JP2003335904A - ガス透過性に優れた包装用フィルム及びその製造方法 - Google Patents

ガス透過性に優れた包装用フィルム及びその製造方法

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JP2003335904A
JP2003335904A JP2002148773A JP2002148773A JP2003335904A JP 2003335904 A JP2003335904 A JP 2003335904A JP 2002148773 A JP2002148773 A JP 2002148773A JP 2002148773 A JP2002148773 A JP 2002148773A JP 2003335904 A JP2003335904 A JP 2003335904A
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gas permeability
film
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Hiroshi Miyazaki
崎 宏 宮
Masaki Inaoka
岡 雅 樹 稲
Taeko Shimada
田 多江子 嶋
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Fukusuke Kogyo Co Ltd
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Fukusuke Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸素・二酸化炭素透過性に優れ、生鮮食品の
鮮度を長時間保持できるガス透過性に優れた包装用フィ
ルム及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 オレフィン系重合体樹脂100重量部と
融点160℃以下のポリエステル共重合体樹脂0.5〜
20重量部を配合して溶融混練することにより得られた
樹脂組成物より構成されているガス透過性に優れた包装
用フィルム。及び、オレフィン系重合体樹脂100重量
部に対して、融点160℃以下のポリエステル共重合体
樹脂0.5〜20重量部を配合し、溶融混練して得られ
る樹脂組成物をフィルム成形するガス透過性に優れた包
装用フィルムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス透過性に優れ
た包装用フィルム及びその製造方法に関するものであ
る。更に詳細には、野菜や果物等の青果物を包装した際
に、青果物を余り活発な状態で生かさず、且つ、青果物
を殺さない程度の適量の酸素(空気)供給量に制限する
ことによって、青果物の鮮度を長期間保持するためのガ
ス透過性に優れた包装用フィルム及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物等の収穫された青果物は、収
穫された後においてもしばらくの間活発に生き続けてい
る。この様に活発に生き続けている青果物は、微生物に
対しても抵抗力があるので、容易に腐敗し難くなってい
る。しかし、収穫された後の青果物は、時間の経過と共
に次第に弱くなって、徐々に活力を失ってくると微生物
に対する抵抗力が低下して、微生物により細胞や組織が
破壊され易くなって、徐々に微生物によって細胞や組織
が破壊されて、やがては細胞や組織が崩壊する腐敗にま
で進行する。例えば、密閉された状態の包装袋内で青果
物を保存すると、青果物は包装袋内の酸素を消費してし
まうと酸素の無い環境下になって、呼吸ができなくなる
為に、青果物の生理作用が異常な状態となり、青果物に
とって有害な物質であるアルコールやアルデヒドが生産
されるようになる。それ故、この様な青果物に有害なア
ルコールやアルデヒドが青果物自体の中に蓄積される様
になる為に、異味、異臭、変色等を発生しながら、急速
に細胞が死滅して、腐敗が進行するようになる。
【0003】一方、野菜や果物等の収穫された後の青果
物は、生きているが故に、呼吸をしており、それによっ
て青果物中の人体に有益な成分である糖類や有機酸類が
