JP2003335011A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2003335011A
JP2003335011A JP2002145947A JP2002145947A JP2003335011A JP 2003335011 A JP2003335011 A JP 2003335011A JP 2002145947 A JP2002145947 A JP 2002145947A JP 2002145947 A JP2002145947 A JP 2002145947A JP 2003335011 A JP2003335011 A JP 2003335011A
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JP
Japan
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carriage
speed
deceleration
motor
actual movement
Prior art date
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JP2002145947A
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English (en)
Inventor
Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジの減速時、キャリッジが目標の停
止位置より手前で停止してしまう事態を回避し、確実に
目的の停止位置まで移動して停止させる。 【解決手段】 キャリッジモータの速度制御を行う制御
手段は、キャリッジを目標の停止位置53に停止させる
減速制御時、ファームウェアが制御可能な最低速度VL
まで減速したとき、速度検出手段であるポジションカウ
ンタのカウンタ値に基づくキャリッジの実際の移動位置
54と予め内部に設定されている論理位置52とを比較
し、実際の移動位置54が論理位置52より手前(スタ
ートポジションSP側)である場合には、キャリッジを
減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再び減速状
態に遷移させるようにキャリッジモータを制御して、キ
ャリッジを目標とする停止位置53に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドを搭載
したキャリッジを駆動するDCモータの速度制御を行う
制御手段を備えたシリアルプリンタ等の印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアルプリンタ等においては、
印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動する駆動源とし
て、DCモータを使用するタイプのものがある。
【0003】このDCモータを使用したシリアルプリン
タ等では、DCモータの回転を検出してキャリッジの移
動位置及び移動速度を検出するエンコーダ及びエンコー
ダの変化により増減するポジションカウンタからなる検
出手段を備えており、制御手段は、この検出手段による
ポジションカウンタのカウント値と予め内部に設定され
たキャリッジの加速、定速、減速のそれぞれの目標速度
及び目標とする停止位置とに基づいて、DCモータの速
度制御を行うようになっている。
【0004】すなわち、制御手段は、DCモータに印加
する電圧を0Vから徐々に上げながらキャリッジを加速
(加速域a)していく。その後、DCモータに印加する
電圧を一定に保ちながらキャリッジを所定の速度で定速
制御を行い印字する(定速域b)。印字終了後は、DC
モータに印加する電圧を徐々に下げながらキャリッジを
速やかに減速(減速域c)して停止させる。
【0005】この場合、制御手段では、動作開始前に、
目標とする停止位置と目標速度とから、減速を開始する
位置(減速開始位置)を演算により求めており、ポジシ
ョンカウンタのカウント値が、この減速開始位置を示す
値となったとき、上記の減速制御を行うようになってい
る。そして、減速制御を開始した後は、予め内部に設定
された減速制御に従ってDCモータの速度制御を行い、
キャリッジを目標の停止位置に停止させている(以下、
従来技術1という)。
【0006】また、従来のプリンタでは、このようなキ
ャリッジの停止位置の制御も含め、キャリッジを安定的
かつ正確に制御するための種々の工夫がされている。
【0007】例えば、特開平7−329388号公報に
記載の記録装置は、加速域から定速域に入ったときのキ
ャリッジの振動、及び減速域から停止域に入ったときの
キャリッジの振動を極力抑えることを目的として、停止
の状態から所定の速度まで階段状に速度を変化させなが
ら加速する加速段階と、所定の速度から停止の状態まで
階段状に速度を変化させながら減速する減速段階とから
なる駆動様式を採用している。このように階段状の速度
制御とする(すなわち、加速度を0とする一定速度の領
域を持たせる)ことにより、キャリッジの制御値に対す
る先行と、加速終了後及び減速終了後の振動とを低減す
るようになっている(以下、従来技術2という)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術1の制御では、ポジションカウンタにより正確に
検出した減速開始位置からキャリッジの減速制御を行っ
たとしても、キャリッジが実際に停止する位置が目標の
停止位置であるとは限らず、目標の停止位置よりも手前
で停止する場合もあった。
【0009】また、上記従来技術2の制御では、キャリ
ッジの制御値に対する先行と、減速終了後の振動とを低
減するために、所定の速度から停止の状態まで階段状に
速度を変化させながら減速する減速制御を行っており、
これによりキャリッジの動作が制御値に近づくため、キ
ャリッジをほぼ目的の停止位置で停止させることができ
る。しかし、この場合も上記従来技術1と同様、キャリ
ッジが実際に停止する位置が目標の停止位置であるとは
限らず、目標の停止位置よりも手前で停止する可能性が
ある。
【0010】すなわち、キャリッジの加速時の速度や、
定速時の速度、及び減速時の速度は、そのときの雰囲気
温度や使用状況(例えば、インク残量等)といったDC
モータにかかる負荷状況によって変わるため、予め設定
された理論値通りには動作せず、例えばインクが満タン
である場合には、理論値よりも手前で動作が終了する場
合がある。
【0011】このような場合、例えば往復印字を行うシ
リアルプリンタ等では、実際の停止位置よりも手前の位
置から復路の印字動作を開始することになるため、場合
によっては、キャリッジがまだ加速状態であるも係わら
ず、印字開始位置に来たために印字動作を開始してしま
うといった不具合が発生し、記録紙への印字が乱れて印
字品質が低下してしまうといった問題が発生する。その
ため、キャリッジは、確実に目標とする停止位置に停止
させなければならない。
【0012】この場合、目標とする停止位置を若干オー
バーする場合には、上記の復路での印字の問題は発生し
ないが、目標とする停止位置より手前側で停止した場合
には、上記の復路での印字の問題が発生する。そのた
め、キャリッジが目標とする停止位置より手前側で停止
