JP2003333089A - 通信システム、通信装置、及び通信方法 - Google Patents
通信システム、通信装置、及び通信方法Info
- Publication number
- JP2003333089A JP2003333089A JP2002140782A JP2002140782A JP2003333089A JP 2003333089 A JP2003333089 A JP 2003333089A JP 2002140782 A JP2002140782 A JP 2002140782A JP 2002140782 A JP2002140782 A JP 2002140782A JP 2003333089 A JP2003333089 A JP 2003333089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pdu
- pdus
- communication device
- upper layer
- subsequent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
用してデータを通信するとき、上位レイヤの処理能力に
応じて、通信装置の受信データ量を調節する。 【解決手段】 本通信システムは、SSCOPに従いS
D−PDUを順次送信する第1通信装置(2)と、SS
COPに従いSD−PDUを順次受信する第2通信装置
(1)を備える。第2通信装置(1)は上位レイヤ
(5)とSD−PDUを順次受信し上位レイヤ(5)に
転送する受信部(4)を含む。上位レイヤ(5)は、S
D−PDUのそれぞれに対し所定のデータ処理を行い、
前記データ処理の完了毎に、処理が終了したことを通知
する確認信号(CNF)を受信部(4)に送信する。受
信部(4)は、確認信号(CNF)に応答し、後続SD
−PDU数調節用データを生成し、これを第1通信装置
(2)に送信する。第1通信装置(2)は、後続SD−
PDU数調節用データに応答し、後続SD−PDUの数
を調節する。
Description
方法に関する。本発明は、特に、ITU−T勧告Q.2
110に定義されているSSCOP(Service Specific
Connection Oriented Protocol)を使用してデータを
通信する通信装置及び通信方法に関する。
Digital Network)で採用されているATM(Asynchron
ous Transfer Mode)技術では、階層化された様々な通
信プロトコルが使用される。
一として、SSCOPが挙げられる。SSCOPは、送
信側から受信側に正確なメッセージを伝える機能を有し
ている。例えば、SSCOPは、セルが紛失したとき
に、紛失したセルを送信側から受信側に再送する機能を
有している。SSCOPを使用して通信する通信装置
は、例えば、公開特許公報(特開平10−19067
7、特開平11−187043、特開2001−945
77、特開2001−189730、特開2001−2
85350)に開示されている。
は、上位レイヤに転送され、その上位レイヤによって処
理される。しかし、上位レイヤの処理能力を超える量の
データが上位レイヤに転送されると、転送されたデータ
が上位レイヤによって適切に処理されず、ときには、上
位レイヤに転送されたデータが破棄されてしまうことが
ある。
信装置は、上位レイヤの処理能力に応じて、該データの
受信量を調節可能であることが望まれる。
COPを使用してデータを通信するときに、上位レイヤ
の処理能力に応じて、通信装置の受信データ量を調節す
ることを可能にする技術を提供することにある。
てデータを通信するときに、上位レイヤに確実にデータ
を転送することを可能にする技術を提供することにあ
る。
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載と
の対応関係を明らかにするために付加されている。但
し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記
載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
勧告Q.2110で定義されたSSCOPに従って、S
D−PDUを順次に送信する第1通信装置(2)と、S
SCOPに従って、前記SD−PDUを順次に受信する
第2通信装置(1)を備えている。第2通信装置(1)
は、上位レイヤ(5)と、SSCOPに従って前記SD
−PDUを順次に受信し、前記SD−PDUを上位レイ
ヤ(5)に転送する受信部(4)とを含む。上位レイヤ
