JP2003334220A - 杖 - Google Patents

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JP2003334220A
JP2003334220A JP2002146558A JP2002146558A JP2003334220A JP 2003334220 A JP2003334220 A JP 2003334220A JP 2002146558 A JP2002146558 A JP 2002146558A JP 2002146558 A JP2002146558 A JP 2002146558A JP 2003334220 A JP2003334220 A JP 2003334220A
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posture
stone
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pin
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JP2002146558A
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Hiroto Setogawa
広人 瀬戸川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦な場所及び階段等の段差のある場所にお
いて安全に歩行可能な杖の提供。 【解決手段】 杖本体11に対して石突部12が設けら
れ、石突部12は、杖本体11から張り出した張出姿勢
と、杖本体11に沿う収納姿勢とに姿勢変化が可能であ
る。石突部12は、平板状部材37,38により構成さ
れており、これらに連結部材46,47が連結されてい
る。連結部材46,47は、先端軸部15に沿って上下
にスライド可能である。連結部材46,47が上方へス
ライドした場合には、平板状部材37,38が連結ピン
45を中心として上方へ回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、歩行を補助す
るための杖に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脚部が損傷を受けた場合等において、歩
行を補助するための器具として、杖が従来から提供され
ている。図12は、従来の一般的な杖(松葉杖)の正面
図であり、同図では、使用時における杖の姿勢変化が示
されている。
【0003】同図が示すように、一般的な従来の杖1
は、使用時に接地される石突部2と、使用者の脇の部分
が載置される脇当部3とを有している。杖1の使用者
は、石突部2を接地させた状態で、身体を脇当部3に載
せながら前へ身体全体を移動させることによって歩行す
る。このとき、杖1は、石突部2を支点として回転運動
をすることになる。
【0004】このため、使用者が杖1を使用して歩行す
る場合には、使用者は、身体の重心を下げながら杖1を
前方へ突き出して石突部2を接地させ、身体を脇当部3
に載せて前方に重心を移動させる。これにより、身体全
体が前方へ移動する。ところが、前述のように、杖1は
石突部2を支点とする回転運動をするので、使用者は、
歩行の際に、身体を地面に対して上方へ寸法hだけ持ち
上げる必要があった。すなわち、歩行の際に使用者は、
身体を前方へ移動させるために身体の重心を上方へ移動
させなければならず、そのため、使用者は、歩行する際
に腰を強く前方に押し出すように地面を蹴る必要があっ
た。そのため、使用者は、杖1を用いた滑らかな歩行を
行うことが困難であり、連続歩行をする場合に疲れやす
かった。
【0005】かかる不都合を緩和するために、登録実用
新案公報第3066771号及び実開平7−9338号
公報等に開示された構造の杖が提供されている。特に実
開平7−9338号公報によって開示された杖は、石突
部が杖本体から左右に張り出しており、石突部の接地面
が円弧状に湾曲されている。このため、使用者が杖を用
いて歩行する際には、石突部が地面と転がり接触する。
これにより、使用者は、歩行の際に身体を地面に対して
略平行に移動させることができるので、上記不都合があ
る程度緩和される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、石突部
の接地面が円弧状に湾曲形成された杖では、平地を歩行
する場合には問題がないが、段差のついた部分、例えば
階段等を歩行することはきわめて困難であるという問題
がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、疲れにくく快適