するといった事態は絶対に回避しなければならない。
【0013】本発明はかかる問題点を解決すべく創案さ
れたもので、その目的は、キャリッジの減速時、キャリ
ッジが目標の停止位置より手前で停止してしまう事態を
回避し、確実に目的の停止位置まで移動して停止させる
ことのできる印字装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置は、印
字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するDCモータ
と、前記キャリッジの移動位置及び移動速度を検出する
エンコーダ及びポジションカウンタからなる検出手段
と、この検出手段の検出結果と予め設定されたキャリッ
ジの加速、定速、減速のそれぞれの目標速度及び目標と
する停止位置とに基づいて前記DCモータの速度制御を
行う制御手段とを備えた印字装置において、前記制御手
段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停止させる減
速制御時、前記ファームウェアが制御可能な最低速度ま
で減速したとき、前記検出手段により検出されたキャリ
ッジの実際の移動位置と予め設定されている論理位置と
を比較し、実際の移動位置が論理位置より手前である場
合には、前記キャリッジを減速状態から一旦等速状態に
遷移させた後、再び減速状態に遷移させるように前記D
Cモータを制御して前記キャリッジを目標とする停止位
置に停止させることを特徴としている。
【0015】このような特徴を有する本発明によれば、
減速制御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な
最低速度まで減速したとき、検出手段であるポジション
カウンタのカウント値に基づくキャリッジの実際の移動
位置と、予め内部に設定されている論理位置とを比較す
る。そして、実際の移動位置が論理位置より手前(すな
わち、スタートポジション側)である場合には、キャリ
ッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再び
減速状態に遷移させるようにDCモータを制御して、キ
ャリッジを目標とする停止位置に停止させる。ここで、
等速状態とする期間は、実際の移動位置と論理値との差
に相当する期間とする。例えば、論理値(予め設定され
た制御値)がカウント値で5950であるのに対し、ス
タートポジション位置からの実際の移動位置がカウント
値で5930であった場合、ポジションカウンタによる
20カウント分の期間だけ、DCモータも等速状態、す
なわちキャリッジを等速状態とする。これにより、キャ
リッジを目標とする停止位置にほぼ正確に停止させるこ
とができる。
【0016】また、本発明の印字装置は、印字ヘッドを
搭載したキャリッジを駆動するDCモータと、前記キャ
リッジの移動位置及び移動速度を検出するエンコーダ及
びポジションカウンタからなる検出手段と、この検出手
段の検出結果と予め設定されたキャリッジの加速、定
速、減速のそれぞれの目標速度及び目標とする停止位置
とに基づいて前記DCモータの速度制御を行う制御手段
とを備えた印字装置において、前記制御手段は、前記キ
ャリッジを目標の停止位置に停止させる減速制御時、前
記ファームウェアが制御可能な最低速度まで減速したと
き、前記検出手段により検出されたキャリッジの実際の
移動位置と予め設定されている論理位置とを比較し、実
際の移動位置が論理位置より手前である場合には、前記
キャリッジの減速率が緩やかになるように前記DCモー
タを制御して前記キャリッジを目標とする停止位置に停
止させることを特徴としている。
【0017】このような特徴を有する本発明によれば、
減速制御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な
最低速度まで減速したとき、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジの実際の移動位置と、予め内
部に設定されている論理位置とを比較する。そして、実
際の移動位置が論理位置より手前(すなわち、スタート
ポジション側)である場合には、キャリッジの減速率が
緩やかになるようにDCモータを制御して、キャリッジ
を目標とする停止位置に停止させる。ここで、減速率を
どの程度緩やかにするかは、実際の移動位置と論理値と
の差に応じて決定する。例えば、論理値(予め設定され
た制御値)がカウント値で5950であるのに対し、ス
タートポジション位置からの実際の移動位置がカウント
値で5930であった場合、ポジションカウンタによる
20カウント分だけ停止するまでの期間が長くなるよう
な減速率とする。これにより、キャリッジを目標とする
停止位置にほぼ正確に停止させることができる。
【0018】また、本発明の印字装置は、印字ヘッドを
搭載したキャリッジを駆動するDCモータと、前記キャ
リッジの移動位置及び移動速度を検出するエンコーダ及
びポジションカウンタからなる検出手段と、この検出手
段の検出結果と予め設定されたキャリッジの加速、定
速、減速のそれぞれの目標速度及び目標とする停止位置
とに基づいて前記DCモータの速度制御を行う制御手段
とを備えた印字装置において、前記制御手段は、前記キ
ャリッジを目標の停止位置に停止させる減速制御時、前
記ファームウェアが制御可能な最低速度まで減速したと
き、前記検出手段により検出されたキャリッジの実際の
移動位置と予め設定されている論理位置とを比較し、実
際の移動位置が論理位置より手前であり、かつ実際の移
動位置と論理位置との差が予め設定されている許容範囲
を超えている場合には、前記キャリッジを減速状態から
一旦等速状態に遷移させた後、再び減速状態に遷移させ
るように前記DCモータを制御して前記キャリッジを目
標とする停止位置に停止させ、前記差が許容範囲内であ
る場合には、前記キャリッジの減速率が緩やかになるよ
うに前記DCモータを制御して前記キャリッジを目標と
する停止位置に停止させることを特徴としている。
【0019】このような特徴を有する本発明によれば、
減速制御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な
最低速度まで減速したとき、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジの実際の移動位置と、予め内
部に設定されている論理位置とを比較する。そして、実
際の移動位置が論理位置より手前(すなわち、スタート
ポジション側)であり、かつ実際の移動位置と論理位置
との差が予め設定されている許容範囲Aを超えている場
合には、キャリッジを減速状態から一旦等速状態に遷移
させた後、再び減速状態に遷移させるようにDCモータ
を制御して、キャリッジを目標とする停止位置に停止さ
せる。すなわち、差が許容範囲Aを超えているというこ
とは、誤差が大きいということなので、一旦等速状態と
する。ここで、等速状態とする期間は、実際の移動位置
と論理値との差に相当する期間とし、上記の具体例と同
じである。
【0020】一方、前記差が許容範囲A内である場合に
は、キャリッジの減速率が緩やかになるようにDCモー
タを制御して、キャリッジを目標とする停止位置に停止
させる。すなわち、差が許容範囲A内であるということ
