JP2003337274A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003337274A
JP2003337274A JP2002146199A JP2002146199A JP2003337274A JP 2003337274 A JP2003337274 A JP 2003337274A JP 2002146199 A JP2002146199 A JP 2002146199A JP 2002146199 A JP2002146199 A JP 2002146199A JP 2003337274 A JP2003337274 A JP 2003337274A
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lens barrel
lens
camera body
camera
optical axis
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Mukau Cho
向 丁
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Olympus Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、簡易な構成で、且つ、簡便にして
容易にレンズ鏡筒の組付けを実現し得るようにすること
にある。 【解決手段】撮像レンズ12が内装されるレンズ鏡筒1
3の外周壁に撮像レンズ12の光軸Oと略平行な軸を有
するテーパの一部である凹状の曲面131を設けて、カ
メラ本体10に上記レンズ鏡筒13の凹状の曲面131
と当接して連結するための上記撮像レンズ12の光軸O
に略平行な軸を有する、上記テーパと同一形状のテーパ
の一部である凸状の曲面141を設け、上記凹状の曲面
131と凸状の曲面141とを当接させて光軸方向に圧
入して連結するように構成し、所期の目的を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラに係り、
特にそのレンズ鏡筒とカメラ本体との取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラにおいては、カメラ本体
に対し撮像レンズの内装されたレンズ鏡筒が組付け配置
されている。このレンズ鏡筒をカメラ本体に組付ける手
段としては、例えば特開平5―100144号公報等に
開示されるようにレンズ鏡筒を構成する固定筒を、カメ
ラ本体に対して螺子を用いて螺着する方法が採用されて
いる。
【0003】ところが、上記カメラでは、レンズ鏡筒を
カメラ本体の所定の位置に位置決めして載置し、その
後、レンズ鏡筒が位置ずれしないように押さえながら螺
子を用いてカメラ本体に螺着して組付けなければならな
いために、その組付け時に、レンズ鏡筒を転がしたりし
て、損傷させる虞を有し、その組立て作業が面倒なもの
となっている。
【0004】係る事情は、最近のカメラにおいては、レ
ンズ鏡筒に内装する撮像レンズ群の高倍率化等により、
レンズ鏡筒の質量が大きくなる傾向にあるため、組立て
作業時における重大な課題の一つとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のカメラでは、レンズ鏡筒をカメラ本体に組付ける組
立て作業が面倒であるという不都合を有する。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易にレンズ鏡
筒の組付けを実現し得るようにしたカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、カメラ本体
と、撮像レンズが内装されるレンズ鏡筒と、上記カメラ
本体と上記レンズ鏡筒の一方に設けられ、上記撮像レン
ズの光軸と略平行な軸を有するテーパの一部である凹状
の曲面と、この凹状の曲面と当接して上記撮像レンズと
上記カメラ本体との連結を行うため、上記カメラ本体と
上記レンズ鏡筒の他方に設けられた上記撮像レンズの光
軸に略平行な軸を有する、上記テーパと同一形状のテー
パの一部である凸状の曲面とからなる連結手段とを備え
てカメラを構成した。
【0008】上記構成によれば、レンズ鏡筒は、カメラ
本体に対し、相互に設けられた凹状の曲面と凸状の曲面
とを当接させて光軸方向に圧入させることにより、相互
間が、撮像レンズの光軸に対し位置決めされて連結され
る。従って、この連結状態において、レンズ鏡筒を転が
したりすることなく、簡便にして容易に組付けを行うこ
とが可能となる。
【0009】また、この発明は、撮影レンズを有するカ
メラにおいて、上記撮像レンズが内装されるものであっ
て、上記撮影レンズの光軸に略平行な軸を有するテーパ
の一部で凹状若しくは凸状の第1の曲面が設けられたレ
ンズ鏡筒と、上記撮影レンズの光軸に略平行な軸を有す