消費されてしまう。しかし、この様な青果物中の糖類や
有機酸類の消費は、青果物が畑に植えられている間で
は、上記呼吸によって養分を消費されたとしても光合成
により新たな養分が補給されてより多くの糖類や有機酸
類が生産されるが、収穫後においては新たな養分が補給
されないことから、青果物の体内に蓄積されていた糖類
や有機酸類が消費してしまい、その結果として青果物の
品質低下が生じる。また、上記の様に青果物の呼吸が盛
んであると、それに関連して他の成分も消費されて変化
も激しくなることから、これらも青果物の品質低下の原
因の一つとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、近年では、野
菜や果物等の青果物が消費されるまでは、青果物を殺さ
ない程度の適量の空気(酸素)を供給して、青果物を余
り活発な状態で生かさない様に空気(酸素)の供給量を
制限することによって、青果物の呼吸を適度に抑えて保
存しようとする青果物保存法が、野菜や果物等の生鮮食
料品を高品質で保持することができる青果物保存方法と
して広まっており、この様な青果物保存方法に使用され
る包装がMA(Modified Atmosphere)包装法として知
られている。
【0005】この様なMA包装法に用いられる包装材料
としては、以下の[1]〜[3]に示すMA包装用フィ
ルムが知られている。
【0006】[1] 平均直径100μm以下、100
0個/mの貫通孔を形成して、水蒸気透過量800g
/m・24h、酸素透過量200,000cc/m
・24hとしたフィルムが「P−プラス」として住友ベ
ークライト(株)にて販売されている。
【0007】[2] 開口幅0.5〜300μm、50
0〜200,000個/cmの未貫通孔を形成して、
未貫通孔の残存厚さ10μm以下として、酸素透過量
6,000〜20,000cc/m・24hとしたフ
ィルムが「GFフィルム」として東洋紡績(株)にて販
売されている。
【0008】[3] ポリメチルペンテン樹脂層50μ
m/接着性ポリマー層/ポリオレフィン樹脂層からなる
共押出三層Tダイフィルムを、酸素透過量42,000
cc/m・24h、二酸化炭素透過量120,000
cc/m・24hとしたフィルムが「OTフィルム」
として大塚テクノ(株)にて販売されている。
【0009】ところが、上記従来のMA包装用フィルム
は、貫通孔や未貫通孔を形成したり、積層したりしてい
るので、これらの成形加工費が必要とされたり、ポリメ
チルペンテン樹脂の如き高価な樹脂を使用しなければな
らないために、得られるMA包装用フィルムは高価なも
のであった。従って、上記の如き高価であるとの経済的
な制約があることから、広範囲に用途を広げることがで
きなかった。また、一般に、ポリエチレンの密度や重合
方法を変更することによりガス透過度を調整することも
知られているし、そのフィルム厚みによってガス透過度
を調整することも知られている。しかし、ポリエチレン
フィルムを用いて実用可能な厚みの上記MA包装に適す
る8,000cc/m・24h以上の酸素透過性、及
び、20,000cc/m・24h以上の二酸化炭素
透過性を備えた、ガス透過性に優れたフィルムを得るこ
とは困難であるのが現状である。
【0010】また、異種の樹脂を混練してフィルム化す
れば、結晶系の違いやラメラ晶の違いがあることから、
ガス透過性に優れたフィルムが得られるものとして試み
られたが、異種の樹脂を混練した後に冷却されて結晶化
が開始されると、異種の樹脂の結晶化速度の違いによ
り、最初に結晶化される樹脂が異物として形成されてし
まうために、異物の混入したフィルムを成形すると、透
明性が低下したり、引き裂き性が低下する等のフィルム
としての性能が著しく低下して、透明な実用性のあるフ
ィルムとして形成することは不可能なことであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、オレフィン系重合体樹
脂に低融点のポリエステル共重合体樹脂を配合し溶融混
練して得られる樹脂組成物のフィルムは、フィルムを構
成する両結晶性樹脂の分子鎖がオレフィン系の重合体と
芳香族系やエステル系の重合体との違いがあることか
ら、両フィルムの重合体の結晶状態はベンゼン環等の環
