JP2003329526A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2003329526A
JP2003329526A JP2002137211A JP2002137211A JP2003329526A JP 2003329526 A JP2003329526 A JP 2003329526A JP 2002137211 A JP2002137211 A JP 2002137211A JP 2002137211 A JP2002137211 A JP 2002137211A JP 2003329526 A JP2003329526 A JP 2003329526A
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diaphragm
pressure
diaphragm portion
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Masao Tsukada
正夫 塚田
Koichi Kusuyama
幸一 楠山
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0051Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance
    • G01L9/0052Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance of piezoresistive elements
    • G01L9/0054Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance of piezoresistive elements integral with a semiconducting diaphragm

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠状突起内に異物等が付着した場合でも圧力
を精度良く検出する。 【解決手段】 基板1の薄肉部4のうち、枠状突起7に
取囲まれたダイヤフラム部4Aにはピエゾ抵抗素子5を
形成する。また、枠状突起7上には保護膜8を介して閉
塞板9を接合し、ダイヤフラム部4Aと閉塞板9との間
に基準圧力室を画成する。さらに、閉塞板9にはダイヤ
フラム部4Aと対向する裏面に凹陥部11を形成する。
これにより、凹陥部11の底面とダイヤフラム部4Aと
の間隔を広げることができ、枠状突起7内に異物が付着
しても圧力に応じてダイヤフラム部4Aを撓み変形させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシリコン基
板に設けられたダイヤフラム部の撓み変形を利用して圧
力を検出するのに好適に用いられる圧力センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧力センサとしては、シリコン
基板にイオン注入等を行うことにより撓み検出素子を形
成し、基板に加わる圧力を撓み変形量として検出する半
導体型の圧力センサが知られている(例えば、特開平1
1−118642号公報等)。
【0003】この種の従来技術による圧力センサは、シ
リコン基板の裏面側にエッチング加工等を施することに
よって受圧凹溝が形成され、シリコン基板のうち該受圧
凹溝に対応する表面側の部位は、周囲の部位よりも薄肉
となった薄肉部として形成されている。また、薄肉部の
表面側には、ピエゾ抵抗素子等からなる複数の撓み検出
素子が設けられ、該各撓み検出素子は、例えばシリコン
基板に不純物イオン等を注入することによって形成され
ている。
【0004】また、基板の表面側には、各撓み検出素子
を含めて薄肉部の中央部位を取囲む枠状突起が設けられ
ている。この場合、枠状突起は、例えば酸化シリコン等
の絶縁膜を基板上に設け、この絶縁膜にエッチング処理
等を施すことによって形成されている。そして、基板の
薄肉部のうち枠状突起に取囲まれた部位は、外部から加
わる圧力に応じて撓み変形するダイヤフラム部となって
いる。
【0005】また、枠状突起の先端面には、例えばガラ
