JP2003334429A - ヘッダ部品及びその接続構造 - Google Patents

ヘッダ部品及びその接続構造

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JP2003334429A JP2002143175A JP2002143175A JP2003334429A JP 2003334429 A JP2003334429 A JP 2003334429A JP 2002143175 A JP2002143175 A JP 2002143175A JP 2002143175 A JP2002143175 A JP 2002143175A JP 2003334429 A JP2003334429 A JP 2003334429A
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Tatsuo Mongaki
龍男 捫垣
Hiromitsu Tsubokawa
寛光 坪川
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Asahi Kasei Corp
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    • B01D35/30Filter housing constructions
    • B01D35/301Constructions of two or more housings
    • B01D35/303Constructions of two or more housings the housings being modular, e.g. standardised

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、濾過膜モジュールの増設をする際
に作業性が良く、樹脂等の安価な材料でヘッダを構成す
ることが出来るヘッダ部品及びその接続構造を提供する
ことを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 並設される複数の濾過膜モジュール2に
夫々接続される枝管7に連通する主管8が複数に分割さ
れたヘッダ部品6で、主管8の一端部に形成された大径
部8aに、他のヘッダ部品6の主管8の他端部に形成さ
れた小径部8bを嵌入して互いの主管8が接続可能とさ
れ、枝管7の一部にエアバブリング用のオリフィス孔7a
1を有するエア導入口7aを一体成形して構成したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並設される複数の
濾過膜モジュールに夫々接続される枝管に連通する主管
が複数に分割された濾過膜モジュールのヘッダ部品及び
その接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川水、湖沼水、地下水或いは海水等を
原液として精密濾過、限外濾過装置により大量に浄化す
る水処理を行なう濾過装置では、複数の濾過膜モジュー
ルをヘッダと称する主配管に夫々並列に接続して配置さ
れるようになっている。
【0003】ヘッダは長尺状のステンレス管の所定位置
に枝管が分岐して設けられ、その枝管に濾過膜モジュー
ルが起立して接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、濾過膜モジュールの増設をする場合にはヘ
ッダを取り換える必要があるため、その都度、撤去する
ヘッダから濾過膜モジュールを取り外した後、増設する
濾過膜モジュールの分だけ延長された新たなヘッダに先
に取り外した濾過膜モジュールを取り付ける必要がある
ため作業性が悪いという問題があった。
【0005】また、原水として海水を取り扱う場合には
耐久性を確保するためにSUS329J4等の2相構造のステン
レス管やSUS354N等のステンレス管等の高価な材料でヘ
ッダを製造する必要があった。
【0006】一方、PVC(ポリ塩化ビニル)やABS
(アクリル、ブタジエン、スチレンのコポリマーまたは
これ等のブレンド)等の樹脂等も海水に対する耐久性は
あるものの長尺状の主管に複数の枝管を設ける場合の接
続が困難であり、海水に対する耐久性があり、安価であ
るにも関わらず、樹脂をヘッダとして使用することが出
来ないのが現状であった。
