JP2003333714A - 配電盤 - Google Patents

配電盤

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JP2003333714A
JP2003333714A JP2002140869A JP2002140869A JP2003333714A JP 2003333714 A JP2003333714 A JP 2003333714A JP 2002140869 A JP2002140869 A JP 2002140869A JP 2002140869 A JP2002140869 A JP 2002140869A JP 2003333714 A JP2003333714 A JP 2003333714A
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットキャッチを有する扉を開けたとき
に、扉が振動するのを防止する。 【解決手段】 扉3の外側からハンドル15を動かす
と、ピニオン14が回動してラック16aとともにロッ
ド16・係合部16bが昇降し、突起16cの昇降に伴
って傾斜したカム溝12aを有するホルダ12がガイド
部材11に沿って水平移動し、ホルダ12内の磁石18
が移動する。扉3を開く前に筐体の戸当り部2aへの磁
石18の吸着を外し、その後に扉3を開くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉する扉の先端
を磁石を用いて筐体に結合する構成の配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】防塵型の自立型閉鎖配電盤には扉が設け
られており、当該扉にはマグネットキャッチが設けられ
ている。即ち、以下のように構成されている。
【0003】配電盤における扉近傍の構造を図5に示
す。配電盤1は、筐体2と、筐体2の開口部を閉塞する
扉3とで構成される。扉3は、基端部が3つの蝶番4を
介して回動自在に筐体2に結合されており、扉3の先端
部には筐体2の戸当り部2aを吸着するマグネットキャ
ッチ5およびパッキン6が夫々一対取り付けられてい
る。このほか、扉3の先端部にはハンドル7が設けられ
ている。
【0004】斯かる配電盤では、扉3を閉じたときには
マグネットキャッチ5が戸当り部2aを吸着して扉3が
筐体2に結合される。逆に扉3を開くには、マグネット
キャッチ5の吸着力よりも大きな力でハンドル7を引く
ことにより、扉3を開く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マグネット
キャッチの吸着力が大きいと、扉を開いたときにマグネ
ットキャッチで吸着されている扉の上下の部分が遅れて
開くため、金属板からなる扉が振動する。逆にマグネッ
トキャッチの吸着力が小さいと、扉が閉まった状態のと
きに十分な吸着力が得られずに、防塵性能が十分に発揮
されない。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決した配
電盤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る配電盤の構成は、筐体の開口部に、
基端部が回動自在に結合された扉を設ける一方、当該扉
の先端部の上下位置には、前記筐体に向かって進退自在
に磁石を設け、当該磁石を手動で駆動する駆動手段を設
けたことを特徴とする。
【0008】筐体への磁石の吸着と分離とを手動で行な
った後に、扉を開閉することになり、筐体への磁石の吸
着を外した状態で扉を開くことにより、扉の振動を回避
できる。
【0009】請求項2に係る配電盤の構成は、前記駆動
手段として、扉の略中間高さ位置にピニオンを回転自在
に設けて当該ピニオンにはハンドルを結合し、当該ピニ
オンを挟む位置に配置されて当該ピニオンと噛み合う一
対のラックを設け、夫々のラックに一端が結合されたロ
ッドの他端に突起を夫々設け、当該突起に係合すると共
に当該突起の鉛直方向の移動に伴って前記磁石を夫々水
平方向へ進退させるカム溝を設けたことを特徴とする。
【0010】ハンドルをいずれかの方向へ回動させるだ
けで、一対の磁石を同時に進退させて、磁石を筐体に吸
着させたり分離させたりできる。
【0011】請求項3に係る配電盤の構成は、前記ハン
ドルにロック部材を一体に設ける一方、前記磁石が前記
筐体から離れるまでは前記扉の先端が前記筐体から離れ
ないように拘束するために、前記ロック部材を拘束する
ための拘束部材を前記筐体に設けたことを特徴とする。
【0012】筐体への磁石の吸着を外さない状態では、
ロック部材が拘束部材に干渉するため、扉を開くことが
できない。つまり、扉がロック部材によりインターロッ
クされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による配電盤の実施
の形態を説明する。
【0014】図1に示すように、配電盤を構成する筐体
の開口部に、扉3が蝶番4を介して開閉自在に設けられ
ている。開閉する扉3の先端部の上下位置には、一対の
磁石18が配置されている。図2に示すように、夫々の
磁石18は、手動により筐体2の戸当り部2aに対して
進退可能に構成されている。以下に、その構成を説明す
る。
【0015】図3に示すように、扉3の内側の上下位置
にはガイドケース11が設けられている。ガイドケース
11は、筐体2側および下側が開口している。ガイドケ
ース11の内部には、水平方向へスライド自在なホルダ
12が設けられている。ホルダ12の内部には磁石18
が固定されている。
【0016】ホルダ12を水平方向へ往復移動させるた
めの駆動手段13が設けられている。駆動手段13の構
成を以下に説明する。図2に示すように扉3を貫通する
回動自在な軸14aの内端部には図3(b)のピニオン
14が一体に設けられ、外端部にはハンドル15が結合
されている。扉3の内側におけるピニオン14を挟む上
