JP2607305Y2 - テープ識別システム - Google Patents
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- JP2607305Y2 JP2607305Y2 JP2617293U JP2617293U JP2607305Y2 JP 2607305 Y2 JP2607305 Y2 JP 2607305Y2 JP 2617293 U JP2617293 U JP 2617293U JP 2617293 U JP2617293 U JP 2617293U JP 2607305 Y2 JP2607305 Y2 JP 2607305Y2
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- Japan
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/30—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture with provision for auxiliary signals
- G11B23/34—Signal means additional to the main recording track, e.g. photoelectric sensing of sprocket holes for timing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
- G11B15/08—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08714—Auxiliary features
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はデータ記憶テープの識別
システムに関し、特にDAT(ディジタル・オーディオ
・テープ)規格に適合するデータ記憶テープに関する。
システムに関し、特にDAT(ディジタル・オーディオ
・テープ)規格に適合するデータ記憶テープに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】DAT規格は当初はオーデ
ィオ信号の記憶用に作成されたものであったが、後にな
ってとりわけISO/IEC規格0777:1991
Eに規定されたDDS(ディジタル・データ記憶)フォ
ーマットにより、大量のディジタル・データの信頼度が
高い記憶と検索が可能であるように拡張されてきた。
ィオ信号の記憶用に作成されたものであったが、後にな
ってとりわけISO/IEC規格0777:1991
Eに規定されたDDS(ディジタル・データ記憶)フォ
ーマットにより、大量のディジタル・データの信頼度が
高い記憶と検索が可能であるように拡張されてきた。
【0003】DDSの技術上の規格は、とりわけDDS
に許容される最大誤り率に関して、オーディオDATの
規格よりも大幅に厳密であるので、ディジタル・データ
記憶用に特に開発されたテープをDDSテープ駆動装置
に使用することが望ましい。DDS品質のテープは、使
用されている基本的な磁気材料は同一であるにも関わら
ず、主としてテープ上の磁気被覆層を精密に形成する点
に関してDATオーディオテープと異なっている。DA
Tオーディオテープ・カセット(カートリッジとも呼ば
れている)はDDS装置に物理的に挿入され、データを
それに書込み、そこから読出すことができるが、ユーザ
が使用した際に信頼性が相当に低下しまたデータが失な
われることが起こりがちである。
に許容される最大誤り率に関して、オーディオDATの
規格よりも大幅に厳密であるので、ディジタル・データ
記憶用に特に開発されたテープをDDSテープ駆動装置
に使用することが望ましい。DDS品質のテープは、使
用されている基本的な磁気材料は同一であるにも関わら
ず、主としてテープ上の磁気被覆層を精密に形成する点
に関してDATオーディオテープと異なっている。DA
Tオーディオテープ・カセット(カートリッジとも呼ば
れている)はDDS装置に物理的に挿入され、データを
それに書込み、そこから読出すことができるが、ユーザ
が使用した際に信頼性が相当に低下しまたデータが失な
われることが起こりがちである。
【0004】
【目的】本考案は、DDS駆動機構がDDS品質のテー
プではなくDATオーディオテープが挿入されたことを
認識でき、このテープへのデータ記憶を自動的に抑止す
