JP2864645B2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2864645B2 JP2070530A JP7053090A JP2864645B2 JP 2864645 B2 JP2864645 B2 JP 2864645B2 JP 2070530 A JP2070530 A JP 2070530A JP 7053090 A JP7053090 A JP 7053090A JP 2864645 B2 JP2864645 B2 JP 2864645B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第4図及び第5図) D発明が解決しようとする課題(第4図及び第5図) E課題を解決するための手段(第1図及び第2図) F作用(第1図及び第2図) G実施例(第1図〜第3図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はテープレコーダに関し、例えばテープエンド
を検出する際に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、テープ状記録媒体に検出光を照射した際の
透過光量によつて記録媒体の一部に設けられた光透過率
の高いリーダテープ部を検出するテープレコーダにおい
て、記録媒体を装填しない状態において検出した検出光
の光量に基づいて、記録媒体のリーダテープ部を判別す
る際の透過光量の判別基準値を設定することにより、確
実にリーダテープ部を検出することができる。
C従来の技術 従来例えばDAT(digital audio tape recorder)等の
テープレコーダにおいては、装填されたテープカセツト
の磁気テープが終了位置(以下これをテープエンドと呼
ぶ)に達していることを検出するようになされたものが
ある。
すなわち第4図に示すように、テープレコーダ1はテ
ープレコーダ本体3に装填されたテープカセツト4のリ
ール5A及び5Bに巻装された磁気テープ6をガイドポール
8A、8B、8C及び8Dによつて回転ドラム9に巻き付けると
共に矢印a又はb方向に走行させることにより、回転ド
ラム9に設けられた記録又は再生ヘツドによつて当該磁
気テープ6上に記録信号を記録又は再生するようになさ
れている。
テープレコーダ本体3には装填されたテープカセツト
4に対して検出光LA1Aを照射するようになされた発光部
11Aと当該検出光LA1Aによる反射光LA2Aを検出する受光
部12Aとを有するテープエンド検出部14Aが設けられてお
り、テープカセツト4には当該テープカセツト4が装填
された際に発光部11Aに対向すると共に磁気テープ6を
介して受光部12Aに対向する位置にプリズム16Aが設けら
れている。
従つて発光部11Aによつて照射された検出光LA1Aがプ
リズム16Aに入射されると共に、当該プリズム16Aにおい
てこれを反射させることによつて得られる反射光LA2Aが
磁気テープ6を介して受光部12Aに入射するようになさ
れている。
ここで磁気テープ6においては記録信号を記録する記
録部を形成した磁性体部とリール5A(及び5B)に接合さ
れる部分に所定長さ分だけそれぞれ挿入されたリーダテ
ープ部とによつて形成されている。
磁性体部は低い光透過率(透過率5%以下)でなり、
当該磁性体部が反射光LA2Aの光路を横切つて走行してい
る間においては、反射光LA2Aが遮られることによつて受
光部12Aは反射光LA2Aを検出し得ない状態となる。
これに対してリーダテープ部は、光透過率の高いテー
プ材(透過率60%以上)でなり、磁気テープ6が矢印a
で示す方向に走行してテープエンド位置まで達すると、
このときリーダテープ部が反射光LA2Aの光路を横切る状
態となる。
従つてこのとき反射光LA2Aはリーダテープ部を透過し
て受光部12Aに入射される。
かくしてこのとき受光部12Aにおいては反射光LA2Aを
検出することにより、テープレコーダ1は磁気テープ6
を巻き戻すリバース動作を実行したり、又は磁気テープ
6を停止させてテープエンド状態をテープレコーダ本体
3上において表示してユーザにこれを知らせる等の動作
を実行するようになされている。
ここでテープエンド検出部14Aは第5図に示すよう
に、電源ラインVCCにトランジスタQ1及び抵抗R1を介し
て発光ダイオードD1が接続されて発光部11Aが構成され
ており、トランジスタQ1のベース入力端に抵抗R2を介し
て所定レベルの入力信号SINが入力された際に当該トラ
ンジスタQ1がオン動作して発光ダイオードD1から検出光
LA1Aが照射されるようになされている。
これに対して受光部12Aにおいては、電源ラインVCC
フオトトランジスタQ2が接続され、当該フオトトランジ
スタQ2の出力が抵抗R3の一端を介して比較回路18の第1
の入力端に入力されるようになされている。
