JP2003334184A - 移動型x線撮影装置 - Google Patents

移動型x線撮影装置

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JP2003334184A
JP2003334184A JP2002145060A JP2002145060A JP2003334184A JP 2003334184 A JP2003334184 A JP 2003334184A JP 2002145060 A JP2002145060 A JP 2002145060A JP 2002145060 A JP2002145060 A JP 2002145060A JP 2003334184 A JP2003334184 A JP 2003334184A
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mobile
ray detector
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JP2002145060A
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Makoto Nokita
真 野北
Osamu Tsujii
修 辻井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動型X線撮影装置において、X線ディテク
ターは薄型、軽量化ができるが、厚みと重量について
は、F/S又はIPを用いたカセッテには及ばない。そ
のため、重傷の患者の下に厚みのあるX線ディテクター
を挿入できなかったり、その厚みと重量のため撮影しに
くい姿勢で撮影しなくてはならなかったりする場合があ
る。また、X線ディテクターを移動中に破損した場合に
すぐ代わりのX線ディテクターが用意できなくて、撮影
ができなくなるという問題がある。この問題を解決す
る。 【構成】 本発明の移動型X線撮影装置は、リアルタイ
ムで画像を取得確認できるX線ディテクターと、X線デ
ィテクターが使用しにくいか、できない場合に使用する
F/S又はIPを用いたカセッテと、この両方タイプの
X線センサで撮影できるようにX線センサを切り替える
センサ属性切替手段と、被写体に照射するX線を発生さ
せるX線発生手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療施設の手術室
や救急室で動かせない患者のX線撮影や回診X線撮影な
どに用いる移動型X線撮影装置に係り、特に、X線像を
リアルタイムで直接にデジタル出力に変換できるX線セ
ンサ用いた移動型X線撮影装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】手術室や救急室で動かせない患者のX線
撮影や回診X線撮影において、検診者のX線像を取得す
るX線センサとして従来から用いられていたのは、カセ
ッテにフィルムと増感紙を挟んだFilm/Screen系(以下
F/S)やコンピューティッドラジオグラフィーで使用さ
れるカセッテに入ったImaging Plate(以下IP)であっ
た。これらカセッテタイプのX線センサは持ち運びが簡
単にできるので、ポータブル放射線発生装置と組み合わ
せれば、入院患者の病室に行き、カセッテをベッドの上
に垂直に配置して被検者を側方から撮影することや、或
いは手術室や救急室で動かせない患者に対してカセッテ
をベッドの上に配置してベッドに横臥させた患者の必要
部位を撮影することが可能であった。しかし、F/SやIP
を用いたカセッテタイプのX線センサは、F/Sならば現
像処理が必要、IPならばレーザースキャンによる読み取
りが必要になるなど、画像取得の即時性に欠けるので、
特に手術室や救急室での使用では手術者を待たせたり、
回診では画像が正確に取得できているかどうかの確認が
その場でできなかったりした。また、1撮影につき、1
つのカセッテが必要であるため、回診撮影の場合カセッ
テを多く持ち運ぶことが必要となり、撮影者に負担をか
けることがあったりした。
【0003】近年では、X線像をリアルタイムで直接に
デジタル出力に変換できるX線センサが提案されてい
る。例えば、石英ガラスから成る基板上にアモルファス
半導体を挟んで、透明導電膜と導電膜から成る固体光検
出素子をマトリクス状に配列した固体光検出器の製作が
可能になり、この固体光検出器とX線を可視光に変換す
るシンチレータを積層したX線検出器である。このX線
検出器を用いた場合のX線デジタル画像の取得過程は、
X線検出器に対象物を透過したX線を照射することによ
