 で形成されたトンネル絶縁層103、NiFe
(5nm)で形成された強磁性体フリー層104が積層
されている。反強磁性体層101と強磁性体フリー層1
02には電圧が印加できるよう、導体配線が接続されて
いる。強磁性体ピン層102の磁化方向は、反強磁性体
層101によりある方向に固定される。強磁性体フリー
層104は、ある方向に磁化し易いように形成されてお
り、その磁化方向は、外部から磁場を印加することによ
り変化させることができる。膜の水平方向のうち、磁化
し易い方向を容易軸、容易軸に垂直で磁化し難い方向を
困難軸と呼ぶ。フリー層104とピン層102との間に
電圧を印加するとトンネル絶縁膜103を通して電流が
流れる。このトンネル電流は、強磁性体フリー層104
と強磁性体ピン層102の磁化方向の関係に基づく抵抗
値の変化に伴い変化する。即ち磁化方向が同じ場合は、
抵抗が低くなり、反対向きの場合は、抵抗が高くなる。
【0003】次に、図11を用いてTMRを不揮発性メ
モリの記憶素子として用いた例を示す。これは、2000 I
EEE International Solid-State Circuits Conference
DIGEST OF TECHNICAL PAPERS (pp.130-131)で報告され
たものである。この従来例ではアレイ状に配置されたT
MR105の上下に交差する1対の配線が設置される。
上部配線(B1、B2)106は、TMR105の強磁
性体フリー層104と接続されており、TMR105の
反強磁性体層101は、第3の配線107を介して下層
に形成されたトランジスタ108のドレインに接続され
ている。第3の配線107は、上部配線106と交差す
る下部配線(D1、D2、D3)109に接続されてい
る。2つの配線(B、D)106、109に電流を流す
ことによって交差部およびその近傍に合成磁場を発生さ
せ、電流の方向により強磁性体フリー層104の磁化方
向を設定する。これによりTMR105の抵抗値を変化
させることができる。
【0004】データの読み出しは、読み出すTMR10
5に接続されたトランジスタ108を配線W(読み出し
ワード線110)によりオン状態にして、上部配線10
6よりTMR105に電圧を印加した時、トランジスタ
108から出力される電圧または電流を評価することに
よって行う。別の読み出し方法として、あるメモリセル
の出力電圧または電流を得た後、そのメモリセルに既知
のデータを書き込み、再度出力電圧または電流を得、両
者の比較からデータを判別する方法(以下、2回読み出
し型)、および、2つのメモリセルを用いて1つに書き
込みたいデータを書き込み、もう一方に相補データを書
き込み、それぞれの出力電圧(電流)の大小でデータを
判別する方法(以下、相補型)もある。
【0005】次に、図12を用いて従来の磁気抵抗素子
を用いた不揮発性メモリの読み出し回路について説明す
る。これは、米国特許第6,111,781号明細書に記載され
ている回路の一部である。この従来例は、ワード線11
1、ビット線112、TMR113、参照線114、読
み出しワード線115、ワード線制御回路116、選択
トランジスタ117、判別器118、接地トランジスタ
119、ビット線選択トランジスタ120、トランジス
タ121、ビット線/参照線選択回路122とからな
る。TMR113の一方の電極は、ビット線112また
は参照線114に接続され、もう一方は、選択トランジ
スタ117を介してアースに接続される。選択トランジ
スタ117のゲートは、読み出しワード線(WR1、W
R2)115に接続され、ワード線制御回路116によ
り制御される。ビット線112の片端は、ビット線/参
照線選択回路122に接続され、もう一方は、ビット線
選択トランジスタ120を介して判別器118の片方の
入力端子に接続される。判別器118の入力部は、接地
トランジスタ119を介してアースに接続される。参照
線114の片端は、ビット線/参照線選択回路122に
接続され、もう一方は、トランジスタ121を介して判
別器118のもう一方の入力端子に接続される。ワード
線111は、TMR113の近傍に配置され、その両端
にはワード線制御回路116が接続される。
【0006】TMRであるメモリセルC1へのデータを
書き込みは、ワード線W1とビット線B1に電流を流
し、合成磁場を発生させることにより行われる。メモリ
セルC1のデータを読み出す場合には、ビット線B1の
