JP2003326328A - ねじ金具付きパネルの製造方法及び製造装置 - Google Patents

ねじ金具付きパネルの製造方法及び製造装置

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JP2003326328A JP2002135486A JP2002135486A JP2003326328A JP 2003326328 A JP2003326328 A JP 2003326328A JP 2002135486 A JP2002135486 A JP 2002135486A JP 2002135486 A JP2002135486 A JP 2002135486A JP 2003326328 A JP2003326328 A JP 2003326328A
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智仙 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの成形及び取付け用ナットの固着をプ
レス及び雄雌成形型を要することなく同一加工箇所で行
う取付け用ナット付きパネル製造の提供。 【解決手段】 パネル素材板Mのナツト取付け位置にナ
ツト取付け下孔をあけ、枠状保持具30をもってパネル
素材板の周辺部を把持することによりパネル素材板の周
辺部の剛性を保ち、治具40上において、係合凹部が形
成され且つナット本体21から軸線方向に突出した突出
部22を有したナット2を突出部を上に載置し、突出部
に下孔を嵌めて、パネル素材板をナット本体で支えて、
ナット固着・パネル成形共用の治具及び棒状工具50に
より、ナツト取付け下孔周辺にナット固着かしめ加工を
施し、且つパネル素材板を治具の成形型部42の外形に
応じた形状に張出し加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機器を固定する
ためのねじ金具を有するパネルの製造方法及び製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器を載せたパネル、または機器
を収納するパネルには機器を固定するためのナットを備
えている。ナットに替えてボルトの場合もある。
【0003】ナットまたはボルトをパネルに固定する手
段として、例えば、ナットまたはボルトをパネルに溶接
して固定したり、ナットまたはボルトをパネルに圧入し
て固定したりしている。以下、ナットまたはボルトのこ
とをねじ金具という。
【0004】機器を収納するパネルの場合、板の周囲は
折り曲げられている。また、補強用に板に凹凸を設けて
補強している。これはプレスによって製作している。プ
レスでは雄雌の一対の金型が必用で効果になっている。
【0005】金型を少なくする手段として、特開200
2−1444号(EP1147832号)のように逐次
成形方法が提案されている。これは、雄雌の型の一方の
型に素材の板を固定し、棒状の成形工具で素材の板を押
しながら型に沿って移動させて、逐次的に板を加工する
ものである。型は、素材の板を整形するための型と、素
材の板を固定するための型と、からなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ねじ金具をパネルに圧
入して固定すれば、所定形状へのパネルの加工とねじ金
具の固定とは別の装置で行われることになり、少量生産
では高価になる。
【0007】本発明の第1の目的は、ねじ金具の固定と
パネルの加工を一つの装置で行えるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、第1の治
具にねじ金具を配置するとともに、第2の治具及び第3
の治具にパネルの素材の板を配置し、前記板にはねじ金
具用の下穴が明いており、前記第1の治具は、前記下穴
に対応して、前記ねじ金具が回転しないように保持する
ものであり、前記第2の治具は前記パネルの形状に対応
した形状をしており、前記第3の冶具は前記板を固定す
るものであり、成形工具を前記下穴の半径方向の前記板
を介して前記第1の治具に押圧した状態で前記下穴の周
囲に沿って移動させ、また、前記成形工具を前記板を介
して前記第2の治具に沿って移動させ、前記成形工具を
前記第1の治具または前記第2の治具に沿って移動させ
る際に、該成形工具及び該第3の治具を前記成形工具の
軸方向の前記ねじ金具側に移動させること、によって、
達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図1〜図8
により説明する。これによって製造されるパネルは、例
えば、鉄道車両の機器を収納したり、機器を設置したり
するパネルである。ねじ金具はナットの場合を説明す
る。
【0010】このパネル10は図8に示すに機器Cを設
置するためのベースフレームである。機器Cは、そのフ
ランジFのボルト孔Hに挿入したボルトBにより、パネ
ル1に設置したナット2(パネル1の裏面にある。)に
固定される。
【0011】パネル10は機器Cの重量等に対応する剛
性をもたせたり、パネルを設置する個所の形状に対応し
