JP2003325908A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

遊技機の制御装置

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JP2003325908A
JP2003325908A JP2002138395A JP2002138395A JP2003325908A JP 2003325908 A JP2003325908 A JP 2003325908A JP 2002138395 A JP2002138395 A JP 2002138395A JP 2002138395 A JP2002138395 A JP 2002138395A JP 2003325908 A JP2003325908 A JP 2003325908A
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JP2002138395A
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Hideyuki Yamamoto
英幸 山本
Hiroshi Morimoto
博史 森本
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Daikoku Denki Co Ltd
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄の表示、音声出力および大当たり予告等
の遊技演出を相互に関連付けて制御することができる遊
技機の制御装置を提供する。 【解決手段】 本発明である遊技機の制御装置100
は、遊技制御基板1、ランプ音声制御基板10および表
示制御基板20を備える。ランプ音声制御基板10は、
遊技制御基板1より制御信号が入力されることを契機
に、複数の音声プログラムから1つを選択し、選択した
音声プログラムに応じた音声制御を行う。そして、その
音声プログラムの種類に対応した表示制御信号を表示制
御基板20に出力する。さらに、可動体30や表示装置
210を用いた大当たり予告、リーチ予告等の遊技演出
を表示制御基板20に実行させるかどうか判断し、実行
させる判断をした場合には、その判断に応じた演出制御
信号を表示制御基板20に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシン等の遊技機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパチンコ機の制御装置200
は、たとえば図5(a)に示すように、遊技球の通過を
検知する入賞スイッチ208、該入賞スイッチ208か
ら検知信号が入力される遊技制御基板202、遊技制御
基板202によって制御される表示制御基板204およ
び音声制御基板206を備えている。スロットマシンの
場合は、入賞スイッチ208をスタートレバーに置換し
て考えることができる。たとえば、セブン機(第1種)
と呼ばれるパチンコ機において、入賞スイッチ208が
ONされると、遊技制御基板202に設けられたCPU
は、大当たりの当否を抽選する。そして、抽選結果に応
じた表示制御コマンド(制御信号)を表示制御基板20
4に出力する。表示制御基板204は、入力された表示
制御コマンドに応じて表示装置210を制御する。その
ような表示制御を行う一方で、遊技制御基板202は、
音声制御基板206に音声制御コマンドを出力する。音
声制御基板206は、入力された音声制御コマンドに応
じて音声制御装置212を制御する。
【0003】図5(a)の構成から分かるように、表示
制御基板204と音声制御基板206とは、相互の通信
を行っておらず、互いに同期をとりあっていない。しか
し実際には、表示装置210に表示される画像と、音声
出力装置212から出力される音声とが、あたかもリン
クしているように音声の出力タイミング、図柄の停止タ
イミングなどが制御されている。表示装置210に図柄
を表示させるために、たとえば図6に示すように遊技制
御基板202は、表示制御基板204に対して〜の
各制御コマンドを、この順番で出力する。中でも、の
コマンドによって、変動パターン(表示パターン)が指
定されるので、指定した変動パターンに応じた音声制御
コマンドが、所定タイミングで音声制御基板206に入
力されるようにすれば、遊技客には、表示と音声とが同
期しているようにみえる。
【0004】上記方法を採用する限り、変動パターンの
数だけ遊技制御基板202にコマンドを定義しておく必
要がある。そのため、遊技制御基板202の持つROM
の容量、あるいはCPUの処理速度など、構成上の制限