ビット線選択トランジスタ120とトランジスタ121
をオン状態にして、さらに読み出しワード線(WR1)
115によりメモリセルC1の選択トランジスタ117
をオンにする。判別器118によりビット線(B1)1
12とメモリセルC1を流れる電流と、参照線(RF)
114と参照セルR1を流れる電流とを比較して、判定
結果、すなわち読み出しデータを出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気抵抗素子をアレイ状に配置したメモリでは、あるメ
モリセルの書き込み特性に問題がある場合、そのメモリ
セルに書き込みを行わないように制御する必要がある。
特に前述の2回読み出し型と相補型では、初期的にはデ
ータを書き込むことができてもメモリセルが劣化し書き
込みができなくなる可能性が高い。この現象について説
明する。
【0008】通常半導体記憶装置の良品、不良品の選別
は、データを書き込み、そのデータが正常に読み出せる
かどうかで行われる。磁気抵抗素子の抵抗値はばらつき
を持つため、データが正常に読み書きでき良品と判断さ
れても、内部に欠陥を持つ磁気抵抗素子が含まれる可能
性がある。一般的に欠陥を持つ磁気抵抗素子は、抵抗値
が平均的な抵抗値と大きく異なる値を示す。とくに2回
読み出し型と相補型では比較する2つの抵抗値の差がデ
ータ読み出しに問題なければ良品と判断されるため、欠
陥を含む磁気抵抗素子が良品と見なされる可能性が高
い。今1つのメモリセルが1kΩで、磁化状態による抵
抗変化が10%の磁気抵抗素子があるとする。これを1
00等分したブロックの集まりと考えると、1つのブロ
ックは100kΩとなる。このうちひとつのブロックが
異常により低抵抗となり10kΩになったとする。この
とき全体としての磁化状態による抵抗変化は9%とな
り、元の10%から1%しか変化しないため、異常なの
かばらつきなのか判定することは困難である。このため
欠陥を持つ磁気抵抗素子を含む半導体装置を良品と判断
し、使用後の劣化によりデータが書き込めない、または
読み出せなくなるという問題があった。本発明の目的
は、信頼性の高い磁性体素子を用いた半導体記憶装置お
よびその使用方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、複数の磁気抵抗素子をメモリセル
として用いる半導体記憶装置において、メモリセルの記
憶データを判別する機能と、各メモリセルの抵抗値の絶
対値に相関のある特性値と所望のしきい値とを比較しメ
モリセルの良否を判定する機能とを有することを特徴と
する半導体記憶装置、が提供される。また、上記の目的
を達成するため、本発明によれば、磁気抵抗素子をメモ
リセルとする半導体記憶装置を使用する方法において、
各メモリセルの磁化状態を設定する手順と、各メモリセ
ルの抵抗値を評価する手順と、評価結果に従いメモリセ
ルの良、不良を判定する手順と、不良と判定されたメモ
リセルを記録する手順とを含むことを特徴とする半導体
記憶装置の使用方法、が提供される。また、上記の目的
を達成するため、本発明によれば、磁気抵抗素子をメモ
リセルとする半導体記憶装置を使用する方法において、
各メモリセルの磁化状態を設定する手順と、各メモリセ
ルの抵抗値を評価する手順と、評価結果に従いメモリセ
ルの良、不良を判定する手順と、不良と判定されたメモ
リセルを使用しないように内部に記憶する手順とを含む
ことを特徴とする半導体記憶装置の使用方法、が提供さ
れる。
【0010】(作用)将来不良となる要因を抱えたメモ
リセルは抵抗値が平均値からずれて形成されている場合
が多い。しかし、抵抗値が異常で将来的に不良セルとな
る可能性の高いセルであっても磁化状態による抵抗変化
量の変化が小さいため、従来の、メモリセルに書き込み
/読み出しを行い書き込まれた通りのデータが読み出せ
るか否かによって良否を判定する方式では、その検出が
困難である。本発明の半導体記憶装置においては、磁化
の状態が特定の状態にセットされた磁気抵抗素子の抵抗
値の絶対値が評価できるようになされており、この評価
に基づいてメモリセルの良否が判定される。この方式に
よれば、評価時点において正常に動作するが将来不良と
なる可能性の高いセルを検出することが可能であり、そ
のセルを予め使用しないようにすることができる。ある
いはそのようなセルを一定個数以上含む半導体記憶装置
を不良品としてリジェクトすることができる。したがっ
て、本発明によれば、欠陥を含むメモリセルを使用して
