JP2003335369A - 菓子用包装袋 - Google Patents

菓子用包装袋

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JP2003335369A
JP2003335369A JP2002136986A JP2002136986A JP2003335369A JP 2003335369 A JP2003335369 A JP 2003335369A JP 2002136986 A JP2002136986 A JP 2002136986A JP 2002136986 A JP2002136986 A JP 2002136986A JP 2003335369 A JP2003335369 A JP 2003335369A
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Japan
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edge
heat
edges
peeling
packaging material
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JP2002136986A
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English (en)
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Tokuji Yamamoto
▲徳▼次 山本
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PLANNING JAPAN KK
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PLANNING JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基材層に易剥離性熱接着層を内側にして左右両
縁部を重ね合わせた際、その重ね合わせた左右の縁部
を、易開封シール部で熱接着し、接着されない左右の端
縁部の引き剥がし部を形成するに際し、左右の端縁部の
熱接着されない引き剥がし部を確実に所定幅形成するこ
とができる菓子用包装袋を提供する。 【解決手段】積層包材1の左右何れか一方の縁部に、表
裏を紙製基材層等1aにする貼合せ縁4が形成され、該貼
合せ縁は、他方の端縁部5に重ね合わせても熱接着され
ない端縁部となるので、積層包材1が易剥離性熱接着層
を内側にして左右両縁部2,3を重ね合わせた際、該重ね
合わせた部分において、貼合せ縁4及び該貼合せ縁と重
ね合わさる他方の端縁部5は熱接着されないので、予め
所望幅の貼合せ縁4を積層包材1の左右何れか一方の縁
部の端縁部に形成しておけば、所望幅の左右引き剥がし
縁4’,5’が確実に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製基材層等と易
剥離性熱接着層とが形成された積層包材により袋体に形
成され、和菓子などを収容して高級感を醸し出す一方、
購入者が食する際に容易に開封できる易開封性の菓子用
包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種易開封性の袋体として、例
えば特開平11−130145号公報で開示されるよう
に、基材層と易剥離性シーラント層とがラミネートされ
た積層フィルムを、易剥離性シーラント層を内側にして
その両側縁部を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を端
縁部を除き熱接着してイージーピール部(易開封部)を
形成すると共に、重ね合わせた部分の端縁部を互いに開
いてイージーピール部の引き剥がし部としたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の袋体にあっては、イージーピール部を形成する際、
重ね合わせた積層フィルム両側縁部の内側全面が易剥離
性シーラント層であるため、熱接着幅の制御が困難であ
り、熱接着が端縁部にまで至って引き剥がし部の幅が狭
くなってしまう虞れがあり、この場合、引き剥がし部が
摘みにくくなるので開封が困難になってしまうという問
題がある。
【0004】本発明はこのような従来事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とする処は、袋体を形成する積層
包材が熱接着層を内側にして左右両縁部を重ね合わせ、
その重ね合わせた部分の他方の端縁部を除いて熱接着し
て易開封シール部を形成すると共に、前記左右両縁部は
引き剥がし部とするに際し、該左右両縁部の端縁部に所
定幅の引き剥がし部を確保形成することができる菓子用
包装袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る菓子用包装袋は、請求項1記載のよう
に、紙製基材層等の片面に易剥離性熱接着層を形成した