ることができるようにすることを目的とする。
プではなくDATオーディオテープが挿入されたことを
認識でき、このテープへのデータ記憶を自動的に抑止す
ることができるようにすることを目的とする。
【0005】
【概要】本考案の一側面によれば、テープ駆動装置とデ
ータ記憶テープを設けた、データ記憶テープの識別シス
テムが提供される。ここにおいて、テープは、テープの
データ記憶部分とは異なる物理的特性(例えば光透過
性)を有する末端部分と、末端部分の前記物理特性か
ら、またこの特性への変化を起すように構成された末端
部分のセクション(例えば単数又は複数の不透明ストラ
イプ)を有している。また、テープ駆動装置は、駆動装
置に装填されたテープ上のデータの記憶を選択的に抑止
するための手段と、テープの端末部分とテープのデータ
記憶部分との接合部を検出する手段と、前記接合部より
前にある末端部分の前記物理特性からのまたこの特性へ
の変化を検出する手段と、前記変化が前記接合部より前
で検出されたか否かに応じて前記記憶抑止手段の動作を
制御する手段を備えている。
ータ記憶テープを設けた、データ記憶テープの識別シス
テムが提供される。ここにおいて、テープは、テープの
データ記憶部分とは異なる物理的特性(例えば光透過
性)を有する末端部分と、末端部分の前記物理特性か
ら、またこの特性への変化を起すように構成された末端
部分のセクション(例えば単数又は複数の不透明ストラ
イプ)を有している。また、テープ駆動装置は、駆動装
置に装填されたテープ上のデータの記憶を選択的に抑止
するための手段と、テープの端末部分とテープのデータ
記憶部分との接合部を検出する手段と、前記接合部より
前にある末端部分の前記物理特性からのまたこの特性へ
の変化を検出する手段と、前記変化が前記接合部より前
で検出されたか否かに応じて前記記憶抑止手段の動作を
制御する手段を備えている。
【0006】本考案の別の側面によれば、テープ駆動装
置とデータ記憶テープを設けた、データ記憶テープを識
別するシステムが提供される。ここにおいて、テープ
は、不透明なデータ記憶部分と、透明なリード部分と、
前記の2つの部分を接続する透明なスプライシング・テ
ープと、前記スプライス上に形成され、前記データ記憶
部分とリーダ部分とが接合する部位から間隔を隔てた少
なくとも1つの不透明なストライプを有している。ま
た、テープ駆動装置は、駆動装置に装填されたテープへ
のデータの記憶を選択的に抑止する手段と、テープの一
部を照射し、前記照射された部分が透明から不透明に、
あるいはその逆に変化すると出力信号を変化させる光学
手段と、テープの始端で前記出力信号を監視し、前記出
力信号に複数の変化が生じたか否かに応じて前記記憶抑
止手段の動作を制御するための手段を有している。
置とデータ記憶テープを設けた、データ記憶テープを識
別するシステムが提供される。ここにおいて、テープ
は、不透明なデータ記憶部分と、透明なリード部分と、
前記の2つの部分を接続する透明なスプライシング・テ
ープと、前記スプライス上に形成され、前記データ記憶
部分とリーダ部分とが接合する部位から間隔を隔てた少
なくとも1つの不透明なストライプを有している。ま
た、テープ駆動装置は、駆動装置に装填されたテープへ
のデータの記憶を選択的に抑止する手段と、テープの一
部を照射し、前記照射された部分が透明から不透明に、
あるいはその逆に変化すると出力信号を変化させる光学
手段と、テープの始端で前記出力信号を監視し、前記出
力信号に複数の変化が生じたか否かに応じて前記記憶抑
止手段の動作を制御するための手段を有している。
【0007】このようなシステムを用いることにより、
テープ駆動装置が特にデータ記憶用に考えられたテープ
だけにデータを記録しようとすることが確実に保証され
る。(テープのデータ記憶部が始まる前には不透明スト
ライプや物理特性のその他の変化がない)DATオーデ
ィオテープでも、テープの種類を区別しない別の駆動装
置でデータが以前に記録された場合にはデータを読出す
ことができる。しかし、駆動装置はそのテープに記憶し
ようとはせず、ユーザによって書込み禁止されたかのよ
うに処理することによって、過度な誤り率の危険を回避
する。
テープ駆動装置が特にデータ記憶用に考えられたテープ
だけにデータを記録しようとすることが確実に保証され
る。(テープのデータ記憶部が始まる前には不透明スト
ライプや物理特性のその他の変化がない)DATオーデ
ィオテープでも、テープの種類を区別しない別の駆動装