また比較回路18の第2の入力端は基準電源VTHによつ
て所定の基準電圧レベルに保持されている。
従つてフオトトランジスタQ2は、プリズム16Aによつ
て反射された反射光LA2Aを入射することによつてオン動
作し、入射光(LA2A)の光量に応じて信号レベルが変化
する光検出信号SVOを比較回路18の第1の入力端に送出
する。
比較回路18は光検出信号SVOの信号レベルを基準電源V
THの基準電圧レベルと比較し、当該光検出信号SVOの信
号レベルが基準電圧レベルよりも高いレベルのとき、比
較出力信号SDET1を制御回路(図示せず)に送出する。
ここで基準電源VTHの基準電圧レベルは、磁気テープ
6がエンド位置にはなく磁気テープ6の磁性体部が反射
光LA2Aの光路を遮つている場合において出力される微弱
な光検出信号SVOよりも大きな値であり、かつ磁気テー
プ6が矢印a方向に走行してテープエンド位置まで達し
てリーダテープ部が反射光LA2Aの光路を横切つた際に検
出される高レベルの光検出信号SVOよりも小さな値に設
定されている。
従つて比較回路18は光検出信号SVOが当該基準電圧レ
ベルを越えた場合に比較出力信号SDET1を制御回路に送
出することにより、このとき制御回路は矢印aで示す方
向に走行している磁気テープ6がテープエンド位置に達
したと判断して、磁気テープ6の巻き戻し動作又はテー
プエンド表示動作等を実行するようになされている。
またこれに対して、磁気テープ6が矢印bで示す方向
に巻き戻し走行をしている際に磁気テープ6の先頭位置
(これを走行方向bに対するテープエンド位置と呼ぶ)
を検出するようになされた第2のテープエンド検出部14
B及びプリズム16Bが第1のテープエンド検出部14A及び
プリズム16Aと同様の構成によつてリール5Bのテープ送
出位置側に設けられている。
かくして磁気テープ6が矢印aで示す方向に走行して
いる場合には、第1のテープエンド検出部14Aによつて
磁気テープ6のテープエンドが検出されると共に、磁気
テープ6が矢印bで示す方向に走行している場合には、
第2のテープエンド検出部14Bによつて磁気テープ6の
b方向に対するテープエンドが検出されるようになされ
ている。
D発明が解決しようとする課題 ここでプリズム16A(16B)を用いてテープエンドを検
出する場合、磁気テープ6の磁性体部の光透過率を5
%、リーダテープ部の光透過率を60%、プリズムの光透
過率を50%とすると、磁性体部の光透過率に対するリー
ダテープ部の光透過率の倍率Dは次式 によつて6倍となる。
ところが発光部11A(又は11B)及び受光部12A(又は1
2B)の取り付け誤差、又はテープエンド検出部14A(又
は14B)及びプリズム16A(又は16B)の取り付け誤差に
よつて反射光LA2A(又はLA2B)が受光部12A(又は12B)
に入射される光量が低下したり、発光ダイオードD1及び
フオトトランジスタQ2の温度特性によつて光検出信号S
VOの信号レベルが変動する等により、テープエンド状態
となつても光検出信号SVOが基準電源VTHの基準電圧レベ
ルを越えない場合があり、この場合発光部11A(又は11
B)及び発光部12A(又は12B)に応じて基準電源VTHの電
圧レベルを調整する等の感度調整をしなければならず煩
雑な手間を避け得ない問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、感度調
整等の煩雑な手間を回避して確実にテープエンドを検出
し得るテープレコーダを提案しようとするものである。
E課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、検出光
LA21A、LA21Bを照射する発光部23A、23Bと当該検出光LA
21A、LA21Bを受光する受光部24A、24Bとを有し、所定の
光透過率でなく記録部及び当該記録部の光透過率に対し
て高い光透過率でなるリーダテープ部によつて形成され
たテープ状の記録媒体6を検出光LA21A、LA21Bの光路を
横切るようにして装填し、走行させ、受光部24A、24Bに
おいて受光される検出光LA21A、LA21Bの光量を検出する
ことによつてリーダテープ部を判別するテープレコーダ
20において、記録媒体6を装填しない状態において受光
部24A、24Bに受光される検出光LA21A、LA21Bの光量を予
め検出し、検出された光量SVOに基づいて、リーダテー
プ部を判別する際の判別基準光量SMEMを設定し、記録媒
体6が装填された際に記録媒体6を透過して受光部24
A、24Bにおいて得られる検出光LA21A、LA21Bの透過光量
を判別基準光量SMEMを越えた際に検出光LA21A、LA21Bの
記録媒体6上における照射部分がリーダテープ部である
ことを判別するようにする。
F作用 記録媒体6を装填しない状態において検出光LA21A(L
A21B)の光量を検出し、当該光量に基づいて記録媒体6