によりパターンがごく限られたものとなっていた。
【0005】そこで、上記のような問題を解決する技術
が、特開2001−218957号公報に開示されてい
る。その技術の要旨は、以下の通りである。まず、図5
(b)に示すように、遊技機の制御装置201において
は、遊技制御基板203、表示制御基板205および音
声制御基板207を、この順で接続する。そして、遊技
制御基板203から表示制御基板205に、変動開始信
号を入力させる。表示制御基板205は、変動開始信号
の入力を契機にしていずれの表示プログラムを実行する
か抽選を行うとともに、その抽選により選択した表示プ
ログラムに応じて表示装置210を制御する一方、選択
した表示プログラムの種類を表す信号を、音声制御基板
207に出力する。そして、音声制御基板207は、入
力された表示プログラムの種類に応じた音声プログラム
を選択し、該音声プログラムに基づいて音声出力装置2
12を制御する。この方法によれば、表示制御基板20
5自身が表示パターンを選ぶようにしたので、遊技制御
基板203の処理量を削減しつつ、より多彩な表示演
出、音声演出を行えるようになる。そして、表示制御基
板205と音声制御基板207との通信を行うようにし
たので、表示のタイミングと音声出力のタイミングとの
同期を計り易いという設計上の利点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、大当た
りの発生やリーチの発生等を、図柄の変動中に予告する
という演出が人気を博している。このような予告演出
(遊技演出)は、表示装置、ランプ類、可動体(電動役
物や振動ハンドル)等を制御することで実現される。そ
うだとすれば、このような制御についても音声および表
示と同期させることが望まれる。また、遊技制御基板の
CPUの負担を増加させずに予告演出のバリエーション
を増やすことも望まれる。特開2001−218957
号公報に開示された方法によれば、表示と音声出力とを
同期させることはできるが、上記したランプ類や電動役
物の制御について具体的な方法は示されていない。仮
に、予告演出の制御を遊技制御基板が直接行うとなれ
ば、プログラムの大幅な変更も強いられるし、遊技制御
基板のCPUの処理量も増える。
【0007】そこで本発明は、図柄の表示、音声出力お
よび大当たり予告等の遊技演出を相互に関連付けて制御
することができる遊技機の制御装置を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために本発明の第一構成は、遊技制御部と、
該遊技制御部からの制御信号に応じて音声出力装置を制
御する音声制御部と、該音声制御部からの制御信号に応
じて表示装置を制御する表示制御部とを備えた遊技機の
制御装置において、音声制御部は、遊技制御部より制御
信号が入力されることを契機に、複数の音声プログラム
から1つを選択し、選択した音声プログラムに応じた音
声制御を行うとともに、その音声プログラムに対応した
表示制御信号を表示制御部に出力し、さらに、図柄の変
動表示とは別の遊技演出を表示制御部に実行させるかど
うか判断し、実行させる判断をした場合には、その判断
に応じた遊技演出制御信号を表示制御部に出力すること
を特徴とする。
【0009】上記制御装置において、制御信号の流れ
は、遊技制御部→音声制御部→表示制御部となる。音声
制御部には、遊技制御部からの制御信号が直接入力され
る。そして、その制御信号が入力された場合に、予め用
意されている複数の音声プログラムから1つを選択し
て、そのプログラムを実行することで音声制御を実行す
る。そして、選択された音声プログラムの種類に対応し
た信号が表示制御部に送られる。したがって、表示制御
部においては、音声制御部にて実行される制御に対応し
た表示制御が実行される。
【0010】さらに本発明においては、たとえば前述し
た予告演出に代表される遊技演出を実行するかどうか、
音声制御部にて判断させるようにした。そして、実行す
る判断がなされた場合には、その判断に基づく制御信号
が音声制御部にて作成され、続いて表示制御部に出力さ
れる。これにより音声制御部にも、遊技演出を実行する
ことを認識させることができるため、遊技演出に音声出
力を同期させることも可能となる。
【0011】同じく課題を解決するために本発明の第二
構成は、遊技制御部と、該遊技制御部からの制御信号に
応じて表示装置を制御する表示制御部と、該表示制御部
からの制御信号に応じて音声出力装置を制御する音声制
御部とを備えた遊技機の制御装置において、表示制御部
は、遊技制御部より制御信号が入力されることを契機
に、複数の表示プログラムから1つを選択し、選択した
表示プログラムに応じた表示制御を行うとともに、その