ス材料等からなる閉塞板が陽極接合等の手段により全周
にわたって接合されている。これにより、閉塞板は、ダ
イヤフラム部の表面側に閉塞された空間を画成し、この
閉塞空間は、例えば真空等の基準の圧力に保持された基
準圧力室となっている。
【0006】そして、圧力センサの作動時には、基板の
ダイヤフラム部に裏面側(受圧凹溝側)から圧力が加わ
ると、この圧力と基準圧力室との圧力差に応じてダイヤ
フラム部が撓み検出素子と一緒に撓み変形する。これに
より、圧力センサは、撓み検出素子の変形量に応じて検
出素子の抵抗値が変化し、この抵抗値の変化を圧力とし
て検出するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、枠状突起等を形成するときに、薄膜、レジ
スト等の残存物からなる異物が発生し、最大直径が例え
ば5μm程度にもなる異物が枠状突起内に付着すること
がある。このように枠状突起内に異物等が付着した場
合、閉塞板とダイヤフラム部との間の間隔が短いときに
は、異物が閉塞板と検出用凹溝との間に挟まってダイヤ
フラム部の撓み変形を妨げることがある。このため、従
来技術による圧力センサでは、圧力に応じた撓み変形量
が得られず、圧力の検出精度が低下するという問題があ
った。特に、枠状突起は酸化シリコン等を成膜した後に
エッチング加工等を施すことによって形成するから、枠
状突起は基板の表面に対して1μm程度しか突出させる
ことができず、異物の大きさに比べて閉塞板とダイヤフ
ラム部との間の間隔は短くなる傾向がある。また、全て
の圧力センサに対して異物等の付着を検査し、異物を除
去した場合には、製造コストが高くなる。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、枠状突起内に異物等が
付着した場合でも圧力を精度良く検出することができる
圧力センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、シリコン材料からなる基板と、該基板
の裏面側に厚み方向に受圧凹溝を形成することにより該
基板の表面側に設けられた薄肉部と、該薄肉部の一部を
枠状に取囲んでダイヤフラム部を形成すべく該薄肉部の
表面側に設けられた枠状突起と、前記基板のダイヤフラ
ム部に設けられ該ダイヤフラム部が圧力により撓み変形
するのを検出する撓み検出素子と、前記枠状突起に接合
して設けられ前記枠状突起によって取囲まれた空間を閉
塞する閉塞板とからなる圧力センサに適用される。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、閉塞板の裏面側とダイヤフラム部の表面側との
うち少なくともいずれか一方側には周囲よりも凹陥し枠
状突起によって取囲んだ空間を基板の厚み方向に広げる
凹陥部を形成したことにある。
【0011】このように構成したことにより、閉塞板の
裏面とダイヤフラム部の表面との間隔を広くすることが
できる。このため、枠状突起内に異物等が付着した場合
であっても、異物に妨げられることなく圧力に応じてダ
イヤフラム部を撓み変形させることができ、圧力の検出
精度を高めることができる。
【0012】請求項2の発明は、凹陥部を閉塞板の裏面
側に位置して枠状突起によって取囲まれた空間の開口面
積よりも小さい開口面積をもって形成したことにある。
これにより、枠状突起と閉塞板との接合時に枠状突起に
対して閉塞板が位置ずれするときでも、凹陥部を枠状突
起内に配置することができる。このため、凹陥部が枠状
突起内から食み出したときには、ダイヤフラム部の外側
まで撓み変形し、撓み検出素子に作用する撓み変形量が
変化して圧力の検出精度が低下するのに対し、ダイヤフ
ラム部だけを変形させることができ、高精度に圧力を検
出することができる。
【0013】請求項3の発明は、凹陥部を、空間内でダ
イヤフラム部が撓み限界よりも少なく撓み変形をしたと
きにダイヤフラム部の表面と閉塞板の裏面とが接触する
深さ寸法をもって形成したことにある。
【0014】これにより、ダイヤフラム部は、撓み変形
によって破損してしまう撓み限界(最大の撓み変形)よ
りも少なく撓み変形をしたときに閉塞板と接触する。こ
のため、ダイヤフラム部が最大の撓み変形を越えて撓み