屈撓可能な積層包材からなる菓子用包装袋であって、前
記積層包材の左右何れか一方の縁部を、上記熱接着層を
内側にして谷折りすることで所望幅折返し、その重ね合
わせた部分を熱接着して、表裏が紙製基材層等になる貼
合せ縁を形成し、前記積層包材を、易剥離性熱接着層が
内側になるよう左右両縁部を重ね合わせ、該重ね合わせ
た左右両端部が熱接着されて易開封シール部を形成する
と共に、前記貼合せ縁及び該貼合せ縁と重ね合わさる他
方の端縁部が熱接着されない引き剥がし縁を構成し、前
記積層包材において、前記引き剥がし縁と交差する方向
の上下縁部を内容物が収容された後で熱接着して袋体に
形成してなることを特徴とする。
【0006】このように構成した場合、積層包材の少な
くとも左右何れか一方の縁部が、表裏を紙製基材層等に
する貼合せ縁とされ、該貼合せ縁が、他方の縁部の易剥
離性熱接着層と重ねても熱接着されない端縁部となる。
よって、積層包材が易剥離性熱接着層を内側にして左右
両縁部を重ね合わせた際、該重ね合わせた部分におい
て、前記貼合せ縁及び該貼合せ縁と重ね合わさる他方の
端縁部は熱接着されないので、所望幅の貼合せ縁を形成
しておけば、所望幅の左右引き剥がし縁が確実に確保形
成される。貼合せ縁の幅は任意に設定されるものである
が、袋体を容易に開封できるようにするには、貼合せ縁
の幅を比較的長寸として、左右の引き剥がし縁を大きく
形成することが好ましい。
【0007】請求項2では、上記左右の引き剥がし縁と
易開封シール部を、袋体表面に沿うよう同一方向へ折り
曲げたことを特徴とする。
【0008】このように構成した場合、左右の引き剥が
し縁と易開封シール部が袋体表面に沿うようになるの
で、袋体の保管や移送、袋体に内容物(菓子)を収容し
た状態での箱詰めや販売展示などに際し、左右の引き剥
がし縁と易開封シール部が邪魔になることなく、袋体を
重ねて前記保管や移送,箱詰めや販売展示などを行うこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る菓子用包装袋
の実施形態の一例を図1〜図8を参照して説明する。菓
子用包装袋は、屈撓可能な積層包材1の要所の折り曲げ
と熱接着により形成された袋体aからなる。
【0010】前記積層包材1は図3に示すように、紙製
基材層又は布製基材層1a(以下、「紙製基材層等1
a」と称す)の内側に、熱可塑性樹脂層1bと防湿紙層
1cとからなる易剥離性熱接着層(所謂Kセロハン)イ
をラミネートしてなる三層積層紙である。
【0011】上記紙製基材層等1aは、袋体a内に収容
する和菓子などの高級感を醸し出すためには和紙又は織
布などを用いることが好ましく、また該紙製基材層等1
aの外側には製造者氏名、製造者住所、販売者名、製造
年月日、賞味期限、後述する左右の引き剥がし縁4’,
5’による開封方法や開封部位を表示するための「ここ
からお開けください」などの説明文や開封方向を示す矢
印などを予め印刷しておくことが好ましい。
【0012】前記熱可塑性樹脂層1bは、融点が120
℃以下の比較的低融点のヒートシール性の熱可塑性樹脂
からなり、例えば、ポリ塩化ビニリデンのコーティング
層として形成される。前記防湿紙層1cは、ポリ塩化ビ
ニリデン(熱可塑性樹脂)をコーティングした所望の防
湿性を有する防湿セロハン等からなるもので、これにポ
リ塩化ビニリデン(熱可塑性樹脂)を防湿セロハンの倍
以上の厚さに塗布して安定性をもたせた熱可塑性樹脂層
1bを形成して全体を構成したKセロハンなどで易剥離
性熱接着層イを形成する。該易剥離性熱接着層イは、紙
製基材層等1aの上側に適宜のラミネート方法により形
成される。
【0013】また積層包材1は、図4に示すように、上
記した易剥離性熱接着層イを内側にしてその左右両縁部
2,3のうちの一方の縁部(図示例では右縁部3)の端
縁部を谷折りすることで所望幅折返し、その重ね合せた
部分を熱接着して、表裏が紙製基材層等1aになる貼合
せ縁4を形成している。
【0014】袋体aは、上述した積層包材1が上記易剥
離性熱接着層イを、図5に示すように内側にして左右両
縁部2,3を重ね合わされ、該重ね合わせた部分2,3
が熱接着されて、易開封シール部6を形成すると共に、
前記貼合せ縁4及び該貼合せ縁4と重ね合わさる他方の
左端縁部5が熱接着されない引き剥がし縁4’,5’を
構成し、さらに図6に示すように、左右の引き剥がし縁
4’,5’と易開封シール部6を、袋体aの表面に沿う
ように同一方向へ折り曲げ、図7に示すように、積層包
材1において、前記引き剥がし縁4’,5’と交差する
方向の上下縁部7,8を熱接着して密封袋状に形成され
る。
【0015】易開封シール部6は、袋体aの幅方向中心
より右側に偏位した位置に形成され、該易開封シール部
6に連なる左右の引き剥がし縁4’,5’は、その外端
部が袋体aの上記中心より左側に位置するよう、易開封
シール部6の基部が袋体aの表面上に沿って折り曲げら
れている。
【0016】上述した積層包材1の左右両縁部2,3を
重ね合わせ、易開封シール部6を形成する際、左端縁部