(5)は、前記SD−PDUのそれぞれに対してそれぞ
れ所定のデータ処理を行い、更に、前記データ処理が完
了する毎に、前記データ処理が終了したことを通知する
確認信号(CNF)を受信部(4)に送信する。受信部
(4)は、確認信号(CNF)に応答して、前記SD−
PDUに後続して送信可能である後続SD−PDUの数
(VT(MS)−VT(S))を調節するために使用さ
れる後続SD−PDU数調節用データ(N(MR))を
生成し、前記後続SD−PDU数調節用データ(N(M
R))を第1通信装置(2)に送信する。第1通信装置
(2)は、後続SD−PDU数調節用データ(N(M
R))に応答して、後続SD−PDUの数を調節する。
当該通信システムでは、送信可能である後続SD−PD
Uの数(VT(MS)−VT(S))が、上位レイヤ
(5)によるデータ処理が終了したことを通知する確認
信号(CNF)に応答して調節され、これにより第1通
信装置(2)が送信可能な後続SD−PDUの数(VT
(MS)−VT(S))が、上位レイヤ(5)の処理能
力に応じて調節される。ゆえに、第2通信装置(1)の
受信データ量も、上位レイヤ(5)の処理能力に応じて
調節される。
−PDU数調節用データは、前記SSCOPに規定され
たパラメータであるN(MR)であり、受信部(4)
は、確認信号(CNF)を受信する毎に、SSCOPに
規定されたパラメータであるVR(MR)を1だけ増加
し、且つ、VR(MR)をN(MR)として第1通信装
置(2)に送信し、第1通信装置(2)は、N(MR)
を受信したとき、SSCOPに規定されたパラメータで
あるVT(MS)をN(MR)に一致させることが好ま
しい。
生成するSTAT−PDUによって第1通信装置(2)
に伝送されることが好ましい。
の一のSD−PDUを上位レイヤ(5)に転送した後、
所定の時間以内に、前記一のSD−PDUのデータ処理
が完了したことを示す確認信号(CNF)を上位レイヤ
(5)から受信しない場合、前記一のSD−PDUを、
再度、上位レイヤ(5)に転送することが好ましい。
前記SD−PDUを順次に受信するSSCOP機能部
(6)と、SSCOP機能部(6)から前記SD−PD
Uを受けとって保存するメモリ(8)と、メモリ(8)
から前記SD−PDUを読み出して前記上位レイヤ
(5)に転送する受信機能制御部(7)とを含むことが
好ましい。
ヤ(5)と、ITU−T勧告Q.2110で定義された
SSCOPに従って、対向通信装置(2)からSD−P
DUを順次に受信し、前記SD−PDUを上位レイヤ
(5)に転送する受信部(4)とを備えている。上位レ
イヤ(5)は、前記SD−PDUに対してデータ処理を
行い、前記データ処理が完了する毎に、前記データ処理
が終了したことを通知する確認信号(CNF)を受信部
(4)に送信する。受信部(4)は、前記SD−PDU
に後続して送信可能な後続SD−PDUの数を調節する
ために使用される後続SD−PDU数調節用データ(N
(MR))を前記確認信号(CNF)に応答して生成
し、後続SD−PDU数調節用データ(N(MR))を
対向通信装置(2)に送信する。
Q.2110で定義されたSSCOPに従って、SD−
PDUを順次に送信するステップと、受信部(4)によ
り、前記SD−PDUを順次に受信するステップと、前
記SD−PDUを受信部(4)から上位レイヤ(5)に
転送するステップと、上位レイヤ(5)によって、前記
SD−PDUのそれぞれに対してそれぞれ所定のデータ
処理を行うステップと、前記データ処理が完了する毎
に、前記データ処理が終了したことを通知する確認信号
(CNF)を生成するステップと、確認信号(CNF)
に応答して、前記SD−PDUに後続して送信可能であ
る後続SD−PDUの数を調節するために使用される後
続SD−PDU数調節用データ(N(MR))を生成す
るステップと、後続SD−PDU数調節用データ(N
(MR))に応答して、前記後続SD−PDUの数を調
節するステップとを備えている。
本発明による通信システム、通信装置及び通信方法の実
施の一形態を説明する。
システムを示している。図1に示されているように、当
該通信システムには、通信装置1が対向通信装置2とと
もに設けられている。通信装置1は、対向通信装置2に
伝送路3を介して接続されている。
タを通信装置1に送信する。対向通信装置2から通信装
置1へのデータの送信は、ITU−T勧告Q.2110
で定義されたSSCOP(以下、単に、「SCCOP」
という。)に従って実行される。
COPに規定されたデータフォーマットを有する。より
詳細には、対向通信装置2が送信するデータは、SD−
PDU(Service Data-Protocol Data Unit)とPOL