たりするために、適宜の形の張出し加工や絞り加工、即
ち塑性加工が施されている。図示の例では、所要寸法形
状である正方形の金属板の外周フランジ11内に略正方
形の突条域12及び突状域内に、前記正方形の対角線の
突条域13を形成している。ナット20は突状域12の
裏面に設置している。
【0012】ナット20は、六角ナット(本体とい
う。)21と、その軸方向の端部に設けた小径の突出部
22と、からなる。突出部22はナット本体21と同心
である。突出部22の突出代はパネル10の素材の板厚
よりも小さい。突出部22の基部には円周溝22bがあ
る。突出部22の先端は四角形であるが、円錐台形状で
もよい。ナット20は、突状域12の裏面にパネル10
のナット20(突出部22)のための下穴18をかしめ
て固定している。すなわち、突出部22側のナット本体
21の端部を板10に圧入し、下穴18の周囲の金属を
円周溝22bに流入させ、下穴の周囲の金属を突出部2
2に密着させている。ナット20は、板に圧入して固定
する公知のナットを用いることができる。
【0013】パネル10の素材の板はアルミニウム合金
製であり、板厚:5mmである。板は鉄製、ステンレス
製でもよい。ナット20のボルト径は10mmである。
ナット20の間隔は100mmである。
【0014】このねじ金具付きパネル10の製造を図1
〜図7により説明する。このねじ金具付きパネル10を
製造するための治具(金型)は、ナット20を保持する
ための第1の治具110とし、突状域12、13を形成
するための第2の治具120と、パネル10の外周フラ
ンジを保持するための第3の治具130とからなる。第
2の治具に沿って移動し、板20を成形するための成形
工具140を有する。
【0015】成形工具140は、適宜の直径の丸棒体で
あり、軸線回りに回転不能又は回転可能に保持具に保持
されている。成形工具50の先端部51の縦断面は、両
側がR部となり、例えば、平坦部はRの2倍長であり、
パネル10に形成するナット取付け用下孔18の直径に
略相当することが好ましい。即ち、成形工具140の直
径はパネル10に形成するナット取付け用下孔18の直
径の略2倍になる。
【0016】ナット20の固着工程に用いる成形工具1
40とパネル10の成形工程に用いる成形工具140と
は、同じ工具でもよく、又異なる別の工具でもよい。
【0017】第1の治具110と第2の治具120とは
架台150の上面に設置している。第1の治具110の
上面と第2の治具120の上面とは実質的に同一面にあ
る。
【0018】第2の治具120は、突状域12,13を
形成するための金型であり、実質的に突状域12,13
と同一形状をしている。すなわち、第2の治具120
は、架台150上にパネル10の突条域12,13に対
応し、その内側面に嵌まり得る断面の凸形状の成形型1
22を設けたものである。第2の治具120の角部は、
板10を成形しやすくするため、円弧状である。また、
また垂直方向の直線部は傾斜面にしている。
【0019】成形型部122の形状は、形成されるパネ
ル1の突条域12,13に正確に嵌合するようなもので
あることは必ずしも必要でなく、単純化された概略の形
状でもよい。
【0020】第2の治具120の一部が第1の治具11
0である。第2の治具120の上面に、六角形ナット2
0を入れるための六角形の穴113を設けて、第1の治
具110としている。穴113は複数のナット20の位
置に対応して設置している。
【0021】ナット20の保持穴113の深さはナット
本体21の厚さより適宜浅く設けている。保持穴113
の深さは、ナット20を支える座115の高さで決ま
る。つまり、第1の治具110は、第2の治具120に
設けた六角形の穴113と、その上面の周囲の金型11
4と、座115とからなる。ナット20の軸心はパネル
10の面に直直交方向で、垂直方向である。ナット20
の厚さ等に対応して座115を入れ替えできる。また、
ナット20よりも十分に大きくて四角形(または多角
形)の穴を設けておき、ナット20の大きさに対応した
保持穴113を有する四角形金具を前記四角形穴に入れ
るようにできる。
【0022】第3の治具130は、パネル10の素材の
板の外周フランジ11を保持するものであり、外周フラ
ンジ11を支える四角形の枠の座131と外周フランジ
11に載る押え座132とからなる。押え座132は四
角形の枠である。座131,132とボルト136で外
周フランジ11を挟んで固定している。これによって、
板10の成形時の変形を拘束する。
【0023】成形工具140は第2の治具120に沿っ
て垂直方向及び周方向に移動できる。板10に接し移動
することによって、成形工具140は自転する。成形工
具140は第2の治具120に沿って移動し、成形工具
140が第2の治具120に沿って1周する毎に、成形
工具140及び第3の治具130は下降する。両者の下
降量は同一である。第3の治具130及び成形工具14
0は成形工具140の軸方向に移動できる。第2の治具
の周方向への成形工具140の移動、成形工具140及
び第3の治具130の下降の制御は、NC制御装置で行
う。すなわち、成形工具140は、ナット20の数、位
置及びパネル10の形状に対応したプログラムに従って