しまう可能性を低く抑えることができ、またメモリセル
のうち使用するメモリセルの抵抗値を所望の範囲内に設
定することが可能であり、信頼性の高い半導体記憶装置
を提供することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に即し図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1を参照しながら、本発明の第1の
実施例を説明する。図1は、第1の実施例の半導体記憶
装置の回路概要図である。本実施例の半導体記憶装置
は、ワード線(W1、W2、W3)50、ビット線(B
1、B2)51、TMR(C1)52、選択トランジス
タ53、読み出しワード線(WR1、WR2、WR3)
54、ワード線制御回路55、ワード線終端回路56、
ビット線制御回路57、ビット線選択トランジスタ5
8、切り替えトランジスタ59、ビット線終端回路6
0、判別器61、参照電圧発生器62、アナログ/デジ
タル(A/D)変換器66、演算回路67とを有する。
【0012】ワード線50とビット線51とは、互いに
交差するように配置され、TMR52は、ワード線50
とビット線51との交差部に配置される。各TMR52
は、ビット線51の電流方向による磁場で磁化状態が決
定される。TMR52の一方の電極は、ワード線50に
接続され、もう一方の電極は、選択トランジスタ53の
ソース・ドレインを介してビット線51に接続される。
選択トランジスタ53のゲートは、読み出しワード線5
4に接続され、読み出しワード線54は、ワード線制御
回路55に接続される。
【0013】ワード線50の一端はワード線制御回路5
5に接続され、その他端はワード線終端回路56に接続
される。ワード線制御回路55は、所望の読み出しワー
ド線54に電位を設定する機能と、書き込み電流、読み
出し電圧を発生し、所望のワード線50に印加する機能
とを持つ。ビット線51の一端は、書き込み電流を発生
させ、所望のビット線に電流を流す機能と、ビット線を
切り離す機能とを持つビット線制御回路57に、その他
端はビット線選択トランジスタ58に接続される。ビッ
ト線選択トランジスタ58の出力端は、共通に接続され
ると共に二つの切り替えトランジスタ59に接続され
る。切り替えトランジスタ59の一方はビット線終端回
路60に接続され、他方は判別器61の一方の入力端子
とA/D変換器66とに接続される。判別器61のもう
一方の入力端子には、参照電圧発生器62の出力端子が
接続される。判別器61は、制御端子63の信号により
2つの入力の比較を行い、大小の判別結果を出力する。
参照電圧発生器62は、制御端子64の制御信号に従い
読み出し用参照電圧と選別用参照電圧の2種類の参照電
位を発生する機能をもつ。制御端子64は、100kΩ
抵抗を介して接地されている。接地状態では読み出し用
参照電圧が出力され、電圧印加状態では選別用参照電圧
が出力される。A/D変換器66の出力は、演算回路6
7に入力され、演算回路67の出力は、参照電圧発生器
62に入力される。参照電圧発生器62は、この値を不
揮発に記憶する機能を持つ。ビット線選択トランジスタ
58と切り替えトランジスタ59をつなぐ配線は、接地
トランジスタ65を介してアースに接続される。
【0014】次に、この半導体記憶装置の使用方法につ
いて図2を用いて説明する。半導体記憶装置は、TMR
を記憶素子とした不揮発性メモリを構成している。ワー
ド線W1とビット線B1の交差点のメモリセルC1にデ
ータを書き込む場合について説明する。全てのトランジ
スタがオフ状態された状態から、ビット線B1のビット
線選択トランジスタ58と、ビット線終端回路60に接
続する切り替えトランジスタ59をオン状態にする。ワ
ード線制御回路55によりワード線W1に電流を流し、
ビット線制御回路57によりビット線B1にデータに相
当する方向の電流を流すと、交差点にあるメモリセル、
TMR52(C1)には合成磁場が印加され、ビット線
の電流方向に従ってフリー層が磁化される。電流を止め
た後も、フリー層が強磁性体であるため、磁化方向は、
保持される。
【0015】次に、データの読み出しについて、ビット
線B1とワード線W1との交差部に配置されたTMR
(C1)を例に挙げ、説明する。ビット線B1をビット
線制御回路57により切断し、ビット線B1のビット線
選択トランジスタ58と、判別器61に接続する切り替
