JP2003334062A - 生菌剤 - Google Patents
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Abstract
生菌体は、食品、医薬品分野で幅広く利用されている。
しかし、通常胃の内部はpH1〜2の強酸性であり、ま
た胃液中に存在する消化酵素の働きにより、生菌体は胃
の中で死滅、失活し効用を失ってしまう。本発明は、胃
液中での強酸性下、胃液中に含まれるプロテアーゼによ
り死滅、失活することなく腸内に到達し、そこでリパー
ゼにより油相が分解されて最内水相の生菌体を放出させ
ることを可能とする生菌剤を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エス
テルを含有させることにより上記課題を解決する。
Description
合リシノレイン酸エステルを含有する生菌剤に関するも
のであり、さらに詳しくは生菌体を含有する水相と、ポ
リグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを添加した油
相とを混合してW/O型エマルジョンを得、次いでこの
W/O型エマルジョンを、親水性乳化剤を添加してW/
O/W型エマルジョンとして水相に均一に分散させるこ
とにより胃液中での強酸性下、胃液中に含まれるプロテ
アーゼにより死滅、失活することなく安定化させ胃を通
過、腸まで到達させる方法に関するものであり、主に食
品、医薬品分野に利用できる。
用を及ぼす生菌体は、食品、医薬品分野で幅広く利用さ
れている。しかし、通常胃の内部はpH1〜2の強酸性
であり、また胃液中に存在する消化酵素の働きにより、
生菌体は胃の中で死滅、失活し効用を失ってしまう。生
菌体が生体に対して効果を発揮するためには、未変性の
状態で胃を通過し、小腸または大腸まで到達させなけれ
ばならない。そこで生菌体に耐酸性を付与し、胃中で安
定化させ腸内で吸収させるべく様々な製剤化技術が検討
されている。従来の技術としてビフィズス菌の生菌体液
を最内水相とするW/O/W型エマルジョンの利用によ
り、最内水相のビフィズス菌を安定化させる方法(特開
昭62−220186)やビフィズス菌の生菌体液を内
水相とするW/O型エマルジョンを作成し、このW/O
型エマルジョンを多価金属塩溶液に均一に分散し、分散
液と被膜形成溶液とを接触反応させてゲル状被膜を形成
させ最内水相を安定化させる方法(特開平1−2284
56)があげられるがいずれの場合もW/O型エマルジ
ョン作成時は親油性乳化剤として、モノグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルを使用して
おり、乳化界面の十分な物理的強度が得られず、乳化安
定性、耐酸性の点において問題があった。
液中での強酸性下、胃液中に含まれるプロテアーゼによ
り死滅、失活することなく腸内に到達し、そこでリパー
ゼにより油相が分解されて最内水相の生菌体を放出させ
ることを可能とするエマルジョン製剤を提供することに
ある。
的を達成するために鋭意研究した結果、本発明を完成し
た。すなわち、本発明ではまず、生菌体を含む水相を親
油性乳化剤であるポリグリセリン縮合リシノレイン酸エ
ステルを添加した油相に分散させてW/Oエマルジョン
を作成し、得られたW/O型エマルジョンを、親水性乳
化剤を添加した水相に均一に分散することによりW/O
/W型エマルジョンにすることにある。
は特に限定されるものではないが、Lactococc
us cremoris、Lactococcus l
actis、Lactococcus diacety
lactis、Streptococcus ther
mophilus、 Enterococcus fa
ecium、Pediococcus cerevis
iae、Leuconostoc cremoris、
Lactobacillus bulgaricus、
Lactobacillus lactis、 Lac
tobacillushelveticus、Lact
obacillus jugurti、Lactoba
cillus acidophilus、Lactob
acillus casei、Lactobacill
us plantarumのような乳酸菌や、B.lo
ngum、B.adolescentis、B.pse
udocatenulatum、B.bifidum、
B.breve、B.infantis、B.anim
alisのようなビフィズス菌、各種アルコール、食
酢、醤油、味噌、納豆、パン類等の発酵に利用されてい