表示プログラムの種類に対応した音声制御信号を音声制
御部に出力し、さらに、音声出力とは別の遊技演出を音
声制御部に実行させるかどうか判断し、実行させる判断
をした場合には、その判断に応じた遊技演出制御信号を
音声制御部に出力することを特徴とする。
【0012】この構成によれば、遊技制御部に対する音
声制御部および表示制御部の配置を変更しただけである
から、前述した第一構成と同様の効果を得ることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ本
発明の実施形態について説明する。図1は、本発明であ
る遊技機の制御装置の電気的構成を模式的に示すブロッ
ク図である。本発明は、遊技機の中でもパチンコ遊技
機、特にセブン機(第1種)と呼ばれるパチンコ遊技機
に好適なので、これを例に挙げて説明する。図1(a)
に示すように、パチンコ遊技機の制御装置100は、遊
技制御基板1(遊技制御部)、ランプ音声制御基板10
(音声制御部)および表示制御基板20(表示制御部)
を含む。遊技制御基板1には、パチンコ機の遊技盤面に
設けられた入賞口(スタートチャッカー)に付設された
入賞スイッチ208が電気的に接続されている。ランプ
音声制御基板10には、ランプ15、たとえばアンプお
よびスピーカからなる音声出力装置212が接続されて
いる。表示制御基板20には、液晶ディスプレイ等によ
り構成された表示装置210と可動体30とがそれぞれ
接続されている。なお、セブン機とは、表示装置210
に表示される図柄が、所定の大当たり態様を示した場合
に特定の入賞口が開放して、通常状態よりも賞球を得や
すい大当たり状態が発生するパチンコ機である。
【0014】ランプ音声制御基板10および表示制御基
板20は、その各々においてCPU11,21、ROM
12,22(主にプログラム格納用)、RAM13,2
3(主にワーク用)を備える。音声プロセッサ14は、
CPU11の指示を受けて音声信号を作成して音声出力
装置212に伝送する(画像プロセッサ24についても
概ね同様)。可動体30は、たとえばその可動部が遊技
盤面に配設され、ソレノイドやモータ等のアクチュエー
タにより駆動される電動役物装置、あるいはパチンコ球
を発射するためのハンドルに内蔵された振動発生装置で
ある。このような可動体30は、大当たりの発生、ある
いはリーチの発生を図柄停止前(具体的には図柄の変動
表示中)に遊技客に報知するといった遊技演出に使用す
ることができる。図1(a)に示す実施形態において、
可動体30は、表示制御基板20に制御されるようにな
っている。
【0015】パチンコ球(遊技球)が発射され、入賞ス
イッチ208がパチンコ球の通過を検知した場合、入賞
スイッチ208から検知信号が遊技制御基板1に入力さ
れる。該入力に応じて、遊技制御基板1のCPU2は、
抽選プログラムを実行する。抽選プログラムの実行によ
り、大当たりを発生させるか否か判断され、該判断に応
じて、表示装置210に表示させる図柄、そしてランプ
音声制御基板10に送信する制御コマンドの種類が決定
される。ROM3は、主にプログラムの格納用、RAM
4は、データの一時記憶およびプログラムのワーク用で
ある。CPU2は、決定した制御コマンドをランプ音声
制御基板10に出力する。制御コマンドは、たとえば2
バイトのデジタル信号で表され、遊技制御基板1よりラ
ンプ音声制御基板10に1バイトずつパラレル転送され
る。
【0016】図2は、図1に示した制御装置100にお
ける制御コマンドの送信形態を示す概念図である。遊技
状態が、大当たり中ではない通常の遊技状態のときを示
している。まず、〜の図柄指定コマンドは、表示装
置210に図柄変動が停止したときに表示させるべき図
柄の種類に応じて、遊技制御基板1にて選択決定される
コマンドである。本実施形態では、表示装置210に3
桁の図柄を表示させることを想定しているため、図柄指
定コマンドは、「左,右,中」の3種となる。これら
〜の図柄指定コマンドは、ランプ音声制御基板10の
CPU11にいったん入力されるが、データ内容に変更
は行われず、そのまま表示制御基板20のCPU21に
入力されることとなる。一方、の変動パターン指定コ
マンドは、「大当たり」、「はずれ」、「ショートリー
チが掛かってはずれ」、「ロングリーチが掛かってはず
れ」といった、表示装置210における図柄の変動開始
から停止に至るまでの表示形態(図柄の変動形態)を指
定する制御コマンドである。しかし、ランプ音声制御基
板10にて実行される音声プログラムを直接指定するも
のではない。また、の図柄停止指定コマンドは、表示
装置210における図柄の変動表示を停止させる制御コ
マンドである。
【0017】ランプ音声制御基板10のCPU12は、