り、X線がシンチレータで可視光に変換され、この可視
光が固体光検出素子の光電変換部により電気信号として
検出される。この電気信号は各固体光検出素子から所定
の読み出し方法により読み出され、この信号をA/D変
換し、X線画像信号を得るという過程である。この検出
器の詳細は、特開平8−116044公報に記載されて
いる。またシンチレーターを用いずに直接X線を固体光
検出器で取得する検出器も多数提案されている。
【0004】これらの検出器は厚さ数mmの平面パネル
であるため、これらの検出器を用いた撮影装置は薄型、
軽量化ができる。そこでこれらの検出器を移動式のX線
発生装置と組み合わせて、撮影者が持ち運びできる移動
型X線撮影装置とすれば、従来問題であった画像取得の
即時性が解決され、また撮影後はすぐにデジタル画像と
して保存されるので同じ検出器で何枚もその場で撮影で
きるので撮影者の持ち運びの負担が軽減される可能性が
十分にある。以下このようなX線像をリアルタイムで直
接にデジタル出力に変換できるX線センサをX線ディテ
クターと呼ぶことにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このX線ディ
テクターにおいて薄型、軽量化ができるとしても、まだ
まだ厚みと重量については、F/S又はIPを用いたカセッ
テには及ばない。そのため、重傷の患者の下に厚みのあ
るX線ディテクターを挿入できなかったり、その厚みと
重量のため撮影しにくい姿勢で撮影しなくてはならなか
ったりする場合がときどきでてくる。また、X線ディテ
クターを移動中に破損した場合にすぐ代わりのX線ディ
テクターが用意できるわけではないので、撮影ができな
くなるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の移動型X線撮影装置は、リアルタイムで画
像を取得確認できるX線ディテクターと、X線ディテク
ターが使用しにくいか、できない場合に使用するF/S又
はIPを用いたカセッテと、この両方タイプのX線センサ
で撮影できるようにX線センサを切り替えるセンサ属性
切替手段と、X線ディテクターを制御するセンサ制御手
段と、被写体に照射するX線を発生させるX線発生手段
とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素はあくま
で例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0008】以下の実施の形態は、X線ディテクターと
F/S又はIPを用いたカセッテとの両方のX線センサで撮
影できる移動型X線撮影装置の1実施形態である。
【0009】図1の100から180は、実施の形態である移
動型X線撮影装置の好適な一例を示す概略的構成図であ
る。100は検査オーダー情報入出力部、120はユーザーイ
ンターフェース、130は撮影制御部、140はX線ディテク
ター1、150はX線ディテクター2、160はF/Sカセッテ
又はIPカセッテ、170はバーコードリーダー、180はX線
発生手段である。
【0010】まず検査オーダー情報入出力部100より、
医師がオーダリング装置でオーダーした必要な検査情報
を取得する。次にユーザーインターフェース120で撮影
者は前記オーダーされた検査情報を確認する。図1で
は、作業効率が良いX線ディテクターA140が撮影のため
のX線センサとして選択されている。撮影者が、現在選
択されているX線ディテクターA140で撮影ができないと
判断した場合、ユーザーインターフェース120より別の
X線センサを選択し直す。ユーザーインターフェース12
0よりX線センサが新しく選択されると、撮影制御部130
では選択されたX線センサに応じてX線センサとX線発
生手段180の制御のやり方を変更する。例えば、リアル
タイムに画像を取得できるX線ディテクターB140を選択
した場合は、X線ディテクターB140に特有な駆動が必要
なため、X線センサの制御をX線ディテクターB150のセ
ンサ制御に切り替える。前記駆動とは、X線ディテクタ
ーB150でX線画像を取得する場合、X線照射前に画素中
の不要な電荷を取り除くための電圧リセットやX線ディ
テクターB150に電圧を印加したときに生じる電圧変動等
を減少させるための空読み等を指す。X線ディテクター
A140やX線ディテクターB150はこのような駆動を必要と
するので、もちろんX線発生手段180との同期も必要と
なってくる。また、IPカセッテ又はF/Sカセッテ160を選
択した場合、前記のような駆動は全く必要がないので、
X線発生手段180との同期も必要としない。その代わり
に、IPカセッテ又はF/Sカセッテ160は、レーザースキャ