な連続歩行が実現されると共に、階段等の段差のある部
分でも歩行が可能な杖を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本願発明者は、階段
等の段差のある場所では、杖本体から張り出した石突部
がコンパクトに収納され又は取り外されるものであれ
ば、上記目的を達成することができると考えた。
【0009】(2) そこで、本願に係る杖は、杖本体と、
杖本体の下端部に設けられ、杖本体の長手方向に略直交
する方向に張り出した張出姿勢と、杖本体に沿うように
位置する収納姿勢との間で姿勢変化可能に設けられた石
突部と、石突部を上記各姿勢に姿勢変化させる姿勢変化
機構とを有するものである。
【0010】この構成によれば、姿勢変化機構によって
石突部は、張出姿勢と収納姿勢とに姿勢変化される。し
たがって、使用者は、平坦な場所を歩行する際には、石
突部を張出姿勢とすることによって、良好な歩行が可能
となる。一方、使用者は、階段等の段差のある部分を歩
行する際には、姿勢変化機構によって石突部を収納姿勢
に姿勢変化させることができる。すなわち、石突部は、
杖本体に沿うように位置される。これにより、杖の先端
部分が張り出した形状とならず、良好な歩行が可能とな
る。
【0011】(3) 上記姿勢変化機構は、一端部及び他端
部がそれぞれ杖本体及び石突部に対して回動自在に連結
された連結部材と、連結部材の一端部が杖本体の長手方
向に沿ってスライドするのを許容するスライド機構とを
有する構造であってもよい。
【0012】この構成では、石突部が張出姿勢であると
きは、次のようにして収納姿勢に姿勢変化される。すな
わち、まず、スライド機構によって、連結部材が杖本体
から離反する方向にスライドされる。この連結部材の他
端部は石突部と連結されているから、連結部材がスライ
ドされることによって、連結部材と共に石突部が杖本体
から離反される。これにより、石突部が杖本体と干渉す
ることなく、回動することが可能となる。そして、連結
部材の一端部は杖本体に回動自在に連結されているか
ら、当該一端部が回動されることによって、連結部材と
共に石突部が回動される。これにより、石突部は、杖本
体に沿う位置に配置され、収納姿勢となる。
【0013】一方、石突部が収納姿勢であるときは、次
のようにして張出姿勢に姿勢変化される。すなわち、ま
ず、連結部材と共に石突部を回動させる。これにより、
石突部位は、杖本体の先端側に位置する。そして、スラ
イド機構によって、連結部材が杖本体へ近接する方向に
スライドされる。この連結部材の他端部は石突部と連結
されているから、連結部材がスライドされることによっ
て、連結部材と共に石突部が杖本体の先端部に配置さ
れ、石突部は、張出姿勢となる。
【0014】(4) また、上記姿勢変化機構は、石突部が
上記各姿勢となるように石突部を杖本体に回動自在に支
持する支持機構をさらに備えていてもよい。
【0015】この構成によれば、支持機構によって連結
部材とは別に石突部のみが杖本体に対して回動可能とな
る。したがって、石突部が杖本体の先端部に回動自在に
設けられている場合であっても、石突部が回動して上記
姿勢変化を行うことができる。
【0016】具体的には、石突部が張出姿勢であるとき
は、次のようにして収納姿勢に姿勢変化される。すなわ
ち、スライド機構によって、連結部材が杖本体の長手方
向に沿って先端側から基端側へスライドされる。これに
より、連結部材の一端部が当該方向に移動されるが、連
結部材の他端部が石突部と連結されているから、連結部
材がスライドされることによって、連結部材に引っ張ら
れるようにして石突部が杖本体の先端部を中心として回
動する。そして、この石突部が回動方向は、杖本体に沿
う方向となるから、石突部は、収納姿勢となる。
【0017】一方、石突部が収納姿勢であるときは、次
のようにして張出姿勢に姿勢変化される。すなわち、ス
ライド機構によって、連結部材が杖本体の長手方向に沿
って基端側から先端側へスライドされる。これにより、
連結部材の一端部が当該方向に移動されるが、連結部材
の他端部が石突部と連結されているから、連結部材がス
ライドされることによって、連結部材を押すようにして
石突部が杖本体の先端部を中心として回動する。そし
て、この石突部が回動方向は、杖本体に沿う位置から杖
本体の先端部から張り出す方向となるから、石突部は、
張出姿勢となる。
【0018】(5) 上記石突部が上記張出姿勢となったと
きに当該姿勢を固定するロック機構が備えられていても
よい。
【0019】ロック機構が設けられれることにより、石
突部が張出姿勢に固定されるので、杖の安全性が向上す
る。
【0020】(6) また、上記目的を達成するため、本願
