JP2003331559A - シングルリールテープ取扱器具におけるテープカートリッジ形式の識別 - Google Patents

シングルリールテープ取扱器具におけるテープカートリッジ形式の識別

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JP2003331559A
JP2003331559A JP2003069167A JP2003069167A JP2003331559A JP 2003331559 A JP2003331559 A JP 2003331559A JP 2003069167 A JP2003069167 A JP 2003069167A JP 2003069167 A JP2003069167 A JP 2003069167A JP 2003331559 A JP2003331559 A JP 2003331559A
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tape cartridge
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JP2003069167A
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Stephen Stamm
スタム ステファン
James J Kuhar
ジェイ.クーアー ジェームズ
Michael Barrell
バーレル マイケル
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Quantum Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/67Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting end of record carrier from container or spool
    • G11B15/672Extracting end of record carrier from container or single reel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】シングルリールテープ取扱器具内におい
て、複数の利用可能な形式からシングルリールテープカ
ートリッジ形式を識別する方法および装置。カートリッ
ジ識別情報は、シングルリールテープカートリッジリー
ダ上に設けられる。カートリッジ識別情報は、テープ取
扱器具により検出可能で、複数の利用可能な形式からテ
ープカートリッジの形式を識別するために使用可能であ
る。カートリッジ識別情報は、テープ取扱器具にとっ
て、テープ取扱器具に提示されるテープカートリッジの
形式を示す特徴を有する、テープカートリッジリーダ上
の少なくとも1つの特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】(関連出願)本特許出願は、
2002年3月14日に出願された米国特許出願第60
/364,330号、発明の名称「テープ媒体のバージ
ョンの検出(Tape Media Version Detection)」の優先
権を主張する。米国特許出願第60/364,330号
の開示全体は引用により本願に組み込まれる。
【0002】(発明の分野)本発明は、テープ取扱器具
の分野に関し、詳細には、テープ取扱器具におけるテー
プカートリッジ形式の識別に関する。
【0003】
【従来の技術】デジタルデータは、データが媒体へある
いは媒体から転送される際に1対のテープリール間で巻
き取られる磁気テープ媒体を備えた、テープカートリッ
ジ上に記憶される。テープカートリッジにデータを記憶
するために必要な物理的スペースは重要な問題である。
スペースを確保するため、テープ取扱器具は、着脱式テ
ープカートリッジ内に位置されるテープリールとテープ
取扱器具内に位置されるテープリールとを使用する、シ
ングルリールカートリッジ設計をしばしば利用する。
【0004】この特徴付けにしたがって、テープカート
リッジがテープ取扱器具(例えばテープドライブ)に挿
入された後、テープ媒体は、カートリッジからドライブ
へロードされなければならない。ローディング動作はテ
ープ媒体を通常巻き上げリールと称されるドライブ内の
テープリールに接続し、開始点または読み出し・書き込
み位置までテープ媒体を巻き取ることを含む。
【0005】この接続動作を実施するために、これまで
にさまざまな方法が採用されている。かかる方法の1つ
は、例えばバックル接続などで巻上げリールへ接続され
たリーダ(「巻き上げリーダ」)に接続するよう設計さ
れた、テープ媒体へ接続されるリーダ(「テープカート
リッジリーダ」)を使用する。接続後、バックルで接続
されたリーダは、テープ媒体の最初がテープヘッドに対
して読み出し・書き込み位置に来るまで、テープ経路を
通って、巻き上げリールの周囲に巻きつけられる。かか
る動作が、ドライブ内で、テープ媒体の最初を識別する
方法を必要とすることは十分理解される。テープ媒体の
最初を識別するかかる方法の1つは、テープテープの最
初(BOT)の開口部または孔である。BOT開口部は
テープ媒体の最初に、通常はテープカートリッジのメー
カーにより形成され、BOT開口部をドライブに対して
識別するために、ドライブによって検出可能である。同
様に、テープの最後(EOT)の開口部を、テープの最
後をドライブに対して識別するために、テープ媒体の最
後の付近に備えることが可能である。
【0006】現在、テープ厚、トラックピッチ、最大記
録密度、保磁力などの種々の異なる形式と特徴を有する
多数の市販のテープカートリッジがある。テープカート
リッジ形式の数が増えるにつれて、不適合による、損傷
からテープカートリッジを保護するためと、損傷からテ
ープドライブを保護するための両方のため、形式の検出
はますます重要となっている。
【0007】不適合の問題を防止する従来の1つの方法
は、1つの特定ドライブの種類へのカートリッジの挿入
のみを許可し、他のドライブの種類へのカートリッジの
挿入を防止する、カートリッジハウジング上の特徴すな
わち「キー」を提供することである。残念ながら、これ
は、新しいドライブとカートリッジ形式の開発中に特別
な設計上の課題を提起する。メーカーが、新しいカート
リッジと現行のカートリッジの両方に適合する適合性キ
ーを含む新しいドライブを構築したいと考える場合を想
定する。従来のカートリッジは新しいドライブと現在の
ドライブの両方に適合するが、新しいカートリッジが新
しいドライブとしか適合しない場合、新しいカートリッ
ジは、現在のドライブでの使用を防止する特徴を備えて
いなければならず、新しいドライブは、現在の適合性特
徴と新しい適合性特徴の両方を収容するよう設計されな
ければならない。
【0008】上記の問題の別の解決法は、カートリッジ
タイプをドライブに対して識別するために、テープ媒体
にテープ型の孔を設けることにある。ただし、残念なが
ら、かなりの数のテープカートリッジの種類を識別する
には、媒体の間隔に沿って多数の孔を使用することが必
要であり、それにより、他の手段ではデータ記憶に使用
できるはずの媒体領域が使用されてしまう。テープ媒体
に1または複数の孔を設けることに関連する問題は、テ
ープの構造が局部的に弱化して、テープの伸びや引き裂
きを生じやすくなることである。孔を設けることによる
さらに別の問題は、連続したテープの層の巻きにより生
じる圧力が、テープの隣接部にインプリント(押した
跡)を生じる恐れがある点である。そのようなインプリ