のリーダテープ部を判別する際の判別基準光量値を設定
することにより、各テープレコーダにおける検出光LA21
A(LA21B)の光量誤差によるリーダテープ部の判別感度
誤差を抑制して、リーダテープ部を確実に判別すること
ができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第4図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、テープレコーダ20はテープレコーダ本体21に発
光部23A及び受光部23Aでなる第1のテープエンド検出部
25Aと、発光部23B及び受光部24Bでなる第2のテープエ
ンド検出部25Bとが設けられている。
第1のテープエンド検出部25Aはテープカセツト4を
テープレコーダ本体21に装填した状態において、発光部
23Aから照射された検出光LA21Aをテープカセツト筐体4A
に設けられた光透過孔(図示せず)及び磁気テープ6を
介して受光部24Aにおいて受光するようになされている
と共に、テープカセツト4をテープレコーダ本体21に装
填しない状態において発光部23Aから照射された検出光L
A21Aを受光部24Aにおいて直接受光するようになされて
いる。
すなわち第5図との対応部分に同一符号を付して示す
第2図に示すようにテープエンド検出部25Aは、発光部2
3Aにおいて発光ダイオードD1が所定レベルの入力信号S
INに基づいて電源ラインVCCから電源出力が供給される
ことによつて検出光LA21Aを照射する。
これに対して受光部24Aにおいては、フオトトランジ
スタQ2において受光された検出光LA21Aの光量に応じて
信号レベルが変化する光検出信号SVOがアナログ/デイ
ジタル変換回路26に送出される。
アナログ/デイジタル変換回路26は光検出信号SVO
デイジタル変換してなるデイジタル信号SDEGをRAM(ran
dom access memory)構成の記憶回路27に送出すると共
に、比較回路28に送出する。
記憶回路27は制御回路29から記憶指令信号SCOMが入力
されるとアナログ/デイジタル変換回路26から送出され
るデイジタル信号SDEGを一時記憶する。
これに対して比較回路28はアナログ/デイジタル変換
回路26から送出されるデイジタル信号SDEGの値と、記憶
回路27から送出される記憶信号SMEMに基づいて算出され
た判別基準値とを比較し、判別基準値よりもデイジタル
信号SDEGの値の方が大きい場合に比較出力信号SDET2
制御回路29に送出する。
制御回路29は比較出力信号SDET2が入力されると装填
されたテープカセツト4において矢印aで示す方向に走
行している磁気テープ6がテープエンド状態にあると判
断してテープレコーダ本体21に対して当該磁気テープ6
を巻き戻す動作を指示したり、又は磁気テープ6の走行
を停止させると共にテープエンド表示を指示する等の処
理を実行するようになされている。
またこれに対して第2のテープエンド検出部25Bは、
第1のテープエンド検出部25Aと同様の構成でなり、矢
印bで示す方向に巻き戻し走行している磁気テープ6の
テープ終了(テープエンド)を検出し得るようになされ
ている。
以上の構成において、テープレコーダ20はテープカセ
ツト4がテープレコーダ本体21に装填される前処理とし
て、発光部23A及び23Bから照射される検出光LA21A及びL
A21Bを受光部24A及び24Bにおいて受光することにより、
磁気テープ6を介さずに受光される検出光LA21A及びLA2
1Bの光量を検出するようになされている。
すなわちテープカセツト4の装填が予測される状態と
して例えばテープレコーダ本体21のテープカセツト収納
部に設けられた蓋(図示せず)が開けられた際に、テー
プエンド検出部25Aは入力信号SINを発生させて発光ダイ
オードD1を発光させることにより、フオトトランジスタ
Q2においてテープカセツト4が装填されない状態(すな
わち磁気テープ6を介さずに検出光LA21Aを受光する状
態)においての検出光LA21Aの光量を検出する。
このとき制御回路29は記憶指令信号SCOMを記憶回路27
に送出することにより、フオトトランジスタQ2において
検出された光量に基づく光検出信号SVOがデイジタル信
号SDEGに変換されて記憶回路27に記憶される。
従つてテープカセツト4が装填される前処理として、
第1のテープエンド検出部25Aにおいて記憶回路27に検
出光LA21Aの光量が記憶される。
このようにしてテープカセツト4を装填しない状態で
検出される検出光LA21Aの光量は、当該検出光LA21Aの光
路に遮蔽物がないことにより、テープエンド検出部25A
において検出される光量の最大値VREFとなる。
またこれに対して第2のテープエンド検出部25Bにお
いても同様の前処理を行うことにより、検出光LA21Bの
最大光量を記憶する。
ここでテープカセット4が装填されて磁気テープ6を
