JP2004065951A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】主制御基盤とサブ制御基盤との間で行われる通信を効率化し、プログラム容量の低下および処理速度の向上を図ること。
【解決手段】パチンコ機1は、サブ制御基盤20に図柄組み合わせ指定コマンドに対応する停止図柄の組み合わせを記憶しておき、主制御基盤10において、図柄組み合わせ指定コマンドを抽選に基づいて選択する。そして、主制御基盤10からサブ制御基盤20には、停止図柄を指定するために、図柄組み合わせ指定コマンドが1つ送信される。したがって、複数の図柄表示領域が設けられている場合であっても、主制御基盤10からサブ制御基盤20に、各図柄表示領域の停止図柄を指定する制御コマンドを個別に送信する必要がなく、主制御基盤10とサブ制御基盤20との間で行われる通信を効率化できる。
【選択図】    図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入賞を契機とする抽選に応じた演出表示を行うパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の遊技機において、始動口への入賞を契機とする抽選結果を演出表示するために、図柄の変動表示が行われている。
ここで、パチンコ機等の遊技機は、遊技機全体に関わる制御のための主制御基盤と、主に図柄表示装置の制御のためのサブ制御基盤とを備え、主制御基盤とサブ制御基盤との間で図柄の変動表示に関する制御信号を送受信している。
【0003】
具体的には、主制御基盤からサブ制御基盤に対し、図柄の変動開始を指示する開始指示コマンド、図柄表示装置の停止図柄それぞれを指示する複数の停止図柄指示コマンドおよび各図柄表示装置に図柄を停止表示させる停止指示コマンドが送信されており、図柄表示領域が3つである場合には、各図柄表示領域に対応する3つの停止図柄指示コマンドと、開始指示コマンドおよび停止指示コマンドとの合計5つのコマンドが送信されることとなる。
なお、主制御基盤とサブ制御基盤との間における通信に関する技術は、特開2001−62116号公報に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−62116号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、遊技機の遊技内容は複雑化しており、主制御基盤のROM(Read Only Memory)に記憶されるプログラムの容量が増加し、ROMの記憶容量を圧迫しつつある。
また、主制御基盤からサブ制御基盤に送信されるコマンドの数も増加し、これらのコマンドを処理するために、サブ制御基盤に記憶されるプログラム容量の増大も問題となりつつある。
【0006】
さらに、サブ制御基盤における処理の増加に伴い、処理速度が低下するという問題も生じていた。
また、従来、当たりの抽選結果がはずれであるにもかかわらず、停止図柄を選択するための抽選で、偶然、当たりの図柄の組み合わせが選択されてしまうことがあり、このような場合、強制的に図柄をずらす(例えば、右の図柄を1コマずらす等)といった処理を事後的に行う必要があった。そのため、主制御部における制御が複雑化するという問題もあった。
【0007】
なお、上述の公報に開示された技術は、サブ制御基盤の音声およびランプの制御に関し、主制御基盤が担う処理負荷を軽減するための技術であり、これらの問題を解決する手段とはなり得なかった。
本発明の課題は、主制御基盤とサブ制御基盤との間で行われる通信を効率化し、プログラム容量の低下および処理速度の向上を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
遊技機全体を制御するための主制御部(例えば、図2の主制御基盤10)と、前記主制御部から送信される制御信号に基づいて、遊技機に備えられた複数の制御対象装置を直接制御する補助制御部(例えば、図2のサブ制御基盤20)と、該補助制御部によって制御され、複数の図柄表示領域を有する図柄表示装置(例えば、図2の特別図柄表示装置30)とを備え、遊技球の入賞を契機とする抽選に基づいて、前記複数の図柄表示領域において図柄を変動表示することにより抽選結果の演出表示を行う遊技機であって、前記主制御部は、前記複数の図柄表示領域に表示する図柄の組み合わせを単一の信号によって指定する図柄組み合わせ指示信号(例えば、図3〜5の「図柄組み合わせ指定コマンド」)を前記補助制御部に送信し、前記補助制御部は、複数の図柄組み合わせ指示信号と、各図柄組み合わせ指示信号に対応する前記図柄の組み合わせとを対応付けて予め記憶し、受信した前記図柄組み合わせ指示信号に対応する図柄の組み合わせを前記図柄表示装置に表示させることを特徴としている。