ンもしくはフィルムの交換がなければ、1撮影に対し1
カセッテであるので、それぞれのカセッテを検査オーダ
ーとを関連付けるために、カセッテにあるバーコードを
バーコードリーダーで読み取ることが必要となる。この
ようにX線センサを新しく選択し直すことで、撮影制御
部130はX線センサに対応した制御を行う。X線ディテ
クターB150で撮影された場合は、画像がすぐに取得でき
るのでユーザーインターフェース120で確認をする。撮
影が良ければ、次の撮影に移る。検査オーダーをすべて
終了し、検査オーダーに対応した撮影情報を検査オーダ
ー情報入出力部100に出力する。
【0011】図1に示すように移動型X線撮影装置でリ
アルタイムで画像を確認取得することができるX線ディ
テクターを新規に装備することにより、従来のF/SやIP
を用いたカセッテタイプのX線センサで問題となってい
た画像取得の即時性に欠如を補い、特に手術室や救急室
での使用では手術者を待たせたりすることがなく、回診
では画像が正確に取得できているかどうかの確認がその
場でできる等の効果得られる。また、従来のF/SやIPを
用いたカセッテタイプのX線センサでは、1撮影につき
1つのカセッテが必要であったため、回診撮影の場合カ
セッテを多く持ち運び、撮影者に負担をかけていたとい
う問題もあったが、1つのX線センサで連続して何回も
撮影することができるX線ディテクターは、撮影者の負
担を軽減するという効果が得られる。
【0012】図2の200から270は、図1で説明した撮影
制御部130の役割をより詳細に説明した図である。200は
検査オーダー情報入出力部、210はユーザーインターフ
ェースである。220はセンサ属性切替手段、230はセンサ
制御手段、240はX線ディテクターN、250はバーコード
リーダー、260はX線発生手段である。図1で説明した
撮影制御部130はセンサ属性切替手段220、センサ制御手
段230、データ保存手段270から構成されている。
【0013】検査オーダー情報入出力部200より入力さ
れた検査オーダーを、撮影者はユーザーインターフェー
ス210で確認する。撮影者は患者の状況と手持ちのX線
センサのタイプと状況からどのX線センサを選択したら
よいか判断し、ユーザーインターフェース210から入力
する。ユーザーインターフェース210からの入力よりセ
ンサ属性切替手段220は、選択されたX線センサに対応
する制御に切り替える。X線ディテクターNが選択され
るとセンサ制御手段230は、X線ディテクターNに必要な
駆動の制御を行う。センサ制御手段230は駆動とX線発
生手段260の同期とり、X線ディテクターNによる撮影を
制御する。撮影されたX線画像は、ユーザーインターフ
ェース210で確認され、良ければデータ保存手段270に検
査オーダーと関連付けて記憶される。X線ディテクター
が複数接続されている場合、センサ制御手段230は、そ
れぞれのX線ディテクターに適応した制御手段を持ち、
撮影を制御する。
【0014】IPカセッテ又はF/Sカセッテ160が選択され
た場合、バーコードリーダー250により撮影されるカセ
ッテのバーコードNoは、検査オーダーと関連付けてデー
タ保存手段270に記憶される。カセッテにはX線ディテ
クターN240のような駆動はないので、X線発生手段260
は全く同期なしで撮影がなされる。検査オーダーが終了
するとデータ保存手段270に記憶してある検査オーダー
に関連付けされた画像ファイル名、バーコードNo、撮影
X線センサ種類等の情報が検査オーダー情報入出力部20
0より出力される。ここで、カセッテを識別する手段と
してバーコードを例にしたが、カセッテを識別でき検査
オーダーと関連付けできるものであれば何でもよく、IP
カセッテとF/Sカセッテで違う識別方法でも良い。
【0015】図2に示すように撮影のためのX線センサ
を、いくつかのX線ディテクターと従来のF/SやIPを用
いたカセッテとで切り替え選択できるようにすること
で、図1で説明したX線ディテクターを新しく装備した
ことの利点に加え、あるX線ディテクターAでは撮影し
にくい体勢や撮影部位である場合、もしくはあるX線デ
ィテクターAが故障した場合に、別のX線ディテクター
Bや従来のF/SやIPを用いたカセッテで撮影できるとい
う効果が得られる。
【0016】図3の300から380は、検査における撮影の
フローを詳細に説明した図である。
【0017】300は検査オーダー情報入力モジュール、3
10は検査部位確認モジュール、320はセンサ選択モジュ
ール、330はバーコード読み取りモジュール、340はF/S
又はIP撮影モジュール、350はセンサ制御Nモジュール、
