JP2003328636A - 上げ下げ窓の釣合装置 - Google Patents

上げ下げ窓の釣合装置

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JP2003328636A JP2002137338A JP2002137338A JP2003328636A JP 2003328636 A JP2003328636 A JP 2003328636A JP 2002137338 A JP2002137338 A JP 2002137338A JP 2002137338 A JP2002137338 A JP 2002137338A JP 2003328636 A JP2003328636 A JP 2003328636A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立てが簡単でかつコンパクトな構造とする。
また、巻き締めはもとより巻き戻しに関して段階的調整
を可能とする。 【解決手段】釣合力調整装置6は、ケース20と、このケ
ース内の所定位置に水平軸回りに回転自在に設置され、
軸部周囲にラチェットギア23bが形成された水平ギア部
材23と、前記水平ギア部材23の隣接位置に水平軸回りに
所定角度範囲で回動自在に設置され、中間軸部の両側に
夫々前記水平ギア部材23方向に延出する2つクリック24
a、24bを備えたクリック部材24と、前記水平ギア部材
23と噛合する鉛直ギア部材26とからなる。前記クリック
部材24は一方側クリック24aが前記水平ギア部材23に形
成されたラチェットギア23bと付勢的に噛合し、該一方
側クリック24aの噛合が揺動操作によって解除された
際、前記他方側クリック24bがラチェットギア23bに噛
合するようになっており、捻りバネ10を1ギアづつ巻き
戻しできるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向に開閉さ
れる可動障子を備えた上げ下げ窓の釣合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】障子を上下方向に開閉する上げ下げ窓に
おいては、障子を僅かな力で簡単に上下動させることが
できるようにするとともに、任意の開位置で静止させる
ようにするため、前記障子に対して障子重量と力学的平
衡関係を保つ釣合装置を設けたものが知られている。こ
の釣合装置は、捻りバネの捻り力を利用して窓障子に釣
り合う平衡力を螺旋杆を介して作用させるように工夫さ
れた装置であり、公知のものとしては、たとえば特開平
3−161683号公報、特開平3−180683号公
報、特開平4−238984号公報に記載されたものを
挙げることができる。
【0003】これらの発明は、主に前記捻りバネの調整
に係るものである。具体的に、従来より提案されている
調整機構としては、ラチェット機構によりスライド装置
に設けられた調整軸を一方向にのみ回転させるようにし
たものと、調整軸にコイル状のブレーキバネを巻き付け
てその緊縛力により調整軸に制動力を与えるようにした
ものとに大別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ラ
チェット機構による調整構造のものは、捻りバネの巻き
締めには非常に都合が良いが、巻き戻しができないため
に調整が一方向に限定されてしまうとともに、捻りバネ
の捻り力が一気に開放されてしまうなどの欠点があり、
一方ブレーキバネを利用したものは、巻き締めと巻き戻
しとの両方が可能である点で前記ラチェット機構のもの
より優れているが、ブレーキバネによる制動力に不安が
あり、スリップによって自然に巻き戻しが生じたり、時
間の経過とともに緩みが生じるため長期に亘って十分な
制動機能を維持できないなどの問題がある。さらに、ブ
レーキバネに抗して調整軸を回転させなければならず、
調整に係る労が大きいなどの問題があった。
【0005】これらラチェット構造やブレーキバネ構造
のものに比較して、前記特開平4−238984号に記
載された釣合装置は、調整軸の回転方向と楔効果とを巧
みに利用して確実な制動力が得られるようにするととも
に、巻き戻しも簡単に行えるようにした点で他のものよ
り優れている。しかし、部品数も多く制動部の構造が複