矢印aで示す方向に走行させると、第1のテープエンド
検出部25Aが検出動作を実行開始する。
すなわち発光部23Aから検出光LA21Aが照射され、当該
検出光LA21Aは磁気テープ6を介して受光部24Aに受光さ
れる。
ここで検出光LA21Aの光路を磁気テープ6が横切つて
走行することにより、この分検出光LA21Aの光量が減少
し、当該減少量は磁気テープ6の磁性体部及びリーダテ
ープ部によつて変化する。
すなわち磁気テープ6においてリーダテープ部の光透
過率は60%以上であることにより、当該リーダテープ部
が検出光LA21Aの光路を横切つている場合に検出される
光検出信号SVOの信号レベルVO1は予め記憶回路27に記憶
されている最大値VREFに対して次式 VO1≧0.6×VREF ……(2) の関係式で表される。
また磁気テープ6において磁性体部の光透過率は5%
以下であることにより、当該磁性体部が検出光LA21Aの
光路を横切つている場合に検出される光検出信号SVO
信号レベルVO2は予め記憶回路27に記憶されている最大
値VREFに対して次式 VO2≦0.05×VREF ……(3) の関係式で表される。
ここで最大値VREFは、テープカセツト4を装填しない
状態での実測値であることにより、発光部23A及び受光
部24Aの取り付け位置誤差と、発光ダイオードD1及びフ
オトトランジスタQ2の特性誤差及び経年変化特性を含む
値となる。
従つて当該最大値VREFに他の誤差要素である発光ダイ
オードD1及びフオトトランジスタQ2等でなる回路素子の
時間と共に変化する温度特性等を含む係数Aを考慮して
得られる判別基準値VCORは次式 VCOR=0.6×A×VREF ……(4) によつて表され、比較回路28においては記憶回路27から
記憶信号SMEMによつて入力される最大値VREFに基づいて
判別基準値VCORが算出され、デイジタル信号SDEGによつ
て入力される光検出信号SVOの信号レベルVOが当該判別
基準値VCORに対して次式 VO≧VCOR ……(5) で表される状態となつたとき、比較回路28は矢印a方向
に走行する磁気テープ6のリーダテープ部が検出光LA21
Aの光路を横切つたと判断し、比較出力信号SDET2を制御
回路29に送出する。
制御回路29は比較出力信号SDET2が入力されると、矢
印a(第1図)に示す方向に走行している磁気テープ6
がテープエンド状態になつたと判断する。
このようにしてテープカセツト4が装填されていない
状態の検出光LA21Aの光量に基づいて判別基準値VCOR
設定するようにしたことにより、当該判別基準値VCOR
各テープレコーダの特性によつて時々個別に設定するこ
とができ、これにより発光部23A及び受光部24Aの取り付
け位置の誤差、発光ダイオードD1及びフオトトランジス
タQ2の特性誤差等による検出感度の差異ならびに変動を
生じさせないようにし得る。
因に時間と共に変化する温度特性を考慮してなる係数
Aを0.5とすると磁性体部を介して得られる検出光LA21A
の光量に対するリーダテープ部を介して得られる光量の
倍率Fは次式 によつて6倍となり、当該倍率値Fは、素子の温度特性
といつた、光量を変動させる要素として小さなものだけ
による変動分をカバーすれば良い。
従つて実用上十分な検出感度でテープエンドを検出す
ることができる。
以上は第1のテープエンド検出部25Aについて述べた
ものであるが、磁気テープ6が矢印bで示す方向に走行
する場合には第2のテープエンド検出部25Bにおいて同
様にしてリーダテープ部を検出し得るようになされてお
り、これにより矢印bで示す方向に巻き戻し走行してい
る磁気テープ6が走行方向bに対するテープエンド状態
になつた際に制御回路29においてこれを検出し得るよう
になされている。
以上の構成によれば、テープカセツト4を装填しない
状態における検出光LA21A(LA21B)の光量を予め記憶し
ておき、当該光量に基づいて設定された判別基準値VCOR
によつてリーダテープ部を検出するようにしたことによ
り、常に実用上十分な検出感度によつてリーダテープ部
を判別することができる。
かくするにつき確実にテープエンドを検出することが
できる。
なお上述の実施例においては、光検出信号SVOをアナ
ログ/デイジタル変換した後、比較回路28において比較
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば第3図に示すように比較回路32に入力さ
れる比較基準信号SREFの基準信号レベルVTHを制御回路3
5からの制御信号SCONによつて基準電圧設定回路33にお
いて必要に応じて変化させることにより、発光部及び受
光部の取り付け位置、発光素子及び受光素子の特性誤差
等の差異に基づいて光検出感度をアナログ的に調整する
ことができる。
また上述の実施例においては、発光部23A(23B)から