360はX線ディテクターN撮影モジュール、370は画像情
報保存モジュール、380は検査終了モジュールである。
検査オーダー情報入力モジュール300は、検査オーダー
を検査オーダー情報入出力部200から入力する。検査部
位確認モジュール310は、ユーザーインターフェース210
に検査オーダーを表示し、撮影者に撮影進行とX線セン
サ選択の判断を促す。センサ選択モジュール320は、撮
影者がデフォルト設定されたX線センサか、別のX線セ
ンサを選択するかの判断情報を受け取り、選択されたX
線センサに対応した制御を行う。IPカセッテ又はF/Sカ
セッテが選択された場合、センサ選択モジュール320は
カセッテを識別するため、バーコード読み取りを促す。
バーコード読み取りモジュール330によりカセッテのバ
ーコードが読み取られ、検査オーダーに関連付けられる
までバーコードNoを保持する。F/S又はIP撮影モジュー
ル340では、同期のないX線発生により撮影をサポート
する。X線ディテクターNが選択された場合、センサ選
択モジュール320は、選択されたX線ディテクターNに対
応するセンサ制御Nモジュール350にX線ディテクターN
に制御をさせる。X線ディテクターN撮影モジュール360
は、センサ制御Nモジュール350と連携しながらX線発生
手段260と同期をとり撮影を制御する。画像情報保存モ
ジュール370では、画像確認またはすぐ画像が見れない
場合は撮影確認を撮影者から受け取り、検査オーダーに
撮影画像と画像ファイル名とバーコードNoと撮影X線セ
ンサの種類を関連付けて保存する。検査終了モジュール
380は、データ保存手段に撮影画像かまたはバーコードN
oが記憶されていれば撮影が完了したと判断し、完了し
ていない場合は同じ撮影を検査部位確認モジュール310
に促させる。さらに、全検査オーダーに対する全撮影が
終了したかどうかを判断し、終了していなければ検査部
位確認モジュール310に次の撮影を促させる。
【0018】図4は、画像情報保存モジュール370で検
査オーダーと関連付けられる項目を示した図である。40
0は検査オーダー情報、410は保存画像情報、420は画像
識別情報、430は撮影センサ情報である。検査オーダー
情報に対応するのは受診者と撮影方法名称の項目であ
る。検査オーダー情報400に保存画像情報410と画像識別
情報420と撮影センサ情報430の項目が対応付けられる。
保存画像情報410は画像取得確認後、保存がその場でき
ているかどうかを記す画像の有無の項目である。画像識
別情報420は保存されている画像を識別するための画像
ファイル名、画像がその場で取得保存できていないもの
に対して、どのカセッテから画像を取得すればよいかを
記すバーコードNoの項目である。撮影センサ情報430は
撮影されたX線センサの種類を記す撮影センサの項目で
ある。これらの項目が検査オーダーに対応付けられ保存
される。移動型X線撮影装置がオフラインの時、図4に
示す情報が記憶され、検査オーダー情報入出力部100を
通してオンラインになったときに、前記項目を付帯させ
られた検査オーダー情報は、移動型X線撮影装置より出
力される。
【0019】図3に示すように撮影において選択するX
線センサの種類に応じて、撮影に必要な制御を切り替
え、図4に示すように検査オーダーに対する撮影情報を
X線センサの種類によらず一括して保存することによ
り、検査中にそれぞれのX線センサの利点を生かした撮
影を行い、保存される検査オーダー情報は1つのまとま
った情報として扱えるので、撮影者は検査オーダーのも
れがないか容易く確認でき、また画像の整理も容易にで
きるという効果がある。
【0020】(他の実施形態)以上、本発明の実施形態
について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器か
らなる装置に適用しても良い。
【0021】なお、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或い
は装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或い
は装置のコンピュータが該供給されたプログラムコード
を読み出して実行することによっても達成される場合を
含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形
態は、プログラムである必要はない。
【0022】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理
を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれ
る。
【0023】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0024】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0025】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明のクレームに含まれるものである。
【0026】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0027】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0028】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、一般の放射線科におけ
るX線検査で、撮影部位等の向き不向きに応じて、撮影
装置を変更する。撮影室ごとに撮影装置が割り当てられ
ているので、患者は撮影装置の変更に伴い撮影室間を移
動することがあった。医療施設の手術室や救急室で動か
せない患者のX線撮影や回診X線撮影においては、患者
は撮影室まで移動できないことが前提となるので、移動
型のX線撮影装置を使用しなくてはならない。従来の移
動型X線撮影装置ではX線センサの持ち運びが必要なた
め、厚さが薄く軽量であるF/SやIPを用いたカセッテタ
イプのX線センサを使用していた。しかし、F/Sならば
現像処理が必要、IPならばレーザースキャンによる読み
取りが必要になるなど、F/SカセッテまたはIPカセッテ
は画像取得の即時性に欠けるので、特に手術室や救急室
での使用では手術者を待たせたり、回診では画像が正確
に取得できているかどうかの確認がその場でできなかっ
たりした。また、1撮影につき、1つのカセッテが必要
であるため、回診撮影の場合カセッテを多く持ち運ぶこ
とが必要となり、撮影者に負担をかけることがあったり
した。そこで画像がリアルタイムに確認取得ができるX
線ディテクターとF/SカセッテまたはIPカセッテの両X
線センサを搭載できるようにすることで、X線ディテク
ターの利点とF/SカセッテまたはIPカセッテの利点を手
術室や救急室での撮影、回診での撮影で生かすことがで
きるようになる。
【0030】請求項1に記載の発明によれば、X線ディ
テクターで撮影しにくい体勢や撮影部位である場合、も
しくは移動中に転落させてX線ディテクターが故障した
場合に、従来のF/SやIPを用いたカセッテで撮影できる
効果がある。また、いくつかの異なるX線ディテクター
を搭載している場合は、それぞれのX線ディテクターの
利点を生かした撮影ができる効果がある。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、手術室や
救急室で動かせない患者のX線撮影や回診X線撮影など
で、撮影者の判断でその場で最も適したX線センサを選
択できる効果がある。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、従来のF/
SやIPを用いたカセッテタイプのX線センサで問題とな
っていた画像取得の即時性に欠如を補い、特に手術室や
救急室での使用では手術者を待たせたりすることがな
く、回診では画像が正確に取得できているかどうかの確
認がその場でできる等の効果得られる。また、従来のF/
SやIPを用いたカセッテタイプのX線センサでは、1撮
影につき1つのカセッテが必要であったため、回診撮影
の場合カセッテを多く持ち運び、撮影者に負担をかけて
いたという問題もあったが、1つのX線センサで連続し
て何回も撮影することができるX線ディテクターは、撮
影者の負担を軽減するという効果が得られる。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、リアルタ
イムに画像が取得できなくて、保存されていないX線セ
ンサでの撮影画像を、例えばF/Sカセッテでは現像後
に、IPカセッテでは画像読み取り後に、画像識別情報を
もとに補完していくことが可能になるという効果があ
る。
【0034】請求項5に記載の発明によれば、検査オー
ダーに対する撮影情報をX線センサの種類によらず一括
して保存することにより、検査中にそれぞれのX線セン
サの利点を生かした撮影を行い、保存される検査オーダ
ー情報は1つのまとまった情報として扱えるので、撮影
者は検査オーダーのもれがないか容易く確認でき、また
画像の整理も容易にできるという効果がある。
【0035】請求項6に記載の発明によれば、撮影画像
に不具合があれば対応するX線センサを特定し、故障等