【0007】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、濾過膜モジュールの増設をす
る際に作業性が良く、樹脂等の安価な材料でヘッダを構
成することが出来るヘッダ部品及びその接続構造を提供
せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るヘッダ部品は、並設される複数の濾過膜
モジュールに夫々接続される枝管に連通する主管が複数
に分割された濾過膜モジュールのヘッダ部品であって、
前記ヘッダ部品の主管の一端部に大径部が形成され、且
つ該主管の他端部に小径部が形成され、前記ヘッダ部品
の主管に形成された大径部に、他のヘッダ部品の主管に
形成された小径部を嵌入して互いの主管が接続可能とさ
れ、前記枝管の一部にエアバブリング用のオリフィス孔
を有するエア導入口を一体成形したことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、ヘッダ部品の主管に形
成された大径部に、他のヘッダ部品の主管に形成された
小径部を嵌入して互いの主管を接続して複数のヘッダ部
品を連結することが出来る。
【0010】これにより、増設する濾過膜モジュールの
数に応じてヘッダ部品を連結して増設することが出来、
増設したヘッダ部品の分だけ濾過膜モジュールを取り付
ければ良いので作業性が良い。
【0011】また、複数に分割されたヘッダ部品毎に枝
管を設けることが出来るので樹脂等を一体成形すること
により安価な材料でヘッダを構成することが出来る。
【0012】また、枝管の一部にエアバブリング用のオ
リフィス孔を有するエア導入口が一体成形されたこと
で、エアバブリング用のオリフィス等の部品を別途用意
する必要がなく、部品点数を削減すると共に組み付け工
数を削減してコストダウンを図ることが出来る。
【0013】また、前記主管に形成された大径部の端部
外周部及び該主管に形成された小径部の付け根に設けら
れるフランジ部の端部外周部に位置合わせ用の指標を設
けた場合には隣設されるヘッダ部品の相互の周方向の位
置合せが容易であり、枝管に起立して接続される濾過膜
モジュールの位置合せが容易に且つ確実に出来る。
【0014】また、前記エア導入口に連通するエア管が
前記ヘッダ部品に一体成形され、該エア管の一端部に大
径部が形成され、且つ該エア管の他端部に小径部が形成
され、前記ヘッダ部品のエア管に形成された大径部に、
他のヘッダ部品のエア管に形成された小径部を嵌入して
互いのエア管が接続可能とされた場合には、ヘッダ部品
のエア管に形成された大径部に、他のヘッダ部品のエア
管に形成された小径部を嵌入して互いのエア管を接続す
ることが出来る。
【0015】また、エア導入口に連通するエア管がヘッ
ダ部品に一体成形されたことで、エアバブリング用のエ
ア管を別途用意する必要がなく、部品点数を削減すると
共に組み付け工数を削減してコストダウンを図ることが
出来る。
【0016】また、本発明に係るヘッダ部品の接続構造
は、前述のヘッダ部品と濾過膜モジュールとを接続する
ヘッダ部品の接続構造であって、前記ヘッダ部品の枝管
と前記濾過膜モジュールとを所定の自由度を有して柔軟
に接続し得るフレキシブル継手手段により接続したこと
を特徴とする。
【0017】上記構成によれば、フレキシブル継手手段
によりヘッダ部品の枝管と濾過膜モジュールとを所定の
自由度を有して柔軟に接続することが出来るので、枝管
に起立して接続される濾過膜モジュールの位置を容易に
調整することが出来、樹脂製のヘッダ部品であっても破
損する虞がない。
【0018】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るヘッダ部品
及びその接続構造の一実施形態を具体的に説明する。図
1及び図2は本発明に係るヘッダ部品を連結して接続さ
れた濾過膜モジュールの構成を示す正面図及び側面図、
図3(a),(b)は本発明に係るヘッダ部品の第1実
施形態の構成を示す断面説明図及び側面説明図、図4は
第1実施形態のヘッダ部品を連結した様子を示す断面説
明図、図5及び図6は各種フレキシブル継手手段の構成
を示す分解説明図である。
【0019】先ず、図1〜図6を用いて、本発明に係る
ヘッダ部品及びその接続構造の第1実施形態について説
明する。図1及び図2において、1は原液を循環しなが
ら濾過を行なうクロスフロー型の濾過装置であり、濾過
精度に応じて精密濾過用または限外濾過用に適宜対応し
