JP4660529B2 - 二重接合磁気メモリデバイスの読み出し方法および二重接合磁気メモリデバイスへの書き込み方法 - Google Patents

二重接合磁気メモリデバイスの読み出し方法および二重接合磁気メモリデバイスへの書き込み方法 Download PDF

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Description

本発明は、概して二重接合磁気メモリデバイスの読み出し方法および書き込み方法に関する。
磁気ランダムアクセスメモリ(「MRAM」)は、短期および長期のデータ記憶のために検討されている不揮発性メモリである。MRAMは、DRAM、SRAMおよびフラッシュメモリのような短期メモリに比べて消費電力が少ない。MRAMは、ハードドライブのような従来の長期記憶装置よりもはるかに(数桁も)速く読み出しおよび書込み動作を実行することができる。さらに、MRAMは、一般的なハードドライブに比べてコンパクトであり、消費電力が少ない。
MRAMデバイスは、メモリセルのアレイを含むことができ、この場合、各メモリセルは磁気トンネル接合を含む。その磁気トンネル接合を平行な磁化の向きに設定することにより、選択されたメモリセルに第1の論理値を書き込むことができ、その磁気トンネル接合を反平行な磁化の向きに設定することにより、その選択されたメモリセルに第2の論理値を書き込むことができる。
磁化の向きは、磁気トンネル接合の抵抗に影響を及ぼす。一般的に、磁気トンネル接合は、その磁化の向きが平行である場合に、公称抵抗(R)を有し、その磁化の向きが反平行であるときに、それより高い抵抗(R+ΔR)を有する。比ΔR/Rは、磁気トンネル接合のトンネル磁気抵抗比(TMR)と呼ばれる。
1つのメモリセルに格納される論理値は、磁気トンネル接合の抵抗状態を検出することにより読み出され得る。しかしながら、一般的な磁気トンネル接合のTMRは、比較的低くなる傾向がある。TMRが低いと、2つの抵抗を区別するのが難しくなる可能性がある。したがって、TMRが低いと、格納された論理値の読み出しの信頼性が低下する。
米国特許第6,259,644号明細書
本発明は、磁気トンネル接合に基づいたメモリセルの読み出しに関して信頼性を高めることができる二重接合磁気メモリデバイスの読み出し方法および二重接合磁気メモリデバイスへの書き込み方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、磁気メモリデバイスは、第1の基準強磁性層を含む第1の磁気トンネル接合と、第2の基準強磁性層を含む第2の磁気トンネル接合と、第1の基準層と第2の基準層との間にある導電性スペーサ層とを含み、第1の基準層および第2の基準層が、反強磁性結合され、第2の磁気トンネル接合の公称抵抗が、第1の磁気トンネル接合の公称抵抗のK倍であり、ただしKが1以外の比例定数であり、結合された基準層の磁化を第1の安定した向きに向けて、磁気メモリデバイスの第1の抵抗を測定するステップと、結合された基準層の磁化を第2の安定した向きに向けて、磁気メモリデバイスの第2の抵抗を測定するステップと、測定された前記第1の抵抗および第2の抵抗を用いて、磁気メモリデバイスに格納された論理値を判定するステップと、を含み、論理値が抵抗の測定値間の差の極性を検査することにより判定される。本発明の他の態様および利点は、本発明の原理を一例として示す添付図面に関連してなされる、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明による磁気メモリデバイスおよび読出し動作は、従来の磁気トンネル接合および読出し方法よりも優れたいくつかの利点を提供する。本発明の磁気メモリデバイスからのセンス信号は、従来の磁気トンネル接合のTMRを検出することにより判定される等価な信号よりも大きい。センス信号を大きくすることにより、読出し動作の信頼性を高めることができる。また、多数のサンプルを取ることにより、読出し動作の信頼性を向上することもできる。本発明による自己参照の読出し動作は、検出されるMTJ抵抗が外部の基準値と比較される読出し動作よりも信頼性を高めることができる。