状分子を含む分子鎖の剛直性や、結晶単位格子の相違に
よる結晶系の違いやラメラ晶の違いが生じることから、
フィルム中に微細な隙間が生じてガスが透過できる様な
無数の孔が形成されることにより、ガス透過性が顕著に
向上するとの知見に基づき本発明を完成するに至ったも
のである。
【0012】すなわち、本発明のガス透過性に優れた包
装用フィルムは、下記の成分(a)及び成分(b)を配
合して溶融混練することにより得られた樹脂組成物より
構成されていること、を特徴とするものである。 成分(a):オレフィン系重合体樹脂 100重量部 成分(b):融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂 0.5〜20重量部
【0013】また、本発明のもう一つの発明であるガス
透過性に優れた包装用フィルムの製造方法は、オレフィ
ン系重合体樹脂100重量部に対して、融点が160℃
以下のポリエステル共重合体樹脂0.5〜20重量部を
配合して、溶融混練することにより得られる樹脂組成物
をフィルム状に成形すること、を特徴とするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】[I] ガス透過性に優れた包装用
フィルム (1) 樹脂組成物 (A) 構成成分 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムは、下記の
成分(a)及び(b)を配合して溶融混練することによ
り得られる樹脂組成物から構成されていることが重要で
ある。
【0015】(a) オレフィン系重合体樹脂(成分
(a)) 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムを構成する
オレフィン系重合体樹脂(成分(a))としては、低密
度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレ
ン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、
エチレン・プロピレン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体樹脂(EVA)、好ましくは酢酸ビニル含
量が1〜20重量%、特に好ましくは酢酸ビニル含量が
3〜15重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂等
のエチレン系重合体樹脂、ポリプロピレン、プロピレン
・エチレン共重合体樹脂、プロピレン・エチレン・ブテ
ン−1共重合体樹脂等のプロピレン系重合体樹脂、4−
メチル−ペンテン−1重合体樹脂等を挙げることができ
る。これらオレフィン系重合体樹脂の中でも、低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン・酢
酸ビニル共重合体樹脂等のエチレン系重合体樹脂、特に
酢酸ビニル含量が1〜20重量%のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体樹脂を用いることが好ましい。これらオレフ
ィン系重合体樹脂は、二種以上の樹脂を混合して使用す
ることもできる。中でも、直鎖状低密度ポリエチレン7
0〜90重量%とエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂3
0〜10重量%との割合で配合した基材樹脂を用いるこ
とが好ましい。
【0016】(b) 融点が160℃以下のポリエステル
重合体樹脂( 成分(b)) 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムを構成する
成分(b)のポリエステル共重合体樹脂としては、融点
が160℃以下、好ましくは140℃以下、特に好まし
くは120℃以下のポリエステル共重合体樹脂を用いる
ことが重要である。従って、一般的なポリエステル樹脂
である融点が256℃のポリエチレンテレフタレート
(PET)や、融点が227℃のポリブチレンテレフタ
レート(PBT)の様な200℃を超過する高融点のポ
リエステル樹脂は使用不能である。融点が上記温度を超
過する様な高融点のポリエステル共重合体樹脂を使用す