えトランジスタ59をオン状態にする(ビット線終端回
路60に接続する切り替えトランジスタ59はオフ状態
を維持)。接地トランジスタ65を一度オン状態にして
配線を接地し、またオフ状態にする。ワード線W1に
0.5V程度を印加する。100ns経過後、制御端子
63に信号を与え判別器61を起動し、制御端子64が
オープン状態の電圧発生器62から出力される読み出し
用参照電圧と比較し、大小に応じて電源電圧または接地
電位を出力することでデータを読み出す。読み出し時の
ビット線電位は、書き込んだデータにより抵抗が異なる
ため、データにより変化する。読み出し時の参照電圧
は、2つのデータでのビット線電位の間となる値とす
る。
【0016】次に、出荷前の検査時にこの半導体記憶装
置の不良メモリセルを調査する方法について図3を用い
て説明する。まず、ワード線W1の全てのメモリセルに
“0”を書き込む。このとき、TMR52は、高抵抗状
態とする。次に、各メモリセルのデータを読み出すが、
このときのビット線電位をA/D変換器66でデジタル
値に変換し、演算回路67に蓄える。最大、最小のデー
タを除いたデータで平均値を計算し、その値を参照電圧
発生器62に送る。参照電圧発生器62は、この値を専
用に用意したメモリセルに記憶し、読み出し用参照電圧
を出力する場合には、設計時に予定されるデータによる
抵抗変化分の半分の電圧をこの値に加えた電圧を出力す
る。選別用参照電圧を出力する場合は、この値の105
%の電圧を出力する。次に、全てのメモリセルにデータ
“0”書き込み処理を行い、各メモリセルの磁化状態を
同じにする。外部磁場を印加して磁化状態を設定しても
よい。次に各メモリセルのデータを読み出す。このとき
制御端子64に電位を与え、参照電圧発生器62から選
別用参照電位を出力させる。判別器61により選別用参
照電位より読み出し電圧が高いと判断された場合、不良
セルとして判断することができる。
【0017】この選別用参照電位は、TMRの設計抵抗
値を元に値を決定しその値を出力するよう半導体装置設
計時に回路を組んでもよいし、チップ内で演算処理する
代わりにビット線電位を半導体記憶装置外部に出力させ
て別の装置で処理し、参照電圧の値を半導体記憶装置に
指示してもよい。この場合、半導体記憶装置に指示電圧
を発生させる機能が必要となる。磁気抵抗素子としてT
MRをあげたが、磁性体自身の磁気抵抗効果を用いた
り、数nm程度の導電体膜を2つの磁性体で挟んだGM
Rと呼ばれる素子を用いてもよい。パッケージング前に
選別を行う場合、選別後は制御端子64を使用しないた
め、パッケージングの際には外部端子に接続しなくてよ
い。パッケージング後に選別を行う場合は外部端子に接
続する場合もある。この抵抗変化を評価する方法の効果
について説明する。1つのメモリセルが1kΩで、磁化
状態による抵抗変化が10%の磁気抵抗素子があるとす
る。100個のブロックで構成されるとすると1つのブ
ロックは100kΩとなるが、このひとつのブロックが
異常により低抵抗となり10kΩになったとする。この
とき本実施例の方法で着目する抵抗値は、元の抵抗値に
対して8%強変化することになる。このことより前述の
磁化状態抵抗変化量の変化である1%より感度よく異常
を検出することができることがわかる。
【0018】この実施例の半導体記憶装置においては、
抵抗値の低いメモリセルを容易に検出することができ、
この結果をもとに危険なメモリセルにアクセスしないで
使用することができる。また半導体記憶装置に不良セル
と判別されたメモリセルの位置情報をメモリセルの一部
の一部を利用して書き込むか、もしくはEEPROMを
作りこんでおいて書き込み、自動的に他の代替メモリセ
ルにアクセスする機能を持つ回路を内蔵させてもよい。
【0019】(第2の実施例)次に、図4を参照して本
発明の第2の実施例を説明する。図4は、この実施例の
半導体記憶装置の回路概要図である。本実施例の半導体
記憶装置は、ワード線50、ビット線51、TMR5
2、ワード線制御回路55、ワード線終端回路56、ビ
ット線制御回路57、ビット線選択トランジスタ58、
切り替えトランジスタ59、ビット線終端回路60、判
別器61、参照電圧発生器62、参照電圧用トランジス
タ70とを有する。ワード線50とビット線51は互い
に交差するように敷設され、TMR52は、ワード線5
0とビット線51の交差部に配置される。各TMR52
は、ビット線51の電流方向による磁場で磁化状態が決