変形するのを防止し、ダイヤフラム部の破損を防ぐこと
ができ、圧力センサの耐久性、信頼性を高めることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
圧力センサを添付図面に従って詳細に説明する。
【0016】1は圧力センサの本体部分を構成する基板
で、該基板1は、例えばリン、砒素等の不純物イオンを
含有したn型のシリコン基板からなり、図1、図2に示
す如く四角形の平板状に形成されると共に、表面1Aと
裏面1Bとを有している。また、基板1の裏面1B側に
は、例えば酸化シリコン等の絶縁膜2をマスクとして異
方性のエッチング加工等を施すことにより、表面1Aに
向けて基板1の厚み方向に窪んだ略四角形状の受圧凹溝
3が設けられている。
【0017】4は基板1の中央寄りに位置して周囲の部
位よりも薄肉に形成された四角形状の薄肉部で、該薄肉
部4は、基板1のうち受圧凹溝3の底部側に位置する表
面部位により構成されている。また、薄肉部4のうち後
述の枠状突起7に取囲まれた部位は、受圧凹溝3側に加
わる圧力に応じて撓み変形する四角形状のダイヤフラム
部4Aとなっている。
【0018】5は基板1(薄肉部4)のダイヤフラム部
4Aに設けられた例えば4個の撓み検出素子としてのピ
エゾ抵抗素子で、該各ピエゾ抵抗素子5は、例えばホウ
素等の不純物イオンを基板1の表面1A側に注入するこ
とにより細長い線状をなして形成され、ダイヤフラム部
4Aの4辺の近傍にそれぞれ配置されている。なお、ピ
エゾ抵抗素子5は、ホウ素等をイオン注入することによ
りp型の半導体として形成されている。
【0019】また、基板1の表面1A側には、ピエゾ抵
抗素子5と一緒にイオン注入を行うことによってピエゾ
抵抗素子5よりも幅広で低抵抗な帯状の配線部5A,5
Aが設けられ、該各配線部5Aは、個々のピエゾ抵抗素
子5の両端側に接続されると共に、枠状突起7の位置を
跨いでダイヤフラム部4Aの外側に延びている。
【0020】そして、ピエゾ抵抗素子5は、基板1に裏
面側から圧力が加わることにより、ダイヤフラム部4A
と一緒に撓み変形し、このときの変形量に応じてピエゾ
抵抗素子5の抵抗値が変化するものである。
【0021】6は基板1の表面1Aにほぼ全面にわたっ
て設けられた絶縁膜で、該絶縁膜6は、例えば酸化シリ
コン、窒化シリコン等の絶縁性材料により形成され、各
ピエゾ抵抗素子5と配線部5Aとを覆っている。
【0022】7は基板1の表面1Aに絶縁膜6を介して
設けられた枠状突起で、該枠状突起7は、四角形の枠状
体として形成され、絶縁膜6上に突出している。そし
て、枠状突起7は、基板1のうち薄肉部4の中央部位と
各ピエゾ抵抗素子5とを取囲んで配置され、この中央部
位にダイヤフラム部4Aを形成している。また、枠状突
起7は、例えば酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性
材料を基板1の表面1Aに成膜した後に、ダイヤフラム
部4Aに対応した部位等に対してエッジング加工を施す
ことによって形成され、1μm程度の突出寸法をもって
絶縁膜6上に突出している。そして、枠状突起7は、そ
の内側に例えば長さ寸法L1の一辺からなる略正方形状
の開口を有している。
【0023】8は枠状突起7と絶縁膜6とにわたって設
けられた接合膜で、該接合膜8は、例えば多結晶シリコ
ン材料等からなり、図2に示す如く枠状突起7を含めて
基板1の中央寄りの部位を覆っている。
【0024】そして、接合膜8のうち枠状突起7の先端
面を覆う部位は、枠状突起7の一部を構成し四角形の枠
状に延びた枠状部8Aとなり、該枠状部8Aには、例え
ば陽極接合等の手段により後述の閉塞板10が接合され
ている。また、接合膜8の外周側には、例えば絶縁膜6
とほぼ同様の絶縁材料等により形成された層間絶縁膜9
が設けられ、該層間絶縁膜9は、枠状突起7およびその
内部を除いて基板1の表面1A側をほぼ全面にわたって
覆っている。
【0025】10は接合膜8を介して枠状突起7の先端
面に接合された閉塞板で、該閉塞板10は、例えばガラ
ス材料等を用いて形成され、陽極接合等の手段により接
合膜8の枠状部8Aに全周にわたって接合されている。
これにより、閉塞板10とダイヤフラム部4Aとの間に