L_PDUとを含む。SD−PDUには、当該通信シス
テムのユーザが送信しようとするユーザデータが記述さ
れる。SD−PDUのそれぞれには、互いに異なるシー
ケンスNo(シーケンス番号)が与えられる。POLL
_PDUは、SD−PDUの送信が適切に行われている
かを否かを確認するために使用されるデータである。P
OLL_PDUには、送信されたSD−PDUのシーケ
ンスNoが記述される。
作を行うために、VT(S)、VT(MS)、MAX_
PDに例示される様々なSSCOPパラメータを保持し
ている。VT(S)は、次に対向通信装置2が送信する
SD−PDUのシーケンスNoである。SD−PDUが
一つ送信される毎に、VT(S)は、1だけ増加され
る。VT(MS)は、対向通信装置2が送信を許されて
いるSD−PDUのシーケンスNoの最大値である。V
T(MS)以下のシーケンスNoを有するSD−PDU
のみが通信装置1に送信可能である。対向通信装置2が
送信することを許されるSD−PDUの数は、VT(M
S)−VT(S)である。MAX_PDは、POLL_
PDUが送信される周期を規定するパラメータである。
Max_PDによって指定される数のSD−PDU毎に
一つのPOLL_PDUが送信される。
受信部4と上位レイヤ5とを備えている。
されたSD−PDUとPOLL_PDUとを受信する。
受信部4は、受信したSD−PDUを上位レイヤ5に転
送する。更に、受信部4は、POLL_PDUに応答し
てSTAT_PDUを生成する。STAT−PDUに
は、対向通信装置1が送信したSD−PDUのうち、S
SCOP機能部6が受け取っていないSD−PDUのシ
ーケンスNoが記述される。対向通信装置2は、STA
T−PDUを参照することによってSSCOP機能部6
が受け取っていないSD−PDUを認識し、該SD−P
DUを必要に応じて再送することができる。
SD−PDUを受けとり、受けとったSD−PDUに対
して所定のデータ処理を行う。一のSD−PDUに対す
るデータ処理が完了する毎に、上位レイヤ5は、該デー
タ処理が完了したことを示すデータ処理完了確認信号C
NFを生成して、受信部4に送信する。
と、受信機能制御部7と、メモリ8とによって実現され
ている。SSCOP機能部6は、SSCOPに従ってデ
ータを送受信する。より詳細には、SSCOP機能部6
は、(1)SD−PDUとPOLL_PDUとを受信
し、(2)受信したSD−PDUを受信機能制御部7に
転送し、(3)POLL_PDUに応答して、STAT
−PDUを生成し、該STAT−PDUを対向通信装置
2に送信する。STAT−PDUの内容は、上述された
通りである。
た動作を行うために、VR(MR)に例示される様々な
SSCOPパラメータを保持している。VR(MR)
は、SSCOP機能部6が受信できるSD−PDUのシ
ーケンスNoの最大値である。SSCOP機能部6は、
VR(MR)以下のシーケンスNoを有するSD−PD
Uのみを受信することが許されている。
によって受信されたSD−PDUを一旦メモリ8に保存
し、更に、メモリ8に保存されているSD−PDUを必
要なタイミングで読み出して、上位レイヤ5に転送す
る。メモリ8は、SSCOP機能部6が受信するデータ
量と、上位レイヤ5のデータ処理能力との差を吸収する
役割を果たしている。
らデータ処理完了確認信号CNFを受け取る毎に、SS
COP機能部6に設定されているVR(MR)を1だけ
増加する。後述されるように、VR(MR)は、STA
T−PDUのN(MR)を媒介として対向通信装置2に
通知される。対向通信装置2は、VT(MS)をVR
(MR)に一致させる。VT(MS)は、STAT−P
DUが受信される毎に、VR(MR)に一致されること
になる。対向通信装置2が送信を許されているSD−P
DUのシーケンスNoの最大値であるVT(MS)が、
データ処理完了確認信号CNFを受け取る毎に増加され
るVR(MR)に一致されることにより、対向通信装置
2が送信を許されるSD−PDUの数が上位レイヤ5の
処理能力に応じて調節されることになる。
装置1にむけて通信が行われる過程を示す図である。初
期状態において、対向通信装置2に設定されるVT
(S)、VT(MS)、及びMAX_PDは、それぞ
れ、0、256、25であるとする。更に、SSCOP
機能部6に設定されるVR(MR)は、256であると
する。
2によって生成されたSD−PDUは、通信装置1に順
次に送信される。図2において、シーケンスNoがi
(iは、0以上の整数)であるSD−PDUは、SD−
PDU(N(R)=i)と記載されている。SD−PD
Uは、そのシーケンスNoが小さい順に通信装置1に送