るテーパの一部である凸状若しくは凹状の第2の曲面が
設けられたカメラ本体と備え、上記第1の曲面と上記第
2の曲面とを当接させて上記レンズ鏡筒と上記カメラ本
体との連結を行うように構成した。
【0010】上記構成によれば、レンズ鏡筒は、その第
1の曲面をカメラ本体の第2の曲面に当接させて光軸方
向に圧入させることにより、カメラ本体と撮像レンズの
光軸に対し位置決めされて連結される。従って、この連
結状態において、レンズ鏡筒を転がしたりすることな
く、簡便にして容易に組付けを行うことが可能となる。
【0011】また、この発明は、カメラ本体と、撮像レ
ンズが内装されるレンズ鏡筒と、上記カメラ本体に設け
られ、上記撮影レンズの光軸に対して傾斜した第1の平
面と、この第1の平面と当接して上記レンズ鏡筒と上記
カメラ本体との連結を行うため、上記レンズ鏡筒に設け
られた上記撮影レンズの光軸に対し傾斜した第2の平面
とからなる連結手段とを備えてカメラを構成した。
【0012】上記構成によれば、レンズ鏡筒は、その第
2の平面をカメラ本体の第1の平面に当接させて光軸方
向に圧入させることにより、カメラ本体と撮像レンズの
光軸に対し位置決めされて連結される。従って、この連
結状態において、レンズ鏡筒を転がしたりすることな
く、簡便にして容易に組付けを行うことが可能となる。
【0013】また、この発明は、撮影レンズを有するカ
メラにおいて、上記撮像レンズが内装されるものであっ
て、上記撮影レンズの光軸に対し傾斜した第1の面を有
するレンズ鏡筒と、上記撮影レンズの光軸に対し傾斜し
た第2の面を有するカメラ本体とを備え、上記第1の面
と上記第2の面とを当接させて上記レンズ鏡筒と上記カ
メラ本体との連結を行うように構成した。
【0014】上記構成によれば、レンズ鏡筒は、その第
1の面をカメラ本体の第2の面に当接させて光軸方向に
圧入させることにより、カメラ本体と撮像レンズの光軸
に対し位置決めされて連結される。従って、この連結状
態において、レンズ鏡筒を転がしたりすることなく、簡
便にして容易に組付けを行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、この発明の一実施の形態に係るカ
メラを示すもので、カメラ本体10には、その略中央に
図示しないフィルムに撮影光を露光するアパーチャ11
が設けられる。そして、このアパーチャ11の前面側に
は、撮像レンズ12の内装されるレンズ鏡筒13が配さ
れる。
【0017】レンズ鏡筒13には、図2に示すようにそ
の基端部の外周壁に光軸Oと略平行な軸上に端部方向に
狭められるテーパ(円錐面)の一部を構成する複数、例
えば3個の凹状の第1の曲面131が円周方向に所定の
間隔に設けられる。そして、このレンズ鏡筒13の基端
に3個の取付孔132を有した取付部133が上記凹状
の曲面131間に径方向に突出して設けられる。
【0018】一方、カメラ本体10には、アパーチャ1
1の周囲の例えば3箇所に連結手段を構成する鏡筒取付
部14が、上記レンズ鏡筒13の凹状の曲面131に対
応してそれぞれ設けられる。この鏡筒取付部14には、
上記レンズ鏡筒13の凹状の曲面131と当接するため
の光軸方向前方(被写体側)は小径で、光軸方向後方
(アパーチャ側)はそれより大径のテーパ(円錐面)の
一部を構成する凸状の第2の曲面141が光軸Oと略平
行の軸上に設けられる。
【0019】そして、鏡筒取付部14の凸状の曲面14
1の周囲には、湾曲部(円弧部)142がレンズ鏡筒1
3の外周壁に対応して設けられる。この鏡筒取付部14
の湾曲部142は、凸状の曲面141に対してレンズ鏡
筒13の凹状の曲面131が当接された状態で、図3に
示すようにレンズ鏡筒13の外周壁との間に僅かな間隙
gを有するように形成される。
【0020】また、カメラ本体10のアパーチャ11の
周囲には、複数、例えば3個の固定用挿通孔111が上
記レンズ鏡筒の取付部133の取付孔132に対応して
設けられる。
【0021】さらに、上記カメラ本体10には、そのア
パーチャ11の一方端側にスプール室15が設けられ、
アパーチャ11の他方端側にパトローネ室16が設けら
れる。そして、カメラ本体10は、図4に示すようにカ
メラ外装を構成する前カバー17及び後カバー18内に
内装される。このうち前カバー17には、上記レンズ鏡
筒13の挿通されるレンズ挿通孔171が設けられ、こ
のレンズ挿通孔171を通して上記レンズ鏡筒13がカ
メラ前面に突設して配される。
【0022】他方、上記後カバー18には、アパーチャ
11、スプール室15及びパトローネ室16を外光に露
出する開放、あるいは外光を遮断する遮断位置に回動さ
れる後蓋19が開閉自在に設けられる。この後蓋19の
裏面には、その略中央部に圧板20が圧ばね21を介し
て設けられ、その閉状態において、圧板20が、上記カ
メラ本体10の図示しない圧板レール面に当接するよう