ると、フィルム成形をした後でフィルム表面が冷却され
てくると、成分(a)のオレフィン系重合体樹脂の融点
と成分(b)のポリエステル共重合体樹脂の融点との温
度差が大き過ぎることから、成分(b)のポリエステル
共重合体樹脂の固化が先に始まって成分(a)のオレフ
ィン系重合体樹脂と分離してしまうことから、良好な性
状のフィルムを得ることができないとの問題が生じる。
【0017】従って、前記成分(a)のオレフィン系重
合体樹脂の融点の温度となるべく大きな温度差のない融
点を示すことができる、融点が160℃以下のポリエス
テル共重合体樹脂を用いることが重要であり、一般には
オレフィン系重合体樹脂の融点の差が40℃、好ましく
は20℃以内のポリエステル共重合体樹脂であることが
望ましい。この様な融点が160℃以下のポリエステル
共重合体樹脂としては、具体的には、脂肪族ポリエステ
ル単位と芳香族ポリエステル単位とのランダム共縮合重
合により得られる脂肪族・芳香族ランダムポリエステル
共重合体樹脂、或いは、分岐剤の存在下に、脂肪族ポリ
エステル単位と芳香族ポリエステル単位とをランダム共
縮合重合することにより得られる脂肪族・芳香族分岐ラ
ンダムポリエステル共重合体樹脂等の脂肪族・芳香族ラ
ンダムポリエステル系共重合体樹脂等を挙げることがで
きる。これら脂肪族・芳香族ランダムポリエステル系共
重合体樹脂の中でも脂肪族・芳香族分岐ランダムポリエ
ステル共重合体樹脂を用いることが好ましい。
【0018】脂肪族・芳香族分岐ランダムポリエステル
共重合体樹脂 これら脂肪族・芳香族分岐ランダムポリエステル共重合
体樹脂としては、具体的には、次の化学式(I)で表さ
れる繰り返し単位を含んでなる特に好適なものとして挙
げることができる。
【0019】化学式(I):[−{(O−R−O)
−(CO−R−CO)}−{(O−R−O)
(CO−Ar−CO)}−](BA)
【0020】(式中の (1) 酸成分が (a) −CO−R−CO−、bの量として30〜9
5モル%、好ましくは55〜60モル%存在する炭素原
子3〜40を含む脂肪族酸残基、及び、(b) −CO
−Ar−CO−、dの量として5〜70モル%、好まし
くは40〜45モル%存在する炭素原子8〜40、好ま
しくは8〜14を含む芳香族酸残基を含む100モル%
の量で存在し、式中の (2) ジオール成分が (a) −O−R−O−、aの量として0〜100モ
ル%、好ましくは10〜90モル%、及び、(b) −
O−R−O−、cの量として100〜0モル%、好ま
しくは90〜10モル%、及び、を含んで100モル%
の量で存在し、(a)及び(b)は共に炭素原子2〜2
0を含み、且つ、式中の (3) 分岐剤成分であるBAは、xの量として
(1)、(2)及び(3)の合計重量に基づいて0.0
1〜10重量%、好ましくは0.1〜1.0重量%の割
合で存在する。)
【0021】脂肪酸成分 脂肪酸成分としては、マロン酸、琥珀酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
フマル酸、2,2−ジメチルグルタル酸、スベリン酸、
1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカル
ボン酸、ジグリコール酸、イタコン酸、マレイン酸、及
び2,5−ノルボナンジカルボン酸及びそれらの組合せ
等を挙げることができる。
【0022】芳香族酸成分 芳香族酸成分としては、1,4−テレフタル酸、1,3
−テレフタル酸、2,6−ナフトエ酸、1,5−ナフト
エ酸、それらのエステル形成性誘導体及びそれらの組合
せ等を挙げることができる。
【0023】ジオール成分 ジオール成分としては、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオ
ール、チオジエタノール、1,3−シクロヘキサンジメ
タノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,
2,4,4,−テトラメチル−1,3−シクロブタンジ
オール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール及びそれらの組合せ等を挙げることができる。
【0024】分岐剤成分 分岐剤成分としては、トリメリット酸、トリメシン酸、
ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、1,
2,4−ブタントリオール等を挙げることができる。
【0025】これら脂肪族・芳香族分岐ランダムポリエ
ステル共重合体の詳細については、特表2000−51
089号公報に明らかにされており、具体的には、イー
ストマンケミカル社にて「EASTAR BIO GP
コポリエステル」として市販されているものを使用する
ことができる。
【0026】(B) 配合割合 上記成分(a)のオレフィン系重合体樹脂100重量部
に対して、成分(b)の融点が160℃以下のポリエス
テル共重合体樹脂を0.5〜20重量部、好ましくは1
〜15重量部、特に好ましくは3〜10重量部の範囲内
で用いられる。成分(b)の融点が160℃以下のポリ
エステル共重合体樹脂を上記範囲未満であるとガス透過
性が向上しないとの問題が生じる。また、上記範囲を超
過すると透明性、フィルム強度が極端に低下するとの問
題が生じる。
【0027】(C) 付加的成分(任意成分) 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムに用いられ
る樹脂組成物は、上記の成分(a)及び成分(b)を必
須の構成成分として含んでなるものであるが、この様な
樹脂組成物に本発明の効果を大きく損なわない範囲で、
必要に応じて、更に酸化防止剤、安定剤、分散剤、滑
剤、アンチブロッキング剤、顔料、防曇剤、帯電防止
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、核剤等の付加的成分を配
合することができる。これら付加的成分の具体例として
は、例えば、トリス(2,4‐ジ‐t‐ブチルフェニ
ル)フォスファイト等のリン系及びチオエーテル系等の
酸化防止剤、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、
エルシン酸アミド、エチレンビスステアロアミド等のア
ミド類、シリコンオイル等の滑剤、脂肪酸のグリセリン
エステル、ジエタノールアミン系等の帯電防止剤、、ト
リアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、ホ
ルムアミジン系等の紫外線吸収剤ヒンダードアミン系等
の光安定剤等を挙げることができる。
【0028】(D) 溶融混練 上記成分(a)のオレフィン系重合体樹脂と成分(b)
の融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂との
配合物を溶融混練することにより樹脂組成物を形成す
る。溶融混練は一般に一軸又は二軸押出機、或いは、混
練機を用いて、一般に170〜230℃、好ましくは1
80〜220℃、特に好ましくは190〜210℃の温
度で混練することにより行われる。溶融混練は上記成分
(a)のオレフィン系重合体樹脂と成分(b)の融点が
160℃以下のポリエステル共重合体樹脂とが十分に溶
融した状態で混練する必要性から上記温度範囲で溶融さ
れることが望ましい。
【0029】(2) 形 状 (A) フィルムの肉厚 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムは、上記樹
脂組成物により形成されたフィルムであることから、フ
ィルムの肉厚が一般に3〜100μm、好ましくは5〜
50μm、特に好ましくは10〜40μmである。包装
用フィルムのガス透過性はフィルムの肉厚によって異な
り、フィルムの肉厚を薄くすることによりガス透過性を
向上させることができる。これら包装用フィルムは、使
用される野菜や果物等の収穫された青果物の種類により
呼吸速度の大きな青果物と呼吸速度の小さな青果物とが
異なることから、これら青果物の種類によって適宜好適
な酸素透過性及び二酸化炭素透過性の肉厚の包装用フィ
ルムが選択される。従って、一般的には、呼吸量の大き
な豆類、つまもの類、菌茸類では肉厚を薄くし、呼吸量
の少ない根茎類、果物では肉厚を厚く、呼吸量が普通の
葉物類がその中間の肉厚で、呼吸量が多め目の果菜類で
はやや厚めの肉厚とするので、根茎類が30〜50μ
m、豆類が20〜30μm、果菜類が20〜40μm、
