JPH10300605A - 半導体圧力センサ及びセンサチップの製造方法 - Google Patents
半導体圧力センサ及びセンサチップの製造方法Info
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- JPH10300605A JPH10300605A JP10755497A JP10755497A JPH10300605A JP H10300605 A JPH10300605 A JP H10300605A JP 10755497 A JP10755497 A JP 10755497A JP 10755497 A JP10755497 A JP 10755497A JP H10300605 A JPH10300605 A JP H10300605A
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Abstract
のにあって、センサチップに対する接着剤の這い上がり
による悪影響を未然に防止する。 【解決手段】 半導体圧力センサ11を、ケース12の
チップ装着部12aに、センサチップ13を直接的に接
着剤22により接着して構成する。センサチップ13
を、ダイヤフラム部16の周囲に下方に厚肉となる厚肉
部17を一体に設けると共に、上面部にピエゾ抵抗体1
8等からなる圧力検知回路を設けて構成する。センサチ
ップ13の厚肉部17の内壁面部に、該厚肉部17の内
壁面を伝って這い上ってくる接着剤22がダイヤフラム
部16下面に至ることを阻止するための凹部23を設け
る。シリコン基板の裏面側に、凹部23形成部分にくさ
び状の切込み溝を形成し、その後空胴部13aに対応し
た部位をエッチングにより除去することにより、凹部2
3を有したセンサチップ13を形成する。
Description
び厚肉部を一体に有するセンサチップをケース内に備え
てなる半導体圧力センサ、及び、その半導体圧力センサ
のセンサチップを製造するためのセンサチップの製造方
法に関する。
センサにおいては、ダイヤフラム部の周囲に厚肉部を一
体に有するセンサチップを、支持台座に接着により取付
け、この支持台座をケースに接着する構成が一般的であ
った。これに対し、近年では、図7に示すように、セン
サチップ1をケース2に直接的に取付けることにより、
従来必要であった支持台座を省略して部品数の削減を図
ることが考えられている。
中央部には、圧力導入口3が設けられており、そのチッ
プ装着部2aの上面の取付位置に予め接着剤4が塗布さ
れるようになっている。そして、センサチップ1は、ダ
イヤフラム部5の下面と厚肉部6の傾斜状の内壁面と囲
まれる空胴部1aが前記圧力導入口3に位置合わせされ
た状態で、厚肉部6が前記チップ装着部2a上に載置さ
れて前記接着剤4により取付けられるようになってい
る。
部6の下端の平坦面が押付けられることに伴い、はみ出
した接着剤4が厚肉部6の内壁面を伝って這い上がるよ
うになることがあり、ひどい場合には、図示のように、
接着剤4がダイヤフラム部5の下面にまで付着してしま
うことがある。このように、ダイヤフラム部5の下面に
まで接着剤4が付着するようなことがあると、圧力検知
の感度が低下したり、接着剤4の熱膨脹等の影響によ
り、センサの温度特性が悪化したりする不具合を招く。
を防止する対策として、特開平8−201198号公報
では、ケース2のチップ装着部2aのうち、厚肉部6の
内側(空胴部1a)に対応する部位に、圧力導入口3に
向けて下降する傾斜面、あるいは段差を設けることが提
案されている。
ケース2に対して微細な機械加工(切削)を行う必要が
生ずるが、センサチップ1のサイズが1〜2mmと小形化
すると、そのような機械加工は極めて困難となり、ケー
ス2の製造コストが著しく増大することになる。また、
厚肉部6が傾斜面にかからないように、センサチップ1
の位置合せをより高精度に行わなければならなくなる不
具合も生ずる。なぜならば、厚肉部6が傾斜面上に存在
すると、厚肉部6とケース2との接触面積が小さくな
り、空胴部1aの気密性が低下してしまうからである。
あり、その目的は、センサチップをケースに直接的に取
付けるものにあって、センサチップに対する接着剤の這