に配される。
【0023】上記後蓋19は、後カバー18に対して閉
じられた状態で、その圧ばね21の弾性力により圧板レ
ール面(図示せず)上に圧接される。これにより、圧板
20は、カメラ本体10のフィルムレール112面上に
載置されたフィルム22の平面性を確保する。
【0024】また、後蓋19には、フィルム押さえばね
23及びパトローネ押さえばね24それぞれが上記スプ
ール室15のスプール151及びパトローネ室16に収
容されるフィルムパトローネ221を押圧するように配
設される。このうちパトローネ押さえばね24は、後蓋
19の閉状態において、カメラ本体10のパトローネ室
16に収容されたフィルムパトローネ221をフィルム
22の給送、繰り出し、あるいは巻戻しが可能にパトロ
ーネ室16に圧接して位置決めする。
【0025】そして、他方のフィルム押さえばね23
は、上記パトローネ室16に収容されたフィルムパトロ
ーネ221から引き出されたフィルム22をスプール室
15のスプール151に巻取り可能に位置規制する。
【0026】なお、上記後蓋19は、後カバー18に閉
じられると、例えば後カバー18に設けられる図示しな
いロック機構により、閉位置において開放自在にロック
され、そのロック状態において、図示しない蓋開閉操作
部が操作されると、開方向への回動が可能となる。
【0027】上記構成において、レンズ鏡筒13を、カ
メラ本体10に組付ける場合には、3箇所の取付部13
3に設けられる取付孔132をそれぞれカメラ本体10
の挿通孔111に対向させて、上記凹状の曲面131の
端部側をアパーチャ11の周囲の鏡筒取付部14の凸状
の曲面141の先端部に対向させる。この状態からレン
ズ鏡筒13を、カメラ本体10に接近させて、その凹状
の曲面131の先端を凸状の曲面141の先端に当接さ
せる。この際、レンズ鏡筒13とカメラ本体10との間
には、リング状の遮光部材25が介在される。
【0028】この当接状態において、鏡筒取付部14の
湾曲部142は、レンズ鏡筒13の外周壁に対して上記
間隙gを有して対向される。ここで、レンズ鏡筒13
を、さらにカメラ本体方向に押し込むと、その凹状の曲
面131に対してカメラ本体10側の凸状の曲面141
が、複数の曲面131と複数の曲面141との相互の楔
作用によって圧入され、曲面131と曲面141との摩
擦によってカメラ本体10のアパーチャ11に対して位
置決めされて組付けられる。
【0029】この凹状の曲面131に対して鏡筒取付部
14の凸状の曲面141が圧入(圧接)された状態にお
いて、レンズ鏡筒13は、その取付部133の取付孔1
32に対してカメラ後面側よりカメラ本体10の挿通孔
111に挿入された、例えばセルフタップ方式の螺子2
6が螺着される。これにより、レンズ鏡筒13は、カメ
ラ本体13の前面に確実に組付けられ固定される。
【0030】このようにレンズ鏡筒13の組付けられた
カメラ本体10は、その周囲に前カバー17及び後カバ
ー18が被着される。この際、カメラ本体10に組付け
られたレンズ鏡筒13は、前カバー17のレンズ挿通孔
171に挿通され、その基端部と前カバー17との間に
リング状の遮光部材27が配されて外部からの光がカメ
ラ内に侵入しないように組付けられる。
【0031】このように、上記カメラは、撮像レンズ1
2が内装されるレンズ鏡筒13の外周壁に撮像レンズ1
2の光軸Oと略平行な軸を有するテーパの一部である凹
状の曲面131を設けて、カメラ本体10に上記レンズ
鏡筒13の凹状の曲面131と当接して連結するための
上記撮像レンズ12の光軸Oに略平行な軸を有する、上
記テーパと同一形状のテーパの一部である凸状の曲面1
41を設け、上記凹状の曲面131と凸状の曲面141
とを当接させて光軸方向に圧入して連結するように構成
した。尚、図4中のθは、上記テーパのテーパ角φの1
/2である角度を示す。
【0032】これによれば、レンズ鏡筒13は、カメラ
本体10に対し、それぞれに設けられた凹状の曲面13
1と凸状の曲面141とを当接させて光軸方向に圧入さ
せることにより、相互間が、撮像レンズ12の光軸Oに
対し位置決めされて連結される。従って、この連結状態
において、相互間を螺子26を用いて螺着して相互間を
組付けることにより、その組付け時に、レンズ鏡筒13
を転がしたりすることなく、簡便にして容易に組付けを
行うことができる。
【0033】なお、上記実施の形態では、カメラ本体1
0に凸状の曲面141を設けて、レンズ鏡筒13に凹状
の曲面131を形成するように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、その他、カメラ本体10に凹
状の第2の曲面を形成し、レンズ鏡筒13に凸状の第1
の曲面を形成するように構成することも可能である。
【0034】また、この発明は、上記実施の形態に限る
ことなく、その他、図5及び図6に示すように構成する