定される。TMR52の一方の電極は、ワード線50に
接続され、もう一方の電極はビット線51に接続され
る。ワード線50の一端にはワード線制御回路55が接
続され、その他端にはワード線終端回路56が接続され
る。ワード線制御回路55は、書き込み電流、読み出し
電圧を発生し、所望のワード線50に印加する機能とを
持つ。ビット線51の両端には書き込み電流を発生さ
せ、所望のビット線に電流を流す機能と、ビット線を切
り離す機能とを持つビット線制御回路57とビット線選
択トランジスタ58がそれぞれ接続される。ビット線選
択トランジスタ58の出力端は共通に接続されると共
に、三つの切り替えトランジスタ59に接続される。ビ
ット線選択トランジスタ58の出力は、切り替えトラン
ジスタ59を介してビット線終端回路60と判別器61
の2つの入力端子へ選択入力される。判別器61の片方
の入力端子には参照電圧用トランジスタ70を介して参
照電圧発生器62の出力が入力される。判別器61は、
制御端子63の信号により2つの入力の比較を行い、大
小の判別結果を出力する。参照電圧発生器62は、選別
用参照電圧を発生する機能をもつ。ビット線選択トラン
ジスタ58と切り替えトランジスタ59をつなぐ配線
は、接地トランジスタ65を介してアースに接続され
る。
【0020】この半導体記憶装置の使用方法について図
5を用いて説明する。この半導体装置は、TMRを記憶
素子とした不揮発性メモリを構成している。まず、ワー
ド線W1とビット線B1の交差点のメモリセルC1にデ
ータを書き込む場合について説明する。全てのトランジ
スタがオフ状態にある状態からビット線B1のビット線
選択トランジスタ58と、ビット線終端回路60に接続
する切り替えトランジスタ59をオン状態にする。ワー
ド線制御回路55によりワード線W1に電流を流し、ビ
ット線制御回路57によりビット線B1にデータに相当
する方向の電流を流すと、交差点にあるTMR52には
合成磁場が印加され、ビット線B1の電流方向に従って
TMRのフリー層が磁化される。電流を止めた後も、フ
リー層は、強磁性体であるため磁化方向は保持される。
次に、データの読み出しについて説明する。ビット線B
1をビット線制御回路57により切断し、ビット線B1
のビット線選択トランジスタ58と、判別器61の第1
の入力端子に接続する切り替えトランジスタ59をオン
状態にし、ビット線終端回路60に接続する切り替えト
ランジスタ59をオフ状態にする。接地トランジスタ6
5を一度オン状態にして配線を接地し、またオフ状態に
する。ワード線W1に0.5V程度を印加する。100
ns経過後、切り替えトランジスタ59をオフ状態にす
る。
【0021】次に,メモリセルC1(TMR)にデータ
“0”を書き込む。ビット線B1をビット線制御回路5
7により切断し、ビット線B1のビット線選択トランジ
スタ58と、判別器61の第2の入力端子に接続する切
り替えトランジスタ59をオン状態にし、ビット線終端
回路60に接続する切り替えトランジスタ59をオフ状
態にする。接地トランジスタ65を一度オン状態にして
配線を接地し、またオフ状態にする。ワード線W1に
0.5V程度を印加する。100ns経過後、制御端子
63に信号を与え判別器61を起動し、検出電位に設計
時に予定されるデータによる抵抗変化分の半分の電圧を
加えた電圧と先に読み出された電位との比較を行い、大
小に応じて電源電圧または接地電位を出力することでデ
ータを読み出す。この実施例の方法では同じメモリセル
から発生する電位を比較するため、特性にメモリセル間
ばらつきがあってもマージンを持った読み出しが可能で
ある。
【0022】次に、出荷前の検査時に本半導体装置の不
良メモリセルを調査する方法について図6を用いて説明
する。まず、全てのメモリセルにデータ“0”書き込み
処理を行い、各メモリセルの磁化状態を同じにする。外
部磁場を印加して磁化状態を設定してもよい。次に、各
メモリセルのデータを読み出す。この場合、前述の読み
出し手順において判別器61の第1の入力端子に読み出
しを行った時点で判別器61を起動する。このとき参照
電圧用トランジスタ70をオン状態にして、参照電圧発
生器62の選別用参照電位を判別器61の第2の入力端
子に与えておく。判別器61により選別用参照電位より
読み出し電圧が高いと判断された場合、不良メモリセル
として判断することができる。この選別用参照電位は、
高抵抗状態TMRの設計抵抗値の95%の値に対応する
