JP2006179058A - クリーニングテープカートリッジ及びヘッドクリーニング方法並びに磁気テープドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な構造にならずにクリーニングテープの使用範囲を正確に割り出すことができるクリーニングテープカートリッジ、ヘッドクリーニング方法及び磁気テープドライブ装置を提供する。
【解決手段】 リール13に巻回された走行テープをカートリッジケース11に内蔵してなるテープカートリッジであって、走行テープが、ヘッドをクリーニングするためのクリーニングテープ15を有し、クリーニングテープ15にサーボ信号が記録されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気テープドライブ装置の磁気ヘッドのクリーニングを行うクリーニングテープカートリッジ及びヘッドクリーニング方法並びに磁気テープドライブ装置に関する。
従来、磁気テープカートリッジ及び磁気テープドライブ装置を長時間使用すると、磁気テープと磁気ヘッドとの摩擦によって磁気テープから磁性粉等が脱落する現象が発生することが指摘されている。これら脱落した磁性粉等が例えば磁気ヘッドの近傍に付着した場合、磁気ヘッド表面から磁気テープを離間させるいわゆるスペーシングロスが発生し電磁変換特性を悪化させる。また、走行系のガイド部に付着した場合は、磁気テープが正規のテープパスを走行することを妨げたりする懸念があった。
そして、これらの現象は、再生出力レベルの低下やエラーレート増大などの磁気テープドライブの性能劣化を誘起する。このような性能劣化を回避させるため、ラッピングテープや研磨力の高いクリーニングテープを磁気テープと同じようにして、磁気ヘッドもしくはガイド上に走行させるクリーニング作業が行われている。
このようなクリーニングテープは、磁気ヘッドに付着した汚れをクリーニングする効果があるが、その効果は初期使用時に最も高くなり、使用する度に徐々に低下することになる。そのため、必要最低限のクリーニング効果を確実に得るためには、クリーニングテープの使用範囲を記録し、未使用範囲、もしくは、なるべく使用が少ない範囲を正確に割り出し、その範囲を積極的に使用することが肝要である。
従来のクリーニングテープカートリッジの一例として、それぞれ用途の異なる複数のテープ区間を設けて、これらのテープ区間に、管理可能な管理情報を記録するMIC(メモリ)を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなクリーニングテープカートリッジでは、テープドライブ装置側で、MICに格納される管理情報に基づいて複数のテープ区間を有効に利用してクリーニング動作が実行される。
特開2002−063705号公報
ところが、上記特許文献1では、クリーニングテープの使用範囲、使用回数等を記録するようにしてはいるものの、それらの情報を記録するためのMICをクリーニングテープカートリッジに内蔵しているために、複雑な構造になってコスト面で不利である。また、位置を算出するために精度の低いロータリーエンコーダーの回転数からの計算を用いているので、正確な管理情報を読み出すことがし難かった。そして、MICに何らかの異常が発生した場合、その管理情報を読み出すことができなくなり、想定した使用形態がとれない虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な構造にならずにクリーニングテープの使用範囲を正確に割り出すことができるクリーニングテープカートリッジ及びヘッドクリーニング方法並びに磁気テープドライブ装置を提供することにある。
本発明の上記目的は下記構成により達成される。
(1) リールに巻回されたテープをカートリッジケースに内蔵してなるテープカートリッジであって、前記テープが、ヘッドをクリーニングするためのクリーニングテープを有し、該クリーニングテープにサーボ信号が記録されていることを特徴とするクリーニングテープカートリッジ。
このクリーニングテープカートリッジにおいては、サーボ信号が記録されているクリーニングテープに対し、磁気ヘッドを用いて管理情報が書き込まれる。そして、クリーニング使用時に、クリーニングテープに既に書き込まれている管理情報を読み出してクリーニングテープの未使用範囲を割り出し、その未使用範囲を用いてクリーニングを行う。従って、新たな書き込み・読み出し手段を用いることなく磁気ヘッドを用いて書き込み・読み出しを行うので、複雑な構造にならずにクリーニングテープの使用範囲を正確に割り出すことができる。