【0009】
ここで、図柄組み合わせ指示信号は、図柄表示領域それぞれに表示する図柄を一つずつ指定する複数の信号の集合ではなく、複数の図柄表示領域それぞれに表示する図柄の組み合わせを一括して一つの信号で指定するものである。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の遊技機であって、
前記主制御部は、表示図柄に関する抽選を行い、該抽選結果に基づいて、前記図柄組み合わせ指示信号を決定することを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の遊技機であって、
前記主制御部は、大当たりであるか否かあるいはリーチ演出を行うか否かを決定するための遊技内容に関する抽選を行い、該遊技内容に関する抽選結果と、前記表示図柄に関する抽選結果とに基づいて、前記図柄組み合わせ指示信号を決定する図柄組み合わせ決定手段(例えば、図8の抽選部10a、第1バイト/第2バイト判定部10b、テーブル記憶部10cおよびコマンドコード生成部10d)を備えることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記補助制御部は、前記複数の図柄表示領域に表示可能なすべての図柄の組み合わせのうちの一部(例えば、はずれの図柄の組み合わせおよび大当たりの図柄の組み合わせをそれぞれ所定数ずつ等)を所定の図柄組み合わせ指示信号と対応付けて予め記憶し、前記主制御部は、該所定の図柄組み合わせ指示信号の1つを前記補助制御部に送信することを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、補助制御部に図柄組み合わせ指示信号と図柄の組み合わせとを対応付けて記憶しておき、主制御部において、抽選等によって決定した図柄組み合わせ指示信号を補助制御部に送信する。
したがって、複数の図柄表示領域が設けられている場合であっても、主制御部から補助制御部に、各図柄表示領域の停止図柄を指定する信号を個別に送信する必要がなく、主制御部と補助制御部との間で行われる通信を効率化できる。また、主制御部においては、停止図柄を指定するための処理が簡略化されるため、処理速度の向上を図ることができると共に、主制御部に記憶しておくプログラム容量を削減できる。さらに、補助制御部においては、主制御部から信号を受信し、特定の図柄を指定する処理が1回で済むことから、停止図柄を指定するための処理が簡単となり、補助制御部に記憶しておくプログラム容量を削減することも可能となる。
【0013】
また、補助制御部において、停止図柄を指定するために実行される処理工程が減少することにより、補助制御部における処理速度の向上を図ることができる。さらに、複数の図柄表示領域に表示可能なすべての図柄の組み合わせのうちの一部のみを補助制御部に記憶し、図柄表示装置に表示することで、補助制御部に記憶する情報量を削減することができる。
【0014】
さらに、大当たりの抽選結果がはずれとなっているにもかかわらず、大当たりの図柄が停止図柄として選択されてしまう事態を予め避けることができる。そのため、大当たりの抽選においてはずれとなっているにもかかわらず、停止図柄の組み合わせとして大当たりの図柄が選択されてしまった場合に、強制的に図柄をずらす処理を行う必要がなくなり、主制御部における制御を簡略化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る遊技機の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したパチンコ機1の遊技盤面100の概略構成を示す図である。なお、図1においては、説明に必要な部分を模式的に表すこととする。図1において、不図示の発射機構から発射された遊技球は、ガイドレール111に案内されて、遊技盤面100内の上方に放出される。そして、遊技球は、風車112〜115および釘等に接触して移動方向を変化されながら、一部は、入賞口116〜118あるいは始動口119に入る。一方、入賞口116〜118あるいは始動口119に入らなかった遊技球は、遊技盤面100下部に設けられたアウト口121に入る。