る、カビ類、酵母類、キノコ類、バクテリオファージの
ような一般工業用微生物などが挙げられ、それらから選
ばれる1種又は2種以上の混合物であるが、社会的需要
の観点から乳酸菌又はビフィズス菌、若しくはこれらの
混合物が好適に用いられる。
を分散させる油脂としては特に限定するものではない
が、例えば米油、菜種油、パーム油、ヤシ油、紅花油、
乳脂、大豆油、コーン油、綿実油、ヒマワリ油、オリー
ブ油などが挙げられるが、綿実油、ヒマワリ油、オリー
ブ油などが好ましい。油脂の融点については特に限定さ
れるものではないが、50℃以下で液状、好ましくは4
0℃以下で液状、更に好ましくは40℃以下で液状且つ
25℃以下で固化する油脂が好ましく、水素添加、エス
テル交換又は分画して得られた油脂やMCT(中鎖脂肪
酸トリグリセリド)等の合成油脂を用いても良い。
相からなるW/O乳化物の調製には、ポリグリセリン縮
合リシノレイン酸エステルが用いられる。このポリグリ
セリン縮合リシノレイン酸エステルは特に限定するもの
ではないが、W/O乳化力の点から、好ましくはポリグ
リセリンのグリセリン縮合度は2量体〜6量体、さらに
好ましくは4量体〜6量体であり、縮合リシノレイン酸
の縮合度は2〜8、好ましくは6〜8のものを使用する
と耐酸性に優れた安定なエマルジョンを得ることができ
る。使用するポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ルの添加量は特に限定するものではないが油脂に対して
0.5〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%、さ
らに好ましくは0.5〜3重量%であることが望まし
い。
にあたっては油脂を50〜80℃、好ましくは60〜8
0℃、さらに好ましくは70〜80℃に加温して液状に
したものにポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル
を加え均一分散後、30〜35℃に冷却し生菌体を含有
する水溶液を逐次添加、分散させW/O型エマルジョン
を作成する。W/Oエマルジョン作成時の温度について
は乳酸菌の耐熱性を考慮すると45℃以下、好ましくは
30〜45℃、さらに好ましくは30〜35℃で行うの
が望ましい。W/O比については目的に応じて異なる
が、水相:油相=9:1〜1:9程度の混合割合が適し
ている。このW/Oエマルジョン作成にはホモミキサー
等の攪拌機を用い、例えば乳酸菌液の場合では、内水相
の平均径が5〜50μm、好ましくは5〜30μm、さ
らに好ましくは5〜10μm程度になるように行うのが
望ましい。攪拌が強すぎるか、又は攪拌時間が長すぎる
と内水相が微少水滴となり核水滴中の菌が損傷を受ける
ことになるので、必要最小限の攪拌条件を設定する必要
がある。35℃でTKホモミキサー(特殊機化工業製)
を用いて行う場合は5000rpmで5分程度でよい。
攪拌中の内水相の水滴は光学顕微鏡(倍率100〜50
0倍)で観察し、最も好ましい径になる条件を設定す
る。
W/Oエマルジョンを外水相に均一に分散させる際の条
件としては特に限定するものではないが、乳酸菌の耐熱
性を考慮すると45℃以下、好ましくは30〜45℃、
さらに好ましくは30〜35℃で行うのが望ましい。上
記で得られたW/Oエマルジョンを30〜35℃に保温
し、直ちに親水性乳化剤を添加した水相(外水相)に混
入し、ホモミキサー等の攪拌機もしくはホモジナイザー
等の乳化機を用いて混合する。本発明で使用される親水
性乳化剤とは特に限定するものではないが、シュガーエ
ステル、レシチン、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が
あげられ、好ましくは親水性乳化剤はあらかじめ水相に
添加しておくことが好ましく、W/Oエマルジョンをこ
のような外水相に均一に分散させる際には攪拌作用、若
しくは乳化作用を強くしすぎるとW/Oエマルジョンが
過度に破壊されて微細な滴になり菌体を滴内に封入する
ことができなくなるので留意する必要がある。従って最
内相に菌体を封入する場合、上記混合、均一分散に際し
ては、最内水相の平均径が5〜50μm、好ましくは5
〜30μm、さらに好ましくは5〜10μm程度になる
ように行うのが望ましく、適度な攪拌又はホモジナイズ
の条件を設定すると良い。具体的に例示すれば35℃で
TKホモミキサーを用いて10000rpmで1分程度
で調製できる。
場合には上記混合が終了後直ちに30℃以下に冷却する
とW/O滴の安定したW/O/W型エマルジョンからな