に係る杖は、杖本体と、杖本体の下端部に着脱自在に設
けられた石突部とを有するものである。
【0021】この構成によれば、石突部が所要時に杖本
体から取り外されるので、杖の使用時に階段等の段差の
ある場所では、使用者は石突部を取り外すことができ
る。これにより、平坦な場所、段差のある場所であって
も、杖は安全に使用される。
【0022】特に、上記石突部は、杖本体の下端部に嵌
合可能な取付部と、取付部を杖本体に締結する締結部材
とを有する構造であってもよい。
【0023】この構成では、取付部が杖本体の下端部に
嵌め込まれ、締結部材によって杖本体に固定される。こ
れにより、石突部が杖本体に固定される。一方、取付部
が杖本体に締結固定されている場合は、締結部材を緩め
ることによって、取付部を杖本体から取り外すことがで
きる。これにより、石突部が杖本体から取り外される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面が参照されつつ、
好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明され
る。
【0025】<第1の実施形態>図1は、本発明の第1
の実施形態に係る杖10の正面図である。
【0026】この杖10は、たとえば脚が負傷した場合
等に、歩行を補助するために使用される。杖10は、杖
本体11と石突部12とを備えている。本実施形態の特
徴とするところは、杖10が後に詳述される姿勢変化機
構13を備えており、石突部12が、同図が実線で示す
ように左右に張り出した姿勢(張出姿勢)と同図が二点
差線で示すように杖本体11に沿う姿勢(収納姿勢)と
に姿勢変化することができるようになっている点であ
る。そして、石突部12がかかる姿勢変化をすることに
よって、杖10の使用者は、平坦な場所でも、また階段
等の段差のある場所でも安全に杖10を使用して歩行を
することができるようになっている。
【0027】杖本体11は、フレーム14と、フレーム
に設けられた先端軸部15及び脇当部16とを備えてい
る。フレーム14は、一対の棒状部材17,18を有し
ている。これら棒状部材17,18は、例えば木材によ
り構成されるが、これに限定されるものではなく、金属
や合成樹脂等によっても構成される。本実施形態では、
本体11の剛性を向上させるために、クロスメンバー1
9,20が配設されている。また、本実施形態では、ク
ロスメンバー19は、平板状に形成されており、クロス
メンバー20は、杖10を使用する際に使用者が把持す
る把手を構成している。
【0028】脇当部16は、杖本体11の基端部に設け
られている。脇当部16は、杖10が使用される際に、
使用者が脇を載せる部分である。本実施形態では、脇当
部16は従来から採用されている構造であり、例えばク
ッション部材を有して構成されている。そして、このク
ッション部材の上面(すなわち脇当部16の上面)が、
使用者が実際に脇を当てる載置面21を構成している。
【0029】なお、棒状部材17,18と脇当部16と
は、具体的に図示されていないが、例えばボルト等によ
り締結固定されている。また、棒状部材17,18とク
ロスメンバー19,20とは、具体的に図示されていな
いが、例えばボルト等により締結固定されている。
【0030】図2は、図1における要部拡大図であり、
石突部12の姿勢変化を説明するための図である。また
図3、図4及び図5は、それぞれ、図2におけるIII−I
II断面矢視図、IV−IV断面矢視図及びV−V断面図であ
る。
【0031】先端軸部15は、図1が示すようにフレー
ム14の下部に取り付けられている。先端軸部15は、
上記一対の棒状部材17,18に挟み込まれるようにし
て杖本体11に固定されており、図2、図4及び図5が
示すように、二重円筒状に形成されている。すなわち、
先端軸部15は、大径の外筒22と、外筒22の内部に
収容された内筒23とを有している。内筒23は、外筒
22に対して軸方向にスライド可能となっている。これ
らは、例えばアルミニウム等の金属により構成されてい
る。
【0032】外筒22は、その下端に取付板36が設け
られている。この取付板36は、石突部12を支持する
ベースとして機能する。外筒22にはスリット24が設
けられている。このスリット24は、図1及び図2が示
すように、外筒22の軸方向に沿って所定距離だけ延ば
されている。
【0033】また、外筒22の上記スリット24の上方
には、円形のピン係合孔25が設けられている(図5参
照)。このピン係合孔25は、後に詳述するロック機構
26のロックピン35が係合するようになっている。さ
らに、外筒22の内部には、図5が示すように、ばね固
定板27が配設されている。このばね固定板27は、上