た濾過膜モジュール2が装備される。
【0020】尚、本実施形態では、原液を循環しながら
濾過を行なうクロスフロー型の濾過装置に本発明に係る
ヘッダ部品を適用した場合の一例について説明するが、
他の構成として、原液を循環せずに供給した原液を全て
濾過膜を透過させて濾過を行なう全濾過型の濾過装置に
本発明に係るヘッダ部品を適用することも出来る。
【0021】3は濾過膜モジュール2に原液を供給する
原液供給ヘッダであり、4は濾過膜モジュール2により
濾過された濾過液を排出する濾過液排出ヘッダであり、
5は戻り原液を排出する原液戻りヘッダである。
【0022】各原液供給ヘッダ3、濾過液排出ヘッダ4
及び原液戻りヘッダ5は並設される複数の濾過膜モジュ
ール2の数に応じた数だけ図3に示すヘッダ部品6が用
意され、順次連結されて構成されたものである。
【0023】ヘッダ部品6は、図3及び図4に示すよう
に、濾過膜モジュール2の各原液供給流路、濾過液排出
流路及び原液戻り流路に夫々接続される枝管7に連通す
る主管8が複数に分割された構成であり、主管8の一端
部には大径部8aが形成され、該主管8の他端部には小
径部8bが形成されている。
【0024】大径部8aの内周面8a1の径は、小径部8
bの外周面8b1の径よりも若干大きくなるように設定さ
れており、一方のヘッダ部品6の主管8の大径部8a
に、他方のヘッダ部品6の主管8の小径部8bを嵌入す
ることで互いの主管8が接続される。
【0025】本実施形態では、一方のヘッダ部品6の主
管8の大径部8aの内周面8a1と、他方のヘッダ部品6
の主管8の小径部8bの外周面8b1との間に接着剤10を
介在させて接着することにより水密性及び気密性を保持
した状態で接続される。
【0026】本実施形態のヘッダ部品6の主管8の外周
形状は方形状で構成されており、支持躯体32の脚台座32
a及び腕台座32b上にヘッダ部品6を連結した各原液供
給ヘッダ3、濾過液排出ヘッダ4及び原液戻りヘッダ5
を安定して載置し、固定出来るようになっている。
【0027】尚、本実施形態ではヘッダ部品6の主管8
の大径部8aの内周面8a1及び小径部8bの外周面8b1を
平坦な円周面で構成した場合であるが、これ等、主管8
の大径部8aの内周面8a1及び小径部8bの外周面8b1に
ネジ部を形成し、シールテープ等を介在させてネジ止め
により接続することも出来る。
【0028】ヘッダ部品6の枝管7の一部にはエアバブ
リング用のオリフィス孔7a1を有するエア導入口7aが
一体成形して形成されている。枝管7の外周面と主管8
の外周面との間にはリブ9,9aが一体的に形成されて
おり、主管8に形成された大径部8aの端部外周部及び
該主管8に形成された小径部8bの付け根に設けられる
フランジ部8cの端部外周部に位置合わせ用の指標が設
けられている。
【0029】本実施形態では、主管8に形成された小径
部8bの付け根に設けられるフランジ部8cの端部外周
部に設けられた指標をリブ9aが兼ねており、主管8に
形成された大径部8aの端部外周部には指標となる突起
8dが一体的に形成されている。
【0030】そして、図4に示すように、ヘッダ部品6
の主管8に形成された大径部8aに、他のヘッダ部品6
の主管8に形成された小径部8bを嵌入して互いの主管
8を接続する際にリブ9aと突起8dとを位置合せする
ことで隣設されるヘッダ部品6の相互の周方向の位置合
せが容易であり、枝管7に起立して接続される濾過膜モ
ジュール2の位置合せが容易に且つ確実に出来る。
【0031】ヘッダ部品6は、PE(Poly Ethylene;
ポリエチレン)、PP(Poly Propylene;ポリプロピレ
ン)、PVC(Poly Vinyl Chloride;ポリ塩化ビニ
ル)、PA(Polyamide;ポリアミド系樹脂)、POM
(Poly Oxymethylene;ポリアセタール)、ポリサルホ
ン、PES(Poly Ether Sulfones;ポリエーテルサル
ホン)、フッ素樹脂であるPTFE(Poly-tetrafluoro
ethylene;ポリテトラフルオロエチレン)、FRP(Fi
ber Reinforced Plastics;繊維強化プラスチック)、
PEEK(Poly Ether Ether Ketone;ポリ・エーテル
・エーテル・ケトン)、或いはPVC(ポリ塩化ビニ
ル)とFRP(繊維強化プラスチック)との複合材料、
PE(ポリエチレン)とFRP(繊維強化プラスチッ