5を貼合せ縁4より短寸幅にすることで、前記左端縁5
の端部が貼合せ縁4の下に隠れて外観が良くなり引き剥
がし縁4’を引き剥がし縁5’よりも長寸とすることで
摘み易くして開封作業を行い易くしている。
【0017】そして、前記積層包材1が引き剥がし縁
4’,5’を備えた易開封シール部6を熱接着して形成
した筒状のもの(図6参照)に内容物bを収容した上
で、上下縁部7,8を熱接着して袋体aに形成する。
【0018】内容物bとなる具(例えば餡)或いは菓子
類(例えば、羊かん、ゼリー、その他)などが収容包装
された袋体aを開封する際は、図8に示すように、易開
封シール部6、及び左右の引き剥がし縁4’,5’を摘
んで袋体aの表面から立ち起し、次いでそれら引き剥が
し縁4’,5’を互いに開く方向(相反する方向)へ引
っ張ることにより、易開封シール部6を容易に開封する
ことができる。
【0019】以上、本発明に係る菓子用包装袋の実施形
態の一例を図面を参照して説明したが、本発明は上記図
示例に限定されるものではなく、特許請求範囲の各請求
項に記載された技術思想の範疇において、種々の変更が
可能であることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る菓子用包装袋は、以上説明
したように、易開封シール部を開く際の摘み部となる左
右の引き剥がし縁が積層包材の左右の一方の縁部に貼合
せ縁を形成し、左右両縁部を重ね合わせて、易開封シー
ル部が熱接着された際においても、その熱接着領域が左
右の引き剥がし縁の重ね合わせ部分にまで至ることがな
く、所望幅の引き剥がし縁を確実に確保形成することが
できる。よって、比較的大きな幅の引き剥がし縁を容易
且つ確実に形成することができ、購入者が食する際にそ
の引き剥がし縁を摘んで容易に開封することができる新
規な菓子用包装袋を提供することができる。
【0021】また本発明の請求項2によれば、左右の引
き剥がし縁及び易開封シール部が袋体表面に沿っている
ので、これらが邪魔になることなく、袋体の保管や移
送、袋体内に具、或いは菓子類等を収容した状態での箱
詰めや販売展示等を行うことができ、且つ見栄えよくで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る菓子用包装袋の実施形態の一例を
示す斜視図。
【図2】図1の中央縦断正面図で、要部を拡大断面図で
示す。
【図3】積層包材の拡大断面図。
【図4】貼合せ縁の形成工程を表す斜視図で、要部を拡
大断面図で示す。
【図5】左右の引き剥がし縁と易開封シール部の形成工
程を表す斜視図で、要部を拡大断面図で示す。
【図6】左右の引き剥がし縁と易開封シール部の折り曲
げ工程を表わす斜視図で、要部を拡大断面図で示す。
【図7】上下縁部の熱接着工程を表わす斜視図。
【図8】袋体の開封作業を示す断面図。
【符号の説明】
a:袋体 1:積層包材 イ:易剥離性熱接着層 1a:紙製基材層等 1b:熱可塑性樹脂層 1c:防湿紙層 2,3:左右両縁部 4:貼合せ縁 5:他方の端縁部(左端縁部) 4’,5’:左右の引き剥がし縁 6:易開封シール部 7,8:上下縁部 b:内容物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製基材層等の片面に易剥離性熱接着層
    を形成した屈撓可能な積層包材からなる菓子用包装袋で
    あって、 前記積層包材の少なくとも左右何れか一方の縁部の端縁
    部を、易剥離性熱接着層を内側にして谷折りすることで
    所望幅折返し、その重ね合わせた部分を熱接着して、表
    裏が紙製基材層等になる貼合せ縁を形成し、 前記積層包材を、易剥離性熱接着層を内側にして谷折り
    することで左右両縁部を重ね合わせ、該重ね合わせた部
    位の他方の端縁部を除き、前記貼合せ縁の端縁部に沿い
    て易開封シール部を形成すると共に、前記貼合せ縁と他
    方の端縁部とで左右の引き剥がし縁を構成し、 前記積層包材において、前記引き剥がし縁と交差する方
    向の上下縁部を内容物が収容された後で熱接着して袋体
    に形成することを特徴とする菓子用包装袋。
  2. 【請求項2】 上記左右の引き剥がし縁と易開封シール
    部を、袋体表面に沿うよう同一方向へ折り曲げてなる請
    求項1記載の菓子用包装袋。
JP2002136986A 2002-05-13 2002-05-13 菓子用包装袋 Pending JP2003335369A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312477A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Asahi Kasei Pax Corp 内袋が整然と収納された包装袋
WO2009128367A1 (ja) * 2008-04-16 2009-10-22 株式会社細川洋行 チャイルドレジスタンス機能付きピロー包装袋

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