記姿勢変化機構13に備えられたばね28の一端が係止
されるようになっている。
【0034】内筒23は、上面板29と下面板30とを
有している。下面板30には、上記ばね28の他端が係
止されるようになっている。また、上面板29には、上
記姿勢変化機構13に備えられたワイヤ31が連結され
ている。内筒23の下方には、連結ピン挿通孔32が設
けられている。この連結ピン挿通孔32は、上記姿勢変
化機構13に備えられた連結ピン33が挿通されるよう
になっている。また、内筒23の上方には、ロックピン
係合孔34が設けられている。このロックピン係合孔3
4は、上記ロック機構26に備えられたロックピン35
が嵌め込まれるようになっている。
【0035】次に、石突部12は、一対の平板状部材3
7,38を備えている。石突部12は、杖10の使用時
に実際に接地される部分である。各平板状部材37,3
8は、木材又は金属等により構成されており、図1及び
図2に示すように湾曲されている。つまり、一対の平板
状部材37,38の下面は、杖10の使用時に実際に接
地される接地面39を構成しており、接地面39は、杖
本体11から見て外側に(図中下方に)凸となるように
湾曲した円弧面に形成されている。
【0036】この接地面39の曲率中心40は、図1が
示すように脇当部16の上方に存在する。したがって、
接地面39の曲率半径Rは、脇当部16の載置面21と
接地面39との距離Lよりも大きい。本実施形態では、
R=1.05×Lに設定されている。ただし、曲率半径
Rと距離Lとの関係は、これに限定されるものではな
い。好ましくは、L≦R≦1.2×Lであり、より好ま
しくは、1.03×L≦R≦1.1×Lである。
【0037】また、石突部12の開拡角度は、本実施形
態では30°に設定されている。すなわち、平板状部材
37の先端部41と上記曲率中心40とを結ぶ仮想線4
2と、平板状部材38の先端部43と上記曲率中心23
とを結ぶ仮想線44とがなす角度が30°に設定されて
いる。もっとも、この角度は、30°に限定されるもの
ではなく、10°〜90°の範囲で設定されることがで
きる。
【0038】図2及び図3が示すように、一対の平板状
部材37,38は、これらの基端部が連結ピン45を介
して上記取付板36に連結支持されている。したがっ
て、一対の平板状部材37,38は、連結ピン45を回
動中心として回動自在となっている。
【0039】次に、姿勢変化機構13は、上記連結ピン
45と、連結部材46,47と、これら連結部材46,
47を上下方向(杖本体11の長手方向)に沿ってスラ
イドさせるスライド機構48とを備えている。
【0040】連結部材46は、本実施形態では、断面が
矩形の平板により構成されている。連結部材46は、平
板状部材37の基端部の近傍に連結されている。本実施
形態では、連結部材46は、平板状部材37の両側に一
対配置されている。また、連結部材47は、連結部材4
6と同様に断面が矩形の平板からなり、連結部材46と
左右対称形状に形成されている。連結部材47は、平板
状部材38の基端部の近傍に連結されており、連結部材
47は、平板状部材38の両側に一対配置されている。
【0041】連結部材46の下端部(他端部)は、ピン
49を介して平板状部材37に連結されている。これに
より、連結部材46の下端部は、平板状部材37に対し
て回動自在となっている。連結部材47の下端部(他端
部)は、ピン50を介して平板状部材38に連結されて
いる。これにより、連結部材47の下端部は、平板状部
材38に対して回動自在となっている。
【0042】連結ピン45は、連結部材46を平板状部
材37に連結するものである。図3が示すように、取付
板36に対して連結ピン45を介して平板状部材37が
回動自在に連結支持されている。また、平板上部材38
も平板上部材37と同様に、連結ピン45を介して取付
板36に回動自在に連結支持されている。
【0043】スライド機構48は、上記連結ピン33
と、上記スリット24とにより構成されている(図5参
照)。連結ピン33は、上記内筒23の連結ピン挿通孔
32に挿通されており、内筒23によって両端支持され
ている。この連結ピン33は、外筒22のスリット24
に挿通されている。
【0044】連結ピン33は、図4及び図5が示すよう
に、上記内筒23と上記連結部材46,47の上端部
(一端部)とを連結している。各連結部材46,47
は、上記外筒22の外側に配置され、各連結部材46,
47の上端部は、連結ピン33を介して内筒23に対し
て回動自在に連結支持されている。
【0045】したがって、連結ピン33が上方へ引っ張
られると、連結ピン33はスリット24に沿って上方へ
スライドする。これにより、内筒23及び連結部材4