は、誤差がそれ程は大きくなく、等速状態に遷移させる
程ではないので、この場合には減速率の変更で対応す
る。ここで、減速率をどの程度緩やかにするかは、実際
の移動位置と論理値との差に応じて決定し、上記の具体
例と同じである。
【0021】また、本発明の印字装置は、印字ヘッドを
搭載したキャリッジを駆動するDCモータと、前記キャ
リッジの移動位置及び移動速度を検出するエンコーダ及
びポジションカウンタからなる検出手段と、この検出手
段の検出結果と予め設定されたキャリッジの加速、定
速、減速のそれぞれの目標速度及び目標とする停止位置
とに基づいて前記DCモータの速度制御を行う制御手段
とを備えた印字装置において、前記制御手段は、前記キ
ャリッジを目標の停止位置に停止させる減速制御時、前
記ファームウェアが制御可能な最低速度と、この最低速
度より速く定速制御時の速度より遅い基準速度とを用意
し、前記キャリッジが前記基準速度まで減速したとき、
前記ポジションカウンタのカウント値に基づくキャリッ
ジの実際の移動位置と、予め内部に設定されている論理
位置とを比較する。そして、実際の移動位置が論理位置
より手前(すなわち、スタートポジション側)であり、
かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め設定されて
いる第1の許容範囲Bを超えている場合には、キャリッ
ジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再び減
速状態に遷移させる。一方、前記差が第1の許容範囲B
内である場合には、そのまま減速を継続する。
【0022】次に、キャリッジが最低速度まで減速した
とき、ポジションカウンタのカウント値に基づくキャリ
ッジの実際の移動位置と、予め内部に設定されている論
理位置とを比較する。そして、実際の移動位置が論理位
置より手前(すなわち、スタートポジション側)であ
り、かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め設定さ
れている第2の許容範囲Cを超えている場合には、キャ
リッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再
び減速状態に遷移させるようにDCモータを制御して、
キャリッジを目標とする停止位置に停止させる。
【0023】一方、前記差が第2の許容範囲C内である
場合には、キャリッジの減速率が緩やかになるようにD
Cモータを制御して、キャリッジを目標とする停止位置
に停止させる。
【0024】このように、ポジションカウンタのカウン
ト値に基づくキャリッジの実際の移動位置と、予め内部
に設定されている論理位置との比較を、基準速度と最低
速度の2箇所で行うことにより、よりきめ細かな減速制
御を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明の印字装置(プリンタ)の
システム構成図である。
【0027】この印字装置10は、外部装置のドライバ
であるパソコン(上位のホストコンピュータ)30から
供給される各種コマンドと印字データとに基づいて、印
字動作を行う構成となっている。そのため、パソコン3
0と印字装置10とは、双方向通信が可能な通信ケーブ
ル40を介して接続されている。
【0028】印字装置10は、プリンタ専用に構成され
た論理回路ICであるASIC11と、これを制御する
ファームウェアであるCPU12とを備えている。CP
U12には、印字動作を実行するプログラム等が格納さ
れているROM13、及び各種コマンドやデータを記憶
するとともに印字動作時にはワークエリアとして働くR
AM14がそれぞれ接続されている。
【0029】ASIC11には、図示しない記録紙を印
字位置まで給紙するフィードモータ16を駆動制御する
フィードモータ駆動部15、給紙された記録紙にインク
を噴射等してデータの印字を行う印字ヘッド19、この
印字ヘッド19を搭載したキャリッジ2を記録紙の送り
方向に対して直交する方向に往復移動させるためのDC
モータであるキャリッジモータ17を駆動制御するキャ
リッジモータ駆動部17、キャリッジの移動位置及び移
動速度を検出する速度検出部20、及び電源キーや印字
キー等(図示省略)を有するキー入力部21がそれぞれ
接続されている。
【0030】図2は、印字及び給紙機構部の構造を概略
的に示す斜視図である。印字ヘッド19を搭載したキャ
リッジ2が、記録紙3を上方向(副走査方向)に送り出
すための上流側ガイド手段である給紙ローラ4に対向配
置されており、キャリッジ2は、ガイドシャフト5に沿
って主走査方向(図中、符号a及びbで示す方向)に所
定距離だけ往復移動可能に設けられている。このキャリ
ッジ2は、キャリッジモータ18が正回転または逆回転
することにより、ギヤベルト6を介して駆動されるよう
になっている。そして、本実施の形態では、図2中、符
号SPで示す位置が、印字動作開始時のキャリッジ2の
スタートポジションである。
【0031】一方、給紙ローラ4は、変速ギヤ等によっ
て構成された給紙機構部8を介してフィードモータ16
に接続されており、このフィードモータ16によって、
図中符号cで示す方向に正回転駆動、または符号dで示
す方向に逆回転駆動されるようになっている。そして、
正回転駆動により、セットされた記録紙3を副走査方向
(上方向)に送り出す(給紙する)ようになっている。
【0032】ASIC11は、CPU12からの制御に
より、フィードモータ駆動部15及びキャリッジモータ
駆動部17を制御してフィードモータ16及びキャリッ
ジモータ18をそれぞれ駆動制御するとともに、印字ヘ
ッド19による印字動作を制御する。
【0033】また、キャリッジモータ駆動部17は、C
PU12及びASIC11の制御により、速度検出部2
0の検出結果に基づいてキャリッジモータ18をPWM
電圧制御により駆動制御するようになっている。なお、
PWM電圧制御自体については、従来周知の制御方法で
あるので、ここでは詳細な説明を省略する。また、速度
検出部20は、DCモータの回転を検出するエンコーダ
及びエンコーダの変化により増減するポジションカウン
タからなる。
【0034】次に、上記構成の印字装置10による印字
動作時のキャリッジモータ18の駆動制御例、特に減速
制御時の動作制御例について、具体的実施例を挙げて説
明する。
【0035】[実施例1]本実施例1では、CPU12
及びASIC11は、減速制御時、ファームウェアが制
御可能な最低速度まで減速したとき、速度検出部20で
あるポジションカウンタのカウント値に基づくキャリッ
ジの実際の移動位置と、予め内部に設定されている論理
位置とを比較する。そして、実際の移動位置が論理位置
より手前(すなわち、スタートポジションSP側)であ
る場合には、キャリッジ2を減速状態から一旦等速状態
に遷移させた後、再び減速状態に遷移させるようにキャ
リッジモータ(DCモータ)18を制御して、キャリッ
ジ2を目標とする停止位置に停止させるものである。
【0036】以下、図3に示すフローチャート及び図4
に示すタイミングチャートを参照して具体的に説明す
る。ただし、図4中、一点鎖線で示す波形が、内部に設
定された速度制御値(理論値)の波形であり、実線で示
す波形が、本実施例1での実際の制御波形である。な
お、図中、二点鎖線で示す波形は、次の実施例2に対応