がないかすぐに確認できるという効果がある。
【0036】請求項7に記載の発明によれば、使用する
X線センサのスループットに関わりなく、撮影を続行で
き、撮影をおこなったがまだ画像が取得できてない検査
オーダーに画像を後から補完できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態である移動型X線撮影装置の好適な
一例を示す概略的構成図である。
【図2】図1で説明した撮影制御部130の役割をより詳
細に説明した図である。
【図3】検査における撮影のフローを詳細に説明した図
である。
【図4】画像情報保存モジュール370で検査オーダーと
関連付けられる項目を示した図である。
【符号の説明】
100 検査オーダー情報入出力部 120 ユーザーインターフェース 130 撮影制御部 140 X線ディテクターA 150 X線ディテクターB 160 F/Sカセッテ又はIPカセッテ 170 バーコードリーダー 180 X線発生手段 200 検査オーダー情報入出力部 210 ユーザーインターフェース 220 センサ属性切替手段 230 センサ制御手段 240 X線ディテクターN 250 バーコードリーダー 260 X線発生手段 270 データ保存手段 300 検査オーダー情報入力モジュール 310 検査部位確認モジュール 320 センサ選択モジュール 330 バーコード読み取りモジュール 340 F/S又はIP撮影モジュール 350 センサ制御Nモジュール 360 X線ディテクターN撮影モジュール 370 画像情報保存モジュール 380 検査終了モジュール 400 検査オーダー情報 410 保存画像情報 420 画像識別情報 430 撮影センサ情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 CA17 CA36 CA37 CA38 EB04 EB05 EB12 EB13 EB17 EC04 EC15 FA04 FA13 FA42 FH02 FH06 FH09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線像を得るために被写体にX線を照射
    するX線発生手段と、X線像を得るためのX線センサを
    切り替えるセンサ属性切替手段と、撮影のための制御を
    行うセンサ制御手段から構成されることを特徴とする移
    動型X線撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、X線センサの属性を切り替えるための情報を入
    力する入力手段と、該入力手段による入力情報によりX
    線センサの属性を切り替えることを特徴とする移動型X
    線撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、X線ディテクターを装備しており、前記センサ
    属性切替手段によりX線ディテクターを選択した場合、
    前記センサ制御手段によりX線ディテクターを制御する
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、検査オーダー情報を入力し、前記オーダー情報
    に撮影画像を特定する画像識別情報を付帯して出力する
    ための検査オーダー情報入出力手段を備えたことを特徴
    とする移動型X線撮影装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、前記オーダー情報に撮影画像を特定する識別情
    報を読み込むためのバーコードリーダーと、該バーコー
    ドリーダーに読み込まれたバーコードNoと画像ファイ
    ル名を画像識別情報とすることを特徴とする移動型X線
    撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、データ保存手段に保存されている画像があるか
    どうかを示す保存画像情報と、撮影したX線センサを識
    別する撮影センサ情報を、前記オーダー情報に付帯させ
    ることを特徴とする移動型X線撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の移動型X線撮影装置に
    おいて、検査オーダーに対応して画像あるいはバーコー
    ドNoのいずれかが付帯されていれば、撮影完了とする
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
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