移動させられる。第3の治具130の下降の制御同様に
プログラムに従って行われる。
【0024】ねじ金具付きパネル10の製作手順を説明
する。まず、第1の治具110のそれぞれの穴113に
ナット20を入れる。
【0025】次に、パネル10の素材の板を、ナット2
0、第3の治具130の座131に載せる。板10には
ナット20に対応した位置にナット用の下穴18を予め
設けている。下穴18は、ナット20の突出部22が容
易に入る穴である。
【0026】次に、板10の外周フランジ11を、押え
座132、ボルト136で第3の治具130の座131
に挟んで固定する。第3の治具130は、板10の成形
加工に対抗し得る所要の剛性を有する。
【0027】この状態では、ナット20の突出部22が
下穴18に入っている。第3の治具の座131は所定高
さに停止している。このとき、板10の下面と第1の治
具110の上面114との間には隙間D1がある。ま
た、突出部22の上端(先端)は板10の上面よりもD
2の低い位置にある。D2>D1である。
【0028】次に、板10の上面に潤滑油を塗り、成形
工具14を下降させ、板10の上面に接触させる。この
位置は一つのナット20の周囲の所定位置である。
【0029】次に、成形工具140の先端部を下孔18
の周辺部を旋回させ、1旋回毎に所定量(例えば0.1
mm)づつ下方に移動させ、下穴18の周囲の板10を
押圧する。
【0030】これによって、図4に示すように、板10
の下面は、第1の治具110の上面114に当接する
(隙間D1=0)まで押し込まれる。このため、ナット
本体21の上部側が板10の下面に圧入された状態にな
る。また、下孔18の周囲の板10は、突出部22に密
着するとともに、下穴18の周囲の金属が円周溝22b
には移動し、密着する。これらによって、板10はナッ
ト20にかしめられ、ナット20は固定される。D2>
D1であるので、突出部22は板10の上面から突出し
ない。最も板10の上面と突出部の上面が一致する位置
で、成形工具140の下降を停止させる。図6,図7で
は突出部22の上端と板10の上面との間に隙間がある
状態で成形工具140の下降を停止している。この隙間
で押圧による余分の金属を吸収する。D1,D2は実験
によって定める。
【0031】次に、一つのナット20の加工が終了した
ら、他のナット20に対して同様に行う。このようにし
て全てのナット20を順次固定する。
【0032】次に、外周フランジ11、突状域12,1
3の成形を行う。板10を押圧しながら、第2の治具1
20の成形型122に沿って成形工具140を移動させ
る。成形工具140が一周する毎に、第3の治具130
及び成形工具140を1mm下降させる。また、成形工
具10を板10の外周側に移動させる。この状態で、成
形工具を第2の治具110に沿って移動させる。図5及
び図6に示す。
【0033】なお、それぞれのナット20をかしめた際
に、ナット20の周囲の板10が歪んだり、 板10の
下面と第2の治具120の上面との間に隙間D1があっ
たりする場合には、それぞれのナット20を結ぶ線に沿
って、板10を第2の治具120の上面に成形工具14
0で押圧した状態で、成形工具140を周回させて、歪
み等を取ることができる。
【0034】成形型122がパネル10の突条域12,
13の形状に合致している場合には、成形型122に倣
うように成形工具140が送られて張出し加工が行わ
れ、最終的には、成形型122と金属板Mとは接する状
態となる。
【0035】成形型122がパネル1の突条域12,1
3の形状に概略相当した単純形状の場合には、NC制御
装置の所定形状を描くプログラムに従うのみの成形工具
140の移動で張出し加工が行われる。最終的には、成
形型122と板10との間に空隙が残された状態にな
る。
【0036】第3の治具130で把持されている板10
はそのままパネル10の外周フランジ11となる。
【0037】成形が終わると、ボルト136を外し、押
え座132を除き、所定形状に形成されたパネル10を
取り出す。
【0038】上記実施例では、一つのナットを完全にか
しめた後、他のナットのかしめ作業を行っている。この
ように完全なかしめ作業を一つづつ行っている。このた
め、次の方法に比べて、作業を短時間に行えるものであ
る。しかし、局所歪みが大きくなりやすく、変形の可能
性が高い。
【0039】一方、次のように行うと、上記問題点がな
い。また、ナットとナットの間隔が小さい場合に歪みを
小さくできる。しかし、ナットからナットへの成形工具
の移動量が多くなり、加工時間が大きくなる。次のよう
に行う。成形工具を第1のナットの周囲を1回転させた
後(この状態ではナットのかしめ作業は完了していな
い。)、第2のナット(例えば、隣接するナット)の位
置に成形工具を移動させる。成形工具をこの第2のナッ
トの周囲を1回転させ、成形工具を第3のナットの位置
に移動させる。このようにして最初の第1のナットの位
置に成形工具が戻ると、成形工具を0.1mm下降さ
せ、前記を繰り返す。
【0040】前記特開2002−1444号(EP11
47832号)の図1の成形品10の下面にナットを固
定する場合は、昇降座40の一部が第1の治具となり、