雑であるとともに、巻き戻しに際して段階的な調整がで
きないなどの問題があった。
【0006】また、前述のように、巻き戻しを段階的に
調整できず、捻りバネの捻り力が一気に全開放されてし
まう釣合装置の場合、仮に可動障子を開けた状態で捻り
バネの捻り力を開放した際、うっかり可動障子を支える
のを忘れていると、自重によって可動障子が急に落下し
てしまい、不慮の怪我や障子の破損が生じることがある
などの問題があった。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、組立てが簡
単でかつコンパクトな構造とすること、および調整後に
は一切の緩みやスリップ等を発生させずに簡単に巻き締
めおよび巻き戻し調整が行えるようにするとともに、巻
き締めはもとより巻き戻しに関して段階的調整を可能と
した上げ下げ窓の釣合装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に係る発明として、上下方向に開閉される可
動障子に設けられ、該可動障子の重量と力学的平衡関係
を保ち可動障子を任意の位置に静止させるとともに、開
閉操作を容易化するための釣合装置であって、前記釣合
装置は、ケースと、このケース内の所定位置に水平軸回
りに回転自在に設置され、頭部側にギアが形成されると
ともに、軸部周囲にラチェットギアが形成され、かつケ
ース外部に臨む軸端面にネジ回し係合部が形成された水
平ギア部材と、前記水平ギア部材の隣接位置に水平軸回
りに所定角度範囲で回動自在に設置されるとともに、ケ
ース外部に臨む軸端面にネジ回し係合部が形成され、か
つケース内において中間軸部の両側に夫々前記水平ギア
部材方向に延出する2つクリックを備えるとともに、前
記クリックの一方が前記水平ギア部材の軸部に形成され
たラチェットギアと付勢的に噛合し、該クリックの一方
の噛合が揺動操作によって解除された際、前記クリック
の他方がラチェットギアに噛合する関係にあるクリック
部材と、前記ケース内の所定位置に鉛直軸回りに回転自
在に設置され、上部に前記水平ギア部材頭部のギアと噛
合するギアを備えるとともに、下端部に連結軸を備え、
前記水平ギア部材の回転により従動的に回転する鉛直ギ
ア部材と、から構成される縦枠の上部位置に固定配置さ
れる釣合力調整装置と、捻りバネ収納筒と、内部に収容
される捻りバネと、捻りバネの下端部に設けられる回転
作動体とから構成され、前記釣合力調整装置の鉛直ギア
部材に連結されて鉛直配置で設けられ、釣合力調整装置
における調整操作により少なくとも捻りバネが軸芯回り
に回転操作され、捻りバネに対する釣合力の導入・調整
が可能となっているとともに、可動障子の開閉時に前記
捻りバネにより可動障子と釣り合う上方向力を与える釣
合力発生装置と、前記可動障子の下端がわ側部に固設さ
れ、可動障子の上下動に伴って昇降するスライド体と、
このスライド体に下端が固定され、先端部分が前記釣合
力発生装置の回転作動体を貫いて捻りバネ収納筒の内部
に挿入され、前記可動障子の上下動に伴って前記回転作
動体に鉛直軸回りの回転力を与えることにより捻りバネ
を巻き締め・巻き戻し動作させる螺旋杆と、から構成さ
れたことを特徴とする上げ下げ窓の釣合装置が提供され
る。
【0009】上記請求項1に係る本発明は、釣合力発生
装置の上部側に釣合力調整装置を設け、前記釣合力発生
装置の捻りバネを直接、上部側で回転させ捻り力を付与
できるようにした装置例である。初期捻り力の導入およ
び調整は、前記水平ギア部材のねじ回し係合部にドライ
バー等の工具を当て回転させるだけで簡単に作業が行え
るようになる。また、クリック部材をドライバー等によ
って左右方向に所定角度で往復回転することによって1
ギアづつ巻き戻しできるようになるため、導入捻り力の
調整が容易に行えるようになるとともに、調整中に可動
障子が落下するような事態も完全に回避できるようにな
る。もちろん、ラチェット機構による噛合であるため、
調整後には一切の緩みやスリップ等を発生させることが
無くなる。また、釣合力調整装置の組み立ても、個々の
部材、具体的には水平ギア部材、クリック部材および鉛
直ギア部材の3部材をケース内に嵌め込み、ケースを閉
じるだけで組み付けできるため、組み立てが簡単で構造
も非常にコンパクトなものとできる。
【0010】なお、上記発明例では、釣合力発生装置の