ントは、トラックの歪曲を生じ、テープの一部をドライ
ブにより読み取り不可能にする恐れがある。特に、イン
プリントは、読み取り中にテープ媒体とテープヘッドの
間に空隙を生じ、ヘッドがインプリント部から読み取る
ことが不可能になる。
【0009】テープ媒体に孔を設けることに関するさら
に別の問題は、テープ経路を通る媒体のスプール中に発
生する破片である。この場合、孔は、媒体とテープ経路
の構成要素(例えばテープヘッド)との間で、孔の領域
で媒体の部分を「薄片上に」はがれさせる可能性がある
接触の不均一な点を生じ、その結果、テープ取扱器具内
に破片が生じ、また、テープ媒体上に弱くなった領域を
生じる。かかる破片は、テープ経路を通る媒体の追跡を
始めとする他の構成要素の動作に影響を及ぼす恐れがあ
るため、きわめて望ましくない。テープ媒体に孔を設け
ることによるさらに別の問題は、より薄い形状因子でテ
ープ媒体を製造することの望ましさに関する。かかる媒
体は、上述の損傷と破片の問題を受けやすい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上に鑑み、本発明の
広義の目的は、テープ取扱器具におけるカートリッジの
識別を向上させることにある。本発明の別の目的は、不
適合によるテープカートリッジとテープ取扱器具への損
傷を減少することにある。本発明の別の目的は、複数の
利用できるカートリッジ形式から、特定のカートリッジ
形式を示すテープカートリッジリーダに関する情報を提
供することにある。本発明の別の目的は、例えば、テー
プカートリッジの媒体上に含まれるデータ以外の特徴を
最小限に抑えるなどして、カートリッジの信頼性を向上
させることにある。本発明の関連する目的は、特定のカ
ートリッジ形式をテープ取扱器具に対してすばやく識別
する少なくとも1つの特徴を含むテープカートリッジリ
ーダを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に関して、テープ
カートリッジリーダに含まれるテープ情報は、テープ取
扱器具によって検出可能で、提示されたテープカートリ
ッジの形式を決定するために取扱器具によって使用可能
な、いかなる情報でもよい。また本発明に関して、テー
プ取扱器具は、テープドライブ、テープライブラリ、テ
ープカートリッジオートローダ、およびテープカートリ
ッジオートローダ・ライブラリを含むがこれらに限られ
ない、テープカートリッジを取り扱ういかなる器具をも
含む。
【0012】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴、および利点を実施する上で、テープ取扱器具におい
て、複数の形式からシングルリールテープカートリッジ
の形式を決定する方法が提供される。該方法は、テープ
取扱器具内にテープカートリッジを受け取る工程と、テ
ープカートリッジのテープ媒体に接続されたテープカー
トリッジリーダから情報を取得する工程と、該情報を使
用して、複数の形式からテープカートリッジの特定形式
を識別する工程とを含む。
【0013】種々の改良点が、主題の方法に関連して言
及した特徴に存在する。さらなる特徴を本発明の多数の
例を形成するために主題の方法に組み込んでもよい。か
かる改良点と追加特徴は以下の説明から明らかとなり、
個々にあるいは組み合わせて存在できる。例えば、方法
は、テープカートリッジがテープ取扱器具とは不適合で
あると決定する工程と、テープ取扱器具からテープカー
トリッジを取り出す工程とを含んでもよい。この特徴付
けによると、決定工程と取り出し工程は、不適合による
損傷からカートリッジとテープ取扱器具を保護するため
に、テープヘッドを過ぎて媒体を巻き取る前に実施する
ことが可能である。同様に、方法は、テープカートリッ
ジがテープ取扱器具と適合することを決定する工程と、
テープカートリッジからテープヘッドに隣接する読み出
し・書き込み位置までテープ媒体を巻き取る工程とを含
んでもよい。
【0014】別の例で、上記の識別工程は、情報を用い
て、例えば、カートリッジに含まれるテープ媒体の長さ
などのテープカートリッジのレイアウトを識別する工程
から成ってもよい。同様に、識別工程は、情報を用い
て、例えば、テープ厚、トラックピッチ、最大記録密
度、保磁力などのテープ媒体の形式を識別する工程から
成ってもよい。この特徴付けによると、情報は、テープ
取扱器具によって検出可能で、提示されたテープカート
リッジの形式を決定するために器具によって使用可能
な、テープカートリッジリーダ上のいかなる特徴を含ん
でもよい。例えば、テープ取扱器具は、カートリッジ形
式を決定するために、テープカートリッジリーダ上また
はテープカートリッジリーダ中に設けられた1または複
数の特徴の数量、種類、および/または位置を利用でき
る。
【0015】特定の1例において、情報は、特徴とリー
ダ上の別の基準点との間の距離を決定するために、テー
プ取扱器具によって利用される特徴でもよい。決定され
た距離はテープ取扱器具にテープカートリッジの形式を
示す。別の例において、情報は、テープ取扱器具にカー
トリッジ形式を示す少なくとも2つの距離を決定するた
めに利用される少なくとも2個の特徴でもよい。テープ
カートリッジリーダに含まれ得る幾つかの特徴の例とし
ては、開口部、光透過形状、反射領域、サーボパターン
などが含まれるがこれらに限定されるわけではない。
【0016】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴および利点を実施する上で、シングルリールテープカ
ートリッジリーダが提供される。テープカートリッジリ
ーダは、第1端でテープ媒体に接続可能な長尺体と、テ
ープ取扱器具の巻き上げリーダに着脱式に接続される、
第2端に配置されたコネクタと、テープ取扱器具に対し
てテープカートリッジ形式を識別する情報とを含む。
【0017】種々の改良点が、主題のテープカートリッ
ジリーダに関連して言及した特徴に存在する。さらなる
特徴を本発明の多数の例を形成するために主題のリーダ
に組み込んでもよい。かかる改良点と追加特徴は以下の
説明から明らかとなり、個々にあるいは組み合わせて存
在できる。例えば、上記の態様の場合と同様に、情報
は、例えば、テープ媒体の長さなどのテープカートリッ
ジのレイアウト、および/または、例えば、テープ厚、
トラックピッチ、最大記録密度、保磁力などのテープ媒
体の形式を識別できる。さらに、上記の態様の場合と同
様に、情報は、テープ取扱器具によって検出可能で、提
示されたテープカートリッジの特定の形式を決定するた
めに器具によって使用可能な、テープカートリッジリー
ダ上のいかなる特徴を含んでもよい。例えば、テープ取
扱器具は、カートリッジ形式を決定するために、1また
は複数の特徴の数量、種類および/または位置を利用で
きる。
【0018】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴および利点を実施する上で、シングルリールテープカ
ートリッジリーダが提供される。カートリッジは、カー
トリッジハウジングと、カートリッジハウジング内に回
転可能に装着されたテープリールと、テープリールの周
囲に巻かれたテープ媒体と、テープ媒体に接続され、テ
ープ取り付け器具に対してテープカートリッジの形式を
識別するための情報を含むテープカートリッジリーダと
から成る。種々の改良点が、主題のテープカートリッジ
に関連して言及した特徴に存在する。さらなる特徴を本
発明の多数の例を形成するために主題のカートリッジに
組み込んでもよい。かかる改良点と追加特徴は以下の説
明から明らかとなり、個々にあるいは組み合わせて存在
できる。