した制御波形であり、本実施例には関係ない。
【0037】CPU12は、印字動作を開始する前に、
目標とする停止位置53を設定し、この停止位置53と
目標速度とから、減速を開始する位置(減速開始位置)
51を演算により予め求める。このような印字動作の制
御情報は、ASIC11内の制御情報記憶領域11aに
記憶されており、ポジションカウンタのカウント値がこ
の減速開始位置51を示す値となったとき、減速制御を
行うようになっている。
【0038】この例では、図4に示すように、目標とす
る停止位置53が、スタートポジションSPの位置から
6000カウント目に設定されており、減速開始位置5
1がスタートポジションSPの位置から5800カウン
ト目に設定されているとする。また、ファームウェアが
制御可能な最低速度VL までキャリッジ2が減速するの
が、スタートポジションSPの位置から5950カウン
ト目、すなわち減速開始位置51から150カウント目
(符号52により示す)であったとする。これらはいず
れも制御値(理論値)である。
【0039】すなわち、CPU12は、キャリッジ2を
まずスタートポジションSPまで移動して停止する。次
に、この状態から、キャリッジモータ18に印加する電
圧を0Vから徐々に上げるように指示する指示信号を、
ASIC11を介してキャリッジモータ駆動部17に出
力し、キャリッジモータ駆動部17は、この指示信号に
基づき、キャリッジモータ18を駆動制御して、キャリ
ッジ2を加速(加速域a)していく。その後、キャリッ
ジモータ18に印加する電圧を一定に保ちながらキャリ
ッジ2を所定の速度で定速制御を行い印字する(定速域
b)。印字終了後、CPU12は、速度検出部20であ
るポジションカウンタのカウント値を監視し、カウント
値が5800になってキャリッジ2が減速開始位置51
に達したとき(ステップS1でYesと判断されたと
き)、減速制御を開始する(ステップS2)。
【0040】すなわち、CPU12は、キャリッジモー
タ18に印加する電圧を徐々に下げるように指示する指
示信号を、ASIC11を介してキャリッジモータ駆動
部17に出力し、キャリッジモータ駆動部17は、この
指示信号に基づき、キャリッジモータ18を駆動制御し
て、キャリッジ2が指示速度となるように減速(減速域
c)していく。
【0041】この減速過程において、CPU12は、キ
ャリッジ2の指示速度が最低速度VL 未満になったかど
うかを常に監視している(ステップS3)。そして、キ
ャリッジ2の指示速度が最低速度VL 未満になるまで
は、CPU12からの指示に従ってキャリッジ2の指示
速度を随時更新しながら(ステップS4)、通常の減速
制御を継続する(ステップS5)。
【0042】一方、キャリッジ2の指示速度が最低速度
VL 未満になると(ステップS3でYesと判断される
と)、CPU12は、その時点でポジションカウンタの
カウント値を確認して、キャリッジ2の実際の位置を取
得する(ステップS6)。ここで、本実施例1では、キ
ャリッジ2の実際の位置が図4に符号54で示す位置で
あり、このときのポジションカウンタのカウント値が5
930であったとする。
【0043】CPU12は、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジ2の実際の移動位置(593
0カウント目)と、予めASIC11の制御情報記憶領
域11aに記憶されている論理位置(5950カウント
目)とを比較する(ステップS7)。そして、実際の移
動位置54(5930カウント目)が論理位置52(5
950カウント目)より手前(すなわち、スタートポジ
ションSP側)である場合(ステップS7でYesと判
断される場合)には、その時点で、キャリッジ2の指示
速度を最低速度VL に設定し(ステップS8)、キャリ
ッジ2を減速制御から最低速度VL での等速制御に変更
する(ステップS9)。
【0044】この後、CPU12は、キャリッジ2の実
際の移動位置54(5930カウント目)と論理位置5
2(5950カウント目)との差である20カウント分
だけ等速制御を行うと(ステップS10)、再び減速制
御を行って(ステップS11)、キャリッジ2を目標と
する停止位置53に停止させる。
【0045】なお、ステップS7で、実際の移動位置5
4が論理位置52を超えていると判断された場合には、
他の処理(例えば、減速率を大きくして、よりブレーキ
をかける等の処理)を行う(ステップS12)。
【0046】[実施例2]本実施例2では、CPU12
及びASIC11は、減速制御時、ファームウェアが制
御可能な最低速度VL まで減速したとき、速度検出部2
0であるポジションカウンタのカウント値に基づくキャ
リッジ2の実際の移動位置と、予め内部に設定されてい
る論理位置とを比較する。そして、実際の移動位置が論
理位置より手前(すなわち、スタートポジションST
側)である場合には、キャリッジ2の減速率が緩やかに
なるようキャリッジモータ(DCモータ)18を制御し
て、キャリッジ2を目標とする停止位置53に停止させ
るものである。
【0047】以下、図5に示すフローチャート及び図4
に示すタイミングチャートを参照して具体的に説明す
る。ただし、図4中、一点鎖線で示す波形が、内部に設
定された速度制御値(理論値)の波形であり、二点鎖線
で示す波形が、本実施例2での実際の制御波形である。
また、図5に示すフローチャートでは、図3に示すフロ
チャートと同じ処理ステップに同じステップ番号を付与
し、異なっている処理ステップにのみ異なったステップ
番号を付与している。
【0048】図4に示す通り、本実施例2においても、
上記実施例1と同様、目標とする停止位置53が、スタ
ートポジションSPの位置から6000カウント目に設
定されており、減速開始位置51がスタートポジション
SPの位置から5800カウント目に設定されていると
する。また、ファームウェアが制御可能な最低速度VL
までキャリッジ2が減速するのが、スタートポジション
SPの位置から5950カウント目、すなわち減速開始
位置51から150カウント目(符号52により示す)
であったとする。これらはいずれも制御値(理論値)で
ある。
【0049】すなわち、CPU12は、キャリッジ2を
まずスタートポジションSPまで移動して停止する。次
に、この状態から、キャリッジモータ18に印加する電
圧を0Vから徐々に上げるように指示する指示信号を、
ASIC11を介してキャリッジモータ駆動部17に出
力し、キャリッジモータ駆動部17は、この指示信号に
基づき、キャリッジモータ18を駆動制御して、キャリ
ッジ2を加速(加速域a)していく。その後、キャリッ
ジモータ18に印加する電圧を一定に保ちながらキャリ
ッジ2を所定の速度で定速制御を行い印字する(定速域
b)。印字終了後、CPU12は、速度検出部20であ
るポジションカウンタのカウント値を監視し、カウント
値が5800になってキャリッジ2が減速開始位置51
に達したとき(ステップS1でYesと判断されたと
き)、減速制御を開始する(ステップS2)。
【0050】すなわち、CPU12は、キャリッジモー
タ18に印加する電圧を徐々に下げるように指示する指
示信号を、ASIC11を介してキャリッジモータ駆動
部17に出力し、キャリッジモータ駆動部17は、この
指示信号に基づき、キャリッジモータ18を駆動制御し