図1a〜図1dを参照する。磁気メモリデバイス8は、スペーサ層30によって分離される第1の磁気トンネル接合10および第2の磁気トンネル接合20を含む。第1の磁気トンネル接合10は、第1のデータ強磁性(FM)層12と、第1の絶縁性トンネル障壁14と、第1の基準FM層16とを含む。第2の磁気トンネル接合20は、第2のデータ強磁性(FM)層22と、第2の絶縁性トンネル障壁24と、第2の基準FM層26とを含む。
第1のデータ層12は、2つの安定した向きのいずれかに向けられることができる磁化ベクトル(M1)を有する(例示的な第1の安定した向きは図1aと図1bに示されており、例示的な第2の安定した向きは図1cと図1dに示される)。第1の基準層16は、2つの安定した向きのいずれかに向けられることができる磁化ベクトル(M2)を有する(例示的な第1の安定した向きは図1aと図1cに示されており、例示的な第2の安定した向きは図1bと図1dに示される)。第1の絶縁性トンネル障壁14によって、第1のデータ層12と第1の基準層16との間に量子力学的トンネル現象が生じることが可能になる。
第1の磁気トンネル接合10の抵抗は、第1のデータ層12および第1の基準層16の磁化ベクトル(M1およびM2)の相対的な向きの関数である。第1の磁気トンネル接合10は、その磁化の向きが平行であるときにRTJ1の公称抵抗を有し、その磁化の向きが反平行であるときに、それより大きなRTJ1(1+TMRTJ1)の抵抗を有する。TMRTJ1は、第1の磁気トンネル接合10のトンネル磁気抵抗比を示す。図1aおよび図1dは、第1の磁気トンネル接合10の平行な磁化の向きを示し、図2aおよび図2dは、第1の磁気トンネル接合10の対応する抵抗を示す。図1bおよび図1cは、第1の磁気トンネル接合10の反平行な磁化の向きを示し、図2bおよび図2cは、第1の磁気トンネル接合10の対応する抵抗を示す。
同様に、第2のデータ層22は、2つの安定した向きのいずれかに向けられることができる磁化ベクトル(M4)を有し、第2の基準層26は2つの安定した向きのいずれかに向けられることができる磁化ベクトル(M3)を有する。第2の絶縁性トンネル障壁24によって、第2のデータ層22と第2の基準層26との間に量子力学的トンネル現象が生じることが可能になる。
第2の磁気トンネル接合20の抵抗は、第2のデータ層22および第2の基準層26の磁化ベクトル(M4およびM3)の相対的な向きの関数である。第2の磁気トンネル接合20は、その磁化の向きが平行であるときにRTJ2の公称抵抗を有し、その磁化の向きが反平行であるときに、それより大きなRTJ2(1+TMRTJ2)の抵抗を有する。TMRTJ2は、第2の磁気トンネル接合20のトンネル磁気抵抗比を示す。図1bおよび図1cは、第2の磁気トンネル接合20の平行な磁化の向きを示し、図2bおよび図2cは、第2の磁気トンネル接合20の対応する抵抗を示す。図1aおよび図1dは、第2の磁気トンネル接合20の反平行な磁化の向きを示し、図2aおよび図2dは、第2の磁気トンネル接合20の対応する抵抗を示す。
後に明らかになる理由により、第2の磁気トンネル接合20の公称抵抗(RTJ2)は、第1の磁気トンネル接合10の公称抵抗(RTJ1)のK倍である。ただし、Kは1以外の比例定数である。すなわち、RTJ2=KRTJ1であり、K≠1である。2つの磁気トンネル接合10および20のトンネル磁気抵抗比は、概ね同じにすることができる。したがって、TMRTJ1≒TMRTJ2≒TMRである。比例定数の値は後述される。
スペーサ層30は、Ru、Re、RhまたはCuのような電気的に伝導性で、磁気的に非伝導性の材料から形成され得る。スペーサ層30のための材料および厚みは、第1の基準FM層16と第2の基準FM層26との間に強い反強磁性交換結合が生じるように選択される。第1の基準層16および第2の基準層26と、その間にあるスペーサ層30との組み合わせは、人工反強磁性体(AAF)15または合成フェリ磁性体(SF)15を形成する。
基準層の磁化ベクトル(M2およびM3)は逆の方向を指すので、AAF15の磁気モーメントはMMAAF=MM−MMである。ただし、MMは第1の基準層16の磁気モーメントであり、MMは第2の基準層26の磁気モーメントであり、MMAAFはAAF15の合成磁気モーメントである。磁気モーメントMMおよびMMは近い大きさにすることができ、そのため合成磁気モーメントMMAAFは0ではないが、データ層12または22のいずれかの磁気モーメントよりも著しく小さくなる。基準層16および26の磁気モーメント(MMおよびMM)は、異なるビット形状、幾何学的形状、組成、厚みなどを用いることにより、異ならせることができる。