【0019】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴および利点を実施する上で、不適合によるテープ取扱
器具とシングルリールテープカートリッジの一方への損
傷を防止する方法が提供される。該方法は、テープ取扱
器具内にテープカートリッジを受け取る工程と、テープ
取扱器具にテープカートリッジリーダを接続する工程
と、テープカートリッジリーダ上の情報を検出する工程
と、該情報を利用して、カートリッジがテープ取扱器具
と適合するかどうかを決定する工程と、カートリッジが
不適合の場合に、テープカートリッジをテープ取扱器具
から拒否する工程とを含む。
【0020】種々の改良点が、主題の方法に関連して言
及した特徴に存在する。さらなる特徴を本発明の多数の
例を形成するために主題の方法に組み込んでもよい。か
かる改良点と追加特徴は以下の説明から明らかとなり、
個々にあるいは組み合わせて存在できる。例えば、決定
工程と取り出し工程は、不適合による損傷からカートリ
ッジとテープ取扱器具を保護するために、テープヘッド
を過ぎて媒体を巻き取る前に実施されることが可能であ
る。別の例において、方法は、カートリッジが不適合で
ある場合に、テープヘッドに隣接する読み出し・書き込
み位置までテープ媒体を巻き取る工程を含むことが可能
である。
【0021】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴および利点を実施する上で、データ記憶システムが提
供される。該システムは、テープ取扱器具と、複数のシ
ングルリールテープカートリッジとから成る。テープカ
ートリッジはそれぞれ、テープ取扱器具にテープカート
リッジの形式を識別するための情報を有するテープカー
トリッジリーダを含む。テープ取扱器具は、該情報を検
出し、複数の形式から提示されたテープカートリッジの
形式を決定するよう構成される。種々の改良点が、主題
のシステムに関連して言及した特徴に存在する。さらな
る特徴を本発明の多数の例を形成するために主題のシス
テムに組み込んでもよい。かかる改良点と追加特徴は以
下の説明から明らかとなり、個々にあるいは組み合わせ
て存在できる。
【0022】本発明の上記の目的と、その他の目的、特
徴および利点を実施する上で、テープ取扱器具が提供さ
れる。テープ取扱器具は、プロセッサと、検出システム
と、カートリッジ形式識別ソフトウェアと、ソフトウェ
ア記憶媒体とを含む。カートリッジ形式識別ソフトウェ
アは、プロセッサ上で実行された場合に、テープカート
リッジリーダから情報を取得するよう検出システムに指
示し、情報を用いて複数の形式からテープカートリッジ
の形式を識別するよう、検出システムに指示するよう動
作する。ソフトウェア記憶媒体は、カートリッジ形式識
別ソフトウェアを記憶するよう動作する。
【0023】種々の改良点が、主題の器具に関連して言
及した特徴に存在する。さらなる特徴を本発明の多数の
例を形成するために主題の器具に組み込んでもよい。か
かる改良点と追加特徴は以下の説明から明らかとなり、
個々にあるいは組み合わせて存在できる。例えば、ソフ
トウェアは、プロセッサ上で実行された場合に、テープ
カートリッジがテープ取扱器具と不適合であると決定
し、テープ取扱器具にテープカートリッジを取り出させ
るよう動作する。別の例において、ソフトウェアは、プ
ロセッサ上で実行された場合に、器具のテープヘッドを
過ぎてテープ媒体を巻き取る前に、テープカートリッジ
がテープ取扱器具と不適合であると決定するよう動作す
る。別の例において、ソフトウェアは、プロセッサ上で
実行された場合に、テープカートリッジがテープ取扱器
具と適合すると決定し、テープ取扱器具に、テープカー
トリッジからテープヘッドに隣接する読み出し・書き込
み位置までテープ媒体を巻き取らせるよう動作する。別
の例において、ソフトウェアは、プロセッサ上で実行さ
れた場合、テープカートリッジリーダ上の第1と第2の
検出された特徴との間の距離を測定し、該距離に基づい
てテープカートリッジを識別するよう動作する。別の例
において、ソフトウェアは、プロセッサ上で実行された
場合、テープカートリッジリーダ上の少なくとも2つの
距離を測定し、該少なくとも2つの距離に基づいてテー
プカートリッジを識別するよう動作する。さらに、本発
明のさらなる態様、利点および応用例は、以下を考慮す
れば、当業者には明らかである。
【0024】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の種々の関連する
特徴を説明する上で少なくとも一助となる添付図面を参
照する。この点において、テープ取扱器具の以下の説明
は、限定ではなく例証を目的として提示される。さら
に、説明は、本願に開示される形態に本発明を制限する
ことは意図していない。その結果、以下の教義と関連技
術の技術と知識に合致した適切な変更と改変は、本発明
の範囲に包含される。ここで説明する実施形態は、本発
明を実施のためのわかっている最良の様態を説明し、か
かる実施形態あるいは他の実施形態で、ならびに本発明
の特定の応用例や使用方法によって必要となる種々改変
を伴って、当業者が本発明を利用できるようにすること
をさらに意図する。
【0025】図1は、テープ取扱器具、すなわちテープ
ドライブ100の1例を示す。テープドライブ100
は、テープヘッド102と、テープカートリッジ受取部
108と、巻き上げリールドライブモータ106によっ
て駆動される内部巻き上げリール104とを含む。これ
らの要素はハウジング110内に包含される。所定の特
定の種類の磁気記録テープ112は、カートリッジ受取
部108内へのテープカートリッジ114の挿入によっ
て、テープドライブ100に提供される。テープカート
リッジ114の挿入後、テープドライブ100内で自動
ローディング工程が実施される。ローディング工程は、
バックル接続などにより、テープカートリッジリーダ1
16を巻き上げリーダ118に接続することを表す。テ
ープカートリッジリーダ116はテープ媒体112に接
続され、同時に巻き上げリーダ118は巻き上げリール
104に接続される。このようにして、テープカートリ
ッジリーダ116と巻き上げリーダ118は、テープカ
ートリッジ114からテープドライブ100内に、詳細
には、読み出しおよび/または書き込み操作のためにテ
ープヘッド102を過ぎて、テープ媒体112をロード
するために利用される。より詳細には、テープ媒体11
2が後続する、接続されたリーダ116と118は、カ
ートリッジ供給リール120から、ガイドローラ122
A〜Fによって定義され、テープヘッド102を含むテ
ープ経路を介して巻き上げリール104上にスプールさ
れる。
【0026】テープドライブ100は、テープカートリ
ッジリーダ116上のカートリッジ識別情報を検出する
ために利用されることが可能な以下の構成要素の内1ま
たは複数で構成され得る。これについて、例えばローラ
122Fなどのテープガイドローラの1つは、光学タコ
メータエンコーダディスク124に連結される。タコメ
ータ124は、順方向126と逆方向128でテープ媒
体112の実際の速度に対して信号パターンまたはカウ
ント数を発する。光源と検出器を含む光検出モジュール
130も、テープドライブ100内に含めることができ
る。光検出モジュール130は、例えばテープガイドロ
ーラ122Aとテープカートリッジ114の間など、リ
ーダ116と118の接続位置に近接に配置されること
が好ましい。以下で理解されるように、これが、早期の
カートリッジ形式識別という利点を提供する。詳細に
は、これは、カートリッジ114がドライブ100と不