(2) 前記クリーニングテープの少なくとも始端側にデータの記録再生が可能な記録再生区間を有し、該記録再生区間に前記クリーニングテープの管理情報が記録されていることを特徴とする(1)記載のクリーニングテープカートリッジ。
このクリーニングテープカートリッジにおいては、クリーニングテープ上に記録再生区間が設けられるために、クリーニングテープとは別構成の記録再生区間を組み込むものと比べて、工数の削減を図ることができる。
(3) 前記管理情報が、前回使用終了時までのテープ終端到達回数を含むことを特徴とする(2)記載のクリーニングテープカートリッジ。
このクリーニングテープカートリッジにおいては、テープ終端到達回数が管理情報に含まれることにより、テープ終端到達回数が所定の限度回数を超えた場合に、そのクリーニングテープカートリッジの使用を拒むことができ、汚れたテープにより磁気ヘッドに汚れが付着することを未然に防止できる。
(4) 前記管理情報が、前回使用時におけるクリーニング終了位置を含むことを特徴とする(2)又は(3)記載のクリーニングテープカートリッジ。
このクリーニングテープカートリッジにおいては、前回使用時におけるクリーニング終了位置が管理情報に含まれることにより、前回の使用終了位置から今回のクリーニングを開始することができる。
(5) 記録再生ヘッドを備えた磁気テープドライブ装置のヘッドクリーニング方法であって、ドライブ装置に装填した前項(1)〜(4)のいずれか1項記載のクリーニングテープカートリッジからテープ始端を引き出し、前記ドライブ装置の記録再生ヘッドがサーボ信号の検出動作をしながら、前記テープを前記ドライブ装置の巻き取りリールに巻き付けるステップと、前記テープからサーボ信号が検出された場合に、前記記録再生ヘッドにより前記テープカートリッジに関する管理情報を読み取るステップと、前記管理情報に基づいて前記テープカートリッジを今回のクリーニング開始位置まで早送りするステップと、クリーニング開始位置から所定期間、記録再生ヘッドのクリーニングを行うステップと、クリーニング終了後、前記巻き取りリールから前記テープカートリッジにテープを巻き戻すステップと、前記管理情報を読み取ったテープ領域に今回のクリーニングに対する管理情報を記録するステップと、を有することを特徴とするヘッドクリーニング方法。
このヘッドクリーニング方法においては、クリーニングテープを巻き取りリールに巻き付ける際にドライブ装置の記録再生ヘッドがクリーニングテープ上のサーボ信号を検出して記録再生ヘッドによりテープカートリッジに関する管理情報を読み取り、その管理情報に応じてテープカートリッジをクリーニング開始位置まで早送りして、クリーニング開始位置から所定期間、記録再生ヘッドのクリーニングを行い、クリーニング終了後、巻き取りリールからテープカートリッジにテープを巻き戻す際に管理情報を読み取ったテープ領域に管理情報を記録する。これにより、新たな書き込み・読み出し手段を用いることなく記録再生ヘッドを用いて書き込み・読み出しを行うので、複雑な構造とならずにクリーニングテープの使用範囲を正確に割り出すことができる。
(6) 記録再生ヘッドを備えた磁気テープドライブ装置であって、装填されたカートリッジがクリーニングテープカートリッジであるかを識別するドライブ側識別手段と、前記ドライブ側識別手段がクリーニングテープカートリッジを識別した場合、(5)記載のヘッドクリーニング方法に基づいてテープ走行を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする磁気テープドライブ装置。
この磁気テープドライブ装置においては、ドライブ側識別手段によって、充填されたカートリッジがクリーニングテープカートリッジであるか否かが識別されるために、ケース等に識別手段を設けたものと比べて誤識別をする虞がない。
本発明によれば、複雑な構造にならずにクリーニングテープの使用範囲を正確かつ確実に割り出すことができるクリーニングテープカートリッジ、ヘッドクリーニング方法及び磁気テープドライブ装置を提供できる。
以下、本発明に係るクリーニングテープカートリッジ、ヘッドクリーニング方法及び磁気テープドライブ装置の好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るクリーニングテープカートリッジ、ヘッドクリーニング方法及び磁気テープドライブ装置の一実施形態に用いられるクリーニングテープカートリッジを示す外観斜視図である。
図1に示すように、クリーニングテープカートリッジ100は、カートリッジケース11内にカートリッジリール13が回転自在に組み込まれており、このカートリッジリール13に、走行テープであるクリーニングテープ15を巻回して収納している。