上部側に釣合力調整装置を設けているため、初期捻り力
の導入および調整に当たり、苦痛な作業姿勢を強いられ
ることなく、上げ下げ窓の傍に立ったまま釣合力の調整
が容易に行えるようになっている。
【0011】請求項2に係る発明として、上下方向に開
閉される可動障子に設けられ、該可動障子の重量と力学
的平衡関係を保ち可動障子を任意の位置に静止させると
ともに、開閉操作を容易化するための釣合装置であっ
て、前記釣合装置は、捻りバネにより前記可動障子と釣
り合う上方向力を与える釣合手段と、可動障子の側部下
端に取付けられ可動障子を案内しながら縦枠に沿ってガ
イドするスライド手段と、このスライド手段と前記釣合
手段とを連携しスライド手段の移動に伴って前記釣合手
段の捻りバネを巻き締め・巻き戻し動作させる螺旋杆
と、前記スライド手段の内部に組み込まれた前記捻りバ
ネの調整手段とを備え、前記捻りバネ調整手段は、所定
位置に鉛直軸回りに回転自在に設置され、上端部に前記
螺旋杆と連結される連結部を備えるとともに、軸部周囲
にラチェットギアが形成され、かつ外部に臨む軸下端面
にネジ回し係合部が形成されたラチェット軸部材と、前
記ラチェット軸部材の隣接位置に鉛直軸回りに所定角度
範囲で回動自在に設置されるとともに、外部に臨む軸下
端面にネジ回し係合部が形成され、かつ中間軸部の両側
に夫々前記ラチェット軸部材方向に延出する2つクリッ
クを備えるとともに、前記クリックの一方が前記ラチェ
ット軸部材に形成されたラチェットギアと付勢的に噛合
し、該クリックの一方の噛合が揺動操作によって解除さ
れた際、前記クリックの他方がラチェットギアに噛合す
る関係にあるクリック部材と、から構成されることを特
徴とする上げ下げ窓の釣合装置が提供される。
【0012】上記請求項2に係る本発明は、可動障子の
側部下端に設けられたスライド手段に捻りバネ調整手段
を組み込んだ装置例である。かかる装置の場合は、ラチ
ェット軸部材とクリック部材の2部材で足りるようにな
る。かかる発明においても、初期捻り力の導入および調
整は、前記ラチェット軸部材下端面のねじ回し係合部に
ドライバー等の工具を当て回転させるだけで簡単に作業
が行えるようになる。また、クリック部材をドライバー
等によって左右方向に所定角度で往復回転することによ
って1ギアづつ巻き戻しできるようになるため、導入捻
り力の調整が容易に行えるようになるとともに、調整中
に可動障子が落下するような事態も完全に回避できるよ
うになる。もちろん、ラチェット機構による噛合である
ため、調整後には一切の緩みやスリップ等を発生させる
ことが無くなる。また、釣合力調整装置の組み立ても、
個々の部材、具体的にクリック部材およびラチェット軸
材材をスライド手段内に嵌め込むだけで組み付けできる
ため、組み立てが簡単で構造も非常にコンパクトなもの
とできる。
【0013】次いで、請求項3に係る本発明として、前
記クリック部材に形成された左右対のクリックの内、他
方側クリックを省略し、水平ギア部材またはラチェット
軸部材のラチェットギアに常時噛合している一方側クリ
ックのみとしてある請求項1、2いずれかに記載の上げ
下げ窓の釣合装置が提供される。
【0014】本請求項3記載の発明では、巻き戻しに関
して段階的調整は出来ないものの、組立てが簡単でかつ
コンパクトな構造とすることの効果は奏することができ
る。また、例えば障子の上部側に釣合力調整装置を設置
する請求項1記載の発明において、下段側に位置する室
内側障子は、障子を閉めた状態(降ろした状態)で調整
を行うことができ、この場合には捻りバネ力を一気に開
放したとしても、障子が落下することがないため、水平
ギア部材のラチェットギアに常時噛合している一方側ク
リックのみの構造であっても十分である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0016】〔第1形態例〕図1は釣合装置5を備えた
上げ下げ窓1の正面図であり、図2は釣合装置5の構造
図である。
【0017】上げ下げ窓1は、窓枠2の内部に縦枠2
A,2Bに沿って昇降自在とされる内側障子3と外側障
子4とを備え、前記縦枠2A,2B内に沿って配設され
た釣合装置5、5によって前記障子3、4が任意の位置
に静止可能とされる。なお、前記釣合装置5は内側障子
3と外側障子4とに夫々取付けられるが、両者は後述の