信される。一のSD−PDUが送信される毎に、VT
(S)は1だけ増加される。初期状態においてVT
(S)が0であるから、最初に送信されるSD−PDU
のシーケンスNoは0であり、以後、送信されるSD−
PDUのシーケンスNoは1ずつ増加される。
SSCOP機能部6によって受信され、メモリ8に保存
される。メモリ8に保存されたSD−PDUは、受信機
能制御部7によって順次に読み出され、上位レイヤ5に
転送される。
に対して所定のデータ処理を行う。一のデータ処理が完
了する毎に、上位レイヤ5は、データ処理完了確認信号
CNFを受信機能制御部7に送信する。
レイヤ5に転送した時、確認信号受信待ちタイマ(図示
されない)をスタートさせる。あるシーケンスNoを有
するSD−PDUを上位レイヤ5に転送した後、所定の
時間が経過してもデータ処理完了確認信号CNFを受信
しない場合には、確認信号受信待ちタイマは、タイムア
ウトする。確認信号受信待ちタイマがタイムアウトする
と、受信機能制御部7は、そのシーケンスNoを有する
SD−PDUをメモリ8から読み出して上位レイヤ5に
再度転送する。図2には、シーケンスNoが2であるS
D−PDUが、上位レイヤ5に再送される過程が示され
ている。データ処理完了確認信号CNFが受信機能制御
部7に到達しない場合にSD−PDUが再度転送される
ことにより、より確実にSD−PDUを上位レイヤ5に
転送することが可能である。あるシーケンスNoを有す
るSD−PDUの転送が所定の回数行われても、そのS
D−PDUに対応するデータ処理完了確認信号CNFを
受信しない場合には、受信機能制御部7は、そのシーケ
ンスNoの次のシーケンスNoを有するSD−PDUを
上位レイヤ5に転送する。
タ処理が完了したSD−PDUのシーケンスNoを示す
情報が記述される。受信機能制御部7は、データ処理完
了確認信号CNFによりデータ処理が完了したSD−P
DUのシーケンスNoを認識し、そのシーケンスNoを
有するSD−PDUを削除するように指示する削除指示
をメモリ8に送信する。メモリ8は、その削除指示を受
けて、削除指示に指示されたシーケンスNoを有するS
D−PDUを削除する。
了確認信号CNFを受信する毎に、VR(MR)を増加
することをSSCOP機能部6に指示するVR(MR)
増加指示をSSCOP機能部6に送信する。SSCOP
機能部6は、VR(MR)増加指示を受信すると、VR
(MR)増加指示に応答してVR(MR)を1だけ増加
する。
に規定された数(即ち、25個)のSD−PDUが対向
通信装置2によって送信されると、それらのSD−PD
Uに続いてPOLL_SDUが送信される。SSCOP
機能部6は、POLL_SDUに記述されているSD−
PDUのシーケンスNoと、自己が受け取ったSD−P
DUのシーケンスNoとを対比し、対向通信装置2が送
信したSD−PDUのうち、自己が受け取っていないS
D−PDUのシーケンスNoを抽出する。更に、SSC
OP機能部6は、POLL_SDUを受信すると、VR
(MR)と同一の値をN(MR)として定める。SSC
OP機能部6は、定められたN(MR)と、対向通信装
置1が送信したSD−PDUのうちの自己が受け取って
いないSD−PDUのシーケンスNoとを含むようにS
TAT−PDUを生成し、対向通信装置2に送信する。
信すると、STAT−PDUに記述されているシーケン
スNoを有するSD−PDUを再度、通信装置1に送信
する。更に対向通信装置2は、STAT−PDUからN
(MR)を抽出し、自己が保持しているVT(MS)を
N(MR)に一致させる。結果として、VT(MS)
は、STAT−PDUが受信される毎に、VR(MR)
に設定されることになる。
−PDUが通信装置1に送信され、そのうちの11個の
SD−PDUに対するデータ処理が上位レイヤ5によっ
て実行されたとする。この場合には、通信装置1に送信
されるSD−PDUの数が、上位レイヤ5が処理したS
D−PDUの数を上回っていることに留意されたい。
T(MS)は、256である。従って、初期状態では、
対向通信装置2は、256個のSD−PDUを送信する
ことが許されている。
Uの送信と上位レイヤ5による11このデータ処理とが
完了した後では、VT(S)は、25になり、VT(M
S)は、N(MR)を媒介としてVR(MR)に一致さ
れ、267になる。従って、対向通信装置2は、242
個のSD−PDUを後続して送信することが許される状
態になる。初期状態と対比すると、送信することが許さ
れるSD−PDUの数は、初期状態では256個であっ
たのに対し、SD−PDUの送信とデータ処理とが完了
した後では、送信することが許されるSD−PDUの数