つまもの類が20〜30μm、菌茸類が20〜30μ
m、葉物類が30〜40μm、リンゴ、梨、蜜柑、サク
ランボ、バナナ、プリンスメロン、葡萄、西瓜、栗、
柿、白桃、ソルダム、ネクタリン、プラム等の果物が3
0〜50μmの肉厚にしたものを使用するのが好まし
い。
【0030】(B) 物 性 (a) 結晶構造 上記成分(a)のオレフィン系重合体樹脂と成分(b)
の融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂との
配合物からなる樹脂組成物は、分子構造的には以下に示
す様な明らかに異なる結晶構造のものが混在している状
態のものとなっているとものと推定している。すなわ
ち、オレフィン系重合体樹脂は、分子構造学的にはポリ
エチレンの様な分子鎖が平面ジグザグ構造をとり、その
結晶構造であるラメラ晶の集合体による球晶は斜方晶と
なるのが普通である。また、もう一方の成分であるポリ
エステル共重合体樹脂は、その分子鎖中にベンゼン環が
導入されていることから分子鎖が剛直性を示し、高融点
となり易いし、結晶構造であるラメラ晶の集合体による
球晶はベンゼン環同士による相互作用によりベンゼン環
の面が同一方向に並んで配置された三斜晶となるのが普
通である。従って、本発明のガス透過性に優れた包装用
フィルムを構成する樹脂組成物は、これらオレフィン系
重合体樹脂の斜方晶からなる結晶構造中に三斜晶の結晶
構造のポリエステル共重合体樹脂が微細に分散されてい
る状態のものであり、これら両樹脂の結晶形の違いか
ら、両結晶の境界面には隙間が生じて、その隙間がガス
透過性を向上させているものと推定している。
【0031】(b) ガス透過性 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムは、上記樹
脂組成物により形成されたフィルムで、上記肉厚のフィ
ルムであることから、酸素透過性が9,000〜20,
000cc/m・24hで、呼吸量の多い青果物は酸
素透過度が20,000cc/m・24h程度のもの
を用い、呼吸量の少ないものは9,000cc/m
24h程度のものを用いる。また、二酸化炭素透過度が
27,000〜60,000cc/m・24hの範囲
内のものである。
【0032】(c) 水蒸気透過性 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムは、生鮮食
料品の鮮度保持には水蒸気透過性が優れていることが好
ましい。水蒸気透過度は、一般に20〜300g/m
・24h、好ましくは30〜200g/m・24hの
範囲内である。水蒸気透過度が20g/m・24h未
満では余剰水分による黴・腐敗が生じ易くなる傾向があ
る。一方、300g/m・24hを超過すると蒸散に
よる萎れや重量減少が著しく、商品性が低下する傾向が
ある。
【0033】[II] 包装用フィルムの製造方法 (1) 原材料 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムに用いられ
る原材料としては、下記の成分(a)及び(b)を用い
ることが重要である。
【0034】(A) オレフィン系重合体樹脂(成分
(a)) 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムを構成する
オレフィン系重合体樹脂(成分(a))としては、前記
「[I] ガス透過性に優れた包装用フィルム」の「(1)
樹脂組成物」の「(a) オレフィン系重合体樹脂(成
分(a))」の記載のものと同一のものを挙げることが
できる。
【0035】(B) 融点が160℃以下のポリエステル
重合体樹脂( 成分(b)) 本発明のガス透過性に優れた包装用フィルムを構成する
コポリエステル重合体樹脂( 成分(b))としては、
前記「[I] ガス透過性に優れた包装用フィルム」の
「(1) 樹脂組成物」の「(b) 融点が160℃以下のポ
リエステル重合体樹脂( 成分(b))」の記載のもの
と同一のものを挙げることができる。
【0036】(2) 溶融混練 上記成分(a)のオレフィン系重合体樹脂と成分(b)
の融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂との
配合物を溶融混練することにより樹脂組成物を製造す