AAF15は、ピン留め、または固定されない。したがって、著しく小さい合成磁気モーメントMMAAFによって、AAF15の磁化の向きが、データ層の磁化ベクトル(M1およびM4)の向きを変更することなく、その安定した向きの間で切り替えられることが可能になる。一方の安定した向きが図1aおよび図1cに示されており、他方の安定した向きが図1bおよび図1dに示される。
MM>MMを有するAAF15の例について考えてみる。AAF15に磁界がかけられるとき、ベクトルM2はかけられた磁界の方向を指し、ベクトルM3は逆の方向を指すであろう。ここで、MM>MMを有するAAF15の例について考えてみる。AAF15に磁界がかけられるとき、ベクトルM3はかけられた磁界の方向を指し、ベクトルM2は逆の方向を指すであろう。
図2a〜図2dに示されるように、第1および第2の磁気トンネル接合は、電気的に直列に接続される。したがって、磁気メモリデバイス8の抵抗は、第1の磁気トンネル接合10および第2の磁気トンネル接合20の抵抗の和である。
第1の導体32が、第1の磁気トンネル接合10の第1のデータ層12と電気的に接触し、第2の導体34が、第2の磁気トンネル接合20の第2のデータ層22と電気的に接触する。第1の導体32および第2の導体34は、直交することができる。これらの導体32および34を用いて、書込み動作中にデータ層12および22に切替え磁界をかけることができ、読出し動作中にAAF15に切替え磁界をかけることができる。
磁気メモリデバイス8の書込み動作中に、第1の導体32および第2の導体34に書込み電流が供給される。これらの書込み電流は、第1の導体32および第2の導体34の周囲に磁界を生成する。合成された磁界はデータ層12および22の保磁力より大きくなり、データ層12および22の磁化ベクトル(M1およびM4)が所望の向きに設定される(その向きは第1の導体32および第2の導体34に供給される電流の方向に依存するであろう)。その向きは、論理「1」または論理「0」に対応する。たとえば、図1aおよび図1bのデータ層の磁化の向きは、論理「1」に対応することができ、図1cおよび図1dのデータ層の磁化の向きは、論理「0」に対応することができる。第1の導体32および第2の導体34から書込み電流が除かれるとき、データ層12および22の磁化ベクトル(M1およびM4)はそれらの向きを保持する。
データ層12および22は同じ合成磁界に暴露されているので、それらの磁化ベクトル(M1およびM4)は同じ向きを有する。しかしながら、それらの対応する基準層16および26は、必然的に逆の向きを有する。したがって、磁気トンネル接合10または20のうちの一方は平行な磁化の向きを有し、他方の磁気トンネル接合は反平行な磁化の向きを有する。結果として、ビット−ビットバー構成になる。
また、合成磁界によって、AAF15は、ある特定の向きを呈する。この向きは、より大きな磁気モーメントを有する基準層16または26によって影響を受ける。AAF15の向きは、書込み動作中には重要ではない。
製造中に、メモリデバイス8は、外部磁界の存在する状態でアニールされ得る。外部磁界は、磁化ベクトルを既知の向きに設定する。
ここで図3を参照すると、磁気メモリデバイス8における非破壊的な、自己参照の2サンプル読出し動作が示される。AAF15がその第1の安定した向きに切り替えられる(310)。AAF15は、第1の導体32および第2の導体34に読出し電流を供給することにより切り替えられ得る。読出し電流は、磁界を生成し、それらの磁界が合成されるとき、AAF15が切り替わる。AAF15は低い保磁力を有し、その保磁力によって切替え磁界が除かれた後にその磁化を保持することが可能になる。導体32および34を用いる代わりに、外部からの切替え磁界を磁気メモリデバイス18にかけてもよい。切替え磁界は、データ層12および22の磁化の向きに影響を与えない。