【0016】
また、入賞口116〜118に遊技球が入った場合、所定数の賞球が払い戻され、始動口119に遊技球が入った場合、始動検出スイッチ119aにより遊技球の入賞が検出され、所定数の賞球が払い戻された上、大当たりの抽選が行われる。
さらに、始動口119に遊技球が入った場合、後述する特別図柄表示装置30が図柄の変動表示を開始し、大当たりの抽選結果に応じて各図柄を停止表示する。
【0017】
そして、抽選結果が大当たりである場合、大入賞口120が所定条件に従って開閉され、入賞した遊技球の数に応じて、所定数の賞球が払い戻される。
次に、パチンコ機1を制御する制御系統について説明する。
図2は、本発明を適用したパチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。図2において、パチンコ機1の制御系統は、主制御基盤10と、サブ制御基盤20と、特別図柄表示装置30と、上述の始動検出スイッチ119aと、その他の装置とを含んで構成される。
【0018】
主制御基盤10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13とを含んで構成される。
CPU11は、パチンコ機1全体を制御するものであり、パチンコ機1の電源投入と共に、パチンコ機1全体の制御のためのプログラムを実行したり、遊技内容に応じて、表示図柄指示処理プログラム(後述)を実行したりする。例えば、CPU11は、始動検出スイッチ119aが遊技球の通過を検出したことに対応して、大当たりの抽選等を行う。
【0019】
ROM12は、特別図柄表示装置30に表示させる図柄を指示するための表示図柄指示処理プログラムおよびパチンコ機1全体の制御のための種々のプログラムと、特別図柄表示装置30における図柄表示のための所定の制御コマンドが格納された大当たり図柄コマンドテーブル、リーチ図柄コマンドテーブルおよび非リーチ図柄コマンドテーブルとを記憶している。
【0020】
大当たり図柄コマンドテーブルは、大当たりの抽選結果が大当たりである場合に参照されるテーブルであり、停止図柄の抽選によって発生される乱数(後述する図柄組み合わせ選択乱数)と、その乱数に対応する特定の図柄の組み合わせを指定する制御コマンド(図3参照)とが対応付けて格納されている。なお、以下、特定の図柄の組み合わせを指定する制御コマンドを「図柄組み合わせ指定コマンド」と言う。この図柄組み合わせ指定コマンドは、2バイトのコードによって構成され、第1バイトは抽選結果の種別(大当たり、リーチ、はずれ等)を示し、第2バイトは具体的な図柄の組み合わせを示している。
【0021】
即ち、大当たりの抽選結果が大当たりである場合、図柄組み合わせ指定コマンドの第1バイトは大当たりを示す“B1”とされ、第2バイトは、図柄組み合わせ選択乱数に応じて所定のコードとされる。
また、リーチ図柄コマンドテーブルは、リーチ演出の抽選結果がリーチ演出を行うものである場合に参照されるテーブルであり、停止図柄の抽選によって発生される乱数(図柄組み合わせ選択乱数)と、その乱数に対応する図柄組み合わせ指定コマンド(図4参照)とが対応付けて格納されている。
【0022】
即ち、リーチ演出の抽選結果がリーチ演出を行うものである場合、図柄組み合わせ指定コマンドの第1バイトはリーチを示す“B2”とされ、第2バイトは、図柄組み合わせ選択乱数に応じて所定のコードとされる。
一方、非リーチ図柄コマンドテーブルは、リーチ演出の抽選結果がリーチ演出を行わないものである場合に参照されるテーブルであり、停止図柄の抽選によって発生される乱数(図柄組み合わせ選択乱数)と、その乱数に対応する図柄組み合わせ指定コマンド(図5参照)とが対応付けて格納されている。
【0023】
即ち、リーチ演出の抽選結果がリーチ演出を行わないものである場合、図柄組み合わせ指定コマンドの第1バイトはリーチ演出を行わない旨を示す“B3”〜“B5”のいずれかとされ、第2バイトは、図柄組み合わせ選択乱数に応じて所定のコードとされる。