照射された検出光LA21A(LA21B)を発光部23A(23B)に
対向して設けられた受光部24A(24B)において受光する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
受光部24A(24B)に代えてプリズムを用いることによつ
て検出光LA21A(LA21B)を反射させ、当該反射光を発光
部23A(23B)にそれぞれ併設された受光部において受光
するようにしても良い。
また上述の実施例においては、テープカセツト収納部
に設けられた蓋(図示せず)が開けられた際に、前処理
として検出光LA21A(LA21B)の直接光を測定する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば装填さ
れていたテープカセツトが取り出された際に、次のテー
プカセツトが装填される前処理として検出光LA21A(LA2
1B)の直接光を測定するようにしても良い。
また上述の実施例においては、係数Aの値を0.5とし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要
に応じて他の種々の値を適用し得る。
また上述の実施例においては、検出光LA21A(LA21B)
をテープカセツト4の光透過孔を介して受光部24A(24
B)に受光させる場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、受光部24A(24B)を他の位置に設けることに
よつて検出光LA21A(LA21B)を筐体4Aを介さずに受光さ
せるようにしても良い。
また上述の実施例においては、磁気テープ6を矢印a
で示す方向に再生又は記録走行するようになされたテー
プレコーダ20に本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、矢印a及びbで示す両方向
にそれぞれに再生又は記録走行するようになされたテー
プレコーダにおいても本発明を適応し得る。
さらに上述の実施例においては、本発明をDATに適用
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばビデオテープレコーダ等他の種々のテープ状記録媒
体に記録信号を記録、再生するテープレコーダにおいて
も本発明を適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、記録媒体が装填されて
いない状態において測定した検出光の光量に基づいてリ
ーダテープ部を判別する際の判別基準光量を設定するよ
うにしたことにより、確実にリーダテープ部を検出する
ことができる。
かくするにつき煩雑な手間を回避して確実にテープエ
ンドを検出し得るテープレコーダを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテープレコーダの一実施例を示す
略線的平面図、第2図はテープエンド検出部を示す接続
図、第3図はテープエンド検出部の他の実施例を示す接
続図、第4図は従来のテープレコーダを示す略線的平面
図、第5図はそのテープエンド検出部を示す接続図であ
る。 1、20……テープレコーダ、3、21……テープレコーダ
本体、4……テープカセツト、6……磁気テープ、14
A、14B、25A、25B、30A、30B……テープエンド検出部、
11A、11B、23A、23B……発光部、12A、12B、24A、24B、
31A、31B……受光部、18、28、32……比較回路、26……
アナログ/デイジタル変換回路、27……記憶回路、29…
…制御回路、33……基準電圧設定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出光を照射する発光部と当該検出光を受
    光する受光部とを有し、所定の光透過率でなる記録部及
    び当該記録部の光透過率に対して高い光透過率でなるリ
    ーダテープ部によつて形成されたテープ状の記録媒体を
    上記検出光の光路を横切るようにして装填し、走行さ
    せ、上記受光部において受光される上記検出光の光量を
    検出することによつて上記リーダテープ部を判別するテ
    ープレコーダにおいて、 上記記録媒体を装填しない状態において上記受光部に受
    光される上記検出光の光量を予め検出し、 上記検出された光量に基づいて、上記リーダテープ部を
    判別する際の判別基準光量を設定し、 上記記録媒体が装填された際に上記記録媒体を透過して
    上記受光部において得られる上記検出光の透過光量が上
    記判別基準光量を越えた際に上記検出光の上記記録媒体
    上における照射部分が上記リーダテープ部であることを
    判別する ことを特徴とするテープレコーダ。
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