ク)との複合材料、PP(ポリプロピレン)とFRP
(繊維強化プラスチック)との複合材料等の樹脂を射出
成型や真空成型することにより一体的に作成することが
出来る。
【0032】例えば、ヘッダ部品6をPA(ポリアミド
系樹脂)により製造した場合には、耐摩耗性に優れる。
二硫化モリブデン、グラファイト、ポリエチレン粉末、
ポリ四フッ化エチレン粉末を添加して耐摩耗性を増大す
ることも出来る。また、各種耐油性樹脂に含油させるこ
とによって耐摩耗性は無含油プラスチックの数倍〜10
倍以上となる。また、炭化水素系溶媒に侵されにくく、
特にガソリン、潤滑油に対する強い抵抗性を持つ。アロ
イ特ナイロン/PO(ポリオレフィン)アロイでは、耐
油性に加えてPO(ポリオレフィン)の耐熱性も向上す
る。
【0033】また、ヘッダ部品6をPOM(ポリアセタ
ール)により製造した場合には、耐疲労性、特に繰り返
しの衝撃に対して優れる。クリープ特性も実用上十分高
いレベルにあり、信頼性の高い部品材料であり、成形性
に優れる。クリープ特性とは強さ、剛(こわ)さの2特
性に時間的要素が加わった性質で、長時間にわたる各種
の温度、荷重条件下で、優れた形状安定性を示す。ま
た、くり返し応力に対する抵抗力が高く、材料の疲労に
よる破壊が生じ難い。また、有機薬品類や油脂類及び合
成洗剤類に対して耐性が大きく、殆ど侵されない。強
酸、強アルカリには問題があるもののコポリマーは耐ア
ルカリ性は比較的良い。尚、ポリアセタールは加水分解
を起こすため耐熱水性は良くない。
【0034】また、ヘッダ部品6をポリサルホンにより
製造した場合には、自然色は薄い琥珀色の透明であり、
美観を呈する。加工性が良く、着色や充填が容易で金属
メッキも可能である。非結晶性で成形収縮が極めて少な
く、低反り性で、寸法精度が高く、精密成形用に適して
いる。強靱で優れた機械的性質を持つ。広い範囲で優れ
た電気的性質を持つ。寸法安定性が良く、耐クリープ特
性を持つ。極めて高い耐熱性(燃焼試験;UL連続使用
温度15)材料である。加熱スチームや沸騰水にも耐え
る優れた耐熱水性を持つ。優れた難燃性(UL94V−
0〜V−2)材料である。
【0035】また、ポリサルホンは水による物性変化が
極めて少なく、熱水や加熱スチームによって白化した
り、加水分解したりしない。安全性も高く、厚生省43
4号、178号認可、他米国のFDA、NSF、3−A
SSC、及び米国薬局法の規格にも合格して認可を得て
おり、食品関係や医療機器関係にも数多く利用される。
酸やアルカリに侵されず多くの薬品にも耐える。オート
クレーブ条件である132℃の加圧スチームでの繰り返
し使用にも耐える。
【0036】また、ヘッダ部品6をPES(ポリエーテ
ルサルホン)により製造した場合には、急激な温度変化
に対する信頼性、高温で長期間使用に対する信頼性に優
れる。耐熱性では、短期耐熱性として、H.D.T.
(熱変形温度)が200℃〜210℃であり、剛性が2
00℃近くまで殆ど低下しない。また、耐ハンダ性を有
している。長期耐熱性として、UL温度インデックス
(熱老化性)が180℃であり、180℃における引張
強度の半減期が20年である。200℃においても殆ど
寸法変化が無く寸法安定性に優れる。180℃において
も十分な耐クリープ性を有する。優れた電気特性を有
し、その特性が高温領域まで維持される。耐炎性として
は、0.5mmの厚みでもUL−94V−0である。ま
た、燃焼時にも煙の発生が僅かである。優れた耐熱性に
もかかわらず通常の成形機で十分成形出来る。
【0037】尚、ナチュラルのPES(ポリエーテルサ
ルホン)の耐候性はあまり良くないので屋外で使用する
用途にはカーボンブラックを添加する必要がある。耐水
性は良好であるが若干、吸水性があるので成形前に乾が
必要である。衝撃強度のノッチ依存性が大きいので鋭い
ノッチを避ける設計が必要である。
【0038】また、PES(ポリエーテルサルホン)は
熱水、スチーム、酸、アルカリ等の水性薬品、更にオイ
ル類、グリース、ガソリン、アルコール類、脂肪族炭化
水素等に優れた耐性を有している。また、酸化剤にも耐
性があり、100%酸素雰囲気中150℃で1箇月放置
しても何ら変化が認められない。しかしながら、殆どの
有機化合物がそうであるように濃硫酸、濃硝酸には侵さ
れる。一方、PES(ポリエーテルサルホン)は非晶性
であることからエステル、ケトン、トリクロロエチレン