ここで、第1バイトにおける“B3”は、リーチとはならないものの、大当たりの図柄の組み合わせから1コマだけずれているはずれ(第1種はずれ)を示している。また、第1バイトにおける“B5”は、リーチとはならないものの連続数字(“123”あるいは“567”等)となるはずれ(チャンス目)を示している。さらに、第1バイトにおける“B4”は、第1種はずれでもなく、チャンス目でもないはずれ(第2種はずれ)を示している。また、第1バイトを“B3”〜“B5”のいずれとするかについては、はずれの種別を決定するための乱数を発生させることによって決定される。
【0024】
なお、確率変動状態である場合や保留球による抽選で大当たりが発生している場合等、特定の遊技条件である場合にチャンス目を表示することにより、遊技者に対して遊技内容を間接的に告知することも可能である。
このように、大当たりあるいはリーチ演出の抽選結果に応じて、停止図柄の抽選によって取得した乱数(図柄組み合わせ選択乱数)に対応する1つの図柄組み合わせ指定コマンドが選択され、サブ制御基盤20に送信される。
【0025】
なお、主制御基盤10からサブ制御基盤20には、図柄組み合わせ指定コマンドの他、図柄の変動表示の開始を指示すると共に、変動パターンを指定するコマンド(以下、「図柄変動表示開始コマンド」と言う。)と、各図柄表示領域の図柄の停止表示を指示するコマンド(以下、「図柄停止表示コマンド」と言う。)との合わせて3つが送信される(図6参照)。即ち、上述のように、図柄組み合わせ指定コマンド1つによって図柄の組み合わせが一意に指定されるため、主制御基盤10からサブ制御基盤20に送信されるコマンドの数が3つとなり、従来に比べ、必要となるコマンド数が削減される。
【0026】
RAM13は、各種プログラムの実行時に生成される種々のデータを一時的に記憶する。
サブ制御基盤20は、CPU21と、ROM22と、RAM23とを含んで構成される。
CPU21は、主制御基盤10から送信される各種コマンドおよび各種データに基づいて、特別図柄表示装置30およびその他の装置を直接制御する。
【0027】
また、CPU21は、主制御基盤10から図柄組み合わせ指定コマンドを受信すると、ROM22に記憶された図柄組み合わせテーブル(後述)を参照し、その図柄組み合わせ指定コマンドに対応する図柄の組み合わせを選択し、図柄停止表示コマンドを受信したことに対応して特別図柄表示装置30に表示させる。
ROM22は、主制御基盤10から受信した制御コマンドに基づいて、特定の図柄の組み合わせを選択するためのプログラムおよびサブ制御基盤20に接続された各装置を制御するための種々のプログラムと、特別図柄表示装置30に表示させる図柄の組み合わせが格納された図柄組み合わせテーブルとを記憶している。
【0028】
図7は、図柄組み合わせテーブルを示す図である。図7において、図柄組み合わせテーブルには、主制御基盤から送信される図柄組み合わせ指定コマンドと、それに対する図柄の組み合わせとが対応付けて記憶されている。
RAM23は、各種プログラムの実行時に生成される種々のデータを一時的に記憶する。
【0029】
特別図柄表示装置30は、サブ制御基盤20から送信される各種制御コマンドに従って、所定の図柄を変動表示したり、停止表示したりする。
なお、その他の装置には、パチンコ機1に備えられた各種ランプや、電動役物等の装置が含まれ、サブ制御基盤20は、主制御基盤10から送信される制御コマンドに従って、これらの装置も直接制御する。
【0030】
このような構成の下、主制御基盤10およびサブ制御基盤20は、以下のような機能構成となる。
図8は、主制御基盤10およびサブ制御基盤20の機能構成を示すブロック図である。
図8において、主制御基盤10は、抽選部10aと、第1バイト/第2バイト判定部10bと、テーブル記憶部10cと、コマンドコード生成部10dと、コマンドコード送信部10eとを含んで構成される。
【0031】
抽選部10aは、大当たりあるいは停止図柄の組み合わせの抽選等、遊技に関する種々の抽選を、遊技球が始動検出スイッチ119aに検出されたタイミングで行う。
具体的には、抽選部10aは、始動口119内に設けられた始動検出スイッチ119aが遊技球の通過を検出したことに対応して、大当たりの抽選を行うための抽選用カウンタから乱数を取得する。また、抽選部10aは、特別図柄表示装置30が図柄の変動表示を開始する直前に、図柄組み合わせ選択乱数の取得(停止図柄の組み合わせに関する抽選)を行っている。