捻りバネ収納筒9、捻りバネ10、螺旋杆12の長さ寸
法、および内側障子3側に対してのみ釣合装置5の外側
に着脱自在の戸当たり7が設けられる点で相違するだけ
で、基本的構造は同一であるため、内側障子3(以下、
単に障子という。)についてのみ説明する。
【0018】前記釣合装置5は、詳細には図2に示され
るように、縦枠2A(2B)の上方側に固定配置される
とともに、釣合力を調整するための釣合力調整装置6
と、釣合力を発生させるための釣合力発生装置8と、障
子3の下框側部に固設され障子3と共に昇降するスライ
ドブロック11と、このスライドブロック11と前記釣
合力発生装置8とを動作的に連携させるために、下端が
前記スライドブロック11に連結され、先端側は前記釣
合力発生装置8の下端面より内部に挿入され、スライド
ブロック11の昇降に伴って前記釣合力発生装置8の内
部に配設された捻りバネ10を巻き締め/巻き戻し動作
させる螺旋杆12とから構成される装置である。
【0019】前記釣合力調整装置6については後述する
として、先ず前記釣合力発生装置8は、鉛直配置で釣合
力調整装置6より垂下された捻りバネ収納筒9の内部
に、所定幅のバネ板を螺旋状に加工した捻りバネ10を
内装させ、この捻りバネ10の下端部に前記螺旋杆12
の上下動によって同位置で鉛直軸回りに回転される回転
作動体13を設けたものである。前記回転作動体13
は、その中央部に捻りバネ10の断面形状に相応するス
リット孔13aが形成され、このスリット孔13aを貫
通する前記螺旋杆12が障子3の上下動に伴って昇降さ
れると、螺旋杆12の捻り面に案内されて前記回転作動
体13が回転し、捻りバネ10を巻き締めたり、巻き戻
したりする。
【0020】実際には、前記螺旋杆12の下降に伴って
回転作動体13を巻き方向に回転させて捻りバネ10を
巻き締め、障子3の上昇に伴って回転作動体13を反対
方向に回転させて捻りバネ10の巻き戻しする。従っ
て、前記捻りバネ10に対して予め障子3の最大上昇位
置において釣り合う捻り力を与えておくと、捻りバネ1
0は障子3がどの昇降位置にあっても障子3と釣り合う
ようになり、任意の障子開位置で静止できるようになる
とともに、上下方向に力が均衡しているため僅かの力で
障子3を昇降操作できるようになる。
【0021】前記捻りバネ収納筒9は、ほぼ障子3の縦
框相当の長さを有する筒体であり、上端部に固定配置さ
れた釣合力調整装置6より垂下され、釣合力調整装置6
における調整により、内装された捻りバネ10ととも
に、鉛直軸を回転中心として回転することにより、初期
釣合力の導入およびその後に捻りバネ10による釣合力
を調整できるようになっている。
【0022】前記釣合力調整装置6は主に図5〜図7に
示されるように、各構成部材を収納するケース20と、
このケース20内の所定位置に水平軸回りに回転自在に
設置される水平ギア部材23と、前記ケース20内の前
記水平ギア部材23より上方位置に隣接して設置された
クリック部材24と、前記ケース20内の所定位置に鉛
直軸回りに回転自在に設置され、上部を前記水平ギア部
材23のギアに噛合させて配置することにより、前記水
平ギア部材23の回転により従動的に回転される鉛直ギ
ア部材26とからなる装置であり、ケース20の下方側
に突出する前記鉛直ギア部材26の連結軸26dが前記
捻りバネ収納筒9内に挿入され、この連結軸26dおよ
び捻りバネ収納筒9、捻りバネ10を貫いて挿通された
連結ボルト14により相互に連結されている。
【0023】以下、前記釣合力調整装置6について図5
〜図10に基づいて詳述すると、前記ケース20は、図
6に示されるように、半割構造のケースであり、一方側
半割ケース片20Aと、他方側半割ケース片20Bとを
対面合わせし、ねじ孔22a〜22dの螺入されるねじ
により両者が一体化される。前記半割ケース片20A、
20Bは、合わせ面に形成される嵌設孔を含めて対象構
造となっているため、一方側半割ケース片20Aについ
て説明する。
【0024】前記半割ケース片20Aの合わせ面におい
て、その上部側には水平方向に沿って、本釣合力調整装
置6を縦枠2A、2Bに固定するために固定ねじの挿入
孔21aが形成されている。この挿入孔21aの下側に
は、バネ25が挿入されるとともに、前記クリック部材