て、キャリッジ2が指示速度となるように減速(減速域
c)していく。
【0051】この減速過程において、CPU12は、キ
ャリッジ2の指示速度が最低速度VL 未満になったかど
うかを常に監視している(ステップS3)。そして、キ
ャリッジ2の指示速度が最低速度VL 未満になるまで
は、CPU12からの指示に従ってキャリッジ2の指示
速度を随時更新しながら(ステップS4)、通常の減速
制御を継続する(ステップS5)。
【0052】一方、キャリッジ2の指示速度が最低速度
VL 未満になると(ステップS3でYesと判断される
と)、CPU12は、その時点でポジションカウンタの
カウント値を確認して、キャリッジ2の実際の位置を取
得する(ステップS6)。ここで、本実施例2では、キ
ャリッジ2の実際の位置が図4に符号54で示す位置で
あり、このときのポジションカウンタのカウント値が5
930であったとする。
【0053】CPU12は、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジ2の実際の移動位置(593
0カウント目)と、予めASIC11の制御情報記憶領
域11aに記憶されている論理位置(5950カウント
目)とを比較する(ステップS7)。そして、実際の移
動位置54(5930カウント目)が論理位置52(5
950カウント目)より手前(すなわち、スタートポジ
ションSP側)である場合(ステップS7でYesと判
断される場合)には、その時点で、キャリッジ2の減速
率が緩やかになるよう指示速度を設定する(ステップS
21)。
【0054】すなわち、CPU12は、キャリッジ2の
実際の移動位置54から目標とする停止位置53までの
距離を求め、求めた距離からキャリッジ2を停止位置5
3で停止させるための減速率を演算し、その減速率とな
るように指示信号を出力する。具体的には、論理位置5
2が5950カウント目であるのに対し、スタートポジ
ションSPからの実際の移動位置54が5930カウン
ト目であるので、その差である20カウント分だけ停止
するまでの期間が長くなるような減速率とする。キャリ
ッジモータ駆動部17は、この指示信号に基づき、キャ
リッジモータ18を駆動制御し、変更後の減速率で再び
減速制御を続行して(ステップS22)、キャリッジ2
を目標とする停止位置53に停止させる。
【0055】なお、ステップS7で、実際の移動位置5
4が論理位置52を超えていると判断された場合には、
他の処理(例えば、減速率を大きくして、よりブレーキ
をかける等の処理)を行う(ステップS12)。
【0056】[実施例3]本実施例3は、上記実施例1
の動作制御と上記実施例2の動作制御とを組み合わせた
実施例となっている。すなわち、キャリッジ2が最低速
度VL まで減速したとき、キャリッジ2の実際の移動位
置と、予めASIC11の制御情報記憶領域11aに記
憶されている論理位置との差が、許容範囲A内であるか
否かによって、その後の動作制御を選択(すなわち、上
記実施例1の動作制御または上記実施例2の動作制御の
いずれかを選択)するようにした点である。そのため、
本実施例3では、上記実施例1及び実施例2と異なると
ころのみを、図6に示す要部のフローチャートを参照し
て説明する。
【0057】すなわち、CPU12及びASIC11
は、キャリッジ2が最低速度VL まで減速したとき、速
度検出部20であるポジションカウンタのカウント値に
基づくキャリッジ2の実際の移動位置(5930カウン
ト目)と、ASIC11の制御情報記憶領域11aに記
憶されている論理位置(5950カウント目)とを比較
する(ステップS7)。そして、実際の移動位置が論理
位置より手前(すなわち、スタートポジションSP側)
である場合(ステップS7でYesと判断された場合)
には、次に、その実際の移動位置と論理位置との差が予
め設定されている許容範囲A(例えば15カウント分
等)内であるか否かを判断する(ステップS30)。
【0058】その結果、許容範囲Aを超えている場合
(ステップS30でYesと判断される場合)には、上
記実施例1のステップS8以降の動作制御とする。すな
わち、キャリッジ2を減速状態から一旦等速状態に遷移
させた後、再び減速状態に遷移させるようにキャリッジ
モータ18を制御して、キャリッジ2を目標とする停止
位置53に停止させる。すなわち、差が許容範囲Aを超
えているということは、誤差が大きいということなの
で、一旦等速状態とする。
【0059】一方、前記差が許容範囲A内である場合
(ステップS30でNoと判断された場合)には、上記
実施例2のステップS21以降の動作制御とする。すな
わち、キャリッジ2の減速率が緩やかになるようにキャ
リッジモータ18を制御して、キャリッジ2を目標とす
る停止位置53に停止させる。すなわち、差が許容範囲
A内であるということは、誤差がそれ程は大きくなく、
等速状態に遷移させる程ではないので、この場合には減
速率の変更で対応する。
【0060】[実施例4]本実施例4は、上記実施例3
の動作制御に、最低速度VL とは別に新たな基準速度V
M を設け、キャリッジ2の実際の移動位置と、ASIC
11の制御情報記憶領域11aに記憶されている論理位
置とを、この最低速度VL と、この最低速度VL より速
く定速制御時の速度より遅い基準速度VM の2箇所で比
較するようにした実施例である。
【0061】以下、図7に示すフローチャート及び図8
に示すタイミングチャートを参照して具体的に説明す
る。ただし、図8中、一点鎖線で示す波形が、内部に設
定された速度制御値(理論値)の波形であり、実線で示
す波形が、本実施例4での実際の制御波形(一例)であ
る。また、図8に示すように、目標とする停止位置53
が、スタートポジションSPの位置から6000カウン
ト目に設定されており、減速開始位置51がスタートポ
ジションSPの位置から5800カウント目に設定され
ているとする。また、ファームウェアが制御可能な最低
速度VL までキャリッジ2が減速するのが、スタートポ
ジションSPの位置から5950カウント目、すなわち
減速開始位置51から150カウント目(符号52によ
り示す)であったとし、基準速度VM までキャリッジ2
が減速するのが、スタートポジションSPの位置から5
900カウント目、すなわち減速開始位置51から10
0カウント目(符号55により示す)であったとする。
これらはいずれも制御値(理論値)である。
【0062】すなわち、CPU12は、キャリッジ2を
まずスタートポジションSPまで移動して停止する。次
に、この状態から、キャリッジモータ18に印加する電
圧を0Vから徐々に上げるように指示する指示信号を、
ASIC11を介してキャリッジモータ駆動部17に出
力し、キャリッジモータ駆動部17は、この指示信号に
基づき、キャリッジモータ18を駆動制御して、キャリ
ッジ2を加速(加速域a)していく。その後、キャリッ
ジモータ18に印加する電圧を一定に保ちながらキャリ
ッジ2を所定の速度で定速制御を行い印字する(定速域
b)。印字終了後、CPU12は、速度検出部20であ
るポジションカウンタのカウント値を監視し、カウント
値が5800になってキャリッジ2が減速開始位置51
に達したとき(ステップS31でYesと判断されたと
き)、減速制御を開始する(ステップS32)。
【0063】すなわち、CPU12は、キャリッジモー