ことも可能で、同様の効果が期待される。但し、図5及
び図6においては、上記図1乃至図4と同一部分につい
て、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0035】即ち、図5及び図6においては、レンズ鏡
筒13の周囲壁に撮影レンズ12の光軸Oに対して傾斜
した四辺形状の第2の平面を構成する凹状の第2の面1
34を複数、例えば3箇所、同方向に所定の間隔に設け
る。この第2の面134は、その一端(アパーチャ側)
の光軸Oからの距離をrとし、その他端(被写体側)の
光軸Oからの距離をr1とすると、r<r1となるように
傾斜されて形成される。即ち、第2の面134の光軸上
への投影長さをLとすれば、光軸Oを含む平面内での光
軸Oと第2の面134の傾斜角θは、tan-1((r1
−r)/L)となる。
【0036】また、カメラ本体10には、レンズ鏡筒1
3の第2の面134と当接して相互間の連結を行うた
め、上記撮影レンズ12の光軸Oに対し傾斜した上記第
2の面134と略同一形状の第1の平面を構成する凸状
の第1の面281を備えた鏡筒取付部28をアパーチャ
11の周囲に複数個、例えば3個を所定の間隔に設け
る。この第1の面281は、第2の面134と当接する
ため、上記第2の面134と同一の傾斜角を有して形成
される。
【0037】上記構成により、レンズ鏡筒13を、カメ
ラ本体10に組付ける場合には、3箇所の取付部133
の取付孔132をそれぞれカメラ本体10の挿通孔11
1に対向させて、その3個の第2の面134の端部側を
アパーチャ11の周囲の3個の鏡筒取付部28の第1の
面281の先端部に対向させる。この状態からレンズ鏡
筒13をカメラ本体10に接近させて、その第2の面1
34と第1の面281とを当接させる。
【0038】この当接状態において、レンズ鏡筒13
は、さらにカメラ本体方向に押し込むと、その3個の第
2の面134に対してカメラ本体10の第1の面281
が、複数の第2の面134と複数の第1の面281との
相互の楔作用により圧入され、第2の面134と第1の
面281との摩擦によってカメラ本体10のアパーチャ
11に対して位置決めされて組付けられる。
【0039】この第2の面134が鏡筒取付部28の第
1の面281に圧入された状態において、レンズ鏡筒1
3は、上述したようにその取付部133の取付孔132
に対してカメラ後面側よりカメラ本体10の挿通孔11
1に挿入された、例えばセルフタップ方式の螺子26が
螺着される。これにより、レンズ鏡筒13は、カメラ本
体10の前面に確実に組付けられ固定される。
【0040】なお、図5及び図6においては、カメラ本
体10の第1の面281を凸状に形成し、レンズ鏡筒1
3の第2の面134を凹状に形成するように構成した場
合で説明したが、これに限ることなく、カメラ本体10
の第1の面281を凹状に形成して、レンズ鏡筒13の
第2の面134を凸状に形成するように構成することも
可能である。
【0041】ここで、本発明で説明した上記テーパのテ
ーパ角φ及び傾斜角θは、非常に小さな角度でよく、例
えば射出成形する部品の型抜きのための抜け勾配程度で
もよい。これらの角度は、その部品の形状や材料等を斟
酌しながら決定すればよい。
【0042】また、上記第2の面134及び第1の面2
81の面形状としては、四辺形状に限ることなく、その
他の形状の面を用いて構成することも可能である。
【0043】また、上記実施形態中で説明した締結部材
としての螺子26は、必ずしも必要とされない。なぜな
らば、レンズ鏡筒13は、カメラ本体10に上記説明の
ように楔作用で仮止め状態で結合された後、前カバー1
7が装着されると、遮断部材27を介しながらもこの前
カバー17とカメラ本体10とで挟まれ固定されるから
である。
【0044】また、上記当接し合う面同士の表面粗さ
は、その楔効果を向上させるために、互いの面を粗くし
てもよいし、それら一面のみを粗くし、他の面を鏡面と
してもよいし、さらには、それら両面を鏡面にしてもよ
い。これらの組合せは、材質などによって大きく左右さ
れる よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、
その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実
施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の
発明が抽出され得る。
【0045】例えば実施形態に示される全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述
べられている効果が得られる場合には、この構成要件が
削除された構成が発明として抽出され得る。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易にレンズ鏡筒