適合である場合にカートリッジ114および/またはド
ライブ100への損傷を生じる恐れがある、テープヘッ
ド102を過ぎる媒体112の巻き取りの前に、カート
リッジ形式識別を保証するという利点を提供する。これ
は、形式が不適合であると決定された場合にはカートリ
ッジ114がドライブ100から直ちに取り出されるこ
とが好ましいため、媒体112とテープヘッド102の
両方が不適合な形式にさらされることから保護する。た
だし、代替的に、光検出モジュール130は、設計上の
選択として、テープ経路に沿ったいずれの場所にも配置
することができる。
【0027】上述のセンサに加え、巻き上げリールモー
タ106と供給リールモータ136は、モータ速度に対
してホールカウント数を生成するホールセンサ(図示せ
ず)を含んでもよい。以下に説明されるように、いずれ
かの上記の構成要素はもちろんのこと、ホールセンサ
は、テープカートリッジリーダ116上のカートリッジ
識別情報を検出、および/または利用するために利用さ
れる。あるいは、当業者であれば、リーダ116上のカ
ートリッジ識別情報を検出、および/または利用するた
めに、設計上の選択として、テープドライブ100内に
組み込まれる、例えば、磁気センサなどの多数の他の構
成要素がさらに理解される。本発明の原理にしたがって
動作するようドライブ100を構成するため、ファーム
ウェアのみを変更すればよいようにするべく、前記構成
要素の幾つかが、ドライブ100などのテープドライブ
にすでに含めることができることも、当業者には理解さ
れる。
【0028】図2は、例えば開口部202、204およ
び/または206などの開口部の形態のカートリッジ識
別情報を備えて構成されるテープカートリッジリーダ2
00の1例を示す。設計上の選択として、カートリッジ
識別情報が、リーダ200に設けられる例えば202な
どの1つの開口部のみから成ってもよいことに留意す
る。ただし、代替的に、カートリッジ識別情報は、リー
ダ200に設けられる、例えば202、204および/
または206などの多数の開口部から成ってもよい。カ
ートリッジ識別情報は、テープカートリッジの複数の形
式から、カートリッジ114などのテープカートリッジ
の特定の形式をテープドライブ100に対して識別す
る。本発明に関して、形式という用語は、媒体の形式は
もちろん、少なくともカートリッジのレイアウト情報を
含み、他の情報も含むことが可能である。また本発明に
関して、カートリッジレイアウト情報は、カートリッジ
内に含まれるテープ媒体の長さ、カートリッジの種類な
どに関する情報を含み、一方で、媒体形式情報は、トラ
ック密度、ピッチ、および/または保磁力などの媒体1
12の特徴を含むことができる。
【0029】本発明の1例において、リーダ200は、
リーダ200の従来のものであるが検出可能な特徴から
の所定距離にリーダ200に設けられる1つの開口部2
02のみを含むことができる。例えば、開口部202
は、開口部208からの所定距離に配置される。開口部
208は、例えば、リーダ200へのバックル210の
接続など、リーダ設計の関数としてリーダ200上に従
来から含まれる開口部である。この特徴付けにより、開
口部202は、ドライブ100にカートリッジ形式を示
すため、ドライブ100によって測定可能な開口部20
8からの種々の所定距離に配置されることができる。言
い換えると、リーダ200は、開口部208からの開口
部202の距離(A)に基づいて、カートリッジ114
の形式を識別する。したがって、リーダ200に沿った
さまざまな位置の開口部202の位置決定が、ドライブ
100に対して複数のテープカートリッジ形式を識別す
るために利用される。以下でさらに説明されるように、
ドライブ100は、開口部202と208の間の距離
(A)を測定するために、光検出モジュール130と組
み合わせてたタコメータ124かホールセンサの一方を
利用できる。
【0030】本発明の別の例において、リーダ200
は、開口部204と206に加えて、例えば開口部20
2などの多数の開口部を設けられてもよい。この場合、
ドライブ100は、カートリッジ形式を示す2ないしそ
れ以上の距離測定値を識別するため、設けられた開口
部、例えば202、204および206をそれらだけ
で、あるいは例えば開口部208などの従来の特徴と組
み合わせて利用できる。例えば、開口部202、20
4、206および208は、例えば距離(B)と
(C)、距離(A)と(C)および/または距離(B)
と(E)など、カートリッジ形式をドライブ100に示
すために利用され得る種々の距離の組み合わせを定義す
る。例えば開口部202、204、206および208
などの、リーダ200上に含まれる特徴は、カートリッ
ジ形式を識別するためには、その性質が必ずしも同一で
なくともよいことに留意する。むしろ重要なのは、距離
を決定するための特徴の少なくとも1または複数の組み
合わせが、リーダ200上に存在することである。
【0031】図3は、テープカートリッジリーダ116
が、ドライブ100にテープカートリッジ形式を識別す
る1対の距離を確認するために利用可能な少なくとも1
つの特徴を設けられている動作プロトコルの1例を示
す。図3で、動作は工程300で開始する。工程302
で、テープカートリッジ114がテープドライブ100
内に挿入され、テープカートリッジリーダ116と巻き
上げリーダ118が、例えばバックル接続などで接続さ
れる。工程304で、巻き上げリール104と供給リー
ル120が、テープカートリッジリーダ116とテープ
媒体112を巻き上げリール104上に巻きつけるよ
う、エネルギーを供給される。工程306で、光検出モ
ジュール130が起動され、リーダ116がセンサモジ
ュール130上を通過する際に、テープカートリッジリ
ーダ116を監視する。上記に示されるように、検出モ
ジュール130は、特徴の1つ、例えば開口部202が
遭遇される状態の変化を示す光センサなどでよい。これ
について、センサモジュール130は開口部202を通
り、センサモジュール130の光検出器によって検出さ
れる光源からの光によって始動される閉回路であっても
よい。検出モジュール130での状態の変化の検出に反
応し、テープドライブ100は(例えばマイクロプロセ
ッサを用いて)、タコメータ124のカウント数かホー
ルセンサのカウント数の一方を読み取り、工程308で
メモリにカウント数を記憶する。テープ経路に沿ってリ
ーダ200が巻き取られる際に、リーダ200上の各特
徴の位置がメモリに記憶される。工程310で、テープ
ドライブ100は、記憶されたセンサカウント数を用い
て、認識された特徴と別の認識された特徴の、少なくと
も1つの距離を計算する。次に、工程312で、計算さ
れた距離は、テープカートリッジ114の形式を識別す
るため、テープドライブ100によって利用される。工
程314で、テープドライブ100は、カートリッジ形
式がテープドライブ100と適合するかを決定する。工
程314で形式が適合すれば、工程316で、テープ媒
体112がテープヘッド102に対して読み出し・書き
込み位置に来るまで、テープ媒体112の巻き取りが継
続され、工程320で動作が終了する。工程314で、
形式がドライブ100とは不適合であると決定される
と、工程318でテープ巻き取りが逆方向にされ、リー
ダ116と118がバックル接続からはずされ、テープ
カートリッジ114がテープドライブ100から取り出
され、工程320で動作が終了する。工程318は、テ
ープヘッド102を過ぎてテープ媒体112が巻き取ら
れる前に実行されることが、媒体112またはドライブ
100の一方の損傷の可能性を最小限に抑えるため好ま
しい。
【0032】この特徴付けによると、テープドライブ1
