JP2003328337A - 緑化基盤材及びそれを用いた緑化工法 - Google Patents

緑化基盤材及びそれを用いた緑化工法

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Katsuji Tanno
勝治 丹野
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TANKATSU KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 河岸線や湖岸線の裸地法面を自然景観に適し
た緑化を図ると共に、湖岸や水辺等の地山の侵食を防止
する緑化基盤材とそれを用いた緑化工法を提供するのが
目的である。 【構成】 良質土、炭、ピートモス等の基盤材料を50
mmの厚さとなるように圧縮して基盤用土体を形成し、
当該基盤用土体をネット状袋体に収納すると共に、所定
間隔に縦横に逢着形成して緑化基盤体を構成し、当該緑
化基盤体に沈水植物を植栽固定して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川、ダム湖や湖沼な
どの湖岸や水辺の法面等が風雪や波浪により侵食される
のを防止すると共に、当該法面等や川床や海底などの水
底を緑化するための緑化基盤材及びそれを用いた緑化工
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の湖岸や造成された貯水池等の法面
は、植物の生育が困難な環境であると共に、景観的にも
殺風景であった。特にダム湖や多目的貯水池の水辺等で
は人工的や季節によって水位が変動することから、この
変動水位幅は植物が生育しにくく裸地法面になってい
る。
【0003】一方、水辺に生育する植物分類には、根が
水底に固定される植物として水辺から中心部に向かって
群落配列がある。この群落配列では、植物体の一部が水
面を突き抜けて成長するイネ、ガマ、ヨシ、オモダカ等
の抽水植物と、水面に葉を浮かせるヒツジグサ、ジュン
サイ、ヒシ等の浮葉植物と、植物の体全体が水中にある
クロモ、ミズオオバコ、ミズニラ等の沈水植物がある。
また、根が水底に固定されず水面か水中を浮遊するウキ
クサ、ホテイアオイ等の浮遊植物に分類される。このよ
うな植物の群落配列は、一般的に当該水辺等が自然の環
境条件において形成されるものである。しかるに、これ
らの植物のうち、浮遊植物は別として水中に根が固定さ
れる植物は、水位が大きく変動したり、あるいは季節に
より渇水状態となってしまうような環境下では、これら
の水辺植物の生育は困難である。
【0004】特に人工的に河川、貯水池やダム湖等を造
成したり、あるいは用途によって人工的に水位を調節し
たり、あるいは季節の渇水によって水位が変動するよう
な水辺等は、植物の生育が困難であるばかりか、川岸線
や湖岸線が露出してしまい景観を損ねるばかりか、地山
の侵食によって風致上の問題となり大きな自然破壊を招
く一因となるものであった。
【0005】そのために、このような川岸線や湖岸線に
生ずる裸地法面の緑化をはかり地山の侵食を防止する技
術の一つとして、従来は複数の袋状部を形成して、その
底部に植物の根が貫通を防止する根貫通阻止部を形成
し、当該袋状部に植物種子と肥料などを充填すると共
に、他の袋状部にはフロートを形成して水に浮かぶよう
に構成した植生マットによる水際緑化工法があった(特
開平8―291522)。
【0006】この従来技術によれば、水面や湖面の水位
変動により、水位が上昇した場合には、形成されている
フロートの浮力により植生マットが水面に浮遊し、逆に
水位が低い場合には植生マットが傾斜法面に密着するた
めに、湖岸線が露出することなく裸地法面の緑化が行わ
れるものとなると共に、植生マットにより生育された植
物の冠水死が防止されるものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の植生マットを用いた水際緑化工法では、水面や湖面
等の水位変動に順応して植生マットが浮遊するように施
工することから、施工に際して水位が変動する湖岸線の
変動水位幅の上端部に植生マットの上端側を固定するも
のであった。そのために、水位の変動に対して植生マッ
トが順応して湖岸線の緑化を図ることができるものの、
湖岸などの裸地法面自体を緑化するものではないために
自然景観に適合した緑化ではなく、植生マットが浮遊状
態の場合には舟の航行や運航に影響を及ぼすという課題