の組付けを実現し得るようにしたカメラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るカメラの要部を
取り出して示した分解斜視図である。
【図2】図1の組立て完了状態を前面側から見た状態を
示した平面図である。
【図3】図2の組立て完了状態を前面側から見た状態を
示した平面図である
【図4】図1のレンズ鏡筒をカメラ本体に組付けた状態
で、前カバー及び後カバーに内装した状態を示した断面
図である。
【図5】この発明の他の実施の形態に係るカメラの要部
を取り出して示した分解斜視図である。
【図6】図5の要部を断面して示した断面図である。
【符号の説明】
10 … カメラ本体 11 … アパーチャ 111 … 挿通孔 112 … フィルムレール 12 … 撮像レンズ 13 … レンズ鏡筒 131 … 凹状の曲面 132 … 取付孔 133 … 取付部 134 … 第1の面 14 … 鏡筒取付部 141 … 凸状の曲面 142 … 湾曲部 15 … スプール室 151 … スプール 16 … パトローネ室 17 … 前カバー 171 … レンズ挿通孔 18 … 後カバー 19 … 後蓋 20 … 圧板 21 … 圧ばね 22 … フィルム 221 … フィルムパトローネ 23 … フィルム押さえばね 24 … パトローネ押さえばね 25 … 遮光部材 26 … 螺子 27 … 遮光部材 28 … 鏡筒取付部 281 … 第2の面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と、 撮像レンズが内装されるレンズ鏡筒と、 上記カメラ本体と上記レンズ鏡筒の一方に設けられ、上
    記撮像レンズの光軸と略平行な軸を有するテーパの一部
    である凹状の曲面と、この凹状の曲面と当接して上記撮
    像レンズと上記カメラ本体との連結を行うため、上記カ
    メラ本体と上記レンズ鏡筒の他方に設けられた上記撮像
    レンズの光軸に略平行な軸を有する、上記テーパと同一
    形状のテーパの一部である凸状の曲面とからなる連結手
    段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影レンズを有するカメラにおいて、 上記撮像レンズが内装されるものであって、上記撮影レ
    ンズの光軸に略平行な軸を有するテーパの一部で凹状若
    しくは凸状の第1の曲面が設けられたレンズ鏡筒と、 上記撮影レンズの光軸に略平行な軸を有するテーパの一
    部である凸状若しくは凹状の第2の曲面が設けられたカ
    メラ本体と、 を具備し、上記第1の曲面と上記第2の曲面とを当接さ
    せて上記レンズ鏡筒と上記カメラ本体との連結を行うこ
    とを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラ本体と、 撮像レンズが内装されるレンズ鏡筒と、 上記カメラ本体に設けられ、上記撮影レンズの光軸に対
    して傾斜した第1の平面と、この第1の平面と当接して
    上記レンズ鏡筒と上記カメラ本体との連結を行うため、
    上記レンズ鏡筒に設けられた上記撮影レンズの光軸に対
    し傾斜した第2の平面とからなる連結手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 撮影レンズを有するカメラにおいて、 上記撮像レンズが内装されるものであって、上記撮影レ
    ンズの光軸に対し傾斜した第1の面を有するレンズ鏡筒
    と、 上記撮影レンズの光軸に対し傾斜した第2の面を有する
    カメラ本体と、 を具備し、上記第1の面と上記第2の面とを当接させて
    上記レンズ鏡筒と上記カメラ本体との連結を行うことを
    特徴とするカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065448A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Sanyo Electric Co Ltd レンズリングを具えたカメラ及びレンズリングの固定方法
JP2015034946A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社ビクセン 接眼レンズ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007065448A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Sanyo Electric Co Ltd レンズリングを具えたカメラ及びレンズリングの固定方法
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