の変動パターン指定コマンド(制御信号)が入力され
ることを契機に、ROM12にプログラムされている複
数の音声プログラム(またはランプ音声プログラム)か
ら1つを選択し、選択した音声プログラムに応じた音声
制御およびランプ制御を行う。つまり、「ショートリー
チが掛かってはずれ」という制御コマンドを受けたとし
ても、「ショートリーチ1、ショートリーチ2…」とい
うショートリーチプログラム群の中から1つが選択さ
れ、選ばれたショートリーチが実行されるのである。な
お、本実施形態では、ランプ制御と音声制御とを同一制
御基板にて行うようにしているが、ランプ制御と音声制
御とを別基板にて行うようにしてもよい。ただし、ラン
プ制御と音声制御とを同一基板(同一制御部)にて行う
ようにした本実施形態は、設計段階でランプ類の動作と
音声出力との同期を計ることも容易であるし、遊技制御
基板1の負担も一層軽くできるので好適である。
【0018】さらに、ランプ音声制御基板10は、選択
決定した音声プログラムの種類に対応した表示制御信号
(第一制御信号)を、’の変動パターン指定拡張コマ
ンドとして表示制御基板20に出力する。図2に示すよ
うに、’の変動パターン指定拡張コマンドは、遊技制
御基板1より送られてくる変動パターン指定コマンド
()に基づくコマンドである。具体的には、図3を用
いて説明できる。本実施形態において、全ての制御コマ
ンドは2バイトで表現するようにしているので、「80
00H」という変動パターン指定コマンドを遊技制御基
板1からランプ音声制御基板10に送信する場合を仮定
する。CPU2が8ビットのデータバスを持つ場合、コ
マンドの送信は、第1バイト「80H」と第2バイト
「00H」に分けて行われる。
【0019】ランプ音声制御基板10に変動パターン指
定コマンドが入力されると、CPU11は、該変動パタ
ーン指定コマンドに対応する形で用意された複数の音声
プログラムから1つを、たとえば周知の乱数抽選方式に
より選択する。選ばれた音声プログラムにより、音声出
力のパターン、ランプの点滅パターンおよび図柄の変動
パターンが決まる。さらに、図柄の変動パターンを表示
制御基板20に認識させるために、’の変動パターン
指定拡張コマンドが表示制御基板20に送信される。図
3に示すように、本実施形態では、1つの変動パターン
指定コマンド「8000H」に対し、第1バイトのbi
t0〜3のみを定義し直した「8000H」〜「8F0
0H」までの16種類の制御バリエーションが用意され
ている(ただし8000Hについては変更なし)。つま
り、ランプ音声制御基板10から出力される表示制御信
号は、遊技制御基板1よりランプ音声制御基板10に入
力された制御信号が表すコマンドデータの一部を別デー
タに置換することにより作成される。図4(a)に示す
ように、遊技制御基板1がn通り(nは正の自然数)の
変動パターン指定コマンドを持つとすれば、ランプ音声
制御基板10は、(n×16)通りの拡張コマンドを持
つこととなる。
【0020】上記のような制御方法によれば、たとえば
同じ「リーチ」という音声出力であってもリーチ1は男
の人の声、リーチ2は女の人の声、というように音声あ
るいは表示の多様性を高めることがプログラムの大幅な
変更なしで簡単にできる。また、セブン機の中には、特
定の大当たりが終了したのち、次の大当たりまで大当た
り確率が通常の遊技状態よりも高くなる確率変動制御が
行われるものが良く知られている(いわゆる確変機)。
そのようなセブン機の確率変動中において、遊技制御基
板1よりランプ音声制御基板10および表示制御基板2
0に確率変動中信号が入力されるようにすれば、通常状
態と確率変動状態とで図柄変動中の効果音を異ならせる
といった制御も可能となる。
【0021】さらに、ランプ音声制御基板10(具体的
にはCPU11)は、図柄の変動表示とは別の遊技演出
を表示制御基板20に実行させるかどうか判断する。そ
して、実行させる判断をした場合には、その判断に応じ
た遊技演出制御信号(第二制御信号)を作成して、表示
制御基板20に出力する。他方、実行させない判断をし
た場合には、遊技演出制御信号は作成されず、表示制御
基板20への出力もない。このような判断が、ランプ音
声制御基板10にて実行されるようにすると、遊技制御
基板1への負担も掛からない。具体的に、ランプ音声制
御基板10は、上記遊技演出を表示制御基板20に実行
させる判断をした場合、その判断に続いて、実行させる
遊技演出の種類を選択する。そして、選択された遊技演
出に応じた演出指定コマンドが表示制御基板20に出力
される。表示制御基板20においては、入力された演出
指定コマンドに応じた遊技演出プログラムが実行され
る。
【0022】本実施形態において、演出指定コマンド