よう回路設計する。この半導体記憶装置においては、2
回読み出し方法を用いたMRAMにおいて、抵抗値を用
いた判別を行い異常なメモリセルを容易に検出すること
ができる。また、この第2の実施例に第1の実施例で述
べた手法を適用することも可能である。
【0023】(第3の実施例)次に、図7を参照して本
発明の第3の実施例を説明する。図7は、この実施例の
半導体記憶装置の回路概要図である。この半導体記憶装
置は、ワード線50、ビット線51、TMR52、ワー
ド線制御回路55、ワード線終端回路56、ビット線制
御回路57、ビット線選択トランジスタ58、切り替え
トランジスタ59、ビット線終端回路60、判別器6
1、参照電圧発生器62、参照電圧用トランジスタ70
とを有する。ワード線50とビット線51は互いに交差
するように敷設され、TMR52は、ワード線50とビ
ット線51の交差部に配置される。各TMR52は、ビ
ット線51の電流方向による磁場で磁化状態が決定され
る。TMR52の一方の電極はワード線50に接続さ
れ、もう一方の電極は、ビット線51に接続される。ワ
ード線50の一端はワード線制御回路55に接続され、
その他端はワード線終端回路56に接続される。ワード
線制御回路55は、書き込み電流、読み出し電圧を発生
し、所望のワード線50に印加する機能を持つ。ビット
線51の一端はビット線制御回路57に接続され、その
他端はビット線選択トランジスタ58に接続される。ビ
ット線制御回路57は、書き込み電流を発生させ、所望
のビット線に電流を流す機能と、ビット線を切り離す機
能とを持っている。
【0024】ビット線選択トランジスタ58の出力端
は、同一系統同士で共通に接続され、切り替えトランジ
スタ59を介してビット線終端回路60と判別器61の
入力端子に接続される。ビット線には2つの系統(B
1、B2系およびB1′、B2′系)があり、それぞれ
判別器61の第1の入力端子、第2の入力端子に接続さ
れる。判別器61の2つ入力端子には参照電圧用トラン
ジスタ70を介して参照電圧発生器62の出力が入力さ
れる。判別器61は、制御端子63の信号により2つの
入力の比較を行い、大小の判別結果を出力する。参照電
圧発生器62は、選別用参照電圧を発生する機能をも
つ。ビット線選択トランジスタ58と切り替えトランジ
スタ59をつなぐ配線は、接地トランジスタ65を介し
てアースに接続される。この半導体記憶装置の使用方法
について図8を用いて説明する。半導体記憶装置は、T
MRを記憶素子とした不揮発性メモリを構成している。
この実施例は、2つのメモリセルを用いて1つのデータ
を記憶する相補型である。ワード線W1とビット線B
1、B1′の交差点の1対のメモリセルC1、C1′に
1つのデータを書き込む場合について説明する。全ての
トランジスタがオフとなった状態からビット線B1、B
1′のビット線選択トランジスタ58と、ビット線終端
回路60に接続する切り替えトランジスタ59をオン状
態にする。
【0025】ワード線制御回路55によりワード線W1
に電流を流し、ビット線制御回路57によりビット線B
1にデータに相当する方向の電流を、ビット線B1′に
逆方向の電流を流すと、交差点にあるTMR52には合
成磁場が印加され、ビット線の電流方向に従ってTMR
のフリー層が磁化される。このときTMR(C1)とT
MR(C1′)の磁化方向が異なるため、抵抗値も異な
る。電流を止めた後もフリー層が強磁性体であるため磁
化方向は、保持される。次に、データの読み出しについ
て説明する。ビット線B1、B1′をビット線制御回路
57により切断し、ビット線B1、B1′のビット線選
択トランジスタ58と、判別器61の2つの入力端子に
接続する切り替えトランジスタ59をオン状態に、ビッ
ト線終端回路60に接続する切り替えトランジスタ59
をオフ状態にする。トランジスタ65を一度オン状態に
して配線を接地し、またオフ状態にする。ワード線W1
に0.5V程度を印加する。100経過後、制御端子6
3に信号を与え判別器61を起動し、2つの読み出し電
位の比較を行い、大小に応じて電源電圧または接地電位
を出力することでデータを読み出す。
【0026】次に、出荷前の検査時にこの半導体記憶装
置の不良メモリセルを調査する方法について図9を用い
て説明する。まず、全てのメモリセルにデータ“0”書
き込み処理を行い、各メモリセルの磁化状態を同じにす
る。外部磁場を印加して磁化状態を設定してもよい。つ
ぎに1つずつメモリセルのデータ読み出し処理を行う。