を有していた。
【0008】また、従来技術において、裸地法面に対す
る植生マットの固定部分は、その上端側のみであるため
に風災害や経年変化により植生マットが流出してしまう
おそれがあり、当該流出部分から地山の侵食が進んでし
まうという課題を有していた。更に植生マットに覆われ
る水面直下では溶存酸素が少なくなってCO濃度が高
くなるので、魚類の生存に不利な環境を及ぼすと共に、
雑草が繁茂して悪臭の根源となったり、水系の水質汚濁
を引き起こす等、直接的、間接的な被害をもたらす一因
となるという課題を有していた。
【0009】本発明は、上記のような従来の課題を解消
し、より自然景観に適した緑化を図ると共に、河岸や湖
岸等の裸地法面の侵食を防止する緑化基盤材及びそれを
用いた緑化工法を提供するのが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解消しようとするもので、次のような手段を講じた
ものである。特許を受けようとする第1の発明は、良質
土、炭、ピートモス等の基盤材料を50mmの厚さとな
るように圧縮して基盤用土体を形成し、当該基盤用土体
をネット状袋体に収納すると共に、所定間隔に縦横に逢
着形成して緑化基盤体を構成し、当該緑化基盤体に沈水
植物を植栽固定したことを特徴とする緑化基盤材であ
る。
【0011】基盤用土体を形成する基盤材料としては、
良質土、炭、ピートモス、工業用水汚泥、鹿沼土、バー
ク堆肥、バーミキュライト、パーライト、牡蠣殻、遅効
性肥料、高度化成肥料等が用いられ、これらを適宜配合
し、全体が半分の厚さ、約50mmの厚さとなるように
圧縮成型されるものである。
【0012】上記の基盤用土体を収納するネット状袋体
としては、収納した基盤用土体が網目から落下しないよ
うなメッシュであると共に、複数枚の袋体を重合して形
成されている。当該ネット状袋体の大きさとしては、取
り扱いが容易な形状であり、例えば1m四方前後の大き
さが望ましい。また、基盤用土体を収納してネット状袋
体と一体的、かつ縦横に逢着して緑化基盤体を形成する
ものであるが、例えば5cm〜10cm間隔毎に逢着す
ることにより、基盤用土体とネット状袋体との一体性を
保持して緑化基盤体を形成する。
【0013】上記のように形成した緑化基盤体に対し
て、沈水植物を植栽固定する。沈水植物としては、丹草
を用いるものである。丹草とは河岸線や湖岸線などの水
位幅が変動しても生育が容易な植物であり、例えばセキ
ショウ、ミズニラ、ミズオオバコ等の植物が適してい
る。このような植物は夏場は勿論のこと、冬場であって
も、生育が可能であり、しかも水中や陸上においても活
発に生育が可能で、通年を通して緑葉であるので美観的
にも優れている。
【0014】上記のような丹草を緑化基盤体に植栽固定
するにあたっては、緑化基盤体の適所に切り込みを入
れ、丹草の根部を植え込んで糸などで固定する。丹草は
一年で約6倍に増殖し、緑化基盤体であるネット状袋体
や基盤用土体等に丹草の根部が絡んで強固なマット層が
形成される。
【0015】特許を受けようとする第2の発明は、良質
土、炭、ピートモス等の基盤材料を約50mmの厚さと
なるように圧縮して基盤用土体を形成し、当該基盤用土
体をネット状袋体に収納すると共に、基盤用土体とネッ
ト状袋体とを所定間隔毎に縦横に逢着形成した緑化基盤
体を用意し、当該緑化基盤体の表面適所に約10〜20
cm間隔毎に沈水植物の根部を植栽固定して緑化基盤材
とし、施工する傾斜法面に対して少なくとも緑化基盤材
の上下部分を固定するようにしたことを特徴とする緑化
基盤材を用いた緑化工法である。
【0016】この第2発明は、上記の第1発明の緑化基
盤材を用いた緑化工法の発明であり、その緑化基盤材の
施工にあたっては、施工する裸地法面の上下方向に対し
て当該緑化基盤材の上下端部をアンカーピンやロープ等
で固定するものである。緑化基盤材の固定個所はこれら
以外にも緑化基盤材の適所を固定するようにしてもよ
い。裸地法面に対して緑化基盤材を固定することによ
り、河岸線、湖岸線の水位が変動した場合であっても剥
き出しの裸地法面が露出することがなく、裸地法面の緑
化を図ることができる。また、裸地法面において水位の
変動幅が大きい施工個所に対しては必要に応じて複数の
緑化基盤材を繋ぎ合わせて施工するようにしてもよい。
【0017】上記の発明において、裸地法面とはダム湖
や貯水池等の河岸線、湖岸線等の植物が生育しにくい環