る。溶融混練は一般に一軸又は二軸押出機、或いは、混
練機を用いて、一般に170〜230℃、好ましくは1
80〜220℃、特に好ましくは190〜210℃の温
度で混練することにより行われる。
【0037】(3) フィルム成形 (A) フィルム成形 上記樹脂組成物を、公知のフィルム成形であるTダイ成
形、インフレーション成形等によりフィルム状に成形す
る。
【0038】(B) 延伸フィルム成形 上記フィルム成形によりフィルム又はシート状に成形し
た後、更に、これを通常の延伸温度で、一軸または2軸
方向に延伸して、一軸又は二軸延伸フィルム等の延伸フ
ィルム成形体とすることができる。上記延伸方法も、従
来より公知の方法でよく、具体的には、一軸延伸ではフ
ラット状でのロール延伸、オーブン延伸、およびチュー
ブ状延伸等、また二軸延伸ではフラット状でのテンター
延伸、チューブ状でのインフレーション延伸、マンドレ
ル延伸等がある。なお、本発明の延伸成形体における樹
脂組成物の延伸倍率は、通常1.2〜12倍、好ましく
は4〜8倍が適している。
【0039】[III] 用 途 この様な本発明のガス透過性に優れた包装用フィルム
は、その用途としてジャガイモ、タマネギ、人参、大
根、蕪、サツマイモ、里芋等の根茎類、インゲン、空
豆、枝豆、エンドウ豆等の豆類、キュウリ、トマト、茄
子、ピーマン、ブロッコリー、トウモロコシなどの果菜
類、もやし、カイワレ大根、大葉等のつまもの類、生椎
茸、ホンシメジ、エノキ、ナメコ、ヒラタケ等の菌茸
類、キャベツ、白菜、ほうれん草、小松菜、チンゲンサ
イ、春菊、レタス、サラダ菜、長ネギ、白ネギ、ニラ、
ワケギ等の葉物類等の野菜や、リンゴ、梨、蜜柑、サク
ランボ、バナナ、プリンスメロン、葡萄、西瓜、栗、
柿、白桃、ソルダム、ネクタリン、プラム等の果物等の
収穫された青果物を包装して保存するための袋として使
用されるのが一般的で、これら野菜や果物等の収穫され
た青果物を袋内に充填した後、ヒートシールして密閉し
て包装するのが普通である。
【0040】
【実施例】以下に示す実施例及び比較例によって、本発
明を更に具体的に説明する。 [I] 評価方法 (1) ガス透過性 (A) 酸素透過性及び二酸化炭素透過性(cc/m
24h) 酸素透過性及び二酸化炭素透過性の測定は、ジーエルサ
イエンス(株)製混合ガス透過率測定装置GPM−25
0を使用して測定した。測定環境条件は、温度23℃、
相対湿度0%、サンプル面積50cmにて実施した。
【0041】(B) 水蒸気透過性(g/m・24h) 水蒸気透過性の測定は、塩化カルシウムによる吸着法に
より測定した。具体的には、フィルムを100mm×1
00mmの大きさの袋になるようにサンプリングし、イ
ンパルスシール機で三方を10mmの幅でシールした
後、この袋に塩化カルシウムを5〜6杯封入して密閉す
る。該袋の耳部を10mm以内にカットする。n=3に
てサンプリングする。サンプルの質量を測定してから低
温恒温恒湿器に入れて40℃の温度、90%の湿度で、
24時間放置する。放置後の質量を測定する。そして、
次式により水蒸気透過度(g/m・24h)を求め
る。 水蒸気透過度=(放置後の質量[g]−放置前の質量
[g])/表面積[m
【0042】(2) 機械的性質 (A) 引張強度 引張強度(MPa)は、(株)オリエンテック製、定速
伸張型引張試験機「テンシロン」RTC−1210Aに
よって測定した。
【0043】(B) 引裂強度 引裂強度(N/cm)は、テスター産業(株)製、エル
メンドルフ引張試験器によって測定した。
【0044】(C) 引張伸度 引張伸度(%)は、(株)オリエンテック製、定速伸張
型引張試験機「テンシロン」RTC−1210Aによっ
て測定した。
【0045】(D) 引張弾性率 引張弾性率(MPa)は、(株)オリエンテック製、定
速伸張型引張試験機「テンシロン」RTC−1210A
によって測定した。
【0046】(3) その他の物性 (A) 融 点 融点(℃)は、セイコー電子工業(株)製、示差走査熱
量計(DSC)によって測定した。
【0047】(B) ヘイズ ヘイズ(%)は、日本電色工業(株)製、濁度計によっ
て測定した。
【0048】[II] 実施例及び比較例 実施例1 比重0.915の直鎖状低密度ポリエチレンと比重0.