昇降座40が第3の治具となり、雌型20が第2の治具
となる。
【0041】ナットは機器を固定するものであっても、
パネルを他の機器に固定するナットでもよい。また、ナ
ットは他の機器でも良い。ナットの固定のみを行うこと
ができる。
【0042】ねじ金具がボルトの場合も同様に固定でき
る。このボルトは公知の圧入用のボルトを利用できる。
図2において、板10の下面にボルトを固定する場合で
あって、ボルトの軸は下方に突出している場合である。
この場合は、第1の治具の上部にボルトの軸部を下方に
してボルトの頭を載せる。板にはボルトの頭より小径の
穴があいている。成形工具で下穴の周囲の板をボルトの
頭に押圧してボルトを固定する。
【0043】他の一つは、図2において、板10の下面
にボルトを固定する場合であって、ボルトの軸が板10
を貫通して上方に突出している場合である。この場合
は、第1の治具の上部にボルトの軸部を上方にしてボル
トの頭を載せる。板にはボルトの頭より小径であって、
ボルトの軸よりも大径の穴があいている。成形工具で下
穴の周囲の板をボルトの頭に押圧してボルトを固定す
る。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、ねじ金具の固定とパ
ネルの成形とを、実質的に一つの装置で行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のねじ金具付きパネルの製
造工程の初期状態の斜視図。
【図2】図1の要部の縦断面図。
【図3】図2の要部の拡大図。
【図4】図1において、ナットの固定工程の終了時の縦
断面図。
【図5】図1において、パネルの成形加工工程の斜視
図。
【図6】図5の要部の縦断面図。
【図7】図5において、成形加工終了時の縦断面図。
【図8】ねじ金具付きパネルと機器の分解斜視図。
【符号の説明】
1 パネル 11 外周フランジ 12,13 突条域 18 ナット取付け用下孔 20 ナット 21 ナット本体 22 突出部 22b 円周溝 110 第1の治具 120 第2の治具 130 第3の治具 140 成形工具 150 架台 F フランジ C 機器箱 H ボルト孔 B ボルト
フロントページの続き (72)発明者 南部 泰宏 山口県下松市大字東豊井794番地 日立笠 戸機械工業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の治具にねじ金具を配置するととも
    に、第2の治具及び第3の治具にパネルの素材の板を配
    置し、 前記板にはねじ金具用の下穴が明いており、 前記第1の治具は、前記下穴に対応して、前記ねじ金具
    が回転しないように保持するものであり、 前記第2の治具は前記パネルの形状に対応した形状をし
    ており、 前記第3の冶具は前記板を固定するものであり、 成形工具を前記下穴の半径方向の前記板を介して前記第
    1の治具に押圧した状態で前記下穴の周囲に沿って移動
    させ、 また、前記成形工具を前記板を介して前記第2の治具に
    沿って移動させ、 前記成形工具を前記第1の治具または前記第2の治具に
    沿って移動させる際に、該成形工具及び該第3の治具を
    前記成形工具の軸方向の前記ねじ金具側に移動させるこ
    と、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記ねじ金具を前記第1の治具に載置すると共に、前記
    板を少なくとも前記第3の治具に載置すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 先ず、前記ねじ金具を前記成形工具によって前記板に固
    定し、 次に、前記板を前記成形工具によって前記第2の冶具に
    沿ったパネルに加工すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記ねじ金具を前記成形工具によって前記板に固定する
    際に、前記成形工具が前記下穴の周囲を回転する毎に、
    前記第3の治具及び前記成形工具を前記軸方向に移動さ
    せること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記ねじ金具の軸方向の突出部を前記下穴に挿入し、 この状態において、前記突出部側の前記ねじ金具の本体
    の端部と前記板との間に隙間を有するように配置し、 前記成形工具によって前記板を押圧すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記ねじ金具はナットであり、 前記第1の治具は、前記ナットの軸方向の端部の突出部
    を前記下穴に挿入できる状態で該ねじ金具が回転しない
    ように保持するものであること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記ナットの軸方向の突出部を前記下穴に挿入した状態
    において、 前記突出部側の前記ねじ金具の本体の端部と前記板との
    間に隙間を有するように配置し、 前記押圧によって、前記ナットの本体が前記板に圧入し