磁気メモリデバイス8の全抵抗(RTOT1)が測定される(312)。たとえば、導体32と34の間に電圧を印加することができる(312)。その電圧によって、磁気トンネル接合10および20にセンス電流が流れる。センス電流は全抵抗(RTOT1)に反比例する。
全抵抗が測定された後に、AAF15がその第2の安定した向きに切り替えられ(314)、磁気メモリデバイス8の全抵抗(RTOT2)が測定される(316)。
抵抗の差(RTOT1−RTOT2)が計算され(318)、その差の極性が検査される(320)。差の極性はデバイス8に格納された論理値を示す。
その極性がなぜ論理値を示すかを理解するために、図1aおよび図1dに示されるデータ層の磁化の向きについて考えてみる。RTJ2=KRTJ1であり、TMRTJ1≒TMRTJ2≒TMRであるので、以下の式が成り立つ。すなわち、
TOT1=RTJ1+RTJ2(1+TMR)=RTJ1(1+K+KTMR)、
TOT2=RTJ1(1+TMR)+RTJ2=RTJ1(1+TMR+K)、および
(RTOT1−RTOT2)=RTJ1(1+K+KTMR−1−TMR−K)
したがって、(RTOT1−RTOT2)=RTJ1(KTMR−TMR)である。K>1である場合には、正の極性がデータ層の磁化の向きを、それゆえ図1aおよび図1bに示される論理値を示す。
ここで図1bおよび図1cに示されるデータ層の磁化の向きについて考えてみると、
TOT1=RTJ1(1+TMR)+RTJ2=RTJ1(1+TMR+K)、
TOT2=RTJ1+RTJ2(1+TMR)=RTJ1(1+K+KTMR)、および
(RTOT1−RTOT2)=RTJ1(1+TMR+K−1−K−KTMR)=RTJ1(TMR−KTMR)
したがって、K>1である場合には、負の極性がデータ層の磁化の向きを、それゆえ図1cおよび図1dに示される論理値を示す。
AAF15の切替えの順序が逆であり、K>1である場合には、負の極性が図1aおよび図1bに示される論理値を示し、正の極性が図1cおよび図1dに示される論理値を示す。
比例定数Kの値は、読出し回路が2つの抵抗RTOT1とRTOT2とを区別できるようにするのに十分な値でなければならない。その値は部分的には、抵抗測定中の信号レベル(電圧/電流の変化)および雑音レベルに依存する。
また、Kの実際の値は工程にも依存する。磁気トンネル接合の抵抗は、絶縁性トンネル障壁の厚みを変更することにより変更され得る。各磁気トンネル接合10および20の公称抵抗、それゆえKの実際の値は部分的には、障壁の厚みを制御する能力に依存する。磁気トンネル接合の抵抗は、絶縁性トンネル障壁の厚みに非常に影響されやすい。障壁の厚みを少し(たとえば、10%未満)増やしただけでも、磁気トンネル接合の抵抗の大幅な増加を生じる可能性がある。たとえば、1〜2nmのトンネル障壁の場合、障壁の厚みが0.1nm増えると、磁気トンネル接合の抵抗が2倍になる可能性のあることがわかっている。堆積および処理のばらつきに起因して、接合抵抗に固有のばらつき(+/−1%程度)が生じる可能性がある。したがって、第1および第2の磁気トンネル接合の抵抗が区別できるようにするために、第1および第2の磁気トンネル接合の公称抵抗は、少なくとも固有のばらつきだけ異ならなければならない。したがって、固有のばらつきは、Kの値に対する下限を設定する。
第1の例としては、第1の磁気トンネル接合10の公称抵抗(RTJ1)が1メガオームであり、第2の磁気トンネル接合20の公称抵抗(RTJ2)が2メガオームであり(それによりK=2)、磁気トンネル接合10および20の両方のトンネル磁気抵抗比がTMR=15%である。読出し回路は、図1aおよび図1dに示される磁化の向きの場合には150キロオーム以内の精度でなければならず、図1bおよび図1cに示される磁化の向きの場合には−150キロオーム以内の精度でなければならない。
第2の例としては、第1の磁気トンネル接合10の公称抵抗(RTJ1)が1メガオームであり、第2の磁気トンネル接合20の公称抵抗(RTJ2)が1.5メガオームであり(それによりK=1.5)、磁気トンネル接合10および20の両方のトンネル磁気抵抗比がTMR=15%である。読出し回路は、図1aおよび図1dに示される磁化の向きの場合には75キロオーム以内の精度でなければならず、図1bおよび図1cに示される磁化の向きの場合には−75キロオーム以内の精度でなければならない。