【0032】
ここで、抽選部10aは、特別図柄表示装置30が図柄の変動表示を行っていない場合には、図柄組み合わせ乱数の取得を直ちに行う。一方、特別図柄表示装置30が図柄の変動表示を行っている場合には、抽選部10aは、抽選用カウンタから取得した乱数を所定のメモリに一旦記憶し、特別図柄表示装置30が図柄の変動表示を終了した後、メモリに記憶した乱数を読み出すと共に、図柄組み合わせ乱数の取得を行う。
【0033】
つまり、停止図柄の組み合わせに関する抽選は、特別図柄表示装置30において図柄の変動表示が開始される直前に行うように、大当たりの抽選のための乱数が所定のメモリに記憶されているか否かに応じて、停止図柄の組み合わせに関する抽選のタイミングが変更されるように制御するものである。
なお、大当たりの抽選のための乱数を記憶するメモリには、記憶可能な乱数の個数に上限が設けられており、その上限を超える個数の乱数は記憶しないように制御している。
【0034】
第1バイト/第2バイト判定部10bは、抽選部10aの抽選結果に基づいて、テーブル記憶部10cが記憶する所定のテーブルを参照しつつ、図柄組み合わせ指定コマンドの第1バイトおよび第2バイトそれぞれのコードを判定する。
テーブル記憶部10cは、大当たり図柄コマンドテーブル、リーチ図柄コマンドテーブルおよび非リーチ図柄コマンドテーブル(図2〜4参照)を記憶する。
【0035】
コマンドコード生成部10dは、第1バイト/第2バイト判定部10bの判定結果に基づいて、第1バイトおよび第2バイトを結合し、図柄組み合わせ指定コマンドを生成する。
コマンドコード送信部10eは、コマンドコード生成部10dによって生成された図柄組み合わせ指定コマンドをサブ制御基盤20に送信する。
【0036】
また、サブ制御基盤20は、コマンドコード受信部20aと、コマンドコード解釈部20bと、テーブル参照部20cと、テーブル記憶部20dと、図柄組み合わせ選択部20eとを含んで構成される。
コマンドコード受信部20aは、主制御基盤10から送信された図柄組み合わせ指定コマンドを受信し、一時的に保持する。
【0037】
コマンドコード解釈部20bは、コマンドコード受信部20aによって保持された図柄組み合わせ指定コマンドを第1バイトおよび第2バイトのコードに分離する。
テーブル参照部20cは、コマンドコード解釈部20bが解釈した第1バイトおよび第2バイトのコードそれぞれに基づいて、テーブル記憶部20dが記憶する図柄組み合わせテーブルを参照する。
【0038】
テーブル記憶部20dは、図柄組み合わせテーブル(図7参照)を記憶する。
図柄組み合わせ選択部20eは、テーブル参照部20cの参照結果に基づいて、特定の図柄の組み合わせを一意に選択し、選択した図柄の組み合わせを表示させるための信号を特別図柄表示装置30に出力する。
次に、パチンコ機1の制御動作について説明する。
【0039】
図9は、主制御基盤10のCPU11が行う表示図柄指示処理を示すフローチャートである。表示図柄指示処理は、パチンコ機1の電源投入と共に開始され、パチンコ機1の稼動中は繰り返し実行される。
図9において、CPU11は、遊技盤面に設けられた始動口119に遊技球が入賞したか否かの判定を行う(ステップS1)。
【0040】
ステップS1において、始動口119に遊技球が入賞していないと判定した場合、CPU11は、ステップS1の処理を繰り返し、始動口119に遊技球が入賞したと判定した場合、CPU11は、各種抽選のための乱数を取得する(ステップS2)。具体的には、CPU11は、図柄の変動表示パターンを決定するための変動パターン乱数、停止図柄の組み合わせを決定するための図柄組み合わせ選択乱数、大当たりであるか否かを決定するための大当たり乱数、リーチ演出を行うか否かを決定するためのリーチ乱数を発生する。
【0041】
次に、CPU11は、大当たり乱数に基づいて大当たりの抽選結果が大当たりであるか否かの判定を行い(ステップS3)、大当たりの抽選結果が大当たりでないと判定した場合、リーチ乱数に基づいてリーチの抽選結果が当たりであるか否かの判定を行う(ステップS4)。