タ18に印加する電圧を徐々に下げるように指示する指
示信号を、ASIC11を介してキャリッジモータ駆動
部17に出力し、キャリッジモータ駆動部17は、この
指示信号に基づき、キャリッジモータ18を駆動制御し
て、キャリッジ2が指示速度となるように減速(減速域
c)していく。
【0064】この減速過程において、CPU12は、キ
ャリッジ2の指示速度が基準速度VM 未満になったかど
うかを常に監視している(ステップS33)。そして、
キャリッジ2の指示速度が基準速度VM 未満になるまで
は、CPU12からの指示に従ってキャリッジ2の指示
速度を随時更新しながら(ステップS34)、通常の減
速処理を継続する(ステップS35)。
【0065】一方、キャリッジ2の指示速度が基準速度
VM 未満になると(ステップS33でYesと判断され
ると)、CPU12は、その時点でポジションカウンタ
のカウント値を確認して、キャリッジ2の実際の位置を
取得する(ステップS36)。ここで、本実施例1で
は、キャリッジ2の実際の位置が図4に符号56で示す
位置であり、このときのポジションカウンタのカウント
値が5880であったとする。
【0066】CPU12は、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジ2の実際の移動位置56(5
880カウント目)と、予めASIC11の制御情報記
憶領域11aに記憶されている論理位置55(5900
カウント目)とを比較する(ステップS37)。そし
て、実際の移動位置56(5880カウント目)が論理
位置55(5900カウント目)より手前(すなわち、
スタートポジションSP側)である場合(ステップS3
7でYesと判断される場合)には、次に、その実際の
移動位置56と論理位置55との差が予め設定されてい
る第1の許容範囲B(例えば15カウント分等)内であ
るか否かを判断する(ステップS38)。
【0067】その結果、第1の許容範囲Bを超えている
場合(ステップS38でYesと判断される場合)に
は、その時点で、キャリッジ2の指示速度を基準速度V
M に設定し(ステップS39)、キャリッジ2を減速制
御から基準速度VM での等速状態に変更する(ステップ
S40)。
【0068】この後、CPU12は、キャリッジ2の実
際の移動位置56(5880カウント目)と論理位置5
5(5900カウント目)との差である20カウント分
だけ等速制御を行うと(ステップS41)、再び減速制
御を行う(ステップS42)。
【0069】一方、ステップS38において、実際の移
動位置56と論理位置55との差が許容範囲B内である
と判断された場合(ステップS38でNoと判断された
場合)には、誤差が修正を加える程ではないと判断でき
るので、ステップS34、ステップS35へと動作を進
め、そのまま減速制御を継続する。ただし、図8では、
等速状態に移行する場合を例示している。
【0070】この後、減速制御を継続して、キャリッジ
2の指示速度が最低速度VL 未満になると(ステップS
43でYesと判断されると)、CPU12は、その時
点でポジションカウンタのカウント値を確認して、キャ
リッジ2の実際の位置を取得する(ステップS44)。
ここで、本実施例1では、キャリッジ2の実際の位置が
図4に符号54で示す位置であり、このときのポジショ
ンカウンタのカウント値が5930であったとする。
【0071】CPU12は、ポジションカウンタのカウ
ント値に基づくキャリッジ2の実際の移動位置55(5
930カウント目)と、予めASIC11の制御情報記
憶領域11aに記憶されている論理位置52(5950
カウント目)とを比較する(ステップS45)。そし
て、実際の移動位置54(5930カウント目)が論理
位置52(5950カウント目)より手前(すなわち、
スタートポジションSP側)である場合(ステップS4
5でYesと判断される場合)には、次に、その実際の
移動位置54と論理位置52との差が予め設定されてい
る第2の許容範囲C(例えば、15カウント分等)内で
あるか否かを判断する(ステップS46)。
【0072】その結果、第2の許容範囲Cを超えている
場合(ステップS46でYesと判断される場合)に
は、その時点で、キャリッジ2の指示速度を最低速度V
L に設定し(ステップS47)、キャリッジ2を減速制
御から最低速度VL での等速状態に変更する(ステップ
S48)。
【0073】この後、CPU12は、キャリッジ2の実
際の移動位置54(5930カウント目)と論理位置5
2(5950カウント目)との差である20カウント分
だけ等速制御を行うと(ステップS49)、再び減速制
御を行って(ステップS50)、キャリッジ2を目標と
する停止位置53に停止させる。
【0074】一方、ステップS46において、実際の移
動位置54と論理位置52との差が第2の許容範囲C内
であると判断された場合(ステップS46でNoと判断
された場合)には、その時点で、キャリッジ2の減速率
が緩やかになるよう指示速度を設定する(ステップS5
1)。
【0075】すなわち、CPU12は、キャリッジ2の
実際の移動位置54から目標とする停止位置53までの
距離を求め、求めた距離からキャリッジ2を停止位置5
3で停止させるための減速率を演算し、その減速率とな
るように指示信号を出力する。具体的には、論理位置5
2が5950カウント目であるのに対し、スタートポジ
ションSPからの実際の移動位置54が5930カウン
ト目であるので、その差である20カウント分だけ停止
するまでの期間が長くなるような減速率とする。キャリ
ッジモータ駆動部17は、この指示信号に基づき、キャ
リッジモータ18を駆動制御し、変更後の減速率で再び
減速制御を続行して(ステップS50)、キャリッジ2
を目標とする停止位置53に停止させる。
【0076】なお、ステップS37及びステップS45
で、実際の移動位置56が論理位置55を超えていると
判断された場合には、他の処理(例えば、減速率を大き
くして、よりブレーキをかける等の処理)を行う(ステ
ップS52)。
【0077】このように、本実施例4によれば、ポジシ
ョンカウンタのカウント値に基づくキャリッジの実際の
移動位置と、予め内部に設定されている論理位置との比
較を、基準速度VM と最低速度VL の2箇所で行うこと
により、よりきめ細かな減速制御を行うことができる。
なお、上記実施例4では、基準速度を1箇所のみとして
説明しているが、よりきめ細かく制御したい場合には、
この基準速度を複数箇所に設定してもよい。また、第1
の許容範囲Bと第2の許容範囲Cとを同じ値(15カウ
ント分)として説明しているが、この許容範囲は任意に
設定すればよい。
【0078】
【発明の効果】本発明の印字装置によれば、減速制御
時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な最低速度
まで減速したとき、検出手段であるポジションカウンタ
のカウント値に基づくキャリッジの実際の移動位置と、
予め内部に設定されている論理位置とを比較する。そし
て、実際の移動位置が論理位置より手前(すなわち、ス
タートポジション側)である場合には、キャリッジを減
速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再び減速状態
に遷移させるようにDCモータを制御して、キャリッジ