TJ1をRTJ2に近い値にしておくために、Kの値はできる限り小さいことが望ましい。しかしながら、Kは、適度なセンサ信号対雑音比を与えるように十分に大きくなければならない。
読出し動作は、デバイス8当たり2回、すなわち安定した各AAFの向きにおいて1回の抵抗測定のみが行われるので、2サンプル動作と見なされる。読出し動作は、磁気トンネル接合10および20の内容が上書きされないので、非破壊的であると見なされる。読出し動作は、磁気トンネル接合10および20の抵抗が外部の基準値と比較されないので、自己参照であると見なされる。
上述されたデバイス8および読出し動作は、従来の磁気トンネル接合および読出し方法よりも優れたいくつかの利点を提供する。デバイス8からのセンス信号は、従来の磁気トンネル接合のTMRを検出することにより判定される等価な信号よりも大きい。センス信号を大きくすることにより、読出し動作の信頼性を高めることができる。また、多数のサンプルを取ることにより、読出し動作の信頼性が高くなる傾向もある。
自己参照の読出し動作は、検出されるMTJ抵抗が外部の基準値と比較される読出し動作よりも信頼性が高くなる傾向がある。製造上の制約に起因して、一群の磁気トンネル接合の公称抵抗と、それよりも高い抵抗との間に存在する基準値を生成することは困難である可能性がある。
自己参照の非破壊的な読出し動作は、破壊的な読出し動作に比べて速く、信頼性が高く、消費電力が少なくなる傾向がある。破壊的な読出し動作は一般に、磁気トンネル接合に値を書き込むことを伴う。これらの書込みは電力を消費し、時間を要し、書込み誤りの可能性を生じる。
ここで図4を参照する。MRAMデバイス410は、メモリセル414のアレイ412を含む。各メモリセル414は磁気メモリデバイス8を含む。ワード線416がアレイ412の行に沿って延在し、ビット線418がアレイ412の列に沿って延在する。各ワード線416は第1のデータ層12の行に接続され、各列は第2のデータ層22の列に接続される。各メモリセル414、それゆえ各メモリデバイス8は、ワード線416とビット線418との交点に位置する。比較的少ない数のメモリセル414のみが示される。実際には、他のサイズおよび空間配列のアレイを用いることができる。
MRAMデバイス410はさらに、読出し動作中にアレイ412全体に外部からの磁界をかけるための磁界供給源419を含む。外部磁界によって、各メモリセル414のAAFが切り替わる。磁界供給源419は、アレイ412に近接したコイルとすることができる。
また、MRAMデバイス410は、行デコーダ420、列デコーダ422、および読出し/書込み回路424も含む。デコーダ420および422は、読出しおよび書込み動作中に、ワード線416およびビット線418を選択する。選択されたメモリセル414は、選択されたワード線416と選択されたビット線418との交点に位置する。
読出し/書込み回路424は、複数の読出し回路、すなわちメモリセル414の各スライス当たり1つの読出し回路を含むことができる。例示的な読出し回路510が図5に示される。例示的な読出し回路510は、センス増幅器512と、サンプル/ホールド(S/H)回路514〜516と、コンパレータ518とを含む。
センス増幅器512は、抵抗(RTOT1)に比例する第1の出力電圧を生成することにより、選択されたメモリセル414の抵抗(RTOT1)を検出する。S/H回路514〜516は第1の出力電圧を格納する。また、第1の出力電圧はコンパレータ518の第1の入力にも加えられる。図6に示されるように、コンパレータ518の出力は、第1の出力電圧に応答して上昇し、その後、安定する。
AAFが切り替えられ、センス増幅器512が再び、抵抗(RTOT2)に比例する第2の出力電圧を生成することにより、選択されたメモリセル414の抵抗(RTOT2)を検出する。第2の出力電圧は、コンパレータ518の第2の入力に供給される。図6に示されるように、第1の論理値はコンパレータ518の上昇する出力に対応し、第2の論理値はコンパレータ518の降下する出力に対応する。