る製品を得ることができる。なお、内水相中の生菌体を
外水相から有効に遮断するには、W/Oエマルジョンの
油相を固化状態に保持することが好ましく、そのためW
/O型エマルジョンと外水相を均一に混合した後一定温
度以下で固化する油脂を用いることが好ましいのである
が、通常W/O/W型エマルジョンの保存温度は30℃
以下であることから、本発明では前述の通り、25℃以
下で固化する油脂を使用することが好ましい。また、一
方W/O型エマルジョンの生成に関しての温度は生菌体
を死滅させない程度の温度であることが不可欠であるの
で、例えばビフィズス菌等は40℃以上の温度では死滅
しやすいことを考慮すれば、上記エマルジョンに用いる
油脂は、前述した通り、25℃以下で固化する油脂が好
ましい。なお、本発明のW/O/W型エマルジョン製剤
およびその調製技術は、食品、飲料および医薬品の分野
で利用できる。特に飲料や液状の食品の場合には、W/
O/W型エマルジョン製剤を別途調製しておいて製品中
に加えてもよいが、W/O型エマルジョンを直接飲料や
食品中に分散させたW/O/W型エマルジョン飲料また
は食品としてもよい。そのような形状の食品としては例
えば乳飲料、発酵乳、ヨーグルト飲料、ヨーグルト、栄
養補給飲料等が挙げられる。以下に実施例を示して本発
明とその効果を具体的に説明するが、本発明はこれに制
限されるものではない。
のに縮合リシノレイン酸ヘキサグリセリン(太陽化学製
サンソフト#818TY)5gを加え、80℃に加温
してホモミキサー(特殊機化工業製)で(3000rp
m、5分)十分に分散させ、その後35℃まで冷却し
た。ビフィドバクテリウム・ロンガムATCC−157
07をブリックスリバーブロス中で培養した生菌体液
(4.4×108個/g)300gを上記分散液に逐次
添加し、ホモミキサー(特殊機化工業製)で(5000
rpm、5分)乳化させW/Oエマルジョンを得た。次
いで、ペンタグリセリンモノステアリン酸エステル(太
陽化学製 サンソフトA−181E)1.5gを添加し
たドリンクヨーグルト1500gに、35℃の温度下で
上記W/Oエマルジョン500gを添加しホモミキサー
(特殊機化工業製)で(10000rpm、1分)乳化
を行い、その後5℃に冷却、W/O/Wエマルジョンを
得た。
は実施例1と同様の調製法、すなわち、サフラワー油
(日清製油製)200gに35℃の温度下でビフィドバ
クテリウム・ロンガムATCC−15707をブリック
スリバーブロス中で培養した生菌体液300gを逐次添
加し、ホモミキサー(特殊機化工業製)で(5000r
pm、5分)混合、混合組成物を得た。次いで、ペンタ
グリセリンモノステアリン酸エステル(太陽化学製 サ
ンソフトA−181E)1.5gを添加したドリンクヨ
ーグルト1500gに、35℃の温度下で上記混合組成
物500gを添加しホモミキサー(特殊機化工業製)で
(10000rpm、1分)混合を行い、その後5℃に
冷却、W/Oエマルジョンの存在しない混合組成物を得
た。
ステアリン酸ヘキサグリセリン(坂本薬品工業製)を使
用する以外は実施例1と同様の調製法、すなわち、サフ
ラワー油(日清製油製)200gを加温溶解したものに
ペンタステアリン酸ヘキサグリセリン5gを加え、80
℃に加温してホモミキサー(特殊機化工業製)で(30
00rpm、5分)十分に分散させ、その後35℃まで
冷却した。ビフィドバクテリウム・ロンガムATCC−
15707をブリックスリバーブロス中で培養した生菌
体液300gを上記分散液に逐次添加し、ホモミキサー
(特殊機化工業製)で(5000rpm、5分)乳化さ
せW/Oエマルジョンを得た。次いで、ペンタグリセリ
ンモノステアリン酸エステル(太陽化学製 サンソフト
A−181E)1.5gを添加したドリンクヨーグルト
1500gに、35℃の温度下で上記W/Oエマルジョ
ン500gを添加しホモミキサー(特殊機化工業製)で
(10000rpm、1分)乳化を行い、その後5℃に
冷却、W/O/Wエマルジョンを得た。
2で得られたW/O/Wエマルジョン(pH4.2)及
び混合組成物(pH4.2)に塩酸を加えてpH1.5
に調整しラボスターラー(アズワン製)で攪拌(200
rpm、2時間、37℃)ビフィズス菌の生菌数を測定
した。結果を表1に示す。なお上記生菌数の測定は、全
国発酵乳・乳酸菌飲料協会の「発酵乳・乳酸菌飲料中の
ビフィズス菌の検出と菌数測定法」に基づいて行った。
れた本発明品は、比較例に比して生菌の生存率が高かっ
た。 試験例2 実施例1及び比較例1、比較例2で得られたW/O/W
エマルジョン(pH4.2)及び混合組成物(pH4.