24のバネ受け部24Dが嵌設される断面逆U字状のク
リック部材用第1嵌設孔21bと、前記クリック部材2
4の本体部(中間軸部24B)が嵌設されるクリック部
材用第2嵌設孔21cとが連続して形成されている。
【0025】また、前記クリック部材用第2嵌設孔21
cの下側に連続して、水平方向に沿って前記水平ギア部
材23を嵌設するために、相対的に小径かつ断面半円形
状とされるとともに、前記水平ギア部材23の軸端部2
3Cが嵌設される水平ギア用第1嵌設孔21dと、相対
的に大径かつ断面半円形状とされるとともに、前記水平
ギア部材23の本体部が嵌設される水平ギア用第2嵌設
孔21eとが水平方向に連続して形成されている。
【0026】そして、この水平ギア用嵌設孔21d、2
1eの下側に前記鉛直ギア部材26を鉛直方向に沿って
嵌設するために、相対的に大径かつ断面半円形状とされ
るとともに、前記鉛直ギア部材26の頭部26bが嵌合
される鉛直ギア用第1嵌設孔21fと、相対的に小径か
つ断面半円形状とされるとともに、前記鉛直ギア部材2
6の軸部26cが嵌設される鉛直ギア用第2嵌設孔21
gとが鉛直方向に連続して形成されている。
【0027】前記水平ギア部材23は、図7に示される
ように、頭部23Aと、中間軸部23Bと、端軸部2C
とから構成される部材であり、前記頭部23Aには周方
向に沿ってギア23a、23a…が形成されるととも
に、前記中間軸部23Bに周方向に沿ってラチェットギ
ア23b、23b…が形成されている。前記端軸部2C
は支軸となる軸であり、その先端面にはドライバー(ネ
ジ回し)の差し込み十字溝23cが形成されている。組
み立て状態では、前記軸端部23Cがケース20の水平
ギア用第1嵌設孔21dに嵌設され、前記頭部23Aお
よび中間軸部23Bが水平ギア用第2嵌設孔21eに嵌
設されるようになっている。
【0028】一方、前記クリック部材24は、図8に示
されるように、両側の端軸部24A、24Cと、中間軸
部24Bと、この中間軸部24Bの上部側に一体的に延
設されたバネ受け部24Dと、前記中間軸部24Bの下
部側に延設された左右一対のクリック24a、24bと
から構成された部材であり、前記端軸部24Cの端面に
はねじ回しの差し込み十字溝24cが形成されている。
組立状態では、前記軸受け部24Dがバネ25と共にク
リック部材用第1嵌設孔21bに嵌設され、前記中間軸
部24Bが前記クリック部材用第2嵌設孔21cに嵌設
され、図9に示されるように、水平ギア部材23側に延
出する2つのクリック24a、24bの内、バネ25に
よる付勢力によってクリック24aが水平ギア部材23
のラチェットギア23bに噛合するようになっている。
【0029】他方、前記鉛直ギア部材26は、図10に
示されるように、上面側周囲にギア26aを有する頭部
26bと、この頭部に隣接する軸部26cと、この軸部
26cに連続する連結軸26dからなる部材であり、前
記ケース20の鉛直ギア用嵌設孔21f、21gに嵌設
される。前記水平ギア部材23のラチェットギア23b
と前記鉛直ギア部材26のギア26aとは互いに噛合
し、水平ギア部材23の回転が鉛直ギア部材26に伝え
られ、鉛直ギア部材26が従動的に軸芯回りに回転する
ようになっている。
【0030】以上のように構成される釣合力調整装置6
において、上げ下げ窓1の設置時に捻りバネ10に対し
初期捻り力を導入するには、図5に示されるように、前
記水平ギア部材23の差し込み溝十字23cにドライバ
ー30の先端をあてがい、付勢力に抗して前記水平ギア
部材23を軸芯回りに右回転させると、この回転が直交
配置の前記鉛直ギア部材26に伝達され、鉛直ギア部材
26が軸芯回りに回転される。そして、鉛直ギア部材2
6の連結軸26dの回転によって、捻りバネ収納筒9お
よび捻りバネ10が、前記捻りバネ10の巻き締め方向
に回転され、捻りバネ10に釣合力が付与されるように
なる。
【0031】逆に、前記捻りバネ10を緩めたい場合に
は、前記クリック部材24先端面の差し込み十字溝24
cにドライバー30の先端をあてがい、前記クリック部
材24を右方向に回転すると、クリック24aと水平ギ
ア部材23のラチェットギア23bとの噛合状態が解か
れる。しかし、この際には、他方側クリック24bが前
記ラチェットギア23bと噛合するので、水平ギア部材
23は1ギア分だけ回転して静止するようになる。従っ