は、可動体30の作動および表示装置210を用いた図
柄変動以外の演出(リーチ予告)の少なくともいずれか
を行うためのコマンドとされる。図4(b)に示すよう
に、ランプ音声制御基板10において、複数の遊技演出
パターンをコマンド(演出指定コマンド)によって分類
定義している。演出指定コマンドも、制御コマンドであ
るから本実施形態では2バイトで表現している。図4
(b)の例では、第1バイトのbit4〜7が演出指定
コマンドであること意味し、第1バイトのbit0〜3
および第2バイトにより、遊技演出パターンが分類され
ている。このように、遊技演出パターンを複数設定して
おくことにより、たとえば特定のタイミングで可動体3
0を作動させる、同じタイミングでも作動形態を異なら
せる、といったフレキシブルな制御を実現できる。遊技
演出の選択は、前述した変動パターン指定コマンドのと
きと同様、乱数抽選にて行うことができる。
【0023】演出指定コマンドは、表示装置210が変
動表示を開始してから図柄停止に至る期間において、表
示制御基板20が可動体30や表示装置210を制御し
て、大当たり予告、リーチ予告といった遊技演出を行う
場合に作成される。つまり、上記遊技演出は、当該制御
装置100が制御する遊技機(パチンコ機)において大
当たりが発生することを未然に遊技者に報知する演出と
することもできる。そして、表示制御基板20は、入力
される演出指定コマンドに応じたプログラムを実行し、
自身(表示制御基板20)に接続された可動体30、表
示装置210およびランプ類(図示せず)の少なくとも
いずれかを制御することで、上記遊技演出を実現する。
また、演出指定コマンドの入力タイミングを調整するこ
とで、遊技演出の制御と表示制御とを同期させることも
できる。なお、演出指定コマンドを作成するための演
算、あるいはメモリの消費は、ランプ音声制御基板10
が担うので、遊技制御基板1の負担が増すこともない。
【0024】また、図2に示すように、遊技制御基板1
は、表示装置210に表示させる図柄を指定する複数の
図柄指定コマンドを、ランプ音声制御基板10を介して
表示制御基板20に送信している。そして、1度の図柄
変動における全ての図柄指定コマンド(つまり〜の
コマンド)が表示制御基板20に入力されたあと、ラン
プ音声制御基板10からの演出指定コマンド()が表
示制御基板20に入力される。このようにすると、〜
の各コマンド間に演出指定コマンドが挿入されずに済
む。つまり、表示制御基板20への入力の順は、’→
→→→→となる。通常、〜の各コマンド
間は数msecに設計するが、これらのコマンド間に別
のコマンドを挟むのは設計上好ましいことではない。し
たがって、上記したタイミングで演出指定コマンド
()を表示制御基板20に入力させるのがよい。
【0025】また、選択される演出指定コマンド()
は、1つである必要は全くなく、複数の演出指定コマン
ドに基づく制御が並行して実行されるようにすることも
できる。図4(b)に示すように、演出指定コマンドは
複数用意され、そのコマンドに対応する実行プログラム
が、ランプ音声制御基板10ないし表示制御基板20の
ROM12,22に格納されている。したがって、表示
装置210を用いてリーチ予告を行いつつ同時に可動体
30を作動させる、といった制御もいうまでもなく可能
である。
【0026】なお、図2に示す本実施形態では、の図
柄停止指定コマンドについても、図柄指定コマンドと同
様にデータを置換せずに表示制御基板20に送信するよ
うにしている。しかし、の変動パターン指定コマンド
と同じ方法でコマンドを拡張することにより、たとえば
表示装置210に表示される全ての図柄停止と略同時に
停止効果音を出力させる制御、停止効果音を出力させな
い制御、といった制御を使い分けることもできるように
なる。
【0027】また、図1(b)に示すように、遊技制御
基板1に対するランプ音声制御基板10と表示制御基板
20の配置関係を逆にした実施形態も同様に好適であ
る。この場合、可動体30はランプ音声制御基板10に
制御されるようにするとよい。遊技制御基板1からの変
動パターン指定コマンドは、表示制御基板20に直接入
力される。ランプ音声制御基板10には、変動パターン
拡張指定コマンドと、演出指定コマンドとが送信される
とよく、図柄指定コマンドと図柄停止指定コマンドは、
送信されなくともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である遊技機の制御装置を示すブロック
図。
【図2】本発明の遊技機の制御装置における制御コマン
ドの送信形態を示す概念図。
【図3】変動パターン指定コマンドの拡張形態を説明す
る概念図。