等の強い極性溶剤に侵される場合がある。耐薬品性はP
ES(ポリエーテルサルホン)の銘柄によっても若干変
わり、GF(ガラスファイバー)強化銘柄はナチュラル
銘柄よりもかなり優れている。また、200℃でアニー
リングすることにより耐薬品性を改良することが出来
る。
【0039】また、ヘッダ部品6をフッ素樹脂であるP
TFE(ポリテトラフルオロエチレン)により製造した
場合には、連続最高使用温度が極めて高く、不燃焼であ
る。低温特性、耐化学薬品性、電気的特性に優れる。非
粘着性であり、柔軟性のある樹脂で機械的特性に優れ
る。固体中最小の摩擦係数で低摩擦特性を有する。耐侯
性に優れる。有機、無機薬品類に対して極めて不活性で
ある。特に、PTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)、PFA(Per Fluor Alkoxy;パーフルオロアルコ
キシエチレン)、FEP(Fluoro Ethylene Propylen
e;フッ化エチレンプロピレン)はC−C結合の周囲を
隙間無くFが覆う構造になっており、しかも、C−F結
合エネルギーは107kcal/モルと高いため薬品類に対
する耐性は極めて優れる。これ等の樹脂に比べれば、P
CTFE(Poly Chloro Tri Fluoro Ethylene;ポリク
ロロトリフルオロエチレン(3フッ化))、ETFE(Et
hylene tetrafluoroethylene;テトラフルオロエチレン
・エチレン共重合体)、ECTFE(Ethylene and Chl
orotrifluoroethylene;エチレンクロロトリフルオロエ
チレン共重合体)、PVDF(Poly Vinylidene Fluori
de;ポリビニリデンフルオライド(2フッ化))等はやや
劣る。
【0040】また、ヘッダ部品6はステンレス材等を金
型成形等により一体的に作成することでも良い。
【0041】ヘッダ部品6の枝管7と濾過膜モジュール
2とを接続する場合、図5或いは図6に示すように所定
の自由度を有して柔軟に接続し得るフレキシブル継手手
段11,21により接続される。
【0042】図5は原液供給ヘッダ3を構成するヘッダ
部品6の枝管7に濾過膜モジュール2を接続するフレキ
シブル継手手段11であり、図6は濾過液排出ヘッダ4及
び原液戻りヘッダ5を構成するヘッダ部品6の枝管7に
濾過膜モジュール2を接続するフレキシブル継手手段21
である。
【0043】図5に示すフレキシブル継手手段11は、一
対のハウジング12,13と、接続される枝管7と濾過膜モ
ジュール2の原液供給管14との間に介在される断面コ字
型のゴムリング16等を有して構成される。
【0044】ヘッダ部品6の枝管7及び原液供給管14の
端部外周面にはハウジング12,13の両側内周部に設けら
れたテーパ面17に係合し得る凹部7b,14aが形成され
ており、枝管7及び原液供給管14をゴムリング16に嵌入
し、ハウジング12,13のテーパ面17を枝管7及び原液供
給管14の凹部7b,14aに係合した状態でハウジング1
2,13のフランジ部12a,13aに設けられたボルト穴12
b,13bにボルト18を差し込んで該ボルト18にナット19
を螺合して締着することでハウジング12,13のテーパ面
17に沿って枝管7及び原液供給管14の凹部7b,14aが
近接する方向に移動し、ゴムリング16の両端部内壁面に
突出したリブ16aが管7,14の端部周面に圧接された状
態で枝管7及び原液供給管14がゴムリング16を介して水
密的及び気密的に接続される。
【0045】ボルト18は締め付け用の六角頭部18aの内
側に回り止め用の六角係止部18bが二段で形成されてお
り、ハウジング13のフランジ部13aに形成された長穴か
らなるボルト穴13bの短径辺に六角係止部18bが嵌入係
止されてボルト18の回転が阻止され、ナット19をボルト
18に締着する際のボルト18の共回りを防止する。
【0046】尚、枝管7及び原液供給管14の外周面に形
成した凹部7b,14aの代わりにハウジング12,13のテ
ーパ面17に係合し得る凸部を枝管7及び原液供給管14の
外周面に設け、ゴムリング16を介在させて該凸部にハウ
ジング12,13のテーパ面17を係合した状態でハウジング
12,13のフランジ部12a,13aに設けられたボルト穴12
b,13bにボルト18を差し込んで該ボルト18にナット19
を螺合して締着して接続する構成でも良い。