2)を第10改正・日本薬局方、溶出試験法の試験液第
1液の人工胃液に添加しラボスターラー(アズワン製)
で攪拌(200rpm、2時間、37℃)ビフィズス菌
の生菌数を測定した。結果を表2に示す。なお上記生菌
数の測定は、全国発酵乳・乳酸菌飲料協会の「発酵乳・
乳酸菌飲料中のビフィズス菌の検出と菌数測定法」に基
づいて行った。
れた本発明品は、比較例に比して生菌の生存率が高かっ
た。本発明の実施態様をあげれば以下の通りである。 (1) 生菌体を含有する水相と、親油性乳化剤を添加
した油脂とを混合してW/O型エマルジョンを生成し、
次いで得られたW/O型エマルジョンを、親水性乳化剤
を添加した水相に均一に分散させW/O/W型エマルジ
ョンにすることを特徴とする生菌体の安定化方法。 (2) 生菌体を含有する水相と、ポリグリセリン縮合
リシノレイン酸エステルを添加した油脂とを混合してW
/O型エマルジョンを生成し、次いで得られたW/O型
エマルジョンを、親水性乳化剤を添加した水相に均一に
分散させW/O/W型エマルジョンにすることを特徴と
する生菌体の安定化方法。 (3) 生菌体を含有する水相と、ポリグリセリンが4
量体から6量体であるポリグリセリン縮合リシノレイン
酸エステルを添加した油脂とを混合してW/O型エマル
ジョンを生成し、次いで得られたW/O型エマルジョン
を、親水性乳化剤を添加した水相に均一に分散させW/
O/W型エマルジョンにすることを特徴とする生菌体の
安定化方法。 (4) 生菌体を含有する水相と、縮合リシノレイン酸
の縮合度が6〜8であるポリグリセリン縮合リシノレイ
ン酸エステルを添加した油脂とを混合して生菌体を含有
するW/O型エマルジョンを生成し、次いで得られたW
/O型エマルジョンを、親水性乳化剤を添加した水相に
均一に分散させW/O/W型エマルジョンにすることを
特徴とする生菌体の安定化方法。 (5) 生菌体を含有する水相と、ポリグリセリンが4
量体から6量体であり、縮合リシノレイン酸の縮合度が
6〜8であるポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ルを添加した油脂とを混合してW/O型エマルジョンを
生成し、次いで得られたW/O型エマルジョンを、親水
性乳化剤を添加した水相に均一に分散させW/O/W型
エマルジョンにすることを特徴とする生菌体の安定化方
法。 (6) 生菌体を含有する水相と、ポリグリセリンが4
量体から6量体であり、縮合リシノレイン酸の縮合度が
6〜8であるポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ルを添加した油脂とを30℃〜35℃で混合してW/O
型エマルジョンを生成し、次いで得られたW/O型エマ
ルジョンを、親水性乳化剤を添加した水相に30℃〜3
5℃で均一に分散させW/O/W型エマルジョンにする
ことを特徴とする生菌体の安定化方法。
ジョンの最内水相中に抱合させることにより胃液中での
強酸性下、胃液中に含まれるプロテアーゼにより死滅、
失活することなく安定化させ胃を通過、腸まで到達させ
ることができると推察され、主に食品、医薬品分野に利
用できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エス
テルを含有する生菌剤。 - 【請求項2】 生菌体を含有する水相と、ポリグリセリ
ン縮合リシノレイン酸エステルを添加した油相とを混合
してW/O型エマルジョンを得、次いでこのW/O型エ
マルジョンを、親水性乳化剤を添加してW/O/W型エ
マルジョンとして水相に均一に分散させて得られる生菌
剤。
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2002
- 2002-05-17 JP JP2002142875A patent/JP4121306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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