を目標とする停止位置に停止させる。これにより、キャ
リッジを目標とする停止位置にほぼ正確に停止させるこ
とができる。
【0079】また、本発明の印字装置によれば、減速制
御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な最低速
度まで減速したとき、ポジションカウンタのカウント値
に基づくキャリッジの実際の移動位置と、予め内部に設
定されている論理位置とを比較する。そして、実際の移
動位置が論理位置より手前(すなわち、スタートポジシ
ョン側)である場合には、キャリッジの減速率が緩やか
になるようにDCモータを制御して、キャリッジを目標
とする停止位置に停止させる。これにより、キャリッジ
を目標とする停止位置にほぼ正確に停止させることがで
きる。
【0080】また、本発明の印字装置によれば、減速制
御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な最低速
度まで減速したとき、ポジションカウンタのカウント値
に基づくキャリッジの実際の移動位置と、予め内部に設
定されている論理位置とを比較する。そして、実際の移
動位置が論理位置より手前(すなわち、スタートポジシ
ョン側)であり、かつ実際の移動位置と論理位置との差
が予め設定されている許容範囲Aを超えている場合に
は、キャリッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させ
た後、再び減速状態に遷移させるようにDCモータを制
御して、キャリッジを目標とする停止位置に停止させ
る。このように、差が許容範囲Aを超えているか否かに
よって、その後の減速制御を選択することにより、減速
状態に応じた最適な減速補正を行うことができ、キャリ
ッジを目標とする停止位置にほぼ正確に停止させること
ができる。
【0081】また、本発明の印字装置によれば、減速制
御時、制御手段は、ファームウェアが制御可能な最低速
度と、この最低速度より速く定速制御時の速度より遅い
基準速度とを用意し、キャリッジが基準速度まで減速し
たとき、ポジションカウンタのカウント値に基づくキャ
リッジの実際の移動位置と、予め内部に設定されている
論理位置とを比較する。そして、実際の移動位置が論理
位置より手前(すなわち、スタートポジション側)であ
り、かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め設定さ
れている第1の許容範囲Bを超えている場合には、キャ
リッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、再
び減速状態に遷移させる。一方、前記差が第1の許容範
囲B内である場合には、そのまま減速を継続する。次
に、キャリッジが最低速度まで減速したとき、ポジショ
ンカウンタのカウント値に基づくキャリッジの実際の移
動位置と、予め内部に設定されている論理位置とを比較
する。そして、実際の移動位置が論理位置より手前(す
なわち、スタートポジション側)であり、かつ実際の移
動位置と論理位置との差が予め設定されている第2の許
容範囲Cを超えている場合には、キャリッジを減速状態
から一旦等速状態に遷移させた後、再び減速状態に遷移
させるようにDCモータを制御して、キャリッジを目標
とする停止位置に停止させる。一方、前記差が第2の許
容範囲C内である場合には、キャリッジの減速率が緩や
かになるようにDCモータを制御して、キャリッジを目
標とする停止位置に停止させる。このように、ポジショ
ンカウンタのカウント値に基づくキャリッジの実際の移
動位置と、予め内部に設定されている論理位置との比較
を、基準速度と最低速度の2箇所で行うことにより、よ
りきめ細かな減速制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置(プリンタ)のシステム構成
図である。
【図2】印字及び給紙機構部の構造を概略的に示す斜視
図である。
【図3】本発明の印字装置による実施例1の動作制御を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の印字装置による実施例1及び実施例2
の動作制御を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の印字装置による実施例2の動作制御を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の印字装置による実施例3の動作制御を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の印字装置による実施例4の動作制御を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の印字装置による実施例4の動作制御を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】 2 キャリッジ 4 給紙ローラ 5 ガイドシャフト 6 ギヤベルト 8 給紙機構部 10 印字装置 11 ASIC 12 CPU 13 ROM 14 RAM 16 フィードモータ 17 フィードモータ駆動部 18 キャリッジモータ(DCモータ) 19 キャリッジモータ駆動部 20 速度検出部 21 キー入力部 30 外部装置(パソコン) 40 通信ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
    するDCモータと、このDCモータの回転を検出して前
    記キャリッジの移動位置及び移動速度を検出するエンコ
    ーダ及びエンコーダの変化により増減するポジションカ
    ウンタからなる検出手段と、この検出手段によるカウン
    ト値と予め設定されたキャリッジの加速、定速、減速の
    それぞれの目標速度及び目標とする停止位置とに基づい
    て前記DCモータの速度制御を行う制御手段とを備えた
    印字装置において、 前記制御手段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停
    止させる減速制御時、前記ファームウェアが制御可能な
    最低速度と、この最低速度より速く定速制御時の速度よ
    り遅い基準速度とを用意し、前記キャリッジが前記基準
    速度まで減速したとき、前記ポジションカウンタのカウ
    ント値に基づくキャリッジの実際の移動位置と予め設定
    されている論理位置とを比較し、実際の移動位置が論理
    位置より手前であり、かつ実際の移動位置と論理位置と
    の差が予め設定されている第1の許容範囲を超えている
    場合には、前記キャリッジを減速状態から一旦等速状態
    に遷移させた後、再び減速状態に遷移させる一方、前記
    差が第1の許容範囲内である場合には、そのまま減速を
    継続し、前記キャリッジが前記最低速度まで減速したと
    き、前記ポジションカウンタのカウント値に基づくキャ
    リッジの実際の移動位置と予め設定されている論理位置
    とを比較し、実際の移動位置が論理位置より手前であ
    り、かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め設定さ