い上がりによる悪影響を未然に防止することができ、し
かもそのための構成を簡単に済ませることができる半導
体圧力センサを提供するにあり、また、その半導体圧力
センサのセンサチップを製造するに好適なセンサチップ
の製造方法を提供するにある。
体圧力センサは、薄肉なダイヤフラム部と該ダイヤフラ
ム部の周囲において厚肉部を一体に有するセンサチップ
を、前記厚肉部の下面部にてケースに接着により取付け
る構成とすると共に、そのセンサチップの厚肉部の内壁
面部に、該厚肉部の内壁面を伝って這い上ってくる接着
剤がダイヤフラム部下面に至ることを阻止するための接
着剤阻止部を設けたところに特徴を有するものである。
付けるための接着剤が、厚肉部の内壁面を伝って這い上
がることがあっても、その内壁面部に設けられた接着剤
阻止部によって、その接着剤がダイヤフラム部下面に至
ることが阻止される。このとき、接着剤阻止部は、セン
サチップ側に設けられるので、そのセンサチップの製造
過程において形成することが可能となり、ケースに対し
て微細な機械加工を行う場合と比較して形成が容易とな
る。
ば、センサチップに対する接着剤の這い上がりによる悪
影響を未然に防止することができ、しかもそのための構
成を簡単に済ませることができるという優れた実用的効
果を奏するものである。また、センサチップをケースに
直接的に取付けるので、支持台座を不要として部品数の
削減を図ることができることは勿論である。
てくる接着剤を留める凹部から構成したり(請求項2の
発明)、這い上ってくる接着剤をせき止める凸部から構
成したり(請求項3の発明)することができる。これら
によれば、共に比較的簡単な構成で接着剤阻止部を設け
ることができ、そのための加工も容易となる。
の製造方法は、上記請求項2の半導体圧力センサのセン
サチップを製造するための方法であって、厚肉部の表面
側に圧力検知回路を形成する回路形成工程と、厚肉部の
裏面側の上記凹部に対応した位置にエッチングにより切
込み溝を形成する切込み溝形成工程と、厚肉部の裏面側
の上記空胴部に対応した部位をエッチングにより除去し
てダイヤフラム部を形成するエッチング工程とを含むと
ころに特徴を有する。
製造方法は、上記請求項3の半導体圧力センサのセンサ
チップを製造するための方法であって、厚肉部の表面側
に圧力検知回路を形成する回路形成工程と、厚肉部の裏
面側の上記空胴部に対応した部位を上記凸部の高さ相当
分の厚みを残してエッチングにより除去する第1のエッ
チング工程と、厚肉部の裏面側の空胴部に対応した部位
の残り厚み分を、凸部を除いてエッチングにより除去し
てダイヤフラム部及び凸部を形成する第2のエッチング
工程とを含むところに特徴を有する。
センサチップの製造過程において、接着剤阻止部となる
凹部あるいは凸部を、エッチングにより形成することが
でき、微細な加工が可能となると共に、空胴部の形成工
程に僅かな工程を付加するだけで容易に形成することが
できるようになる。
べる。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1,2,4に対
応)について、図1ないし図3を参照しながら説明す
る。図1は、本実施例に係る半導体圧力センサ11の要
部構成を示し、この半導体圧力センサ11は、ケース1
2内にセンサチップ13を備えて構成される。
載置状に取付けられるチップ装着部12aが設けられ、
そのチップ装着部12aの中央部にて開口する圧力導入
口14が形成されている。また、ケース12の下面に
は、前記圧力導入口14に連通し下方に管状に突出する
突出口部15が一体に設けられている。尚、前記チップ
装着部12aの上面は全体として平坦状をなし、特別な
切削加工などを行うことなく形成されるようになってい
る。
示すように、半導体材料(単結晶シリコン)から全体と
して矩形状に形成され、中央部の矩形状領域に位置する
薄肉なダイヤフラム部16と、その周囲に設けられる下
方に厚肉となる厚肉部17とを一体に有している。この
場合、図1に示すように、前記厚肉部17の内壁面は下
方に行くほど拡開する傾斜状とされ、前記ダイヤフラム
部16の下面と厚肉部17の内壁面とから囲まれる空間