境の法面であり、このような裸地法面の河岸線や湖岸線
等は季節や人工的な水位の調節により、水面や湖面の水
位が変動するものであるが、このような植物の生育環境
において、水位が変動してもこれらの個所において植物
を生育させると共に、これら裸地法面の緑化を図るもの
である。
【0018】上記の沈水植物である丹草を緑化基盤材に
植栽する手段としては、約10〜20cm間隔毎に沈水
植物の根部を植え付け固定するものであるが、約20c
m間隔を置いてネット状袋体の表面部分をナイフやハサ
ミにより切込みを入れ、その中に粘土を詰めて植物を植
栽する。その時、沈水植物の根元部分は糸によりネット
状袋体に固定し、当該根元部分を粘土で固めて切り込み
を塞ぐようにして処理をする。植物を約10〜20cm
間隔で植え付けることにより、1年程度で緑化基盤材の
全体に増殖する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明すると、図1は本発明に係る緑化基盤材を分解
した斜視図であり、図2は基盤用土体とネット状袋体を
一体的に逢着して緑化基盤材とした斜視図であり、図3
は緑化基盤材に植物を植栽する状態を示す斜視図であ
り、図4は本発明方法により施工状態を示す側断面図で
ある。
【0020】図において、1は基盤用土体であり、良質
土、炭、ピートモス、工業用水汚泥、鹿沼土、バーク堆
肥、バーミキュライト、パーライト、牡蠣殻、遅効性肥
料、高度化成肥料等の基盤材料を適宜配合して形成され
ている。この基盤用土体1は上記の基盤材料を圧縮する
が、全体が半分の厚さ、即ち厚さ50mm前後となるよ
うに圧縮成型される。
【0021】2は上記の基盤用土体1を収納するための
ネット状袋体であり、収納した基盤用土体1が落下しな
い程度のメッシュである。図示の実施例において、当該
ネット状袋体2は、3枚の袋体2a,2b,2cにより
重合されており、当該ネット状袋体2の大きさとして
は、取り扱いが容易な形状であり、図示では1m四方の
大きさに形成されている。また、図示の実施例において
は3枚の袋体により重合されているが、袋体のメッシュ
サイズにより2枚であっても、あるいは4枚であっても
よい。これらの袋体2a〜2cのうち、最内部の袋体2
cに前記の圧縮成型した基盤用土体1を収納するもので
あるが、収納した際にこれらの袋体2a〜2cから基盤
用土体1が落下しないようなメッシュであれば良い。な
お、緑化基盤材として後述する逢着成型とあいまって保
型性を維持する必要から3枚程度が望ましい。
【0022】次に上記のように基盤用土体1を収納した
ネット状袋体2の開口部を逢着すると共に、当該ネット
状袋体2を縦横に逢着して緑化基盤材3が形成される。
逢着間隔は全体が1m四方に形成されていることから、
例えば縦方向は5cm間隔毎に、横方向は10cm間隔
毎に逢着されている。
【0023】上記のように形成した緑化基盤材3に対し
て沈水植物を植栽する。沈水植物とは、一般的に植物の
体全体が水中にあり、根が水底に固定される植物である
が、水中でも生育し、かつ陸上においても成育が可能な
沈水植物の丹草を植栽した。植栽方法は、当該緑化基盤
材3の表面適所3aに約10〜20cm間隔毎に沈水植
物4の根部を植え付ける。また、緑化基盤材3の表面適
所3aをナイフ、はさみ等により数センチの切込み部を
形成し、その中に一握りの粘土を詰める。そして、当該
粘土の中に沈水植物4の根部を差し込み、その根元部分
に粘土により切込み部を塞ぐようにする。なお、植付け
に際しては植物が流出しないようにその根元部分を糸に
よりネット状袋体2に固着する。施工後、沈水植物の根
元部分は、緑化基盤材3の基盤用土体1の中に根を伸ば
して安定する。
【0024】次に上記の緑化基盤材3を用いて裸地法面
を緑化する工法について図4を参照して説明する。ま
ず、施工しようとする裸地法面5において、河岸線や湖
岸線等の水位が変動する個所の場合には、その変動範囲
の幅(長さ)に応じて複数枚の緑化基盤材3を用意す
る。当該緑化基盤材3の上端部3bを施工する裸地法面
5の部分にアンカーピン6により固定する。そして、緑
化基盤材3を法面等5に密着させるようにして下端部3
c及び緑化基盤材3の適所を同様にアンカーピン6にて
固定する。なお、植栽される沈水植物4は、施工前に緑
化基盤材3に植栽することにより、植物の生育状態がよ
り良好なものとなる。
【0025】図4において、M.Lは河岸や湖岸等の平
均的水位であり、H.Lは高水位であり、L.Lは低水位
