JP4082774B2 - ストリップパック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
この発明は、錠剤などを個別に包装するストリップパックに関する。
【0002】
【従来の技術】
錠剤の一般的な個別包装形態としては、プレススルーパックとストリップパック(Strip Pack)がある。前者は、指で錠剤を押し出すことによって包装体を破壊し錠剤を取り出すようにしているが、後者は個々の包装体を手で引き裂くか鋏等で切断して錠剤を取り出している。
【0003】
【発明の課題】
ところで、この種の包装形態においては、できるだけ容易に錠剤を取り出すことができるよう、特に引き裂き性の良好な包装材を使用しているため、幼児も年少者でも簡単に開封することが可能である。一方錠剤の中には、幼児が摂取すると不都合なものもあり、所謂チャイルドプルーフ(Child Proof)と呼ばれる開封防止手段を施したものが現れている。
【0004】
しかしながら、引き裂くことが困難な材料をストリップパックに用いると、鋏等がない場合、成人でも開封できないことになり、ストリップパック本来の利便性、即ち携帯に便利で何時でも何処でも使用できるという利便性が無くなる。
【0005】
そこで、この発明の課題は、引き裂き強度の大きい材料を使用しても簡単に開封可能なストリップパックを提供することである。
【0006】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、基材の両面に易剥離接着層を設けた積層体の両側部を表裏両面側にそれぞれ折り畳んでこの折り畳み部内にそれぞれ一列の錠剤を他方の列と対応させて収納し、前記表裏の折り畳み部の側縁を残して平袋状に固着する縦熱封緘帯と、この縦熱封緘帯に交差して対応する一対の錠剤を隣接する一対の錠剤と分離する横熱封緘帯を設けた構成を採用したのである。
【0007】
また、第2の発明においては、基材の両面に易剥離接着層を設けた積層体の両側部を一面側にそれぞれ折り畳んでこの折り畳み部内にそれぞれ一列の錠剤を他方の列と対応させて収納し、前記折り畳み部の側部をそれぞれ外側に折り返した状態でその側縁を残して平袋状に折り返し部を固着する縦熱封緘帯と、この縦熱封緘帯に交差して対応する一対の錠剤を隣接する一対の錠剤と分離する横熱封緘帯を設けたのである。
【0008】
【実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、この発明のストリップパックに用いる積層体を示す。図示のように積層体1は、基材10の両面に易剥離接着層11、12を設けたものである。前記基材10は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂フィルムの単体又はそれらの複合体、或はアルミニウム箔のような金属箔単体又は金属箔と前記合成樹脂フィルムとの複合体、紙と合成樹脂フィルムとの複合体などから成る。前記易剥離接着層11、12は、後述するように互にヒートシールしたとき手で剥離可能な程度の接着強度を有する層であって、双方共にイージーピール性を有する接着剤で形成してもよく、或は図2に示すように、一方の層11をシリコーン樹脂、テフロン(商標名)樹脂、ポリアミド樹脂等の接着性の弱い樹脂層11aと通常の熱可塑性接着剤層11bによって形成し、他方の層12はイージーピール性を有する接着剤で形成してもよい。さらに図3に示すように、層11、12共に接着性の弱い樹脂層11a、12aと通常の熱可塑性接着剤11b、12bで形成することもできる。また、基材10自体の接着性が弱ければ、層11a、12aを省略できる。なお、図4及び図5に示すように、層11、12は、基材10の全面に設ける必要はなく、パートコートによって必要な個所のみに設けることができる。
【0009】
上記基材10と易剥離接着層11、12の積層方法は、フィルムの貼り合せ、ロールコート、押し出しコート等のいずれであってもよい。そして積層体1の引き裂き強度を高め、幼児等が簡単に引き裂くことができないようにしておくのが好ましい。
【0010】