6,47は外筒に対して上方へ移動することになる。こ
のように内筒23及び連結部材46,47が上方へ移動
することにより、連結部材46,47によって平板上部
材37,38が上方へ引っ張られる。その結果、平板状
部材37,38は、図1が示すように、実線で示された
張出姿勢から二点鎖線で示された収納姿勢へと姿勢変化
する。
【0046】本実施形態では、杖10の使用者が上記ス
ライド機構48を操作するための操作装置51が設けら
れている。この操作装置51は、図1が示すように、内
筒23に連結された上記ワイヤ31と、把手52とを有
している。図5が示すように、ワイヤ31の下端部は、
アンカ53を介して内筒23に固定されている。
【0047】把手52は、図1が示すように略T字状に
形成されており、上記クロスメンバ19に取り付けられ
ている。把手52は、このクロスメンバ19にスライド
可能に設けられており、杖10の使用者が、クロスメン
バ20と共に把手52を握ることによって、把手52が
上方へスライドされる。把手52には、上記ワイヤ31
の上端部が固定されている。したがって、把手52が上
方へスライドされることによって、内筒23が上方へ移
動される。その結果、杖10の使用者が把手52を操作
することによって、上記平板状部材37,38が張出姿
勢から収納姿勢へと姿勢変化することができる。
【0048】また、本実施形態では、図5が示すよう
に、内筒23と外筒22との間にばね28が配設されて
いる。具体的には、ばね28の一端が外筒22のばね固
定板27に固定され、ばね28の他端が内筒23の下面
板30に固定されている。このばね28はいわゆる引っ
張りばねであり、ばね28が設けられることにより、内
筒23は常時外筒22に収容される方向に弾性付勢され
ている。したがって、平板状部材37,38は、常時張
出姿勢となるように付勢されている。
【0049】上記ロック機構26は、図5が示すよう
に、上記ロックピン35と、これを保持する保持器54
と、ばね55と、上記外筒22に設けられたピン係合孔
25とを有して構成されている。
【0050】保持器54は、円筒状に形成されており、
内筒23の内部に固定されている。保持器54の中心
は、内筒23に設けられたロックピン係合孔34の中心
と一致するように配置されている。ロックピン35は、
本実施形態では一対もうけれている。ロックピン35
は、図5が示すように、円形の底部と当該底部の中心に
突設された突片とを有している。この突片の外径は、上
記ロックピン係合孔34及びピン係合孔25の内径に対
応しており、これにより、ロックピン35は、ロックピ
ン係合孔34及びピン係合孔25にぴったりと嵌合する
ことができるようになっている。
【0051】ばね55は、上記保持器54の内部に配設
されている。ばね55は、いわゆる圧縮ばねであって、
上記一対のロックピン35を互いに離反させるように作
用している。つまり、ロックピン35は、常時内筒23
から径方向に突出する方向に弾性付勢されており、常時
ロックピン係合孔34に嵌め込まれている。
【0052】したがって、内筒23が外筒22に対して
下方へスライドした場合に、ロックピン35の位置がピ
ン係合孔25の位置と一致したときに、ロックピン35
がピン係合孔25に進入し、両者が係合する。これによ
り、内筒23は外筒22に対して位置決めされ、その結
果、石突部12(すなわち平板状部材37,38)の姿
勢が固定される。本実施形態では、上記ピン係合孔25
の位置は、ピン係合孔25にロックピン35が係合した
ときに、石突部12が張出姿勢に固定されるように設定
されている。
【0053】また、石突部12が張出姿勢にある場合、
ロックピン35が押圧されることにより、ロックピン3
5は内筒23側へ押し戻される。これにより、ロックピ
ン35とピン係合孔25との係合が外れ、内筒23が外
筒22に対してスライド可能となる。この状態で内筒2
3を上方へスライドさせることにより、内筒23と共に
連結部材46,47が上方へスライドし、その結果、平
板状部材37,38が回動する。つまり、石突部12が
張出姿勢から収納姿勢へと姿勢変化する。
【0054】次に、杖10の使用要領が説明される。
【0055】この杖10は、姿勢変化機構13を備えて
いるので、石突部12は、図1が示すように、張出姿勢
と収納姿勢とに姿勢変化することができる。したがっ
て、杖10の使用者は、平坦な場所を歩行する際には、
石突部12を張出姿勢とすることによって、良好な歩行
が可能となる。一方、使用者は、階段等の段差のある部
分を歩行する際には、姿勢変化機構13によって石突部
12を収納姿勢に姿勢変化させることができる。すなわ
ち、石突部12は、杖本体11に沿うように位置され