00は、カートリッジ形式がドライブ100とは不適合
であることを示すテープカートリッジ114の拒否時
に、ユーザにメッセージを表示するようプログラムされ
ることが可能である。さらに、工程316で、テープ媒
体112の読み出し・書き込み位置が、テープ112の
BOT孔を検出する従来の方法にしたがって決定され得
ることに留意する。ただし、代替的に、テープヘッド1
02に隣接する読み出し・書き込み位置に媒体112を
位置決めすることは、リーダ116によって提供される
形式情報を用いて実施できることが好ましい。例えば、
カートリッジ形式、例えばレイアウトが既知になると、
検出された特徴の1つ、例えば開口部202からの距離
も既知となり、工程316で読み出し位置にテープ媒体
112を位置決めするために利用できる。言い換える
と、カートリッジ114の形式がひとたび識別され、カ
ートリッジ114がテープドライブ100と適合すると
決定されると、テープヘッド102に隣接する読み出し
・書き込み位置へテープ媒体112を位置決めするた
め、巻き取りがアパーチャ202の位置から既知の距離
まで続行されることが可能である。好都合にも、これ
が、テープ媒体112の最初をテープカートリッジリー
ダ116から区別するためのテープ媒体112のBOT
孔の必要性を排除する。当業者には、BOT孔の排除に
より利用可能な媒体112上の場所の量が理解される。
例えば、利用可能なBOT孔に近接した場所だけではな
く、かなりの量の隣接領域も利用可能な。一般に、BO
T孔からのインプリントを最小限に抑えるために、媒体
112の連続した巻き付けが巻き上げリール104の周
囲に行えるよう、この隣接領域はデータが無い状態に維
持される。言い換えると、BOT孔からかなり離れた距
離にある、媒体112上に典型的に配置される読み出し
・書き込み位置は、媒体112の最初に実質的に近づく
よう移動され得る。
【0033】図4は、シングルリールテープカートリッ
ジリーダ400の、現行の従来の開口部、例えば「キノ
コ型」開口部406が、設けられた他の開口部と組み合
わせて利用される、本発明の別の例を示す。キノコ型開
口部406は、対応する巻き上げリーダ118とのバッ
クルから生じる高さの増加を補正するため、図4に図示
される種類のリーダ上に従来含まれる。言い換えると、
キノコ型開口部406は、インプリントの問題を減少す
べく巻き上げリール120の周囲でのリーダ400と媒
体112の均一な巻き取りを維持するために、リーダ4
00で利用される。
【0034】図4は、少なくとも2つの距離をテープド
ライブ100に対して識別するために、設計上の選択と
してリーダ400上に設けることができる、可能な開口
部パターンの多数の組み合わせを示す。この点で注目す
べきなのは、カートリッジ形式を識別するための少なく
とも2つの距離の利用が、さまざまなカートリッジ形式
を識別するために使用され得るリーダ400の比較的小
さな領域内での多数の組み合わせという利点を提供す
る。
【0035】図5は、例としてリーダ400を用いた、
距離とカートリッジ形式との論理的関連の1例、すなわ
ち論理表500を示す。例証を目的として、以下の例
は、開口部400,402、開口部402,404、開
口部404,406、開口部408,410、開口部4
10,412の距離(I)が約2.54cm(1イン
チ)に等しく、「キノコ型」開口部406と開口部40
8の距離(J)が7.62cm(3インチ)であること
を想定する。これについて、距離を定義する少なくとも
1つの方法は、「キノコ型」開口部406に関連する。
【0036】図5で、リーダ400には「キノコ型」開
口部406に加えて開口部404と開口部402のみが
設けられていると想定すると、開口部404と開口部4
02の間の第1の距離D1は約2.54cm(1イン
チ)に等しく、開口部402と「キノコ型」開口部40
6の間の第2の距離D2は約5.08cm(2インチ)
に等しい。これについて、リーダ400に「キノコ型」
開口部406に加えて開口部404,402を設けてあ
るテープカートリッジ114がテープドライブ100に
提供されると、ドライブ100は、論理表500に示さ
れるように、カートリッジ形式M1として距離の組み合
わせを認識する。同様に、リーダ116には「キノコ
型」開口部406に加えて開口部408と開口部404
が設けられていると想定すると、開口部408と開口部
404の間の第1の距離D1は約5.08cm(2イン
チ)に等しく、開口部404と「キノコ型」開口部40
6の間の第2の距離D2は約2.54cm(1インチ)
に等しい。これについて、リーダ400に「キノコ型」
開口部406に加えて開口部408,404を設けてあ
るテープカートリッジ114がテープドライブ100に
提供されると、ドライブ100は、論理表500に示さ
れるように、媒体の種類M2として距離の組み合わせを
認識する。図5にさらに図示されるように、少なくとも
15個の異なるカートリッジ形式が、「キノコ型」開口
部406に対して2個だけの開口部を設けることの関数
として識別され得る。理解される通り、さらなる開口部
と距離の決定を、追加のカートリッジ形式の識別を提供
するための、設計上の選択として利用することができ
る。
【0037】図6〜11を参照すると、種々の形態のテ
ープカートリッジ識別情報を含む、テープカートリッジ
リーダのさまざまな実施形態が示される。上記に説明し
た通り、テープカートリッジリーダ上にカートリッジ識
別情報を含むことは有用で、その1例が、開口部202
などの開口部である。ただし、注目すべきは、カートリ
ッジ識別情報は、カートリッジ形式を識別するためにド
ライブ100などのドライブによって使用可能な、リー
ダ116などのカートリッジリーダ上に含まれるいかな
る情報でもよい。したがって、図6〜11は、カートリ
ッジ識別情報のさまざまな別の動作プロトコルと例を提
示する。
【0038】例えば、別の1実施形態では、異なるカー
トリッジ形式を識別するために異なる特徴を利用するこ
とが有用であることがある。言い換えると、切欠き60
2,604,606を含むリーダ600などのリーダ
は、カートリッジが第1の形式タイプであることをテー
プドライブに示すことができ、スロット702,70
4,706,708を有するリーダ700などのリーダ
は、カートリッジが第2の形式タイプであることをドラ
イブ100に示すことができる。これについて、例えば
スロット702に対する切欠き602などの、異なる特
徴の種類の間での区別の単純な1つの方法は、異なる特
徴が遭遇された場合に検出モジュール130によって発
せられる異なる光学パターンによるものであることに留
意する。
【0039】この特徴付けによると、第1と第2のカー
トリッジ形式を区別するためには、切欠き602とスロ
ット702などの1つの特徴のみが必要であることが分
かる。しかし、識別可能なパターンに配置される複数の
特徴をリーダ600と700などのリーダに設けること
が、ドライブ100により詳細な形式情報を提供するた
めに有用であり得る。例えば、巻き取り方向(A)を想
定すると、リーダ600の切欠き602はカートリッジ
形式の最初のマークを提供し、切欠き606は、切欠き
602が、別のリーダ特徴、例えば損傷したリーダ、キ
ノコ型開口部などではなく、実際にカートリッジ識別切
欠きであることの確認を与える。さらに、切欠き604
は、例えばテープヘッド102に対する読み出し・書き
込み位置における、テープ媒体112の位置決めなどの
他の操作にて利用されることが可能である。言い換える
と、カートリッジ形式が決定され、確認されると、媒体
112上の読み出し・書き込み位置をテープヘッド10