メモリセル414は、多数の並列経路を介して互いに結合される。1つの交点において見られる抵抗は、他の行および列内のメモリセル414の抵抗と並列な交点にあるメモリセル414の抵抗に等しい。したがって、センス増幅器512によって測定される抵抗は、寄生電流またはスニークパス電流が読出し動作を妨害する可能性がある交点抵抗網として特徴付けられ得る。ダイオードまたはトランジスタのような遮断デバイスをメモリセル414に接続して、寄生電流を遮断することができる。
代替の実施形態では、寄生電流は、本譲受人の特許文献1に開示された「等電位」法を用いることにより処理され得る。等電位法を用いるように構成される場合には、読出し/書込み回路424は、選択されないビット線418に、選択されたビット線418と同じ電位を供給することができるか、または選択されないワード線416に、選択されたワード線416と同じ電位を供給することができる。
本発明は、アレイ412全体に切替え磁界をかけるための磁界供給源419に限定されない。供給源419の代わりに、ワード線416およびビット線418を用いてもよい。たとえば、読出し/書込み回路424がワード線416およびビット線418に読出し電流を供給し、読出し電流が磁界を生成し、その磁界によって、選択されたメモリセル414のAAFが、その第1の安定した向きに切り替わる。選択されたメモリセル414の抵抗が読み出される。その後、選択されたメモリセル414のAAFが第2の安定した向きに切り替えられ、選択されたメモリセル414の抵抗が再び測定される。2つの測定値を比較して、選択されたメモリセル414に格納された論理値が判定される。
しかしながら、磁界供給源419は利点を提供する。磁界供給源419によって、抵抗を迅速に検出することが可能になる。選択されたメモリセル414の抵抗は、選択されたメモリセル414のAAF15に切替え磁界がかけられている間に測定され得る。
磁界供給源419は、切替え磁界が除かれた後にその磁化の向きを保持しないAAFの場合に、さらなる利点を提供する。AAF15は極めて低い保磁力を有することができ、それにより外部磁界のない場合に、熱的なゆらぎ、および他の影響によって、磁化の向きが変化する可能性がある。外部磁界によって、そのようなAAFは、抵抗が測定されている間にその磁化の向きを保持することが可能になる。
本発明は、アレイ412全体に切替え磁界をかけるための単一の磁界供給源419に限定されない。代わりとして、各ビット線は、図7に示される構造710に置き換えられ得る。構造710は、ワード線416と、誘電体層712と、読出し線714とを含む。ワード線416は、メモリセル414の列のデータ層と接触する。読出し線714は、ワード線416と同じ方向に延在することができる。誘電体層712は、ワード線416と読出し線714との間に電気的絶縁を提供する。読出し動作中に、読出し/書込み回路424が読出し線714に電流を供給し、その間、ワード線416およびビット線418を用いて、選択されたメモリセル414の抵抗を検出する。したがって、この構造710によっても、切替え磁界がかけられている間に抵抗が測定されることが可能になるが、AAF切替え磁界がメモリセル414の列にかけられ、アレイ412全体にかけられない点が異なる。
さらに別の実施形態では、ワード線416およびビット線418を用いて、切替え磁界をかけるのと同時に、選択されたメモリセルの抵抗を検出することができる。選択されたワード線416またはビット線418に電流を供給することができ、センス点において適当な電圧基準値を維持して、コモンモードバイアス電流を加えながら、差動電圧を判定することができる。
本発明は、2サンプル読出し動作に限定されない。信頼性をさらに高めるために、さらなるサンプルをとってもよい。
本発明は、3つの層を有するAAF15に限定されない。AAFは、さらなる層を有することができる。たとえば、5層のAAFは、第1の強磁性層と、第1のスペーサ層と、第2の強磁性層と、第2のスペーサ層と、第3の強磁性層とを有することができる。第1のスペーサ層によって、第1および第2の強磁性層の反強磁性結合を可能にし、第2のスペーサ層によって、第2の強磁性層と第3の強磁性層との間の強磁性結合を可能にして、ビット−ビットバー構成を維持する。
本発明は、上述した特定の実施形態に限定されない。代わりに、本発明は添付の特許請求の範囲にしたがって解釈される。