は、242個に減少される。
−PDUの数が、上位レイヤ5が処理したSD−PDU
の数を上回ると、対向通信装置2が後続して送信するこ
とが許されるSD−PDUの数は、減少される。同様
に、上位レイヤ5が処理したSD−PDUの数が通信装
置1に送信されるSD−PDUの数を上回ると、対向通
信装置2が後続して送信することが許されるSD−PD
Uの数は、増加される。
態では、上位レイヤ5の処理能力に応じて、対向通信装
置2が送信することが許されるSD−PDUの数が調整
される。従って、通信装置1が受信するSD−PDUの
数(即ち、ウインドウサイズ)も上位レイヤ5の処理能
力に応じて調整される。これにより、上位レイヤ5に転
送されたSD−PDUが上位レイヤ5によってデータ処
理されることが保証され、上位レイヤ5に転送されたS
D−PDUが処理能力の不足に起因して破棄される事態
が効果的に防止される。
Uのデータ処理を完了したことを通知するデータ処理完
了確認信号CNFが、受信機能制御部7に到達しない場
合、そのSD−PDUが再度転送される。これにより、
より確実に上位レイヤ5にSD−PDUを送信すること
が可能である。
ータを通信するときに、上位レイヤの処理能力に応じて
通信装置の受信データ量を調節することを可能にする技
術が提供される。
てデータを通信するときに、上位レイヤに確実にデータ
を転送することを可能にする技術が提供される。
形態を示す。
示す。
示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 ITU−T勧告Q.2110で定義され
たSSCOPに従って、SD−PDUを順次に送信する
第1通信装置と、 前記SSCOPに従って、前記SD−PDUを順次に受
信する第2通信装置を備え、 前記第2通信装置は、 上位レイヤと、 前記SSCOPに従って前記SD−PDUを順次に受信
し、前記SD−PDUを前記上位レイヤに転送する受信
部とを含み、 前記上位レイヤは、前記SD−PDUのそれぞれに対し
てそれぞれ所定のデータ処理を行い、且つ、前記データ
処理が完了する毎に、前記データ処理が終了したことを
通知する確認信号を前記受信部に送信し、 前記受信部は、前記確認信号に応答して、前記SD−P
DUに後続して送信可能である後続SD−PDUの数を
調節するために使用される後続SD−PDU数調節用デ
ータを生成し、前記後続SD−PDU数調節用データを
前記第1通信装置に送信し、 前記第1通信装置は、前記後続SD−PDU数調節用デ
ータに応答して、前記後続SD−PDUの数を調節する
通信システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記後続SD−PDU数調節用データは、前記SSCO
Pに規定されたパラメータであるN(MR)であり、 前記受信部は、前記確認信号を受信する毎に、前記SS
COPに規定されたパラメータであるVR(MR)を1
だけ増加し、且つ、前記VR(MR)を前記N(MR)
として前記第1通信装置に送信し、 前記第1通信装置は、前記N(MR)を受信したとき、
前記SSCOPに規定されたパラメータであるVT(M
S)を前記N(MR)に一致させる通信システム。 - 【請求項3】 請求項2に記載の通信システムにおい
て、 前記N(MR)は、前記第2通信装置が生成するSTA
T−PDUによって前記第1通信装置に伝送される通信
システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記受信部は、前記SD−PDUのうちの一のSD−P
DUを上位レイヤに転送した後、所定の時間以内に、前
記一のSD−PDUのデータ処理が完了したことを示す
確認信号を前記上位レイヤから受信しない場合、前記一
のSD−PDUを、再度、前記上位レイヤに転送する通
信システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記受信部は、 前記SSCOPに従って前記SD−PDUを順次に受信
するSSCOP機能部と、 前記SSCOP機能部から前記SD−PDUを受けとっ
て保存するメモリと、 前記メモリから前記SD−PDUを読み出して前記上位
レイヤに転送する受信機能制御部とを含む通信システ
ム。 - 【請求項6】 上位レイヤと、 ITU−T勧告Q.2110で定義されたSSCOPに
従って、対向通信装置からSD−PDUを順次に受信
し、前記SD−PDUを前記上位レイヤに転送する受信
部とを備え、 前記上位レイヤは、前記SD−PDUに対してデータ処
理を行い、前記データ処理が完了する毎に、前記データ