は、枠状突起7に取囲まれた空間として例えば真空等の
基準の圧力をもって閉塞された基準圧力室11が画成さ
れている。
【0026】12は閉塞板10の裏面側に設けられた凹
陥部で、該凹陥部12は、エッチング加工、ブラスト加
工等を用いて例えば1〜10μm程度の深さ寸法をもっ
て形成されている。これにより、閉塞板10の裏面側と
なる凹陥部12の底面とダイヤフラム部4Aの表面側と
なる接合膜8との間隔寸法L0は、ダイヤフラム部4A
が破損する撓み限界(最大の撓み変形)よりも少ない撓
み変形をしたときに、閉塞板10の裏面とダイヤフラム
部4Aの表面とが接触する値に設定されている。
【0027】また、凹陥部12は、図3に示すように枠
状突起7の開口をなす一辺の長さ寸法L1よりも小さい
長さ寸法L2を一辺とする略正方形状の開口を有してい
る。そして、凹陥部12の開口面積は、枠状突起7の開
口面積よりも小さい値に設定されている。
【0028】一方、13は例えばアルミニウム等の金属
材料により層間絶縁膜9上に設けられた複数の配線パタ
ーンで、該各配線パターン13は、図1、図2に示す如
く、その一端側が層間絶縁膜9と絶縁膜6とを貫通して
各ピエゾ抵抗素子5の配線部5Aにそれぞれ接続されて
いる。また、配線パターン13は、絶縁性の保護膜14
によって覆われると共に、その他端側が保護膜14の開
口部14Aを通じて外部の信号処理回路(図示せず)等
に接続されるものである。
【0029】本実施の形態による圧力センサは上述の如
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0030】まず、圧力センサの作動時には、基板1の
受圧凹溝3に圧力が加わると、この圧力と基準圧力室1
1との圧力差に応じてダイヤフラム部4Aが各ピエゾ抵
抗素子5と一緒に撓み変形し、この変形量に応じてピエ
ゾ抵抗素子5の抵抗値が変化する。このため、圧力セン
サは、ピエゾ抵抗素子5の抵抗値を各配線パターン13
間の電圧、電流等によって検出し、ダイヤフラム部4A
に作用する圧力を検出することができる。
【0031】然るに、本実施の形態では、閉塞板10に
はダイヤフラム部4Aと対面した位置に閉塞板10の裏
面よりも凹陥した凹陥部12を形成したから、従来技術
のように凹陥部12を省いた場合に比べて、基準圧力室
11を基板1の厚み方向に広げ、閉塞板10の凹陥部1
2底面とダイヤフラム部4の接合膜8との間隔寸法L0
を広くすることができる。このため、成膜工程を用いて
形成される枠状突起7の突出寸法が短く、かつ枠状突起
7内に異物等が付着した場合であっても、ダイヤフラム
部4Aの撓み変形を妨げることがなくなる。この結果、
異物の有無に拘わらず圧力に応じてダイヤフラム部4A
を撓み変形させることができ、圧力の検出精度を高める
ことができる。
【0032】また、凹陥部12は閉塞板10の裏面側に
位置して枠状突起7による基準圧力室11の開口面積よ
りも小さい開口面積をもって形成したから、枠状突起7
と閉塞板10との接合時に枠状突起7に対して閉塞板1
0が位置ずれするときでも、凹陥部12を枠状突起7内
に配置することができる。ここで、凹陥部12が枠状突
起7内から食み出したときには、薄肉部4のうち凹陥部
12がはみ出した部位は強度が低下するから、ダイヤフ
ラム部4Aの外側まで撓み変形し、ピエゾ抵抗素子5に
作用する撓み変形量が変化して圧力の検出精度が低下す
る。これに対し、本実施の形態では、凹陥部12を確実
に枠状突起7内に配置することができるから、ダイヤフ
ラム部4Aだけを変形させることができ、高精度に圧力
を検出することができる。
【0033】さらに、ダイヤフラム部4Aが撓み限界ま
で変形する以前にダイヤフラム部4Aと閉塞板10とが
接触するように凹陥部12の深さ寸法を設定したから、
ダイヤフラム部4Aが撓み変形によって破損してしまう
前にダイヤフラム部4Aと閉塞板10とを接触させるこ
とができる。このため、閉塞板10をダイヤフラム部4
Aの撓み変形を規制するストッパとして使用することが
できるから、ダイヤフラム部4Aが撓み限界を越えて撓
み変形するのを防止し、ダイヤフラム部4Aの破損を防
ぐことができ、圧力センサの耐久性、信頼性を高めるこ
とができる。
【0034】なお、前記実施の形態では、凹陥部12の