この場合、ビット線B1、B2の系統のメモリセルを読
み出す場合、ビット線B1、B2のビット線選択トラン
ジスタ58をオン状態にし、判別器61の第2の入力端
子の参照電圧用トランジスタ70をオン状態にして、参
照電圧発生器62の選別用参照電位を判別器61の第2
の入力端子に与える。ビット線B1′、B2′の系統の
メモリセルを読み出す場合、ビット線B1′、B2′の
ビット線選択トランジスタ58をオン状態にし、判別器
61の第1の入力端子の参照電圧用トランジスタ70を
オン状態にする。判別器61により選別用参照電位より
読み出し電圧が高いと判断された場合、不良メモリセル
として判断することができる。この選別用参照電位は、
高抵抗状態TMRの設計抵抗値の95%の値に相当する
よう回路設計する。この半導体記憶装置の相補型読み出
し方法を用いたMRAMにおいて、抵抗値を用いた判別
を行い異常なメモリセルを容易に検出することができ
る。またこの第3の実施例に第1の実施例で述べた手法
を適用することも可能である。
【0027】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変
更が可能なものである。例えば、実施例ではデータの読
み出しをビット線の電位を参照電圧発生器の電圧と比較
することによって行っていたが、これに代えビット線を
流れる電流と参照電流発生器の電流とを比較するように
しても良い。この場合、読み出し時には、所望のセルの
接続されたワード線は接地され、判別器に用意された定
電圧源から、選択されたビット線を介してTMR、ワー
ド線へ電流が注入される。また、実施例では、検査時に
TMRを“0”(高抵抗状態)に設定していたが、逆に
低抵抗状態に設定することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抵抗値を用いた良否の判別を行っているので、異常なメ
モリセル(磁気抵抗素子)を感度よく検出することがで
きる。これにより信頼性の高い半導体装置を提供するこ
とができる。また、メモリセルを構成する磁気抵抗素子
のうち使用する素子の抵抗値を所望の範囲内に設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す回路概要図。
【図2】 本発明の第1の実施例の書き込み、読み出し
動作方法を示すタイミングチャート。
【図3】 本発明の第1の実施例の検査時の動作方法を
示すタイミングチャート。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す回路概要図。
【図5】 本発明の第2の実施例の書き込み、読み出し
動作方法を示すタイミングチャート。
【図6】 本発明の第2の実施例の検査時の動作方法を
示すタイミングチャート。
【図7】 本発明の第3の実施例を示す回路概要図。
【図8】 本発明の第3の実施例の書き込み、読み出し
動作方法を示すタイミングチャート。
【図9】 本発明の第3の実施例の検査時の動作方法を
示すタイミングチャート。
【図10】 従来の技術例を示す断面図。
【図11】 従来の技術例を示す遮光層。
【図12】 従来の技術例を示す回路概要図。
【符号の説明】
50 ワード線 51 ビット線 52 TMR 53 選択トランジスタ 54 読み出しワード線 55 ワード線制御回路 56 ワード線終端回路 57 ビット線制御回路 58 ビット線選択トランジスタ 59 切り替えトランジスタ 60 ビット線終端回路 61 判別器 62 参照電圧発生器 63、64 制御端子 65 接地トランジスタ 66 A/D変換器 67 演算回路 70 参照電圧トランジスタ 101 反強磁性体層 102 強磁性体ピン層 103 トンネル絶縁層 104 強磁性体フリー層 105 TMR 106 上部配線 107 第3の配線 108 トランジスタ 109 下部配線 110 読み出しワード線 111 ワード線 112 ビット線 113 TMR 114 参照線 115 読み出しワード線 116 ワード線制御回路 117 選択トランジスタ 118 判別器 119 接地トランジスタ 120 ビット線選択トランジスタ 121 トランジスタ 122 ビット線/参照線選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/105 H01L 27/10 447 43/08 G01R 31/28 V B