置でデータが以前に記録された場合にはデータを読出す
ことができる。しかし、駆動装置はそのテープに記憶し
ようとはせず、ユーザによって書込み禁止されたかのよ
うに処理することによって、過度な誤り率の危険を回避
する。
【0008】
【実施例】図1を参照すると、DDSDX V・カセッ
ト、すなわちカートリッジ10は長い磁気記録テープ1
6を巻き付けた2個のリール14を受容するケーシン
グ、すなわちシェル12を備えている。テープは一方の
リール14からテープ・ガイド(図示せず)の回りを経
て、シェル12のエッジに沿って別のリール14へ延び
ている。カートリッジ10は参照符号18で概略的に示
したDDSテープ駆動装置へ挿入されるように設計され
ている。点線で示すように、リール14は駆動装置内の
駆動スピンドル20と係合する。カートリッジ10と駆
動装置18の設計及び相互作用の詳細は当業者には公知
であり、ここでは繰り返して説明しない。
ト、すなわちカートリッジ10は長い磁気記録テープ1
6を巻き付けた2個のリール14を受容するケーシン
グ、すなわちシェル12を備えている。テープは一方の
リール14からテープ・ガイド(図示せず)の回りを経
て、シェル12のエッジに沿って別のリール14へ延び
ている。カートリッジ10は参照符号18で概略的に示
したDDSテープ駆動装置へ挿入されるように設計され
ている。点線で示すように、リール14は駆動装置内の
駆動スピンドル20と係合する。カートリッジ10と駆
動装置18の設計及び相互作用の詳細は当業者には公知
であり、ここでは繰り返して説明しない。
【0009】駆動装置18はテープ巻付け機構(図示せ
ず)によってテープが周囲に巻付けられる回転電子磁気
読出し/書込みヘッド・ドラム22を通過してテープを
移動して、テープへまたテープからデータを書込みまた
読出せるようにするためのキャプスタン(図示せず)を
備えている。テープへの書込み中、スイッチ26を含む
回路を経て増幅器24によってヘッド・ドラム22中の
コイルに電流が供給される。
ず)によってテープが周囲に巻付けられる回転電子磁気
読出し/書込みヘッド・ドラム22を通過してテープを
移動して、テープへまたテープからデータを書込みまた
読出せるようにするためのキャプスタン(図示せず)を
備えている。テープへの書込み中、スイッチ26を含む
回路を経て増幅器24によってヘッド・ドラム22中の
コイルに電流が供給される。
【0010】シェル12はテープ駆動装置18にテープ
16の性質に関する情報を提供するための一連の穴を一
方の縁に沿って有している。更に、参照符号28で示し
たこれらの穴の1つはテープが書込み禁止されているか
どうか(すなわちテープに既に記録されているデータへ
の重ね書きを防止するためにテープへの書込みが抑止さ
れているか否か)を示すために、テープのユーザの選択
で開閉することができる。テープ駆動装置18上のセン
サ30はこの穴の状態を検知し、これが開いており、テ
ープが書込み禁止されていることが示された場合は、セ
ンサ30はスイッチ26を開放して増幅器24からヘッ
ド・ドラム22への書込み電流の流れを阻止する。
16の性質に関する情報を提供するための一連の穴を一
方の縁に沿って有している。更に、参照符号28で示し
たこれらの穴の1つはテープが書込み禁止されているか
どうか(すなわちテープに既に記録されているデータへ
の重ね書きを防止するためにテープへの書込みが抑止さ
れているか否か)を示すために、テープのユーザの選択
で開閉することができる。テープ駆動装置18上のセン
サ30はこの穴の状態を検知し、これが開いており、テ
ープが書込み禁止されていることが示された場合は、セ
ンサ30はスイッチ26を開放して増幅器24からヘッ
ド・ドラム22への書込み電流の流れを阻止する。
【0011】テープ駆動機構18は更にランプ34とフ
ォトセル36を設けた光学式テープ終端センサ32を有
している。ランプ34はシェル12のうちのテープ経路
が通っている一端の近傍に光線を投射する。シェル12
のこの一端のテープ経路内にはプリズム38が設けら
れ、ランプ34からプリズム38に到達した光線がフォ
トセル36の方向に戻るようにされている。フォトセル
36により検出される波長の放射に対しては本来不透明
であるテープ16はこの放射を透過する末端部分、すな
わちリーダを有している。従って、フォトセル36から
の出力信号が変化して透明なリーダ部分から不透明テー
プへの変化を示すまでテープを移動することによって駆