部が、検出圧力が導入される空胴部13aとされる。
イヤフラム部16の上面部には、4か所に位置して感圧
素子となるピエゾ抵抗体18が形成されていると共に、
センサチップ13上には、酸化膜19を介して、それら
ピエゾ抵抗体18をブリッジ接続する配線20が形成さ
れ、更に、前記ダイヤフラム部16から外れた位置に外
部接続用の4個のコンタクト21が形成されている。こ
れにて、ダイヤフラム部16に作用する圧力に応じた歪
みを検知して電気信号として出力する圧力検知回路が構
成されるのである。
ップ13は、前記厚肉部17が前記ケース12のチップ
装着部12a上に載置された状態で、例えばエポキシ
系,シリコーン系,Agペースト等の接着剤22により
直接的に取付けられるようになっている。このとき、セ
ンサチップ13の厚肉部17の内壁面部には、該厚肉部
17の内壁面を伝って這い上ってくる接着剤22が前記
ダイヤフラム部16下面に至ることを阻止するための接
着剤阻止部としての凹部23が設けられている。このセ
ンサチップ13の製造方法(凹部23の形成方法)につ
いては後述する。尚、センサチップ13の装着状態で、
前記各コンタクト21は、ボンディングワイヤ24によ
ってケース12側に設けられた図示しない端子部と接続
されるようになっている。
について、図3も参照しながら述べる。図3は、センサ
チップ13の製造工程を順に示している。まず、例えば
N型で面方位が(110)又は(100)のシリコン基
板(シリコンウエハ)25の表面側に対する加工工程
(回路形成工程)が行われる。この回路形成工程では、
始めに、図3(a)に示すように、シリコン基板25の
表面を酸化して、膜厚が0.5〜1.0μmの酸化膜1
9が形成される。
ン基板25の表面部の所定位置に、例えばボロンのイオ
ン注入及び熱処理、あるいはボロンの拡散により、ピエ
ゾ抵抗体18が形成される。そして、図3(c)に示す
ように、酸化膜19上に蒸着したアルミニウム膜をパタ
ーニングすることにより、配線20及びコンタクト21
が形成される。これにて、シリコン基板25の表面部
に、圧力検知回路が形成されるのである。
進むのであるが、ここでは、まず、シリコン基板25の
裏面側を研磨して所定厚み(例えば200〜400μ
m)とした後、図3(d)に示すように、前記凹部23
に対応した位置にくさび状の切込み溝26を形成する切
込み溝形成工程が行われる。この切込み溝形成工程は、
例えば、シリコン基板25の裏面に絶縁膜(SiN膜,
SiO2 膜)を堆積させ、次に、凹部23形成部を開口
させたパターニングを行い、この後、CF4 ガスにより
深さ20〜100μmのドライエッチングを行うことに
よりなされる。
胴部13aに対応した部位を除去してダイヤフラム部1
6を形成するエッチング工程が行われる。このエッチン
グ工程は、例えば、ダイヤフラム部16に対応したパタ
ーニングを行った後、KOH液やTMAH液などのエッ
チング液を用いて所定厚さ寸法までウエットエッチング
を行うことによりなされる。これにて、ダイヤフラム部
16(及び厚肉部17)が形成されると共に、厚肉部1
7の内壁面部に切込み溝26の先端が残ってこれが凹部
23となり、もって凹部23を有したセンサチップ13
が形成されるのである。
チップ13は、上述したように、ケース12のチップ装
着部12aに予め接着剤22が塗布された状態で、厚肉
部17が前記チップ装着部12a上に載置されてその接
着剤22により接着固定されるようになっている。しか
して、このとき、厚肉部17の下端の平坦面がチップ装
着部12a上に押付けられることに伴い、接着剤22の
一部がはみ出される状態となり、その接着剤22が厚肉
部17の内壁面を伝って這い上がってくるようになるこ
とがある。
17の内壁面部には、凹部23が形成されているので、
接着剤22が厚肉部17の内壁面を伝って這い上がるこ
とがあっても、その接着剤22が凹部23に溜められる
ようになり、それ以上上方に至ることがなくなる。つま
り、その接着剤22の這い上がりは、ダイヤフラム部1
6の下面に至る前で阻止されることになるのである。
1によれば、センサチップ13の厚肉部17の内壁面部
に接着剤阻止部としての凹部23を設けたので、従来の