    た状態であって、前記突出部の先端と前記板の面との間
    に隙間を有する状態において、前記下穴の周囲の押圧を
    中止すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のねじ金具付きパネルの製
    造方法において、 前記押圧によって、前記ナットの本体が前記板に圧入し
    た状態であって、前記突出部の先端と前記板の面との間
    に隙間を有する状態において、前記下穴の周囲の押圧を
    中止すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の治具にねじ金具を配置するととも
    に、第2の治具に前記ねじ金具を固定する板を配置し、 前記板にはねじ金具用の下穴が明いており、 前記第1の治具は、前記下穴に対応して前記ねじ金具が
    回転しないように保持するものであり、 前記第2の冶具は前記板の外周部を固定してあり、 成形工具を前記下穴の半径方向の前記板を介して前記第
    1の治具に押圧した状態で前記下穴の周囲に沿って移動
    させ、 前記成形工具を前記第1の治具に沿って移動させる際
    に、該成形工具及び前記第2の治具を前記成形工具の軸
    方向の前記ねじ金具側に移動させること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のねじ金具付きパネルの
    製造方法において、 前記ねじ金具及び前記板は前記第1の治具及び前記第2
    の治具のそれぞれに載置すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のねじ金具付きパネルの
    製造方法において、 前記ねじ金具を前記成形工具によって前記板に固定する
    際に、前記成形工具が前記下穴の周囲を回転する毎に、
    前記第2の治具及び前記成形工具を前記軸方向に移動さ
    せること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のねじ金具付きパネルの
    製造方法において、 前記ねじ金具の軸方向の突出部を前記下穴に挿入し、 この状態において、前記突出部側の前記ねじ金具の本体
    の端部と前記板との間に隙間を有し、 前記成形工具によって前記板を押圧すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載のねじ金具付きパネルの
    製造方法において、 前記ねじ金具はナットであり、 前記第1の治具は、前記ナットの軸方向の端部の突出部
    を前記下穴に挿入できる状態で該ねじ金具が回転しない
    ように保持するものであること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のねじ金具付きパネル
    の製造方法において、 前記ナットの軸方向の突出部を前記下穴に挿入した状態
    において、 前記突出部側の前記ねじ金具の本体の端部と前記板との
    間に隙間を有するように配置し、 前記押圧によって、前記ナットの本体が前記板に圧入し
    た状態であって、前記突出部の先端と前記板の面との間
    に隙間を有する状態において、前記下穴の周囲の押圧を
    中止すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項9記載のねじ金具付きパネルの
    製造方法において、 前記押圧によって、前記ナットの本体が前記板に圧入し
    た状態であって、前記突出部の先端と前記板の面との間
    に隙間を有する状態において、前記下穴の周囲の押圧を
    中止すること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造方法。
  16. 【請求項16】 ねじ金具を載せる第1の治具と、 前記ねじ金具を固定したパネルの形状に対応した形状を
    した第2の治具と、 前記板を固定するための第3の治具と、 前記第1の治具は、前記ねじ金具が回転しないように保
    持するものであり、 前記板に押圧した成形工具及び前記第3の治具を前記成
    形工具の軸方向に移動させると共に、前記成形工具を半
    径方向に移動させる制御装置と、 からなるねじ金具付きパネルの製造装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のねじ金具付きパネル
    の製造装置において、 前記第1の治具は前記ねじ金具を載せる穴を有し、該穴
    は前記ねじ金具の本体の厚さよりも小さいこと、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のねじ金具付きパネル
    の製造装置において、 前記第3の冶具は、前記板の外周部を載せる第1の部分
    と、前記板の外周部において前記板を前記第1の部分に
    挟む第2の部分と、からなること、 を特徴とするねじ金具付きパネルの製造装置。
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