下位置には、同一直線上に、図示しないガイド手段を介
して一対のロッド16が昇降自在に設けられている。夫
々のロッド16の対向する側の一端には、ラック16a
がピニオン14を挟持するようにして設けられると共に
ピニオン14に噛み合っている。ロッド16の反対側の
他端には、断面コの字形の係合部16bが設けられ、係
合部16bの内側の対向する位置には夫々突起16cが
形成されている。そして、前記ホルダ12の両側に傾斜
するカム溝12aが形成され、カム溝12aの中に、突
起16cが遊嵌されている。
【0017】筐体2に対して進退する磁石18が、戸当
り部2aから離れてはじめて扉3を開けるようにして扉
3の振動を防止するために、前記ピニオン14の内端部
を軸方向へ延長した軸14bにはロック部材17が固着
されている。また、図2に示すようにロック部材17の
移動を拘束するための拘束部材を、筐体2の戸当り部2
aに兼用させるために、ロック部材17の干渉を防止す
る目的で、戸当り部2aに切欠部2bが形成されてい
る。なお、図2に示すように、扉3における戸当り部2
aと対向する部分にパッキン6が貼着されている点は、
従来と同じである。
【0018】斯かる配電盤の作用を説明する。扉3を閉
じた状態では、ハンドル15・ロック部材17は図3
(b)に仮想線で示す位置にあり、この状態では、ハン
ドル15を手前に引いてもロック部材17が戸当り部2
aに干渉するために開かない。また、図4(a)のよう
に磁石18はガイド部材11から突出して戸当り部2a
に吸着している。
【0019】この状態からハンドル15を反時計方向へ
回動させると、ピニオン15が回動して一対のラック1
6aが上下方向へ移動する。このとき、ラック16aの
移動がロッド16を介して係合部16bへ伝わり、上部
の係合部16bは下方へ、下部の係合部16bは上方へ
移動し、突起16cがカム溝12aに沿って移動するこ
とから、ホルダ12と共に磁石18がガイド部材11の
内部へ引き込まれる。これにより、磁石18が戸当り部
2aから離れ、ロック部材17は戸当り部2aに干渉し
ない位置まで回動するので、ハンドル15を持って手前
に引くことにより、扉3が開く。図4(b)のように扉
3を開く際には既に戸当り部2aへの磁石18の吸着が
外れているので、従来のように扉3が振動するようなこ
とはない。
【0020】扉3を閉じる際には、ハンドル15を図3
(b)に実線で示す位置にした状態でハンドル15を押
して扉3閉じる。その後は、ハンドル15を時計方向へ
回動させる。これにより、磁石18が前進して戸当り部
2aに吸着し、ロック部材17は戸当り部2aに干渉す
る図3(b)の仮想線の位置まで回動する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜3に係る配電盤によれば、扉を開く前に、磁石を移動
させて磁石と筐体との吸着を外し、その後に扉を開くよ
うに構成したので、従来のように扉を開き始めた直後に
磁石が筐体から離れ、そのために扉が振動するという問
題が解消される。また、扉の振動が生じないことによ
り、誘導円板型の保護継電器を扉に取り付けた配電盤で
は、保護継電器の誤動作が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配電盤の実施の形態を示す扉の正
面図。
【図2】本発明による配電盤の実施の形態における扉の
要部を示す平面図。
【図3】本発明による配電盤の実施の形態に係り、
(a)は(b)の左側面図、(b)は扉の裏側を正面側
から見て示す構成図。
【図4】本発明による配電盤の実施の形態の作用説明
図。
【図5】従来の配電盤に係り、(a)は(b)のA−A
矢視図、(b)は配電盤の正面図。
【符号の説明】
2a…戸当り部 2b…切欠部 3…扉 12a…カム溝 13…駆動手段 14…ピニオン 15…ハンドル 16…ロッド 16a…ラック 16c…突起 17…ロック部材 18…磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の開口部に、基端部が回動自在に結
    合された扉を設ける一方、当該扉の先端部の上下位置に
    は、前記筐体に向かって進退自在に磁石を設け、当該磁
    石を手動で駆動する駆動手段を設けたことを特徴とする
    配電盤。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段として、扉の略中間高さ位
    置にピニオンを回転自在に設けて当該ピニオンにはハン
    ドルを結合し、当該ピニオンを挟む位置に配置されて当
    該ピニオンと噛み合う一対のラックを設け、夫々のラッ
    クに一端が結合されたロッドの他端に突起を夫々設け、
    当該突起に係合すると共に当該突起の鉛直方向の移動に
    伴って前記磁石を夫々水平方向へ進退させるカム溝を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の配電盤。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルにロック部材を一体に設け
    る一方、前記磁石が前記筐体から離れるまでは前記扉の
    先端が前記筐体から離れないように拘束するために、前
    記ロック部材を拘束するための拘束部材を前記筐体に設
    けたことを特徴とする請求項2に記載の配電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102227052A (zh) * 2011-03-24 2011-10-26 青岛鸿森重工有限公司 一种加工中心配电柜永磁铁门锁配合装置
JP7094857B2 (ja) 2018-11-09 2022-07-04 Ykk Ap株式会社 戸体及び戸体の施工方法

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