ようなはみ出した接着剤4がダイヤフラム部5の下面に
まで付着してしまう虞のあるものと異なり、接着剤22
がダイヤフラム部16の下面に付着してしまうことを未
然に防止することができる。この結果、センサチップ1
3に対する接着剤22の這い上がりに起因する、圧力検
知の感度の低下や温度特性が悪化等の悪影響を未然に防
止することができるものである。
3側に設けられ、センサチップ13の製造過程において
容易に形成することが可能となるので、ケース12に対
して微細な機械加工を行う場合と比較して、接着剤22
の這い上がりを阻止するための構成を簡単に済ませるこ
とができるものである。ケース12は図7に示した従来
のケース2をそのまま使用でき、ケース12の製造コス
トの増加を招くことはない。なお、センサチップ13を
ケース12に直接的に取付けるので、支持台座を不要と
して部品数の削減を図ることができることは勿論であ
る。
造方法によれば、IC製造技術を応用したセンサチップ
13の製造過程において、接着剤阻止部となる凹部23
を、エッチングにより形成することができ、全体が小形
(1〜2mm)のセンサチップ13であっても、凹部23
の微細な加工が可能となると共に、空胴部13aの形成
工程(エッチング工程)に僅かな工程(切込み溝形成工
程)を付加するだけで容易に形成することができるもの
である。
応)について、図4ないし図6を参照して述べる。尚、
この実施例においては、半導体圧力センサの基本的な構
成などは、上記第1の実施例と共通するので、同一部分
については同一符号を付して詳しい説明を省略すること
とする。
図4に示すように、チップ装着部12aや圧力導入口1
4、突出口部15を有するケース12内に、センサチッ
プ32を備えて構成される。前記センサチップ32は、
後述するように製造され、薄肉なダイヤフラム部16
と、その周囲に設けられる下方に厚肉となる厚肉部33
とを一体に有し、それらダイヤフラム部16の下面と厚
肉部33の内壁面とから囲まれる空間部が、検出圧力が
導入される空胴部32aとされている。また、図5に示
すように、このセンサチップ32の上面部には、ピエゾ
抵抗体18、配線20、コンタクト21からなる圧力検
知回路が設けられている。
前記厚肉部33がケース12のチップ装着部12a上に
載置された状態で、接着剤22により直接的に取付けら
れるようになっている。このとき、本実施例では、セン
サチップ32の厚肉部33の内壁面部には、該厚肉部3
3の内壁面を伝って這い上ってくる接着剤22がダイヤ
フラム部16下面に至ることを阻止するための接着剤阻
止部としての凸部34が設けられている。
を順に示している。まず、図6(a)〜(c)に示すよ
うに、シリコン基板25の表面側に圧力検知回路を形成
する回路形成工程が行われる。この工程については、上
記第1の実施例と同様であるので、説明を省略する。
て所定厚みとした後、2段階のエッチングの工程が実行
される。まず、第1のエッチング工程は、例えば、シリ
コン基板25の裏面に絶縁膜(SiN膜,SiO2 膜)
を堆積させ、次に、ダイヤフラム部16に対応したパタ
ーニングを行った後、KOH液やTMAH液などのエッ
チング液を用いて所定の厚さ寸法までウエットエッチン
グを行うことによりなされる。ここでは、図6(d)に
示すように、空胴部32aに対応した部位を前記凸部3
4の高さ相当分の厚みを残して除去するようになってお
り、つまり、最終形状(図に二点鎖線で示す)よりも凸
部34の高さ分だけ厚いところまでで、エッチングが停
止されるのである。
行される。この第2のエッチング工程は、前記凸部34
に対応する部分を塞いだパターニングを行った後、例え
ばHF系のエッチング液にて所定厚みのウエットエッチ
ングを行うことによりなされる。これにて、所定厚みの
ダイヤフラム部16(及び厚肉部33)が形成されると
共に、厚肉部33の内壁面部に凸部34が残った状態と
なり、もって凸部34を有したセンサチップ32が形成
されるのである。
厚肉部33の内壁面部には、接着剤阻止部としての凸部
34が形成されているので、接着剤22が厚肉部33の
内壁面を伝って這い上がることがあっても、その接着剤
22が凸部34によりせき止められるようになり、やは