クリーニングテープ15は、始端側にリーダーテープ17が配置され、リーダーテープ17とクリーニングテープ本体19とが所定の規格に基づいてスプライステープ21によって接合されている。
次に、クリーニングテープ本体19について詳細に説明する。図2(a)はテープ上のサーボトラックを概念的に示した説明図、図2(b)は図2(a)のA部拡大説明図である。
図2(a)に示すように、クリーニングテープ本体19は、表面粗さの大きい磁気テープからなり、複数列のサーボトラック23を有する。
図2(b)に示すように、サーボトラック23は、磁性層に、磁気ヘッド(図3に示す)25に対応したサーボフォーマットを有する。
Figure 2006179058
リーダーテープ17とクリーニングテープ本体19との接合部は、表1に示すように、相互間の隙間が0〜500μmの範囲であり、継ぎ目段差が500μm未満であり、スプライステープ21の長さが1〜500mmである。
Figure 2006179058
クリーニングテープ15におけるクリーニングテープ本体19の物性値は、表2に示す通りである。
クリーニングテープ15は支持体上にクリーニング層を形成したものである。
クリーニング層としては、表面粗さの大きい磁性体層とすることができる。
支持体としては、磁気テープの支持体材料として従来から用いられているものを使用することができ、特に非磁性のものが好ましい。これらの例としては、上記に加えて、ポリエステル類(例、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフタレートとの混合物、エチレンテレフタレート成分とエチレンナフタレート成分を含む重合物)、ポリオレフィン類(例、ポリプロピレン)、セルロース誘導体類(例、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート)、ポリカーボネート、ポリアミド(中でも芳香族ポリアミド、アラミド)、ポリイミド(中でも全芳香族ポリイミド)などの合成樹脂フィルムを挙げることができる。これらの中では、ポリエチレンテレフタレート(PET)が好ましい。
次に、磁気テープドライブ装置について詳細に説明する。図3は磁気テープドライブ装置の内部構造説明図、図4は磁気テープドライブ装置のブロック構成図、図5は磁気テープドライブ装置の外観斜視図である。
図3に示すように、磁気テープドライブ装置200は、ドライブ側識別手段である磁気ヘッド25と、一対のガイドローラ27,27と、巻き取りリール29と、アーム31と、を備えている。
図4に示すように、磁気テープドライブ装置200は、制御部33と、駆動部35と、テンション調整部37と、表示部39とを備えている。
図5に示すように、磁気テープドライブ装置200は、本体41の前面に、カートリッジ出入口43と、インジケータ45と、イジェクト釦47とを配置している。
次に、クリーニングテープ15の記録再生区間について説明する。図6はクリーニングテープ15の始端側の説明図である。
図6に示すように、クリーニングテープ15の始端側(BOT:Beginning of Tape)には、クリーニングテープ本体19のリーダーテープ17側に、記録再生区間49を有する。記録再生区間49はクリーニング機能を有する。
次に、磁気テープドライブ装置200の動作について図7,8を用いて説明する。
図7はヘッドクリーニング方法を説明するフローチャート、図8(a)〜(h)は動作説明図である。なお、本フローチャートではクリーニングモードの場合のみを記載する。
本動作の概要は、磁気テープドライブ装置200に充填したクリーニングテープカートリッジ100からテープ端部を引き出し、磁気テープドライブ装置200の磁気ヘッド25がサーボ信号の検出動作をしながら、クリーニングテープ15を磁気テープドライブ装置200の巻き取りリール29に巻き付けるステップと、クリーニングテープ15からサーボ信号が検出された場合に、磁気ヘッド25によりクリーニングテープカートリッジ100に関する管理情報を読み取るステップと、管理情報に応じてクリーニングテープカートリッジ100を今回のクリーニング開始位置まで早送りするステップと、クリーニング開始位置から所定期間、磁気ヘッド25のクリーニングを行うステップと、クリーニング終了後、巻き取りリール29からクリーニングテープカートリッジ100にクリーニングテープ15を巻き戻すステップと、管理情報を読み取った記録再生区間49に今回の管理情報を記録するステップと、を有するものである。
具体的には、図8(a)に示すように、磁気テープドライブ装置200は、カートリッジ出入口29からクリーニングテープカートリッジ100が挿入されることにより制御動作が開始される(S101)。