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気抵抗素子をメモリセルとして
    用いる半導体記憶装置において、メモリセルの記憶デー
    タを判別する機能と、各メモリセルの抵抗値の絶対値に
    相関のある特性値と所望のしきい値とを比較しメモリセ
    ルの良否を判定する機能とを有することを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルの記憶データを判別する
    機能と前記メモリセルの良否を判定する機能とが、同一
    の判別器を用いて達成されることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルの記憶データを判別する
    機能と前記メモリセルの良否を判定する機能との内いず
    れを機能させるかを選択する制御回路をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 参照電圧もしくは参照電流を発生させる
    回路を備え、その参照電圧もしくは参照電流が前記判別
    器に入力されることを特徴とする請求項2または3に記
    載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記参照電圧もしくは参照電流を発生さ
    せる回路は、参照電圧もしくは参照電流を2種類以上発
    生させることができ、且つ制御信号によりいずれを出力
    するかが切り替えられることを特徴とする請求項4に記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 所望のメモリセル群の評価を行い、その
    結果から参照電圧もしくは参照電流の値を決定し、その
    値を記憶する回路をさらに有することを特徴とする請求
    項4または5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記参照電圧もしくは参照電流を発生さ
    せる回路は、外部からの入力データを記憶し、この値に
    従い参照電圧もしくは参照電流を発生させることを特徴
    とする請求項4または5に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 メモリセルの良否の判定結果を記憶する
    機能を持つことを特徴とする請求項1から7のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶された判定結果に従いアクセス
    するメモリセルを制御する機能を有することを特徴とす
    る請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 磁気抵抗素子をメモリセルとする半導
    体記憶装置を使用する方法において、各メモリセルの磁
    化状態を設定する手順と、各メモリセルの抵抗値を評価
    する手順と、評価結果に従いメモリセルの良、不良を判
    定する手順と、不良と判定されたメモリセルを記録する
    手順とを含むことを特徴とする半導体記憶装置の使用方
    法。
  11. 【請求項11】 磁気抵抗素子をメモリセルとする半導
    体記憶装置を使用する方法において、各メモリセルの磁
    化状態を設定する手順と、各メモリセルの抵抗値を評価
    する手順と、評価結果に従いメモリセルの良、不良を判
    定する手順と、不良と判定されたメモリセルを使用しな
    いように内部に記憶する手順とを含むことを特徴とする
    半導体記憶装置の使用方法。
  12. 【請求項12】 不良と判定されたメモリセルを、別に
    用意されたメモリセルにより代替させる手順をさらに含
    むことを特徴とする請求項10または11に記載の半導
    体記憶装置の使用方法。
  13. 【請求項13】 予め所望のメモリセル群の評価を行う
    手順をさらに含み、前記メモリセルの良、不良を判定す
    る手順においては、予め求められた前記所望のメモリセ
    ル群の評価結果を参照することを特徴とする請求項10
    乃至請求項12のいずれかに記載の半導体記憶装置の使
    用方法。
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