本発明の一実施形態による磁気メモリデバイスの図である。 本発明の一実施形態による磁気メモリデバイスの図である。 本発明の一実施形態による磁気メモリデバイスの図である。 本発明の一実施形態による磁気メモリデバイスの図である。 磁気メモリデバイスの対応する電気的な等価回路の図である。 磁気メモリデバイスの対応する電気的な等価回路の図である。 磁気メモリデバイスの対応する電気的な等価回路の図である。 磁気メモリデバイスの対応する電気的な等価回路の図である。 図1a〜図1dの磁気メモリデバイスを読み出す方法の図である。 本発明の一実施形態によるMRAMデバイスの図である。 MRAMデバイスのための例示的な読出し回路の図である。 例示的な読出し回路の動作を示す図である。 ワード線/読出し線の構造の図である。
符号の説明
8 磁気メモリデバイス、
10、20 磁気トンネル接合、
12、22 データ強磁性(FM)層、
14、24 絶縁性トンネル障壁、
15 人工反強磁性体(AAF)または合成フェリ磁性体(SF)、
16、26 基準FM層。

Claims (6)

  1. 磁気メモリデバイス(8)を読み出す方法であって、
    磁気メモリデバイス(8)は、
    第1の基準強磁性層(16)を含む第1の磁気トンネル接合(10)と、
    第2の基準強磁性層(26)を含む第2の磁気トンネル接合(20)と、
    前記第1の基準層と前記第2の基準層との間にある導電性スペーサ層(30)とを含み、
    前記第1の基準層(16)および前記第2の基準層(26)が、反強磁性結合され、
    前記第2の磁気トンネル接合(20)の公称抵抗が、前記第1の磁気トンネル接合(10)の公称抵抗のK倍であり、ただしKが1以外の比例定数であり、
    結合された基準層の磁化を第1の安定した向きに向けて、前記磁気メモリデバイスの第1の抵抗を測定するステップ(310、312)と、
    結合された基準層の磁化を第2の安定した向きに向けて、前記磁気メモリデバイスの第2の抵抗を測定するステップ(314、316)と、
    測定された前記第1の抵抗および前記第2の抵抗を用いて、前記磁気メモリデバイスに格納された論理値を判定するステップ(318、320)と、を含み
    前記論理値が、前記抵抗の測定値間の差の極性を検査することにより判定される(320)、方法。
  2. 前記第1の磁気トンネル接合(10)が第1の絶縁性トンネル障壁(14)を含み、前記第2の磁気トンネル接合(20)が第2の絶縁性トンネル障壁(24)を含み、前記第1の絶縁性トンネル障壁(14)および前記第2の絶縁性トンネル障壁(24)が、異なる厚みを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の磁気トンネル接合(10)および前記第2の磁気トンネル接合(20)の公称抵抗前記第1の磁気トンネル接合(10)および前記第2の磁気トンネル接合(20)の抵抗が区別できるようにするために、前記絶縁性トンネル障壁の厚みのばらつきに起因して生じる接合抵抗の固有のばらつきだけ少なくとも異なる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の磁気トンネル接合(10)が第1のデータ層(12)をさらに含み、前記第2の磁気トンネル接合(20)が第2のデータ層(22)をさらに含み、前記基準層(16、26)および前記スペーサ層(30)が、AAF(15)を形成し、そのAAF(15)の合成磁気モーメントが、前記データ層(12または22)のいずれかの磁気モーメントよりも小さい、請求項1に記載の方法。
  5. 前記AAF(15)がピン留めされていない、請求項4に記載の方法。
  6. 請求項1に記載の磁気メモリデバイスに論理値を書き込む方法であって、
    両方の磁気トンネル接合に切替え磁界を同時に加えることを含み、
    前記切替え磁界によって、前記第1の磁気トンネル接合および前記第2の磁気トンネル接合のデータ層の磁化が、同じ安定した方向に向けられることにより、前記第1の磁気トンネル接合および前記第2の磁気トンネル接合の基準FM層の磁化が反対の方向に向けられることを有する、方法。
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