処理が終了したことを通知する確認信号を前記受信部に
送信し、 前記受信部は、前記SD−PDUに後続して送信可能な
後続SD−PDUの数を調節するために使用される後続
SD−PDU数調節用データを前記確認信号に応答して
生成し、前記後続SD−PDU数調節用データを前記対
向通信装置に送信する通信装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の通信装置において、 前記後続SD−PDU数調節用データは、前記SSCO
Pに規定されたパラメータであるN(MR)であり、 前記受信部は、前記確認信号を受信する毎に、前記SS
COPに規定されたパラメータであるVR(MR)を1
だけ増加し、且つ、前記VR(MR)を前記N(MR)
として前記対向通信装置に送信する通信装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の通信装置において、 前記N(MR)は、STAT−PDUによって前記対向
通信装置に送信される通信装置。 - 【請求項9】 請求項6に記載の通信装置において、 前記受信部は、前記SD−PDUのうちの一のSD−P
DUを上位レイヤに転送した後、所定の時間以内に、前
記一のSD−PDUのデータ処理が完了したことを示す
確認信号を前記上位レイヤから受信しない場合、前記一
のSD−PDUを、再度、前記上位レイヤに転送する通
信装置。 - 【請求項10】 請求項6に記載の通信装置において、 前記受信部は、 前記SSCOPに従って前記SD−PDUを順次に受信
するSSCOP機能部と、 前記SSCOP機能部から前記SD−PDUを受けとっ
て保存するメモリと、 前記メモリから前記SD−PDUを読み出して前記上位
レイヤに転送する受信機能制御部とを含む通信装置。 - 【請求項11】 ITU−T勧告Q.2110で定義さ
れたSSCOPに従って、SD−PDUを順次に送信す
るステップと、 受信部により、前記SD−PDUを順次に受信するステ
ップと、 前記SD−PDUを前記受信部から上位レイヤに転送す
るステップと、 前記上位レイヤによって、前記SD−PDUのそれぞれ
に対してそれぞれ所定のデータ処理を行うステップと、 前記データ処理が完了する毎に、前記データ処理が終了
したことを通知する確認信号を生成するステップと、 前記確認信号に応答して、前記SD−PDUに後続して
送信可能である後続SD−PDUの数を調節するために
使用される後続SD−PDU数調節用データを生成する
ステップと、 前記後続SD−PDU数調節用データに応答して、前記
後続SD−PDUの数を調節するステップとを備えた通
信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002140782A JP2003333089A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 通信システム、通信装置、及び通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002140782A JP2003333089A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 通信システム、通信装置、及び通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003333089A true JP2003333089A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29701565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002140782A Pending JP2003333089A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 通信システム、通信装置、及び通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003333089A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008155814A1 (ja) * | 2007-06-19 | 2010-08-26 | 富士通株式会社 | パケット処理装置、フレーム制御方法及び通信装置 |