次に、図8(b)に示すように、アーム31(図3参照)によってリーダーテープ17が巻き取りリール29の芯部に係止されると、巻き取りリール29が回転し、カートリッジリール13からリーダーテープ17が引き出される。
そして、図8(c)に示すように、磁気ヘッド25にクリーニングテープ15の始端が到達すると、サーボトラック23が検出され、これを受けて、巻き取りリール29が一旦停止される。そして、磁気ヘッド25により、記録再生区間49に書き込まれている情報が磁気ヘッド25により読み出される(S102)。
この記録再生区間49が読み出されることにより、挿入されたカートリッジがクリーニングテープカートリッジ100であるか否かが判別されるとともに、テープ終端到達回数及び前回のクリーニング終了位置が読み出される。
ここで、読み出したテープ終端到達回数が予め設定された所定回数(例えば20回)未満か否かが判別される(S103)。テープ終端到達回数が所定回数以上である場合には、表示部39を通じてインジケータ45で表示して警告表示を行い(S104)、新しいクリーニングテープカートリッジの使用を促す。
図8(d)に示すように、テープ終端到達回数が所定回数未満である場合、前回使用時の終点位置まで早送りされ(S105)、その終点位置から磁気ヘッド25に対するクリーニングが実行される(S106)。クリーニングは、例えば、クリーニングテープ本体19が10m進行して2m戻る動きを3分間繰り返し行う。早送りの際には、テンション調整部37によってクリーニングテープ15の磁気ヘッド25に対する接触圧力を低減させる。
図8(e)に示すように、所定のクリーニングが終了すると(S107)、その終了位置情報を制御部33が記憶する(S108)。
そして、図8(f)に示すように、巻き戻しが実行される(S109)。巻き戻しの際には、テンション調整部37によってクリーニングテープ15の磁気ヘッド25に対する接触圧力が低減される。
図8(g)に示すように、巻き戻しが進行され、磁気ヘッド25にクリーニングテープ15の始端が到達すると、巻き取りリール29が一旦停止され、磁気ヘッド25により、記憶した終了位置情報が記録再生区間49に書き込まれる(S110)。
そして、図8(h)に示すように、アーム31(図3参照)によってリーダーテープ17が巻き取りリール29から外され、イジェクト釦47(図5参照)が押されることによりクリーニングテープカートリッジ100が排出される(S110)。
以上説明したように、本実施形態のクリーニングテープカートリッジ100によれば、サーボ信号が記録されているクリーニングテープ15に対し、磁気ヘッド25を用いて管理情報が書き込まれる。そして、クリーニング使用時に、クリーニングテープ15に既に書き込まれている管理情報を読み出してクリーニングテープ15の未使用範囲を割り出し、その未使用範囲を用いてクリーニングを行う。クリーニング終了後には、今回の使用範囲やテープ終端到達回数等を更新する。これにより、別途に新たな書き込み・読み出し手段を用意することなく磁気ヘッド25を用いて書き込み・読み出しを行うので、複雑な構造にならずにクリーニングテープ15の使用範囲を正確かつ確実に割り出すことができる。
また、本実施形態のクリーニングテープカートリッジ100によれば、クリーニングテープ15上に記録再生区間49が設けることにより、クリーニングテープとは別に磁気テープ等の記録再生区間を組み込むことなく構成を簡略化でき、また、クリーニングテープカートリッジ自体の製造工数の削減を図ることができる。
また、本実施形態のヘッドクリーニング方法によれば、クリーニングテープ15を巻き取りリール29に巻き付ける際に磁気テープドライブ装置200の磁気ヘッド25がクリーニングテープ15上のサーボトラック23を検出し、磁気ヘッド25によりクリーニングテープカートリッジ100に関する管理情報を読み取り、その管理情報に応じてクリーニングテープカートリッジ100をクリーニング開始位置まで早送りして、クリーニング開始位置から所定期間、磁気ヘッド25のクリーニングを行い、クリーニング終了後、巻き取りリール29からクリーニングテープカートリッジ100にクリーニングテープ15を巻き戻す際に管理情報を読み取った記録再生区間49に管理情報を記録する。これにより、新たな書き込み・読み出し手段を用いることなく記録再生ヘッドを用いて書き込み・読み出しを行うので、複雑な構造にならずにクリーニングテープ15の使用範囲を正確に割り出すことができる。