開口面積を枠状突起7の開口面積よりも小さく形成する
ものとした。しかし、凹陥部12と枠状突起7とを精度
良く位置合わせすることができる場合には、凹陥部12
の開口面積と枠状突起7の開口面積とをほぼ同じ形状で
等しい面積に設定する構成としてもよい。
【0035】また、実施の形態では、閉塞板10に凹陥
部12を形成するものとした。しかし、本発明はこれに
限らず、図4に示す変形例のようにダイヤフラム部4A
の表面側に位置する接合膜8、絶縁膜6に凹陥部21を
形成する構成としてもよく、凹陥部21に加えて閉塞板
10の裏面側に凹陥部12′を形成する構成としてもよ
い。
【0036】さらに、実施の形態では、n型のシリコン
材料により形成された基板1を例に挙げて述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばp型のシリコン基板を用い
てもよく、また2枚のシリコン板の間に酸化膜を介在さ
せたSOI(Siliconon Insulato
r)基板を用いる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による圧力センサを示す縦
断面図である。
【図2】保護膜を省いた状態で図1中の矢示II−II方向
からみた圧力センサの断面図である。
【図3】基板のダイヤフラム部、閉塞板の凹陥部等を拡
大して示す図1中の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の変形例による圧力センサを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 基板 1A 表面 1B 裏面 3 受圧凹溝 4 薄肉部 4A ダイヤフラム部 5 ピエゾ抵抗素子(撓み検出素子) 7 枠状突起 10 閉塞板 11 基準圧力室(空間) 12,12′,21 凹陥部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA40 BB01 CC02 DD05 EE14 FF43 GG01 GG15 4M112 AA01 BA01 CA01 CA03 CA04 CA07 CA16 DA03 DA04 DA05 DA10 DA18 EA03 EA06 EA07 EA10 EA11 FA07 FA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン材料からなる基板と、該基板の
    裏面側に厚み方向に受圧凹溝を形成することにより該基
    板の表面側に設けられた薄肉部と、該薄肉部の一部を枠
    状に取囲んでダイヤフラム部を形成すべく該薄肉部の表
    面側に設けられた枠状突起と、前記基板のダイヤフラム
    部に設けられ該ダイヤフラム部が圧力により撓み変形す
    るのを検出する撓み検出素子と、前記枠状突起に接合し
    て設けられ前記枠状突起によって取囲まれた空間を閉塞
    する閉塞板とによって構成してなる圧力センサにおい
    て、 前記閉塞板の裏面側と前記ダイヤフラム部の表面側との
    うち少なくともいずれか一方側には周囲よりも凹陥し前
    記空間を前記基板の厚み方向に広げる凹陥部を形成した
    ことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記凹陥部は前記閉塞板の裏面側に位置
    して前記枠状突起によって取囲まれた前記空間の開口面
    積よりも小さい開口面積をもって形成してなる請求項1
    に記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記凹陥部は、前記空間内で前記ダイヤ
    フラム部が撓み限界よりも少なく撓み変形をしたときに
    前記ダイヤフラム部の表面と閉塞板の裏面とが接触する
    深さ寸法をもって形成してなる請求項1または2に記載
    の圧力センサ。
JP2002137211A 2002-05-13 2002-05-13 圧力センサ Abandoned JP2003329526A (ja)

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