    れている第2の許容範囲を超えている場合には、前記キ
    ャリッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、
    再び減速状態に遷移させるように前記DCモータを制御
    して前記キャリッジを目標とする停止位置に停止させ、
    前記差が第2の許容範囲内である場合には、前記キャリ
    ッジの減速率が緩やかになるように前記DCモータを制
    御して前記キャリッジを目標とする停止位置に停止させ
    ることを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
    するDCモータと、前記キャリッジの移動位置及び移動
    速度を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果と
    予め設定されたキャリッジの加速、定速、減速のそれぞ
    れの目標速度及び目標とする停止位置とに基づいて前記
    DCモータの速度制御を行う制御手段とを備えた印字装
    置において、 前記制御手段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停
    止させる減速制御時、前記ファームウェアが制御可能な
    最低速度まで減速したとき、前記検出手段により検出さ
    れたキャリッジの実際の移動位置と予め設定されている
    論理位置とを比較し、実際の移動位置が論理位置より手
    前である場合には、前記キャリッジを減速状態から一旦
    等速状態に遷移させた後、再び減速状態に遷移させるよ
    うに前記DCモータを制御して前記キャリッジを目標と
    する停止位置に停止させることを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
    するDCモータと、前記キャリッジの移動位置及び移動
    速度を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果と
    予め設定されたキャリッジの加速、定速、減速のそれぞ
    れの目標速度及び目標とする停止位置とに基づいて前記
    DCモータの速度制御を行う制御手段とを備えた印字装
    置において、 前記制御手段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停
    止させる減速制御時、前記ファームウェアが制御可能な
    最低速度まで減速したとき、前記検出手段により検出さ
    れたキャリッジの実際の移動位置と予め設定されている
    論理位置とを比較し、実際の移動位置が論理位置より手
    前である場合には、前記キャリッジの減速率が緩やかに
    なるように前記DCモータを制御して前記キャリッジを
    目標とする停止位置に停止させることを特徴とする印字
    装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
    するDCモータと、前記キャリッジの移動位置及び移動
    速度を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果と
    予め設定されたキャリッジの加速、定速、減速のそれぞ
    れの目標速度及び目標とする停止位置とに基づいて前記
    DCモータの速度制御を行う制御手段とを備えた印字装
    置において、 前記制御手段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停
    止させる減速制御時、前記ファームウェアが制御可能な
    最低速度まで減速したとき、前記検出手段により検出さ
    れたキャリッジの実際の移動位置と予め設定されている
    論理位置とを比較し、実際の移動位置が論理位置より手
    前であり、かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め
    設定されている許容範囲を超えている場合には、前記キ
    ャリッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた後、
    再び減速状態に遷移させるように前記DCモータを制御
    して前記キャリッジを目標とする停止位置に停止させ、
    前記差が許容範囲内である場合には、前記キャリッジの
    減速率が緩やかになるように前記DCモータを制御して
    前記キャリッジを目標とする停止位置に停止させること
    を特徴とする印字装置。
  5. 【請求項5】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
    するDCモータと、前記キャリッジの移動位置及び移動
    速度を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果と
    予め設定されたキャリッジの加速、定速、減速のそれぞ
    れの目標速度及び目標とする停止位置とに基づいて前記
    DCモータの速度制御を行う制御手段とを備えた印字装
    置において、 前記制御手段は、前記キャリッジを目標の停止位置に停
    止させる減速制御時、前記ファームウェアが制御可能な
    最低速度と、この最低速度より速く定速制御時の速度よ
    り遅い基準速度とを用意し、前記キャリッジが前記基準
    速度まで減速したとき、前記検出手段により検出された
    キャリッジの実際の移動位置と予め設定されている論理
    位置とを比較し、実際の移動位置が論理位置より手前で
    あり、かつ実際の移動位置と論理位置との差が予め設定
    されている第1の許容範囲を超えている場合には、前記
    キャリッジを減速状態から一旦等速状態に遷移させた
    後、再び減速状態に遷移させる一方、前記差が第1の許
    容範囲内である場合には、そのまま減速を継続し、前記
    キャリッジが前記最低速度まで減速したとき、前記検出
    手段により検出されたキャリッジの実際の移動位置と予
    め設定されている論理位置とを比較し、実際の移動位置
    が論理位置より手前であり、かつ実際の移動位置と論理
    位置との差が予め設定されている第2の許容範囲を超え
    ている場合には、前記キャリッジを減速状態から一旦等
    速状態に遷移させた後、再び減速状態に遷移させるよう
    に前記DCモータを制御して前記キャリッジを目標とす
    る停止位置に停止させ、前記差が第2の許容範囲内であ
    る場合には、前記キャリッジの減速率が緩やかになるよ
    うに前記DCモータを制御して前記キャリッジを目標と
    する停止位置に停止させることを特徴とする印字装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段が、DCモータの回転を検
    出するエンコーダと、このエンコーダの変化により増減
    するポジションカウンタとからなることを特徴とする請
    求項2ないし請求項4のいずれかに記載の印字装置。
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