て、ドライバー30を左右方向に往復回転することによ
って、1ギアづつ巻き戻しできるようになるとともに、
障子3の落下も防止できるようになる。
【0032】ところで、上記形態例では直交配置される
水平ギア部材23のギア23aと鉛直ギア部材26のギ
ア26aとを夫々、直交面に形成したが、カサ歯車のよ
うに噛合面を夫々円錐面とすることもできる。また、釣
合力発生装置8を釣合力調整装置6に吊持している関係
上、鉛直ギア部材26の連結軸26dを捻りバネ収納筒
9、捻りバネ10と共に連結し、鉛直ギア部材26の回
転によって捻りバネ10の他に捻りバネ収納筒9も一緒
に回転させるようにしているが、たとえば捻りバネ収納
筒9を別に支持し、前記連結軸26dと捻りバネ10と
を連結し、鉛直ギア部材26の回転によって捻りバネ1
0のみを回転させるようにしてもよい。
【0033】また、元々下段側に位置する障子3は、障
子を閉めた状態(降ろした状態)で調整を行うことがで
き、この場合には捻りバネ力を一気に開放したとして
も、障子3が落下することがないため、前記クリック部
材23は水平ギア部材23のラチェットギア23bに常
時噛合している一方側クリック24aのみの構造とする
こともできる。
【0034】〔第2形態例〕次いで、本第2形態例で
は、本発明に係る捻りバネ調整機構を可動障子の側部下
端に設けられたスライド手段に組み込んだ装置例につい
て図11および図12に基づいて詳述する。なお、第1
形態例と同機能のものは同符号を付す。
【0035】図11に示されるように、釣合装置5は、
縦枠2A(2B)の上方側に固定配置された釣合手段た
る捻りバネ装置8と、障子3の下框側部に連結され障子
3を縦枠2A(2B)に沿って案内しながら移動自在と
されるスライド装置11と、このスライド装置11と前
記捻りバネ装置8とを動作的に連携させるために、下端
が前記スライド装置11に連結され、上方側は前記捻り
バネ装置8の内部に挿入される設置態様で設けられ、ス
ライド装置11の移動に伴って前記捻りバネ装置8の内
部に配設された捻りバネ10を巻き締め・巻き戻し動作
させる螺旋杆12と、前記スライド装置11に組み込ま
れた捻りバネの調整手段と、から構成される装置であ
る。
【0036】前記捻りバネ装置8は、縦枠2A内に鉛直
配置で固定された捻りバネ収納筒9の内部に、所定幅の
バネ板を螺旋状に加工した捻りバネ10を具備するとと
もに、下端部に前記螺旋杆12の上下動によって同位置
で左右方向に回転される回転作動体13を備えている。
前記捻りバネ収納筒9は、ほぼ障子3の縦框相当の長さ
を有する筒体であり、上端部に前記捻りバネ10の固定
金具15を備え、捻りバネ10を吊り状態で支持してい
るとともに、捻りバネ10の下端は前記回転作動体13
の上部に連結されている。前記回転作動体13は、捻り
バネ収納筒9の下端口部に鉛直軸回りの回転のみを許容
するように配設され、中央部には捻りバネ10の断面形
状に相応するスリット孔13aが形成され、このスリッ
ト孔13aを貫通する前記螺旋杆12が障子3の上下動
に伴って昇降されると、螺旋杆12の捻り面に案内され
て前記回転作動体13が回転し、捻りバネ10を巻き締
め、あるいは巻き戻しする。実際には、前記螺旋杆12
の下降に伴って回転作動体13を巻き方向に回転させて
捻りバネ10を巻き締め、障子3の上昇に伴って回転作
動体13を反対方向に回転させて捻りバネ10の巻き戻
しする。従って、前記捻りバネ10に対して予め障子3
の最大上昇位置において釣り合う捻り力を与えておく
と、捻りバネ10は障子3がどの昇降位置にあっても障
子3と釣り合うようになり、任意の障子開位置で静止で
きるようになるとともに、上下方向に力が均衡している
ため僅かの力で障子を昇降操作できるようになる。
【0037】前記スライド装置11の内部には、図12
に示されるように、捻りバネ調整機構が組み込まれてい
る。この捻りバネ調整機構は、所定位置に鉛直軸回りに
回転自在に設置されたラチェット軸部材27と、このラ
チェット軸部材27の隣接位置に鉛直軸回りに所定角度
範囲で回動自在に設置されたクリック部材24とから構
成されている。
【0038】前記ラチェット軸部材27は、螺旋杆12
と連結金物28を介して連結される連結軸部27Aと、
周囲にラチェットギア27b、27b…が形成された中