ステップS4において、リーチの抽選結果が当たりでないと判定した場合、通常のはずれの演出表示であることから、CPU11は、非リーチ図柄コマンドテーブルを参照し、図柄組み合わせ選択乱数に基づいて、図柄組み合わせ指定コマンドを選択する(ステップS5)。
【0042】
一方、ステップS4において、リーチの抽選結果が当たりであると判定した場合、リーチからはずれとなる演出表示であることから、CPU11は、リーチ図柄コマンドテーブルを参照し、図柄組み合わせ選択乱数に基づいて、図柄組み合わせ指定コマンドを選択する(ステップS6)。
また、ステップS3において、大当たりの抽選結果が大当たりであると判定した場合、CPU11は、大当たり図柄コマンドテーブルを参照し、図柄組み合わせ選択乱数に基づいて、図柄組み合わせ指定コマンドを選択する(ステップS7)。
【0043】
ステップS5,S6,S7の後、CPU11は、変動パターン乱数に基づいて、図柄の変動パターンを決定し、図柄変動表示開始コマンドをサブ制御基盤20に送信する(ステップS8)。
次いで、CPU11は、図柄組み合わせ指定コマンドをサブ制御基盤20に送信し(ステップS9)、特別図柄表示装置30によって所定パターンの図柄変動表示が終了されることを待つ待機状態となる(ステップS10)。なお、ステップS8における図柄変動表示開始コマンドと、ステップS9における図柄組み合わせ指定コマンドとは、サブ制御基盤20にまとめて送信することとしてもよい。
【0044】
特別図柄表示装置30によって図柄の変動表示が終了すると、CPU11は、仮停止状態となっている図柄の停止表示を指示するため、サブ制御基盤20に図柄停止表示コマンドを送信し(ステップS11)、表示図柄指示処理を繰り返す。
以上のように、本発明を適用したパチンコ機1は、サブ制御基盤20に図柄組み合わせ指定コマンドに対応する停止図柄の組み合わせを記憶しておき、主制御基盤10において、図柄組み合わせ指定コマンドを抽選に基づいて選択する。そして、主制御基盤10からサブ制御基盤20には、停止図柄を指定するために、図柄組み合わせ指定コマンドが1つ送信される。
【0045】
したがって、複数の図柄表示領域が設けられている場合であっても、主制御基盤10からサブ制御基盤20に、各図柄表示領域の停止図柄を指定する制御コマンドを個別に送信する必要がなく、主制御基盤10とサブ制御基盤20との間で行われる通信を効率化できる。また、主制御基盤10においては、停止図柄を指定するための処理が簡略化されるため、処理速度の向上を図ることができると共に、主制御基盤10に記憶しておくプログラム容量を削減できる。さらに、サブ制御基盤20においては、主制御基盤10から制御コマンドを受信し、特定の図柄を指定する処理が1回で済むことから、停止図柄を指定するための処理が簡単となり、サブ制御基盤20に記憶しておくプログラム容量を削減することも可能となる。
【0046】
また、サブ制御基盤20において、停止図柄を指定するために実行される処理工程が減少することにより、サブ制御基盤20における処理速度の向上を図ることができる。
さらに、大当たりの抽選においてはずれとなっているにもかかわらず、停止図柄の組み合わせが大当たりの図柄となってしまう事態を予め避けることができる。そのため、大当たりの抽選においてはずれとなっているにもかかわらず、停止図柄の組み合わせとして大当たりの図柄が選択されてしまった場合に、強制的に図柄をずらす処理を行う必要がなくなり、主制御基盤10における制御を簡略化できる。
なお、サブ制御基盤20には、停止図柄の組み合わせとして考えられるすべてを記憶しておく場合のほか、その一部のみを記憶しておき、サブ制御基盤20において必要となる記憶容量を削減するといったことも可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、補助制御基盤に図柄組み合わせ指示信号と図柄の組み合わせとを対応付けて記憶しておき、主制御基盤において、抽選等によって決定した図柄組み合わせ指示信号を補助制御基盤に送信する。
したがって、複数の図柄表示領域が設けられている場合であっても、主制御基盤から補助制御基盤に、各図柄表示領域の停止図柄を指定する信号を個別に送信する必要がなく、主制御基盤と補助制御基盤との間で行われる通信を効率化できる。また、主制御基盤においては、停止図柄を指定するための処理が簡略化されるため、処理速度の向上を図ることができると共に、主制御基盤に記憶しておくプログラム容量を削減できる。さらに、補助制御基盤においては、主制御基盤から信号を受信し、特定の図柄を指定する処理が1回で済むことから、停止図柄を指定するための処理が簡単となり、補助制御基盤に記憶しておくプログラム容量を削減することも可能となる。