る。これにより、杖10の先端部分が張り出した形状と
ならず、良好な歩行が可能となる。
【0056】本実施形態では、前述のように、姿勢変化
機構13は、連結部材46,47、スライド機構48等
が採用された簡単なリンク機構により構成されている。
これにより、石突部12は、その姿勢変化が確実に行わ
れる。また、姿勢変化機構13が簡単な構造であるか
ら、石突部12の姿勢変化を行わせるための構造が安価
に構成され、しかも故障等の発生が抑制されるという利
点もある。
【0057】また、本実施形態では、石突部12の姿勢
を固定するロック機構26が設けられているので、前述
のように、石突部12を張出姿勢に固定することができ
る。これにより、杖10の安全性が向上する。
【0058】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態が説明される。図6は、本発明の第2の実施形
態に係る杖60の正面図である。
【0059】本実施形態に係る杖60が上記第1の実施
形態に係る杖10と異なるところは、杖10は、図1が
示すように石突部12が屈曲されることにより姿勢変化
するものであるのに対し、杖60は、後に詳述する姿勢
変化機構68を備えており、石突部62の全体が杖本体
61に対して回動することによって姿勢変化するように
なっている点である。本実施形態において、杖60の構
成のうち、上記第1の実施形態に係る杖10と同様の構
成については、同様の参照符号が付され、その説明は省
略される。なお、杖60は、杖10に設けられていた操
作装置51は設けられていないが、同様の操作装置51
が設けられていてもよい。
【0060】図7は、図6における要部拡大図であり、
石突部62の姿勢変化を説明するための図である。ま
た、図8及び図9は、それぞれ、図7におけるVIII−VI
II断面矢視図、IX−IX断面図である。
【0061】杖本体61は、上記第1の実施形態に係る
杖本体11と同様の構成である。杖本体61は、先端軸
部66を備えている。先端軸部66は、上記第1の実施
形態と同様に外筒22及び内筒23を備えている。図7
及び図9が示すように、外筒22にはスリット67及び
ピン係合孔25が設けられている。
【0062】内筒23は、外筒22の内部に配置されて
おり、外筒22に対して上下方向にスライド可能となっ
ている。内筒23には、ロックピン係合孔34及び連結
ピン挿通孔32が設けられている。内筒23の内部に
は、上記第1の実施形態と同様にロック機構26が配設
されている。ロック機構26のロックピン35は、ロッ
クピン係合孔34に嵌め込まれている。また、上記第1
の実施形態と同様に、連結ピン33が連結ピン挿通孔3
2に挿通されている。
【0063】石突部62は、平板状部材からなり、上記
第1の実施形態で示されたと同様の形状となるように湾
曲形成されている。石突部62の中央部には、杖本体6
1の下端が嵌め込まれる嵌合穴63が設けられている。
【0064】石突部62は、一対の支持フレーム64,
65によって先端軸部66に支持されている。支持フレ
ーム64,65は、図が示すようにブーメラン状に形成
されている。これら支持フレーム64,65は、連結ピ
ン33を介して内筒23に回動自在に支持されている。
そして、連結ピン33は、外筒22のスリット67に挿
通されており、スリット67に沿ってスライド可能とな
っている。
【0065】姿勢変化機構68は、上記支持フレーム6
4,65と、これら支持フレーム64,65を上下方向
(杖本体61の長手方向)に沿ってスライドさせるスラ
イド機構69とにより構成されている。そして、このス
ライド機構69は、上記連結ピン33と、スリット67
とにより構成されている。
【0066】すなわち、石突部62が図6及び図7によ
って示された張出姿勢にある場合に、連結ピン33がス
リット67に沿って下方へ移動されると、外筒22に対
して支持フレーム64,65及び石突部62が下方へ移
動する。これにより、外筒22が嵌合穴63から引き出
され、支持フレーム64,65及び石突部62は、連結
ピン33の回りに回動自在となる。そして、支持フレー
ム64,65及び石突部62が連結ピン33を中心にし
て回動されることにより石突部62は、図6において二
点鎖線で示されたように収納姿勢となる。石突部62が
収納姿勢から張出姿勢に姿勢変化されるときは、支持フ
レーム64,65及び石突部62が回動されて石突部6
2が先端軸部66の下方に位置された状態で、支持フレ
ーム64,65及び石突部62が上方へスライドされる
ことにより、先端軸部66が石突部62の嵌合穴63に
嵌合し、石突部62が張出姿勢となる。
【0067】また、本実施形態に係る杖60は、上記第
1の実施形態に係る杖10と同様にロック機構26が設