【0047】原液供給ヘッダ3を構成するヘッダ部品6
の枝管7と濾過膜モジュール2の原液供給管14との接続
は上述したフレキシブル継手手段11を利用して接続すれ
ば枝管7と原液供給管14相互の撓みがゴムリング16によ
りある程度許容されるため濾過膜モジュール2の位置調
整が容易に出来る。また、図1及び図2に示すように、
起立した濾過膜モジュール2の原液供給管14を枝管7に
接続すると共に該濾過膜モジュール2の重量を支持する
ことが出来る。
【0048】図6に示すフレキシブル継手手段21は、濾
過液排出ヘッダ4及び原液戻りヘッダ5を構成するヘッ
ダ部品6の枝管7と、濾過膜モジュール2の濾過液排出
管15及び原液戻り管20との夫々の外周に嵌挿圧接して接
続することにより濾過膜モジュール2の上部を濾過液排
出ヘッダ4及び原液戻りヘッダ5を構成するヘッダ部品
6に取り付ける。
【0049】フレキシブル継手手段21は図6に示すよう
に、両端部にネジ溝22a,22bが形成された筒状本体22
とパッキン23及びパッキンカバー24を介して前記ネジ溝
22a,22bに螺合締着し得る袋ナット25a,25bを有し
て構成されている。
【0050】筒状本体22、パッキン23、パッキンカバー
24及び袋ナット25a,25bからなるフレキシブル継手手
段21はヘッダ部品6の枝管7及び濾過膜モジュール2の
濾過液排出管15及び原液戻り管20に嵌挿して該枝管7及
び濾過液排出管15及び原液戻り管20の外周上を軸方向に
移動自在に構成されている。尚、濾過液排出ヘッダ4及
び原液戻りヘッダ5を構成するヘッダ部品6の枝管7の
外周面には凹部7bが形成されておらず平坦な円周面に
より構成されている。
【0051】そして、図6に示す組み付け配置順序でパ
ッキン23及びパッキンカバー24を介在させて袋ナット25
a,25bを筒状本体22のネジ溝22a,22bに軽く螺合し
て一体化したフレキシブル継手手段21をヘッダ部品6の
枝管7または濾過液排出管15、原液戻り管20の一方に嵌
装した状態で濾過膜モジュール2の濾過液排出管15及び
原液戻り管20とヘッダ部品6の枝管7との位置合わせを
行った後、フレキシブル継手手段21をヘッダ部品6の枝
管7と濾過液排出管15及び原液戻り管20との外周上を軸
方向に移動して該ヘッダ部品6の枝管7と濾過液排出管
15及び原液戻り管20との略中間部に合わせ、袋ナット25
a,25bをネジ溝22a,22bに螺合締着することでパッ
キンカバー24がパッキン23を内径方向に押圧して該パッ
キン23がヘッダ部品6の枝管7と濾過液排出管15及び原
液戻り管20の外周面に圧接し、気密性及び液密性を保持
して接続固定される。
【0052】濾過液排出ヘッダ4及び原液戻りヘッダ5
を構成するヘッダ部品6の枝管7と濾過膜モジュール2
の濾過液排出管15及び原液戻り管20との接続は上述した
フレキシブル継手手段21を利用して接続すれば枝管7と
濾過液排出管15及び原液戻り管20相互の撓みがパッキン
23によりある程度許容されるため濾過膜モジュール2の
位置調整が容易に出来る。
【0053】上記構成によれば、ヘッダ部品6の主管8
に形成された大径部8aに、他のヘッダ部品6の主管8
に形成された小径部8bを嵌入して互いの主管8を接続
して複数のヘッダ部品6を連結することが出来る。
【0054】これにより、増設する濾過膜モジュール2
の数に応じてヘッダ部品6を連結して増設することが出
来、増設したヘッダ部品6の分だけ濾過膜モジュール2
を取り付ければ良いので作業性が良い。
【0055】また、複数に分割されたヘッダ部品6毎に
枝管7を設けることが出来るので樹脂等を一体成形する
ことにより安価な材料でヘッダを構成することが出来
る。
【0056】また、枝管7の一部にエアバブリング用の
オリフィス孔7a1を有するエア導入口7aが一体成形さ
れたことで、エアバブリング用のオリフィス等の部品を
別途用意する必要がなく、部品点数を削減すると共に組
み付け工数を削減してコストダウンを図ることが出来
る。
【0057】また、主管8に形成された大径部8aの端
部外周部及び該主管8に形成された小径部8bの付け根
に設けられるフランジ部8cの端部外周部に位置合わせ
用の指標を設けた場合には隣設されるヘッダ部品6の相
互の周方向の位置合せが容易であり、枝管7に起立して
接続される濾過膜モジュール2の位置合せが容易に且つ
確実に出来る。
【0058】また、フレキシブル継手手段11,21により