上述のような積層体1を用いて、図6及び図7に示すようなストリップパックを形成する。ストリップパック20の形成方法の一例を次に説明する。まず、積層体1を垂直方向に送りながら、積層体1の一面中央から側縁寄りの部分を長さ方向に順次折り畳み筒状の錠剤収納部13aを形成し、同様に積層体1の他面中央から側縁寄りの部分を順次折り畳み筒状の収納部13bを形成する。この収納部13a、13bが形成されると同時にそれぞれに錠剤Tを1錠ずつ投入し、さらに3重に重なり合った中央部に縦熱封緘帯21を形成して行く。これによって両側に錠剤Tを収納した筒状収納部13a、13bが形成されるので、1錠ずつの投入が終了する毎に横熱封緘帯22を順次形成して行く。これによって各錠剤Tは縦横の熱封緘帯21、22によって隔離され平袋状収納部に密封された状態になる。このストリップパック20の横封緘帯22のほぼ中心線に貫通ミシン目23を設けておくと、このミシン目23に沿って引き裂くことにより、一対の錠剤Tを収納した包装体に分割することができる。この包装体を開封するには、自由端になっている側縁部24を指でつまみ引き上げると、縦横の熱封緘帯21、22が易剥離接着層11、12によって形成されているので、容易に剥離することができ、錠剤Tを取り出すことができる。しかしながら、側縁部24の両端は、隣接する横熱封緘帯22によって固着され包装体の外面にぴったりと密着しているため、小児には見分けがつかず、つまむのが困難でチャイルドプルーフ性が高い。なお、老人等で側縁部24をつまむのが困難な場合には、図8のように、タブ24aを設けておいてもよい。
【0011】
図9及び図10に示すように、積層体1の中央両側に錠剤Tを2列に配列し、積層体1の両側部を折り畳んで錠剤Tを被い、さらに外側に折り返して前述と同様の縦熱封緘帯21を形成し、これに交差する横熱封緘帯22を形成する。このストリップパック20aの場合には、縦熱封緘帯21の中央に分割用ミシン目25を形成することができる(図6、図7のストリップパック20では不可能)。従って単一の錠剤Tを収納した包装体に分割することができる。開封する場合には、図9の鎖線で示すようにタブ24aを指で持ち上げながら両側の横熱封緘帯22を剥離して行き、図のようにほぼ垂直になった状態で逆方向(図の右側)に引張ると錠剤Tを被っている積層体1が剥離し、錠剤を取り出すことができる。
【0012】
【効果】
この発明によれば、以上のように、易剥離接着層を基材の両面に設けた積層体によって錠剤を平袋状に包むように収納し、積層体の側縁を残して錠剤を囲むように縦横の熱封緘帯を設けたので、積層体自体は引き裂き強度の大きい材料で形成してチャイルドプルーフ性を高めることができる一方、前記熱封緘されていない側縁部から剥離して錠剤を取り出すことができるので、特に鋏等がなくても簡単に開封可能である。しかも、側縁部はストリップパックの外面に密着しているため、成人では容易に指でつまむことができるが幼小児では困難であるため、チャイルドプルーフ性をさらに高めている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のストリップパックの積層体を示す断面図
【図2】積層体の他の例を示す断面図
【図3】積層体のさらに他の例を示す断面図
【図4】積層体のまたさらに他の例を示す断面図
【図5】同上の平面図
【図6】ストリップパックの一例を示す横断面図
【図7】同上の平面図
【図8】ストリップパックの他の例を示す平面図
【図9】ストリップパックのさらに他の例を示す横断面図
【図10】同上の平面図
【符号の説明】
1 積層体
10 基材
11、12 易剥離接着層
11a、12a 接着性の弱い樹脂層
11b、12b 接着剤層
13a、13b 収納部
20、20a ストリップパック
21 縦熱封緘帯
22 横熱封緘帯
23 ミシン目
24 側縁部
24a タブ
25 ミシン目
T 錠剤

Claims (8)

  1. 基材の両面に易剥離接着層を設けた積層体の両側部を表裏両面側にそれぞれ折り畳んでこの折り畳み部内にそれぞれ一列の錠剤を他方の列と対応させて収納し、前記表裏の折り畳み部の側縁を残して平袋状に固着する縦熱封緘帯と、この縦熱封緘帯に交差して対応する一対の錠剤を隣接する一対の錠剤と分離する横熱封緘帯を設けたストリップパック。
  2. 基材の両面に易剥離接着層を設けた積層体の両側部を一面側にそれぞれ折り畳んでこの折り畳み部内にそれぞれ一列の錠剤を他方の列と対応させて収納し、前記折り畳み部の側部をそれぞれ外側に折り返した状態でその側縁を残して平袋状に折り返し部を固着する縦熱封緘帯と、この縦熱封緘帯に交差して対応する一対の錠剤を隣接する一対の錠剤と分離する横熱封緘帯を設けたストリップパック。
  3. 前記積層体が引き裂き強度の大きい材料から成る請求項1又は2に記載のストリップパック。
  4. 前記易剥離接着層がイージーピール性を有する熱可塑性接着剤より成る請求項1又は2に記載のストリップパック。
  5. 前記易剥離接着層が接着強度の弱い樹脂層と熱可塑性接着剤層より成る請求項1又は2に記載のストリップパック。
  6. 前記折り畳み部の側縁の自由端にタブが設けられた請求項1又は2に記載のストリップパック。
  7. 前記横熱封緘帯のほぼ中心線に沿ってミシン目が設けられた請求項1又は2に記載のストリップパック。
  8. 前記縦熱封緘帯のほぼ中心線に沿ってミシン目が設けられた請求項2に記載のストリップパック。
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