925、酢酸ビニル含量5重量%のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体を混合比(80:20)で混ぜ合わせた樹脂
に対して、比重1.22の脂肪族・芳香族分岐ランダム
ポリエステル共重合体樹脂(イーストマンケミカル製E
ASTAR BIO 融点108℃)を5%添加して1
95℃の温度で溶融混練した樹脂組成物を、成形温度1
95℃でインフレーション成形によって肉厚30μmの
フイルムを得た。得られたフィルムのガス透過性、機械
的強度等についての評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0049】実施例2〜6及び比較例1〜3 表1に示すLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン樹
脂)、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂)よ
りなる基材樹脂に、表1に示すEASTARBIO(脂
肪族・芳香族分岐ランダムポリエステル共重合体樹
脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)より
なる配合樹脂を配合し、溶融混練した後で実施例1と同
様にして表1に示す如きフィルムを成形した。得られた
フィルムのガス透過性、機械的強度等についての評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】このような本発明のガス透過性に優れた
包装用フィルムは、通常のオレフィン系重合体樹脂のフ
ィルムに比較して、酸素、二酸化炭素等のガス透過性に
優れ、特に酸素透過性が9,000〜20,000cc
/m・24hのものであることから、青果物を余り活
発な状態で生かさず、且つ、青果物を殺さない程度の適
量の酸素(空気)供給量に制限することによって、青果
物の呼吸を適度に抑えて鮮度を長時間保存することがで
きるMA(Modified Atmosphere)包装法に適用するこ
とができるので、野菜や果物等の収穫された青果物等の
生鮮食料品の鮮度保持用の包装用フィルムとして使用す
ることができ、工業的に極めて有用なものである。
フロントページの続き (72)発明者 嶋 田 多江子 愛媛県伊予三島市村松町190番地 福助工 業株式会社内 Fターム(参考) 3E086 AA22 AD01 BB02 BB03 BB05 BB21 BB85 CA17 CA18 DA08 4F071 AA15 AA16 AA17 AA18 AA21 AA43 AA45 AA46 AA84 AF08Y AH04 BB05 BB09 BC12 4J002 BB041 BB051 BB141 BB151 BB171 CF002 CF062 CF072 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の成分(a)及び成分(b)を配合し
    て溶融混練することにより得られた樹脂組成物より構成
    されていることを特徴とする、ガス透過性に優れた包装
    用フィルム。 成分(a):オレフィン系重合体樹脂 100重量部 成分(b):融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂 0.5〜20重量部
  2. 【請求項2】ガス透過性が、酸素透過性9,000〜2
    0,000cc/m・24hのものである、請求項1
    に記載のガス透過性に優れた包装用フィルム。
  3. 【請求項3】フィルムの肉厚が10〜100μmであ
    る、請求項1又は2に記載のガス透過性に優れた包装用
    フィルム。
  4. 【請求項4】成分(a)のオレフィン系重合体樹脂が、
    エチレン系重合体樹脂である、請求項1〜3のいずれか
    に記載のガス透過性に優れた包装用フィルム。
  5. 【請求項5】エチレン系重合体樹脂が、酢酸ビニル含量
    1〜20重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂で
    ある、請求項4に記載のガス透過性に優れた包装用フィ
    ルム。
  6. 【請求項6】成分(b)の融点が160℃以下のポリエ
    ステル共重合体樹脂が、脂肪族・芳香族分岐ランダムポ
    リエステル共重合体樹脂である、請求項1〜5のいずれ
    かに記載のガス透過性に優れた包装用フィルム。
  7. 【請求項7】オレフィン系重合体樹脂100重量部に対
    して、融点が160℃以下のポリエステル共重合体樹脂
    0.5〜20重量部を配合して、溶融混練することによ
    り得られる樹脂組成物をフィルム状に成形することを特
    徴とする、ガス透過性に優れた包装用フィルムの製造方
    法。
  8. 【請求項8】溶融混練を170〜230℃の温度範囲内
    で行う、請求項7に記載のガス透過性に優れた包装用フ
    ィルムの製造方法。
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