2に並列させる切欠き604から所定距離だけリーダ6
00と媒体112を巻き取るため、切欠き604が利用
される。
【0040】本発明の別の例において、リーダ上の特徴
の位置が、カートリッジ形式を決定するために利用され
る。例えば、リーダ600の上辺の切欠き602の位置
は第1のカートリッジ形式を示し、リーダ600の底辺
の切欠き606の位置は第2のカートリッジ形式を示し
得る。さらに別の例では、切欠き、例えば600,60
2,604の幅を、複数のカートリッジ形式から個々の
カートリッジ形式を識別するために変えてもよい。
【0041】図7は、複数の縦スロット、例えば70
2,704,706,708が設けられたリーダ700
の1例を示す。上述の例の場合と同様に、スロット70
2,704,706,708は、テープドライブ100
などのテープドライブにカートリッジ識別情報を提供す
るさまざまな方法において利用することが可能である。
例えば、上述の方法に加えて、リーダ700に含まれる
スロットの数は、ドライブ100に対してカートリッジ
形式を識別するために利用される。
【0042】この特徴付けによる別の例では、スロット
702を、カートリッジ識別情報がその後に続くことを
ドライブ100に示すために利用することが可能であ
る。この点において、カートリッジ識別情報はスロット
704,706,708でもよく、ドライブ100は、
特定のカートリッジ形式を識別するために、スロット7
04,706,708の数、間隔、またはその間の距
離、あるいは、リーダ700上のスロット704,70
6,708の位置さえも利用できる。
【0043】図8を参照すると、リーダ800などのカ
ートリッジリーダ上に含まれる特徴の幾何学形状も、ド
ライブ100などのドライブに対してカートリッジ形式
を識別するために利用できることが分かる。例えば、開
口部802,804の卵形状がドライブ100に第1の
カートリッジ形式を示し、リーダ200などの別のリー
ダの開口部、例えば202,204の円形形状が第2の
カートリッジ形式を示すことができる。
【0044】例えば開口部802,804のような、リ
ーダの表面形状に影響を及ぼす特徴が利用された場合、
かかる特徴は、開口部、例えば802,804を覆うた
めに巻き上げリール104の周囲のリーダ800の最終
巻き付けを可能にする、例えば800などのリーダ上の
位置に配置することが好ましいことに留意する。このよ
うな特徴は、設計上の選択としてリーダ800上のどの
場所にも配置することができるが、巻き取り圧力の結果
としてテープ媒体112に、例えば開口部802と80
4などの特徴の形状のインプリントが施されるのを減少
するためには、上述の位置が好まれる。
【0045】図9は、リーダ900などのリーダ上に含
まれ得るカートリッジ識別情報の別の例を示す。この場
合、カートリッジ識別情報は、リーダ900上に設けら
れる特徴902,904,906の形態である。1例に
おいて、特徴902,904,906は、ドライブ10
0などのドライブにカートリッジ形式を示すため、前記
プロトコルのいずれかにしたがって利用され得る光透過
性特徴であってよい。別の例では、特徴902,90
4,906は、リーダ900上に印刷された白い縞など
の光反射特徴であってもよい。リーダの表面形状に影響
を及ぼさない902,904,906などの特徴は、リ
ーダ900の表面が変更されないままであり、例えば、
巻き取り圧力の下でインプリントを生じる恐れがある凹
部や開口部がないため、媒体112上のインプリントを
最小限に抑えるという利点があることにも留意する。
【0046】図10は、リーダ1000などのリーダ上
に含まれ得るカートリッジ識別情報の別の例を示す。こ
の場合、カートリッジ識別情報は、切欠き、例えば切欠
き1002,1004,1008と、光透過特徴、例え
ば特徴1006との組み合わせである。
【0047】図11は、リーダ1100などのリーダ上
に含まれ得るカートリッジ識別情報の別の例を示す。こ
の場合、カートリッジ識別情報は、リーダ1100に設
けられるパターン1102であってよい。これについ
て、パターン1102は、テープ媒体112に設けら
れ、トラック並列のために利用されるサーボパターンに
類似していてもよい。これについて、パターン1102
は、パターン1102の開口部がリーダ1102を貫通
せずにレーザなどによりリーダ1100の片側にのみ形
成されるような、リーダ1100の片側にのみ設けられ
るパターンであってもよい。この特徴付けによると、好
都合にも、ドライブ100などのテープドライブに対し
てさまざまなカートリッジ形式を識別するための、多数
のパターンを利用することが可能である。この特徴付け
によるさらに別の利点は、パターン1102の特徴が、
典型的にマイクロメートル単位の寸法の特徴であり、リ
ーダ1100を貫通しないため、プリントスルーの問題
が最小限に抑えられる点にある。
【0048】当業者であれば、テープカートリッジリー
ダにさまざまな種類のカートリッジ識別情報を採用す
る、さまざまなさらなる利点が理解される。例えば、新
しいカートリッジ形式が開発された場合、ドライブ10
0などのドライブは、新しいカートリッジを収容するた
めに再設計される必要はない。そうではなく、ドライブ
100が新しいカートリッジ設計を受け入れるようにす
るためには、ドライブ100などのドライブのソフトウ
ェアおよび/またはファームウェアの修正だけが行われ
れば済む。同様に、ソフトウェアおよび/またはファー
ムウェアの単純な再プログラミングが、ドライブがドラ
イブ100と適合しないテープカートリッジを受け取る
ことを防止するために利用される。別の例では、本発明
は、BOT孔と、かかるBOT孔によるインプリントを
最小限に抑えるために必要な読み出し・書き込み位置ま
での付随距離の必要性とを排除することで、媒体112
上の利用可能な場所を増加する。これに関連する利点に
は、かかる孔の排除による媒体112の構造的完全性の
向上と、駆動動作中の破片発生の減少とが含まれる。以
上の利点のすべては、媒体の耐性の向上による、カート
リッジ信頼性の向上をさらに結果として生じることが理
解される。
【0049】上述の要素は、記憶媒体上に記憶される命
令から成ることができる。命令は、プロセッサにより検
索され、実行され得る。命令の幾つかの例はソフトウェ
アと、プログラムコードと、ファームウェアである。記
憶媒体の幾つかの例は、メモリデバイスと、テープと、
ディスクと、集積回路と、サーバである。命令は、プロ
セッサによって実行される場合に、本発明にしたがって
動作するようプロセッサに指示するよう動作する。「プ
ロセッサ」という用語は、1つの処理デバイスか、複数
の相互動作する処理デバイスのグループを指す。処理デ
バイスの例には、集積回路と論理回路がある。当業者で
あれば、命令、コンピュータおよび記憶媒体に精通して
いる。
【0050】動作プロトコルの上記の例に関して、本発
明の原理にしたがって、カートリッジ識別情報の多数の
他の例と、テープカートリッジリーダで情報を使用する
方法とを当業者が認識することは予想されることであ
る。かくして、上記の例は、限定ではなく例証を目的と
して記述したものであることは明白に理解されなければ
ならない。結果として、本発明は、上述の特定の例と図
に限定されず、特許請求の範囲とその均等物によっての
み限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を採用するテープ取扱器具とテー
プカートリッジの1例を示す。
【図2】本発明の原理を採用するテープカートリッジリ
ーダの1例を示す。
【図3】本発明による動作プロトコルの1例を示すフロ