【0048】
また、補助制御基盤において、停止図柄を指定するために実行される処理工程が減少することにより、補助制御基盤における処理速度の向上を図ることができる。
さらに、複数の図柄表示領域に表示可能なすべての図柄の組み合わせのうちの一部のみを補助制御基盤に記憶し、図柄表示装置に表示することで、補助制御基盤に記憶する情報量を削減することができる。
【0049】
さらに、大当たりの抽選結果がはずれとなっているにもかかわらず、大当たりの図柄が停止図柄として選択されてしまう事態を予め避けることができる。そのため、大当たりの抽選においてはずれとなっているにもかかわらず、停止図柄の組み合わせとして大当たりの図柄が選択されてしまった場合に、強制的に図柄をずらす処理を行う必要がなくなり、主制御部における制御を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ機1の遊技盤面10の概略構成を示す図である。
【図2】本発明を適用したパチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。
【図3】大当たり図柄コマンドテーブルを示す図である。
【図4】リーチ図柄コマンドテーブルを示す図である。
【図5】非リーチ図柄コマンドテーブルを示す図である。
【図6】主制御基盤10からサブ制御基盤20に送信される各コマンドを示す図である。
【図7】図柄組み合わせテーブルを示す図である。
【図8】主制御基盤10およびサブ制御基盤20の機能構成を示すブロック図である。
【図9】主制御基盤10のCPU11が行う表示図柄指示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機
10 主制御基盤
11,21 CPU
12,22 ROM
13,23 RAM
20 サブ制御基盤
30 特別図柄表示装置

Claims (4)

  1. 遊技機全体を制御するための主制御部と、前記主制御部から送信される制御信号に基づいて、遊技機に備えられた複数の制御対象装置を直接制御する補助制御部と、該補助制御部によって制御され、複数の図柄表示領域を有する図柄表示装置とを備え、遊技球の入賞を契機とする抽選に基づいて、前記複数の図柄表示領域において図柄を変動表示することにより抽選結果の演出表示を行う遊技機であって、
    前記主制御部は、前記複数の図柄表示領域に表示する図柄の組み合わせを単一の信号によって指定する図柄組み合わせ指示信号を前記補助制御部に送信し、
    前記補助制御部は、複数の図柄組み合わせ指示信号と、各図柄組み合わせ指示信号に対応する前記図柄の組み合わせとを対応付けて予め記憶し、受信した前記図柄組み合わせ指示信号に対応する図柄の組み合わせを前記図柄表示装置に表示させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記主制御部は、表示図柄に関する抽選を行い、該抽選結果に基づいて、前記図柄組み合わせ指示信号を決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記主制御部は、大当たりであるか否かあるいはリーチ演出を行うか否かを決定するための遊技内容に関する抽選を行い、該遊技内容に関する抽選結果と、前記表示図柄に関する抽選結果とに基づいて、前記図柄組み合わせ指示信号を決定する図柄組み合わせ決定手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記補助制御部は、前記複数の図柄表示領域に表示可能なすべての図柄の組み合わせのうちの一部を所定の図柄組み合わせ指示信号と対応付けて予め記憶し、前記主制御部は、該所定の図柄組み合わせ指示信号の1つを前記補助制御部に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
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