けられている。このロック機構26は、上記ロックピン
35と、これを保持する保持器54と、ばね55と、上
記外筒22に設けられたピン係合孔25と(図9参
照)、上記石突部62に設けられた嵌合穴63(図7参
照)とを有して構成されている。
【0068】石突部62が張出姿勢から収納姿勢へと姿
勢変化されるときは、上記第1の実施形態と同様に、ま
ずロックピン35が押圧され、ロックピン35と外筒2
2との係合が外される。この状態で、支持フレーム6
4,65及び石突部62は、外筒22に対してスライド
可能となり、前述のように石突部62は収納姿勢へと姿
勢変化される。
【0069】一方、石突部62が収納姿勢から張出姿勢
に姿勢変化されるときは、前述のように支持フレーム6
4,65及び石突部62が回動され、支持フレーム6
4,65及び石突部62が上方へスライドされることに
より、ロックピン35がピン係合孔25に係合すると共
に、先端軸部66が石突部62の嵌合穴63に嵌合す
る。これにより、石突部52は張出姿勢となるが、この
とき、先端軸部66が上記嵌合穴63に嵌合すること、
及びロックピン35がピン係合孔25に係合することに
より、石突部62は、当該張出姿勢に固定される。
【0070】このような構成の杖60では、上記第1の
実施形態に係る杖10と同様に、石突部62が所要時に
張出姿勢から収納姿勢へと姿勢変化されるので、杖60
の使用者は、平坦な場所を歩行する際には、石突部62
を張出姿勢とすることによって、良好な歩行が可能とな
る。また、使用者は、階段等の段差のある部分を歩行す
る際には、姿勢変化機構68によって石突部62を収納
姿勢に姿勢変化させることができるので、杖60の先端
部分が張り出した形状とならず、良好な歩行が可能とな
る。
【0071】本実施形態では、前述のように、姿勢変化
機構68が支持フレーム64,65、スライド機構69
等により構成されており、しかも支持フレーム64,6
5は、前述のようにブーメラン状に形成されている。こ
のため、姿勢変化機構68の構造がきわめて簡単であ
り、石突部62の姿勢変化を行わせるための構造がより
安価に構成されるという利点がある。
【0072】しかも、本実施形態においても、ロック機
構26が設けられているので、前述のように、石突部6
2を張出姿勢に固定することができ、これにより、杖6
0の高い安全性が確保される。
【0073】<第3の実施形態>次に、本発明の第3の
実施形態が説明される。図10は、本発明の第3の実施
形態に係る杖80の正面図である。また図11は、図1
0における要部拡大斜視図である。
【0074】本実施形態に係る杖80が上記第2の実施
形態に係る杖60と異なるところは、杖60は、図6が
示すように石突部62が姿勢変化される構造であったの
に対し、杖80は、石突部62が杖本体81に対して着
脱自在に設けられている点である。なお、本実施形態に
おいて、杖80の構成のうち、上記第2の実施形態に係
る杖60と同様の構成については、同様の参照符号が付
され、その説明は省略される。
【0075】杖80では、杖本体81のうち先端軸部8
3は、円柱状又は円筒状の部材により構成されている。
この先短軸部83の下端部は、石突部62に嵌合穴63
に嵌め込まれるようになっている。
【0076】また、石突部62には、支持フレーム82
が設けられている。この支持フレーム82は、固定ボス
84(取付部)と、補強アーム85とを備えている。固
定ボス84は、図11が示すようにリング状に形成され
ており、その内径は先端軸部83の外径に対応されてい
る。このため、先端軸部83は、固定ボス84にぴった
りと嵌め込まれるようになっている。
【0077】固定ボス84には、固定ボス84を径方向
に貫通するねじ穴87が設けられており、ねじ穴87の
内周面には、雌ねじが形成されている。このねじ穴87
には、ロックねじ88(締結部材)がねじ込まれるよう
になっている。このロックねじ88は、石突部62を先
端軸部83に固定するためのものである。
【0078】補強アーム85は、固定ボス84に4本設
けられている。各補強アームの一端部は固定ボス84に
固定されている。また、各補強アームの他端部は、石突
部62の側面に、例えば固定ピン86を介して固定され
ている。
【0079】したがって、杖本体81の先端軸部83が
固定ボス84に上方から挿通されると共に先端軸部83
の先端が石突部62の嵌合穴63に嵌め込まれ、その状
態でロックねじ88がねじ穴87にねじ込まれることに
より、石突部62が先端軸部83に固定される。一方、
石突部62が先端軸部83に固定された状態で、上記ロ
ックねじ88を緩めることにより、石突部62が先端軸
部83から容易に取り外される。
【0080】このような構成の杖80では、石突部62