ーチャート。
【図4】本発明の原理を採用するテープカートリッジリ
ーダの別の例を示す。
【図5】本発明による動作プロトコルの1例を示す論理
表の1例。
【図6】本発明の原理を採用するテープカートリッジの
別の例を示す。
【図7】本発明の原理を採用するテープカートリッジの
別の例を示す。
【図8】本発明の原理を採用するテープカートリッジの
別の例を示す。
【図9】本発明の原理を採用するテープカートリッジの
別の例を示す。
【図10】本発明の原理を採用するテープカートリッジ
の別の例を示す。
【図11】本発明の原理を採用するテープカートリッジ
の別の例を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 23/107 G11B 23/107 (72)発明者 ジェームズ ジェイ.クーアー アメリカ合衆国 80020 コロラド州 ブ ルームフィールド グリーンウェイ サー クル ウエスト 267 (72)発明者 マイケル バーレル アメリカ合衆国 80303 コロラド州 ボ ールダー メレジス ウェイ 4940 ナン バー103 Fターム(参考) 5D101 AB11 AC11 CC13 5D105 AB11 AC11 BC23 BC24 BC26 BD04 BD05 BD09

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ取扱器具において、複数の形式から
    シングルリールテープカートリッジの形式を決定する方
    法であって、 テープ取扱器具内でシングルリールテープカートリッジ
    を受け取る工程と、 テープ媒体に接続されたテープカートリッジリーダから
    情報を取得する工程と、 前記情報を使用して、複数の形式からテープカートリッ
    ジの形式を識別する工程とから成る方法。
  2. 【請求項2】テープカートリッジがテープ取扱器具とは
    不適合であることを決定する工程と、 テープ取扱器具からテープカートリッジを取り出す工程
    とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記決定工程が、テープヘッドを過ぎてテ
    ープ媒体を巻き取る前に、テープカートリッジがテープ
    取扱器具と不適合であることを、テープ取扱器具内で決
    定する工程から成る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】テープカートリッジがテープ取扱器具と適
    合することを決定する工程と、 テープカートリッジからテープ取扱器具内の読み出し・
    書き込み位置までテープ媒体を巻き取る工程とを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記形式を識別する工程が、テープカート
    リッジのレイアウトを識別する工程から成る、請求項1
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記形式を識別する工程が、テープ媒体の
    形式を識別する工程から成る、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記取得工程が、テープカートリッジリー
    ダ上の少なくとも1つの特徴を検出する工程から成る、
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記識別工程が、少なくとも1つの検出さ
    れた特徴に基づいて、テープカートリッジの形式を識別
    する工程から成る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記取得工程が、テープカートリッジリー
    ダ上の複数の特徴を検出する工程から成る、請求項7に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】前記識別工程が、検出された複数の特徴
    の数に基づいてテープカートリッジの形式を識別する工
    程から成る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】テープカートリッジリーダ上の第1と第
    2の検出された特徴の間の距離を測定する工程を含み、
    前記識別工程が距離に基づいてテープカートリッジを識
    別する工程から成る、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】テープカートリッジリーダ上の第1と第
    2と第3の特徴の間の少なくとも2つの距離を測定する
    工程を含み、前記識別工程が前記少なくとも2つの距離
    に基づいてテープカートリッジを識別する工程から成
    る、請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記検出工程が、テープカートリッジリ
    ーダ上の少なくとも1つの反射領域を検出する工程から
    成る、請求項7に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記検出工程が、テープカートリーダ上
    の少なくとも1つの光透過領域を検出する工程から成
    る、請求項7に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記検出工程が、テープカートリーダ上
    の少なくとも1つの所定幾何学形状を検出する工程から
    成る、請求項7に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記検出工程が、テープカートリーダの
    少なくとも1つの開口部を検出する工程から成る、請求
    項7に記載の方法。
  17. 【請求項17】シングルリールテープカートリッジリー
    ダであって、 第1端でテープ媒体に接続可能な長尺体と、 テープ取扱器具の巻き上げリーダに着脱式に接続され
    る、第2端に配置されたコネクタと、 テープ取扱器具に対してテープカートリッジ形式を識別
    する情報とから成るリーダ。
  18. 【請求項18】前記テープカートリッジ形式が、テープ
    カートリッジのレイアウトを含む、請求項17に記載の
    リーダ。
  19. 【請求項19】前記テープカートリッジ形式が、テープ
    カートリッジに含まれるテープ媒体の形式を含む、請求
    項17に記載のリーダ。
  20. 【請求項20】テープ媒体上への情報のプリントスルー
    を防止すべく、巻き取り中のリーダによる情報のオーバ
    ーレイを可能にするため、前記情報が所定位置でリーダ
    上に配置される、請求項17に記載のリーダ。
  21. 【請求項21】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の少なくとも1つの特徴から成る、請求項17に記載
    のリーダ。
  22. 【請求項22】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の複数の特徴から成る、請求項17に記載のリーダ。
  23. 【請求項23】前記情報が、少なくとも1つの反射領域
    から成る、請求項17に記載のリーダ。
  24. 【請求項24】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の少なくとも1つの光透過領域から成る、請求項17
    に記載のリーダ。
  25. 【請求項25】前記情報が、少なくとも1つの開口部か