である。これらの変動範囲は、施工個所により異なるも
のである。そのために緑化基盤材3を裸地法面5に施工
した後はどのような水位の変動があった場合であって
も、裸地法面5の露出部分が緑化されるものとなる。ま
た、当該緑化基盤材3に植栽されている植物は沈水植物
であるために、低水位L.Lであっても高水位H.Lであ
っても、植物の生育環境として充分に適したものとな
る。
【0026】上記の実施例は、アンカーピンなどにより
緑化基盤材3を裸地法面5に固定することが可能な施工
個所について示してあるが、図5の実施例は、裸地法面
5に対して直接的にアンカーピンなどで固定することが
できないような施工個所の実施例である。図において、
5aはコンクリートやブロック、ゴムシート等により打
設された裸地法面であり、このような裸地法面5aに施
工するに際しては、裸地法面5aの法肩5bにアンカー
ピン6を固定し、当該アンカーピン6にステンレスワイ
ヤー等の索条体7を固定する。そして、索条緑化基盤材
3の適所と索条体7を固定する。7aは索条体7と緑化
基盤材3との連結固定部である。
【0027】
【発明の効果】特許を受けようとする第1発明は、良質
土、炭、ピートモス等の基盤材料を50mmの厚さとな
るように圧縮して基盤用土体を形成し、当該基盤用土体
をネット状袋体に収納すると共に、所定間隔に縦横に逢
着形成して緑化基盤体を構成し、当該緑化基盤体に沈水
植物を植栽固定したことを特徴とする緑化基盤材であ
る。
【0028】そのために従来の緑化基盤材が有していた
課題を解消することが出来ると共に、河岸線や湖岸線の
裸地法面をより自然景観に適した緑化を図ることがで
き、緑化基盤材として十分な基盤効果と保型性を維持
し、持ち運びや取り扱いが簡単である。
【0029】特許を受けようとする第2の発明は、良質
土、炭、ピートモス等の基盤材料を約50mmの厚さと
なるように圧縮して基盤用土体を形成し、当該基盤用土
体をネット状袋体に収納すると共に、基盤用土体とネッ
ト状袋体とを所定間隔毎に縦横に逢着形成した緑化基盤
体を用意し、当該緑化基盤体の表面適所に約10〜20
cm間隔毎に沈水植物の根部を植栽固定して緑化基盤材
とし、施工する傾斜法面に対して少なくとも緑化基盤材
の上下部分を固定するようにしたことを特徴とする緑化
基盤材を用いた緑化工法である。
【0030】そのために従来の緑化工法が有していた課
題を解消することが出来ると共に、河岸や湖岸等の裸地
法面をより自然景観に適した緑化を図ることができ、河
岸線や湖岸線等の裸地法面の侵食を防止することがで
き、例え渇水期間であっても裸地法面が露出しないもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る緑化基盤材を分解した斜視図で
ある。
【図2】 基盤用土体とネット状袋体を一体的に逢着し
て緑化基盤体とした斜視図である。
【図3】 緑化基盤体に沈水植物を植栽した状態を示す
斜視図である。
【図4】 本発明方法により施工状態を示す側断面図で
ある。
【図5】 他の施工状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 基盤用土体 2 ネット状袋体 3 緑化基盤材 4 沈水植物 5 裸地法面 6 アンカーピン 7 索条体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良質土、炭、ピートモス等の基盤材料を
    50mmの厚さとなるように圧縮して基盤用土体を形成
    し、当該基盤用土体をネット状袋体に収納すると共に、
    所定間隔に縦横に逢着形成して緑化基盤体を構成し、当
    該緑化基盤体に沈水植物を植栽固定したことを特徴とす
    る緑化基盤材。
  2. 【請求項2】 良質土、炭、ピートモス等の基盤材料を
    約50mmの厚さとなるように圧縮して基盤用土体を形
    成し、当該基盤用土体をネット状袋体に収納すると共
    に、基盤用土体とネット状袋体とを所定間隔毎に縦横に
    逢着形成した緑化基盤体を用意し、当該緑化基盤体の表
    面適所に約10〜20cm間隔毎に沈水植物の根部を植
    栽固定して緑化基盤材とし、施工する傾斜法面に対して
    少なくとも緑化基盤材の上下部分を固定するようにした
    ことを特徴とする緑化基盤材を用いた緑化工法。
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