ヘッダ部品6の枝管7と濾過膜モジュール2とを所定の
自由度を有して柔軟に接続することが出来るので、枝管
7に起立して接続される濾過膜モジュール2の位置を容
易に調整することが出来、樹脂製のヘッダ部品6であっ
ても破損する虞がない。
【0059】次に図7及び図8を用いて本発明に係るヘ
ッダ部品の第2実施形態の構成について説明する。図7
(a),(b)は本発明に係るヘッダ部品の第2実施形
態の構成を示す断面説明図及び側面説明図、図8は第2
実施形態のヘッダ部品を連結した様子を示す断面説明図
である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは
同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】本実施形態では、図7及び図8に示すよう
に、ヘッダ部品6の枝管7の一部に設けられたエアバブ
リング用のオリフィス孔7a1を有するエア導入口7aに
連通するエア管31がヘッダ部品6に一体成形されてお
り、該エア管31の一端部に大径部31aが形成され、他端
部に小径部31bが形成され、ヘッダ部品6のエア管31の
大径部31aに他のヘッダ部品6のエア管31の小径部31b
を嵌入して互いのエア管31が接続される。
【0061】そして、一方のヘッダ部品6のエア管31の
大径部31aの内周面31a1と、他方のヘッダ部品6のエア
管31の小径部31bの外周面31b1との間に接着剤10を介在
させて接着することにより気密性を保持した状態で接続
される。
【0062】本実施形態ではヘッダ部品6の主管8の大
径部8aに他のヘッダ部品6の主管8の小径部8bを嵌
入する際に同時にエア管31の大径部31aに他のヘッダ部
品6のエア管31の小径部31bが嵌入されるようになって
おり、主管8とエア管31とを接続した状態で隣設される
ヘッダ部品6の相互の周方向の位置合せがなされ、枝管
7に起立して接続される濾過膜モジュール2の位置合せ
が容易に且つ確実に出来る。
【0063】また、エア導入口7aに連通するエア管31
がヘッダ部品6に一体成形されたことで、エアバブリン
グ用のエア管を別途用意する必要がなく、部品点数を削
減すると共に組み付け工数を削減してコストダウンを図
ることが出来る。他の構成は前記第1実施形態と同様に
構成され、同様の効果を得ることが出来る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、ヘッダ部品の主管に形成された大径部に、他
のヘッダ部品の主管に形成された小径部を嵌入して互い
の主管を接続して複数のヘッダ部品を連結することが出
来るため増設する濾過膜モジュールの数に応じてヘッダ
部品を連結して増設することが出来、増設したヘッダ部
品の分だけ濾過膜モジュールを取り付ければ良いので作
業性が良い。
【0065】また、複数に分割されたヘッダ部品毎に枝
管を設けることが出来るので樹脂等を一体成形すること
により安価な材料でヘッダを構成することが出来る。
【0066】また、枝管の一部にエアバブリング用のオ
リフィス孔を有するエア導入口が一体成形されたこと
で、エアバブリング用のオリフィス等の部品を別途用意
する必要がなく、部品点数を削減すると共に組み付け工
数を削減してコストダウンを図ることが出来る。
【0067】また、主管に形成された大径部の端部外周
部及び該主管に形成された小径部の付け根に設けられる
フランジ部の端部外周部に位置合わせ用の指標を設けた
場合には隣設されるヘッダ部品の相互の周方向の位置合
せが容易であり、枝管に起立して接続される濾過膜モジ
ュールの位置合せが容易に且つ確実に出来る。
【0068】また、エア導入口に連通するエア管がヘッ
ダ部品に一体成形され、該エア管の一端部に大径部が形
成され、且つ該エア管の他端部に小径部が形成され、ヘ
ッダ部品のエア管に形成された大径部に、他のヘッダ部
品のエア管に形成された小径部を嵌入して互いのエア管
が接続可能とされた場合には、ヘッダ部品のエア管に形
成された大径部に、他のヘッダ部品のエア管に形成され
た小径部を嵌入して互いのエア管を接続することが出来
る。
【0069】また、エア導入口に連通するエア管がヘッ
ダ部品に一体成形されたことで、エアバブリング用のエ
ア管を別途用意する必要がなく、部品点数を削減すると
共に組み付け工数を削減してコストダウンを図ることが
出来る。
【0070】また、本発明に係るヘッダ部品の接続構造