    ら成る、請求項17に記載のリーダ。
  26. 【請求項26】前記少なくとも1つの開口部が所定幾何
    学形状を含む、請求項25に記載のリーダ。
  27. 【請求項27】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の第1と第2の検出された特徴間の距離から成る、請
    求項17に記載のリーダ。
  28. 【請求項28】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の第1と第2と第3の特徴間の少なくとも2つの距離
    から成る、請求項17に記載のリーダ。
  29. 【請求項29】シングルリールテープカートリッジであ
    って、 カートリッジハウジングと、 カートリッジハウジング内に回転可能に装着されたテー
    プリールと、 テープリールの周囲に巻かれた磁気テープ媒体と、 テープ媒体に接続され、テープ取扱器具に対してテープ
    カートリッジ形式を識別するための情報を含むテープカ
    ートリッジリーダと、から成るカートリッジ。
  30. 【請求項30】前記テープカートリッジ形式が、テープ
    カートリッジのレイアウトから成る、請求項29に記載
    のカートリッジ。
  31. 【請求項31】前記テープカートリッジ形式が、テープ
    カートリッジに含まれるテープ媒体の形式から成る、請
    求項29に記載のリーダ。
  32. 【請求項32】巻き取り中のリーダによる情報のオーバ
    ーレイを可能にするため、前記情報が所定位置でリーダ
    上に配置される、請求項29に記載のリーダ。
  33. 【請求項33】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の少なくとも1つの特徴から成る、請求項29に記載
    のリーダ。
  34. 【請求項34】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の複数の特徴から成る、請求項29に記載のリーダ。
  35. 【請求項35】前記情報が、少なくとも1つの反射領域
    から成る、請求項29に記載のリーダ。
  36. 【請求項36】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の少なくとも1つの光透過領域から成る、請求項29
    に記載のリーダ。
  37. 【請求項37】前記情報が、少なくとも1つの開口部か
    ら成る、請求項29に記載のリーダ。
  38. 【請求項38】前記少なくとも1つの開口部が所定幾何
    学形状を含む、請求項37に記載のリーダ。
  39. 【請求項39】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の第1と第2の検出された特徴間の距離から成る、請
    求項29に記載のリーダ。
  40. 【請求項40】前記情報が、テープカートリッジリーダ
    上の第1と第2と第3の特徴間の少なくとも2つの距離
    から成る、請求項29に記載のリーダ。
  41. 【請求項41】不適合によるテープ取扱器具とシングル
    リールテープカートリッジの一方への損傷を防止する方
    法であって、 テープ取扱器具内にテープカートリッジを受け取る工程
    と、 テープ取扱器具にテープカートリッジリーダを接続する
    工程と、 テープ取扱器具内で、テープカートリッジリーダ上の情
    報を検出する工程と、 テープ取扱器具内で、前記情報を用いて、テープカート
    リッジがテープ取扱器具と適合するかどうかを決定する
    工程と、 テープカートリッジが不適合である場合に、テープカー
    トリッジをテープ取扱器具から取り出す工程とから成る
    方法。
  42. 【請求項42】前記取り出し工程が、テープヘッドを過
    ぎて、テープカートリッジ内にテープ媒体を巻き取る前
    に、テープカートリッジを取り出す工程から成る、請求
    項41に記載の方法。
  43. 【請求項43】接続工程の後に、接続されたリーダを巻
    き上げリール上に巻き取る工程を含む、請求項41に記
    載の方法。
  44. 【請求項44】テープカートリッジが適合である場合
    に、テープヘッドに隣接する読み出し・書き込み位置ま
    でテープ媒体を巻き取る工程を含む、請求項41に記載
    の方法。
  45. 【請求項45】データ記憶システムであって、 複数のシングルリールテープカートリッジと、前記複数
    のテープカートリッジのそれぞれは、テープカートリッ
    ジの形式を識別するための情報を有するテープカートリ
    ッジリーダを含むことと、 前記情報を検出し、前記情報を用いて、テープ取扱器具
    に提示されるテープカートリッジの形式を決定するよう
    構成されたテープ取扱器具とから成るシステム。
  46. 【請求項46】前記テープ取扱器具が、テープカートリ
    ッジリーダ上の情報を検出する検出システムを含む、請
    求項45に記載のシステム。
  47. 【請求項47】前記情報が、検出システムによって検出
    可能な、テープカートリッジリーダ上の少なくとも1つ
    の特徴から成る、請求項46に記載のシステム。
  48. 【請求項48】テープ取扱器具であって、 プロセッサと、 検出システムと、 プロセッサ上で実行された場合に、テープカートリッジ
    リーダから情報を取得するよう検出システムに指示し、
    前記情報を用いて複数の形式からテープカートリッジの
    形式を識別するよう動作する、カートリッジ形式識別ソ
    フトウェアと、 カートリッジ形式識別ソフトウェアを記憶するよう動作
    するソフトウェア記憶媒体とから成る器具。
  49. 【請求項49】前記ソフトウェアが、プロセッサ上で実
    行された場合に、テープカートリッジがテープ取扱器具
    と不適合であると決定し、テープ取扱器具にテープカー
    トリッジを取り出させるよう動作する、請求項48に記
    載の器具。
  50. 【請求項50】前記ソフトウェアが、プロセッサ上で実
    行された場合に、テープ取扱器具内でテープヘッドを過
    ぎてテープ媒体を巻き取る前に、テープカートリッジが
    テープ取扱器具と不適合であると決定するよう動作す
    る、請求項49に記載の器具。
  51. 【請求項51】前記ソフトウェアが、プロセッサ上で実
    行された場合に、テープカートリッジがテープ取扱器具
    と適合すると決定し、テープ取扱器具に、テープカート
    リッジからテープ取扱器具のテープヘッドに隣接する読
    み出し・書き込み位置までテープ媒体を巻き取らせるよ
    う動作する、請求項48に記載の器具。
  52. 【請求項52】前記ソフトウェアが、プロセッサ上で実
    行された場合に、テープカートリッジリーダ上の第1と
    第2の特徴の間の距離を測定し、前記距離に基づいてテ
    ープカートリッジを識別するよう動作する、請求項48
    に記載の器具。
  53. 【請求項53】前記ソフトウェアが、プロセッサ上で実
    行された場合に、テープカートリッジリーダ上の第1と
    第2と第3の特徴の間の少なくとも2つの距離を測定
    し、前記少なくとも2つの距離に基づいてテープカート
    リッジを識別するよう動作する、請求項48に記載の器
    具。
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