JP5146541B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2013-02-20 | 富士通株式会社 | パケット送信装置、パケット受信装置、通信システム及びパケット通信方法 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002140782A patent/JP2003333089A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008155814A1 (ja) * | 2007-06-19 | 2010-08-26 | 富士通株式会社 | パケット処理装置、フレーム制御方法及び通信装置 |
JP4992972B2 (ja) * | 2007-06-19 | 2012-08-08 | 富士通株式会社 | パケット処理装置、フレーム制御方法及び通信装置 |
JP5146541B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2013-02-20 | 富士通株式会社 | パケット送信装置、パケット受信装置、通信システム及びパケット通信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1467525B1 (en) | A method of controlling flow of the ethernet data in a synchronous data hierarchy transmission network | |
EP1198105A2 (en) | High speed transmission line interface | |
EP1768296A2 (en) | Method and apparatus for transmitting signaling data messages in a wireless communications system | |
EP1128612A2 (en) | Transmission of high-priority, real-time traffic on low-speed communications links | |
US6452946B1 (en) | Apparatus and method for improving performance in master and slave communications systems | |
JP2003333089A (ja) | 通信システム、通信装置、及び通信方法 | |
CA2193180C (en) | Packet transferring device | |
JPH08256149A (ja) | 無線lanシステム | |
JP2005074928A (ja) | データ処理システム、データ処理装置、及びデータ受信プログラム | |
JPH10262066A (ja) | コネクション確立方式 | |
JPH03131143A (ja) | パケット長設定方法 | |
JPH06152687A (ja) | データ伝送方法 | |
JP3039620B2 (ja) | Atmシステムの再送方式 | |
WO2001086939A1 (en) | Digital network interface for analog fax equipment | |
JP3249209B2 (ja) | データ通信装置 | |
JP2928940B2 (ja) | データ通信方法 | |
JP3888083B2 (ja) | 通信装置および通信方法 | |
JP2929960B2 (ja) | 送達確認機能付き通信装置 | |
JP2536656B2 (ja) | 端末インタフェイス装置 | |
JPH0758806A (ja) | パケット通信システム | |
JPH04273736A (ja) | パケット通信システムおよびパケット再送装置 | |
JP3351866B2 (ja) | 通信端末装置の伝送制御方法 | |
KR20070045744A (ko) | 이종 인터페이스 네트워크 모듈들 간의 데이터 전송 방법및 장치 | |
JP2584190B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3351709B2 (ja) | 制御フレーム情報部のデータバッファ解放方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050422 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060410 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070528 |