によれば、フレキシブル継手手段によりヘッダ部品の枝
管と濾過膜モジュールとを所定の自由度を有して柔軟に
接続することが出来るので、枝管に起立して接続される
濾過膜モジュールの位置を容易に調整することが出来、
樹脂製のヘッダ部品であっても破損する虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッダ部品を連結して接続された
濾過膜モジュールの構成を示す正面図及び側面図であ
る。
【図2】本発明に係るヘッダ部品を連結して接続された
濾過膜モジュールの構成を示す正面図及び側面図であ
る。
【図3】(a),(b)は本発明に係るヘッダ部品の第
1実施形態の構成を示す断面説明図及び側面説明図であ
る。
【図4】第1実施形態のヘッダ部品を連結した様子を示
す断面説明図である。
【図5】フレキシブル継手手段の構成を示す分解説明図
である。
【図6】フレキシブル継手手段の他の構成を示す分解説
明図である。
【図7】(a),(b)は本発明に係るヘッダ部品の第
2実施形態の構成を示す断面説明図及び側面説明図であ
る。
【図8】第2実施形態のヘッダ部品を連結した様子を示
す断面説明図である。
【符号の説明】
1…濾過装置 2…濾過膜モジュール 3…原液供給ヘッダ 4…濾過液排出ヘッダ 5…原液戻りヘッダ 6…ヘッダ部品 7…枝管 7a…エア導入口 7a1…オリフィス孔 7b…凹部 8…主管 8a…大径部 8a1…内周面 8b…小径部 8b1…外周面 8c…フランジ部 8d…突起 9,9a…リブ 10…接着剤 11…フレキシブル継手手段 12,13…ハウジング 12a,13a…フランジ部 12b,13b…ボルト穴 14…原液供給管 14a…凹部 15…濾過液排出管 16…ゴムリング 16a…リブ 17…テーパ面 18…ボルト 18a…六角頭部 18b…六角係止部 19…ナット 20…原液戻り管 21…フレキシブル継手手段 22…筒状本体 22a,22b…ネジ溝 23…パッキン 24…パッキンカバー 25a,25b…袋ナット 31…エア管 31a…大径部 31a1…内周面 31b…小径部 31b1…外周面 32…支持躯体 32a…脚台座 32b…腕台座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 JA31A JA31C JA57A JA57C JA58A JA58C JA62A JA62C PB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設される複数の濾過膜モジュールに夫
    々接続される枝管に連通する主管が複数に分割された濾
    過膜モジュールのヘッダ部品であって、 前記ヘッダ部品の主管の一端部に大径部が形成され、且
    つ該主管の他端部に小径部が形成され、前記ヘッダ部品
    の主管に形成された大径部に、他のヘッダ部品の主管に
    形成された小径部を嵌入して互いの主管が接続可能とさ
    れ、 前記枝管の一部にエアバブリング用のオリフィス孔を有
    するエア導入口を一体成形したことを特徴とするヘッダ
    部品。
  2. 【請求項2】 前記主管に形成された大径部の端部外周
    部及び該主管に形成された小径部の付け根に設けられる
    フランジ部の端部外周部に位置合わせ用の指標を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッダ部品。
  3. 【請求項3】 前記エア導入口に連通するエア管が前記
    ヘッダ部品に一体成形され、該エア管の一端部に大径部
    が形成され、且つ該エア管の他端部に小径部が形成さ
    れ、前記ヘッダ部品のエア管に形成された大径部に、他
    のヘッダ部品のエア管に形成された小径部を嵌入して互
    いのエア管が接続可能とされたことを特徴とする請求項
    1に記載のヘッダ部品。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘ
    ッダ部品と濾過膜モジュールとを接続するヘッダ部品の
    接続構造であって、 前記ヘッダ部品の枝管と前記濾過膜モジュールとを所定
    の自由度を有して柔軟に接続し得るフレキシブル継手手
    段により接続したことを特徴とするヘッダ部品の接続構
    造。
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