間軸部27Bと、端軸部27Cとからなる部材であり、
前記端軸部27Cの先端面にはドライバー(ネジ回し)
の差し込み十字溝27cが形成されている。
【0039】一方、前記クリック部材24は、上記第1
形態例と同一部材であり、両側の端軸部24A、24C
と、中間軸部24Bと、この中間軸部24Bの上部側に
一体的に延設されたバネ受け部24Dと、前記中間軸部
24Bの下部側に延設された左右一対のクリック24
a、24bとから構成されている。前記端軸部24Cの
端面にはねじ回し30の差し込み十字溝24cが形成さ
れている。
【0040】組立状態では、ラチェット軸部材27側に
延出する2つのクリック24a、24bの内、バネ25
による付勢力によってクリック24aがラチェット軸部
材27のラチェットギア27bに噛合するようになって
いる。
【0041】かかる捻りバネ調整機構において、上げ下
げ窓1の設置時に捻りバネ10に対し初期捻り力を導入
するには、前記ラチェット軸部材27の差し込み溝十字
27cにドライバー30の先端をあてがい、付勢力に抗
して前記ラチェット軸部材27を軸芯回りに回転させる
と、螺旋杆12が巻き締め方向に回転され、捻りバネ1
0に釣合力が付与されるようになる。
【0042】逆に、前記捻りバネ10を緩めたい場合に
は、前記クリック部材24先端面の差し込み十字溝24
cにドライバー30の先端をあてがい、前記クリック部
材24を右方向に回転すると、クリック24aとラチェ
ット軸部材27のラチェットギア27bとの噛合状態が
解かれる。しかし、この際には、他方側クリック24b
が前記ラチェットギア27bと噛合するので、ラチェッ
ト軸部材27は1ギア分だけ回転して静止するようにな
る。従って、ドライバー30を左右方向に往復回転する
ことによって、1ギアづつ巻き戻しできるようになると
ともに、障子3の落下も防止できるようになる。
【0043】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、組立
てが簡単でかつコンパクトな構造とできる。また、調整
後には一切の緩みやスリップ等を発生させずに簡単に巻
き締めおよび巻き戻し調整が行えるようになるととも
に、巻き締めはもとより巻き戻しに関して段階的調整が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣合装置5を備えた上げ下げ窓1の正面図であ
る。
【図2】釣合装置5の構造図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視図である。
【図5】釣合力調整装置6の(A)は拡大半断面図、(B)は
拡大正面図である。
【図6】釣合力調整装置6の分解図である。
【図7】水平ギア部材23を示す(A)は側面図、(B)は正
面図、(C)は底面図である。
【図8】クリック部材24を示す(A)は側面図、(B)は正
面図、(C)は裏面図である。
【図9】水平ギア部材23とクリック部材24の係合状
態を示す図である。
【図10】鉛直ギア部材26を示す(A)は側面図、(B)は
平面図、(C)は底面図である。
【図11】第2形態例に係る釣合装置の縦断面図であ
る。
【図12】スライド装置11部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…上げ下げ窓、2A・2B…縦枠、3…内側障子、4
…外側障子、5…釣合装置、6…釣合力調整装置、7…
戸当たり、8…釣合力発生装置、9…捻りバネ収納筒、
10…捻りバネ、11…スライドブロック、12…螺旋
杆、13…回転作動体、14…連結ボルト、20…ケー
ス、23…水平ギア部材、23A…頭部ギア、23b…
ラチェットギア、24…クリック部材、24a・24b
…クリック、25…バネ、26…鉛直ギア部材、26a
…ギア、27…ラチェット軸部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に開閉される可動障子に設けら
    れ、該可動障子の重量と力学的平衡関係を保ち可動障子
    を任意の位置に静止させるとともに、開閉操作を容易化
    するための釣合装置であって、 前記釣合装置は、ケースと、このケース内の所定位置に
    水平軸回りに回転自在に設置され、頭部側にギアが形成