が杖本体81に固定され、また取り外されるので、杖8
0の使用者は、平坦な場所を歩行する際には、石突部6
2を取り付けることによって良好な歩行が可能となる。
また、使用者は、階段等の段差のある部分を歩行する際
には、石突部62を取り外すことによって、杖80の先
端部分が張り出した形状とならず、良好な歩行が可能と
なる。
【0081】特に本実施形態では、使用者は、ロックね
じ88を操作するだけできわめて簡単に石突部62を着
脱することができ、杖80の使い勝手がよい。また、ロ
ックねじ88によって石突部62が着脱される構造であ
るから、石突部62を着脱するための構造が簡単であ
り、杖80がコスト安価に構成されるという利点があ
る。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、杖の使用
者は、歩行中に階段等の段差の有る場所にさしかかった
場合であっても、石突部を杖本体に沿うように姿勢変化
させ、又は杖本体から取り外すことができるので、当該
段差のある場所であっても、杖を使用した安全な歩行が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る杖の正
面図である。
【図2】図2は、図1における要部拡大図である。
【図3】図3は、図2におけるIII−III断面矢視図であ
る。
【図4】図4は、図2におけるIV−IV断面矢視図であ
る。
【図5】図5は、図2におけるV−V断面図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施形態に係る杖の正
面図である。
【図7】図7は、図6における要部拡大図である。
【図8】図8は、図7におけるVIII−VIII断面矢視図で
ある。
【図9】図9は、図7におけるIX−IX断面図である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施形態に係る杖
の正面図である。
【図11】図11は、図10における要部拡大斜視図で
ある。
【図12】図12は、従来の一般的な杖の正面図であ
る。
【符号の説明】
10・・・杖 11・・・杖本体 12・・・石突部 13・・・姿勢変化機構 14・・・フレーム 15・・・先端軸部 22・・・外筒 23・・・内筒 24・・・スリット 25・・・ピン係合孔 26・・・ロック機構 27・・・ばね固定板 28・・・ばね 32・・・連結ピン挿通孔 33・・・連結ピン 34・・・ロックピン係合孔 35・・・ロックピン 36・・・取付板 37・・・平板状部材 38・・・平板状部材 45・・・連結ピン 46・・・連結部材 47・・・連結部材 48・・・スライド機構 49・・・ピン 50・・・ピン 54・・・保持器 55・・・ばね 60・・・杖 61・・・杖本体 62・・・石突部 63・・・嵌合穴 64・・・支持フレーム 65・・・支持フレーム 66・・・先端軸部 67・・・スリット 68・・・姿勢変化機構 69・・・スライド機構 80・・・杖 81・・・杖本体 82・・・支持フレーム 83・・・先端軸部 84・・・固定ボス 85・・・補強アーム 86・・・固定ピン 88・・・ロックねじ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杖本体と、 杖本体の下端部に設けられ、杖本体の長手方向に略直交
    する方向に張り出した張出姿勢と、杖本体に沿うように
    位置する収納姿勢との間で姿勢変化可能に設けられた石
    突部と、 石突部を上記各姿勢に姿勢変化させる姿勢変化機構とを
    有する杖。
  2. 【請求項2】 上記姿勢変化機構は、 一端部及び他端部がそれぞれ杖本体及び石突部に対して
    回動自在に連結された連結部材と、連結部材の一端部が
    杖本体の長手方向に沿ってスライドするのを許容するス
    ライド機構とを有する請求項1記載の杖。
  3. 【請求項3】 上記姿勢変化機構は、 石突部が上記各姿勢となるように石突部を杖本体に回動
    自在に支持する支持機構をさらに備えている請求項2記
    載の杖。
  4. 【請求項4】 上記石突部が上記張出姿勢となったとき
    に当該姿勢を固定するロック機構を有する請求項1ない
    し3のいずれかに記載の杖。
  5. 【請求項5】 杖本体と、 杖本体の下端部に着脱自在に設けられた石突部とを有す
    る杖。
  6. 【請求項6】 上記石突部は、 杖本体の下端部に嵌合可能な取付部と、 取付部を杖本体に締結する締結部材とを有する請求項5
    記載の杖。
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