また、本実施形態の磁気テープドライブ装置200によれば、記録再生区間49に記録された管理情報に基づいて、装填されたカートリッジがクリーニングテープカートリッジ100であるか否かが識別されるため、接点の接触不良や故障が生じ得るメモリと比較して、より確実に識別することができる。このようなドライブ側識別手段は、上記構成に限らず、クリーニングテープか否かの情報として、例えば、カートリッジケースに穴や欠け等の識別形状を設けたものとしてもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
例えば、クリーニングテープの長さ、使用回数の許容値等は、適用される磁気ヘッドの特性に応じて適宜選択設定されるのが好ましい。また、クリーニングの動作は、適用される磁気ヘッドの特性に応じて適宜設定される。
本発明に係るクリーニングテープカートリッジ、ヘッドクリーニング方法及び磁気テープドライブ装置の一実施形態に用いられるクリーニングテープカートリッジを示す外観斜視図である。 (a)はテープ上のサーボトラックを概念的に示した説明図、(b)は(a)のA部拡大説明図である。 磁気テープドライブ装置の内部構造説明図である。 磁気テープドライブ装置のブロック構成図である。 磁気テープドライブ装置の外観斜視図である。 クリーニングテープの始端側の説明図である。 ヘッドクリーニング方法を説明するフローチャートである。 (a)〜(h)は磁気テープドライブ装置のそれぞれ動作説明図である。
符号の説明
11 カートリッジケース
13 カートリッジリール(リール)
15 クリーニングテープ(ドライブ側識別手段)
25 磁気ヘッド(ヘッド)(ドライブ側識別手段)(記録再生ヘッド)
33 制御部
49 記録再生区間
100 クリーニングテープカートリッジ(テープカートリッジ)
200 磁気テープドライブ装置

Claims (6)

  1. リールに巻回されたテープをカートリッジケースに内蔵してなるテープカートリッジであって、
    前記テープが、ヘッドをクリーニングするためのクリーニングテープを有し、該クリーニングテープにサーボ信号が記録されていることを特徴とするクリーニングテープカートリッジ。
  2. 前記クリーニングテープの少なくとも始端側にデータの記録再生が可能な記録再生区間を有し、該記録再生区間に前記クリーニングテープの管理情報が記録されていることを特徴とする請求項1記載のクリーニングテープカートリッジ。
  3. 前記管理情報が、前回使用終了時までのテープ終端到達回数を含むことを特徴とする請求項2記載のクリーニングテープカートリッジ。
  4. 前記管理情報が、前回使用時におけるクリーニング終了位置を含むことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のクリーニングテープカートリッジ。
  5. 記録再生ヘッドを備えた磁気テープドライブ装置のヘッドクリーニング方法であって、
    ドライブ装置に装填した請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のクリーニングテープカートリッジからテープ始端を引き出し、前記ドライブ装置の記録再生ヘッドがサーボ信号の検出動作をしながら、前記テープを前記ドライブ装置の巻き取りリールに巻き付けるステップと、
    前記テープからサーボ信号が検出された場合に、前記記録再生ヘッドにより前記テープカートリッジに関する管理情報を読み取るステップと、
    前記管理情報に基づいて前記テープカートリッジを今回のクリーニング開始位置まで早送りするステップと、
    クリーニング開始位置から所定期間、記録再生ヘッドのクリーニングを行うステップと、
    クリーニング終了後、前記巻き取りリールから前記テープカートリッジにテープを巻き戻すステップと、
    前記管理情報を読み取ったテープ領域に今回のクリーニングに対する管理情報を記録するステップと、
    を有することを特徴とするヘッドクリーニング方法。
  6. 記録再生ヘッドを備えた磁気テープドライブ装置であって、
    装填されたカートリッジがクリーニングテープカートリッジであるかを識別するドライブ側識別手段と、
    前記ドライブ側識別手段がクリーニングテープカートリッジを識別した場合、請求項5記載のヘッドクリーニング方法に基づいてテープ走行を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする磁気テープドライブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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