    されるとともに、軸部周囲にラチェットギアが形成さ
    れ、かつケース外部に臨む軸端面にネジ回し係合部が形
    成された水平ギア部材と、前記水平ギア部材の隣接位置
    に水平軸回りに所定角度範囲で回動自在に設置されると
    ともに、ケース外部に臨む軸端面にネジ回し係合部が形
    成され、かつケース内において中間軸部の両側に夫々前
    記水平ギア部材方向に延出する2つクリックを備えると
    ともに、前記クリックの一方が前記水平ギア部材の軸部
    に形成されたラチェットギアと付勢的に噛合し、該クリ
    ックの一方の噛合が揺動操作によって解除された際、前
    記クリックの他方がラチェットギアに噛合する関係にあ
    るクリック部材と、前記ケース内の所定位置に鉛直軸回
    りに回転自在に設置され、上部に前記水平ギア部材頭部
    のギアと噛合するギアを備えるとともに、下端部に連結
    軸を備え、前記水平ギア部材の回転により従動的に回転
    する鉛直ギア部材と、から構成される縦枠の上部位置に
    固定配置される釣合力調整装置と、 捻りバネ収納筒と、内部に収容される捻りバネと、捻り
    バネの下端部に設けられる回転作動体とから構成され、
    前記釣合力調整装置の鉛直ギア部材に連結されて鉛直配
    置で設けられ、釣合力調整装置における調整操作により
    少なくとも捻りバネが軸芯回りに回転操作され、捻りバ
    ネに対する釣合力の導入・調整が可能となっているとと
    もに、可動障子の開閉時に前記捻りバネにより可動障子
    と釣り合う上方向力を与える釣合力発生装置と、 前記可動障子の下端がわ側部に固設され、可動障子の上
    下動に伴って昇降するスライド体と、 このスライド体に下端が固定され、先端部分が前記釣合
    力発生装置の回転作動体を貫いて捻りバネ収納筒の内部
    に挿入され、前記可動障子の上下動に伴って前記回転作
    動体に鉛直軸回りの回転力を与えることにより捻りバネ
    を巻き締め・巻き戻し動作させる螺旋杆と、から構成さ
    れたことを特徴とする上げ下げ窓の釣合装置。
  2. 【請求項2】上下方向に開閉される可動障子に設けら
    れ、該可動障子の重量と力学的平衡関係を保ち可動障子
    を任意の位置に静止させるとともに、開閉操作を容易化
    するための釣合装置であって、 前記釣合装置は、捻りバネにより前記可動障子と釣り合
    う上方向力を与える釣合手段と、可動障子の側部下端に
    取付けられ可動障子を案内しながら縦枠に沿ってガイド
    するスライド手段と、このスライド手段と前記釣合手段
    とを連携しスライド手段の移動に伴って前記釣合手段の
    捻りバネを巻き締め・巻き戻し動作させる螺旋杆と、前
    記スライド手段の内部に組み込まれた前記捻りバネの調
    整手段とを備え、 前記捻りバネ調整手段は、所定位置に鉛直軸回りに回転
    自在に設置され、上端部に前記螺旋杆と連結される連結
    部を備えるとともに、軸部周囲にラチェットギアが形成
    され、かつ外部に臨む軸下端面にネジ回し係合部が形成
    されたラチェット軸部材と、前記ラチェット軸部材の隣
    接位置に鉛直軸回りに所定角度範囲で回動自在に設置さ
    れるとともに、外部に臨む軸下端面にネジ回し係合部が
    形成され、かつ中間軸部の両側に夫々前記ラチェット軸
    部材方向に延出する2つクリックを備えるとともに、前
    記クリックの一方が前記ラチェット軸部材に形成された
    ラチェットギアと付勢的に噛合し、該クリックの一方の
    噛合が揺動操作によって解除された際、前記クリックの
    他方がラチェットギアに噛合する関係にあるクリック部
    材と、から構成されることを特徴とする上げ下げ窓の釣
    合装置。
  3. 【請求項3】前記クリック部材に形成された左右対のク
    リックの内、他方側クリックを省略し、水平ギア部材ま
    たはラチェット軸部材のラチェットギアに常時噛合して
    いる一方側クリックのみとしてある請求項1、2いずれ
    かに記載の上げ下げ窓の釣合装置。
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