動装置はテープのデータ記憶部分の始まりを位置決めす
ることができる(放射光線はランプ34からリーダを経
てプリズム38へ進行し、リーダを通ってフォトセル3
6へ戻る)。フォトセルの出力の監視は検出器40によ
って行われる。この検出器40はテープ駆動装置18の
動作を統制する別のプログラム・ルーチンと共にマイク
ロプロセッサ・プログラム・ルーチンの形式でうまく実
現することができる。このようなプログラム・ルーチン
は、例えばフォトセル36からの出力信号のレベルを規
則的な間隔でサンプリングするように構成することがで
きる。検出器40はセンサ30と並列の書込み禁止スイ
ッチ26の状態を制御することができる。(すなわち、
センサ30または検出器40の何れかによって要求され
るとスイッチ26は開放される。)
ォトセル36を設けた光学式テープ終端センサ32を有
している。ランプ34はシェル12のうちのテープ経路
が通っている一端の近傍に光線を投射する。シェル12
のこの一端のテープ経路内にはプリズム38が設けら
れ、ランプ34からプリズム38に到達した光線がフォ
トセル36の方向に戻るようにされている。フォトセル
36により検出される波長の放射に対しては本来不透明
であるテープ16はこの放射を透過する末端部分、すな
わちリーダを有している。従って、フォトセル36から
の出力信号が変化して透明なリーダ部分から不透明テー
プへの変化を示すまでテープを移動することによって駆
動装置はテープのデータ記憶部分の始まりを位置決めす
ることができる(放射光線はランプ34からリーダを経
てプリズム38へ進行し、リーダを通ってフォトセル3
6へ戻る)。フォトセルの出力の監視は検出器40によ
って行われる。この検出器40はテープ駆動装置18の
動作を統制する別のプログラム・ルーチンと共にマイク
ロプロセッサ・プログラム・ルーチンの形式でうまく実
現することができる。このようなプログラム・ルーチン
は、例えばフォトセル36からの出力信号のレベルを規
則的な間隔でサンプリングするように構成することがで
きる。検出器40はセンサ30と並列の書込み禁止スイ
ッチ26の状態を制御することができる。(すなわち、
センサ30または検出器40の何れかによって要求され
るとスイッチ26は開放される。)
【0012】図2を参照すると、DDSカセットテープ
16には参照符号42で示した透明なテープ・リーダが
備えられている。これはフォトセル36によって検出さ
れる放射に対して透過性の接着スプライス46によって
磁気記録テープ44に接着されている。本考案によれ
ば、スプライス46は透明なリーダ42上に位置し、磁
気記録テープ44とリーダ42の接合部から間隔を隔て
てある単数又は複数の不透明部分、すなわちストライプ
48を有している。
16には参照符号42で示した透明なテープ・リーダが
備えられている。これはフォトセル36によって検出さ
れる放射に対して透過性の接着スプライス46によって
磁気記録テープ44に接着されている。本考案によれ
ば、スプライス46は透明なリーダ42上に位置し、磁
気記録テープ44とリーダ42の接合部から間隔を隔て
てある単数又は複数の不透明部分、すなわちストライプ
48を有している。
【0013】動作にあたっては、カートリッジ10が駆
動装置18に装填されると、テープ16はヘッド・ドラ
ム22の周囲に巻付けられ、キャプスタンがテープの移
動を開始し、同時にフォトセル36の出力が検出器40
によって監視される。最初は検出器40はフォトセル3
6からの静的信号を受ける。しかし、スプライス46の
不透明なストライプ48がランプ34からの光線経路を
通過すると、検出器40はフォトセル36からの出力信
号の最初の変化を受け、その後不透明なストライプが光
線経路から出ると第2の変化が続き、その後、磁気記録
テープ44自体が光線経路内に移動すると第3の変化を
受ける。検出器40は磁気記録テープ44の始端の位置
決めが成される前にフォトセル36からの出力が更に変
化するかもしれないので所定期間だけ待機するように構
成されている。
動装置18に装填されると、テープ16はヘッド・ドラ
ム22の周囲に巻付けられ、キャプスタンがテープの移
動を開始し、同時にフォトセル36の出力が検出器40
によって監視される。最初は検出器40はフォトセル3
6からの静的信号を受ける。しかし、スプライス46の
不透明なストライプ48がランプ34からの光線経路を
通過すると、検出器40はフォトセル36からの出力信
号の最初の変化を受け、その後不透明なストライプが光