り接着剤22がダイヤフラム部16の下面に至ることが
なくなるのである。
によれば、上記第1の実施例と同様に、接着剤22がダ
イヤフラム部16の下面に付着してしまうことを未然に
防止することができ、センサチップ32に対する接着剤
22の這い上がりに起因する、圧力検知感度の低下や温
度特性の悪化等の悪影響を未然に防止することができ、
そのための構成を簡単に済ませることができるものであ
る。また、本実施例のセンサチップ32の製造方法によ
れば、やはり、微細な凸部34を容易に形成することが
できるものである。
るものではなく、例えば接着剤阻止部の構成としては凹
部あるいは凸部に限定されず、それらを組合わせたもの
や、凹部や凸部を二重に設ける等の変形が考えられ、ま
た、センサチップの形状についても種々の変形が可能で
ある。センサチップの製造方法についても、エッチング
の方法や使用するエッチング液の材質等は具体例に過ぎ
ず、様々な変更が可能である。その他、圧力検知回路か
らの信号を処理する信号処理回路(集積回路)をシリコ
ン基板に一体に形成した集積化圧力センサにも適用でき
る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
るものである。
力センサの要部の縦断正面図
ス、12aはチップ装着部、13,32はセンサチッ
プ、12a,32aは空胴部、14は圧力導入口、16
はダイヤフラム部、17,33は厚肉部、22は接着
剤、23は凹部(接着剤阻止部)、25はシリコン基
板、26は切込み溝、34は凸部(接着剤阻止部)を示
す。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧力導入口を有するケース内に、薄肉な
ダイヤフラム部と該ダイヤフラム部の周囲において厚肉
部を一体に有し、それらダイヤフラム部の下面と厚肉部
の内壁面とにより囲まれる空胴部が前記圧力導入口に連
通されるセンサチップを備えてなるものにおいて、 前記センサチップを、前記厚肉部の下面部にて前記ケー
スに接着により取付ける構成とすると共に、 前記センサチップの厚肉部の内壁面部に、該厚肉部の内
壁面を伝って這い上ってくる接着剤が前記ダイヤフラム
部下面に至ることを阻止するための接着剤阻止部を設け
たことを特徴とする半導体圧力センサ。 - 【請求項2】 前記接着剤阻止部は、這い上ってくる接
着剤を留める凹部からなることを特徴とする請求項1記
載の半導体圧力センサ。 - 【請求項3】 前記接着剤阻止部は、這い上ってくる接
着剤をせき止める凸部からなることを特徴とする請求項
1記載の半導体圧力センサ。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体圧力センサのセン
サチップを製造するための方法であって、 厚肉部の表面側に圧力検知回路を形成する回路形成工程
と、 前記厚肉部の裏面側の前記凹部に対応した位置にエッチ
ングにより切込み溝を形成する切込み溝形成工程と、 前記厚肉部の裏面側の前記空胴部に対応した部位をエッ
チングにより除去して前記ダイヤフラム部を形成するエ
ッチング工程とを含むことを特徴とするセンサチップの
製造方法。 - 【請求項5】 請求項3記載の半導体圧力センサのセン
サチップを製造するための方法であって、 厚肉部の表面側に圧力検知回路を形成する回路形成工程
と、 前記厚肉部の裏面側の前記空胴部に対応した部位を前記
凸部の高さ相当分の厚みを残してエッチングにより除去
する第1のエッチング工程と前記厚肉部の裏面側の前記
空胴部に対応した部位の残り厚み分を、前記凸部を除い
てエッチングにより除去して前記ダイヤフラム部及び凸
部を形成する第2のエッチング工程とを含むことを特徴
とするセンサチップの製造方法。
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JP10755497A JP3690056B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 半導体圧力センサのセンサチップの製造方法 |
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