【図4】ランプ音声制御基板に用意されるコマンド群を
示す概念図。
【図5】従来の遊技機の制御装置を示すブロック図。
【図6】従来の制御装置における制御コマンドの送信形
態を示す概念図。
【符号の説明】
1 遊技制御基板 10 ランプ音声制御基板 20 表示制御基板 30 可動体 100,101 遊技機の制御装置 210 表示装置 212 音声出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 博史 愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1 号 名古屋国際センタービル2階 ダイコ ク電機株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC07 BC22 EB58 EB78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御部と、該遊技制御部からの制御
    信号に応じて音声出力装置を制御する音声制御部と、該
    音声制御部からの制御信号に応じて表示装置を制御する
    表示制御部とを備えた遊技機の制御装置において、 前記音声制御部は、前記遊技制御部より制御信号が入力
    されることを契機に、複数の音声プログラムから1つを
    選択し、選択した音声プログラムに応じた音声制御を行
    うとともに、その音声プログラムの種類に対応した表示
    制御信号を前記表示制御部に出力し、さらに、図柄の変
    動表示とは別の遊技演出を前記表示制御部に実行させる
    かどうか判断し、実行させる判断をした場合には、その
    判断に応じた遊技演出制御信号を前記表示制御部に出力
    することを特徴とする遊技機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御信号は、前記遊技制御部よ
    り前記音声制御部に入力された制御信号が表すコマンド
    データの一部を別データに置換することにより作成され
    る請求項1記載の遊技機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記遊技制御部は、表示装置に表示させ
    る図柄を指定する複数の図柄指定信号を、前記音声制御
    部を介して前記表示制御部に送信する一方、1度の図柄
    変動における全ての図柄指定信号が前記表示制御部に入
    力されたあとで、前記音声制御部からの前記遊技演出制
    御信号が前記表示制御部に入力される請求項1または2
    記載の遊技機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記遊技演出は、当該制御装置が制御す
    る遊技機において大当たりが発生することを未然に遊技
    者に報知する演出であり、 前記表示制御部は、入力される前記遊技演出制御信号に
    応じて、自身に接続された可動体、表示装置およびラン
    プ類の少なくともいずれかを制御することで、前記遊技
    演出を実行する請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の遊技機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記音声制御部は、前記遊技演出を前記
    表示制御部に実行させる判断とともに、実行させる遊技
    演出の種類を選択し、選択された遊技演出に応じた遊技
    演出制御信号を前記表示制御部に出力する請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の遊技機の制御装置。
  6. 【請求項6】 遊技制御部と、該遊技制御部からの制御
    信号に応じて表示装置を制御する表示制御部と、該表示
    制御部からの制御信号に応じて音声出力装置を制御する
    音声制御部とを備えた遊技機の制御装置において、 前記表示制御部は、前記遊技制御部より制御信号が入力
    されることを契機に、複数の表示プログラムから1つを
    選択し、選択した表示プログラムに応じた表示制御を行
    うとともに、その表示プログラムの種類に対応した音声
    制御信号を前記音声制御部に出力し、さらに、音声出力
    とは別の遊技演出を前記音声制御部に実行させるかどう
    か判断し、実行させる判断をした場合には、その判断に
    応じた遊技演出制御信号を前記音声制御部に出力するこ
    とを特徴とする遊技機の制御装置。
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