線経路から出ると第2の変化が続き、その後、磁気記録
テープ44自体が光線経路内に移動すると第3の変化を
受ける。検出器40は磁気記録テープ44の始端の位置
決めが成される前にフォトセル36からの出力が更に変
化するかもしれないので所定期間だけ待機するように構
成されている。
【0014】検出器40がフォトセル36からの出力信
号が前述のように前後にトグルすることを検知すると、
検出器40はスイッチ26の状態を変更することはな
い。従って、ユーザが穴28を開放することによってテ
ープを書込み禁止にしない限り、テープ44へのデータ
の書込みは可能である。しかし、検出器40が前記のト
グルを検出しない場合(すなわち、第1のこのような変
化の後の所定期間中にフォトセルの出力信号が更に変化
したことが検出されない場合)は、検出器40はスイッ
チ26を開放して、書込み禁止穴28の状態に関わりな
く、テープ44へのデータの書込みは抑止される。フォ
トセルの出力信号のトグルがない場合は、テープがDD
S品質のテープではないものと見なされる。検出器40
がテープの種類を識別する段階の手順は図3のフローチ
ャートに要約してある。
号が前述のように前後にトグルすることを検知すると、
検出器40はスイッチ26の状態を変更することはな
い。従って、ユーザが穴28を開放することによってテ
ープを書込み禁止にしない限り、テープ44へのデータ
の書込みは可能である。しかし、検出器40が前記のト
グルを検出しない場合(すなわち、第1のこのような変
化の後の所定期間中にフォトセルの出力信号が更に変化
したことが検出されない場合)は、検出器40はスイッ
チ26を開放して、書込み禁止穴28の状態に関わりな
く、テープ44へのデータの書込みは抑止される。フォ
トセルの出力信号のトグルがない場合は、テープがDD
S品質のテープではないものと見なされる。検出器40
がテープの種類を識別する段階の手順は図3のフローチ
ャートに要約してある。
【0015】図3のフローチャートの各ブロックは以下
のような動作等を行なう。 301:フラグを「偽」にセットし、テープ走行を開始
する。 302:フォトセル出力が変化したか? 303:タイミング期間を開始する。 304:タイミング期間が終了したか? 305:フォトセル出力が変化したか? 306:フラグを「真」にセットする。 307:フラグは「真」か? 308:スイッチ26を開く。
のような動作等を行なう。 301:フラグを「偽」にセットし、テープ走行を開始
する。 302:フォトセル出力が変化したか? 303:タイミング期間を開始する。 304:タイミング期間が終了したか? 305:フォトセル出力が変化したか? 306:フラグを「真」にセットする。 307:フラグは「真」か? 308:スイッチ26を開く。
【0016】
【効果】以上詳細に説明したように、本考案によれば品
質の保証されていないテープに誤って記録を行なうこと
が防止できるので、記録の信頼性向上に大いに有効であ
る。
質の保証されていないテープに誤って記録を行なうこと
が防止できるので、記録の信頼性向上に大いに有効であ
る。
【図1】DDSカートリッジとDDS駆動装置を概念的
に示す図。
に示す図。
【図2】カートリッジ中のテープの始端付近を説明する
図。
図。
【図3】駆動装置にロードされたテープを識別すること
についてのステップを示すフローチャート。
についてのステップを示すフローチャート。
10:カートリッジ 12:シェル 14:リール 16:テープ 18:テープ駆動装置 20:駆動スピンドル 22:ヘッド・ドラム 24:増幅器 26:スイッチ 28:穴 30:センサ 32:センサ 34:ランプ 36:フォトセル 38:プリズム 40:検出器 42:リーダ 44:磁気記録テープ 46:スプライス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−241742(JP,A) 特開 平4−328349(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】テープ駆動装置を設け、ディジタル・デー
タ記憶テープを識別するためのテープ識別システムにお
いて、 前記テープは、 データ記憶部と、 前記データ記憶部とは異なる物理的特性を有する末端部
と、 前記末端部上に設けられた前記末端部の物理的特性から
それとは異なる特性へまた前記物理的特性とは異なる特
性から前記物理的特性への変化を与えるように構成され
た区域を有し、 前記テープ駆動装置は、データの書込みを 選択的に抑止する書込み電流抑止手段
と、 前記テープの前記データ記憶部と前記末端部との接続部
を検出する第1の検出手段と、 前記末端部の物理的特性からそれとは異なる特性へまた
前記末端部の物理的特性とは異なる物理的特性から前記
末端部の物理的特性への変化を前記接続部よりも以前に
おいて検出する第2の検出手段と、 前記変化が前記接続部よりも以前に検出されたか否かに
基いて前記書込み電流抑止手段の動作を制御する手段を
有することを特徴とするテープ識別システム。 - 【請求項2】テープ駆動装置を設け、ディジタル・デー
タ記憶テープを識別するためのテープ識別システムにお
いて、 前記テープは、 不透明なデータ記憶部と、 透明なリーダ部と、 前記データ記憶部と前記リーダ部を接続するための透明
なスプライシング・テープと、 前記スプライシング・テープ上であって前記データ記憶
部と前記リーダ部の境界から離間して設けられた少なく
とも1つの不透明なストライプを有し、 前記駆動装置はデータの書込みを選択的に抑止する書込
み電流抑止手段と、 前記テープの一部に対して光を照射して前記光を照射さ
れている部分が透明から不透明へあるいはその逆に変化
したときにその出力に変化を起す光学手段と、 前記テープの先頭部分における前記光学手段の出力を監
視して、前記出力に複数回の変化が起ったか否かに基い
て前記書込み電流抑止手段の動作を制御する手段を有す
ることを特徴とするテープ識別システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9208663.6 | 1992-04-22 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619131U JPH0619131U (ja) | 1994-03-11 |
JP2607305Y2 true JP2607305Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=10714347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2617293U Expired - Lifetime JP2607305Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1993-04-21 | テープ識別システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607305Y2 (ja) |
DE (1) | DE9305721U1 (ja) |
GB (1) | GB2266402B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6918554B2 (en) * | 2002-03-14 | 2005-07-19 | Quantum Corporation | Tape cartridge format identification in a single reel tape handling device |
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Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
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DE4029469A1 (de) * | 1990-09-17 | 1992-03-19 | Gigatape Systeme Fuer Datensic | Magnetband |
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-
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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GB2266402A (en) | 1993-10-27 |
GB9208663D0 (en) | 1992-06-10 |
DE9305721U1 (de) | 1993-07-08 |
JPH0619131U (ja) | 1994-03-11 |
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